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また色々書きたくなってきました。相当テンションを上げないと書けないというのも厄介なものです。本当は、ゆったりとしてそれでいて含蓄のある日記をコンスタントに書ければいいんですけど。今のところそういう素養は無いようで、書くとしたらくだらなくて品のないいつもの日記か、平板な日々の雑感です。あまりこういう日記を続けていると新規のお客さんも増えないし常連さんも減っちゃうのでよくないんですが、無理して色々やっちゃうとアレがアレしてアレになるのでアレです。(どれだ)アレという言葉は便利なので好きです。もしかしたら自分に対しても使われてるかもしれませんけどね。「あの人はほら、アレだから」「あいつはついにアレになった」婉曲的なのに威力が増してます。行きたくないパーティーに誘われたら「いやあ、俺がいってもアレだし・・」と卑屈に笑って断るともうアレの存在意義が抜群に高まります。パーティ自体を最近見かけませんが。どこか私に関係ない所できっとパーティは開かれているんでしょう。お誕生日パーティくらいしか参加経験のない私はパーティ界の味噌っかすです。あ、鍋パーティとかなら行った事ありますが、それをアピールすると余計にパーティ界での地位が低くなる気がします。しかし、自分で言っててなんですがパーティ界って何なんだ。イメージ的にはキャビアを食べまくる人たちが作っている業界です。あと珍しい肉とか。パーティ初段の試験は口元に手を当てて「オーホッホ」と上手に笑うこと。初段を取ると縦ロールの髪型と、語尾に「~ですわ」をつけることが許されます。会長は叶姉妹、総会長は細木数子です。頭の中にパーティ界をイメージできれば、それは私の精神世界に近づいたという事であり早めに病院にGO今日のは今までの中でも群を抜いてバカ日記ですね。朝から電波飛ばしてすみません。ついでに生まれてきてすみません。とりあえず七月も終わりという事でこのHPのいろんなデータを載せてみました。画材屋本舗七月度データアクセス数トップ36,278デジタル画材679電脳ショップ215デジタル画材2292スキャナー291フォトショップ287イラストレーター294ペンタブレット136ペン先222インク113テンプレート156原稿用紙83トーン151ペン軸88消しゴム154ロットリング111トレース台159枠線用画材79画集221画材屋本舗オススメ1279画材屋本舗オススメ2150お得HP1533お得HP2263ペインター260漫画資料207楽天掲示板795思考遊戯(日記)9,819梵天丸291無料アクセスUP205画材一覧537楽天アフィリエイトポイント 2519Site-Turnsによるアクセス 497Webclickersによるアクセス 1862日記リンク最大件数 148現在の日記リンク数 144リンク元割合楽天66.8%ブックマーク15.1%梵天丸10.2%google3.9%エッジ検索0.9%ネットアイランド0.9%goo0.4%その他1.3%検索エンジンGoogle83.3%goo16.6%検索ワード画材屋本舗、ロビン西、画材、ブログ、和田色々やってみようということで、七月まではとにかく何でもやりました。小市民伯爵さんのところにリンクがあった性格診断をするとタイプ4・ウイング3でした。エニアグラム性格鑑定室「暇で暇でアタイどうにかなっちゃいそう」という方はどうぞ。なんで楽天は検索にひっかかりにくいんだろう。exciteの方が断然ひっかかる。まあ検索にHITしたからってこのHPの場合あまり得はないんだけど、嬉しいじゃないですか。この楽天内にも色々な論争があっていろいろな派閥があるようです。そういうのを覗きながら「おいおいそれは違うだろ」と思うことも多々あるのですが、怖いので静観しています。自分は正しい事をしていると思っている時こそ、自分を最も疑うべきだと勝手に感想を持ちました。日本勝利!!少し溜飲が下がりました。覚えたか!重慶サポーター!!荒木飛呂彦短編集「ゴージャスアイリン」が見つからない。どこに行ったんだ!?「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうパーティには参加できませんがブログランキングには参加しています。
2004.07.31
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皇太子妃雅子様の病名が正式に発表された。「適応障害」というらしい。ストレスによって心が疲弊し、様々な機能障害が出る病気。しかし、本来病名なんてプライバシーの最たるもので、精神疾患などはその中でもさらに秘匿されるべき性格のものなんじゃないのか。僕だったらそれだけで、さらに新しい病気になってしまいそうだ。皇太子妃は辞められない。病気の原因は和らぐ事はあっても無くなる事はないだろう。これって拷問だ。夜中に食う巻き寿司のなんと美味い事よ・・・。貪り食う。ただ書きたいものを書けばそれで良かったんだ。もちろん公開日記である以上読んでくれる人のことは必ず意識して。「書きたいものを書く」というのは少し語弊があって、「読んで欲しいものを書く」ということかな。「読んでもらうために書く」とは少し違う。最近思うこと。「もっとアホにならねば」自分の発言が無性に恥ずかしくなることがある。もっとアホにならねば。賢くなんてなれないんだから。賢い人は馬鹿なことを言っていても知性が滲み出ている。馬鹿な人が賢そうに振舞うと、とても退屈で見ていられるものではないし余計に滑稽だ。自分は確実に愚者・道化なんだから、それなりの楽しませ方があると思う。もちろん滑稽さを狙って賢者のふりをするのは大いにアリ。SPITZの「愛の言葉」という歌の一節を思い出した。くだらない話で安らげる僕らはその愚かさこそが何よりの宝物これからも「夜中に食う巻き寿司が何故美味いのか」という類の事を突き詰めて考えていくような日記が書ければよいな。書ければ。さっき、からしれんこんランキングというランキングサイトを見ていた。「ユーモア・お笑い」というカテゴリに「ヘリコプターボーイ」というサイトがあり、「なめくじ観察日記」とある。変わったことをしている人がいるものだ、と思い覗いて見たがなんのことはない。なめくじを捕まえてきて、いたぶっている様子を日記にしているのだ。本当にやっているのなら救い難い。普通のなめくじ観察日記でもきっと面白いのに。絶対面白いって。こういう過激さを求める安易さは多かれ少なかれ皆持っているとは思うが、そこで一歩踏みとどまって「生ぬるい蛙の卵のような世界」を楽しむ工夫をすればいいのにと思う。普通の「なめくじ観察日記」ならそれが出来たはずだ。普通になめくじを観察して、ちょっと考察を工夫すればきっと良い味が出るはずなのになあ。「生ぬるい蛙の卵のような世界」は言葉そのものも、その世界観も分かり辛いか・・・。今日の内容は非常に恥ずかしいものを含んでいるので、消してしまいたい気もするけど、自分を戒めるためにも残しておこう「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうこれを押すということは僕を調子に乗せるということなのです。
2004.07.30
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この日記「いずれ書き足す日記」言うてたやんか?今までも最初に細かい雑感書いといて、あとでメインの日記をUPするっていう形式を何回かやってて、今日もそれをするつもりやってんけど・・・。今日はめっちゃ疲れました。何があったわけでもないんやけど、エネルギーあらへんねん。とりあえず今日はこれでええかなあ?なーんて・・・。そんなん言うてて日付変わる前には新しい日記UPしとったりしてな?ええかげんで、ごめんなさい。よう考えたらずーっとえらい一人相撲してるなあ。大して面白くもないのに「面白いもん書きたい」って思いすぎたかな?おもんないもん書こう。って誰も読まへんやんそんなん(笑)さんざん言われているし今さらなのだが、中島らも氏が亡くなった。作家としてもさることながら、ああいう「変なおっさん」がいなくなったのはなんとも寂しいものがある。事故死らしいが、「もうええって。そろそろこんなもんでええわ」と彼が言っているような気がした。またカテゴリを移ろうかと考え中。定期的にジャンルを移る流浪のHPになろうかな。そんな存在もあってもいいかも。砂漠を移動する湖ってあるじゃないですか。あんなんでも関係ないカテゴリ行ったら怒られそうだな。今日は髪でも切るか。パーマ当てようかな。でもだいたいいつも失敗するんだよな。テンパに生まれたかった。こういうことを書くとちょっと雰囲気が怪しくなるのだが、サッカーのアジアカップでの中国の観客のブーイングが納得いかない。ああも徹底して反日なのか。別に熱烈歓迎してもらわなくてもいいが、なぜあんな大アウェーの雰囲気で我が代表が戦わなければいけないのか・・・北京に行った時、子供に「リーベン、リーベン」と指を指されたのを思い出した。海外旅行に行こうかとぼんやり考えている。今からぼんやり思っているようでは間に合わないかもしれないけれど。どこに行こうかなあ。チェコは来年友人と行く約束をしている。私は多分、衛生面が整っていない国は無理だ。よく「日記リンクしてくださっている方々」と称して日記リンクを公開しているのを見かけるが、あれはどうなんだろうか。公開して欲しくない人もいるのではないだろうか。でも日記リンクすれば自分のHP上にオススメ新着として私の日記が出るわけだし公開しても差し支えないようにも思える。出来る事なら御礼も兼ねて一覧を公開したいのだが、ちょっと迷うところ。ボッキー会というものを楽天で見かけるが、あれは一体何なんだろう。これらはいずれ消す可能性もあります。
2004.07.29
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私がいつも定期的に覗いているページの中に連載小説を載せているページがある。連載小説を掲載しているページなど楽天ではそれほど珍しくも無い。今まで目にしたもので心の琴線に触れるものは少なかったが、それは何度も通って読んでいる。話が独創的なのか。いや、それほど目新しい部分は無いファンタジーである。文章表現が巧みなのか。いや、書いているのは小学生で、その年齢にしては上手い方だと思うが、一目見ただけでも添削する箇所がいくつもある。人物描写が優れているのか。いや、むしろ人物描写は無いに等しく、各登場人物を色分けするのは名前と立場だけである。ではなぜわざわざ通って読んでいるのか。それはけなげさに心打たれたからである。そもそも、何かを創作するという事は非常に楽しい反面、苦痛を伴うものである。(と思う)私の日記のようなものは頭の中で考えている事を垂れ流して終わりなのだが、長編の小説を書くともなると、その苦労は想像に難くない。その難事に小学生が今の持てる精一杯の力で挑んでいる。飾り気も無く、それ故に中途半端な技巧が鼻につくこともなく。自分の持てる精一杯をぶつけているのがその文章からは滲み出ている。作品そのもの以外の場所で評価するのは作者に対して非常に失礼なことだが、小さな子が無邪気に頑張っている姿を見ると応援したくなるのが人情というものだ。まだ小学生。文章なんてこれからいくらでも上手くなるし、小説の書き方だっていくつも書いていくつも読めばそのうち分かる。ただただ、今のその「挑戦する気持ち」「純粋に楽しんでいる気持ち」に感動したのである。今のその素朴で純粋な気持ちを忘れないで欲しい。そしてこういう事を書くことによって私の好感度が上がって欲しい。これも純粋な気持ちだ。面白いってなんだろうか。ネット上には私に理解できない「面白い」が溢れている。自分が最大公約数でないのは自覚しているけれど、ここまで理解に苦しむ「面白さ」をどう受け止めて良いのかわからない。参考と純粋な楽しみを兼ねて楽天内をうろうろしいろんな日記を見てまわるのだが、本当にどの角度から見ても「?」となる日記が大人気となっているのを目にする。下手したらレスが90くらいついている。「なんでこんなのが面白いの?」とブーたれるわけではなく、純粋に何故面白いのかがすごく気になって仕方が無い。2,3人ならまだ分かる。それこそ人の好みは千差万別だから。しかしこれほど多くの人に分かって自分に分からない「面白さ」があると不安になる。けっこう自分はズレているんだろうか^^;逆に「面白いのにな」と思うサイトがあまり人気が無かったりする。私は応援していますよ。そして最近、私自身が私の「面白い」からずれてきているような気もする。でもまあ、その時々で出来る事をするだけですけどね^^最近こんなのが多いけれど、別に大して悩んでるわけでもないのでご心配なく。「つぶやき」です。いつも見てくださっている方々。有難うございます。私が毎日お邪魔しているわけでもないのに・・・。本当に感謝です見ないと一生後悔する!?マインドゲーム。ロビン西。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうただいま相互リンク募集中です。いつも私のページを覗いて下さっている方で、相互リンクをはってあげてもいいよという方はご連絡ください。「画材屋本舗のお勧めページ」で相互リンクを貼らせていただきます。画材屋の「好感度を上げたい」というけなげさに心を打たれたので投票する。
2004.07.28
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私はこれでも部屋を清潔にしている方だと思います。元々掃除や片付けは嫌いなのですが、ひとえに奴に会いたくがないために。奴。以前にも書きましたが、やはりその名を口にするのも厭なのでここではGとしておきます。Gとの遭遇は常に予告無しであり、まるで日ごろの精神の鍛錬を試すされるようでもあります。その日も出会いは突然やってきました。とても激しい夕立が降った日。私は夕食を外で済ますことにし、いきつけの高級中華餃子の王将でディナーを満喫しました。いつもながら王将の餃子の味は素晴らしく、私は心満たされて家路につきます。あとはHPをゴソゴソして、スラムダンクでも読んでから寝ればその日は完璧。完全に神に祝福された一日となったはずです。しかし好事魔多し。神は私に試練をお与えになりました。神は私に常人の1.83倍の試練をお与えになることが既にバチカンの奇跡認定局の調査で明らかになっています。これも神に寵愛された男の憂鬱というやつでしょうか。しかし、その日の出来事は試練と呼ぶにはあまりにむごく、神を恨まずにはいられませんでした。私ほどの人間が神を恨まずにはいられない出来事とは何か。冒頭で述べたことから「どうせGがまた出たんだろ」と推測するのは容易ですね。しかし、その程度なら甘んじて受け容れましょう。今回は二匹同時に、しかもお互い少し離れて出現したのです!!私が部屋に入り電気をつけると、私に近い左手の壁にその黒いのがピタッとはりつきゆっくりと触角を動かしています。一瞬心臓が止まりそうになりましたが、そこはそれ。私とて歴戦の勇士です。戦場いくさばに於いてはいかに平常心でいられるかが生死を分けます。(よう。また会ったね?おじいちゃん元気?)と余裕を持って心の中でGに語りかける私。対処は簡単です。このまま部屋の奥にある汎用BC兵器までゆっくり近づき、あとは狙いを定めてシュートするのみ。(へへ、あんたもついてないぜ。なんせ俺に会っちまったんだからな)こんな寸劇ができるほど私には余裕がありました。まさに不動心(さーて、アレはどこかなあ。確か一番奥のタナの上に・・・!!)その瞬間、私の全身の血は一気に凍りつき、冷たい汗が背中を伝いました。も、もう一匹いやがる・・!!二匹いることも重大なのですが問題はその位置関係です。どちらかを相手にすれば、どちらかに背後を取られる。それすなわち敗北です。こ、これは孔明の罠だ!退け!退けー!かかったな司馬懿(ニヤリ)ゲーッ!孔明!(ガビーン)しかしよく考えればここは私の部屋。