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漫画『モーニング』に掲載当初から大好きなお話で、アニメも見てますしテーマ曲でデモまで踊ったことがあります。それだけ好きな話しだと実写にした場合のイメージのギャップとかにガッカリするのが常なので、この実写映画もわざとずっと見ないでいました。でも見て良かったです。ムッタもヒビトもアポも、その他登場人物もだいたいイメージ通りでした。2時間弱の映画ですから当然多くのエピソードはカットされますし、物語りの落としどころもどうするのか気になります。それは仕方ないにしても、キャラクターのハマりぐあい、特に子供時代のムッタとヒビトは嘘みたいにぴったりでしたね。ケネディスペースセンター、フロリダ半島の綺麗な海やワニがいる周辺の湿地、新婚旅行で行ったんですよ。懐かしかったです。見覚えあるJAXAの風景も出て来るし、打ち上げのシーンは毎度のことですが感動します。映画アポロ13のときもそうでした。最近のCGは凄いですね。まるでロケットと並走しているかの様にエンジンの燃焼やブースターの切り離しが見られるなんてホント感動的。ちなみに『ひまわり9号』が11月2日午後に打ち上げ予定ですよ。ロケットの機体には、宇宙兄弟の原作者である小山宙哉さんの原画を基にしたアート作品がラッピングされています。カラフルなロケットって初めてですね。実写の凄いところは本物の宇宙飛行士である野口さんや、アポロ計画のレジェンドであるバズ・オルドリンが出演されてること。バズは月面に第一歩を記したニール・アームストロングに続いて2番目に月面に降りた人物です。よく出演OKしてくれましたね。漫画に出て来る人によく似た人連れて来たなあと思ったら本人だったんです。 お話をご存じない方のために軽くあらすじをお話ししておくと、子供のころUFOを目撃した南波六太(ムッタ)と弟の日々人(ヒビト)が宇宙飛行士になるという夢を持ち、それに向かって励む物語りです。もう少し詳しく知りたい方はアニメの紹介の方をご覧ください。 選抜試験の最終審査として行われた閉鎖空間での長期滞在。人間関係がギクシャクし始めた時、ムッタが『宇宙の話しをしよう』といってみんなで始めた宇宙大好きエピソードを聞いて、久しぶりに懐かしいバンド仲間にあったような気がしました。ムッタが試験受けようと決めたのは子供のころの自分の夢をカセットテープで見つけたのがきっかけだったんですが、そのシーンも心の奥底で凍っていたものが突然溶けて溢れ出す感覚になりましたよ。大好きな天文学者の金子シャロンが登場しなかったのはちょっと残念でしたね。実写版映画『宇宙兄弟』は2012年公開の森義隆監督作品です。ムッタを小栗旬、ヒビトを岡田将生が演じ、コールドプレイが主題歌を歌っています。お薦め映画です。宇宙兄弟 予告編
2016/10/31
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茨城DSCの練習会がありました。県代表選手の多くを擁する茨城DSC。今回は講師を招いたり会場を貸し切ったりすることのない自由練習でした。DSC以外の選手も多く練習されていましたので、練習場がいつもの日曜日以上に混雑した感じに。2時から始まった練習会、スタンダード人口の方が圧倒的に多くて、ラテンの曲がかかってもラテンを踊っている人は数組でした。4時を過ぎると次第にDSC以外の選手が帰り始めてフロアが空いて来たところでヒート分けしてスタンダード5種目の踊り込みをすることに。DSC以外の方も希望者は自由参加ということで、2ヒートに分かれて1曲ずつ踊っただけなんですが、音楽係が特に決まっていなかったので1曲が長めで皆しっかり踊った気になりました。次回はタイムテーブルを決めてラテンも踊り混み出来るといいなと思います。ヒート別に音楽係を決めてあまり長くなりすぎない様にして、できれば2ラウンドくらいはやりたいところです。1曲に集中する方が気合いが入るのかもしれませんが。練習会の後は希望者のみシャトーカミヤで打ち上げ。17時までワイン祭りだったんですが私たちが行ったのはその後で、あたりもすっかり暗かったので祭りの名残を見ることはありませんでした。前回は大将が運転手だったので今日は私の番。美味しそうなビールを横目で見ながらノンアルコールビールにぶどうジュース混ぜて飲んでいました。超サミシー。 閉店まで騒いで外に出ると息が白く凍るほど冷え込んでいます。久しぶりに車でヒーター着けました。
