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朝晩めっきり涼しくなってきました。朝、出かけるときTシャツ1枚じゃ寒すぎます。さすがにジャンパーまではいかないけど上着1枚羽織ってます。なのに足元はいまだ裸足で草履の出がらしです。 さて、昨日の朝出勤するとすでにお産していた牛が2頭いました。1頭はF1。双子でどちらもメスだったこともあったけどコイツ、初産だったのによく一人で産んだよなーっもう1頭はホルスタインのメス。出がらしの授精した牛。前々回(9/24)の日記のように もう獣医にデカイことは言わせねーぞっ! 先日、従業員に宣言したとおり名前は エミルー に決定しました。 が、しかし、 みんな エミリー と呼んでます。 違う。エミルーだっちゅーのっ!エミリーでしょ?だから、エミルーっ!エミリー? そして前回(9/25)の日記の様相を呈していく・・・・・・・
2007.09.28
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ひさしぶりに自宅でゆー・・・・・・・・・・・・・・っくりした休日でした。寝たおしてましたね出がらしです。 さて、うちの牧場の子牛たち。従業員の女の子が名前をつけてます。そう、過去に何度も登場している子牛管理担当のヤツ。人の話を聞き流す非常に失礼なヤツです。彼女の言動に関する日記はココとかココとかこれとか・・・・・ 名前を付けてると言っても血統書に載る正式なものもあればF1(父和牛×母ホルスタイン)は血統登録できないので正式な名前にはならないんですけどね。ホルスタインとか和牛は登録協会に申請して血統書を作れば正式な名前になるんですね。先日、その従業員に言いました。今度、ホルスタインのメスが出来たら俺が名前付けるで。なんて付けるんですかー?エミルーえみり?エミルー!えみりエミルーや!えみりですかぁ?エミルーやっちゅーてんねん!えみるちゃんですかぁ。いいですねぇーだからエミルーやっちゅーとるやろんー、えみるちゃん、いいですねー。 えんえんと続く・・・・・・・・・・・・・ おまえ、人の話ちゃんと聞いとんのかっ あ、コイツが人の話聞くわけなかったな・・・・・
2007.09.25
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明日は休みなもんでビールではなく日本酒を飲んでます。社長から1ケース頂いた瓶ビールも残り1本。社長、またビール下さいっ! 出がらしです。 牧場復職以来、出がらしが種付けして生まれてきたホルスタインは軒並みオスばっかりでしたが今月初めにメスが立て続けに3頭生まれました。(1頭は死産でしたが・・・・)その後も出がらしの種付けによってのホルスタインの子牛は生まれてくるんですが オスばっかり・・・・・・・・ (--; 社長からは「またオスか。しゃーないなー。」と笑われています 今日生まれたホルスタインもオス。後継牛がなかなかできません。 そんな中、獣医が言いました。 最近出がらしさんの種付けが多いからオスばっかり生まれるんじゃないですか?1年に2~3頭しかメスが生まれないんじゃ後継牛が足りなくなるからたくさん買ってこないとダメですよねー。大変ですねー・・・・・ と、言ってたらしい。 ほっといてくれっ 別に好き好んでホル♂ばっかり生ませてるんじゃないんだよっ
2007.09.24
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昨日子牛が生まれました。3日前の夜に「絶対産む。」と言ったのにその時は産まなかったんですね。若社長に「生まれたでー。」って言ったら「絶対産むって言ってから何日経ってるねん?」と突っ込まれました。すかさず「だから産んだやん。」って言ったら「そら、いつかは産むわいっ」とひと言。まるで子供の言い合いですな(笑) 出がらしです。さて、9月14日の日記で20ヶ月以下の牛のBSE検査廃止の話を書きました。独自財源で検査を継続しようとする自治体の動きに対し今日の農業新聞で農水大臣が独自検査は好ましくないとコメントしています。その理由が安全競争になるから だというのです。つまりBSE検査をしている産地がその安全性をアピールすることで有利に販売・消費拡大するということが産地間競争を激化させるので公平性を保てない、ということだと思います。しかしそこには国がやらないと言っているのに何で勝手にやるんだ?という政府の威圧的態度が見えます。そしてBSE検査をやっていないアメリカ産牛肉の販売が不利になるというウラが見え見えです。 安全競争は悪いことですか?消費者は安心・安全な食品を求めています。その要求に応えようとすることが悪いことですか?産地は生き残りをかけて販売戦略を立てています。そのひとつとしてBSE検査のない20ヶ月以下の牛を検査し安心・安全な牛肉を提供しようとしているのです。それがいけないことですか?他の食品だって「無農薬の○○を使用しています。」とか「遺伝子組み換えの○○を使用していません。」と表示してるじゃないですか。これだって安心・安全を売りにしてるじゃないですか。 なぜ牛肉はダメなんですか? 牛肉は安心・安全を売り物にしてはいけない食品なのですか?
