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『バベル』(2006)BABEL 上映時間 143分 製作国 アメリカ ジャンル ドラマ 映倫 PG-12 「アモーレス・ペロス」「21グラム」の俊英アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、旧約聖書の“バベルの塔”をモチーフに描き出す衝撃のヒューマン・ドラマ。モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本、それぞれの場所で孤独な魂どうしが織りなす愛と哀しみ、再生への希望の物語が同時並行で鮮やかに綴られていく。日本から役所広司とともに参加した菊地凛子が各国の映画賞レースを賑わせ日本でも大きな話題となる。監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 製作: スティーヴ・ゴリン ジョン・キリク アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ 出演: ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ガエル・ガルシア・ベルナル 役所広司 菊地凛子 公式サイト壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。メキシコ人への偏見、モロッコの親兄弟、アメリカの夫婦、日本の親子など、世界の縮図を映したあらゆるシーンがありました。本当に理解して欲しいことが、理解されない。人が抱える孤独は、肌の色、国境、言葉などなど、そんなことに関係ない。一番身近な家族の筈でさえ、気づかないし、救えない。”菊池凛子さんアカデミー賞ノミネート”に湧いたウキウキ気分で見に行くと裏切られます。ガツンとくる映画ですね。それは、そうなのですよね。なにせ監督あのイニャリトウ監督なんですから。「アモーレス・ペロス」の鮮烈さが洗練され、規模も大きくなった造りの印象でした。今、見慣れている映画の“娯楽”作品にはあてはまりません。わたしとしても、つまらなかったとも、見ごたえがあったとも感想は真逆な気持ち両方が湧き上がります。見てよかったのか、見なくてもよかったのか。。それでも、小さな救いはありましたが。ここから、ダラダラと感想を、、。(^^)ブラピ&ケイトの夫婦のモロッコ旅行での銃撃事件。あんな辺鄙な場所での旅行は危険ですね~。何かあったらすぐに携帯であらゆる所に連絡が付くのが当たり前の文明世界に一刻も早く戻りたい!ブラピの気持ちが痛いほど。「私の村が一番近いし、救急車が呼べる。医者もいる」現地ガイドの言葉にすがるように、ついた村の医者の家?は診療所とも呼べないような場所で、しかも、地べたに寝かすしかないし。。ア~不潔っぽい。カルチャーショックもいいとこでした。それでも、そこで当たり前に生活している人はいるわけ。ブラピ&ケイト夫婦がそんな災難に合っている頃、アメリカの彼らの家では子供たちが乳母に面倒を見てもらっている。ところが乳母はどうしても息子の結婚式にいきたいのに、代わりの子守が見つからず、主人に黙って子供をつれてメキシコの国境を越えて結婚式へと向かう。このとき同行する、運転手役がガエル・ガルシア・ベルナルくん。子供たちの頭上に暗雲が立ち込めるのが見えるようでしたよね~。 いろいろあって、しまいに、ガエルくんは、叔母にあたる乳母と子供たちを砂漠に置き去りにしてしまう、ひどい奴でした。あ~、またもそんな役。。ちょっとため息。。ひさびさにガエルくんの新作観れて嬉しいような、役柄がさえなくてなんとなく意気消沈でした。(笑)でも、そんな非道な役でも、やっぱし、素敵♪(←アホアホですみません。)さてさて、菊池凛子さんですが、まー、びっくり。ほんとに体当たりな役だったのですね~。いろいろな賞に出席した時のドレス姿からは、想像つかない、役柄でした。聾の女の子。彼女は障害があって、母を亡くしていて、父に苛立ち、思春期で。 彼女は色々抱えているものがあって、大変そう。日本で何不自由ない女子高生だけど、、実にあやうい。都会の交差点が危険に満ちて見えましたよね。日本の若者も、リアルでそんなにズレた描き方ではなかったのですよね。、イニャリトウ監督、日本通?それとも、スタッフに日本人がいたのでしょうかね。