ここをGに占拠されては亡国の王として諸国を放浪しなければなりません。画材屋本舗の興亡、この一戦にあり・・・!!私は自分の心を奮い立たせました。覚 悟 完 了(まずは基本に忠実に。振動を感ずかせることなくキンチョール(殺虫剤)にたどり着かなくては・・・)(しかしたどり着いたとしてどうする・・!?同時に動き回られたら・・・)奴らは明らかにフォーメーションを組んでいるようでした。先の戦いで画材屋侮りがたしの結論を出した奴らが、今度は複数同時展開という戦術をとってきたのも頷けます。(しかし、となると敵は組織だって動いている。先日屠ったあのGは奴らの仲間か?)(ま、まさか!黒い三連星!!)それなら全ての辻褄が合います。これは弔い合戦。ともなれば先方とて不退転の決意で望んできているはず。そうマッシュの仇を討たんがために。(これは厄介なことになった。こちらも相応の覚悟をせねばなるまい)幸運な事に先にマッシュを各個撃破していたおかげでジェットストリームアタックを受けることはないでしょう。しかし、ガイアとオルテガ。たとえ単独であっても侮り難い相手です。一瞬の判断ミスが死に繋がるこの状況で、私は考えに考え抜きました。(オルテガに攻撃すればガイアが、ガイアに攻撃すればオルテガが、それぞれ私の死角から襲い掛かるだろう。同時に双方を殲滅せねば私の死は必定!)(手持ちの兵器ではこの局面を打開することは出来ない・・・。どうすればいい・・・)もはや運命を受け入れ、彼らと差し違えるのも止むを得ないのでしょうか。不思議と涙は出ませんでした。ただ穏やかに死を受け容れる精神。安らかでさえあります。お父さん、お母さん今までありがとう。先立つ不孝をお許しください。観念して部屋の奥へ歩き出そうとしたその時。私は寸でのところである可能性に気がつきました。バルサン!!人類の英知の結晶。対G最終兵器!瞬殺無音の戦術神風!当方に迎撃の用意あり!あれだ!あれがあった!幸い今財布を持っている。一旦ここを後にして薬局さんへGOだ!私はゆっくり戦術的撤退をしてドアを閉めると、脱兎のごとく薬局へ走りバルサンを購入しました。マジで走りました。なんかもうアホほどテンションが上がっていました。部屋に入ると、いますいます。奴らが。(はははは!バカな奴らだ!貴様らはマッシュの仇を討つこもなくここで犬死するのだ!くらえい!)←完全に悪党のセリフ。バルサンをセットし、私は再び部屋を飛び出して夜の街(のゲーセン)へと消えて行ったのでした。Gはアホの所によく現れるんでしょうか。強化外骨格が欲しい。
2004.07.27
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今日は本当に嫌な事があった日でした。この日記は楽しくないので読まないという選択も大いにアリです。私はいつも「つぶやき」というテーマで投稿しています。このテーマははっきり言って何でもアリで、テーマであってテーマでないテーマなんですが。(ごっつ変な文章)なぜここに投稿するのかというと色んなジャンルの人に日記を目にして欲しいからなんですね。日記は更新されるとカテゴリごとに新着日記として表示されますが、それはあくまで同一カテゴリ内での話。テーマ投稿した方が、この広い楽天内のより多くの人の目に触れる機会が増えるんです。そして、私も同時にそのテーマ内を散策して多様な日記を楽しみます。まずは自分の日記に近い場所からということになるんですが、今日は少し運が悪かったようです。それはとあるHPで目にした日記でした。内容は伏せますが、いわゆる倫理に関すること。当たり前の事を当たり前に言っていただけなのですが、ネットでは逆にこういう正論はちょっと貴重だなと思ったんで「私もそう思います」という趣旨の書き込みをしようとしたんです。すると「日記への書き込みは停止しているので私書箱でお願いします」との注意書きが。どうやら反対派の人たちとかなり激しくやりあったようで、ちょっとガードが固くなっているようです。「まあ、そういう気持ちになることもあるよね。言ってることは立派だし共感した旨を伝えよう」と思い、簡単なメッセージを私書箱に送りました。その後自分のページでの細々した更新などをしているとその方から私書箱にメッセージが。内容は挨拶がないというもの。ちょっと嫌な予感がしましたが、確かに言われてみれば初めてのメッセージなのに挨拶を忘れていた私が悪いので「挨拶を忘れてすみませんでした」というメッセージを送っておきました。するとまたすぐに連続して返信があり、最後のメッセージで「意見があるなら反対派の人にどうぞ」とのこと。「んー?話が噛み合ってないなあ。なんで日記の感想を言ったらいけないんだろう。別に批判したわけでもないしなあ・・」もうこの時点で少し関わり合いになるのが厭になってきたのですが、一応正しく理解して欲しかったので「共感したのでメッセージを送りました」と伝えました。しかし、それに対する返信はあなたはいつになったら挨拶するようになるのか。共感したからメッセージとは話にならない。言いたいことは反対派に言えばいい。反対派に言わなければ何も変わらない。(要約)「・・・・・・・・・・・(絶句)」もう、何がなんだかわかんねー!(byピヨ彦)どうやら、「つぶやき」というノンジャンル多投稿のテーマに投稿しながら、同意の意見さえ欲していない人もいるようです。挨拶も一回一回の返信に「こんにちは」とつけないとだめだそうです。世の中には色んな人がいて、それが面白いんだけど、正直きつい事もあるなあ。久々にいやーな「気」をもらってしまいました。ハッキリ言ってこれ書くのもけっこう怖かったりして^^;すんごいほのぼのしたHNの方だったのに・・・。なんで日記コメントを閉鎖しないといけなくなったか少し分かりました。耐えるピヨ彦氏©うすた京介<追記>今「つぶやき」をうろうろしていたら、その方に関する日記が見つかりました。かなり有名な方のようで・・・。どうやら私は地雷をうっかり踏んでしまったようです。たまたま読んだ日記が正論だったんですね。その方の意見や実際の書き込みを見ましたが、「関わり合いになってはいけない」と私の本能が警告しました。大らかさは細かなマナーよりも対人関係で重要だと思うんですが・・・今日のハ100%グチです。つまんなくて済みません。相手の方をコケにするつもりはないのでネタも入れにくく^^;お口直しにこちらをどうぞ超有名サイトで、私が今さら紹介するまでもないのですが。日記リンク現在145。最近日記リンクが増えては減りの繰り返しだ。この辺が臨界点か?嫌な気分になった時はこれを読んでテンションを上げます。マインドゲーム。ロビン西。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうただいま相互リンク募集中です。いつも私のページを覗いて下さっている方で、相互リンクをはってあげてもいいよという方はご連絡ください。「画材屋本舗のお勧めページ」で相互リンクを貼らせていただきます。ブログランキングに投票して慰めてあげる
2004.07.26
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こんばんは。最近スタンドを出す修行をしている画材屋本舗です。挨拶が思いつかなかったので言ってしまいました。まだ帰らないで下さい。設立当初は当然ながら楽天内の訪問者ばかりだったこのページですが、最近嬉しい事に「ゲストさん」の訪問もけっこう増えています。色々なランキングサイトに登録したり、相互アクセスサービスに加入した結果でしょう。(今チェックしたら、相互アクセスサービスのポイントは既に底をついていた・・・)ちなみに楽天は検索エンジンにひっかかりにくいと思いませんか?ためしにexciteブログでもページを開いてみたんですけど、あちらの方が圧倒的に検索にかかりやすいです。さて、アクセスログに表示されるゲストさん。みなさんもご存知でしょうが、ログインして詳しく見るとホストも表示されます。やはりヤフーBBやOCN辺りが多いのですが、ここ二週間くらい前からなんと!携帯電話からのアクセスもちょこちょこ増えてきました。今までにEZWEB、VODAPHONE、i-modeを確認してます。こんなページごときをわざわざ携帯で見ていただけるとは有り難いことですね。で、一番多いのがi-modeなんですが、これ見てるうちに変な読み方が思い浮かんでしまい、それ以降もうiモードとは呼べなくなってしまいました。今の呼び名はいモードです。どうですか?i-modeという名前に込められた全ての希望や夢を否定する呼び名。i-modeのiはITの「I」だったり、一人称の「I」だったり、もしかするとinternationalの「I」だったりするんだと思いますがそういう意匠溢れるネーミングが台無しです。一度この呼び名を思いついてしまったらもう二度とi-modeを見かけても「あい・もーど」とは読めません。気に入ってるのでもう一度言います。いモード。これから皆さんもDocomoの携帯を見かけたらこう言いましょう。「あ、それ『いモード』でしょ?」相手が少し不機嫌になったり次の日から態度がよそよそしくなっても責任は負いかねますが。今書いていてさらに発展形を思いつきました。ゐモードどうでしょう?平安貴族がメールを打つ姿が浮かびませんか?最先端の情報端末が一気に雅の世界に。浮かばない人はノートに500回くらい書いてみて下さい。別にそこまでして思い浮かべるようなものでもないかもしれませんが。本日この時をもって「ゐモード普及委員会楽天本部」を開設します。会長画材屋本舗会員数一名 活動内容i-modeの事をゐモードと呼ぶ。多分三日後くらいに潰れます。P.S. 2chあたりで言われてそうだけど調べるのがめんどいです。とりあえず思いついたので書いておきます。「そのほか」ジャンルに移ってきていまだに画材屋本舗もないかなと思ったので新しいHPタイトルを考えてロゴも作りました。ベタなタイトルだし、深夜に思いついたのでかなりアレですが、一応考えたのでのっけておきます。逆にずっと画材屋本舗でも面白いかもしれないんですけどね。完璧に、100%思い付きのみで考えました。この日記はいずれ消して新しいのを書きます。と言いながら消しませんでした(こんなんばっかり)とりあえず日記のタイトルにしておきます。これ読んでドーパミンとかエンドルフィンとかそういう関係をアレしてください。マインドゲーム。ロビン西。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もう<独白>まんぼうソファーとかいうのがすごく欲しい。あれでだらけながら漫画を読みふけりたい。<独白>日記を一度UPしてから最低・・10回は手直しを加えます。何度も日記を見られる方は「ははーん、ここを直したな」と心の中でニヤニヤしてみて下さい。すごく恥ずかしいです。<追記>ただいま相互リンク募集中です。いつも私のページを覗いて下さっている方で、相互リンクをはってあげてもいいよという方は是非よろしくお願いします。ゐモードの普及に貢献するために投票する。けっこういい順位まで昇ってきました。まあこれ以上上には行けそうにないですけど。
2004.07.25
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私はほとんど「日記」という形式のものを書いたことがありません。別にそんなことはどうでもいいのですが、今日もやはり「日記」ではないなあと思います。若干日記「風味」です。まあ皆さん聞いてください。(人生幸朗)数日前のことです。眠りから目覚めると頬のあたりがガサガサするんです。ザラザラした感触というか。私はよくうつ伏せで寝るので、シーツか枕が顔面に当たってる状態になるんですよね。(なんでシーツがこんなにガサガサするんだろう)ぼんやりした意識の中で、考えながらもしばらくは夢と現の間を行ったり来たりしていました。正直、こんな寝方をするのでよだれを垂れていることがよくあります。そんな時は頬が冷たいんですよね。でも今日はガサガサ、ザラザラ。なんなんだろうなあ、と思いつつ意識がハッキリしだすと気がつきました。自分の顔のあたりに半径15cmくらいの赤黒いシミができていることに!これはちょっとした恐怖ですよ。朝起きたら普段見たことのないようなシミが顔面のあたりにあるんですから。飛び起きてよく見るとそれが何なのかすぐにわかりました。血でした。「なんじゃこらー!!」と心の中は大パニックです。私は鼻血を生まれてこの方出したことがないので、常々鼻血を出してみたいなと思っていたのですが、その夢がかなったのでしょうか。殴られたって出た事のない鼻血が、まさかこんなタイミングででるなんて。ありがとうロマンスの神様。ロマンスの神様が鼻血を司っているのかどうかは不明ですが、鼻血を司る神がいるとするとロマンスの神様のような気がします。ロマンス=鼻血という図式を完全に否定できないあなたがそこにいるはずです。しかし、喜びもつかの間。すぐに鼻血ではないとわかりました。鼻の穴だって通常モードでしたし。(じゃあ、この出血はなんなんだ。これは怖い。寝ている間に出血をしている事自体怖いのに、その原因がわからないなんて。)今日はお赤飯か!?という可能性も考えてみたのですが、私は確か男だったはず。もし私がおすぎかピーコだったらものすごいぬか喜びになるところでした。正直焦りました。どこか怪我でもしてるんでしょうか。体のあちこちを触りまくります。服にはまったく血がついていないようだったので、血のついていた箇所からしても一番の候補は顔面に決定しました。急いで鏡を見ると頬に10cmくらいの切り傷が・・。幸い傷は浅いようで、既に塞がっていて血も止まっていました。(これか・・・たいした傷でもないしよかった。)しかし、全然よくないことが一つ。なんでこんなとこ怪我してるの?正直カテゴリをうつろうかと思っている。私は漫画が好きなんでこのカテゴリに来たが、周りをみるとどうも若年層が多くて読んでる漫画が全然違う。色々とカテゴリ内を探し回ったが、漫画の趣味が合いそうな人、漫画の話ができそうな人はここにはほとんどいないというのが結論だ。カテゴリの性格上仕方のないことだが、ここは楽天でも特に若年率が高いような気がする。一応その辺の人たちが読む漫画にも目を通してはいるが、自分の中ではそれほど面白いとは思えない。むしろカテゴリ外にこそ、嗜好が似ている人が多くいるような気がする。さらに、日記をいつも読んでくれている人の中で「読書・コミック」カテゴリの人は少ないと思う。いたとしてこのカテゴリでは少数派のシニア層だ。もちろん、大人の方に面白いと言ってもらえるのはとてもうれしい。しかし、だったらもっとシニアがたくさんいるカテゴリに行けという話だ。(私の日記がある程度の年齢(20以上)に受けるかどうかは別として、事実20代以上の人が90%以上を占める)そしてついでにHNもHPタイトルも変えていっそ画材屋でなくなってしまおうかとも考えている。お絵描き掲示板なども、常連さんはほとんどこのカテゴリ外の人で、ここにいるメリットがほとんど感じられないのだ。(もちろん、自分のHPが至らぬせいで「書いてやろうか」という気にならないというのもある。)カテゴリの移動は出来たはず。でも、いざ移動しようと思うと色々不安の種もあるのでできなかったりもする。どこに行って良いかもわかんないし(笑)「その他」かなあ。さらに独り言。州鎌が負けた。もうこの辺が潮時だろう。もう一発独り言。自分で73737を踏んだ。少し嬉しかった。これ読んでドーパミンとかエンドルフィンとかそういう関係をアレしてください。マインドゲーム。ロビン西。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もう朝っぱらからバカで気の毒なので押してやる
2004.07.24
