全10件 (10件中 1-10件目)
1
<クレーン事故>37階から落下、中国人ツアー客のバス直撃で5人死傷2009年4月24日午後、台北市の工事現場で37階の高さからクレーンが墜落し、中国人観光客の乗った観光バスを直撃する事故が発生、死者2人、負傷者3人を出す大惨事となった。中国新聞社が伝えた。 24日午後2時ごろ(現地時間)、台北市信義区松高路の工事現場で37階の高さからクレーンが突如落下。広東省からの中国人観光客25人が乗った観光バスの後部を直撃した。一行は昼食を終え、午後の観光目的地・台北国際金融センター(台北101)へ向かう途中だった。 この事故で2人が死亡、3人が負傷した。負傷者はその後病院で手当てを受けている。事故の原因など、詳しい状況はまだはっきりしていない。 ・・・動画ニュース台湾海峡両岸間の海運新ルート台湾の客船が23日、中国大陸アモイから観光客900人を乗せて澎湖島経由で高雄に到着。大陸の旅客が海を渡って高雄に入るのは初で、両岸海運新ルートに。
2009年04月24日
コメント(2)
草なぎ剛容疑者逮捕・台湾・中国・韓国でも速報!!ある程度想像はしていましたが韓国以外でもここまで騒動が燃え上がるとは思ってもいませんでした。思った以上に日本の芸能界に密着していたんだと!90年代の日本好き少女を熱狂させたSMAP「イメージダウン避けられない」2009年4月23日、人気グループ・SMAPの草なぎ剛容疑者が公然わいせつ罪で現行犯逮捕された事件は、親日派の多い台湾を中心とした中国語圏でも大きく報道されている。YAHOO!台湾の報道。同社は事件の第1報を速報で伝えたほか、その後の関連報道も詳細に追っている。草なぎ容疑者が容疑を認める一方、衣服を脱いだ経緯については「覚えていない」としたことや、地上デジタル放送普及推進のイメージキャラクターをはじめ、出演する数社の広告が放送中止あるいは降板となったこと、鳩山邦夫総務相が「最低の人間だ」としたコメントまでが、逐一伝えられている。台湾のTV局・TVBSはSMAPの台湾における位置づけについて、「90年代の日本好き少女にとってトップグループであり、現在も人気を博している」と報じている。また、台湾紙・中国時報は草なぎ容疑者について「草食系男子を代表する人物。穏やかな性格で品行方正」と紹介。しかし、TVBSは「これまで完璧なイメージを保ってきたSMAPにとって、今回の事件によるイメージダウンは避けられないだろう」と論じた。SMAP草なぎ容疑者、公然わいせつ罪で逮捕-台湾で速報400x267(写真は台湾で個人が開設したSMAPのファンサイト) 「誰が想像しただろうか?大人しそうな『草食男』の草なぎ剛が、酔っ払って公園で全裸になり、公然わいせつ罪で逮捕!」台湾の速報は衝撃的に報じた。 東京赤坂警察署は23日深夜3時ごろ、赤坂ミッドタウン付近の檜町公園で男が全裸で騒いでいるとの通報を受けた。警察官が駆けつけると、男はSMAPのメンバー、草なぎ剛で、酔っ払って全裸になっていた。職務質問に対し「裸になって何が悪い」と大声で叫んだという。 警察官はその場で、公然わいせつ罪容疑で逮捕、現在は取り調べ中だ。検査の結果アルコールが高い濃度で検出されたという。本人および事務所からの公式発表はまだない。 台湾では日本のドラマや映画の人気が高く、SMAPのファンも多い。台湾ヤフーの動画検索にも、フジテレビの番組「SMAP×SMAP」やドラマ、CMなどの動画が多数投稿されている。同じジャニーズ事務所の「嵐」は昨年台湾でのコンサートを行った。「SMAP草なぎ逮捕」に中国ファン「ありえない!」日本の男性人気アイドルグループ「SMAP」のメンバー、草なぎ剛容疑者が公然わいせつの現行犯で逮捕された問題について、報道を目にした中国のファンからは「信じられない!」との声が噴出している。中国のエンタメウェブサイト、新浪影視が23日付で伝えた。(なぎは「弓へん」に「剪」) サイトの書き込みには、「全裸!? ありえない!」、「めまいがする」、「剛君、どうしちゃったの?!」、「何も言えない…」など、同容疑者の行為が信じられない、といった声が大半を占めた。行為自体については「変態か!」と辛らつな意見もあったが、「酔って服脱いじゃっただけでしょ?」、「大目に見てあげてよ」、「SMAPの今後の活動に影響しませんように」など、同容疑者を擁護する内容が目立った。【韓国ブログ】草なぎ剛の全裸騒動、CM中断ラッシュに異議23日に公然わいせつで緊急逮捕された草なぎ剛のニュースが韓国でも速報が流れるなど、トップスターの逮捕に隣の韓国でもショックが走った。 韓国でシングルのアルバムを出して、韓国語を積極的に勉強していることで、韓国では親韓派スターとして不動の人気を誇っている。ショックを受けたネットユーザからは様々な憶測が飛び交っている。全裸になった真相が知りたいという声が多数寄せられるほか、事件を乗り越えていいイメージでの復帰を望む応援のメッセージも上がっている。 ショックを受けたというブロガーannaは自身のブログに関連の記事を載せ「トップスターとして順調そうに見えていたのにどんな悩みがあったのかしら。辛いことがあってもそれをみせられない芸能人は大変そう。周りに悩みを相談できる人がいたとしたら、せめてこういう事態にはならなかったのでは……」と心境を語っている。 また、ブロガーshowbizは相次ぐCMの打ち切りについて「日本は開放的だと思っていたのに韓国と大して変わらない。失態は社会的に物議をかもすだろうが、他人に大きな被害を与えたわけでもない。殺人犯でもないのに、出演CMの打ち切りラッシュは厳しすぎるような気がする」と擁護する見解を示し、さらに「人の人生で失敗はつきもの。国民に対する謝罪発表で騒動が収まることを祈る」と続けた。