たびたびの挑発行為も、外人の女性のフェロモンムンムンぶりは抑えてあって、日本人が見ても違和感が無かったし。確かに怖いですが。。フラストレーションや奔放さや、微妙なトコで、凛子さん、多少年齢で難はあっても、微妙なギリギリさがうまいな~っと思いましたん。まー、ほんとに、見ててやり切れない気持ちになりました。いろんな意味で ため息 意気消沈する作品でした。元気や勇気や幸福感とは程遠いかな~。特に、銃撃事件の犯人がね。。別にミステリータッチの犯人探しではなく、初めから、どうして、そんなことが起こってしまったのかは、冒頭で真っ先に描かれてます。事件も隠蔽もなにもなく、アッという間に警察の手が回るし。。犯人を前にして立ち尽くし、サングラスを外す警部?の気持ちもなんともやり切れないものがあったのでは。世界的に大ニュース。テロ事件か!と大騒ぎの大事件の、真相は。。まだみてませんが、「ハンニバル・ライジング」を見てスカッとしたくなりました。猟奇殺人モノでスカッとしたいという、表現は変ですけど!「バベル」には、悪人は居ないのですよね。悪人は一人もいない、それいて、なんとも、居心地悪く 腹具合が収まり悪くなる、、。イニャリトウ監督は、この手法で、ずっとつづけるんですかねー。バベルの塔(ばべるのとう)は『旧約聖書』の『創世記』に出てくる伝説上の巨大な塔。古代メソポタミアの中心都市であったバビロン(アッカド語で「神の門」の意味)にあったといわれ、古代メソポタミアに多くみられたジッグラトという階段状の建造物だとも言われる。実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画はバベルの塔ともいわれる。西洋美術上の題材の一つであり、16世紀の画家ピーテル・ブリューゲルが描いた絵画が有名である。
2007年04月28日
機帆船ヤマネコ号をチャーターし、イギリス海峡航海に出るため老水夫ダックを雇う。ところが宝のありかを知っているダックを追う悪漢が、黒い船でヤマネコ号を追いかけてくる。海洋冒険ロマン。 「ヤマネコ号の冒険」はランサムの第3作目として1932年に発表されました。この物語は、ツバメたちとアマゾンたちが最初に出会った年の冬休みに、フリント船長につれられて行ったノーフォーク・ブローズの船の中で創ったお話。シリーズの中ではファンタジー&アドベンチャー色の濃い物語となっています。「ヤマネコ号の冒険」は、ツバメたちとアマゾンたちとフリント船長が、老水夫ピーター・ダックの若い頃に得た、<海賊のお宝>のある島の情報を元に、カリブ海の島まで航海する、さらに宝を狙って悪漢ブラック・ジェイクが絡んで、、という、シリーズのほかの作品とはまた違った、古典的で雄大なおはなしとなっています。それに、カリブ海といえば大人気映画の「パイレーツ・オブ・カリビアン」。あの冒険アドベンチャーのイメージが浮かび、ワクワクしました。1作目、2作目の「北のみずうみ」での物語は、小帆船を乗り回し、島でのキャンプ、釣り、海戦ごっこ、荒野をハイキング、山登り、、冒険というよりも休暇。日常生活から、すこし飛躍した2週間の夏休み。休暇の過ごし方として、健全でリアル。現代人の自分からはとても贅沢な過ごし方でしたが、ファンタジー要素がない点で堅実なお話と思われました。3作目は舞台が「北のみずうみ」から大西洋への大冒険。船もフリント船長のスクーナー船と、スケールが大きい点が楽しめます。でも、ランサムファンの間では、ファンタジー要素が濃く、実際の子供たちの冒険談ではない、創作話”フィクション”という点で、評価はいささか低いようなんですね。実際、ランサム自身は、カリブ海へ行ったことはなく、ツバメ達のモデルのこどもたち、アルトゥニアン家の子供たちに会いに、イギリス海峡を下って地中海経由でシリアまで行ったことがあり、おそらくそのときの実際の景色や光景が作中で生かされているようです。でも、違った切り口、アイデアがあってのこのシリーズのおもしろさですよね。2作目でティティの創造の産物の人物だった「ピーター・ダック」。さらに、ジャック・ジェイクのうさんくささは、ファンタジー冒険でしかおめにかかれない人物でしょうね。宝探しの冒険物語というとスチーブンソンの「宝島」。実際、アマゾンたちのおじさん、フリント船長の命名も、ここからきているんですよね。ツバメたちの愛読書ならぬ、指南書でもあることが、これまででも語られてますし、著者ももちろん大好きな本なのだろうと思われます。