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まずはこちらを見て欲しい。トンカツ専門店。かなり年季の入ってそうな商店街にあるお店。こういう店のオーナーは大将とかおやっさんと呼びたくなってしまう。実際には恥ずかしくてそう呼んだ事は一度もないが、心の中ではおやっさんということにしておく。トンカツを専門にやってきたのだから、きっとこだわりのある職人気質のおやっさんなんだろう。年は60前後。身長は160センチ中ごろで小太りと想像してみる。ハゲ頭にねじり鉢巻をしていればベストであるが、そんなパーフェクトなおやっさんは中々いない。もしこのようなおやっさん又は大将を見かけた時は早急に保護し、学会で発表したいと思う。外国人の方はワシントン条約にひっかかるので、国外へのおやっさんの持ち出しはしないように。さて、トンカツ専門店の看板で楽しい妄想の一時を過ごした後はこちらに注目して欲しい。赤丸部分別に霊やUFOではない。この店のメニューである。こだわりのおやっさんはどんなメニューを揃えて客を待っているのか。当然興味の対象はそこへ移る。次はそこにズームインしてみよう。これはあるいみ衝撃画像である。目が悪くなったかな?と思われた方。私も最初はそう思ったのだが心配無用。あなたが見たとんしゃぶ・かきしゃぶ・えびしゃぶの文字は決して幻覚ではない。なんという理不尽トンカツ専門店と声高に名乗っておいて、舌の根も乾かぬうちに店名を真っ向から否定するラインナップ。とんしゃぶは1億歩くらい譲れば理解できるがえびしゃぶ・かきしゃぶとはなんたるちあ(VOWっぽくしました)トンカツ専門店と男らしく言い切ったエネルギーが、えびしゃぶ・かきしゃぶの裏切りのエネルギーによって一気に逆の方向へ走り出している。おやっさんの意図はなんなんだ。いや、そもそもおやっさんの称号を与えるに相応しい人物なのか。ただの資本主義の荒波に敗れた唾棄すべき変節者なのではないのか。しかし、よく考えてみると、節を曲げたのならば逆にトンカツ専門店の看板は足かせにしかならない。そんなものは早く取り下げてトラットリア・大将とかビストロ・ド・おやじとか今風の店名に変えてしまえばいいのである。看板を付け替えるのがもったいないとか、決してそんな理由ではないはずだ。やはり何か意図がある。トンカツ専門店という言葉が何かの暗号かもしれないと思い、CIAに電子メールを出してみたが返事は来なかった。何か巨大な陰謀が裏で蠢いているのだろうか。しかし、一度私の探究心に火がつけば誰にも止められはしない。たとえ黒ずくめの男たちに突然拉致されるようなことになろうとも、やめるわけにはいかない。暗号の線はCIAの中にいる正義の士に任せるとして、私は違うアプローチから謎に迫った。あの看板とメニューが合わさって生まれる効果があるのではないか。だとしたらそれは何なのだろう。何のために・・・・。人通りの多い商店街に掲げているのだから、きっと多くの人間に見せたいものであることには違いない。だとすればやはりこれは不特定多数の人間に対するメッセージと見るべきだ。(暗号の可能性を除けば)何のために、矛盾する看板とメニューを。トンカツ専門店の看板を見れば誰だってトンカツしかないという先入観を抱く。その上であのメニューを見た時のショックは計り知れない。・・・・・・まてよ?それが狙いなんだ・・・・・先入観を抱いた人にショックを与える・・・・・・先入観?・・・・先入観だ!!ついに謎が解けた。あれはおやっさんからの思考の柔軟性を欠いた人類へのアンチテーゼであり、さらには偏見による差別を無くそうという愛に満ちたメッセージだったのである。世の中は杓子定規なことばかりではない。机上の計算では1+1=2であるが、様々な人間が有機的に絡み合って生活している社会においては、答えは常に一つとは限らない。1+1=3だと言い張って聞かない強情な人間だっているし、大きなリンゴ2個と小さなリンゴ2個は意味が違うと考える人だっているのだ。1+1の意味は人の数だけあって良い。同じくトンカツ専門店の意味だって人の数だけあって良いはずだ。「トンカツ専門店だからってトンカツしかないと決め付けるな!まずは全てを疑え。そして思考の果てにたどり着いた答えを己の真実とせよ!」おやっさんの暖かい怒鳴り声が私の心に響く。そしておやっさんはこうも言う。「トンカツ専門店だからって、トンカツ以外を置いてはいけないという道理はない。人はみんな自由だ!トンカツ専門店はトンカツしか売らない。そんな先入観が偏見を生み、そんな考え方が差別の元凶となるのだ!」おやっさんはそんな熱いメッセージを自分の店のレゾンデートル(存在意義)を賭けてまで私たちに伝えてくれていた。なんといういたわりと友愛じゃ・・・婆様もきっとそう言うと思う。ありがとう、おやっさん。おいら、なんだか泣けてきたよ。
2004.07.23
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こんなページを色々追加しました。↑音が出るので注意してください。へぇ子さん↑トリビアのへぇボタンが可愛い女の子になりました。★告知★日記リンクを貼ってくださった137名のみなさん、ありがとうございます。「日記リンクを一度貼ると外すのが気まずい」という方がもしおられるなら、気にせずに外して下さい。※中途半端な敬語ですみません。いきなりベタなタイトルですね。狸の宝箱です。しばらく「はひへほ日記」かも。トップのじゃまっけなアレやコレやを色々片付けようかと思っています。あんなものがあるから・・。ページ名もHNも実情に合わないし変えようかな。こんな名前だから・・・。もう、これなんかは誰かが見ることは全く意識せずに書いてます。ものっそ適当。だってしょうがないじゃない。人間だもの。(最近自分のなかで流行っている)最近気がついたんですけどTOP重いですか?私は回線速いほうなんですけど、それでも読み込みに少し間が開くもんで。日記書こうかなと思って画像等をUPし準備していたら、これが今日の日記だと気がついた。まいっか、明日書こう。へぇ子さんが可愛かったので押してやるこれ読んでドーパミンとかエンドルフィンとかそういう関係をアレしてください。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もう
2004.07.22
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これでお楽しみ下さい。ジョジョの奇妙な冒険を読んでないと分かりませんが。色々あってアリーヴェ・デルチをしそうになりました。昨日の日記には三時間・・・。最初の一時間をかけて書いた日記は面白くなかったのでボツ。次に今UPしてるのを書いたんですけど、それを書くのに二時間。さすがにこんなことしてたら生活が破綻してしまいます。でも昨日のは楽しんで書けましたけどね。この日記は次の分をアップする時に多分消します。もうランダムは絶対押しません。ログを辿ってフラフラするのもしません。知ってる人のHPしか行きません。怖い目に遭うから。書くことはまだあるんですが、今のテンションで書いてもきっと面白くなりません。もったいないので上がるのを待ちます。(どうせ面白くないってのはナシの方向で)しばらく知ってる人のHPを周るだけの生活をしてみようかしら。
2004.07.21
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神はこの世にいると思いますか?「そんな非科学的な」と鼻で笑ってしまってもいいのでしょうか?近代科学は自然現象や物理法則を解き明かし説明する事によって、「神の御業と意思」を理解しようと努めてきました。実際、物理学者・科学者が研究を進めれば進めるほど「神の存在」を強く意識するようになることは稀では有りません。アルバート・アインシュタイン(物理学者・光電効果の法則・ノーベル賞受賞)「私はただ、神から出ている線をたどっていくのみである。」アーサー・L・シャーロウ(物理学者・レーザー分工学・ノーベル賞受賞)「生命や宇宙の驚異をまのあたりにすると、人は、なぜ、考えられる答は宗教にしかないのかを問わずにはいられない・・・私には、宇宙にも自分自身の人生にも神が必要だと考える。」ルイ・パスツール(科学者。細菌学)「自然を研究すればするほど、私は創造主のわざに驚かされる。」名だたる科学者たちが神の存在を口にしています。神は決してオカルト的な存在ではなく、物理法則や数式の延長線上に常に存在したのです。そして、幸運な事に私は科学とは違ったアプローチによって、神は存在するという偉人達と同様の確信に至りました。物理や数学も突き詰めれば哲学となっていきます。私の思索もはからずして同じゴールへたどり着いたのでした。本日は、到達の喜びをみなさんと分かち合うべく筆をとることにします。悟りの啓示というものはある日偶然もたらされるかに見えて、実は全てが必然です。アイザック・ニュートンは、リンゴが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見するキッカケとしました。しかし、彼がリンゴの落下を目撃した世界で最初の人間ではないはずです。それまでに積み重ねた思索、練り上げてきた思考、蓄えてきた知識、育んできた直観力。それらがあったからこそ、彼はリンゴの落下にヒントを得ることが出来たのです。事実、彼は後に「私が発見したものは、すべて祈りに対する答えであった。」と語っています。そしてやはり、私が体験した出来事も長年思索を重ねてきた私であるからこそ意味をもつものであったと言えるでしょう。私は常々考えていました。「人の運命とは予め決まっているものなのか。」「運命は自らの力で切り開く事が出来ると言われているが、その時に下す決定自体も運命だとしたら?」「人は果たして本当の自由意志というものを持ちうる存在なのだろうか?」その答えをついに今日見つけました。それはある飲食店でのことです・・・。食生活の貧しい私ですが、たまには贅沢をします。カレーハウスcoco壱番屋。こんな場所に通っていると知られると私の清貧のイメージが崩れ、下々の嫉妬を集めかねませんが、告白します。私は週一回ここでカレーを食べています。私に嫉妬から来る反感を覚えた方はこちらから退出してくださって結構です。さて問題はこの店のメニューの豊富さ。 豚しゃぶカレー(650円)うまとろ豚カレー(650円)チキンにこみカレー(600円)ロースカツカレー(650円)ソーセージカレー(650円)メンチカツカレー(650円)パリパリチキンカレー(650円)ゴロゴロポークカレー(650円)チキンカツカレー(650円)ハンバーグカレー(650円)ポークカレー(400円)フライドチキンカレー(600円)牛しゃぶカレー(750円)ビーフカツカレー(750円)エビフライカレー(700円)シーフードカレー(850円)イカカレー(600円)エビカツカレー(700円)エビにこみカレー(600円)フィッシュフライカレー(550円)なすカレー(550円)山菜カレー(550円)やさいカレー(600円)ほうれん草カレー(600円)ホクホクコロッケカレー(550円)キムチカレー(550円)チーズカレー(550円)うずら卵フライカレー(550円)カニクリームコロッケカレー(600円)きのこカレー(600円)オムエッグカレー(550円)納豆カレー(550円)ご覧下さい。この豪華なラインナップを。さらにここにトッピングメニュー、ご飯の量、辛さの度合いを加えれば、そのメニューの組み合わせはおよそ65664通りにもなります。毎日ココイチに通ったとして、全ての組み合わせを制覇するには約180年かかる計算になります。(NASAのスーパーコンピューターCITIZEN DM-596Nによる計算結果)※断じて電卓などではありません。しかし、これだけのメニューを前にして、私の選ぶメニューは全て一つ。カニクリームコロッケカレー。当初はなんの疑問もなくオーダーしていましたが、1/65664もの選択が続いていることに気がついた時、ある疑念が生まれました。私がカニクリームコロッケカレーを注文する事は、既に運命として予定的に決まっていたことなのではないか。何か外部的要因によって動かされているのでは・・・。神・・・?私とて、考え無しに注文しているわけでは有りません。いい加減、カニクリームコロッケカレーばかりを注文している事にも気がついていますし、たまには目先を変えようという思いは自然にわくものです。まず店内に入り席に座ります。店員が持って来た水を素早く口に含み水分を補給し、思考をクリアにしてから検討に入ります。(最近野菜が不足しているし野菜カレーにするべきかな)(いや、パリパリチキンカレーも美味そうだ。なんせパリパリだからな)(む、そういう意味ではゴロゴロポークカレーも捨て難い。ゴロゴロ・・・)何度も何度もメニューを行きつ戻りつしながら、私は脳内の思考パズルをまとめていきます。よし!決まった!今日はハンバーグカレーだ。決めるや否や店員を呼びます。思考は慎重に。行動は素早く。我ながら素晴らしい。近づいてくる店員。全ては完璧です。私はこの後、間髪入れずに「ハンバーグカレー」と発声し、店員は速やかに厨房にオーダーを通す。そして数分後に出てきたハンバーグカレーを食するでしょう。完璧な世界です。一分の隙も無いパーフェクトワールドがこのココイチの店内に構築されるはずです。(さあ、言うぞ・・・!)しかし、次の瞬間、私は奇妙な感覚にとらわれます。(本当にそれでいいのか?)誰かが私に問いかけます。途端に声が出なくなります。「えっと・・・・・」店員は静かに私のオーダーを待ちます。「えーっと・・・」5秒経過。オーダーが決まったからこそ呼んだであろうはずの客が、今メニューを見ながら考え込んでいる。(早く言えよ、この優柔不断男め。)私には店員の声が聞こえます。これ以上待たせてはいけない。私のためにも、店員のためにも、店のためにも。そしてひいては世界秩序のためにも。わずかな隙間からダムが決壊するように、世界の秩序もこのような小さなカオスから壊れるものなのです。滲み出る脂汗。落ち着かなくなる視線。こわばる顔。(早く言わなければ・・!しかしあれほど考えて決定したハンバーグカレーに疑念を挟んだ今、もう一度同じくらい強固な論理構成に基づいて決定をするには時間がなさすぎる・・!)(無心だ。無の境地だ!心を無にして深層心理の奥から答えをすくい上げるのだ・・!!)「あ、カニクリームコロッケ・・・」意外にも口から出たのはカニクリームコロッケという単語。一番最初に除外していたはずの単語です。これは一体どういうことでしょうか?あの声はなんだったのでしょうか?私は悩みました。カニクリームコロッケが上がるまでの10分弱の間、となりのおじさんが読んでいるスポーツ新聞を覗き見るフリをしながら頭をフルに回転させました。(分からない・・。なぜハンバーグカレーを注文しなかったんだ。なぜカニクリームコロッケと言ってしまったんだ・・。え・・清原けがで長期離脱?)分からない。分からない。分からない・・・。思考はまとまらず、さりとて時間は過ぎます。そして、時間が過ぎれば注文した料理が来ます。(くそ!こいつめ。カニクリームコロッケめ!カニなんか入っていない冷凍食品のくせに、人を悩ませるとは!お前なんてこうだ!)私は苛立ちと怒りの全てをカニクリームコロッケにぶつけるように食べ始めました。(畜生、何様のつもりだ。私は万物の霊長、人間様だぞ。)(お前は生き物ですらないじゃないか。なんだよその色。こんがりキツネ色じゃないか!サクサクしてんじゃねー!)(けっカニの味がするからって調子に乗るなよ!)(え?カレーソースの辛味とホワイトソースの甘みのコントラスト?その程度で威張るな!)(だいたい美味けりゃいいってもんじゃ・・!ハッ!!)(あ、あんた・・・・美味いじゃないか!!)そうです。私は気がつきました。カニクリームコロッケは美味い。あの声は私の内なる声。私のカニクリームコロッケへの愛情、私の心の中にあるカニクリームコロッケが発した言葉でした。神とは人の無意識的意識であって、それに突き動かされるようにして我々は選択しているのです。そしてその無意識的意識とは外部の様々な要因によって形作られるのです。私にとってそれはカニクリームコロッケでした。みなさんの神はなんでしょうか。
2004.07.20