2009年04月24日
コメント(2)
「本土反攻」計画、蒋元総統の手書き原稿が公開される2009年4月21日、50年前に「中国本土反攻」の秘密基地が置かれていた故・蒋介石(しょう・かいせき)元総統一族の旧別荘地「後慈湖」で、中国本土を攻撃する「国光計画」を記した蒋元総統の手書きの原稿が初めて一般公開された。人民網が伝えた。「国光計画」は62年、大躍進政策によって国力を疲弊させた中国本土に対し、攻撃のチャンスと捉えた蒋元総統が着手したもの。政府や軍部に専門の組織を設置し米国の支持を得ようとしたが、全面戦争に発展することを恐れた米国はこれに反対した。その後、海軍戦艦が中国沿海を偵察していた65年、人民解放軍に撃沈されたことをきっかけに計画の遂行は難しいと判断した蒋元総統は、規模の縮小を開始。72年には計画の中止が宣言された。「後慈湖」は台湾の桃源県と国防当局が半年の改装を経て、展覧館として一般開放した。「国光計画」の手書きの原稿は観光客が自由に閲覧することができる。米や電気代はいくら?中国人観光客がガイドを質問攻め2009年4月15日、台湾の夕刊紙「聯合晩報」14日付けの記事によると、中国本土からの台湾観光が解禁され、雇用機会の多いツアーガイドになりたい、という人が増えているが、現実は決して甘くないらしい。「中国新聞網」が伝えた。 「中国本土からの観光客をガイドすると、まずマナーや習慣の違いに驚かされる」とあるガイドは話す。本土の人の台湾への知識は決して少なくなく、言葉の上でも大きな違いはないものの、中国本土の人が何でも聞きたがるのに閉口するという。「家の電気代はメーターでいくら?」「米は500gいくらだ」などなど、こうした質問にいつでも答えられるようにしておかなければならない。また、何日もガイドをするとなると話題も多く準備しておかなければならず、それが苦痛になるのだと明かす。 しかし、中国本土からの観光客増加は、台湾の観光収入増に直結する。本土からの観光客の消費を促すためにはガイドのトーク技術を上げるよう必要があると、あるベテランガイドは指摘しており、「台湾のウーロン茶は何種類あるか」といった質問に答えられないようではガイド失格だと話している。交流協会調査:最も好きな国「日本」38%でトップ 日本の対台湾窓口機関・交流協会は昨年末、大手リサーチ会社・ニールセンに委託し、台湾の20歳から80歳の1040人を対象に、日本についてのアンケート調査を実施。交流協会が22日に発表した調査結果によれば、最も好きな国は「日本」とした人が38%で、2位の「アメリカ」に30ポイント以上の差をつけてトップだった。また「日本に親しみを感じるかどうか」については、69%の回答者が「親しみを感じる」と回答。日本は、「旅行したい国」でも、2位のヨーロッパを大きく引き離して44%でトップ、「日本に旅行に行きたいかどうか」という質問では、実に90%の回答者が「行きたい」と答えるなど、台湾の人々の多くが、日本に対し親近感や好イメージを持っている事が示された。アンケート結果は、 交流協会のホームページで公表されている。
2009年04月23日
コメント(2)
阿里山の観光客が3/22に過去最高に 中国大陸からの観光客が増えていることで、阿里山を訪れる人がここ60年で最も多くなった。阿里山国家風景区管理処によると、今年の阿里山さくら祭り(3/15~4/15)では一ヶ月で、延べ30万人が阿里山を訪れた。そのうち、昨年から解禁された中国大陸からの観光客が延べ6万9000人と大きく貢献。特に、3月22日に阿里山国家風景区に入場した人は延べ2万7000人あまりで、同風景区オープンから60年余りで最も多くなったという。阿里山では世界的にも有名な登山鉄道の安全性が心配されるなど、今年はマイナス要素があったが、中共国務院の温家宝・首相が台湾観光を希望、「阿里山には這ってでも行きたい」と発言したことなどから人気がいっそう高まった模様。 中国大陸からの観光客はここへ来て激増。4月は当初の計画における上限、1日3000人を突破。15日には合計6800余人が来台。行政院は中国大陸で休暇の習慣があるメーデー(5/1)の期間までは一日7200人まで枠を広げる考え。一方で宿泊施設や観光バスが不足する事態も。ペットボトルからビル?来年の国際花展で公開 台湾の大型企業グループ、ファーイースタン(遠東)はこの度、台湾元1億元あまりをけて、世界初のペットボトル製ビルを建てると明らかにした。このビルは幅80メートル、高さ30メートルで、9階から10階建てのビルの規模になる。2010年11月、台北国際花卉博覧会で登場する。設計を担当する小智研究開発公司の黄謙智さんは21日、使用済みのペットボトル100万個を集め、それを材料に六角形のブロック30万個を作ると述べた。