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名古屋のCOP10に行ってきました。その時の状況はまた別の機会に紹介しますが、生物多様性に関するお話です。国連環境計画(UNEP)等の「生態系と生物多様性の経済学」の最終報告書では、経済的な試算しています。生態系損失年370兆円 COP10、無策なら貧困層に打撃(産経新聞 10月21日)失われていく生態系に対して、何の対策を取らない場合、世界の損失は最大年4.5兆ドル(約370兆円)。保全策として450億ドル(約3.7兆円)を使用した場合には、逆に年5兆ドル(約410兆円)の利益が得られます。サンゴ礁には100万~300万種の魚が生息し、漁業や観光など最大年1720億ドル(約14兆円)の恩恵を受けています。ハチなどの昆虫による授粉の経済価値は年1530億ユーロ(約17兆3500億円)。そして、前述のサンゴ礁では、約3000万人が恩恵を受けています。日本のGDPが約500兆円。こうした試算を活かして、対策に取り組んで行きたいものです。
October 25, 2010
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ザトウクジラが、哺乳類の「最長移動距離」の世界記録を破り、大西洋からインド洋まで9800km以上を泳いだとのニュースが流れています。ザトウクジラ、哺乳類の「最長移動距離」記録を更新(2010年10月13日) これは哺乳類の記録なので、では他の生物はどれくらいでしょう?最長かどうかわかりませんが、ウミガメは日本とメキシコの間、太平洋を横断して2万km移動するといった話があります。アカウミガメコラム連載その1「日本で生まれたアカウミガメ達はどこに旅する?」(2010年03月31日 Think the Earth Paper プロ江ジェクト)そして、鳥類でしょうね。渡り鳥の最長移動距離、推定の2倍(National Geographic News January 13, 2010)世界で最も長い距離を季節移動する小型の渡り鳥、キョクアジサシは、約100グラムの体でグリーンランドと南極の間を往復し、移動距離が8万kmに達するとの話があります。
October 18, 2010
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生物多様性条約は、1992年にリオデジャネイロ(ブラジル)で開催された国連環境開発会議(地球サミット)で気候変動枠組約とともに採択されました。生物多様性条約では、以下の3つを目的としています。・多様生物性の保全 ・生物多様性の構成要素の持続可能な利用 ・遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分 生物多様性条約COP10/MOP5(日本政府公式ウェブサイト) そして、COP-MOP5(カルタヘナ議定書第5回締約国会議)が本日から、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が18日から名古屋で開催されます。<COP10>遺伝子組み換え被害の対策議論…事前会合開始(毎日新聞 10月6日)国際会議の他に、一般の人向けのさまざまなイベント、講演や展示も行われます。名古屋まで行くのが難しい方も、関連した報道、番組も多いので、興味があるテーマを追ってみてはどうでしょう?個人的に興味があるのが、企業の生物多様性への取り組み。期間中、会場に足を運んでみようと思っています。
October 11, 2010
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エコマークは、様々な製品やサービスで生産から廃棄に至るライフサイクル全体を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品につけられる環境ラベルです。地球をやさしくつつみ込んでいるデザインは、すっかりお馴染みですが、韓国環境ラベル「コリアエコラベル」と複写機/プリンタ分野における相互認証協定を締結しています。開発・製造コストの削減、環境ラベルの申請コストの削減、認定商品が広く流通することによる地球規模での環境負荷低減等が期待されます。エコマークのスタートは1989年、認定商品数は4,756 商品(1,681 社)韓国環境ラベルのスタートは1992年、認定商品数は7,525 製品(1,888 社)。デザインも似ています。今後さらに対応分野を拡げて行くことが期待されています。<参考資料>エコマーク事務局エコマーク-韓国環境ラベル相互認証を本格スタート(pdf)そうそう、10月は3R推進月間です。環境にやさしい買い物キャンペーンなんかも行われています。
October 4, 2010
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