2016/10/30
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10月9日にアメリカ合衆国のボストンで、シニア1の10ダンス世界選手権が初めて開催されました。今更言うまでもないかもしれませんが、10(テン)ダンスとはラテン5種目とスタンダード5種目の全10種目の総合得点で競うかなり過酷な戦いです。WDSFの大部分の選手はヨーロッパですから大西洋を渡ったアメリカ大陸にどのくらい選手が集まるか注目していました。やっぱり少なかったですね。今年の初めに京都で開催された代表選考会の決勝メンバーには参加資格があったんですが、日本からの参加はありませんでした。エントリー組数24組、1組欠場で出場したのは23組。ドイツ 6アメリカ 4チェコ 2イタリア 2スェーデン 1ハンガリー 1スイス 1ロシア 1フィンランド 1ポーランド 1スロバキア 1ルーマニア 1スペイン 1超少数精鋭の世界選手権でした。 優勝はスペイン、準優勝チェコ、3位ルーマニア、4位ドイツ、5位イタリア、6位スロバキアです。シニア1は子育て世代で働き盛りですからなかなか長期で家を空けられないので、どうしても開催国に近い選手が集まりがちです。10ダンスはもともと人口が少ない上に開催地が遠いとなると参加できる人には限りが出るでしょうね。前日の10月8日は、シニア1スタンダードの世界選手権が同じ場所でありました。エントー組数66組で2組欠場でしたので出場されたのは64組です。このうち2割はUSA。参加者の内訳は以下の通り。アメリカ 14ドイツ 12オーストリア 4カナダ 3イタリア 3フィンランド 3オランダ 3チェコ 2ルーマニア 2ポーランド 2日本 2香港 1ブルガリア 1スェーデン 1ラトビア 1リトアニア 1スイス 1ハンガリー 1ロシア 1通常の世界選手権のように各国2組ずつだったらさらに28組減るわけですから、『誰でも参加してください』方式は正解だったですね。最多出場組数のアメリカの選手のほとんどが1次落ちでしたから、主催者側としては5種目踊れるアメリカ人は全員出てくださいくらいの焦り振りだったのかもしれません。優勝イタリア、準優勝チェコ、3位ハンガリー、4位ロシア、5位オーストリア、6位イタリアでした。 これがシニア2とかシア3とか、そろそろ子育ても終わり仕事も引退する世代になってくるとまた観光も兼ねてダンス遠征へGO!みたいな方が増えるのかもしれませんね。せっかく始まったシニア1の10ダンス世界選手権ですから、第2回もめげずに開催して欲しいと思います。ちなみにシニア2の10ダンス選手権は10月30日にスペインで開催されます。あと数時間後ですね。参加される日本選手にエールを送りたいと思います。
2016/10/29
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昭和27年、この夏はそれほど暑くなかったのだろうか。まだ冷房のない時代の中央線の最終電車。少女が何者かに線路に突き落とされて瀕死の重傷を負う。戦時中に建てられた研究所やそこで人知れず行われていた実験など、興味をかき立てられる怪しい雰囲気が全編を通して漂い、人間界と死後の世界の間にあるかもしれないグレーゾーンに引き込まれていきます。京極夏彦の長編推理小説を原作としたアニメ13話。見始めたら止まりません。 若い女性ばかりを狙った連続バラバラ事件、それに絡む陰陽師、探偵、小説家、編集者、元女優、天才科学者…。ここであらすじを書くのはもったいない。是非皆さんにも原作を読んでいただくか私のようにアニメを見ていただくか、もしくは実写映画も撮られていますのでそちらをご覧いただいて、美しくも禍々しい京極ワールドにどっぷり浸かってみていただきたいと思いました。『魍魎の匣』(もうりょうのはこ)は、第49回日本推理作家協会賞受賞作だそうです。古本屋「京極堂」を営む中禅寺秋彦がアニメでは途中から参加なんですが、この人が明智小五郎というか金田一耕助というか、そういった役所のキレもので、副業が陰陽師なんですね。ウンチクが半端ないです。受け売りしたくても覚えきれないほど。 まだ道が舗装されていないので車が疾走するとすごい砂埃が上がるんですね。それに、日常的に和服を着てる人がまた多い。電車の内装も外観もレトロでワクワクしますよ。 公式サイトはこちら。作品の雰囲気はこちらで少しつかめます。