加工プロセスは、洗浄、分解、溶解などで、環境保護や建築分野での新技術が多く使用されるという。黄謙智さんは、「ペットボトルをプラスチック・ブロックに変える。ブロックは積み重ねられ、互いが組み合わせられるようにして、風圧や重さに耐えられるようにする。ペットボトルのように内部を空洞にして保温効果をもたせる」と述べた。黄さんは、ペットボトルで作るビルは建設費が安く、熱をさえぎる力も強い他、二酸化炭素排出量が伝統的な建材の10分の1で済むとしている。台北国際花卉博覧会の開催期間は6ヶ月。閉幕後はどうするかについて、黄さんは、「いろいろな案があるが、人工繊維に作り変えてじゅうたんや服にするなど、全て環境保護にプラスのもの」としている。 香港に劣らない都市・台北、「ここで暮らせて本当に幸せ」と伝記作家 2009年4月16日、台湾の著名な伝記作家・王豊(ワン・フォン)氏が、「鳳凰網」のブログページに「台北に暮らして」というタイトルの文章を掲載した。台北市での暮らしを独自の視点で伝えている。中国社会科学院が先ごろ発表した「2009年中国都市競争力ランキング」によると、総合競争力トップは香港。次いで深セン市(広東省)、上海市、北京市、台北市(台湾)、広州市(広東省)、青島市(山東省)、天津市、蘇州市(江蘇省)、高雄市(台湾)の順となっている。王氏は自身のブログに「台北に一度来てみれば生活の質でトップの香港にも決して劣らないことに気付くだろう」と主張している。台北市東部のはずれに王氏は暮らす。清朝統治時代は一面荒野だったが、情報化時代への突入ととともに、都市化が急ピッチで進み、ビルが次々と建設された。交通網も整備され、今では数十万人が通勤に地下鉄を利用している。王氏も「かつて週5回は車を運転していたものたが、今では週2回に減った。運転日以外は、アリのように地下の穴(地下鉄)に潜る」という。「多くの都市を訪ねたが、ここ(台北)に住めて本当に幸せだと感じる」と王氏。食の安全への取り組み、健康保険制度の充実を紹介しながら「安全、清潔、気まま」などと市の長所を挙げ、「中国も台湾も香港もみな1つの家族。台北の長所が、いつか中国のすべての都市に共通するものになるよう願っている」とまとめている台北市から初の温泉証票 台北市は21日、「温泉法」に基づいた「温泉証票」の第1号を台北市北投区にある「北投温泉公共浴室」に交付した。市は近く、「瀧の湯」と「月光荘旅社」にも交付する。「温泉法」は2003年に公布され、周知のため7年が置かれた。来年7月から実施され、「温泉証票」のない業者は営業ができなくなる。「温泉証票」の取得は業者が申請し、自治体が泉質、衛生、防火、建築などを審査し、合格した者に交付され、3年に1回の更新。全国ですでに7枚が交付されている。北投温泉公共浴室」は北投区中央北路一段2号にあり、もとは和式平屋建てだったが、2000年に建て替えられた。源泉は地熱谷で数少ない青鉱泉。1階の大浴場は1人90元。2階の個室は250元と350元の2種あり、3人まで入れる。台北県のタクシー追加運賃に批判 台北県の僻地のタクシー料金はメーターだけではなく、別料金が存在し、利用者から批判が出ている。淡水地区ではメーター料金に30元が割り増しされ、初乗り料金が100元となっている。他の場所でも、瑞芳駅から九分まで150元、金瓜石まで200元、烏来でもトロッコ乗り場からロープウエー乗り場まで200元など。業者によると、これら辺鄙な場所は市内と違って帰りの客を見つけることができず、空車のことが多いための救済措置という。2005年からこの割増料金制度が取り入れられたが、その前は交渉制だったため、足元を見た運ちゃんの吹っかけ料金に泣いた利用者も多かったという。
2009年04月22日
コメント(0)
台中MRTが本格始動、経建会で計画通過★ 最近、めぼしいニュースがなく更新が滞っていました。 J・チェンのおじさんは日本の政治家のようなたわごとを言っているし台湾と本土の蜜月が順調なようなニュースが流れていますが信じません。元々、台湾のマスコミは昔から国民党のお抱え的なところがあって台湾の国民自身が信用していないところがあるそうです。どんなニュースであっても一応、一歩引いたところから眺めることにしています。台北、高雄に次ぐ台湾3都市目のMRT(新交通システム)となる台中MRTの建設計画が本格的に始動する。行政院経済建設委員会(経建会)はこのほど、建設費用の追加を含めた台中MRTの修正計画を承認した。今後は行政院の認可を待って着工に移る。今年10月の着工、2015年の開通を目指す。経建会は20日、修正計画を承認、停車駅を当初予定の15から18カ所に、総工費を287億9,500万台湾元から513億9,000万元に引き上げた。うち、中央政府が328億3,400万元、台中市政府が147億7,600万元、台中県政府が37億8,000万元を負担する。緑線は、台中市北屯区から新市政中心や文心路商圏、圓形劇場などを経て台中県烏日郷までを結ぶ全長16.71キロメートル。うち15.94キロメートルが高架区間、0.77キロメートルが地下区間となる。「旧社公園」「大慶車」駅では台湾鉄路(台鉄)と、「烏日駅」では高速鉄道(高鉄)、台鉄と連絡する。高鉄から台中市内へのアクセスも便利になりそうだ。