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私の母親は口癖のように「お母さんは若い頃ボインで美人だった。」と言います。まだそれだけなら良いのですが、具体的な数字を聞かされた日には脳内メモリーを損したばかりか、何か精神的苦痛のようなものを感じます。ボインという単語を使うあたりなかなか良いセンスをしているとは思いますが、とりあえず息子としてはそんな情報は本当にどうでもいいです。よくトリビアの泉で無駄知識とか言ってますが、こういう情報こそ本当の意味での無駄知識ではないでしょうか。こんなのどこで使うんでしょう。母親のスリーサイズ。しかも昔の。就職面接で聞かれるんでしょうか。「ところで貴方のお母さんの昔のスリーサイズをご存知ですか?」お目当ての女の子を口説く時に使えるんでしょうか。「実は俺のオカンって昔ボインでさ・・・」母親のスリーサイズを知っていたのでガンが治った!という喜びのお頼りが全国から続々と届いているのなら是非知っておきたい情報ですが。この前実家に帰ってテレビを見ていると「ちょっと、ちょっと」と呼ばれました。(なんだよ。タモリ倶楽部の録画見てるのに)私が渋々部屋を出て行くと、一生懸命ジーンズのボタンを押さえている母親の姿が。よく見るとそのジーンズは私が買った501XXレプリカ。大き目(32インチ)を買ってしまい、あまり履いていなかったのですが、オークションで売りさばこうと思っていたものでした。なんで勝手に履いてんの!?しかも丈まで詰めてる!!どうして「オカン」はジーンズを洗濯するんでしょうか。美しい濃紺だったジーンズは母親がかなり愛用していたらしく、貧乏臭い水色に変わっていました。嗚呼、19800円・・・絶望に打ちひしがれる私にさらに追い討ちをかける一言が。「ちょっと・・・!ボタン締めて・・!」(苦悶の表情)太りすぎだよママン!!リーバイス501はボタンフライ。チャックの部分がジッパーではなくボタンなんです。ジーンズが一本天に召されたショック、私でもブカブカなジーンズが既にパツパツになっているショック。そしてそのジーパンのボタンを閉じてあげるやるせなさ。みなさん、オカンには気をつけましょう。これ読んでドーパミンとかエンドルフィンとかそういう関係をアレしてください。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もう面白いよママン
2004.07.19
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常に迷っている事が有ります。主に二種類。迷うくらいなら実際に試してみればいいのですが、なかなかそういうわけにもいかず。まず一つ目は文体について。私は普段「です・ます調」で日記を書いています。これの利点はやはり柔らかい印象を相手に与えられることですね。私のようなキワモノ日記を書いている者にとってはこの上ない自衛手段です。ごく稀にですがいるんですよ。なんか怖いこと言ってくる人が。怖いって言っても「おばけだぞー」とかそんなんじゃないですよ。すみません。くだらなさ過ぎましたね。叱っておきます。一、二度あったんです。私書箱なんかに「調子こくなよ」という趣旨のお手紙が。読まずに食べようと思ったんですけど、読んでいる時点で既に読まずに食べる事は出来ないので読みました。(電化製品がおかしい時は殴るのがオーソドックスな修理法ですが、頭の回線がおかしくなった時はどうすればいいのでしょう。やはり殴るのでしょうか。)自慢じゃないですけど私は大したこと言ってません。(本当に自慢じゃないな。)やれキューティーハニーがつまらなかっただの、実写版セーラームーンだの、中学生にキン肉バスターするだの、そんな他愛も無いバカ話をしてるだけなんです。バカすぎて後で涙が出てくるくらいです。でも、それが気に障る人がいるみたいなんですね。何に代わってお仕置きしようとしてるんでしょうか。それが不明であるとしても、とにかくこんな日記ですら気に入らないと思う人がいる事実。その中で「である調」を使うことはけっこう勇気が要ります。偉そうに聞こえますからね。反感を買うんですよ。本当は個人的に「である調」が好きなんです。歯切れが良いので文章にテンポが出るでしょう?語彙も修辞法も知識も大したものを持っていない私の場合、今この場で出来る工夫は文章のリズムを整えることだけです。しかし、「です・ます調」だとどうしても文章としてイマイチ乗り切らないのです。(気にしてこの程度か、と思われた方は哀れんだ目で見てください。さあ、見てください。見るが良いさ。)二つ目はフォントタグを使うかどうか。使えるものは使って良いと思いますし、それで面白くなるなら使うべきだとは思います。しかし果たしてそれで本当に面白くなっているのか、もっと言えば、これ以上面白くなる可能性がその先にあるのかということが問題です。フォントタグを使えば確かに視覚的な効果を狙った分かりやすい日記が書けます。しかし、それは結果として安易な方向に逃げているだけで、自分の可能性を自ら閉ざしてしまう行為なのではないかという疑問があるのです。じゃあ、タグを使わないでもっと面白く出来る確信があるのかというと、そういうわけでもないのですが。「使っても面白くねーよ」というのは禁句です。ストレスでハゲますからね。あ、使ってしまったのである。P.S. 正直、今日は調子こきました。これ読んでドーパミンとかエンドルフィンとかそういう関係をアレしてください。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もういい加減他の文句を考えろよ、と呆れられた方。押してください。(脈絡なし)Blog Rankingでの画材屋のランクが見られます。
2004.07.18
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いきなり少し反抗的なタイトルですね。中学生くらいになると、出かける時に「どこいくの?」と母親に尋ねられると非常に鬱陶しかったものです。別に人に言えないような場所に行くわけでもない。近所のコンビニへ行くだけなのに「どこでもええやん」と答えてしまうのでした。まあいわゆる一つの反抗期というやつで、それがこのblog的にもやってきたと思ってください。blog年齢というものがあるなら、今このblogは中二の夏です。中二この言葉を聞いてみなさんはどんなイメージを思い描くでしょうか。はっきり言って男子はかなり微妙な、という安易な言葉で表現するのが難しいほど微妙な年頃です。(結局使う。)一番成長の差が出る年頃なんですよね。クラスを見渡してもおっさんとクソガキが入り混じっているというなんともアンバランスな構成です。もちろん、おっさんやクソガキばかりではなく美少年という存在も稀に見かけられますが、私にとっては面白くもなんとも無いどころか忌むべき存在なので無視します。私はもうこれ以上無いくらいに小学生のオーラをまとった、中二の中でも格段にお子様な中二でした。頭の中身もクソガキ全開で、とにかくスーパーファミコンと漫画のことしかありません。一応思春期と呼ばれる年代ですが、晩熟(おくて)にもほどがあった私は本当に女子に異性としての興味がなく、女子の分類はファミコンをやっている女子かそうでない女子かで行っていました。ファミコンやってる女子からは裏技聞けたりしますからね。今思うともうアホ過ぎて、一発殴ってやりたいくらいです。せめて中学生日記くらいの中学生らしい生活を送れよと。そんな頭の中身を反映してか身長も150センチとかなり低く、声変わりもせず、どんどんおっさんになっていく友人を不思議そうに眺めていたものです。鼻水をたらしていなかったのが唯一の救いでしょうか。幸い中三の終わりになったころからグングン身長が伸び、部活では県大会優勝、成績は常にTOP3。難関進学校に合格できた上にかわいい彼女もできました。(赤字部分:参考資料「進研ゼミ中学講座・付録漫画」)そんな私ですから、今の発育が早い中二の話を聞くとなぜか泣けてくるのです。「元カノがさあ」なんて語っている中二男子を見かけたら、キン肉バスターをかけたい衝動が沸々と湧き上がりますし中二のカップルなんかを見かけたらとりあえず彼女の前で胸に七つの傷を作ってやろうかと思います。実際にキン肉バスターをかけたらどうなるんでしょうか。やはり傷害罪でしょうか。キン肉バスターなら世間も笑って許してはくれないでしょうか。無理ですか。そうですか。これから夏休みを迎える中二の諸君。こんな大人がいるので注意してくださいね。 とにかくこんな大人には注意が必要。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうこれって素敵やん?(S田S助)と思った方はポチッとな(Bヤッキー)と押してください。Blog Rankingでの画材屋のランクが見られます。
2004.07.17
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どうも私のアンテナはこういうものに関して敏感なようです。というか目の前で見たのでアンテナは関係ないです。(いきなり前言撤回)チャイドル唐突に書いてしまいました。何か背徳感を感じてしまうのはやはり私があの場を見てしまったからでしょうか。この世の地獄と形容される場所、場面は数多くありますが、私が体験したあの場もその一つに該当するのかもしれません。別府地獄めぐりのニューカテゴリーに推薦したいくらいです。どうですか、別府観光協会のみなさん(何がだ)失礼しました。別府観光協会にニュービジネスの打診をする前に、まず皆さんにチャイドルとはなんぞや、というところから説明する必要がありますね。(別府観光協会の皆さんには引き続きご検討をお願い申し上げます。あ、祖母が大分に住んでますです。)言ってるそばからすみません。話が前に進んでませんね。とりあえずアピれる時にアピッちゃえ☆と孫子の兵法書にありましたので。さて、気を取り直してチャイドルとは何なのか。ご存知の方も多いかとは思いますが、文部省選定を狙っているんで老若男女すべての方が分かるように説明しておきます。チャイドル。それはローティーン、果ては小学校低学年をも含むアイドルの総称であり、チャイルドとアイドルを混ぜ合わせた造語です。この時点でなにやらきな臭いものをお感じになった方も多いかと思います。私が先ほど感じた背徳感も少しご理解いただけたのではないでしょうか。語源や語感だけでも人を戦慄せしめるコレを現実に見てしまったならあなたはどうしますか。おそらくはベトナム帰還兵のように毎夜悪夢にうなされ、最終的には精神が崩壊し、連続殺人鬼シリアルキラーになってしまうのではないでしょうか。私もおかげでこの有様です。しかし、かろうじて精神の均衡を保てている今、あの体験を皆さんに伝える事が私にとっての使命であると考え、封印した記憶を探る旅路に出立しようと思います・・・・・。あれは去年の夏頃だったでしょうか。阪神タイガースが快進撃を続ける中、私は友人と近鉄vsロッテというマニアの集いに参加していました。客席には私を含めたごく少数を除いては純然たる近鉄ファンかロッテファンのみ。私はまたもや歪んだ悦楽に身を委ねていました。そう。マニアを観察する。そしてそんな場所にいる自分を嘲る。(おいおい、なんで「今」ロッテVS近鉄やねん)(なんで「今あえて」ロッテVS近鉄を選ぶ?俺も君らも。)プロのプレーを堪能しながらも4割くらいはそんなことを考えていました。正直、それは甘かったです。この程度で何をマニア感に浸っているんだ。いくらマイナーだと言ってもプロ野球だぞ?目を覚ませ。今の私がその場にいたなら、そう言って昔の私を殴ってやります。浅い。実に浅い。思考も、マニアに対する認識も!お前はこの後にこんなものとは比べ物にならない真の地獄を目の当たりにするのだ!しかし、いくら今この時点から叫んでも、この声はあの頃の私には届きません。「王者は奢らず 勝ち進む 千葉ロッテマリーンズ」と、応援歌を半笑いで口ずさみながら大阪ドームから出てくる私。大阪球場の外野スタンドから出て、エスカレータを下りきるまではそれなりにご機嫌でした。今、そこに危機があるとも知らずに。エスカレータを下りきるとすぐ目の前に近鉄バッファローズのグッズショップがあります。普段、その前は大きく開けており観戦帰りのファンたちがまばらに歩くのみなのですが、その日はどうも様子が違いました。(ん?ちょっと人だかりが出来てるな)(まさか、諸積でもいるのかな?)しかし、いくらなんでも試合を終えたばかりの選手が球場のすぐ外にいるとは考えにくいし、諸積ならもう少し人もあつまるはずです。ソレは、人だかりとかろうじて呼べるくらいの小さな小さな集団。逆にそれが私の関心を引きました。(なんだろう、あの集まりは・・・)よく観察するとその輪の中心には一人の小学生くらいの女の子とそのお母さんらしき人物。そしてその周囲にはバズーカ砲(!?)を構えた妙齢の男たち。私はただならぬ空気を察知してジリジリとその集団に近づきます。決してこちらの気配を悟られないように・・・。ある程度近づくとだいぶ様子が分かりました。男たちが持っているのはバズーカ砲と見紛うばかりの長身望遠レンズ。その長大さはおよそ今までのカメラ観を覆すほどの異様を誇り「何光年先を見るつもりなんだ」と思わず突っ込みそうになったほど。それら全てが中心の少女一点に向けられていました。さらに近づくと男たちの声が聞こえてきます。「○○ちゃーん、今度ちょっと後ろ向いて手を組んでみてください」「すいません、ちょっとこっち見てもらえますか」男たちは口々に少女に向かってリクエストを発し、真剣な眼差しでシャッターを切ります。こ、これは・・!!とんでもない場面に遭遇してしまった。私の本能が全力で危険を告げます。早く逃げろ!殺されるぞ!(?)しかし、私はその声に耳を貸しませんでした。その本能を上回る好奇心が私を突き動かしたのです。こうしている今にもそのコミュニティーから発せられる腐臭は私の鼻を容赦なく攻め立て、眼前の光景はまさに酸鼻を極めんとしています。「○○ちゃーん。じゃあ今度は体育すわりして下さい」(幻聴か!?)いや、男の一人がはっきりとそう言いました。(お、おいあんた。気は確かか!?その女の子はかなり短いスカートをはいているぞ・・!まさか小学生のパンチラをご所望か!?)一人狼狽する私をよそに、「はーい」と元気に答えた少女は少しづつしゃがみこもうとします。(お母さん!!なんで止めないんですか!見えますよ!!)無力な私は声にならない声を発しながら必死にお母さんを見つめます。しかし、お母さんはニコニコ笑って愛想をふりまくのみ。(ああ、この世に神も仏もありはしないのか)(哀れな少女よ。せめて君のパンツが見えませんように!)まあ、よく考えればパンツを見せずに体育すわりするのは女子にとっては簡単なことのようで、少女も上手く隠しながら座りました。ほっと胸をなでおろします。(良かった。なぜなら見えてたら私も見てしまったから)しかし、一難さってまた一難。今度は男がローアングルからなめるように撮影しだしたのです。片膝をついて、下から徐々に上へと・・・。(お母さん、今このおっさん達があなたの娘さんのパンツとかその他諸々をフィルムに焼き付けようと必死になってますよ!!)私の視線の先にはニコニコ笑うお母さんの姿。(な、なんてこった。親も容認している。いや、むしろ望んでいる)私はもはや諦観に支配され、徐々に後ずさりながら危険遅滞を離脱していきました。遠景の中の彼等は、それでも膝をついてシャッターをきり続けます。ガンタンクに似てるなあすでに冷静な思考力を失いつつあった私は、ぼんやりとした意識の中で、かれらのムの字に曲げた足がキャタピラ、構えた望遠レンズが砲身に見え、ガンタンクを思い出していました。平和な日曜の午後に生まれた異次元空間。私が見たものはなんだったのか。今でも夢だったのではないかと思うくらいですが、あの時感じたあの感覚はまさに地獄のそれでした。リュウ・ホセイ氏に敬礼見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「もち札は無制限。全てが切り札」 原作を読もうこれって素敵やん?(S田S助)と思った方はポチッとな(Bヤッキー)と押してください。Blog Rankingでの画材屋のランクが見られます。
