全31件 (31件中 1-31件目)
1
新年度が始まります。新しい場所、新しい組織、新しい仲間に出会う時ですね。『名前ってなかなか覚えられなくて。』こんな風に思われる方、多分私だけじゃないと思うんです。名前って意外と重要なんですよ。チューリップなのかタンポポなのか、名前と映像の一致ができるとその違いは瞬時に理解できます。大将とタンゴでもめました。ものすごくくだらないことなんですが、自分たちが踊っているタンゴの出だしのルーチン名が分からなかったんです。『リバースなんとかだよ。』『チェースでしょ。』『それは違う、チェースはこうだよ。』『リバースなんとかってなんなんだよ。』『フォラウェーリバースじゃないと思うよ。似てるけど。』『PPから入るフォラウェーリバースなんじゃないの?』ビール飲んで唇滑らかだったもんで結構もめました。でも最近便利なのは動画がたくさん配信されてることですね。見つけました。マーカス&カレン・ヒルトンのレッスンで説明されてました。フリック・アクションの練習としてタバコの箱を蹴っ飛ばすの、カッコよかったですね。『フォーラウェー・ホイスク』←これです!!Fallaway Whisk & Pivots (←こちら動画)ホイスクだったのか。今まで『リバースなんとか』だと思っていたので、ホイスクしてませんでしたが今度こそはハッキリ分かったので周りから見ても何を踊ってるのか分かりやすくなると思います。名前を知るって重要ですよね。
2016/03/31
コメント(0)
フットワーク、シェープと基本的なところをいろいろご指摘いただいたんですが、最も基本的なホールドの仕方についてもダメダシされました。試合でフロアに立った時、真っ先に見られるのは踊りではなくホールドです。そこがクリアで美しくないと、審判もその後の踊りを見ようという気にならないかもしれませんね。一番重要な点は、無駄な動きを極力しないという事なんじゃないかと思いました。ラテンでもそうですが、ごちゃごちゃ動き過ぎてどこを見られたいのか分からないのは質の低い踊りです。個人的な感覚ですが、スタンダードはより洗練された身のこなしがウケる気がします。一度ホールドしたらあっちこっち微調整しない、これが第一のポイントです。女性が羽をヒラヒラさせながら男性に駆け寄ってホールドは、さすがに最近はやってません。たとえばワルツなら最初の123で男性の左手と女性の右手をつなぎ、次の123で男性の右手と女性の左手のコネクションをとるという方式をここしばらく実践していました。ところが男性の右手が女性を抱え込みに行ってしまい、女性も男性に近付き過ぎてホールドが綺麗な平行になってなかったようなんです。男性の右手は女性の背中に直行するのではなく、まずは右ひじで女性の二の腕のコネクションをとり、そこから背中へ手を回すそうです。女性もすぐに男性の腕を掴みに行かないで、ボディを男性と平行に保ちつつ左上の空でもあおぎながら男性がプヨプヨ二の腕を持ち上げてくれるのを待ちます。これが第2のポイントでした。二人の近寄り方にも定番があるらしいんですね。男性左手と女性右手が繋げる位置に平行に立って、男性はそこにいて女性が右足,左足の順に男性に近付きピッタリ来ない時は膝を前に出して微調整するそうです。大将がYouTubeで見たWDSFのレッスンビデオでは男性も右足・左足の順に前に出ていたそうですが、どっちでもいいんでしょうね。どちらか一方が近付いた方が誤差が少なくて済む気がします。ホールドは2歩で決める、これが第3のポイントでした。この他に大将が注意されたのは『キョロキョロするな』ということでした。師匠のラテンレッスンでもキョロキョロすると弱く見えるからやめろと言われたことあるんですがクセでやめられないみたい。動いてる選手がいると気になってそっちに顔向けるし、手もいい具合に握れてるか目視確認。たまにパートナーがちゃんといるかも右向いて確認。くっ付いてるんだからいるに決まってるのにね。キョロキョロしない、これが第4のポイントでした。最後に女性の顔の向き。ベロニカのレッスンでさんざんホッペ持ち上げられてその時は良かったと思うんですが、半年も経つとすっかり抜け落ちて楽な体制に逆戻りしてます。『そっちじゃなくて、こっち。』ららちゃんにもまたホッペ何度も持ち上げられました。これが第5のポイント。これらが出来れば踊れるダンサー風に映るかもしれません。第一印象って大事ですからね。動いてダメだと元も子もありませんが。
2016/03/30
コメント(0)
『CBMPって何か知ってますか?』コントラ・ボディ・ムーブメント・ポジションですよね。『よくできました。それは何の事ですか?』ポジションだから、位置の事です。『その通りです。では何の位置ですか?』正解は足の位置です。CBMかけたときのポジションじゃないんですよ。交差する足の位置のことをCBMPと言うので、CBMだけどCBMPじゃない時もあるという事です。逆にCBMじゃないけどCBMPの場合もあるんでしょうね。CBMというのは基本、歩く動作でしたから。CBMとCBMPの違いについては親父ギャグ先生にも数年前に質問した事あったのにすっかり忘れてました。それより問題なのは、CBMP全然意識してなかったことです。スローフォックストロットはCBMPがたくさん出て来るんですが、私たちのフットワークはメチャクチャでそれがコーチにはありえないことだったみたい。『CBMP意識しないで今まで踊れてしまっていた事が逆に凄いです。』褒められてるのか呆れられてるのか笑うしかなかったんですが、スタンダード種目の全部に対してアウトサイドパートナーに出る時はCBMPが不可欠だったんです。全部で3つ『こういうときはCBMPだ』って言われたんですけど、あと2つ忘れました。カーブドフェザーもフェザーフィニッシュも、バウンスファーラウェーもランニングウィーブもビックリするくらいやり易くなりましたよ。なんだCBMPやってなかったのか〜。昔はやってたけど忘れてたのかな。どこがCBMPでどこがそうじゃないのか気になりませんか?たとえばランニングウィーブ、男性が後退,女性が前進でアウトサイドパートナーのままトコトコ歩くやつありますよね、クイックカウントで。その時の女性は右足前進、男性は左足後退がCBMPで、逆の足の時がCBMPじゃない足です。CBMPじゃない足のポジションのこと、BMPとか言うんでしょうか?何をしてるかというと、これがサイドリーディング。ステップする足と同じ側のボディ,男性は右,女性は左のボディが先行していています。『サイドリーディングの反対の言葉って何ですか?』てっきりCBMかとおもったんですが、そうじゃないみたい。答えは『ありません』でした。名前とか知らなくても実はなんとなくやってる気がします。だってCBMP左右連続でやったらクネクネしちゃうじゃないですか。クロスしたら普通それをほどく動きをしたくなりますよね。タンゴウォークだってチャチャウォークだって、クロスしたら次はほどくんですよ。そういえば練種会でやったダイヤモンドの法則、アウトサイドパートナーで斜めに進んだ時、言われなかったけど足が自然と交互にクロスしてた気がします。お互いのボディをくっつけたままアウトサイドパートナーで動こうとすると足が勝手にCBMPになるものなんですね。それを知っていて意識的にやると、よりスムーズな動きになるという事でした。
2016/03/29
コメント(0)
六本木・森アーツセンターギャラリーで開催されているフェルメールとレンブラント展に行って来ました。サブタイトルになっている『17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち』が活躍したのは私が最も好きな時代です。早く見に行きたくてずっと狙ってたんですが大将も行きたいというのでスケジュールが合わず、このまま行くと3月末で終焉を迎えてしまうとついに休暇を取って一人で行くことにしました。アムステルダム国立美術館やマウリッツハイスといった本場オランダでフェルメールやレンブラントの作品は結構見て来たんですが、今回来日している作品2点はニューヨークのメトロポリタン美術館所蔵の日本初来日なので見たことがありませんでした。 『水差しを持つ女』ヨハネス・フェルメール(1662年頃)小さな作品なのですが見とれてしまう完璧さです。フェルメールは一作にかける時間が長いので全部で30作品くらいしか残していません。希少な上に仕事が丁寧、どれもが珠玉の作品なのでファンが多いのだと思います。バンバン描きまくって彼の真筆なのかどうか『弟子が書いたんじゃないの?』的なものではないんですね。この絵の背景に描かれている地図は何度も書き替えられた跡が残っているそうです。大航海時代の当時,長崎までやって来たオランダ人がいるくらいですから地図もどんどん最新版が作られていたんでしょうね。歴史的に見ても面白い作品なのではないかと思います。 展覧会のもう一つの目玉はこちら。『ベローナ』レンブラント・ファン・レイン(1633年)『あの、おばさんの絵でしょ。』と大将は言いますが、ベローナはローマ神話の戦いの女神だそうです。メドゥーサの楯を持ち、美しい甲冑に身を包んだ女神は自信に満ちたまなざしで下々のものを眺めています。レンブラントはカラヴァッジョ派の絵画を学んでこの闇と光の表現をモノにしたそうです。