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かなり前の映画なので、今更ながらですが、DVDを買って帰っていたのでみてみました。面白かった....と言ってよいかな。福助(当事はまだ児太郎だったのかな)が熱演してたし、何よりも、南座での娘道成寺の踊りを、舞台の裏側からみられるってのがご馳走だし。踊りのシーンは多かったし。ただ、まあ、変なストーリーではあったかな..。私の悪い癖でもって、つっこみたくなる所もいっぱいだったし。亡くなった双子の姉だか妹だかの足跡をたどって歌舞伎役者に弟子入りするのですが、いきなり道成寺? まあ、それはいい。映画なんだから、そういうのもありでしょう。で、姉妹の遺品の振りノートをみて、振りをしてみるって、プロのダンサーといえど、日舞をぜんぜんしたことがない人が、いくらなんでも。バレエなどと違って、日舞には”振りつけ用の記号”の決まりなんてないし、ベテランの舞踊家でないと、人の振りノートを解読するのって難しいでしょう。まあ、それもいい。師匠である歌舞伎役者が行方不明になったあと、内弟子が南座で道成寺を踊るって、これもまたどういう設定じゃ。まあいい。ストーリー展開上必要なんでしょ。牧瀬里穂ちゃんの踊りは..大人になってから始めたそうなので、頑張ってたということにしておこう。問題は、内弟子役さん。着物での立ち居振る舞いは、なかなかよかったんですよ。内弟子に見えました。でも、福助との二人道成寺のシーンは、いくらなんでも、それは...。やっぱり知名度が低い人でもいいから、歌舞伎役者か若手舞踊家をひっぱってきた方がよかったのでは。本編はさておき、DVD特別版というのを買ったので”おまけ”として、福助が”中村福助”として、道成寺で「娘道成寺」を踊った映像がそっくり入ってました。これが、台風接近による大雨の中、野外で踊ってるんですよ。仮説屋根とかもなし。映画の本編顔負けにすさまじいんです。踊る方も、観る方もずぶ濡れ。衣装スタッフさんは、大泣きに泣いたでしょうねえ。ざざぶりの中、ただでさえ重いお衣装は、水をたっぷり踏んでさぞや。舞台だって、滑ったでしょうに。さすがに最後は鐘にのらず、鐘の裏に一旦隠れて、変化してでてきて見得で終わりでした。映画でも道成寺の境内で踊るシーンがありますが、それ以上の、壮絶な踊りだったことでございましょう。
2012年01月24日
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年末年始はどこにも行きませんでしたが、週末、ちょっと久しぶりに日帰りで"隣国"へ行ってきました。フランス側へ山を降りると、麓にフォアという町があります。ここの領主フォア伯爵が、アンドラを所有していた時代があります。えー、ちなみに、毎度繰り返してますが、現在は、仏大統領とウルゲル司教の二人のアンドラ公の下、地元選出の大統領(首相だったかな...)がいる立憲君主制です。ま、とにかく、世が世なら、ここのフォア伯爵が御領主様だったわけで、そのお膝元の城下町に物見です.....と、車ではるばるクネクネと山を降りたはいいのですが、日曜じゃん。日曜は、フランスやスペインでは、お店はぜーんぶ閉まってるんだった! すっかり忘れていました。(小国だけど)観光大国のアンドラは、日曜日だって、お店はたくさん開いているし、イギリスも、法律改正後は、時間制限はあるものの、日曜営業をしているし、この大陸ヨーロッパのシキタリに不慣れなのです。フォアは小さな町だから、カフェさえも閉まってました。クレープ食べようと言ってたのに...(涙)仕方ないので、お城を外から拝見。ごちゃごちゃとした古いハイストリート、お店が開いてたら、楽しそうなのに、今日は、完全にゴーストタウンです。人気のない通りに止められたバイク。シャッター街のような雰囲気の中で、ここだけ色彩が鮮やか。デザインがレトロな雰囲気で、ちょっとクール。
2012年01月19日
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