2004.07.16
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いつかこの日が来るかとは思っていたのですが、ついにやってしまいました。その日のうちに日記がかけませんでした。「何をその程度で」というご意見もあるでしょうが、私はけっこうこれにはこだわってきました。いやこだわらざるを得なかったというか。私は元々筆マメではないので、一度の遅れが常態化し、ついには更新をしなくなる、ということを怖れていたんですね。まあ、自分のために立てた目標のようなものだったんです。「目指せ日記リンク300」も直訳するとがんばれ俺なわけで、日記リンクを増やすという具体的な目標を掲げて自分の尻を叩いてたんですよね。もっと言えば「日記リンク」を励みにしようと思ったわけでみんなの元気をおらにちょっとづつ分けてくれ!という元気玉理論です。事実、その理論によって今まではなんとかその日の内に日記をUPしてきました。(危ない日もあったけれど)しかし元々戦闘力が4(最初に殺された農夫より下)なのでみんなから集めた元気が体の中で飽和状態となり、ついにオーバーヒートを起こしてしまったのです。これは少年漫画にありがちで、もはや夢落ちと同じくらいのベタな展開ですね。私はこれをバッファローマン現象と名づけています。とまあ、こんな風に書くとまるでいっちょ前にプレッシャーがあったかのように見えますが、なんか書いてたら筆が滑っただけです。怖いですね。書いてるうちに話があらぬ方向に行ってしまうって、本当にあるんですよ。私は日記を始めた頃はディズニーが認めるくらい、健全で毒のないものを書こうと思っていたのですが、知らない間にヨゴレ日記になってしまいました。こんなことでは子供達に夢を与えられないと苦悩しているのですが、元が元だけに無理だなと最近諦めにも似た悟りのようなものを開きつつあります。元気玉とかバッファローマンとか言ってる奴が何を、と今本気で自分を鼻で笑いました。まあそもそも、子供に夢を与えるというフレーズはどうも胡散臭いと常日頃から思っているので、上記の悩みも筆が滑った結果です。みなさんも見えるでしょう?契約更改の時に「野球少年に夢を与えるためにも」と言っているプロ野球選手の目が完全に$になっているのが。お金が夢でも別に良いし、それはそれで健全なんですけど、子供達の夢をダシに使うと一気に胡散臭くなりますね。プロ野球選手の方々は今後はっきり言いましょう。「わいはとりあえず金がぎょうさん欲しいんや」「わいはフェラーリに乗りたいんや」「わいはモデルとつきあいたいんや」「わいはザギンでシースーを食いたいんや」「わいは金のネックレスとロレックスが欲しいんや」「わいはポロシャツの襟を立てたいんや」「わいはセカンドバッグを持ちたいんや」「わいは猿や!プロゴルファー猿や!」最後が言いたかっただけです。子供達の夢は契約更改以外の場所で語ってください。あとついでに個人的に機会があれば言いたいのですが工藤さん、私服がダサすぎです。もう、物凄いぐだぐだですが、最後に結局本当はなんで日記書けなかったのよ?という問いに対してクイズ形式で答えます。5択です。宇宙のブラザーから「書いてはいけない」という電波が来た。お母さんが起こしてくれなかった。ネタがなかった。ネタがなかった。ネタがなかった。正解はCMのあと。
2004.07.15
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さて、こんなタイトルで書き出そうとした私ではありますが、今大変失望しております。久米宏の次が古館伊知郎になると聞いた時の次くらい失望しています。ある程度予測された事ではありますが、今日書こうとしていた内容が既にインターネット上で氾濫しており、全く新鮮味のないものであるということが判明しました。よく考えてみればこの発想は20代の男なら近鉄・オリックス合併と聞いた瞬間に誰しもが思いつくベタなものです。せめてこのニュースが取り上げられた直後にこのネタで日記を書いていればよかったのですが、あとの祭りですね。今日の日記を書こうとして「待てよ・・・さすがに今一番HOT(死語)な話題だし、ネタがかぶってないかインターネットで検索してみよう。」と思いたった私はさっそくあるキーワードでぐぐってみました。出るわ出るわ。その手のブログが。完璧にダメです。もうこれは今さらネタとして使えるレベルではありません。「Gのこととか、音読みの名前がどうとか、そんなことはいつでも書けるだろう。なぜあの時にすぐ書かないんだ。」昔の私を叱責してみても、もはや虚しいだけです。今、自分のことが古館伊知郎の次に腹立たしい。変換で「伊知郎」がでるのも腹立たしい。で、結局そのキーワードは何かというとレイルウェイズなんですね。マニアックすぎて読む人を選びまくりにまくるラクリマクリスティ(←やはり少し動揺しているようです)なんで書くのをためらったのですが、一応思いついた時にはいつか書くネタ候補として非公開日記にメモしていたんです。しかし、今となってはそのメモが恥ずかしい。無性に恥ずかしい。この程度のネタを暖めていたのかと思うと自分を八つ裂き光輪で切り裂いてしまいたくなります。あ、今思ったんですけど子供向けなのに八つ裂き光輪ってすごい名前ですね。さて。以前、素通り禁止サイトについて書いた時、「自分が最近書いたテーマとかぶっている」という暖かい御指摘がありました。笑顔で削除しましたけどね。素通り禁止サイトというテーマなんて参議院選挙がどうしたとか、プロ野球がどうなるとか、そういう一つの共通の話題なんですよ。そもそもそういう「テーマ」が楽天にはあったはずです。問題はそのテーマの料理法であって、どう語るか、どう切るかだと思うんですよね。最低限、そこを問題にして欲しかったです。そりゃあ、アフリカベルツノガエルの好きな所とか酢だこの絞り汁が美味いとかそんなテーマがかぶってたら額を地にこすり付けて謝って削除しますけど・・・。で、今回の話なんですが、料理法がかぶっていたので日記がかけなかった、という話を元に結局日記を書いてしまった。という話。なんかレイルウェイズで思い出したので適当に貼っておきます在りし日の清原選手。爽やかだ。もうこのあだ名で呼ぶ人はいませんね。原作のセニョール山手って・・・。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もうこれって素敵やん?(S田S助)と思った方はポチッとな(Bヤッキー)と押してください。Blog Rankingでの画材屋のランクが見られます。
2004.07.14
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私は今RANKING NAVIというにホームページランキングに「趣味・余暇・習い事>趣味>漫画・アニメ」というジャンルで参加しています。さすがに一番大きなカテゴリ「趣味・余暇・習い事」では高順位ではないですが、「趣味・余暇・習い事>趣味」までいくと今4番目にいます。そこは単なるアクセス数だけでなく、リピーターの多さが人気の目安になるところで、さらに楽天のように同じ人を何度も数えないので、アクセス状況をしるという目的で重宝しています。(バナーを貼ればそれがエントリーと同時にアクセス解析になるんですね)私はせめて「趣味・余暇・習い事>趣味」で三位以内に入りたいのですがそこにはあるサイトが大きな壁になって立ちふさがっています。その名も 実写版 美少女戦士セーラームーンML少し前に実写版セーラームーンと言うすごい番組が土曜の早朝に始まった事はけっこう有名(?)なことかもしれません。別にこの番組のファンサイトがあったからって不思議ではなくむしろ当然でしょうし、出来がよければ人気があるのも頷けます。ならフォントを変えて強調するな。ごもっとも。しかし。しかしです。やはりこの番組が大きなお友達に支えられているということに対する驚きを忘れたくないのです。まあ、とはいうものの、やはりなんだかんだ言ってそんなものは予想の範囲内。(実写版 美少女戦士セーラームーンMLの管理人さんは「いい年して子供向け番組にはまってしまって」とおっしゃっていますが、あれは明らかに大人(大きなお友達)向け番組です。)それを遥かに超越した真の驚きは、そこからリンクをどんどん辿っていったインターネットの最果てにありました。(別に最果てではないんですけど、そこから遠かったもんでこう言っておきます。)そこはセーラームーンのファンサイトで、色々な絵が置いてあったのですが、それらの絵に度肝を抜かれたのです。ここで言っておきたいのはみなさんが今想像したような18禁の絵ではないということ。そんなものは少しネットサーフィンすれば腐るほど見ます。では、私を驚かせた絵はなんなのか。その絵とはキャラクター達がくすぐられて大笑いしている絵だったのです。人の性癖と言うものは100人いれば100様で、「変態という名の性癖はない」と葉隠覚悟も言っていたほど。(大嘘)しかし、ここまでマニアックな性癖を持った方を私は知りません。女性が思いっきりくすぐられて、涙を流さんばかりに大笑いしている顔に性的興奮を覚えるとは。世の中って広いなあとしみじみ思いました。「なんで性的興奮だって言い切れるんだ。女性の大笑い顔が好きなだけじゃないのか。」という疑問をもたれた方に耳寄り情報。セーラー戦士は全員パンツが丸見えです。「セーラー戦士」という単語をタイプするのがどれだけ恥ずかしいかはお察し下さい。こんな人もいます。以前、50代のおっちゃんがアニメの女性キャラのコスプレをするというきっついページを知ってたんですが、アドレスをなくしてしまいました。情報求む。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もうこれって素敵やん?(S田S助)と思った方はポチッとな(Bヤッキー)と押してください。
2004.07.13
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私の手元には今パピルスが三枚あります。別にパピルス収集家でもないし、持っているものもお土産用のものです。つまりそれの意味するところは、私の知り合いが三人、または延べ三回エジプトに行き、三人、または三回ともパピルスをお土産に買ってきたということです。ややこしい事を言いましたが、三人が三人ともパピルスを買ってきたのです。(少し前の話ですが)最近は危険情報もたびたび出ているようで、貴重といえば貴重な地域のお土産なんですがさすがに三枚もあると「私にいったいどうしろと言うのだ。」と小一時間ほど考えざるをえません。5枚集めたらオモチャの缶詰がもらえるという特典でもあるのなら「よし、あと二枚!」とヤル気も出るんですけど。例えば三枚場に出して生贄にすることでブルーアイズホワイトドラゴンを召還できるとか、そんなことはないでしょうか。ないですね。言ってみただけな上に遊戯王はあんまり読んでません。これも全てパピルス三枚というシュールな状況が私を投げやりにさせているが故でしょう。まあ、お土産が被るというのはよくあることです。買ってきてくれた人も善意で買ってきてくれたんですから文句を言ってはいけません。そう善意で買ってきてくれたのなら。三枚のうちの一枚からは今も邪悪な悪意の波動がほとばしります。ただのエジプト土産をここまでの暗黒物質に変えてしまうのはやはり人間の悪意。げに恐ろしきは人間かな。ではどんな悪意が三枚目にはこめられているのか・・・。答えは簡単。それを買ってきた人は私が二枚既に持っていると知っていて敢えてパピルスをもう一枚買ってくるという素敵人間だったのです。彼は言いました。「エジプト行くんだけどお土産何がいい?」「んーなんでもいいよ。パピルスはもう二枚もあるからそれ以外で(笑)」確かにはっきりパピルス以外と言いました。しかし帰国した彼が私に手渡したのはパピルス。(あれ?これって確か「パピルス」っていう名前の紙だよね・・・)(いや、よく思い出せ自分。これはきっとパピルスじゃない。なにか別のものだ)しかし、いくら記憶の糸を辿っても行き着く先はパピルスという名の終着点。(ああ、これは間違いなくパピルスだ。とりあえずその現実は受け止めよう)(まあ、きっと忘れてたとか勘違いしてたとか、そういうことだよね。買ってきてくれた気持ちは有り難いんだから、それでよし^^)そうやって現実を受け止め、自分を納得させようとした瞬間、「ソイツ」は信じられないことを口にしました。「はい^^三枚目!」(これはきっとバラバラにして山に埋めても無罪だな。自分が裁判官なら絶対無罪にする。)そこまで過激なことはさすがに考えませんでした。というかあっけに取られて一瞬思考停止してしまいました。お土産ってやはり楽しみじゃないですか?はっきり言って彼に会う前日なんか寝る前に「お土産何かな」って考えましたよ。楽しみにしておくためにあえて先に聞くこともしませんでしたよ。もうお土産をもらう瞬間などは純真な子供に還っていました。それがこのような仕打ちをうけようとは・・・。パピルスに描かれた戦車に乗った男も私を笑っているように見えました。神よ!この所業をあなたはお許しになるのですか!!とお土産ごときで糾弾されては神様もたまったものではありませんが、それくらいしたい気持ちであったのも確かです。「お前ー嫌がらせか・・!」「まあまあ洒落、洒落」そうか・・・・・洒落なら仕方ない。大阪人の洒落に対する寛容さは時に神のそれを凌ぎます。(よく考えたらパピルス三枚持ってるって面白いしなあ)いや、寛容というかネタに卑しいのでしょうか。しかし、やはり釈然としません。釈然としないので私がもらったら嬉しいエジプト土産を書いて自分を慰めたいと思います。クレオパトラ饅頭ピラミッドサブレもし、今度私にエジプト土産を買ってくるなら、上記以外は却下します。
2004.07.12
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どうも、タイトルを見ただけで読む気を殺がれる日記を読んでくださって有難うございます。ペットボトル飲料を飲む時に匂いをかぐのが癖になった画材屋本舗です。このところ暑くなってきて、夜中に途中で目覚める回数が増えていますが、私の場合気候に関係なくけっこう途中で起きてしまいます。それも普通の起き方ではありません。だいたい夢に連動しているのですが、崖から落ちそうになって何かに捕まろうとした時、実際に自分の腕が虚空を掴もうとした動きに驚いて起きてしまったり夢の中で何かを叫んだ時に現実でも何かを大声で話しその声で自分が起きてしまうという誰かに見られたら切腹したくなるような起き方をします。寝言の声で起きてしまうくらいなんですから相当大きな寝言なんでしょう。ところでみなさん。他人の夢の話ほど対処に困る話題はないと思いませんか?夢というものはそもそもその人のとりとめのない無意識がダイレクトに脳に働きかけるものであって、そこで得た感動を他人に伝えるのは非常に困難です。もちろん優れたアーティストならばそのインスピレーションを作品に変えて人に伝えられるだけの感性と表現力を持っているのですが、凡人はやめておいたほうがいいと思います。「ねえねえ聞いて聞いて。」と今朝見た夢がどれだけドラマティックでスペクタクルに溢れていたかをハイテンションで話す人がいますが大抵聞いているほうは苦笑いです。私もそういう場合は相手を新手のゾンビと認識し、山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)を叩き込みたくなりますが大人なので我慢しています。なぜこんな話をするのか。私は日記のネタに困っているので夢で何か閃いた時にすぐにメモをとれるよう枕元にメモ帳を置くという、涙ぐましい努力(←自分で言うのがミソ)をしているわけですが、それをもうやめようと決意したからです。前述の通り、夢は見ているときにどれだけドキドキワクワク(死語)するものであっても、それは極私的感覚であって余人に説明することは非常に難しいのです。私も何度か夜中に起きてメモを取ったことがあるのですが、朝になって読み返すと全力でこの世から抹消したくなる事柄や仮に他人が書こうものなら「コォォォォォ!」と波紋を練ってしまいそうな代物ばかりです。(分かる人だけ分かればいいと思います。)中には何を書いているかさえも分からない意味不明の文章もあり、「これが起きている時に書けたら天才だが世の中からは間違いなく迫害を受ける」と確信するものもあります。確かに自分の筆跡なのに意味の分からない文章ってすごいですよ。(抽象的)とにかく、私に自分の夢(寝ている時の)の話をするのはやめて下さい。今、波紋の修行してますからね♥©荒木飛呂彦実際はこうなります。(ちなみに友人にカーズはいません)見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もう