この絵が描かれた1633年はレンブラントの出世作『テュルプ博士の解剖学講義』を描いた翌年ですから上り調子の時なんですね。しかも良家のお嬢さんサスキア(当時22歳)と知り合って婚約した年でもあり、公私ともにノリにのった順風満帆の時代。ベローナの瞳に彼の攻めの姿勢が読み取れる気がしませんか?そして何となくですが、この『おばさん』、サスキアに似てる気がします。全部で60作品、個人蔵の絵も多かったんですが、主にアムステルダム国立美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリー、メトロポリタン美術館からの出展でした。出口に直結して展覧会に関連したグッズを売るお店があって、いつもここで図録をどうしようかと悩むんですね。展示作品を詳しく解説した図録は厚みがあって大きくて手狭な家にもう置くスペースがなく、よほどの事がない限り買わないことにしているんです。でも今回は自分の好きなゴールデン・ダッチだし相当葛藤して図録売り場の前をウロウロし、見本としておいてある冊子のページを何度もめくり、ついに買わずにエレベータに乗りました。この美術館、森ビルの52階にあるんです。展覧会を紹介する際にいつもは入場券を写真で載せていますが、ここの入場券は展覧会用の特別なものではなくただの展望チケットみたいで面白くないので今回は載せていません。 『貝類と杯のある静物』ウィレム・カルフ(1675年)図録の代わりにかさ張らないお土産を買って来ました。フェルメールのB4版くらいのコピーと、舟の絵のクリアファイルと絵はがき2枚。 『港町の近くにて』コルネリス・クラースゾーン・ファン・ウィーリンゲン(1615-20年頃)クリアファイルのこの絵はロッテルダム海洋博物館にあるそうです。ロッテルダムにも行ったんですけどね。季節外れの寒さで風邪ひいた思い出だけが今も鮮明に残っています。『果物のある静物』フローリス・ファン・スホーテン( 1628年 )この絵はがきは最近『大人の塗り絵』の果物編をやっていると言っていた母にお土産。個人蔵なのでもう見られないかもしれませんからね。『窓際でランプを持つ少女(好奇心の寓意)』ヘラルト・ダウ( 1660年頃 )これはとっても小さな作品なんですが、展示会でたぶん唯一、ガラスケースで守られていた絵なんです。アムステルダム国立美術館蔵とありましたが、見た記憶がないんですね。ひょっとして秘蔵の作品なのかも。レンブラント派の作品というカテゴリーで紹介されていましたが、とってもステキな絵でした。フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展は2016年3月31日まで東京六本木の森アーツセンターギャラリーで開催されています。このあと2016年4月6日(水)~5月8日(日)まで福島県立美術館で見られるようですので見逃した方はそちらで。公式サイトはこちらです。
2016/03/28
コメント(0)
フットワークも問題ありだったんですが、スローフォックストロットで更に問題だったのは女子のシェープでした。左にスライドしすぎてはみ出してるように見えると言われてしまいました。右スウェイのときはスウェイ+スライドとおっしゃってたので、フェザーステップとか全部スライド追加してたんですけど、これは男子の左肘が下がらないためのイメージで、女子が横からはみ出せという事ではないらしい。スローフォックストロットの基本であるフェザーステップはルーチンにいっぱい出て来ますからね。それが変だったとすると大問題です。どの程度までスライドすればいいのかという質問に対し、先生は鏡の前に立って一緒に女子のホールドを見せてくれました。足下から来る自然な右ストレッチと左スライドで足を揃えても立っていられる範囲を越えないとのこと。今回石原コーチだけでなく、元ラテンチャンピオンのららちゃんにもスタンダードを教えていただいたんです。グランプリ・ファイナリストでしたからスタンダードも上手なんですね。女子は最初から最後までそのスライドをキープで、スライド追加する事はないそうです。何でもそうですけど『過ぎたるは及ばざるがごとし』なんですよね。これって、誰の言葉でしたっけ?的を得たいい格言です。競技会に出始めた頃、先輩ダンサーに『もっと笑って』と言われました。自然な笑顔が作れなくて、とりあえず曲かかってる間ずっと歯を見せて踊ってた事あります。後でビデオ見たら、笑うセールスマンみたいで不気味でした。自然な笑顔になるまでにはかなり場数を踏まないとダメでしたから、この自然なスライドも作れるようになるまでまだ経験値が足りないんだろうという気がします。頻繁にレッスン受けられるとその都度微調整してもらえますけど、私たちのように月1回あるかないかのレッスンだと相当軌道がずれてしまうんです。空いた期間が長いほど自分達の勝手な解釈が加味されるのでズレ幅は大きくなります。さらに楽な方へと流れて行くので輪郭のぼやけたゆるーい踊りになっちゃうんですね。かといってレッスンでいわれた事を未消化のまま次のレッスンを受けても言われる事は同じなので無駄です。種目が多くなればなるほど各種目に割り当てられる練習時間は短くなりますから身に付くまで時間がかかるんですね。空き時間を総動員してもまだまだやる事がたくさんあるので飽きが来ません。競技ダンスって複雑で面白いなあと思います。
2016/03/27
コメント(0)
桜は咲いたか? ビールは来たぞ!2ヶ月に一度のビールがやってまいりました。ビールの種類は去年と同じなので、ご興味ある方はそちらをご参照ください。今回のビールは飲まないで確定申告でお世話になった税理士の叔父さんに送ろうって言ってたんです。そこで送られてきた箱のまま冷蔵庫で保管。お手紙を書いてクール便で発送、のはずだったんですよ。ところが夜も更けてまいりました。なんか冷蔵庫が気になるんですよ。『明日買いに行けばいいんじゃないの?』『飲む?』はい、ご想像の通り。飲んでしまいました。そして今日、練習の帰りにシャトーカミヤに買いに行きましたよ。まだ桜、ちょこっとしか咲いてませんでした。3月19日から4月10日までシャトーカミヤで『桜まつり』やってるんですけど。これじゃ花見って感じじゃないですね。寒いし。他の花は咲いてましたよ。これ、なんの花ですかね。これは知ってますよ。雪柳とコブシ。震災以来5年越しの修復工事がようやく終わって、お城がリニューアルオープンしてました。送られてきたのと同じラインナップのビールを売店で送ることにして送り状書いてたら、なんか大将がレジで買ってるんですよ。昨日6本来たのにまた6本買ってる!!『今年はできがいいからさ。もっと飲むかなと思って。』ホワイトとヘレスも追加されてました。桜はもう一息な感じですけど、皆さんも桜満開気分だけでもいかが?今年は本当に出来が良くて美味しいです。(去年も美味しかったけどね)楽天で買えます。
2016/03/26
コメント(0)
スローフォックストロットのレッスン中、ずっと密かに気になっていたことがありました。バックに流れていた曲。80年代に大ヒットしたノルウェーのバンド『a-ha』のTAKE ON MEを女性ボーカルでカバーしていて、しかも凄くゆるーい感じで歌っていたんです。ANNI B SWEET- TAKE ON MEこのオリジナル曲大好きで、80年代後半かな、東京ドームかどっかそんな感じのスタジアムにライブ見に行きました。双眼鏡持参で。いまでも大好きな曲で、私のiTunesリスト再生回数No.1ソングなんですよね。それでまさかスローが踊れるなんて思ってもみませんでした。オリジナルPVがカッコイイんです。彼の瞳に首ったけという感じでした。いやー、懐かしいなあ。こちらからどうぞ。TAKE ON ME a-ha
2016/03/25
コメント(0)
スローフォックストロットのフットワークで、リーディングレッグの話をしましたが、もう一つ重要なのはスタンディングレッグの動きです。振り子が地面をかすめるように動いて行くとき、立っている方の軸足はどんな動きをしているのでしょうか。それがメトロノームなんだそうです。楽器を演奏される方はご存知と思いますが、メトロノームも振り子の一種でリズムをキープするための道具です。ダンスですからリズムも需要なんですが、注目したいのはその動き。リーディングフットが前に出るに従ってバイキングの動きをするのに連動して、立っている方の軸足のすねは次第にメトロノームが振れるような動きで傾いて行くとのこと。バックする人は後ろに下げる方の足がバイキングなのに対して前足がメトロノームなんだと思います。ありがちなミスは、次にメトロノームカらバイキングに切り替わるはずの後退の人の前足。靴の裏を前面に見せたまま踵だけで引っ張って来て前足を回収しようとしてしまう事だそうです。動く方の足は前進も後退もバイキングでお願いします。こんな小難しい事皆ちゃんとやってるんでしょうかね。大好きなオルガさん、ちょっと見てみます?Dmitry Zharkov - Olga Kulikova, RUS, Slow Foxtrotちょっとレベルが違いすぎて真似出来そうもありませんね。それじゃなくても女子はガンガン後退しすぎるとか言われて懸命にボディ離さない努力してるのに、それに加えてバイキングだメトロノームだなんて完全飽和状態です。女子のスリーステップに関してはまだまだダメ出しは続き、コスメティックスウェイに連動して頭まで立って来ちゃダメだとか、頭やろうとするとお腹離れるとか。最大のミステイクはフェザーフィニッシュからスリーステップに入るときのポジションチェンジ。なんかスリーステップ、いつも踊りにくいなあとは思ってたんです。それはアウトサイドパートナーからインラインに男女の位置関係が変わるのをちゃんとやってなかったからでした。具体的には後退女子の右足を真っすぐじゃなくてちょっと右斜め後ろに出すだけ。これは宝島の地図発見くらいの衝撃で大将は『踊り易い!』と大感激してましたよ。スローフォックストロットの女子、ステップが分からない時はフェザーステップとスリーステップを交互に繰り返して踊るつもりでいればいいと親父ギャグ先生に以前教えて頂きましたが、フェザーフィニッシュのあとは当然スリーステップだと思ってインラインに戻る動きをすればいいんでしょうかね。それともヒールターンに対するアーリーライズみたいな、なにか合図を送ってもらえるんでしょうか。その辺聞くの忘れたんですが、とりあえずは踊り易い方向で練習して行きたいと思います。