2016/10/28
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牡蠣は海のミルクと言われています。最近は一年中牡蠣が食べられる様になったみたいですが、お食事処で『牡蠣フライ』の登り旗が目に付くこの季節になると、クリーミーな牡蠣が無性に食べたくなって来るんです。大将は牡蠣フライ弁当でアタった経験があるのでそれ以来食べなくなりました。アタル人とアタラナイ人がいるんですか?私は同じものを食べてもあたらなかったんです。そんなわけで家では牡蠣が食べられないので、外食するときは私だけ積極的に牡蠣料理を頼みます。調べてみるとアタルと言ってもいろんなパターンがあるようですね。1 貝毒2 細菌類(腸炎ビブリオ、大腸菌など)3 ノロウィルス貝毒は過熱しても死なないらしいので、これが一番こわいです。海水中の毒性のある藻を食べた貝がこれを身体に溜め込み、それを知らずに食べた人がアタルそうです。有毒な藻は海水温が上がり始める4月から5月ごろに発生することが多いそうで、養殖地ではマメに水質調査をして安全性を確認しているとのこと。牡蠣だけでなくアサリとか貝類全般にあるそうなので、人知れず浜辺で掘り出した蛤とか結構危ないのかもしれませんね。武士の一分という映画で主人公が失明したのも貝毒でした。 細菌類は夏場が最も気をつけなくてはいけない時期だそうです。スーパーで買って来て冷蔵庫に入れないでいたら大増殖。Rが着かない月(5月ー8月)は食べるなというのはこの辺に起源があるのでしょうか。それでも加熱すると大丈夫らしいので、中心部までしっかり火を通した調理法がいいでしょうね。生牡蠣、レモン絞って食べると最高ですけどね。貝毒や細菌類は比較的すぐに症状が出るようですが、ノロウィルスの場合は3日後とか、忘れた頃にやって来るらしいです。これもしっかり火を通せば大丈夫といわれていますが、カキフライなんて中がトロトロくらいのほうが美味しいですし、外食の場合はステーキみたいに焼き加減までは注文出来ませんね。先日、大好きなトンカツ屋さんに行って私はトンカツ頼まずカキフライ頼みました。『これは海のミルクというより海のバターやぁ。』アタルの怖くて食べないだけで本当は大好きなので、私の上げ上げ食レポに我慢出来なくなった大将が一つくれと言いました。トンカツ一切れと交換ということで。食べてから今日で2日経ちましたが、今のところ無事のようです。それでも何となく心配なのか、大将は濃いお茶がぶ飲みして対ノロウィルス効果があると言われるカテキン大量摂取してました。牡蠣の水揚げ日本一の広島、今日本シリーズで野球の方も日本一になるべく頑張ってますね。私はどちらを応援している訳でもありませんが、ハムか牡蠣かと言われたら断然『牡蠣派』です。皆さんはいかが?
2016/10/27
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『Shall we ダンス?』で1996年の日本アカデミー賞を総なめにした周防正行監督作品です。オードリー・ヘップバーン主演のミュージカル『マイ・フェア・レディ』の日本版。キツい訛をもった少女が京都で舞妓に成長して行く物語りです。老舗のお茶や万寿楽に馴染みの二人、言語学者の先生と呉服屋の旦那が賭けをします。先生が彼女の訛を直せるかという設定もマイ・フェア・レディと同じですね。『おおきに』『すんまへん』『おたのもうします』この3つが舞妓の必須3単語だそうです。主人公・春子を演じたのはオーディションで800人以上の応募者の中から選ばれた上白石萌音。この映画で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。ちはやふるの実写映画でも主人公の親友・大江さん役をを演じ、大ヒット上映中の『君の名は』の宮水三葉の声も彼女が担当。今ノッてる女優さんの一人です。先日テレビインタビューでミュージカル曲を熱唱されていましたが、声が涼やかで歌も上手なんですね。この映画の中でも最後は舞妓の恰好で歌って踊ってましたけど、踊りも上手でとってもかわいかったです。(ちょっとララちゃんみたいでした)脇を固めるメンバーが『Shall we ダンス?』に登場した面々で、竹中直人と渡辺えり子が社交ダンスのラテン衣装で登場しますよ。 草刈民代はさすがダンスのプロですから芸妓踊りもタンゴ(?)も堂に入ったものでした。ダンスって根本は音楽とボディコントロールですから一つを極めるとどんな種類の踊りでもこなせるものなのかもしれませんね。面白くてもう一回見たいと言うほどの作品ではありませんが、大将は生まれ育った京都の雰囲気を楽しんでいたようですし、華やかで楽しくて、お正月とかに家族で楽しめる作品なのではないかと思います。『舞妓はレディ』は、2014年の周防正行監督作品です。予告編はこちらです。