2007.09.22
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最近、テンションが低いです。原因はうちの従業員たち。常識、なさすぎますアホ相手の仕事は疲れます。ホント、頭が痛い出がらしです。 さて、とある地方にある某コンビニチェーンで販売されてる牛乳。この牛乳、コンビニにしては結構格安なんです。牧場で搾られた牛乳は工場や集乳所で必ず品質検査を受けます。とある酪農家がこのコンビニの牛乳を遊び半分で品質検査に出したんですね。 その結果・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!? 体細胞、70万多くの県では体細胞30万以下が取引基準。うちの県の場合、31~50万でキロ1円、50万以上でキロ5円の罰金。 つまり、キロ5円は安く売ることが出来るんだから そりゃぁ、安いハズだわな しかし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そんなんでいいんかい? 世の中、間違っとる・・・・・・・
2007.09.19
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今朝の日記に書いたお産後に低カルシウム症で起立不能になってた牛、今日の夕方に無事立ったと連絡がありました。起立不能になった牛は1日2回、座ってる向きを変えてやらないと床ずれを起こしてしまうんですね。これが結構大変です。今日は休みだったので今朝、実家に持って行くパンを牧場に取りに行った時点ではまだ牛は立ってなかったんですが、若社長から「牛、転がして行かんか?」といわれたので、「ヤダ。そんなことするとあいつら(従業員のことね。)付け上がるだけや。チットはしんどい思いさせなアカン」と言って拒否しましたそんな訳で本日、9月にも拘らず猛暑日となった大阪の実家に行ってきた出がらしです。今夜は熱帯夜の予報が出てた(笑) 今朝の日記の最後に書いた従業員たちへのボヤキ。ホント、疲れますねまぁ、状況は今朝の日記のとおりなんですが、連中にもっとも欠落していることは自分の立場が分かってないということ。牧場と言えども有限会社。つまり我々は会社勤めのサラリーマン。勤め人である以上、自分の好き勝手は許されない。それが分かってない。だから自分の仕事しかしないんだな。もう一つ、それは会社は仕事ができればいいという場所ではないということ。仕事だけじゃなく社会人としての礼儀やマナー、ルールなどを覚える場所であるということ。仕事が出来るだけじゃ一人前とは言えない。社会人としての最低限必要な常識なんかも身につけていくことが大切。会社はそういうことを覚えるには絶好の場所だと思うんです。だって過ごす時間が一番長いんだから。でもそれが分かってないから態度も言葉遣いも悪いんだな。若い人ってたいてい仕事が出来ればいいって思ってるよね。 うちの従業員たち、対して出来てないけどさぁ・・・・ イマドキの若いモンは!って思ってしまうけど、俺もそーゆー歳になってしまったということか? 気持ちはまだまだ20代なんだけどね(笑)
2007.09.17
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朝晩めっきり涼しくなりまして牛も人間もだいぶ体が楽になりました。しかし今年の異常な暑さの中、異常なまでに働き続けた結果、かなりへばってる出がらしです。ホント、よく働いたなー土曜の夜に1頭お産がありました。その他にもう1頭、年寄り牛がお産しそうな感じでした。様子からして産むのは間違いないけど今夜はないと判断して帰宅しました。翌朝出勤すると産んでました・・・・子牛がまだ濡れていたので産んでからあまり時間は経ってなかったようです。なので子牛の処置をしてそのまま搾乳を始めました。その年寄り牛の搾乳が終わって低カルシウム症による起立不能防止のためカルシウム剤を飲ませようとしたところ、年寄り牛、頭を振り回して大暴れ。そして・・・・・転倒・・・・・足を滑らせて転んでしまいました。しかも搾乳ゲートの中で体もデカイのでゲートのフレームに体がひっかかって立てない結局ユニック車で牛を吊り上げて救出しましたが、その後も一向に立たない。立つ気はあるんだけど立てない。どっか怪我したかなー?と思って獣医に往診してもらったら「足を滑らせたというより低カルシウム症で立てんねんでー。」だって。あ、そうなの?怪我してないんならとりあえずは良かった。低カルシウム症以外にこの年寄り牛が立てなくなった原因は2つ。一つはカルシウム剤を飲ませるために無理やり牛を押さえつけようとしたこと。もう一つはお産前にビタミン注射をしてなかったこと。牛は搾乳すると大量のカルシウムが体内から流出します。お産前の牛は搾乳しないので、お産後搾乳による急激なカルシウムの流出は体温の低下を招き起立不能を引き起こします。特に年寄り牛はその傾向が強いです。ですからお産前のビタミン補充で回避させるんですね。それでも倒れる牛はいますが・・・・こうしていろいろ見ていくと、牛の事故って人的ミスが絡んでることが非常に多いです。