2016/03/24
コメント(0)
競技ダンサーの皆さんの中にはマラソンも頑張っておられる方がいらっしゃると思います。小学生の頃、大将は学校のマラソン大会で優勝した事あるとか言ってたような気がしますが、私はダメですね。部活ではよく走ってましたけどマラソン大会に出た事は無いです。マラソン大会のスタッフはやった事ありますけど。ジムに行ったらいつものトレーナーさんたちが不在で、初めて見る顔のピンチヒッターさんが私を担当してくださいました。このジムのトレーナーさんはみんなスポーツ経験者なんですが、この方はマラソンの指導をされているとのこと。ご自身も大会にたくさん出られていて、地元の大会からボストン、ホノルルと言った海外遠征まで精力的に取り組まれているそうです。マラソンにも年齢別があるんですね。そのトレーナーさん、ホノルルで年齢別4位だったそうです。すごいですね!!(目が点になってしまった)42.195キロを2時間半くらいで走るって、女子のオリンピック選手並みじゃないですか。確かに鋼のような無駄のない体つきをされてます。『初心者の4時間くらいで走る人たちを教えてる。』4時間だって凄いですよね。それって初心者なんですか?ストレッチだの筋トレだのしながら、私は興味深くマラソンについていろんなことを質問しました。マラソンには級はないでしょうけど、もしあったらきっとこの方はマラソンA級選手なんだろうなと思いながら。マラソンの順位はタイムで付きますから競技ダンスみたいに『審判変われば結果も変わる』なんてことはなくて、誰が見ても分かり易い競技です。でもコースや季節や天候、それにその日の体調など大きく結果に影響しそうですね。ダンスも会場の空調設備とか、床の状態とか、季節によっては花粉とか多少は影響あるかもしれませんが、基本的にインドアスポーツですし1曲1分半の短期決戦ですから風邪ひいてたって大したことないです。それに比べるとマラソンは長丁場の戦いで、コースも大会によって高低差が多かったり、屋外競技ですから暑い夏なんか過酷です。風邪ひいてたら40キロ以上も走れないでしょうね。最近は皇居ランナーとかマラソンブームになっていて、走りを習いに来る方も多いらしいんです。私も腕振りについてワンポイントだけ教えてもらいました。肘を後ろにひく方を意識するんだそうです。呼吸も吐く方を意識すると自然と空気が吸い込まれるので吸う方は意識しなくていいというのと同じで、腕も後ろに引く方を意識するだけで勝手に前に戻って来るし、それに連動して腰が回転するので足が自然と前に出るものだというのを実演を交えてみせてもらいました。ダンスも似たところありますよね。ギューっと絞るとかってに戻るので、絞る方だけ意識すればいいみたいな。マラソンに比べたら競技ダンスは5曲踊っても7分半ですから全然大したことないですけど、それでも省エネ出来るところはしないと無駄に息が上がりますからね。教えてもらった腕振りで早速走ってみたら、気のせいかもしれませんけどなんかいつもより楽だった気がしました。スタンダード種目踊っててやけに疲れるのはきっとこういった省エネのコツを実践してないからじゃないかと思いましたね。マラソンの腕振りに匹敵するのがスタンダードではCBMです。これをもっとちゃんと練習すると疲れないのかもしれません。
2016/03/23
コメント(0)
競技団体のJPBDAが、JPDSAに名称変更しました。先日の試合会場でアナウンスがあり、言われてみればステージにかかっている看板が変わってて、そのとき初めて知りました。JPBDA(日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ協会) JPDSA(日本プロフェッショナルダンススポーツ協会)しかもWDSFのプロ部門であるPDがここに日本の基点を置くらしく、『PD-J始動!』として日本初のWDSF PDオープンが、2016年7月3日(日)にホテルイースト21東京で開催される予定になっています。 拡大開発中のサイトを覗いてみたら、2016年2月21日に改称とのこと。本当につい最近だったんですね。JDSFの競技会シラバスはまだJPBDAのままのところが多いです。雑誌『ダンスファン』のサイトではこう書かれていました。改称の理由としてJPBDAは、「WDSF(世界ダンススポーツ連盟)がオリンピック加盟を大きな目標に掲げ、1990年頃“DanceSport”という名称を作成」したことを挙げ、「私共もこの精神を尊重し、“Japan Professional Ballroom Dancers Association (JPBDA)”から“Japan Professional DanceSport Association (JPDSA)”と変更した」としています。(サイトはこちら)WDSF PDオープンではベネデット・フェルージャ & クラウディア・ケーラーとエマニュエル・ヴァレリ & タニア・ケーレットの対決が見られるみたいですよ。ラテンも誰か来ないかなあ。ザイツェフとか。アマ部門もあるみたいです。なんかちょっと楽しみ。
2016/03/22
コメント(0)
東京ドームシティの巨大な空舟、スーパーバイキングに乗った事ありますか?食べ放題のバイキングじゃありませんよ。荒波を渡るバイキング船をイメージして作られた船が振り子みたいに揺れる遊園地によくあるアトラクションです。どうせ乗るなら舟の端っこの方がスリルがあっていいですよね。連休最終日、わたしたちは東京の遊園地ではなく、レッスンに行きました。昨日の試合でスコアがた落ちだったスローフォックストロットを見て頂き、まずご指摘を受けたのがフットワークだったんです。正しい足の運びはバイキングの動きに似てるとの事。後ろにある時は踵が上、そこから軸足に近付くに連れて徐々に角度が浅くなって来て、足が揃った時に床と水平、前に振り出す時も徐々に角度が上がって前から見た靴底面積が大きくなって行く感じです。これを駆使してフェザーステップとスリーステップを練習しました。両足を床から離さないというのはスタンダードの基本中の基本だそうですが、床が全然滑らないとき、この床をなでて行くようなフットワークって難しくないかなと後で大将と話しました。『普通の靴でやったら靴底すぐに摩り減るよね。』ブンブン揺れるバイキングの船底が少しでも地面に着いてたらすぐにスイングが減衰しそうだし、船底が削れてアナ空くでしょ。床から足を離さないと行っても多分、ナノレベルの隙間はあるんですよ。ラテンだってそうですよね。ぐいぐい床につま先押し付けて擦ってたら痛いですよ。そのせいで指の先端はタコになってますけど必要最低限に加減します。骨盤を床と平行に保ったままどうやって立ってる足の軸に対して動いてる足のバイキング状態を作り出すのか。それがレジストの必要性なんじゃないかと思うんです。ドライブアクションのレジストは前進の場合、両足揃えてフラットのまま重心を前に持っていきます。すでにロアしていますので、バイキング船が一番低い位置にある状態です。つまり本来は同じ長さであるはずの両足を、足首と膝と股関節のジョイント部分で調整して重心を前に置くことで動く足をほんの少し、埃一粒分くらい床から浮かしてるんですよね。その微妙な両足のすれ違いを作り出すには、片足で立てる脚力とバランス力が必要になってくるんですね。だからスタンダード練習会っていつも片足で立つ練習するのかなあってなんとなく思いました。
2016/03/21
コメント(0)