2016/10/26
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歴史上の実在人物を美形にしてアニメに登場させる戦国ものの流行が歴女増加の一因となっていたようですが、この作品で文学少女は増加するでしょうか。メインキャラは全て日本の文学界を彩る文豪たち。みんな若くて美形。そして異能力の持ち主です。2016年4月から放映された第1クール12話までを見ました。主人公は中島敦。孤児院を追い出され金もなく進退窮まった敦は、鶴見川の川原で『次に通りかかった奴を襲う』と心に決めたものの、気が弱くて実行に移せずにいました。そこへ川で溺れかかっている男を発見して成り行きで救出。彼は泣く子も黙る武装探偵社の一員で、太宰治と言う自殺マニアでした。敦も実は異能力の持ち主。月下獣という巨大なトラに変身するんです。孤児院を追い出された理由はそれだったようですね。武装探偵社は異能力を持つメンバーの集まりで、軍や警察の手に負えない難事件の解決に当たっていました。敦もメンバーとして加えられて、横浜にある事務所に勤務することに。社長が福沢諭吉でした。クールで生真面目な国木田独歩、ヘタレキャラの谷崎潤一郎、天真爛漫なカントリーボーイ宮沢賢治、医務担当のこわいお姉様与謝野晶子、超推理力を発揮する江戸川乱歩。異能力がそれぞれの作品にちなんだものになっていました。 谷崎の『細雪』は映画マトリックスのようで、緑色の電子記号が雪の様に降ってそれがスクリーンとなり幻影を生むというカッコいい能力です。宮沢の『雨ニモマケズ』は超怪力。雨どころか鉄パイプにも負けない強さです。太宰治の『人間失格』は触れることであらゆる異能力を無力化するという便利なのもでした。ちなみに彼らの敵として登場するのは横浜辺りをシマに活動しているポートマフィアで、幹部はこれまた異能力の持ち主。芥川龍之介、樋口一葉、中原中也など。文豪はまだまだたくさんいますから、いくらでもキャラ増やせそうです。X−メンの文豪アニメ版みたいな感じですが、それほどオドロオドロしくも悲惨さもなく、軽く見られる作品です。瀕死になっても与謝野晶子の異能力『君死にたもうことなかれ』で治してもらえるしね。原作は朝霧カフカ、作画が春河35による漫画で、10月からアニメの第2クールが放送されています。コミックスの公式サイトはこちら。アニメの公式サイトはこちらです。
2016/10/25
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人にはそれぞれ得意な分野というのがあると思います。好きこそ物の上手なれと言いますから、だいたい得意な分野というのは自分が好きな分野です。よくブログのネタとしてとり上げている映画、音楽、競技ダンス、宇宙、地ビール、アニメ、絵画などは私の好きなジャンルなので、割と知ってる方だと思っていたんですね。でもまだまだ知らないことが本当にたくさんあるもんです。夜たまたまテレビをつけたら『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』と言う番組をやっていて、テーマが『美大生が選んだスゴイ芸術家ベスト30』でした。絵画、彫刻、建築からアニメまで様々な分野で活躍する古今東西の芸術家の中で、美術を大学で学ぶ人たちに『この人は凄い』といわせる芸術家って一体誰なんだろうと気になって特別長い3時間番組だったようですが摑まってしまいました。 問題もそれほど難しくなくてこのくらいなら全部知ってると思ったんですが、なかなかどうして結構難しいのもありましたよ。それに早押しなので、ゆっくり考える間がないんですね。機敏さという意味で若手の芸能人が上位を占めましたが、多分全員が芸術全般を得意分野としている訳ではない人たちだと思いますので、他のジャンルも含め本当に知識が豊富な方々なんだろうと感心してしまいました。美術市場で最高額の絵ってなんだと思いますか?