2004.07.11
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私も野球を見るようになってはや10数年。つまり今まで10数回のオールスターゲームを見てきたわけですが、やはり年を経るとその見方も変わってきます。それはより野球に詳しくなって視点が変わるとか思考力がついてより深く考察するとかそういう意味も含みますがこの日記の性格上、そういうことはあまり書きません。少年だったあの頃は、ただただスタープレーヤー達の鍛え上げられた肉体やその巧みな技に見入るだけでしたが、長じて純粋さを失うと別に気がつかなくてもいいものや気がつかない方がいいものも見えてしまうのです。あれは去年(いや、一昨年?)のオールスターだったでしょうか。西武の苦労人、和田選手が初出場した年だったと思います。いまやアテネ五輪の代表選手。パ・リーグを代表する外野手ですが、打撃開眼したのは近年になってから。当然初出場の年は、私も期待していました。そう、和田が打席に立つその瞬間までは純粋に和田の打棒に期待していたのですが・・・私も含めた全国のファンの期待を背負って、和田が打席に入ります。独特のオープンスタンスの構えから悠然と投手を見据えるその姿は初出場といえども貫禄十分。さすがに西武優勝の原動力となった自信の為せる業でしょうか。投手が一球目を投げる。ボール。和田はゆっくりと見送ると一度筋肉を弛緩させ構えを解きます。捕手から投手へとボールが返り、次の投球までの間、和田は再び戦闘態勢へ。その瞬間、和田の成績表示とともに顔がアップになります。ありふれたプロ野球中継のカメラワーク。が、しかし。次の瞬間私の両の眼はある一点にに奪われることになります。その一点とは和田選手のヘルメットに入ったスポンサーの広告。なんとそこには「Ri Up(リアップ)」の文字が!!そうアメリカ生まれの発毛薬。血管拡張成分ミノキシジルを含み育毛ではなく発毛を目的とした強力毛はえ薬です。別に「Ri Up」も和田選手も単独では可笑しいことなどありません。しかし二つが組み合わさるとどうでしょう。あまりの偶然の一致、いや、運命のイタズラ。何か巨大な組織の作為をも疑いたくなるような奇跡。和田選手には申し訳ないですけどリアップだけは勘弁してください。私は本当に呼吸が止まってしまうのではないかというほど笑いました。本当におかしいとアハハなんて声は出ません。「・・・・・・っ・・っ・・!!」というまるで呼吸不全に陥ったかのような笑い方になります。私はその後ひたすら「今の和田のヘルメット見てた?」というメールを友人に片っ端から送り続けました。こういうバカな事で盛り上がれるのが幸せなんだなあとつくづく思います。フォローではありませんが和田選手、頑張ってください。応援してます。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もうリアップ4ヶ月コース(120ML 2本セット)+(シャンプー1本サービス!)+メンズセット!2004BBM西武ライオンズ和田一浩バットカード
2004.07.10
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今日は友人とあるイベントに行って来ました。イベントと聞いて怪しいものを想像しませんでしたか?当たらずとも遠からじ。怪しいということに関しては間違っていません。私が今日行ったのは大阪ドームで行われたフレッシュオールスターです。オールスターじゃないですよ。あくまでフレッシュオールスターです。フレッシュオールスターをご存じない方のために一応説明しますと、野球の二軍選手のオールスターです。つまり野球が大大大好きで、普段から選手名鑑を愛読しているようなコアな野球ファンのための宴です。私は出場選手中三人しか名前を知りませんでした。出場選手は名前を呼ばれながら守備に就いていくのですが、9人中8人くらい分かりません。名前がコールされるたびに「お前誰やねん」と突っ込んでおきました。分かるのは鳥谷・馬原・内海くらいでしょうか。なぜ、そんな試合を見に行ったのか。付き合いなどではありません。私自身興味があったのです。選手ではなく私も含めた、「見に行ってる人」にですが。こんなマニアックなイベントに一体誰が来るんだろう。そしてこんなマニアックなイベントに参加してる自分って一体・・・その二つを楽しみに行きました。ちなみに友人は熱狂的ロッテファンなのでやはり期待の新人の活躍に興味がああったようです。「お前の過去に何があったんだ。」肩を揺すって涙を流しながら、友人にはいつかそれを問いただそうと思っています。若い身空でロッテファンだなんて。衝撃の過去、下手したら出生の秘密くらいが出てきそうですね。ロッテファンのみなさん。冗談ですよ。まあ、私も一応野球ファンの端くれとして若い選手に興味がないわけではないですが・・・。試合内容ははっきりいって見ていません。というか、一番の山場を見られなかったのです。試合開始直後、おなかが減った私は球場外のマクドナルドへ行こうと思いました。(中は高いのです。)で友人に「マクド行くけどなんかいる?」と尋ねてレッツGO。しかしマクドナルドにつくと、あまりの光景に眩暈がしました。狭い店内は野球のユニフォームを着た中学生男子で溢れかえっていたのです。みなさん、中学生の男子が百人集まると悪魔を召還できるということはご存知でしょうか?え?ご存じない?そりゃそうですね。私が勝手に思ってるだけですから。でも、本当に中学生男子、しかも体育会系の集団の中に身を投じてみてください。私の言っている意味がわかります。少年の面影を残したおっさん達です。男臭いし青臭いし○○臭いし、もうまさに瘴気と呼ぶに相応しい負のオーラが出てるんです。あまりに長い間そこにいるとフォースの暗黒面にとりつかれてしまいます。一応私はジェダイの騎士ではないのでセーフでした。まあ、その魔空間にかれこれ40分も居たら悪魔だって見えてきますよ。ちなみに彼等はチーム単位で動く時かならずユニフォームを着ますがあれはいったいなんなんでしょう。あれが彼らの正装なんでしょうか。サッカーなどでレプリカユニフォームを着る事はありますが、彼らの着ているのは試合とは全く関係ない自分のチームのユニフォームです。あれはいったいなんなんだ。冷静に考えると異様ですよ。で、帰ってみるとすでにオールイースタンが6点を入れていて、試合はそこから一気に投手戦に。だらだらとテンポの良い試合は続き(矛盾しているようですがこの表現が適切だと思います。)最後まで見せ場なく、だらだらと10-0で終わりました。その間私は、上が黄色のヨレヨレTシャツ、下が黄緑のイージーパンツ(腰上まで上げてはいている)、黒の革靴に白のハイソックスそして南海ホークスの帽子というアヴァンギャルドなおじさんが、外野席を右に左に素早く動き回りながら必死に何かをメモしているのを観察したり夢の世界に旅立ったりしていました。試合は全然面白くありませんでした。しかし当初の目的である変な野球マニア見るということ、参加してる自分を笑うということの二つは達成できました。あ、誤解のないように言っておきますが普通のファン、純粋に野球が好きで二軍にも興味の有る熱心なファンが大多数でしたよ。変な視点で見てる私が悪いんです。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もう日本プロ野球記録大百科[第4版]
2004.07.09
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暑いですね。本当に地球は危ないんじゃないでしょうか。もう素敵な宇宙船地球号とかのんびりしたこと言ってたらダメですよ。もう王将の餃子が食べられなくなってきました。餃子を食べられるかどうかが私の夏のバロメーターです。餃子で日本の夏を感じる。風情もなければ今風でもない私らしい夏の感じ方ですね。そんな私が嫌でもあり、好きでもあり。夏はそんな微妙な乙女心を呼び起こします。初っ端から気持ち悪くてすいません。そんな私が嫌いでもあり、好きでもあり。(無限ループ)さて、こうも暑いとそろそろ夜中に起きてしまったりしませんか?で、夜中に起きるとめちゃくちゃ喉が渇いています。眠気で誤魔化してそのまま寝てしまっても良いのですが、どうしてもイオンサプライしたい。でも起きてごそごそしていると目が覚めてしまうし・・。私は一端目が覚めるとなかなか眠れなくなるので、すごく迷います。(と言っても迷ってると起きるので10秒くらいで一時間分くらいの悩み量(当社比)です)その日もちょうど三時という一番嫌な時間に起きてしまいました。「あー、のど乾いたなあ。あ、口の中かっさかさやん・・・。口開けて寝てたんか。」「あー、どうしよう。起きようか、このまままた寝ようか・・・」と、いつものように悩んでいたのですが、突然思い出しました。「ああ、そう言えば寝る前に紅茶のペットボトルを飲んで枕元に置いてたな。」ナイス自分。よくぞ気がついた。もう自分はなんて冴えてるんでしょう。漫画なら絶対今、頭上で電球が光ったはずです。しかし「あ、でも今飲んだら午前の紅茶だな」と脳内で射殺モノのもはやギャグとも言えない台詞をのたまったことは誠に遺憾であり、ここに深く陳謝すると供に、神に懺悔します。夜中の三時の寝起きの事です。ゴメリンコ。ともあれ、これで水分補給と睡眠持続という二兎を得ることが出来ます。昨日の自分、飲み残しの紅茶をありがとう。自分をどこまで肯定するんだ、と自分でも嫌気が指します。自己肯定の行き着く先が自己否定とはとてもドラマチックですね。なんでこうも話が定まらないんでしょうか。まあ今寝起きですし。報道ステーションがあまりにつまらなくて一時間ほどうたたねしてました。ニュース23の連続コンボ入ったら今日の日記は書けませんでした。まあ、とにかく、私は薄闇の中をごそごそと蠢き、ペットボトルを発見したのです。喉がからからの時の飲み物って本当においしいですよね。学校で水道の蛇口から直接飲む水だってあんなに美味しかった。ああ、紅茶ってなんて甘くて、まろやかで、香り高くて、酸っぱくて・・・。なんか紅茶らしからぬ味覚が一部まじっていましたが、気にしないで下さい。私も脳内によぎる不安を「レモンティー」という力技でねじ伏せてそのまま寝ましたから。しかしさらにこの数時間後驚愕の光景を目の当たりにすることになろうとは。ほんと、疑問に思ったことを誤魔化してはいけませんよ・・・。次の日の朝、爽やかに目覚めた私は枕元に奇妙な、そして見てはいけないものを発見します・・・。そこには昨日は紅茶という名だった液体が静かにたたずんでおりました。今は紅茶ではなく、紅茶色のドロドロした沈殿物とすこしにごった上澄み液に分離した謎の液体X。薄々感づいていたのですが、どうやら色から察するにそれは昔ミルクティーと呼ばれていたものだったようです。というか、気付いてたんですけど、必死でレモンティーだと思いたかった・・・。「ああ、こりゃビオフェルミンだな・・・。」以前日記で悪態をついた私ですが、今からはビオフェルミン製薬様のお力におすがりするしかありません。どうかお慈悲を。しかし、数時間で紅茶を液体Xに変貌させるとは。夏って怖い。というか、酸っぱい時点で飲むのをやめなかった自分が怖い。もちろん、私が飲んだときはまだ分離まではしていなかったはずです。それ飲んでたら今頃こんな日記書いてられませんでしょうから・・・。見ないという選択は、すなわち「人生において損をしても良い」という宣言です。「MIND GAME」是非見てください。「信じることが全ての壁を打ち破る最強の武器だ!」 原作を読もう
2004.07.08
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三日前からデート商法について、前・中・後編と書いてきましたが、私などはまだ大丈夫な方です。自分から進んで行っているので頭の方は大丈夫ではないかもしれませんけど。やはりなんと言っても一番悲惨なのは商品を買わされてしまった人でしょう。私はそういう人を二人知っています。一人は同級生のK君。特別親しいわけではないので、あくまで聞いた話ですが繁華街に有る怪しい画廊で、50万円の絵を買ったそうです。K君は際立って風貌が貧乏臭い事で有名です。真冬だというのに便所サンダルで構内をうろつく姿は見ているこちらが寒くなるほど。真冬に半そで半ズボンの小学生などは「元気が良いなあ」と思う程度ですが二十歳を超えた人間が真冬に便所サンダルでうろつくのは正視に耐えません。しかもその姿でカブに乗っているのですから。本気で凍傷にならないかと心配になります。ちなみに風速が1m増すと体感温度は一度下がるそうですね。同じくカブに乗る仲間として、真冬の地獄のような寒さがわかるだけに、余計に見ていて痛々しく感じます。そんな彼に絵を売るなんて。絵ですよ、絵。文化は人にとってかけがえのないものですが、彼の場合文化より先に靴下と靴です。仮にそれが彼のファッションだったとしても、やはり絵を買う前に靴を履いてくれと言わずには居られません。でもあんまり仲良くないので言いませんけど。彼はおそらくその時も便所サンダルだったはずです。便所サンダルを履いた若者に50万もの絵を売りつけるとはまさに非道の極み。彼はそのローンのせいで今後も便所サンダルを履き続けるでしょう。便所サンダル、便所サンダルうるさいですね。なんか響きが気に入ったので何回も言ってみたくなっちゃって。あと、響きが気に入って繰り返し言ってしまう言葉はYOUはSHOCKです。これはもう気分がハイなときにフルテンションで言います。調子が良いときは愛で空が落ちてくるまで言います。そこまで言うとクリスタルキング二人分のパートを真似できますからね。いや、フルテンションと言っても大声で歌うわけではありません。とにかくクリスタルキングのようにノリノリでしかし囁くように小声で歌います。もちろん、人には聞かれない事が絶対条件です。社会的に死んでしまいますので。もうなんの話なのかわからなくなりました。そうそう、デート商法ですね。もう一人は友達の女の子。二十歳になった瞬間に90万円+金利手数料30万円=120万円の借金です。この娘のちょっと解せないところはクーリングオフを教えたのに実行しなかったところ。「○○君、どうしよう」と相談されたので「クーリングオフしたらいいよ。消費者センターってとこで教えてくれるよ」とアドバイスしたのですが、一ヵ月後にローンを払うためにセクキャバで働くと言い出したからおったまげです。「ええ!なんでクーリングオフしなかったの!?」と驚く私に「うーん、なんかめんどくさかったから(エヘ)」まあ好きに生きればいいさ。だって君の人生なんだし。と言いいかけましたが、そこはやはり友人として必死で止めました。良い子のみんなは「セクキャバ」で検索したらダメだぞ^^お兄さんとの約束だ。結局、遅まきながら消費者センターに行き40万円で業者と話をつけたようで、なんとかセクキャバは免れたようです。40万あったら焼肉に111.1回行けるよ(画材屋本舗基準・小数点第二位以下切捨て)なんでも肉に換算するクセは改めようと思います。