スタンダードの試合は早起きしなくていいので本当に楽です。私たちのような早起き苦手なナマケモノには大変嬉しいプログラムで、受付終了が13時半でしたので家でお昼ご飯を食べてから車で会場に向かいました。古河市生涯学習センター(通称:とねミドリ館)は車で1時間半ほどのところにあり、以前競技会のお手伝いで何度か行ったことがあります。会場に着くと、ちょうど午前中のラテンの表彰式とオナーダンスでした。マチャキ会長がB級戦優勝、ケンケンさんとぴょんさんもラテンA級に昇級、ラテンA級優勝は昨日も練習場でお会いした茨城のホープです。すでに午後のスタンダードの試合が始まっているはずの時間でしたが、30分くらい進行が遅れている様子。スタンダードA級第1次予選が始まったのも30分遅れで午後3時頃でした。エントリー組数80組。ワルツ、タンゴ、スロー、クイックの4種目で予選を戦います。会場が選手の熱気で夏みたいな暑さでした。7ヒートに分かれていて、全部踊り終わるのに1時間くらいかかった気がします。全てのカテゴリーの中でA級戦の出場者が一番多いなんて、最近試合の傾向がガラリと変わりましたね。ジャッジはタッチパネルで瞬時に集計されて結果が貼り出されるはずだったんですが、これが待てど暮らせど出なくて、どうやらマシントラブル発生のようでした。会場の熱気でCPUの調子が狂ったのかもしれませんね。しばらく『練習タイム』ということで進行はどんどん後ろにずれ込み、ついに結果が出ないままB級戦に突入。ここからジャッジが紙方式に戻ってました。A級戦はどうなるんだろう、リダンスかなと言いながらなんとなくフロアに集まってくるA級選手たち。1次予選いろいろ失敗したから個人的にはもう一度踊りなおしの方が嬉しかったんですけどね。『A級戦2次予選、1番から20番までフロアにお入りください。』結果貼り出されてないので皆んな自分が勝ち残ったのか負けたのかわからずあちこちから声が飛びました。『何番が残ってるのか言ってください!』『結果貼り出されてないぞ!』アナウンスで呼ばれた番号の人たちの中にうちも入っていました。2次予選、50組くらいでしょうか。5ヒートに分かれてました。フロアがほとんど正方形なのでどこから踊ってもいい感じです。私たちは先日買ったばかりのおろしたての靴で、踊りやすさ絶好調。勢い余ってフロアの端におられた審判の先生にタンゴで突っ込んでいってしまい、審判が逃げ惑う超ウケるシチュエーションを作り出してしまいました。私は踊りながらおかしくて必死に笑いをこらえ、泣きそうな顔でタンゴ終了。3次予選も絶好調だったんですが残念ながらここで敗退。この時すでに6時で外が暗くなってました。1時間くらい進行が遅れてしまったようです。私がいろいろ間違えたので大将が帰りの車で『今日の夜ご飯はヌキ!それか、(私の嫌いな)玉ねぎの炒め物だけ!』とかブーブー言われましたが、家に帰って仲直りして近所の中華屋にラーメン食べに行きました。でも3次(ベスト30)なんて80組も出場しているスタンダードA級戦ではこれまでで最高の結果じゃないかしら。たくさんの競技仲間にお会いできたし、楽しい一日でしたよ。会場で応援してくださった皆様、ありがとうございました。次はもっと上手くなってフロアに登場します。
2016/03/20
コメント(0)
金曜日は美術館が夜8時まで開いています。西洋美術館を出て次に向かったのが東京都美術館。こちらではボッティチェリ展をやっていました。『聖母子<書物の聖母>』ボッティチェリ(1482-83年)チケットになっているこの絵、聖母の衣は高価なラピスラズリの青、美しく繊細な光輪の金、実に綺麗な作品でした。ボッティチェリの絵画に登場する女性も男性もきれいですね。彼の作品で一番有名なのは多分ウフィツィ美術館にある『ビーナスの誕生』と『プリマベーラ』だと思いますが、誰かモデルがいたんでしょうか。どうやらフィレンツェにいたらしいんです。『美しきシモネッタの肖像』ボッティチェリ(1480-85年)フィレンツェで一番の美女と言われたシモネッタ・ヴェスプッチは15歳で結婚し、肺結核で23歳の若さで亡くなってしまうんです。貝殻から生まれてきたビーナスのモデルは彼女なんじゃないかと言われています。彼女の美しさにインスピレーションを得たのはボッティチェリだけではなく、絵も詩も多数作られたようですよ。『美しきシモネッタの肖像』は丸紅株式会社蔵で日本にあるんです。普段滅多にお目にかかれないお宝ですね。いつも思うんですが、隣接する国立西洋美術館と東京都美術館て良きライバル関係というか、『そっちがそう出るならこっちはこう!』みたいな企画が多いんです。今回も西洋美術館と同じ『日伊国交樹立150年記念』に引っ掛けて、ルネッサンスを代表する画家ボッティチェリの作品を一挙20点も集め、大回顧展を開催。対する西洋美術館は、昨日ご紹介した通り『ルネッサンスを超えた男』カラヴァッジョをぶつけて来ました。サンドロ・ボッティチェリは1444年もしくは45年にフィレンツェに生まれ、生涯のほとんどをそこで過ごしました。カラヴァッジョのようなワルではなく、フィリッポ・リッピの工房で修業を積み、25歳で自分の工房を構えてメディチ家の画家として名を馳せます。逆に師匠のフィリッポ・リッピの方が修道士だったのに女好きで、いろんな女性に手を出した上、挙げ句の果てに美しい修道女と駆け落ち。後に二人の子供フィリッピーノ・リッピが画家を志望してフィレンツェのボッティチェリ工房のドアを叩くことになりました。人生いろいろですね。それより驚いたのが彼の名前、ボッティチェリって言ってみればあだ名だったんです。本名はアレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピだそうです。4人兄弟の末っ子で、大食いだったお兄さんが『小さな樽(ボッティチェロ)』と呼ばれていて、それにちなんで弟は『ボッティチェリ』とよばれるようになったとのこと。小樽さん、なんて日本にもいそうな苗字ですね。『ラーマ家の東方三博士の礼拝』ボッティチェリ(1475-76年)この絵の一番右にいてこっち向いているのがボッティチェリ。少し中側で自分を指差してる青い服の男がこの絵を注文したラーマさん、他にメディチ家の人々も描かれていてこの当時フィレンツェで王様状態だったメディチ家と知り合いだということは相当なステータスだったということが伺えます。ルネッサンス芸術は以前も書きましたがそれほど好みではないので家に持って帰りたい一枚、選ぶの難しいです。強いて言うならこちら。『書斎の聖アウグスティヌス』ボッティチェリ(1480年)彼の後頭部に書かれている文字、なんか変なこと書いてあるらしいんです。ボッティチェリはお茶目な性格だったのかもしれません。壁画なんで持ち帰っても玄関から入らないかな。ボッティチェリ展は上野の東京都美術館で2016年4月3日まで開催されています。ご興味ある方、公式サイトはこちらです。
2016/03/19
コメント(0)
もうすぐ開花を迎えそうな上野の桜並木には、ピンク色の提灯が並んで風に揺れていました。仕事が一段落したので、今日は休暇をとって美術館巡りをします。まずは国立西洋美術館のカラヴァッジョ展から。『エマオの晩餐』 カラヴァッジョ (1606年)常設展が模様替えか何かで見られなかったので、6月まで使える鑑賞券がもらえました。光と影のドラマチックな絵画で有名なミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョは1571年にミラノで生まれました。バロック絵画の草分けとしてローマで活躍し、後のレンブラントやルーベンスなどに影響を与えたと言われています。スポットライトのような光の当て方で表情を際立たせ、見る側に緊迫した臨場感を与えてくれますね。『聖ヨハネの斬首』カラヴァッジョ(1608年) 彼は絵の才能は素晴らしかったんですが、無法者だったみたいです。飲んで暴れて傷害事件を起こし、挙げ句の果てに殺人の罪まで犯してローマからナポリへ逃亡、イタリア各地を転々としながら短い38年の生涯を閉じました。裁判の記録が展示されてるんですが、すごくくだらないことで喧嘩するんですね。アーティーチョークの油炒めとバター炒めを頼んで、運んできた店員にどっちがバターだと尋ねたら『匂いでわかるだろ。』と言われてカっとなって皿を投げましたとか。当時のローマは刀剣を持ち歩いてはいけないことになっていたそうなんですが、剣の不法所持でもなんども捕まっていたようです。彼の描く酒の神バッカスは仏顔ですね。なんでも許してくれそう。『バッカス』 カラヴァッジョ (1595年頃)日伊国交樹立150周年記念ということで今回はすごい作品が世界初公開されてました。行方不明になっていた彼の絵が2014年に発見されたんです。それがこちら。『法悦のマグダラのマリア』カラヴァッジョ (1606年)展示されていたカラヴァッジョの作品は全部で12点ですが、それ以外に彼の画法に惚れ込み模倣して継承した『カラヴァジェスキ』と呼ばれる画家たちの絵画が多く展示されていました。短命だったカラヴァッジョが残した作品は全部合わせても60点くらいだそうですからそのうちの2割が日本に集結したのは凄いことです。いままでウフィツィ美術館、トレド大聖堂、ティッセン=ボルネミッサ美術館などでカラヴァッジョの作品を見るチャンスがありましたが、どれもちょっと怖いというか深刻すぎるというか、家に飾りたくなるようなタイプの絵じゃないんですよね。日本でもボルゲーゼ美術館展でセクシーなヨハネの絵とか見ましたがこういうのもちょっとね。でもカラヴァジェスキの中には好きなタイプの絵がいくつかありました。ラ・トゥールの作品もそうです。彼がカラヴァジェスキだったというのはここで知りました。西洋美術館に常設されてる『聖トマス』も並んで展示されてましたよ。『煙草を吸う男』 ジョルジュ・ド・ラ・トゥール (1646年)いつもこの中の一枚を持って帰っていいと言われたらどれにするかを考えるんですが、今回の一枚はこちら。『スピネットを弾く聖カエキリア』 オラッツィオ・ジェンティレスキ(1618-1621年)これ以外に心休まる絵が見当たらなかったせいかも。 斬首とか宗教色強いのはちょっとね。そういえばカラヴァジェスキの一人、タンツィオ・ダ・ヴァラッロの『長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教』という絵も印象的でした。描かれている日本人が日本人ぽくないんですよ。画家は日本から帰国した宣教師に話を聞いて描いたんでしょう。『果物籠を持つ少年』カラヴァッジョ (1593-94年)、果物は美味しそうですけど家に飾るには少年がちょっと暑苦しいでしょうかね。カラヴァッジョ展は上野の国立西洋美術館で2016年6月12日まで開催されています。ご興味ある方、公式サイトはこちらです。