これまでで最も高い金額で落札されたのはゴーギャンの『いつ結婚するの』という絵画で、なんと355億円だそうです。買ったのはカタールの美術館。言っちゃ悪いけど、これなら他にもっと高額のがありそうな気がする絵でしたが、そもそも本当に凄い絵は市場に出回らないし国宝級のプライスレスなんでしょうね。まかり間違ってルーブルが『モナ・リザ』売ると言い出したら一体どんな値が着くのか、多分国家予算規模ではないでしょうか。ちなみに美大生が選んだ芸術家ベスト10は以下の通りです。1 宮崎駿2 モネ3 ピカソ4 伊藤若冲5 細田守6 フェルメール7 ミュシャ8 ダビンチ9 草間彌生10 ウォーホール皆さんのお好きな芸術家は入ってますか? 美大生と言ってもいろいろな専攻の方がいらっしゃいますから、ベスト10に必ずしもおなじみの西洋画家が並ぶとは限らないのでしょうけど、一体どんな美大生何人に選んでもらった結果なのかちょっと疑問に思いました。アニメ監督が2人もトップ10に入っててダビンチより上?そういえば『君の名は』が大ヒット中の新海誠監督も30位以内に入ってました。ルーベンスとかベラスケスとかゴヤとかラファエロとかがそれ以下って、ちょっとアンケート結果に流行が反映され過ぎてる気がしますね。自分の名前が出て来なくて草葉の陰で泣いている芸術家がたくさんいそうです。大将と二人でアントニオ・ガウディの名前がなかなか出て来ないのを残念がりました。
2016/10/24
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今年の三笠宮杯ラテン決勝のソロ競技、チャチャチャで使われた曲です。何の歌なのか、ちょっと気になってました。オリジナルは1960年に作られ、ギリアン・ヒルズが歌っています。Gillian Hills - Zou bisou bisou (1962)もーれつア太郎のアニメのEDにもズビズビズーバというのが使われていましたが、60年代から70年代にかけて世界的にズビズビいう歌が流行っていたんでしょうか。今日ご紹介している曲のズビズビズーというのは、キスの音らしいです。インド映画で出てきたズビドゥビの歌もそうだったのかも。こちらはセクシー女優ソフィア・ローレンの歌う英語バージョン。Sophia Loren - Zoo Be Zoo歌の内容は坂本九が歌っていた『レットキス(ジェンカ)』みたいなもんですね。ジェンカ...。小学校の頃踊った記憶が蘇ってしまいました。こちらは今年の三笠宮杯ラテンで優勝したカップルの踊り。2016 JDSF 三笠宮杯 |決勝ソロCHA-CHA-CHAあまりにも音に合ってるので、最初は自分達で持ち込んだ曲でオナーダンスを踊ってるのかと思ってしまったほどなんですが、決勝メンバーそれぞれがこの同じ曲でソロダンスを踊っていました。こちらがそのオリジナル曲です。Bart&Baker feat Lada Redstar - ZOU BISOU BISOU
2016/10/23
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大阪で今日と明日の2日に渡ってJBDFプロフェッショナルダンス選手権大会が開催されています。見に行かれた方から練習場で聞いた話ですが、JBDFはWDC側に戻ったようですね。ダンス界は世界的にWDSFとWDCという相容れない二つの団体によってとり仕切られていて、たもとを分かったのは数年前の話なんですが、それ以来どっちにつくかというので日本ダンス界も流動的でした。WDSFはアマチュア競技ダンスが主体で、私たちもそこに活躍の場を主に置いています。日本の窓口はJDSF(日本ダンススポーツ連盟)。現在プロとして活躍されている世界トップクラスの選手たち、リカルドやアルナスなどもアマ時代はこちらに所属していたんです。以前はここから巣立ったプロの選手が活躍の場としてWDCを選んでいたものでしたが、WDSFにもPD(プロ部門)が出来てからこっちにとどまるトップ選手が出始めて、不仲になったような話を聞いています。余談ですがマウリッツィオが先週のロンドン・インターで引退したそうですね。パートナーのアンドラはなんとニノと組むらしいですよ。マウリッツィオもニノもアマ時代はWDSFのラテンチャンピオンでした。日本のWDC系はJDC、JCF、JBDFでしたが、こういったプロの団体の中でもWDSF側とWDC側とそれぞれどちらにつくかということで分裂が始まり、JDCからはNJDCが、JCFからはJPBDAがWDSF側へと舵を切りました。