『宝島』や『ロビンソン・クルーソー』など、海洋冒険小説のファンなら一読されると良いでしょう。。といってもこのシリーズそのものが、帆船や海好きの方の聖なる本なのですよね。原題の「ピーター・ダック」のままにしなかったのは、有名な「ピーター・ラビット」とイメージがだぶる危険をさけるため、、だったのでしょうかね。『ツバメ号とアマゾン号』シリーズ◆◆アーサー・ランサム◆◆全集 ◆◆ 岩波文庫全集 全12巻 1.ツバメ号とアマゾン号 Swallows and Amazons 2.ツバメの谷 Swallowdale 3.ヤマネコ号の冒険 Peter Duck 4.長い冬休み Winter Holiday 5.オオバンクラブの無法者 Coot Club 6.ツバメ号の伝書バト Pigeon Post 7.海へ出るつもりじゃなかった We Didn't Mean to Go to Sea 8.ひみつの海 Secret Water 9.六人の探偵たち The Big Six 10.女海賊の島 Missee Lee 11.スカラブ号の夏休み The Picts and the Martyrs 12.シロクマ号となぞの鳥 Great Northern?
2007年04月21日
ウォーカーきょうだいは,ふたたびブラケット姉妹の待つ湖へ。だが、ツバメ号は突風にあおられ、暗礁にぶつかって沈没。船を失った船乗りたちは上陸して、「ツバメの谷」を発見する。 2作目の「ツバメの谷」は、前作「ツバメ号とアマゾン号」の続編的内容です。前作「ツバメ号とアマゾン号」のラストでは、ツバメたちとアマゾン海賊、フリント船長が、次の夏休みも北部の湖で再会することを誓い合ってました。つまり、翌年の夏休みでの出来事が、この「ツバメの谷」で描かれています。前作では、ヤマネコ島でのキャンプが主でした。湖の大体の海図が出来ていました。 2作目は、昨年彼らが行くことの無かった「北のみずうみ」の周辺の地形が詳しく描かれます。ツバメたちが難破してしまった馬蹄湾、ツバメ号の修理期間、新しいキャンプ地として過ごすことになったツバメの谷、そのツバメの谷にあるピーター・ダック洞窟やズボン破りの坂、大きなマスを釣り上げたので命名されたマス湖、ハイ・ムーアと呼ばれる荒野、そのハイ・ムーアの向こうにある大きな山カンチェンジュンガなどなどなど。、ツバメ号って、こんな感じ?子供たちでも操れる帆船ですね。こうした自然は、ランサム自身が子供ころに実際に親しんだ場所が使われているそうですね。多少別の場所と合成したりしてるそうですが。「ツバメの谷」では難破を機に、舞台は湖から陸地へと変わります。アマゾン海賊(ナンシイとペギイのブラケット姉妹)の家がある、対岸の陸地の詳細が分かってきます。カンチェンジュンガ山の向こうには、マン島や反対方向にはスコットランド、、と海を見下ろしながらの話を聞いてると、イギリスのどのあたりの山なんだろうと知りたくなりますね。ツバメたちの野宿、「見てみて!ヤギだよ!」とロジャが崖にザイルで宙づりになるなど、どんどんお話は進みます。山の頂から眺めた景色もすばらしく、カンチェンジュンガ登頂はこの巻のひとつの最大の見せ場となっています。同時にアマゾン海賊たちのお父さんはどうやらいないらしいこと、姉妹の行動を制限するヴィクトリア朝時代の権化の大おばさん、といった、彼女らの”土人のゴタゴタ”事情が前巻より見えてきます。ようやく大おばさんが帰り、再び湖を舞台にツバメ号とアマゾン号のヨットレースが爽やかな締めくくりでした。ヤマネコ島周辺海図『ツバメ号とアマゾン号』シリーズ◆◆アーサー・ランサム◆◆全集 ◆◆ 岩波文庫全集 全12巻 1.ツバメ号とアマゾン号 Swallows and Amazons 2.ツバメの谷 Swallowdale 3.ヤマネコ号の冒険 Peter Duck 4.長い冬休み Winter Holiday 5.オオバンクラブの無法者 Coot Club 6.ツバメ号の伝書バト Pigeon Post 7.海へ出るつもりじゃなかった We Didn't Mean to Go to Sea 8.ひみつの海 Secret Water 9.六人の探偵たち The Big Six 10.女海賊の島 Missee Lee 11.スカラブ号の夏休み The Picts and the Martyrs 12.シロクマ号となぞの鳥 Great Northern?