2016/03/18
コメント(2)
地元での競技会が目前ということで平日でもいつもより練習場が混んでいます。たまにお会いする競技ダンサーの方に言われました。『準備体操長いよね。いつ見ても準備体操してるけどどのくらいするの?』私たちの練習のほとんどは個人練習で、特に平日の夜は時間が短いので皆さんが帰られる9時半ごろはまだ準備運動真っ最中。多分組んで踊るところを試合以外で見たことがない方が多いでしょう。毎週のようにレッスンに行っていた頃は、それをなんとか踊りこなすために二人で試行錯誤の時間が長かったのですが、ここのところレッスンは月1回行くか行かないかくらいなので二人でステップの確認とかの作業が発生しないんです。それじゃ何を練習してるのかというと、まず一番目に念頭に置いているのはダンスを長く続けるために怪我をしないということ。大将なんかストレッチだけで1時間くらいやってます。私はマットの上であっちこっち伸ばすのは15分くらいで、その後は靴を履いて仕事で固まった関節をほぐして可動域を上げることに専念します。足首、股関節、背中周り、肩周り、首周り。音楽に乗ってチャチャ2曲、サンバ2曲、ルンバ3曲、パソ2曲、ジャイブ1曲、それぞれのリズムでヒップアクションとウォークをやると約30分経過。このあたりで既に来てから1時間くらい経ってます。以前キャロル先生に言われたことがあります。『試合で100%踊るためには、練習は120%で踊りなさい。』試合で実力が出せないのは練習でもそんな風に踊ってるからだということです。ダンスは二人で楽しくやるものですが、上を目指すなら個人の身体能力を上げるのが手っ取り早い方法だと思います。つまり自分へのチャレンジですね。たとえばチャチャなら、ほんの少しスピンを速くできるように。たとえばルンバならあと0.1度でも大きくヒップムーブメントを見せられるように。たとえばワルツなら、あと1センチ足を大きく出せるように。『昨日の自分を超える』のが私の思う練習です。たぶんそれが練習場に来られている皆さんには準備運動に見えるんだろうなと思いました。二人でルーチン踊ってないですからね。でも皆さんが帰られたあとの終了間際の練習場では5種目踊り込んでますよ。なるべく120%で。
2016/03/17
コメント(0)
体脂肪率や体重は毎日計ってますけど筋肉量ってどのくらいなのか知りません。昨日職場のリフレッシュエクササイズに出たら、トレーナーさんが筋肉の8割は太ももとお尻とおっしゃってました。ここを鍛えるとダイエット効果大なんだそうです。太ももとお尻は筋肉も多いのかもしれませんが脂肪もたっぷりついていて、趣味のダンスでは全くダイエット効果がないんですね。消費する以上に飲み食いするのが問題な気もしますが。筋肉量も部位別に測れるような体重計があるようですが、目安として体脂肪率と体重から計算出来るようです。基本的には体脂肪以外の半分が筋肉という考え方で、体重関係なく計算出来ます。筋肉率(%) = (100 - 体脂肪率)/ 2 X 100例えば体重50キロ、体脂肪率30%女性を考えてみます。(私じゃないですよ)筋肉率は (100 - 30) / 2 X 100 = 35 (%)筋肉量は 50 X 0.35 = 17.5キロ体脂肪が全然ない時の体重は (100-30) / 100 X 50 = 35キロ残り17.5キロは骨とか内臓とか脳みそとかなんでしょうか。でも、体脂肪がほとんどない筋肉質の人とひょろひょろの人が同じように筋肉量50%だとしたらおかしいですよね。あくまで目安との事で。諸説あるようですが筋肉量評価のおおよその目安は以下の通りです。 評価 男性 女性 低い 30.9%以下 25.9%以下 標準 31.0~34.9% 26.0~27.9% やや高い 35.0~38.9% 28.0~29.9% 高い 39.0%以上 30.0%以上 年代別の平均値は以下の通りだそうです。筋肉率の平均 年代 男性 女性 20代 44% 39% 30代 37% 37% 40代 34% 33% 50代 31% 30% 60代 29% 26% 70代 25% 23% 皆さんも計算してみて下さいね。
2016/03/16
コメント(0)
スポーツ用品店で買って来たゴムバンド。最初は筋トレ目的でした。インナーマッスル強化みたいな。面白がっていろいろやってたんですがすぐに飽きて、ドアノブの飾りみたいに長いことぶら下がっていました。最近スタンダードもちょっとやる気出て来て、ここ数回試合の様子をビデオに撮ったりしてたんです。それを見て一番気になったのはタンゴやクイックでホールドの肘が不必要に下がって見栄えが悪いという事でした。他にもあっちもこっちも気になる事はあるんですが、ステップ間違えてるとかそういうのよりホールドが崩れている方が目に付くんですね。リーダーが力持ちなのですぐに押し負けて手羽先みたいな肘が折れる状態になりがちです。以前親父ギャグ先生に言われたんですが、女性は高いもの干し竿に布団干すみたいなイメージで男性のホールドを押し上げ、それを1曲キープしないといけないんです。自分が男性にぶら下がる布団になっちゃダメなんですね。うちの場合は身長差があるので、物干竿が高くてそこに重たい布団持ち上げて干す恰好を維持しながら走ったりするのって結構大変な作業です。特に私の場合ステップが怪しいタンゴとか走り回るクイックとか踊ると、ホールドに対する意識が薄くなる傾向があるようです。そこで思いついたのがゴムバンド・トレーニング。石原コーチのレッスンで棒やらゴムやらいろいろくり出して来てホールドの鍛え方を教えて頂いたんですが、その中で一番大変そうだったのがゴムでした。両手でゴムの両端を持って背中側を通し、両腕を前にぎゅーっと伸ばしてゴムの引っぱりに負けないように維持したままホールド。このまま1曲踊ります。強さはゴムのどの辺を持つかで調節出来ますのでまずはゆるめからスタートです。これをやると圧倒的にコネクションが良くなるんです。女性だけでなく、交代しながら男性もやります。両手が塞がってるのでこの状態で踊っててぶつかったりコケたりすると危ないのでご注意下さいね。ブームってほどじゃないんですが、私がゴムでシャドーしてたら皆さんそれぞれが既にマイゴムをお持ちだった様で、ゴムダンサー練習場に増殖中です。そのうち背中ムキムキになっちゃうかも。
2016/03/15
コメント(0)
ホワイトデーです。バレンタインにチョコもらった男性はキッチリお返しできましたでしょうか。義理チョコの義理返しでもコミュニケーション的には有効な手段ですよね。普段あまり会話しない人とも言葉を交わすチャンスです。でもどうせもらうなら本当に好きなものをもらいたいと思いませんか?大好きだけどいろんな理由で我慢しているものをこういうきっかけでもらったりすると、自分では買わないけど頂いたものだからという『食べていい自分への口実』になって心のハードルがぐっと下がります。それは私にとってのポテチ、大将にとっての草餅、そして私の母にとっては炭酸饅頭です。日曜日、お墓参りに行った時に大将が母にもらったチョコレートのお返しとして炭酸饅頭をプレゼントしました。『これ、大好きなんだけど血糖値が心配でいつもスーパーでは見ないふりして急いで通り過ぎてるのよ。』私はあんこが苦手なので食べた事無いんですが、これって温泉饅頭ですよね。1つ80円くらいのバラ売りで蒸しパンみたいな生地があんこを包んでます。炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、つまりふくらしこ(重曹)を使って作るから炭酸饅頭と言われてるみたいです。母は自分でも何でそんなに好きなのか分からないけど大好きで、去年引っ越して来た当初,ストレス発散のためかこればっかり食べて相当血糖値が急上昇したらしいんです。医者に止められて『毎日炭酸饅頭』の日々は終わったそうですが、そんなに魅力的な食べ物なんですか?実は大将、炭酸饅頭とあわせて自分の好きな草餅も買ってました。『お母さんと一緒に食べるんだよ。』と言ってましたが、そんなに甘いものばかり食べるとまた血糖値が心配だし、母は炭酸饅頭だけで十分満足だから草餅好きならあなたがお食べなさいと言って大将に突っ返したんです。普段は買わないで我慢してる大将がその草餅を『しかたない』振りして食べてましたが嬉しさは隠せてませんよ。好みって人それぞれですね。みんなのスイーツタイム、私はフルーツケーキ食べました。これが一番カロリー高いかも。