JBDFも一反はWDSF側に転換しようと動いたものの選手会の猛反対にあって、WDC側に残るJBDCという団体ができ、今年の6月にこの団体が主催する第一回 JAPAN DANCE GRANDPRIXが開催されました。WDCの会長はドニー・バーンズなんだそうです。WDCとしてもこのごちゃごちゃは厄介で、ちゃんと日本の窓口を決めて欲しいということでNDCJ(National Dance Council for Japan)という組織が2014年に発足。JDCやJCFはここに所属していて、JBDCも入りました。NDCJの現会長はJCFの天野先生だそうです。この前東京の試合でもお見かけしましたが、偉い方だったんですね。WDSF側に転換しようとしていたJBDFも役員が入れ替わってWDC側に舵を切り直し、JBDFI(公益財団法人日本ボールルームダ ンス連盟国際委員会 )と名前を変えてJBDC/JBDFIという形で今年9月にNDCJに加盟。ドニー・バーンズを交えた先の会議で1年以内にこれを実現させるようにと決まっていたようです。それを受けて分裂していた西部ほかJBDF支部全部が再び集結して結局JBDFは元の鞘に戻った形になったのでしょうか。11月にはJDC、JCF、JBDC/JBDFIが揃った大会が開催されるとのことで、来年のスパーJAPANも日本インターもこれで普通に戻るらしという話を聞きました。これで一応は落ち着いた形になるのか、そもそもWDSFとWDCの対立はいつまで続くのか、ただダンス競技を楽しみたいだけなのに上層部でゴタゴタしてて面倒な話です。分裂するたびにそれぞれの団体に登録料払う羽目になるので、アマ競技選手も取捨選択が迫られてきますね。WDC系の試合に出た選手はWDSF系の試合に出てはいけないといった縛りが解かれたという話はまだ耳にしていません。
2016/10/22
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70年代に大ヒットしたアメリカ映画『ペーパームーン』とはシリアス度が違いますが、ある意味共通している部分はありました。人から金を騙し取る詐欺行為。しかし環境にも才能にも恵まれて育った女性が、驚くほど自然に、自ら進んで犯罪に手を染めていく様はまるで砂時計の自由落下を見ているようでした。ミッション系の女子校生たちが歌う清らかな賛美歌が響きます。恵まれない子供達にとの呼びかけにお小遣いを出し合った募金が始まり、そのお金を送られた子供達からの感謝状が届きました。主人公の梅澤梨花(宮沢りえ)は、感謝の手紙に添えられたある少年の写真に心を動かされ、親の財布から抜き取った多額のお金を募金箱に入れ、先生からたしなめられた経験がありました。裕福な家に生まれた彼女にとって、お金というのは何もしなくても湧いてくる泉のようなものだったのかもしれません。結婚して一軒家に住み、銀行に契約社員として再就職した梨花は外回りを担当していました。子供はなく、夫との仲は価値観の微妙なずれから淡々としたものになっています。梨花の顧客は裕福なシニアたちで、彼女の提示する銀行のプランに惜しげもなく金を出してくれていました。ある日平林家を訪ねたとき、顧客でる孝三の孫・光太に出会います。その出会いが彼女の運命を大きく変えていきました。通勤のホームで再開した二人はお互いの好意に目覚め、不倫へと突き進んでいきます。大学生の光太にとって梨花はお金持ちで美しすぎる女神のような存在だったでしょうね。梨花にとっては自分を手放しで慕ってくる青年に、心が解き放てる自由を感じていました。高額な化粧品を購入してお財布に持ち合せのお金が足りなかったのがきっかけでした。客周りで集めたお金から1万円借りてすぐに返す、それだけだったんです。しかし光太が大学の授業料が払えないので辞めると言い出した時、ついに顧客の200万を横領するという行為に走ります。そこからはタガが外れたように横領を重ね、光太と高級ホテルのスィートで豪遊したり、マンションを借りて二人の愛の巣を作ったり。夫は都合よく上海に転勤で不在だったんですね。しかしついに年貢の納め時がやってきます。銀行に不正が発覚、光太には新しい彼女。こういった物語はラストの落とし所が悲惨な場合が多いんですが、予想してなかった展開で終ります。角田光代原作の文庫本の方も好調な売り上げで、原田知世主演のテレビドラマも放映されたそうですからご存知の方も多いでしょうね。『紙の月』は2014年の吉田大八監督作品です。第38回日本アカデミー賞で宮沢りえが最優秀主演女優賞を獲得したほか、元AKBの大島優子が優秀助演女優賞、光太役の池松壮亮が新人俳優賞などなど、作品賞や監督賞・脚本賞含め数多くの賞を受賞したこの年の話題作となりました。フィクションですけど実話のようなリアル感があります。予告編はこちらです。