■5年越しの計画始動行政院は2004年に台中MRTの建設計画を決定した。当初は12年の開通を予定していたが、物価上昇などにより計画が遅れていた。こうした経緯があるため、順調に10月の着工にこぎつけられるかどうかには疑問も残る。現に、建設が進む空港MRTでは原材料価格の値上がりなどで土木工事入札の流会が続き、工期が延期に。昨年4月に正式開通した高雄MRTでも、工事に絡む汚職や事故などが起き開通が遅れた。■百貨店・不動産業者に歓迎ムード着工が実現性を帯びてきたことで、百貨店の間では歓迎ムードが広がっている。新光三越台中店幹部は、「商圏が拡大する。また周年慶(創業祭)やセール時の周辺地域の渋滞も解消される」と期待感を示す。また建設・不動産業者も、「富を得たいなら、道を開くべきだ」とのことわざを引用し、「台中市が発展を遂げるためには、交通インフラ整備は急務だ」と話している。■高雄MRT、開通1年も利用者伸び悩み一方、開通から約1年が過ぎた高雄MRTは利用者が伸び悩んでいるようだ。運営会社の高雄捷運公司の統計によると、月間利用者数は正式に開通した昨年4月から280万~340万人前後を推移。同年9月に橘線が開通したことで、翌10月には430万人まで伸びた。しかし今年に入ってからは減少傾向にある。台中市交通処の温代欣処長は、毎日8万~9万人が利用すれば収支均衡は可能だ、との見方を示している。21日付台湾各紙が伝えた。
2009年04月22日
コメント(0)
八重山3市町、台湾東部と“生活圏”構想 沖縄県与那国町と花蓮市との間で始まった小さな交流が、同県八重山地域の3市町(同町、竹富町、石垣市)と台湾東部(宜蘭、花蓮、台東)の広域交流へと進む。3市町長が台湾を訪れて蔡啓塔・花蓮市長と、国境を越えた両地域の一体化を通じた「観光生活圏」の形成を目指す共同宣言に調印した。今後は両地域を結ぶ海と空の直航定期便の実現に努力する。 大浜長照・石垣市長、川満栄長・竹富町長、外間守吉・与那国町長の3人は13日に台湾入りした。約一週間の滞在中、広域交流を進めるため精力的に各地・関係機関を訪ねている。 15日には与那国町と姉妹都市を結ぶ花蓮市の主催で座談会に出席した。台湾側からは、石垣市の姉妹都市である宜蘭県蘇澳鎮、花蓮県、台東県の関係者や花蓮市議、大学教授らが出席した。 3人と蔡・花蓮市長は「観光生活圏」推進の共同宣言に調印した。双方は今後、【1】 毎年1回をめどに輪番制で合同会議を開き、観光・文化・産業の交流と発展について意見交換する。【2】 【2】将来の直航便就航を前提に毎年度、定期チャーター便の運航に取り組み、人的交流を図る――ことなどで合意した。 将来は、台湾東部からの安価な農産物の八重山地域への輸出、日本から台湾を訪れた観光客が東部から同地域へ向かう観光プランの実現などにも期待が寄せられている。 ■空と海の直航便実現が鍵 広域交流は姉妹都市である与那国町と花蓮市の関係から発展した。台湾が日本の統治下だった戦前は、就職・就学のため沖縄から日本本土ではなく台湾へ向かう県民が多かった。 また、与那国の漁民が近海で捕れた魚を台湾の港で売ることも日常的だったという。台湾との交流がもたらしたかつての賑わいを取り戻そうと与那国町は近年、花蓮市との関係強化を着実に進めてきた。 しかし、両地域の住民が気軽に行き来して「生活圏」を築くには、海や空の定期交通便の運航が欠かせない。そのため3人は華達国際海運と復興航空(トランスアジア)の本社を訪れた。 与那国町と華達国際は今年初め、花蓮~与那国の高速船の往復運航を計画した。だが天候不良などで取りやめている。同町は今年度200万円の予算を計上し、再挑戦する考えだ。復興航空は与那国と石垣にチャーター便を就航させた実績があるものの、現時点では定期化のめどは立っていない。 石垣市では2,000メートルの滑走路が整備された新空港が2013年に開港予定のため、国際定期便の就航も視野に入れている。台湾路線は有力候補と考えられている。また、大浜市長は市職員を台湾に常駐させたいとの考えも示した。 ■「台湾側の理解得られた」=沖縄県 このほか、3人は16日には総統府で蕭万長副総統と会見した。きょう17日に町長2人は帰国するが、大浜市長は石垣市からの留学生枠を設けた台北教育大を訪問した後、あす18日に戻る。 3人の訪台の成果について、沖縄県産業振興公社台北事務所の谷合誠所長は「蕭副総統との会見も実現し、両地域の交流推進に関しては台湾側でも一定の理解が得られたと思う。今後は航空会社などと具体的な協議をしていきたい」と話している。 会社法が改正、資本金制限を撤廃 立法院で14日、修正会社法が成立した。会社の最低資本金制限が撤廃され、資本金は1元でも設立できることになった。最低資本金は財政部が決めており、株式会社で50万元、有限会社で25万元となっている。現在、会社登記はネットで閲覧できるようになっており、最低資本金制限の存在価値はなくなっていた。台湾人の習性から会社の乱立が懸念されるが、経済部商業司は「資本金はすでに参考の一つに過ぎなくなり、営業内容が重要になってきている。営業活動がなければ、登記を取り消すこともある」としている。被害を受けるのは会計師とも言われている。会計師は会社設立保証などの業務を請け負ってきたが、今後はそれがなくなる。 