2016/03/14
コメント(0)
NHKスペシャル、衝撃的でした。震災後,自宅待機となってほとんど1日中テレビを見ていたので原発事故の経過をリアルタイムで知っていたにもかかわらず、一体どのくらい現場が大変なことになっていたのかはあまり実感がなかったんです。作業員の方々は皆さん命がけの対応だったんですね。子供のころに見た怪獣映画のように想定外の事態が次々に起こり過ぎて、ドキュメンタリーを見ながらオロオロしました。原発にはいろんなタイプがあるようなんですが、福島第一原発は大まかに言うと3重構造の壁で中身が漏れ出さないようにガードされていたようです。核燃料が燃えてるのは『圧力容器』と呼ばれる超頑丈な入れ物で、ここで沸かしたお湯の蒸気でタービンを回し電気を作り出す仕組みです。何らかの問題が起きて圧力が上がり過ぎても更に外側に『格納容器』というひょうたん型の頑丈な容器があって、ベントと呼ばれるガス抜きが出来る仕組みになっていて、それをさらに厚いコンクリートで作られた『原子炉建家』が守っていました。イメージ的には厚い扉で守られた金庫室の中の、更に頑丈な金庫の、そのまた中にある金庫で核燃料は静かに熱を発していたという感じです。最初の想定外は大地震発生による停電です。発電所が停電なんて変な話ですが、発電するための機械を動かす制御装置も全部電気で動いていましたので制御不能になってしまうんですね。一番マズいのは圧力容器に水が供給されなくなって空焚きになる事。ヤカンの空焚きとは桁違いに大変な事態になります。爆発したら東日本壊滅くらいの。でもこんな時のために非常用電源が用意されていました。ここで第2の想定外が発生します。津波で地下にあったディーゼル非常用電源が水没。全電源喪失です。この異常事態に対処するべく電源車を要請しますが大渋滞でなかなか到着しないんですね。問題は1号炉だけでなく、2号も3号も、動いてなかった4号炉にまで発生してもう何が何だか。消防車で水を送るんですが、後から調べたところ配管の分岐で供給している水のほとんどが炉心に届いていませんでした。電気がないと人間てこんなにも何も出来ないのかと改めて思い知りました。そうこうしているうちに1号機の空焚きは進み、燃料棒が溶けて水蒸気と反応して大量の水素が発生。圧力容器から漏れ出して、外側の格納容器の圧力も高まり危険な状況に追い込まれて行きます。ガス抜きが必要になるんですが電気がないので手でバルブを開けに行かなくてはなりません。『誰が行くんだ』いつ爆発するかもしれない、しかも放射線量も高い場所に行きたい人なんているはずありません。でも行ってくれた人がいたんですね。ホントに凄いなと思いました。その勇気。私が不思議に感じたのは一番内側の圧力容器に発生した水素がなぜ大量に一番外側の建家にまで漏れ出したのかという事。地震や津波で配管にキレツとか言うのだったら、ベント作業に行かれた人たちが扉開けた瞬間にドカンと行きそうな気がするんですがそうはならず、格納容器のベントが成功したらしい数時間後に予想してなかった建家が水素爆発で崩壊。ベント作業でバルブ開けた事で建物の中にも水素が流れ込んだと考えるのが普通な気がしませんか?水素も放射線も目にも見えないし匂いもないし気が付かないうちに大変なことになってるのが厄介です。それより一番シビアだったのはベント作業が出来なかった2号炉。作業員皆がもうダメだと覚悟していたような事態を私たちは知らずに、水が出ないとかスーパーにものがないとか全然次元の低いところで文句垂れてたんですね。でも高圧になった容器の隙間からだだ漏れしてたお陰で大爆発しませんでしたなんて落ちは全くシャレになりませんでした。そんなところで命を張って働いておられた皆さんに何と申し上げたらいいのか。リーダーだった吉田所長は既に亡くなってしまいましたが、何千万人の命の重圧はどれほどのストレスだった事でしょう。想定外のことがまた起きないとは言い切れませんから、原発再稼働なんて本当にしていいのか心配になりました。再放送が2016年3月16日(水)午前0時10分~1時39分(15日深夜)にあるそうです。録画してでも是非ご覧になって、ギリギリで仕事をされていた方々の努力に感銘を受けて下さい。
2016/03/13
コメント(0)
キース・エマーソンが亡くなりました。ELPというバンドのキーボード。昔のバンド仲間がキースの熱狂的ファンで、彼を真似てキーボードを何台も並べて弾いてましたね。私も『展覧会の絵』というアルバム、好きでした。ムソルグスキーのクラシック音楽ををロック風にアレンジしたプロムナード。そのアルバムの中に入っている『The Sage』という曲が特に好きで、何度も何度も聞きました。実はStarTreesという名前はこの曲に由来します。The Sage → せいじゅ → 星樹 → Star Trees天才的キーボーダーの死がどうも自殺らしいという報道で、胸が痛みました。悲しい。Emerson, Lake & Palmer 展覧会の絵 〜 The Sage
2016/03/12
コメント(0)
長く、曲がりくねった道。今日で震災から5年が経ちました。地震が起こった時刻に職場で1分間の黙祷が捧げられました。大将の職場でもあったそうです。夜、二人で近所のスーパーに向かう道で話しました。『今日、多分日本の人口の半分以上は同じ時間に祈ったよね。』『5000万人だとしても5000万分かあ。』一人にしたら約95年分の祈りです。そのエネルギーはとてつもないパワーで宇宙に放出されたに違いありません。どうか残された人の心が少しでも穏やかでありますように。亡くなった方の魂が安らかでありますように。道は長く曲がりくねっていて進むのは並大抵ではないけれど、歩いていきましょう。The Beatles - The Long And Winding Road
2016/03/11
コメント(0)
毎年ラテンA級とスタンダードB級維持のために年1回出場していたJBDF関東甲信越競技会。確認のためにネットで昇降級規定を見直して変わっているのに驚きました。2016年2月12日に差し替えられていますので、つい最近変わったんですね。一番大きな変更は、年2回出場する事が絶対条件になった事。B級位下は自己級に必ず1回は出るということも必須で、さらにD級だけは年3回以上出場という条件になっています。これは見逃してる人多いんじゃないでしょうか。DからCへの昇級規定も変更になっていましたので、関連がある方はチェックしてみて下さい。競技規定も今年の1月17日付で改訂になってるみたいなんですが、何が変わったのかよく分かりませんでした。『ここが違う!』と分かった方は教えて下さい。サイトはこちらです。JBDF関東甲信越ブロック昇降級規定
2016/03/10
コメント(0)
霜に当たってしなびた葉物野菜が山積みに売れ残っていました。スーパーの地場産野菜を売っているコーナー。とれたての野菜を生産者が直接並べているので、いつも好んで買っています。それにしても霜にあたったサニーレタスみたいなのは、さすがに見栄えが悪過ぎて皆手が出ない様子。『霜にあたって甘みがまして美味しい』と書いてありましたけど、私のグーくらいのサイズにしぼんでるし、しなしなで歯ごたえもなさそうだし150円出す価値あるのかなという感じでした。でもそのとき思い出したんですよ。50度のお湯で野菜がよみがえるテレビで紹介されてましたがまだ試した事ありませんでした。ダメモトでやってみようと買って帰り、洗い桶にまずお湯を張りました。温度計がないので正確に50度は計れないんです。でも蛇口から出て来るお湯は40度に設定してあるので、それにやかんで沸かしたお湯を足して手を入れた時にちょっと熱いかなくらいにしてみました。ふにゃふにゃだった葉っぱがあっという間にシャキーンと新鮮パリパリにもどったんです。想像以上の効果でしたね。ボリューム10倍くらいに膨れ上がって、まるで増えるわかめみたい。とても一度には食べきれないのでビニールに包んで冷蔵庫に入れましたけど3日経ってもまだシャキシャキですよ。しわしわになった顔とか浸けたらピーンとならないかしら。ちょっと試す勇気はないんですが、人間でも行けるかも。50度だとやけどするんでしょうかね。野菜をお湯に浸けて蘇らせる『ヒートショック』は、人間にとっては悪い意味の方が使われるようです。身体が急な温度差に対応出来ず、心臓や脳に悪影響というのもヒートショックと言うそうです。冬の入浴中の突然死は交通事故死より多いそうで、特に高齢者は注意とのこと。ダンスで鍛えている皆さんは大丈夫かと思いますが、部屋の温度差って結構恐いものなんですね。サウナと水風呂の行ったり来たりも実は危険なのかも。感覚的には野菜と一緒でシャキーンとなる気がするんですけどね。
2016/03/09
コメント(0)