2007年04月20日
ウォーカー家の4人きょうだい、ジョン、スーザン、ティティ、ロジャは、夏休みに帆船ツバメ号で、湖の「無人島」を探検する。海賊を攻撃する計画を相談中、とんできた1本の矢。海賊船アマゾン号の挑戦だ。湖を舞台に アマゾン号をあやつるブラケット家の子供たちナンシィ、ぺギィとの出会い、わくわくする湖水地方での冒険のはじまりです。 何度となく絶版になっては何度となく復刊する児童書のロングセラー夏休みや冬休みの間の子供達の冒険を描いたシリーズ。第一回のカーネギー賞受賞しました。シリーズは全12巻。別名ランサム・サーガとも呼ばれています。 イギリスの湖水地方を舞台に子どもたちが繰り広げる13日間の冒険物語。近所にピーターラビットで有名なビアトリクス・ポターの農場もあります。船旅をする子供たちに次々と押し寄せてくるドキドキやワクワクは、新生活を控え、出会いと別れが交錯する春にちょっぴり似ています。「ツバメ号とアマゾン号」は、12冊のランサム・サーガと呼ばれるシリーズの記念すべき第一巻の物語です。ウォーカー家の兄妹のひとり、ロジャが帆船となって、右左に間切りながら野原を駆け登っていく冒頭のシーンは、このシリーズの冒険の始まりを予感させます。この物語の舞台となった「北のみずうみ」やそれを取り巻く山々、湖に浮かぶ島々などの自然に関する描写は、本当にそこにいるような錯覚をしてしまうほど。 湖の島でのキャンプ生活や、小帆船ツバメ号での帆走は、めったに子供が経験することのできない夏休みの過ごし方にびっくりです。ツバメたち(ウォーカー家の4兄妹)とアマゾン海賊(ナンシイとペギイのブラケット姉妹)。フリント船長(ブラケット姉妹のおじさん)との劇的な出会い、お互いの船を分捕るための海戦、泥棒が隠したフリント船長の宝探し、遊び冒険心をくすぐる出来事が満載です。描かれているのは1900年代初め頃のイギリスの中流階級の子どもたちの夏休み。とっても豊かさを感じます。こんな自然の中で自分たちで自由にボートと時間と湖を使えて、「ごっこ遊び」ができるなんて。こんな風に毎年の夏休みを過ごせるってなんとも贅沢ですね。子どもの頃に読んでたらこんな夏休みに憧れたと思います。ウォーカー4兄弟は『ナルニア国物語』のぺペンシー兄弟とイメージ的にだぶりますが、時代的にはそんなに違わないんだろうと思います。こっちの方が少し後なんですかね。長男ジョンと長女スーザンの兄弟や両親に対する責任感の強さや 下の子たちも我儘を言わず、自分の役割を果たすところ、昔の子って、とっても大人びてます。ロジャが8歳、ジョンで12歳くらいなんですからね。ヤマネコ島地図アーサー・ランサムと「ツバメ号シリーズ」ホームページアーサー・ランサムクラブ『ツバメ号とアマゾン号』シリーズ◆◆アーサー・ランサム◆◆全集 ◆◆ 岩波文庫全集 全12巻 1.ツバメ号とアマゾン号 Swallows and Amazons 2.ツバメの谷 Swallowdale 3.ヤマネコ号の冒険 Peter Duck 4.長い冬休み Winter Holiday 5.オオバンクラブの無法者 Coot Club 6.ツバメ号の伝書バト Pigeon Post 7.海へ出るつもりじゃなかった We Didn't Mean to Go to Sea 8.ひみつの海 Secret Water 9.六人の探偵たち The Big Six 10.女海賊の島 Missee Lee 11.スカラブ号の夏休み The Picts and the Martyrs 12.シロクマ号となぞの鳥 Great Northern?