2004.07.07
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今日の「画材屋本舗の日誌」は作者都合により休載します。ということが出来たらいいなあと思う今日この頃。いや、別に毎日書かないと誰かに処刑されるわけじゃないんですけどね。さて、やり手販売員竹下さんに延々セールストークを展開され続けた私。しかし、それは本当の戦いへの序章に過ぎなかった・・・。ついに姿を現した支店長・岩田氏。もはや風前の灯火とも思われる私の運命。この先いったいどうなるんでしょうか。ただ、確実にここからが本番だということは容易に予想できたのでした・・・。今、画材屋本舗の最後の戦いが始まる!!好事家である私も、さすがにビビリました。支店長です。この地獄を取り仕切り、美人販売員を手足のように操ってスケベ心全開の男どもをことごとくローン地獄に叩き落してきた張本人。歴戦の戦士。なぜ、そんな男が私のようないかにも金のなさそうな客の前に現れたのでしょうか。おそらくは最後の落とし所をサポートして店内を巡回しているのでしょう。相手にとって不足なし。本当は今すぐ帰りたい。そんな動揺を見透かしてか、岩田氏はすかさず私の真横に座りました。か、囲まれた!!戦場において敵に囲まれる事は死を意味します。この修羅道のような店内において唯一私に残されていた蜘蛛の糸。真横のフリースペースが完全に消されてしまったのです。今、私の目の前には私の少ない資産を徹底的に搾り取ろうと目論む鬼が二人。そして私のもっとも近い場所にその鬼を統括する閻魔が。しかし、真に警戒すべきは横のスペースがなくなったことではありませんでした。これから三人が奏でる悪魔の交響曲。数々の「客」を地獄送りにしたであろう魔のトライアングルフォーメーションが発動したのです!岩田氏は、一見誠実でバイタリティーがありそうな典型的な営業マンタイプの男性でした。身長は180センチ半ばごろ。頬はこけて痩せているようにみえますが、がっちりとした骨格がスーツの上からもうかがい知れます。彼は非常に人懐っこい笑顔を浮かべながら私にきさくに話かけました。岩田「どう?○○くん?うちの商品気に入ってくれた?」長身の彼は私の顔を覗き込むように全力で目を合わせてきます。(私は176cm)そのあまりの迫力に正直私は少し気圧されました。威圧感で実際より人が大きく見える。ラオウや大豪院邪鬼に見られた現象ですが、今それが眼前で繰り広げられます。連邦のモビルスーツは化け物か!?じゃなかったこ、これが「プロ」の迫力か・・!私「い、いやあ、良いものだってことは分かりましたけど・・・」今までも心にも無い無難な言葉を発してきた私ですが、今回は「言わされ」ました。まずい、完璧に向こうのペースだ・・・!すぐさま岩田氏は畳み掛けます。岩田「ホント!?良かったー!じゃあ、契約書もってくるね!」(おわー!それはあかん、それはあかんでー!)時既に遅し。岩田氏はBダッシュで店の奥へと消え去り、前の女性二人が聞こえよがしに「きゃー!ありがとう!○○くん」「ご契約、有難うございます!」と口々に叫びます。私「い、いや、お金ないんですって・・・」竹下「それは、安心して下さい。ちゃんとローンの計画を組ませていただきますから!私達は○○さんのためなら努力を惜しみませんよ^^」じゃあ今すぐこの場から開放してください。佐藤「○○君ありがとうー。私この仕事始めたばっかりで、なかなかうまくいかなくて・・・。○○くんのおかげでやっと店長に怒られずにすみそう(エヘ)」竹下「本当に佐藤に代わって私からもお礼を申し上げます。佐藤のことは私もずっと心配で・・・」私の今後の人生も心配してください・・・。そこへ笑みを満面にたたえて岩田氏が帰ってきました。岩田「はい!それではここにご記入お願いしまーす!」おどけた様子で楽しさを演出する岩田氏。元気だ。活力有るわこの人。今から若人一人血祭りに上げようとしているというのに。しかし、ここで書いてしまえば、その後の私の数年はローン返済のために消えます。下手したら大学を留年しかねません。私「え、いや、あの、まだ買うと決めたわけじゃ・・・・」岩田「またまたー。ここはビシッと男らしく決めましょうよ!商品をお買い上げになって、会員としていつでもここに気軽に遊びに遊びに来てください。佐藤も竹下もお待ちしておりますので。」佐藤「○○くん、これからよろしくね!○○くんとお友達になりたいし、ここに来てくれたらいつでも会えるよ」友達ってお店で会うもんなんでしたっけ?私「だから、お金ないんで・・・」竹下「ですから、そのことは私にお任せ下さい^^」埒が明かない・・。やはりここは言うしかない。私「あの、今この場で買うつもりはないです」これを読んでいる皆さん。「この根性なしが!なんでもっとはっきり言わないんだ」と歯がゆい思いをされていることでしょう・・・。言えないんですよ。どアウェーであるだけにとどまらず、岩田氏の笑顔の圧力、竹下さんの営業トーク。田舎のサッカー少年団がサンチャゴ・ベルナベウでレアルマドリードと試合してるようなもんなんですよ。しかも佐藤さんの苦労話。断ったらこっちが悪人になるような展開。その中で私は精一杯の断り方をしたのでした。しかし、そんなことは彼らの予想の範疇。岩田「○○さんはそんな器の小さい人じゃないと思ったんですけどね。ちょっと男らしくないなあ。がっかりしたなあ」佐藤「○○くん、もう会いに来てくれないの?」竹下「さっき買うっておっしゃったじゃないですか」うおー!俺は買うなんて一言も言ってないよ!会いたけりゃお前がおれんちへ来い!と叫んで星一徹ばりにテーブルをひっくり返して帰りたいところですが、それをやると警察を呼ばれるか、今度こそ確実に書類を書かされます。なんとか、のらりくらりとかわそうとする私、往生際が悪いですが、やはり思い切り強く出られないんですよ。もう、それは向こうの狙いそのままなんですけどね。そうこうしているうちに岩田氏が来てから既に一時間半が経過。店内に来てから二時間半くらい経ちました・・・。「光陰矢のごとし」「少年老い易く、学成り難し」「時は金なり」洋の東西を問わず、時間の大切さを説く諺は数あるというのにこんな場所で不毛な話を二時間半も・・・。まあ自分から乗り込んだんですけど。そうこうするうちに私は尿意をもよおしました。それもそのはず、ここに着てからジュースを一杯、コーヒーを二杯飲んでいます。私「あ、ちょっとトイレ行きたいんですけど」(ふう、とりあえず一息つける)しかしその考えは甘かったのです。岩田「ああ、そうなの?じゃあ僕も行くよ」トイレにまで来るのかよ!もう逃がさないぞ!っていう気迫がビンビン伝わってきます。逃げないって、ただ一人でゆっくり小用を足しながら一息つきたいんだよ・・・。敵はとにかく持久戦に持ち込み、私が疲弊しきるのを待っているのでした。岩田氏と涙の連れションを済ませた後、私は決意しました。このままではジリ貧だ。もう何がなんでも帰るしかない。帰るなりはっきりストレートに言いました。私「帰ります」岩田「え?ちょっと、契約は?」私「買いません。帰ります。」岩田「それはちょっと困るよ。これだけ長い時間説明したのにさ。契約書だってもう用意したし、こっちはもうそういう方向で色々準備してるんだからさ(てんめー、ここまで来て逃がすかよ)」(内訳:画材屋本舗)私「それはそちらの勝手でしょう。とにかく帰ります。契約はしません。邪魔ですからどいてください。」岩田氏の勝手な言い分に私も少しキレ気味でもはやケンカ腰です。もうそうなると岩田氏も態度が豹変。私のことを「男として器が小さい」だの「甲斐性がない」だのすき放題言ってくれます。しかし私も、最早彼に何を言われようがどうでもよくなっていました。それが断末魔の叫びだということが分かっていましたし、尊敬できない人間に軽蔑されても何の痛痒も感じません。罵られながら店を出ながら、しかし私はすごい!これは非日常だ!とちょっと喜んでいました。マゾなんでしょうか。怒りとも高揚感とも言えない不思議な興奮に包まれながら私は北浜の駅へ向かいます。今日はとても有意義で無駄な時間をすごした。さっきまでいた亜空間と違い、中ノ島の街はビジネスマンの活気に溢れています。額に汗して道を往く人々。ご苦労様です。神は天にいまし、世は全て事もなし。
2004.07.06
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<前回までのあらすじ>北斗神拳伝承者ケンシロウは、北斗神拳を使いケンシロウの名を語る男を追う。男は、かつてケンシロウと北斗神拳の伝承者となることを争った三人の兄のうちの一人ジャギだった。卑劣なジャギを倒したケンシロウは、他の二人の兄も生きていることを知る・・・・・!!間違えました。<前回までのあらすじ>テレアポ商法の誘いに「暇だしぃー、好奇心有るしぃー、もうマジヤバって感じ?」という理由で敢えて乗った画材屋本舗。鬼が出るか蛇が出るか。いざ、修羅の待つ中の島へ・・・!!登場人物 画材屋本舗(私)■テレアポの佐藤さん(仮名)■竹下さん(仮名)■岩田さん(仮名)■佐藤蛾次郎(うそ)ショールームへ行く日時を決める時、私は一応言っておきました。私「じゃあ、行ってもええけど、別になんも買わへんよ?」佐藤「うん、いいよー^^私○○君に会いたいだけだから。楽しみにしてるね(はーと)」私「じゃあ、そういうことで。(もはや言葉もなく、心の中で唾を吐き捨てる)」さて当日、私は北浜の駅で佐藤さんと待ち合わせていました。バイクで乗りつけさっそく辺りを見渡すと・・いました。それっぽいのが。年齢は二十歳前後。美人ではありませんが、小柄な可愛らしい感じの女性です。向こうもすぐにこちらに気がついたようで、「こんにちはー、佐藤です。来てくれてありがとー(はーと)」とかなり馴れ馴れしく小走りに近づいてきました。(注:この後佐藤さんの台詞の約87.3%に(はーと)が付きますが、面倒くさい・・もとい容量の関係上割愛します。皆さんの想像力で任意の場所に(はーと)をつけて読んで下さい)「へー、佐藤さんて今年短大出たとこなんやー」他愛ない世間話をしながら御堂筋を北上していきます。しばらくすると大きなビルが見え、佐藤さんが「ここだよ」と指を指しました。けっこうショボイ事務所を想像していた私でしたが、なんとショールームは御堂筋に面した一等地のビルの、しかも一階にあるではありませんか。(なるほど、ハッタリ命か・・・確かに、ただでさえ怪しいんやし、こういうとこでハッタリかまさん手はないよな・・・)「すごいでしょー(どや、これでうちが堅気やと信用したやろワレ)」(内訳:画材屋本舗)という佐藤さんの言葉を聞き流しながら私はそんなことを考えていました。中は確かにショールーム風となっており、きらびやかな宝石がショーケースに並んでいます。この時点で一介の学生が来るところではありません。一通りそれらを眺めた後「ここでちょっと待っててね」と、一つのテーブルに案内されました。(ふーん、けっこうええソファーやね)ソファーなど買ったこともないくせに適当なことを思う私。ふと周囲を見渡すと同じような席がいくつもあり、客の八割が男性、残りが女性といったところ。男性の席には女性の店員が、女性の席には男性の店員がついています。それは当たり前と言えば当たり前なんですが、興味深いことに係員は必ず二人ないし三人の複数でさらにそのうちに必ず美女または男前が含まれていました。中には百万ドルの笑みを浮かべながら既に書類になにやら記入している男性もいます。昔ドリフのコントで、子供達はコントの演出だという事を忘れ「志村うしろー!!」と、後ろから近づくお化け(加藤茶)の存在を必死に伝えようとしました。「そこにハンコ押したらあかーん!!」私もそう叫びたかったのですが、さすがにここはアウェイです。甲子園のライトスタンドで巨人の応援をするような危ない真似はできませんでした。(す、すまない見知らぬお兄さん・・!来世がんばれ・・・!!)そんな葛藤を、上品な、しかし威圧感の有る声が遮りました。「こんにちは、佐藤の上司の竹下と申します。」声の方に目をやると、二十台後半くらいの美しい女性が、佐藤さんをつき従えて立っていたのです。慎重は160センチ後半でしょうか。白のスーツに黒のハイヒール。少しきつそうではありますが、整った顔立ち。デルモ(死語)と言っても通りそうなその彼女は、物言わずとも「営業成績?いいですよ」と顔で語っていました。「ども、こんにちは(いきなり中ボス出た)」予想外の展開に多少の動揺はしながらも、それを悟られないようにさらっと挨拶をしたつもりです。竹下さんと佐藤さんが私の向かいに座り、まずは佐藤さんがジュースをそっと出すと、つづいて竹下さんが何か大きなバインダーを机の上に置きました。それらは宝石の等級とそれらの見分け方に関する資料で、そこから約20分、私は竹下さんの講義を受けます。(うわー、どうでもええー!でもせっかくやからおぼえとこか・・・。ふんふん、なるほど、宝石の等級を保証する機関って複数あるねんなあ・・・へえー)まあ全て忘れましたけど(笑)そのあとさらにアンケートに答えさせられました。中身は「あなたは女性が男性に何を求めていると思いますか?」とか「結婚資金の相場はいくらくらいだと思いますか?」とか、そんなんだったと思います。細かい内容は忘れましたが、まず最初のアンケートで女性は男性に価値観の一致を求めている。つまり女心が分からない男はもてないというデータを見せ、その後に女性は男性にいくらくらいの結婚指輪を期待しているのか、そしてそれが結婚ということへの価値観を示すバロメーターであると女性は考えているというデータを見せてきます。もちろん、そのデータの信憑性の有無など話題には上りません。全て正しいという前提で話は進みます。まあ要するに、これにそぐわない男は女心が分かってないダサい奴だと暗にほのめかすのです。彼らの目標は私にダイヤを売りつけること。これは断りにくくするためにまずは外堀から埋めるという作業ですね。基本のマニュアルはこれです。とにかく断りにくい状況に追い込む。プライドを刺激する。さて、一通り話が終わるとついに本題です。竹下「○○さんは今結婚とか考えてますか?」私「いや、考えてないです」竹下「でも、さっき話したとおり、結婚の準備って早いに越したこと無いですよね?」私「いや・・・まあ、そうなんすかね」竹下「そうですよ!それが結婚に対して真剣だってことですよ!そ・こ・で、私達から○○さんにとってもお得な提案があるんですよー!なんだと思います?」私「さあ?なんなんですか?(いや、宝石やろ?もったいぶらんと早くだしーな・・)」竹下「なんと、今この良質なダイヤをキャンペーン中で特価で売ってるんですよ!この300万円のやつなんて今ならたった60万円ですよ!!」私「へえ、すごいですね。(240万も安くなるって・・・普段の値段はいったい・・)」竹下「どうです?このチャンス逃したらもったいないですよ。○○さんなら、この商品の良さと安さ分かりますよね?(断るようならお前はモノの価値がわからんアホっちゅうこっちゃ)」(内訳:画材屋本舗)私「いや、いくら安くてもモノがよくても今、宝石とかいらないし・・・(しかも安モンを高い値段で買いたくないし・・・)」竹下「今必要なかったらタイピンにでもすればいいですよ!それでエンゲージリングが必要になったら指輪に石をはめ込んでください。今ならタイピンにする料金と指輪に石をはめ込む料金がサービスになりますから」私「いや、ネクタイもしませんから・・・(なるほど、「タイピン」っていうのがミソやな。タイピンならずっと使えるし、結婚指輪は「今は」いらないという理由で断るのを殺せるわな)」竹下「○○さんが社会人になった時にいいタイピンがあったら絶対便利ですよ。さっきも言ったように、結婚について真剣に考えている男性は女性に好印象をもたれますし、今から準備してた方がいいですよ!(ええ加減往生して買いなさい。断ったら「モテナイ男」の烙印押されるんよ?(笑))」(内訳:画材屋本舗)私「いや、でも60万でしょ!?そんな大きな買い物すぐには決められへんし、買い物には優先順位ってもんもあるしね(まっとうな商売やったら60万ものハンコ、その場でつかさんわな。「ごゆっくりご検討下さい」言うやろ・・・)」竹下「ローンも組めますよ^^ほら、ローン組んだら月々5万くらいの返済でいけるんですよ。○○さんやったら大丈夫ですって!それに、女性からしたら一番優先させて欲しいのはこれですよ(だ・か・ら、早く契約書書いてハンコ押せって。それともローン組む甲斐性もないんかいな?ええんかな?ここで逃げたら甲斐性なしっていうことやねんで?しかもモテへんねんで?どや?断りにくいやろ?)(内訳:画材屋本舗)私「うーん、なんぼ言われてもいらんモンはいらんねんけどなあ」そういう問答がもう一時間近くも繰り広げられていたでしょうか。私と竹下さんの会話が無限ループに陥り、膠着状態の様相を呈し始めた頃、ある男が舞台に乱入してきます。その男の胸にあるネームプレートに書いてある文字を見て私は慄然としました。支店長・岩田(つ、ついに本気で型にはめにきた・・!!)ラスボスの登場によって事態は一気に最終局面へ!!次回!!「死角なし!?魔のトライアングルフォーメーション!死中に活を見出せ!」つづく(エヴァ風)