3月8日は『サンバの日』。ところが調べてみると同じ語呂合わせでもいろんなのがあるんですね。『みつばちの日』、『みやげの日』、『サワークリームの日』、『さやえんどうの日』、『ビールサーバーの日』、『母子と助産師の日』、『さばの日』、『鯖寿司の日』、『散髪の日』。同じサンバでも『産婆の日』であって、音楽と踊りの『サンバの日』はありませんでした。ところでお店でこんなかわいいパンを見つけたんですよ。ぴよぴよサンバ!!!サンバは3羽ということでしょうね。ちっちゃい菓子パンの割にはお値段ちょっと高めだったせいか売れ残ってて半額セールされてました。目はチョコレート、くちばしはパンプキンシードでしょうか。パン作りとか得意な方にはすぐに作れそうで、お子さんにもウケそうなパンですね。ダンス種目が商品名に入ってるとつい引き寄せられませんか?高坂ルンバとかいう大福もあったなあ。あんこ苦手だから買いませんでしたけど。静岡名産チャチャチャクッキーとかありそうですよね。常陸牛パソドブレカレーとか。楽天で売り出されているのもありましたよ。タルトのワルツ。アイスのタンゴ。コーヒールンバ。ポップコーンサンバ。シェイク de チャチャチャ。食べながら踊っちゃいましょ。
2016/03/08
コメント(0)
スタンダードシューズを前回買ったのはいつの事だったか。もう全く覚えてないくらい前の話しなんでブログで振り返ってみたんです。2007年?そんなに昔でしたか?最後に靴屋に行ったのはひょっとして一昨年だったでしょうか。あまり練習してないせいというより、ティーチャーズシューズを併用するようになったからでしょうね。それほど傷まないんです。ラテンシューズも去年は買わなかったみたい。日曜日、渋谷から銀座線で上野に向かいました。大将はボンドで貼ったりマジックで黒く塗ったりして補修しながら履いている、足に馴染みまくってる靴がお気に入りで私より靴を買う頻度が少ないんですが、今日はスタンダードの靴を買うという事です。『競技選手のカード持って来るの忘れたけど大丈夫かなあ。』競技選手は1割引なんです。ダンスシューズって結構高いので1割引は大きいんですよ。ダメだったら店に置いといてもらって、東京出張の帰りにカード持って寄るということにしてお店に入ります。混んでました。大将は結局ラテンシューズも買い、スタンダードはつま先が尖ってないタイプの楽な靴に変えました。彼は非常に平均的な体型をしているのか、服も靴も何の修正もなく丁度合うんですね。うらやましい限り。私は新しいタイプの靴試したりいろいろしましたが、結局いつもと同じラテンシューズを調整してもらって買う事に。履いては調整しを繰り返し、痛くなくなるまでいつもかなり時間かかるんですが、今回は1回の調整で奇跡的にすんなり合ってしまいました。スタンダードは紐がついているタイプを試してみることにしたんです。ひも付きの方がシューズバンドよりエレガントな感じだし、なんか上手い人が履いてるようなイメージがありましたから。以前ラテンでこのタイプを履いて金具がちぎれた事があったんですが、スタンダードは大丈夫かな。そこまで馬鹿力出さないと思うけど。スタンダードシューズも調整してもらって色も染めてもらい、これから始まる本格的競技シーズンに向けてGOサインです。4足分のお会計の時に競技カード忘れたんですけどと言うと、いつも調整して下さっている店員さんがおっしゃいました。『大丈夫です。顔パスですよ。』久しぶりなのに覚えててもらえて良かったぁ。4月になるとダンスシューズ屋さんは混みますので、行くなら3月中がお薦めですよ。
2016/03/07
コメント(4)
土曜日の試合というのは滅多にありませんが最高です。日曜日だと翌日が仕事なので疲れが残ったりしませんか?この日は試合に勝っても負けても、大好きな絵を見に行く事に決めていました。渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されているラファエル前派展の最終日だったんです。ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 『デカメロン』(1916)産業革命で勢いに乗った英国絶頂期,ヴィクトリア王朝時代に花開いた『ラファエル前派(Pre-Raphaelite Brotherhood)』は短命でしたが美術史の1ページを飾る重要な展開でした。この時代のイギリスって『黒執事』でも舞台になっていますがエレガントでミステリアス、ゴスロリな感じが凄く好きです。1848年にイギリスの名門ロイヤル・アカデミーの美術学生だったロセッティ、ハント、ミレイの3人が中心になって秘密結社的に結成されたラファエロ以前の芸術を師事した作風は、当時ラファエロ以降の芸術を古典主義の規範としていた学校に反旗を翻すものでした。伝説や神話を題材にしたロマンチックで美しい絵が多くて、この後に来る耽美主義に繋がる流れも見えます。ジョン・エヴァレット・ミレイ『ブラック・ブランズウィッカーズの兵士』(1860)ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ 『シビラ・パルミフェラ』 (1865-70)ウィリアム・ホルマン・ハント 『イタリア人の子ども(藁を編むトス カーナの少女)』 (1869)今回出展元のリバプール国立美術館は特にラファエル前派の作品が多い事で世界的に有名だそうです。19世紀半ばのこの時代、造船業や工業で裕福になった人たちがこれらの作品を収集しまくったんでしょうね。綺麗だし、家に飾るなら私もこういった絵がいいです。エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ 『フラジオレットを吹く天使』( 1878)なんか旧約聖書に出て来そうな天使ですね。第一のラッパを吹き鳴らすとき、みたいな。リバプールといえばビートルズで有名ですが、ダンサーの皆さんがよくご存知のブラックプールも近いんですよね。ブラックプールに行くチャンスがもしもう一度あったら、是非立ち寄ってみたいと思いました。ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 『エコーとナルキッソス』(1903)これはギリシャ神話を題材にした絵画です。水を覗き込んでいるのはナルシストで有名な美青年ナルキソスです。彼に恋心を寄せる妖精エコーは『こだま』ですから彼がしゃべる言葉を繰り返す事しか出来ないんです。切ないですね、二人とも。さて、私が一番気に入った作品はこちら。チャールズ・エドワード・ペルジーニ『ドルチェ・ファール・ニエンテ(甘美なる無為)』(1882年) 通称:カタツムリカタツムリと遊んでる絵です。背景の青い海に赤いドレスや花が映えていますね。私も昔カタツムリには入れ込んでましたから今日の展覧会の中で一枚家に持って帰れるならこれを選びます。この展覧会とは関係ないんですが、家にも一枚ラファエロ前派の作品があります。それがこちら。サー・フランク・ディクシー『ロミオとジュリエット』(1884)実物は見た事無いんですが駅にずっと貼ってあったポスターを『剝がすとき下さい』と言って予約してもらった一枚です。ラファエロ前派の絵画はロマンチックで綺麗ですね。展覧会は終わってしまいましたが、内容にご興味ある方はこちらをご覧ください。
2016/03/06
コメント(2)
千駄ヶ谷駅前の東京体育館は、長蛇の列が出来ていました。この体育館は9時にならないと入れてもらえないんです。私たちが到着したのは、ちょうど開場が始まってダンスヘアに決めた人々の波が入り口から吸い込まれて行くところでした。毎年ロジャース杯として親しまれて来た世界大会が、今年はJBDFとくっ付いたせいかそちらのセグエとかぶっていて様子が違います。完全に国内大会になっている上、ジュニアやシニアを対象として『JDSF創立40周年記念競技大会』になっていました。その前哨戦として開催されているこの日の大会も、一般戦3級戦からB級戦までの試合の他に東京選手権シニア3A、3B、シニア2B、そして昇級なしのシニア1A、1Bなんていう今まで見た事無かったカテゴリもありました。私たちが参加したのはメイン競技である全日本選手権シニア2ラテンとスタンダード。これで世界選手権への出場権が争われます。今までと大きく変わった点が3つありました。1 フロアが全面になった2 予選から5種目競技になった3 審判が9人になったこれはうれしかったです。やっと全日本選手権らしくなったと思いました。いままでAB2つに分けた狭いフロアで種目も3種目だったりジャッジも少なかったので『日本代表選考』の感じが全く無かったんですね。世界戦ではいつも最初からサンバ、チャチャ、ルンバ、パソ、ジャイブの5種目ですし、そこで勝てる選手を選ぶなら選考会もそうすべきだと常々思っていました。審判も数が少ないとそれだけ番狂わせが生じるので、『この試合って毎年ヒヤヒヤだよね。』と競技仲間と話していたんです。世界選手権は国による偏りが生じないように必ず違う国から各国1名ずつのジャッジが9人集まって競技が行われます。今回は複数のプロの競技団体からもジャッジが参加されていて、先入観のない真っ当な多数決に近い評価がされるのではと期待出来ました。床も滑りにくい踊りやすいフロアが設置されていて、音楽のスピードも選曲も素晴らしく、花粉で鼻水がたらり以外は申し分ないコンディションです。さて、午前中の全日本選手権シニア2ラテン、エントリー32組でした。タッチパネル式の審査方式ですので5種目踊り終わってすぐに結果が貼り出されます。『一人のジャッジに嫌われてる。』大将が結果を見て来てくれました。