ちょっと油断したり手を抜いたりすると事故が起こることが多いです。でもどれだけ注意してても起こるときは起こります。だから人間同士の連絡協調が重要になってくるんですね。それによって防げる事故はかなりあるハズです。 でもうちの従業員たち、そこまで考えてません協調性ありません。自分が楽することしか考えてません。自分の気に入った仕事しかしません。責任感ありません。人が忙しくても関係ありません。周りの状況見てません。危機管理能力ありません。人の話聞きません。だから仕事あんまりしてません。でもプライド高いです。自分が仕事出来てると思ってます。人のことはとやかくいいますが、自分のことはサッパリです。 まぁ、起こるべきして事故が起こってますね。出がらし一人が頑張ったところで所詮事故は防ぎきれません。 でも現場で起こったコトの責任は俺なんですよねー。 あぁ、悲しき中間管理職・・・・・・
2007.09.17
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今日は急遽休みになりましたが用があって牧場に行きました。普通に仕事して帰ってきました・・・・・ 今日は仕事、休みだったんだよね・・・・・・・・・・出がらしです。 昨日かおとといの農業新聞に久しぶりに国内のBSE関連の記事がありました。その内容は農水省が生後20ヶ月以下のBSEの全頭検査を辞めろと通達したというもの。確か2~3年前に生後20ヶ月以下の牛については BSEの全頭検査をやらなくていいと言うことになったんです。しかし検査継続を希望する都道府県については半額だかの補助で継続して実施していたと思います。ところが国は今後、補助金の廃止に伴い生後20ヶ月以下の全頭検査を辞めると言うのです。そのうえ独自財源で検査を継続しようとしている自治体に対し独自での継続もやるなといっているのです。つまり、国は生後20ヶ月以下の牛はいかなる方法、理由があってもBSE検査をしてはいけないと言っているのです。これと時期を同じくしてアメリカから輸入牛肉の月齢制限の完全撤廃を要求してきています。つまりアメリカ産牛肉を輸入するにはBSE全頭検査はジャマだという国の本意が見受けられます。アメリカ産牛肉が輸入されれば輸入関税も入るしアメリカとの経済摩擦も一時的にせよ回避できるし輸入企業の収益も上がって企業からの税収・献金も増えるだろうから国や政党、国会議員にとっては言い事尽くめなんでしょう。しかし当然の如く消費者団体や生産団体からは猛反対の声が上がっています。そして独自で検査を継続しようとしている各自治体からも内部干渉との声が上がっています。そもそも2001年に国内でBSEが発生したのは国の失政が原因です。そしてBSEパニックを治め牛肉の信頼の回復、安心安全のため国内の牛全頭への識別耳標装着、全頭検査が実施されたわけです。そのために膨大な時間と労力を費やし努力してきた生産者や畜産関係者の苦労を今、国は踏みにじろうとしています。この国の農政は表向きには国内農業保護を謳っていますが、実際には農業つぶしの政策ということがはっきりとわかります。バブルの時代、土地の値段が異常なまでに高騰してましたがそれは企業が土地ころがしを行った結果であるにもかかわらず市街化区域内にある農地が原因だとしてそれらに宅地並み課税を行いましたからね。農家よりも企業が大事。自国の保護よりも他国との関係が大事。こんな国家に食料自給率増加を望むのは無理だよね。
2007.09.14
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昨日今日と削蹄師(牛のツメきり屋)が来てうちのアパートに泊まっていきました。昨夜は飲みでした。今夜はツメきり屋が残していった缶ビールとお菓子をつまみながら日記更新中の出がらしです。 最近とんでもない話を聞きました。牛乳は乳業会社の工場や集所乳所と呼ばれるところで牛乳の成分検査を毎日やっています。乳脂肪や無脂固形分、タンパク質、細菌数、体細胞数などです。これらには取引基準というのがあります。例えば体細胞数は30万以下、乳脂肪率は3.5%以上とかですね。この基準を満たさないとペナルティー(罰金)が科せられます。ある県の酪農家は牛乳を出荷している乳業会社とは別に成分検査をやってくれる検査所に個人的に検査を依頼しています。別にそこまでしなくいいんですが、この酪農家は過去に乳業会社に騙されたことがあるんだそうです。この酪農家が出荷していたのは某大手の乳業だそうです。牛乳の成分が頻繁に基準に満たないためにペナルティーを払い続けていたそうです。しかしあまりにもそれが続くので不審に思った酪農家は別の検査所に牛乳の検査を依頼しました。その結果は成分の全てが取引基準を満たした問題のないものでした。そこでこの検査結果を持って乳業会社を問い詰めたところ、検査担当者が検査結果を改ざんし、酪農家からのペナルティーを自分の懐に入れていたのが発覚したそうです。当然この担当者は左遷されたそうですが、他の農産物と違っていくら牛乳を搾っても工場で処理をしないと牛乳は販売できません。個人で牛乳を処理し検査することは出来ないからです。つまり悪い見方をすれば酪農家はメーカーにたてつくことはできず、メーカーはやりたい放題できるということが言えます。もちろん、そこまでやってるメーカーはないと思いますが、やろうと思えばなんでも出来ますね。ホント、やりたい放題です。これはメーカーの一個人がやったことですが、会社ぐるみでやろうと思えばいとも簡単に出来ることです。メーカーは生産者をなんだと思ってるんだろう・・・・・