2004.07.05
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みなさんは自宅に突然「○○ですけど○○くんいらっしゃいますか?」と、一見友人からような電話がかかってくることはありませんか?そういう経験があまりない場合、家族がとると友人と勘違いして取り次いでしまいます。そう、いわゆるアポイントメント商法・デート商法というやつです。普通なら電話にでないところですが、私は非常に物好きで、暇だったら出ます。何度も色々な会社のテレアポと話していると、驚くほど会話がマニュアル化していて笑えます。普通、知らない人と会話する時は敬語か丁寧語を使う私ですが、さすがにアホらしいのでこういう時はタメ口です。ある日の出来事でした。テレアポ(以下、アポ)「こんばんはー、○○と言いますけど○○さん(私の名前)は今社会人の方ですか?」私(以下、私)「ううん、学生。」アポ「部活とかやってるの?」私「うん○○やってる。(一応伏せときます^^;)」アポ「すごーい!今日はもう練習終わったの?いつもこのくらいの時間に家にいるの?」私「いや、今日はたまたま練習なかったから。最近暇やねん」アポ「ふーん、友達と飲みに行ったりとかはしなかったんだ?」私「うん。俺飲まれへんし(これは本当)」アポ「休みの日とかは何してるの?」私「まあ、買い物行ったり、家でごろごろしたりかなあ(なんで休みの日の予定を君に教えなあかんねん^^;)」アポ「彼女と遊んだりしないんだ?」私「(なんで顔も見たことも無い、会話初めて三分の人間に彼女の有無まで教えなあかんねん(笑))うーん、今おれへんしな。(こう言った方が後々面白いのでいてもいなくてもこう言う)」アポ「へーそうなんだー私も最近別れて彼氏いないんだ」私「へーそうなんやー(知らんがな、そんなもん)」アポ「○○君もてそうだから彼女いるのかと思った」私「いや、そんなことないよ(なんで電話で少し話しただけでわかんねん・・・。ええ加減なことこの上ないな・・・)」アポ「私○○君みたいな声の人好きなんだ」私「はあ、そりゃどうも・・(こんなんで引っ掛かるアホやと思われてる・・!)」(アホやと思われてる!)アポ「実は今日電話したのはぁ・・・」私「うん・・・(やっと本題やな)」この後結婚の予定の全く無い私にエンゲージリングを見に来ないかという話が延々続く。アポ「今度休みの日にうちのショールーム来ない?」私「いや、遠いしええわ。(いや、マジでええわ)」アポ「えー来てくれないのー?来たら楽しいよー?来てくれたらぁ、な・ん・と私がお相手しちゃいまーす(はーと)」「○○君に会いたいなあ(はーと)」私「いや、ほんまいいですって。(君なあ、そんな見え透いた手に引っ掛かるやつおると思ってんの?)」(でも、こんなマニュアルがあるってことは、これで上手く行ってる。)(つまりけっこう引っ掛かってる人がおるってことか・・・!)アポ「えーちょっとの時間だし来てよー。一時間くらいだったら時間作れるでしょ?場所も中ノ島だし」私「うーん、忙しいしなあ」(家で一日中、ビニールのプチプチ潰すくらいしかすることなくても、絶対に行くか!!)しかし、私は激暇だった上にそういう「場」を体験してみたかったこともあり、この後OKすることになる。中ノ島で画材屋本舗が観たものとは!!次回!「ビジネス街には修羅が棲む!真の地獄は現世に有った!!」ご期待下さい。つづく
2004.07.04
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私は今までここで数々の恥をさらしてきましたが、また書くことになってしまうようです。映画というのは万人に開かれたエンターテイメントであるべきで、この映画はこの層が見るという変な共通認識があってはいけません。女性が一人でミナミの帝王を見てもいいですし、男二人で世界の中心で愛を叫ぶを見ても良いはずです。なんならその後で愛を叫んでもいいくらいです。しかし、現実には見たい映画であるにも関わらず客層を気にしてしまって見られない、ということもあるでしょう。私にとってそれはキューティーハニーでした。ほら、多分今ちょっとえ・・・・と思った人がいるでしょう。私は新世紀エヴァンゲリオンが好きでした。撮り方が非常に映画的でカッコよかったのが最大の要因でしょうか。で、その監督だった庵野秀明が新作を撮ると。で、題材がキューティーハニーだと。庵野監督には一度ラブアンドポップで煮え湯を呑まされた私ですが、キューティーハニーと聞いて期待しました。期待したと言っても名作を期待したわけではありません。企画を聞いた時点で確実にバカ映画になるなというのは予測できました。ここで問題となるのがバカ映画=つまらない映画、ダメな映画なのか。ということ。私はバカ映画は必ずしもお金を払って見るに値しない映画だとは思っていません。当然「なんで自分は千いくらも払ってこんなところに座っているんだ」と、現実逃避したくなったバカ映画も少なくありませんが。庵野監督なら、バカに徹してバカだけどカッコいい、バカカッコいい映画を撮ってくれるという期待があったのです。バカでも突き抜けていれば良いんですよ。ジャッカルという映画をご存知でしょうか。とんでもないバカ映画ですが、作り手側の「もう良いじゃんディティールなんて。勢いっしょ、勢い」という半ば投げやりな態度が、突き抜けたバカを産み出し、別の意味での名作となった映画です。で、じゃあ見てみようと思ったわけですが、そうすんなりとは行きません。自分で映画はカテゴライズされるべきではないと言いながらやはり恥ずかしいのです。恥ずかしいと思うことこそが恥ずかしいのだ!この愚か者め!と自分を叱咤しても、やはり恥ずかしい。感情とは理屈を超えたところに有るのです。しかし、ここで負けたら節を曲げた事になる。私は自分に克つのだ!と半ば大げさに決意し、見に行く事にしました。見に行くにあたって私はあることを心がけました。それは出来るだけ、オシャレなかっこうをするということ。映画館のもぎりの人や周囲の人にキューティーハニーを一人で見に来てるからって怖い人じゃないよ。サトエリおたくじゃないんだよ。信じてよ。ねえ信じてよ!!とアピールするためにです。この時点で既に矛盾しています。結局恥ずかしいンだろ・・・。とにかく、とにかく行くことにはしました。映画館の入り口に立って、デイ・アフタートゥモローの開始時刻を見るふりをしてキューティーハニーの開始時間を確認する私(←この時ダサい男ランク日本チャンプ)(へえ、同じ時間に6Fでやるのか・・・とりあえず6Fにいくまでは「デイアフタートゥモローの客としてカモフラージュできるな・・・(←この時ダサい男ランク東洋太平洋3位))その映画館は1フロアに劇場が二つあり、入り口でどちらを見るか申告し券を買う制度。私にはその入り口受付が地獄の関所に見えました。「どちらをご覧になりますか?」柔和な笑みを浮かべながら獄卒が私に恥ずかしワードを言わせようとします。「キ、キューティーハニーです」最悪です。堂々という事によってのみ逆に恥ずかしさが薄らぐ場面でうつむいて小声です。「はい?」聞き返されました。もう本当に最低です。(←この時WBAダサい男世界チャンプのタイトルを奪取)穴があったら入りたい、というか埋めて欲しい。そんな思いまでして観る映画。もう面白くなかったら悲惨です。場内はそれっぽい人比率80%。まあそれは仕方ない。そういものです。二時間弱の映画を見た私の率直な感想を述べさせていただきます。庵野秀明に会ったら絶対に髪の毛をむしってやる・・・!最後にもう一度言っておきます。私は庵野秀明の撮る突き抜けた映像に期待して見に行ったんです。決してサトエリが目当てじゃないんです。(←この言い訳でダサい男世界統一王者の座につきました。)庵野監督の髪の毛が急に減っていたらそれは私の仕業です。
2004.07.03
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今、一つの命が消えました。先ほどから40分かけて書いていた、おそらくは今までで一番長く、そして一番くだらない力の入った日記が自らのミスによって無に還りました。くだらないなら消えても良いじゃないか。そう思った貴方。廊下に立っていなさい。私がどれほどこのくだらない文章を全精力を傾けて書いているかを全くご存知でない。もう今なんてキーを打つ手がかすかに震えているんですよ?いや、マジで。悲劇はまさに私が日記を書き終え、最終チェックしている時に起りました。最初から日記を読み返す私。(うんうん今日はノリノリ(死語)で書けたな。さすがに文章も滑らかだ)評価を下すのはあくまで自分なのでここぞとばかりに自画自賛する私。(うーん、いいぞ。良い出来だ。これでまたアクセスアップだ。ウシャシャシャシャ)ちなみに私は実際にウシャシャシャシャと笑う人間を見たことがありません。求む、情報。それはさておき、最後のオチの部分に差し掛かったその時です。(なぜ日記にオチが必要なのかということもさておき。)(うーん、ココとココ。文章を前後で入れ替えたほうが良いな・・・)文章を入れ替えるなんて簡単ですよね。コピー&ペーストすれば良いんですから。期待を裏切って申し訳ないですが、そんなところで失敗はしませんよ。ちゃんと日記は完成しました。一息ついてあとは「日記を書き込む」ボタンを押すだけです。しかしプロは最後まで細心の注意を払うもの。はい、そこ突っ込まないように。アマチュアだって、書いた日記が消えたら泣きそうになるので危機管理はします。もし投稿ボタンを押して、回線の不具合などで内容が消えてしまったら。過去の苦い経験から学んだ私は最後に文章全体をコピーしておく事にしました。(文頭から文末までをマウスで選択してコピー・・・っと)あ、あ、あ、あ、ぎゃああああああああああああ間違って「貼り付け」押してるー!!長々とあった文章は全て消え、そこには最後にコピーしたほんの2,3行の文章のみが残っていました。私が精魂込めて耕した豊饒の大地は一瞬にしてぺんぺん草が数本生えるだけの荒野に変わり果てたのです。(え、えーっと何かの間違いだよね?)人は受け入れ難い現実に直面した時、冷静で論理的な思考をすることが出来ません。(そうだ、「貼り付け」を実行すれば日記は復活するさ)いくつもいくつも、短い文章がつらなっていきました。いくつも、いくつも、いくつも・・・。何故かモニターがぼやけて見えました。そして数秒後私はこう思ったのです。よし、これをネタに日記が書ける。
2004.07.02
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皆さんはアフィリエイトしていますか?ほとんどの方は、とりあえず何かしらのバナーを貼り付けていると思います。私などはもうアホほど貼りまくっております。みなさんは私のサイトが成果を上げていると思われますか?確かにアクセス数はそこそこあるし、何しろこれだけ商品を紹介しているのです。コノヤロウ、せこく儲けやがって。と嫉妬に狂って私の暗殺を企てている輩もいるでしょう。いや、いるに違いない。名乗り出ろ!ものすごい被害妄想ですね。幸いまだ電波を発するまでには至っていません。冗談ですのでご安心を。で、みなさんのどうなのよ?という問いに対して答えましょう。今までに売れた画材は一点です。(血涙)やはりこのような怪しいページを経由して画材を買ってやろうという奇特な方はいらっしゃらないようです。今まで売れた画材が一点だけという事実には、もはや落胆を通り越して笑ってしまいます。と言いながらこの頬を伝う熱いものはなんでしょうか。きっとこれが心の汗というやつなんですね。聞くところによると一月で数十万円を稼ぐ豪傑もいるとか。そんなアフィリエイト錬金術を夢見て、「わしゃあこれで成り上がったるけえのう!見とれやオジキ!」(なぜか広島弁。なぜかオジキ。)というオーラが満点のページもよく見かけます。すごくオシャレで、すごく可愛いページ、すごく爽やか、すごく夢があるページなのに、そこからは脂ぎったオッサンのオーラが立ち込めているのです。逆にそれを前面に出している方が分かりやすくて気持ち良いのです。モノを売るということ自体が楽しいわけですし、頑張って成功するのは良い事です。しかしそれを乙女の夢や、オシャレ感覚、熱いメッセージで隠そうとするとアラ不思議。急に異臭を放ち始めます。例えて言えば、駅の公衆トイレに匂い玉を置いても、臭さが和らぐどころか混ざってより臭くなるということでしょうか。例えが汚くてすみません。もう少しましな例えで言うと、香水は脇につけてはいけないということです。香水は手首や耳の後ろ、くるぶしに付けるのが常識ですよね。私はここで高らかに宣言をしますが、肉を食べたいのです。理想を言えば、ある日天から肉が舞い降りてくるとか、この世のあらゆるものが肉で構成されているとかもう自分自身が肉であるとかそんな状況が望ましいのですが、さすがに一番以外はもしもボックスでも実現は不可能でしょう。一番だって、確かにパズーはシータと出会えましたが、私がパズーになれるとは限りません。シータが降ってきてラピュタの大冒険か、肉が降ってきてビフテキ(死語)食い放題か、どちらか選べと言われたら少し迷いますが、やはり肉です。とにかく肉なんです。もう四六時中肉の事で頭がいっぱいなんです。肉のためなら死ねます。ハイル肉。肉万歳(マンセー)。しかし私は今日はちょっと良いものを食べようと思ってマクドナルドへ行く男。松坂牛や神戸牛、但馬牛や佐賀牛などといったハイソサエティーなお食材様には近づく事も許されない下賎の身なのです。せいぜいハンバーガーのバンズに挟まったボソボソの肉を食べて肉階級社会へのルサンチマンを鎮めるのみです。(いや、あるいはそれが募らせるのか)「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」「王候将相いずくんぞ種あらんや」しかし天は肉の上に肉を、肉に下にも肉を作り給い、肉には明らかに種類があります。私はこの肉階級闘争に勝利するためにアフィリエイトで肉を買うという野望にいつしかとりつかれるようになりました。肉ブルジョワジーから、肉プロレタリアートである私が今度は逆に搾取するのです。いえ、正確には偏在した富(肉)を再分配し、世界を正しい方向に導くのです!!国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!画材屋本舗は諸君等の力を欲しているのだ!ジーク肉!!ジーク肉!!ジーク肉!!ジーク・・・今日は肉の事なので熱くなりすぎました。まあ、この調子ではいつ革命が成るやら・・・・(脱力笑)私は肉が食べたいんだってば原作は傑作。おそらく映画は映像的な革命です。「MIND GAME」(ロビン西)是非見てください。「俺はやる。絶対にやる!のびのびと!真っ直ぐに!自由に!!」 原作を読もう
2004.07.01
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