膨湖島花火フェスティバルが大人気 5月1日から始まる恒例の膨湖島花火フェスティバルが、例年になく人気だ。去年の初日には7,500人程度の観光客だったが、今年の初日は労働節に当たり3連休となることから約16,000人の集客が見込まれている。膨湖県政府が飛行機や船のチケット割引キャンペーンを行ったことも要因のひとつ。毎年1ヶ月のみの開催だが、今年は2ヶ月半に期間を延長し、30万人の観光客を見込んでいる。幽霊車の霊柩車を摘発 南投県警察は先ごろ、スピード違反でキャデラックを改造した霊柩車を摘発した。葬儀業者は車の車検証を提出できず、エンジン番号もなかった。霊柩車は解体、輸入された後に組み立てられ、廃車ナンバーをつけた幽霊車とみられる。もちろん、車検や自賠責もなく、保険にも入ることはできない。霊柩車はますます豪華になる傾向にあり、業者は税金逃れに幽霊車を利用している。警察も見て見ぬふりをしていたがスピード違反の写真で取り締まらざるを得なくなった。
2009年04月17日
コメント(2)
八田与一氏の旧宅、2011年までに記念パークに 日本統治時代に、台湾の農業水利事業に大きな貢献をした八田与一さんのかつての住まいを2011年までに記念パークとする構想が明らかに。大手日刊紙『自由時報』が報じたところによると、総統府は7日、関係各機関と話し合い、八田与一さんのかつての住まいを修復して、2011年の命日5月8日までに記念パークとする構想を固めた。総統府の頼峰偉・副秘書長は7日、老朽化している住居を視察。住居は手が入れられておらず、大変傷んだ状態だとのことだが、これを修復して八田与一さんが住んでいたころの風景を再現する。総統府では八田与一さんらが、台南と嘉義を台湾の一大農業地帯へと変貌させた烏山頭ダムの建設に果たした貢献を子々孫々に伝えるとしている。 ポンコツパトカーが安全運転に一役 安全運転を呼び掛ける警察官人形はすでに見破られて効果が薄れたのか、台湾では高速道路に警告灯が回る現役のパトカーがこの役を務めている。40万キロを走ったポンコツだがまだ廃車はされていない。高速道路の路肩に止められ、スピードの出し過ぎをドライバーに無言で忠告している。高速道路で千元札が舞う 中山高速道路の苗栗付近の北行き車線でタクシーの中から千元札が巻かれているとの110番が7日昼、入った。高速道路警察が調べたところ、午前11時ごろから北上するタクシーから撒かれたことが分かった。新札で連番から少なくとも43万元が撒かれたとみられる。警察は料金徴収所の監視カメラから嘉義市のタクシーを割り出した。このタクシーの運転手は台北県汐止まで6000元の料金前払いで1人の男を載せたと説明している。男は40歳前後でやくざ風。高速道路走行中、窓を開けて千元札を撒き始めた。初めはいたずらではと思ったと語っている。高速道路上では多くの車が停車し、千元札を拾った。追い越し車線にまで飛び出して拾った人もあったという。警察は6枚、回収しただけだった。 人々に中国政府の想いは伝わっていない―台湾ブロガー2009年3月7日、「中台統一」に向けあの手この手で迫る中国本土政府に対し、「私達の気持ちが全く分かっていない」と台湾のブロガーが指摘した。「血は水よりも濃い」と中華民族の絆を強調しながら、一方ではミサイルを撃ち込むようなやり方では通用しないというものだ。台湾に馬英九(マー・インジウ)総統が誕生して以来、中台間は中国本土側が長年呼び掛けてきた「三通(直接の通信、通航、通商)」や双方窓口機関のトップ会談が実現するなど緊張緩和に向けた動きが加速している。だが、ブロガーによれば、台湾の人々は本土側がいくら今さら良い顔を見せても、中国軍が96年、基隆沖海域にミサイルを撃ち込んだ「台湾海峡ミサイル危機」を忘れていない。あれ以来、本土政府への信頼は完全に失われた。台湾の人々からすれば、本土側は長い間台湾の尊厳を踏みにじり台湾の人々に多大な苦痛を与えてきただけ。だが、本土側はそんな台湾の人々の気持ちなど知る由もなく、「自分たちはこんなにも台湾を想っているのに、なぜ応えてくれないのか」とじれったく思っているのが現状なのだとか。中台間はいまだかつてない活発な交流を展開しているが、ブロガーは「それでも主権が踏みにじられ、国際社会では孤立させれられた上、生命の危機もなくなった訳ではない」と釘を刺す。その上で、「中台間は『統一』や『独立』を論じる前に、一般市民の感情を互いに理解し合うことが大切な一歩である」と訴えた。【動画ニュース】 前科累犯攜槍械 古早味米苔目 鮑魚 滷肉 類義大利麺
2009年04月09日
コメント(2)