2007.09.11
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東日本から北日本にかけて台風が直撃しそうですね。すでに被害も出ているみたいです。被害地域の方々、お見舞い申し上げます。進路に当たっている地域の方々、充分お気をつけ下さい。今日は人員が揃っていたので朝からあっちこっちボロ出しをやってました。4tトラックで11台。44tもの堆肥を運びました。牛床がきれいになって牛たちも喜んでます。それなのに鬼のように汚れている牛もいます。オマエ、いったいどこで寝てんねん?出がらしです。 動物の種類に係わらず精子は高温に弱いんです。ですから精巣は睾丸という形で体外にあると言うのはご存知だとおもいます。また、牛の体温が高くなる夏季は人工授精の受胎率は悪くなります。牛の精子は凍結精液と言う形で液体窒素の中で凍結保存されています。これを発情が来た牛に種付けします。その際凍結精液は37℃のお湯の中で融解します。この温度が高すぎると精子が死んでしまっていくら種付けしても受胎しないという事態になってしまうんですね。ハイ・・・・・・ やってしまいました・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7月半ばに種付けしたうちの1頭 温度計の目盛りを見間違えました・・・・・・・・・・・・ お湯の温度が45℃超えてました 気づいた時にはすでに遅し 精液は融解してしまったので仕方なく種付けしましたが、 受胎するわけありません 先週、その牛を妊娠鑑定しました・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!? 受胎してました! いったい、どーゆーコト?
2007.09.06
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若い従業員から「部長ってあんまり休憩しないんですよー。」と聞いた県の家畜保健所の獣医。彼から「僕も部長も気持ちに体が追いついていかない年齢になってんだからあんまり無理しちゃダメだよ~。」と言われました。獣医43歳、私41歳。おっさん二人の年寄り臭い会話です。今日もフル稼働の出がらしです。 今年の夏はほんとに暑かったです。まだ暑いです。例年と違うのは夕立が降らない! ってトコ。夕立がないもんだから夜の気温が下がらない。気温が下がらないから体温も下がらない。だから体力が回復しない。ということで暑さに弱い牛たちはエサを食べなくなって牛乳を出さなくなってしまったんですね。夕立はないものの最近は朝晩が結構涼しかったりするもんで牛の体力が回復するんですね。だからエサを食べる量が増える。食べるもんだから乳量も増える。弱った牛たちも飼い主もひと安心。 と言いたいところだが、調子に乗ってエサをやりすぎると体が弱ってる牛たちはそのままあの世へ、なんてことになりかねない。まだまだ気を抜けないですね。 で、もうひとつてきめんに増えるものがあります。それは 発情 今月すでに8頭も種付けしてます。 おかげで忙しいです。あとはこれらがとまってくれたらなぁ~・・・・
2007.09.05
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9月ですねぇ。朝晩は幾分過ごしやすくなりました。日中暑くでも夜間気温が下がると牛たちは体力を回復してきます。(だから夏場は夜間の方が種付けの受胎率がいいんですよ。)ま、人間も夜涼しいと体が楽ですよね。でもそれ以上に体力を消耗している出がらしですだってうちの若い従業員よりもはるかに働いてんだよぉ~! さて、明日から学校が始まります。学校給食も始まって牛乳の消費が増えてきます。でも今年の酷暑は乳牛の体に多大なダメージを与えたため牛乳の生産量は激減し不足しています。学校給食が始まればさらに牛乳が不足することは明白です。 去年、牛乳が過剰生産となったため牛乳廃棄や乳牛を淘汰し飼養頭数を減らすなどして異常なまでの生産調整をしたので、いまさら「足りないからもっと搾れ」と言われたところで簡単に増やせる訳ありません。それに、牛乳が足りないからと言っても 牛乳を高く買ってくれる訳でもねーじゃんっ 普通、農産物は生産過剰になると安くなり、不足すると高くなりますが、 牛乳は過剰になると安く、不足しても安い 安心安全な国産農産物なんていうなら、酪農家が将来を見渡せるような政策をやってみたらどうなんだい? 大都会の真ん中で空調の効いた部屋の中で仕事しているような畜産関係者には分からんわな。
2007.09.02
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