2007年04月20日
『ホリデイ』(2006) THE HOLIDAY 上映時間 135分 製作国 アメリカ ジャンル ロマンス/コメディ 人生に一度だけ、運命の休暇があるLAとロンドンで同時進行する素敵な恋の物語。きっと恋がしたくなる!C・ディアスとJ・ロウ、K・ウィンスレットとJ・ブラック。英米で2組のカップルの恋が同時進行する大人のラブ・ストーリー。監督は「恋愛適齢期」のナンシー・メイヤーズ。ロンドンの女性記者アイリスは失恋し、ハリウッドに住む女社長アマンダは離婚が決まった。2人はネット上で合意して、冬の休暇中、住む家を交換する。気分一新を図る2人は、新天地で新たな出会いを見つけてゆく。監督: ナンシー・マイヤーズ 出演: キャメロン・ディアス アマンダ ケイト・ウィンスレット アイリス ジュード・ロウ グラハム ジャック・ブラック マイルズ 公式サイトキャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、ジャック・ブラック。全員、一人で一本の主役をはれる豪華な配役です。非常に個性的な俳優たちですが、絶妙な競演でしたね。見劣りする人は一人としていなかった。登場順は、まずそれぞれの女性の失恋から。失恋と一言では表せないですけどね。キャメロンは、即刻男性に絶縁宣言パンチでスッキリです(笑)一方のケイトは、自分の気持ちに折り合いをつけるのにも、相手に絶縁をたたきつけるのにも時間がかかってる。タイプの違う絶妙なふたつのラブコメでした。さて、男性陣ですが、ジュード・ロウにジャック・ブラックと、どっちもとっても大好きな俳優さん。ラブコメですから、いつものアクの強さはどちらも控え目でしたね。ジュード・ロウの傲慢とも見える美貌の輝きは、いかにも女タラシのイケメンで、女性に用心させる。「この人に傷つけられることにならないようにしないと。。」ところが、やがて彼の生活を知ると、、なんと、ハートフルでかわいらしい男性に描かれているのでしょう。こんな人なら、すぐにもコロリとすきになっちゃいますよ~。” イケメンで 良きパパで 泣き虫なんてね!(笑)コブつきでも長距離”(←ネタバレ)でも、ぜんぜんオッケー!!ですよ~。 ジャック・ブラックはもうひとつハジケが足りなかったの仕方ないですね。全体のバランスを考えても、あの程度かな。。ビデオショップでの歌だけでも既に濃い。。だけど、あんな風に、「君の歌」をやさしい曲を軽々と弾いてくれたら、やぱっり惹かれちゃうなぁ。アメリカとイギリス同じ英語圏での住居のエクスチェンジ休暇。二つの国の対比も楽しかったですね~。冬のイギリスの情緒が、やっぱり良かったな、と思いました。外が寒そうなだけに、暖炉やマフラーのぬくもりが逆に伝わってきました。俳優陣でもアメリカチームの元気良さと、イギリスチームの落ち着きの違いが見られて面白かったですねぇ。**久々、日記アップとなりました。今回は、長く感じる春休みでした~。ふぅ~。。インフルエンザに、ディズニー・ランドに、舅姑お泊り来訪に、、長男の中学入学、子供部屋改造。。インフルエンザが予定外でしてねぇ。。(笑)暖冬でインフルエンザのピークが春休みにズレ込んだ、とか。それで、新学期一発目の映画が、「ホリデイ」で、これで、元気とハッピーを頂きました♪滞りがちになるかもしれませんが、またボツボツと、よろしくお願いします♪
2007年04月14日
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