高鉄雲林駅の早期着工を、県民が熱望高速鉄道(高鉄)雲林駅の着工スケジュールが遅れていることで、雲林県がいら立ちを募らせている。従来計画の着工予定は2010年。しかし高鉄の経営も不景気の中で伸び悩んでおり、大規模な新規投資は難しい状態にある。蘇治芬県長は、県民数千人を動員して早期着工を求める抗議活動を展開、中央政府による財政支援を強く求めた。 6日付経済日報によると、蘇県長は5日、県民数千人を動員して同県虎尾鎮の高鉄駅予定地で早期着工を求める抗議活動を行った。高鉄を運営する台湾高速鉄路は建設前のBOT(建設・運営後に政府に施設を譲渡する)契約で、雲林、彰化、苗栗に新駅を建設することが義務付けられている。雲林はすでに駅周辺の開発に105億台湾元を投じており、計画の3駅の中で整備が最も進んでいる。ただ交通部高速鉄路局と台湾高鉄はどちらも自主的に着工に動きたくない様子で、計画は停滞気味だ。蘇県長は、不景気に加え台湾高鉄は財務的に困難にあると指摘した上で、中央政府が資金投入するべきだと訴えた。中央政府は4年間で内需拡大に投じる5,000億元の予算のうち、0.4%の200億元を回せば、雲林駅がすぐ着工に移れると主張している。ほか雲林県工業会の王茂陵理事長、雲林県科技工業区廠商聯誼会の郭村平理事長、台北市や台北県の雲林同郷会なども、中央政府へ高鉄雲林駅の早期着工を公式に要求している。王理事長は、台湾プラスチックグループの第6ナフサプラントが建設されて以来、雲林は農業と工業の両産業を兼ね備える県になったと指摘。その雲林に高鉄の駅が建設されないのは社会資源の浪費だとし、中央政府に問題への介入を求めた。昨年9月に実施された、雲林駅周辺の新興開発エリア「雲林高鉄特定区」の土地入札は、開通時期が不透明なことから低調に終わった。民間資本は様子見の状態にあり、雲林県としては早期の高鉄開通により青写真通りに経済発展を推し進めたい構えだ。■中央政府の資金引き出せるか台湾高鉄はすでに開通している8駅以外に、南港と苗栗、彰化、雲林に駅を設ける計画で、従来は2010年の完成を予定していた。ただ開通から2年3カ月が経過した現時点で、経営が好調との話は聞かれず、大規模な新規投資は難しい状況にあるようだ。台湾高鉄は3月中旬、開通以来初めて減便した。賈先徳・副総経理によると、高鉄は2007年1月の開通以来、過去9回増便している。しかし景気の失速に合わせ昨年後半あたりから乗客が減り始め、3月中旬から約13%減便している。同時に役員報酬もカットした。このような状況の中、雲林県は台湾高鉄ではなく中央政府に働きかけることで、早期の駅着工を目指している。ただ政府が計画外の支出に踏み切るのか、また苗栗など他県とのバランスをどう取っていくのかといった問題点も多く、今後の動きが注視される。
2009年04月07日
コメント(0)
台湾高鉄シャトルバス10路線が4月1日から運行開始 台湾高鉄(台湾版新幹線)の5系統の路線からなる無料連絡バスが3月31日で運行期間満了となることから、交通部および公路総局が関係機関を招集した協議を経て、計10路線が4月1日より運行開始する。 前述する5路線は、台湾高鉄無料連絡バスが運行していたルートを引き継ぐものである。・「高鉄桃園駅―台鉄桃園駅」線毎日80往復。県106番バスのルート上のバス停に停車する。桃園客運が運行する。・「高鉄新竹駅―東門市場」線毎日90往復。途中停車するバス停は、客家園区、交通大学、清華大学、馬偕医院、二分局、北大教堂、東門市場。国光客運が運行する。・「高鉄台中駅―東海大学―中科(中部サイエンスパーク)」線毎日100往復。途中停車するバス停は、朝馬、福安里、中港澄清医院、台中栄民総合病院、国安国宅、中科バスターミナル。和欣客運が運行する。・「高鉄台中駅―中国医大―台中公園」線毎日130往復。途中停車するバス停は、中山医学大学、永春東路口、大○路口、土庫停車場、公益公園、科学博物館、中山堂、台中一中、台中公園。統聯客運が運行する。「高鉄台南駅―台鉄台南駅」線毎日100往復。途中停車するバス停は、生産路口、バークレー(巴克禮)公園、台南監理站(サービスステーション)、東門国宅、成功大学自強キャンパス、成功大学光復キャンパス、台鉄台南駅、兵配廠。興南客運が運行。 このほか、今回新たに5路線が開設される。・「高鉄桃園駅―台鉄中歴駅」線毎日80往復。県17番バスのルート上のバス停に停車する。中歴客運が運行する。・「高鉄台中駅―僑光技術学院」線毎日80往復。途中停車するバス停は、黎明新村、朝馬、逢甲大学、僑光技術学院。和欣客運が運行する。・「高鉄台南駅―台南市政府」線毎日70往復。途中停車するバス停は、生産路口、大林新城、延平郡王祠、興南客運台南ターミナル、台南市政府。興南客運が運行する。・「高鉄台南駅―奇美医院」線毎日70往復。途中停車するバス停は、仁徳、仁徳交流道(インターチェンジ)、中華東・東門路口、兵仔市、奇美医院。興南客運が運行する。・「高鉄台南駅―台南科学園区(サイエンスパーク)」線毎日10往復。途中停車するバス停は、興南客運新化ターミナル、新市駅、奇美電子、台積電、南科商場。興南客運が運行する。 市内路線バス形式で運行される高鉄桃園駅を起点とする2路線を除き、その他8路線はすべて国道急行バスの方式で運行される。シャトルバスは主に高鉄の乗客へのサービスを目的とし、運行時間は片道40分以内で、途中停車するバス停は8停留場を超えないことを原則とする。発車時刻は高鉄のダイヤに合わせ、高鉄の駅出発便は途中のバス停で下車のみ可能であり、高鉄の駅へ向かう便は途中乗車のみ可能となる。運賃は、国道急行バスの基本運賃の25%増を上限として計算するが、初期段階として、台湾高鉄と業者の提携協力により、高鉄の乗客はシャトルバスが無料で利用できる。(但し、「高鉄台南駅―台南科学園区」線を除く。)「どうもすみません」落書きした旅行者 ついに謝罪 台湾北部にある景勝地の野柳地質公園を訪れた江蘇省常州市の男性(63歳)が岩石に自分の名前などを刻んだとして批判が高まっている。