その時ちょうど審判の紹介が行われていましたので、どの審判が入れてくれてないのかを見極め二次予選ではその審判の目の前で踊りました。茨城DSCの講習会で学んだ事を早速実践してみようと思った訳です。私は見に行ってないのですが、今度はチェック入れてもらえたようです。『この試合っていつも鉄板はないよね。』プロの試合などではだいたい決勝メンバーっていつも決まっている感がありますし、順位もほとんど動かないですよね。ところがこのシニア2の全日本選手権はチャンピオンがコロコロ入れ替わるんです。私たちも2回チャンピオンにならせて頂きましたが去年は準決どまりでした。世界選手権にチャレンジしたい選手はたくさんいらっしゃいますから皆真剣に取り組んでおられて勿論私たちもこの試合をターゲットにガッンバってきて競技としてはとても充実しているんです。ただその結果が、『えつ! 何であのカップルがここで落とされる?』的な、それこそくじ引きみたいなハラハラドキドキなので恐過ぎて結果見に行けないんですよ。小心者のわたし。でも不思議なんですがこの日の試合は出番を待っている時から踊りたくてウズウズしてました。朝ご飯に特別なもの食べた訳じゃないんですよ。コンビニのサンドイッチとインスタントコーヒーです。なぜか胃袋の下辺りから楽しい気持ちが沸き上がって来て、早く踊りたいワクワク感でいっぱいでした。準決勝は、周り中よく知ってるメンバーです。シニア1の元日本代表も2組いらっしゃるし、一緒に世界戦を戦った有力な選手たちだらけ。ここで決勝に残るのは大変そうでした。でも世界選手権に行くためには決勝に残る必要があるんですね。別に準決でもいい気がするんですけど。旅費は自腹なんだし。有難い事に私たち、決勝に残してもらえました。それどころか、なんと優勝しちゃったんですよ。びっくりしましたね。発表聞いて『えーー!!』ってのけぞっちゃいましたよ。あんまり意外だったもんで。『ボクがちゃんとエスコートしたからだ。』ララちゃんのレッスンで最初に言われたのがこれだったんですよね。ヤグダの黒いドレスも競技仲間みんなから『スリムに見える』と褒められました。踊りは大したことなくてもドレスとエスコートで点入れてもらえたなら御の字ですよね。観客席にいらした大将のお母さんもとても喜んでくれました。もうスタンダード出なくてもいいから早く祝杯にありつきたい気持ちでしたが、一応午後のスタンダードも頑張りました。エントリー組数51組。1次予選から5種目ですからヴェニーズ踊りましたよ。去年は1コケだったんですけど、今年は2次まで勝ち残りました。スタンダードの方はあまり特筆する事がないんですけど、私たちもヴェニーズワルツとタンゴをもう少し磨けばもっと上狙えるような感じになって来たようです。今日は30曲踊りました。帰る途中に焼き肉&ビールで祝杯あげました。全日本シニア2ラテンチャンピオン復活!!応援ありがとうございました!!
2016/03/05
コメント(8)
試合前日の夜、皆さんはどんなものを召し上がりますか。マラソン選手のようにスタミナを要求される競技選手は前日にスパゲティのような血糖値が急上昇しない炭水化物を大量に摂取すると聞いたことがあって、私たちもしばらく真似していました。ダンス競技も長丁場ですからね。最近は特にラテンだけでなくスタンダードも出場するようになったので余計にスタミナは気になります。全日本選手権シニア2代表決定戦の前日、私たちは炭水化物大量摂取ではなく好きなものを食べることにしました。肉好きの大将はステーキ、コレステロールが気になる私はシメサバです。自分の好きなものを好きなように食べる方がテンション上がりますし、食べたいと思うという事は多分身体がそれを要求しているのだろうと思った訳です。それぞれ仕事から帰ると買っておいたステーキとシメサバで夕食を済ませ、荷物を鞄に詰めて東京に出発です。泊まるほどの距離でもないんですが朝いつもより早起きすると試合中眠くなってイマイチ力が発揮出来ない事が多いんです。今年最初の大勝負なので『ああ、あのときあれやっとけば』みたいな後悔だけはしたくないということで、試合に向けてやりたい事、やれる事は全部やる方針です。大将はストレッチに1時間以上かかるので、いきなり試合で踊る羽目になって怪我でもされたらしばらくダンス出来なくなりますしね。金曜の夜、赤坂は酔っぱらいばっかりでした。ここ数日,春爛漫な陽気で暖かく、JRの窓越しに桜みたいなものが咲いてるのを見かけたんです。スギ花粉は大量に空気中を舞ってます。ホテルで空気清浄機ガンガンかけて、風呂上がりに缶ビール1本ずつ飲み、いつもより早く寝ることにしました。
2016/03/04
コメント(0)
今日は結婚記念日です。しかも25周年なので『銀婚式』です。ついこの前,20周年とか言ってた気がするんですが。月日の経つのが速いですね。この記念すべき日を普通に仕事に行って過ごすのは勿体ないという事で休暇を取りました。さて、何しようか。思いつかないんですよね。私たちが一番楽しい事って何だろう。午前中はのんびりしてお昼ご飯はちらし寿司と茶碗蒸し。ひな祭りですからね。午後からはダンスの練習に行きました。普通の休日と一緒です。全然特別感がありません。でも練習場でお会いした皆さんにお祝いの言葉を頂きましたよ。ご挨拶する度に『あれ?今日は休み?』と聞かれるので、『はい、結婚記念日でして。』と答えていましたので。夕方早めに上がって、行きつけのイタリアンにご飯を食べに行きました。車なのでアルコールは飲めないんですが、結婚記念日ですと言うとお店からブラッドオレンジジュースをプレゼントして頂きました。(一番上の写真)何か凄いもの食べてみようかと意気込んだものの、メニュー眺めて結局二人共いつもと全く同じメニューを注文。近所の天然温泉に行って汗を流した後、家に帰ってスポーツニュース見ながらスーパーで買ってきた地ビール飲みました。『もう日付が変わっちゃうね。』いつもと変わらない、とても平和な銀婚式でした。それが一番幸せなのかも。
2016/03/03
コメント(4)
確定申告の季節になりました。高額所得者とか手広くいろんなお仕事されてる方とか自営業の方には当たり前の作業なんだと思いますが、普通の会社員とか公務員とかだと給料から天引きされてる分を年末調整で処理してもらっていて全く縁がありません。家のローンや医療控除の関係で大将は自分で毎年やってるみたいなんですけど、戻って来たお金は自分のお小遣いにしているようです。私に言うと分け前をねだられると警戒しているのかな。相続や不動産売買があったので今年は私も確定申告をする必要ありました。そんな難しい事が私に出来るとはとても思えないので頭を悩ましていたところ、降って湧いたように近所に税理士事務所がオープンしたんです。相談してみようかなあと大将に言うと、それなら親戚に税理士のおじさんがいるから聞いてみればとのこと。そういえば結婚式のとき親戚代表で祝辞を下さったっけ。立派なお宅に泊めて頂いて家庭菜園に朝積みのイチゴを採りに行ったりもしたんでした。最後にお会いしたのは大将のお父さんのお葬式の時ですからもう7年くらい前になります。前職を定年退職されてから税理士事務所を開かれたそうです。ちょっと敷居が高い感じでしたが、出来たての駅前事務所に相談に行くよりはまだ少しは心が許せる気がして去年の夏頃相談の手紙を出しました。お仕事で扱われている内容に比べると超シンプルな案件だったせいかスピーディな対応で、どの時期になったらどんな書類を送るようにと的確に指示して下さってもの凄く安心しました。いよいよその時期になったので必要書類を送ろうと思ったんですが、最近はネットで申告出来るみたいなんですね。紙を送らなくても画像的に全部処理出来るとの事でメールのやり取りで済んでしまいました。いままで面倒なので一度も申告していなかった寄付とか株の確定損失なんかも加味してもらって、振り込み用紙を送って頂きます。自分的にはそれでもどっさりな額でした。でも試算した数字よりは随分マシで、やはりプロにお願いしたのは正解だったと感謝しています。当分は自粛ムードで暮らして行きたいと思います。皆さんは確定申告お済みですか?
2016/03/02
コメント(0)
日曜日の試合の決勝のルンバは『美女と野獣』でした。オナーダンスの曲もこれだったんですね。なんとなくデジャブ感に包まれながら踊っていたんですが、後で調べてみたらやっぱりでした。2012年の茨城県代表決定戦でもオナーダンスはこの曲だったんです。茨城県といっても広いので、この時は別の地区の別の会場、音楽係さんも全く別の方なんじゃないかと思いますが茨城はディズニー好きなんでしょうか。最近『美女と野獣』の実写版が製作されたそうなんです。ディズニーのお話は絶対楽しめるハッピーエンドに仕上げられているので原作とストーリーが違っているのは当たり前のようになっていますが、この美女と野獣もかなり違うらしいですよ。原作の方には主人公のベラの上に二人の意地悪なお姉さんがいるそうです。そしてもっと深刻でおどろおどろしい、子供が泣くような映画みたいです。ご興味ある方はこちらから。やっぱりディズニーが好きな方はこちら。↓美女と野獣
2016/03/01
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1