これを受けて男性は4月2日、謝罪声明を発表した。4月2日付で中国国営の新華社通信が伝えた。 男性は同市在住の年金生活者という。同省蘇州市にある旅行代理店が募集したツアーへ加わり、3月21日に訪台。同園には3月27日に立ち寄ったという。その際に男性は自分の名前と在住都市名を岩石に刻んだという。 ところが台湾のテレビ局が大々的に報道。中国大手ポータルサイトの搜狐も行為の是非を巡って緊急ウェブアンケートを実施した。同アンケートには3万人近くが参加し、約95%が「男性の行為は自分勝手だ」と非難。 高まる批判を受けて男性は4月2日、「自らの行為を後悔している。妻や娘からも怒られた。メディアを通じて謝罪したい」との声明を発表した。(【台湾のブログ】台湾人が語る東京「不思議な魅力を持つ街」 中国本土は反日の人々が多い反面、台湾は比較的親日だと言われている。このブログは東京が大好きだと語る台湾人が、訪日した際の思い出を綴ったものである。以下はそのブログより。 私はこれまでに七回、日本を訪れたことがある。会社の社員旅行で沖縄に一度行ったことがある以外、目的地はすべて東京だった。 東京ばかり訪れて飽きないのかと尋ねる人がいるが、東京は食べ物も美味しいし、買い物も楽しく、訪れれば訪れるほど好きになる街だ。東京を訪れるたびに、もう一度来たいと思わされる不思議な魅力を持った街だと思う。 今回、東京を訪れる前に立ち寄った上海で低い気温に慣れていたと思っていた。東京も非常に寒かったが、それでも私のショッピングや東京での美味しい食事に対する熱意を冷ますには至らなかった。 私は日本のラーメンと餃子が大好きなのだが、日本人は改良を加えるのが得意なため、インドカレーやビビンバなど、本場の料理よりも更に美味しくなっているのである。また、全く別の料理であるかのように進化していても、日本人は謙虚であるため、某国人のように自分たちが発明したなどとは言い張らない。 天気に恵まれた日、私は最も愛する中目黒を訪れた。目黒川は変わることなく美しく、桜はまだ咲いていなかったが、オープンカフェに座って太陽を浴びていると非常に心地よかった。日本人の多くが犬を連れて散歩していたが、心なしか日本の犬まで可愛く見えたのだった。今回の東京訪問は非常に充実したものであった。私は来年、また東京に来たいと思っている。【台湾のブログ】骨の髄まで日本好きな台湾人台湾には日本好きの人々を意味する「哈日族」という言葉があるほど、日本好きの人が多いという。このブログは自分の「哈日」ぶりの紹介と、日本を好きになった経緯を紹介するものである。以下はそのブログより。 私の日本好きは骨の髄までといっても過言ではないだろう。「哈日族(日本好きの人々の意)」のほとんどの人々は、日本での流行やファッション、日本ドラマ、アイドル、日本旅行などが好きなだけに過ぎない。 しかし、私の場合は上述の他に日本の歴史や文化、伝統、芸術など全てが好きなのである。率直に言って、日本好きの程度はすでに制御不可能なほどであり、大学の同級生も私のことを日本人の生まれ変わりではないかと言うほどである。 日本のドラマや音楽、ファッションなどに通じていることは、「哈日(日本好き)」としての最低限の条件である。「哈日」としての知識水準を高めるためには中級程度の日本語レベルが必要である。 そして、私のように「哈日」の達人になるためには、平安時代から戦国時代、明治、大正などの日本の歴史に通じること、源氏物語や歌舞伎などの日本文学や芸術を理解することなども必要になってくる。 私が「哈日」になった理由は、18歳のときに8日間の日程で日本旅行を行ったのが始まりである。東京や名古屋、京都、大阪などを巡り、先進的な日本と清潔な街並み、日本人の友人との交わりを経た18歳の私は形容のしようもないほどの羨ましさを覚えたものである。現在、日本経済は10年以上にわたって低迷を続けているが、私の心の中の日本は、何処も取って変わることの出来ない地位にあり続けているのである。
2009年04月03日
コメント(4)
与那国町など3市町長が同時に訪台 沖縄県八重山地方の与那国町、石垣市、竹富町の3市町長は13日から16日までの日程で、台湾を訪れる。3首長が同時に訪台するのは、台湾に近い同地方全体で台湾との交流を深めることが狙い。これまで与那国町は花蓮市との交流事業を進めてきたが、与那国単独ではなく、八重山全体で取り組むことで効果を上げたいと判断したとみられる。3首長は台中の海運業者、与那国・花蓮間のチャーター便の実績がある復興航空、花蓮市のほか、日本交流協会、交通部、観光局、亜東関係協会、中琉文化経済協会を訪れる。小6男児媽祖巡礼に参加し、迷子になる 彰化県に住む小学6年生の男児が自転車で媽祖の巡礼に参加し、迷子になった。この男児は有名な大甲媽祖の巡礼を見ようと3月29日朝4時に起きたが、父母が寝ているので一人で愛車の自転車「銀号」に乗って出発。巡礼隊の後を付いて、13時間後の午後5時には知らず知らずのうちに彰化市から約30キロ離れた台中県まで来ていた。道中は巡礼者や沿道の人々から、食べ物や飲み物をもらえたので困ることはなかった。しかし翌日学校があることを思い出し、近くの警察に助けを求め無事帰宅となった。日月潭ロープウェイが7月に開通 南投県の日月潭ロープウェイが7月1日に開通する。今後3カ月間、試験運転を行う。ロープウェイは日月潭青年活動中心と九族文化村園区観山楼を結ぶもので、九族文化村が投資してBOO方式で建設された。全長1825メートル、建設費は約7億2000万元。乗車時間は10 分。6~8人乗りのゴンドラ86 台を稼働、ピーク時には1時間当たり3000人の輸送が可能という。チケットは150元となる見込み。BOO方式は民間事業者が自らの資金で施設建設を行い、維持管理運営する形で、この方式でロープウェイが作られるのは初めて。落書、ポイ捨て、喫煙も平気!中国本土からの観光客のマナーに地元は辟易(31日、台湾の有名な観光地・野柳地質公園内の岩壁に、中国本土からの旅行客が記念に刻んだと思われる落書きが見つかり、物議をかもしている。写真は名前が刻まれた同公園の岩壁。)2009年3月31日、台湾の有名な観光地である野柳地質公園内の岩壁に、中国本土からの旅行客が記念に刻んだと思われる落書きが見つかり、物議をかもしている。台湾のテレビ局TVBSの報道を中国新聞社が伝えた。TVBSの報道によると、野柳地質公園には27日、中国本土からの団体ツアー客が何組か観光に訪れていた。その後係員が、園内の岩壁に「中国常州の趙根大」と簡体字で刻まれた人名の落書きを発見。この日園内では「常州市からのツアー客の皆様、集合してください」などの放送が流されていたことから、係員は中国本土からの旅行客が記念に刻んだと判断し、各ツアーのガイドに連絡した。ツアーのガイドは旅行客に対し、落書きをしないようその場で注意したものの、ある旅行客は「私は絶対そんなことはしません!そんな悪習慣は持ってません」と反発気味だったという。【台湾旅行に役立つ新刊紹介】『ビジネス指さし会話帳(4) 台湾華語』 本書は、「旅の指さし会話帳シリーズ」でおなじみの情報センター出版局による「ビジネス篇」の第4弾として出版されたもので、台湾とのビジネスに欠かせない「台湾華語」(台湾の公用語である正体漢字を用いた中国語)の語彙がコンパクトに収録されている。 筆者の光瀬憲子氏は、台湾での新聞社勤務を経て、通訳、翻訳、執筆に携わり、特に製造業、IT産業、貿易関係のビジネス通訳および翻訳の経験が豊富であり、台湾の現地取引先との交渉経験も多い。 同書の特色は、一般のいわゆる「中国語」の会話帳とは異なり、台湾で実際に用いられている表記法に基づいて、正体漢字(繁体字)を用いているほか、補助的な発音記号としてカタカナに加えて、2002年から台湾政府が推進してきた通用ピンイン方式を採用している。 実際のビジネスにおける場面を想定して、初心者にもわかりやすく、空港での出迎え、自己紹介からはじまり、会議、見本市、会社訪問、価格交渉、発注、契約、工場、工程管理、クレーム、接待などの本格的な実用会話と単語、さらにIT先進国の台湾とのビジネスに欠かせないパソコン用語や、著名な半導体・家電企業名の読み方、ビジネスメールの書き方なども収録されている。 もし発音が通じなくても、本の中の単語を指でさせば意思疎通できるのが、このシリーズの強み。台湾と日本のビジネス・コミュニケーション・ツールとして欠かせない一冊である。『ビジネス指さし会話帳(4) 台湾華語』著者:光瀬憲子 出版社:情報センター出版局 定価:1,575円(税込)発行日:2008年9月4日 ホームページ http://www.yubisashi.com新刊紹介:『台湾に生きている「日本」』 本書は、台湾に今も生きている日本統治時代からの歴史的建造物、産業遺産、日本語などに注目した、台湾在住の日本人フリーランスライター・片倉佳史氏による作品である。日本人がほとんど顧みることのない台湾の歴史の中で、「台湾の人々に守られている日本」、「台湾文化に溶け込んだ日本」など台湾と日本の絆にスポットを当てている。 同書は三部構成となっており、第一部では台湾総督府、台南駅、竹子門水力発電所など台湾に残る日本統治時代の遺構や産業遺産を取り上げながら、台湾が歩んできた歴史を考察している。古蹟に指定されて立派に保存されている歴史的建造物等がある一方で、遺棄されて人々から忘れられた石碑等の遺構も取り上げ、今の状態となった経緯を現地で丹念に取材して伝えている。 第二部は、台湾で語り継がれる日本人にまつわるエピソードを取り上げている。廟に祀られた日本人巡査や、日本人警察官に恋した愛国乙女サヨンの哀話、戦後中華民国軍を育成した日本人将校「白団」など、台湾と日本の心の絆を紹介している。 第三部は、台湾の言葉のなかに混じって使われている日本語を取り上げている。片倉氏が台湾での生活のなかで、各地の台湾人との会話を通して聞いた日本語起源の言葉を集め、台湾の複雑な言語事情を反映して、どの地域やどのエスニックグループの言語で使われているのかなどを注記したうえで、辞書形式にアイウエオ順に並べて紹介している。 複雑な歴史を歩んできた台湾に現在も生きている「日本」を知ることで、台湾と日本の絆を改めて確認できる心温まる一冊である。『台湾に生きている「日本」』著者:片倉佳史 出版社:祥伝社 定価:945円(税込)発行日:2009年3月5日 片倉佳史さんHP
2009年04月01日
コメント(2)
全10件 (10件中 1-10件目)
1