2016/10/21
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競技用のイヤリングを買いました。試合で何度もなくしていてまたかという感じなんですが、前回の試合が終わってから気付いたので、午後のラテン競技でなくしたんでしょうね。いつも右耳側がなくなるのは多分右手を振り回してるからなんでしょう。 長崎の駅前で大将に買ってもらったイヤリング。菊の御紋みたいな形の透明クリスタルでした。本当はいつも同じ形のを買っておけば片方なくしても流用出来るんですがなかなか同じ形って見つけられないです。その前はどこぞの競技会場で買った四角い形で、透明ストーンがきっちり縦横に並んでるタイプでした。ピアス派の方はあまりなくしたりされないでしょう?片側だけになったイヤリングがたくさん溜まって来て、これをなんとか再利用出来ないものかと思案中です。 ドレスのアクセントにするとか、髪飾りの目玉にするとか。いっそ左右比対称で着けて試合に出てみようかしら。意外と誰も気付かないかも。何かいいアイデアがあったら教えて下さい。
2016/10/20
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講習会後、有志メンバーで懇親会に行きました。場所が50キロくらい北の、以前パーティの後の打ち上げで使ったお店。何でそんな遠くまで?高速使っても1時間弱かかりますからね。実はオーナーご夫妻が社交ダンサーで、講習会主催者のTKさんたちともおなじみの方なんだそうです。有名な先生方をお連れすると言ったら大喜びで豪華なお料理をふんだんにサービスして下さいました。焼き物で有名な笠間市にある鍛冶屋さんというお店です。先生方は明日は早朝の飛行機で北海道とのことでしたから、かなり強硬スケジュールになってしまいましたが、美味しいお魚と新鮮な野菜で大満足して頂けたようです。話題は当然ダンスの話し。試合で足つりそうになったらどうするのかといった具体的な話しから、先生方お二人は現役時代どのくらい練習されてたのかと言う話しになりました。10ラウンド踊り込みの話しには摑まりましたね。ララちゃんは5種目を10ラウンド、つまり50曲の踊り込みを毎週していたそうです。『もう最後の方なんて、ジャイブ足上がんなくなるんですけど、それでもやりきったときの達成感がハンパない。』そりゃそうでしょうね。『それだけ踊ってると試合なんて楽勝。』だそうです。福島のドニーさんたちが5ラウンドの踊り込みしてると聞いたときもぶっ飛びましたけど、元ラテンチャンピオンは更にその倍だったんですね。以前私たちも週2回の踊り込み練習会に参加してましたけど、さすがにそこまでは踊ってなかったです。せいぜい3ラウンドくらいかな。10ラウンドも踊ったら身体のどっか痛めそうです。そう言えば10年ほど前、神奈川の鉄人にどうしたら勝てるかって聞いたとき、『1日100曲踊れ』って言われたんですよね。そんなの絶対ムリと思ってましたけど、やる人はやるんですね。今年のジャーマンオープンの特集番組でドイツ代表になっているバランとクリスティーナの筋トレ風景が映ってて、その話しをすると、先生たちも現役時代はやってたとおっしゃってました。大将が行きたがっていたユーリのスロベニアキャンプも、毎朝ランニングからの結構ハードな内容だったようで、やっぱり参加しなくて正解だったんじゃないのと思いましたね。現在先生方が年に何度か行かれているイタリアのディアボロはもっとハードらしく、人が痛がっていると喜ぶという『どS』のコーチにしごかれるそうです。ディアボロ(diavolo)とは、イタリア語で悪魔を意味する言葉ですもんね。くわばらくわばら。参考になるお話をたくさん聞けて、随分刺激になりました。今年の競技状況ということで、ちらっと私のパートナー賞の話しも出たんです。帰りにTKさんのパートナーのアーニーさんからお祝いの地ビールセット頂いてしまいました。どうもありがとうございました。運転でビール我慢していた大将にほぼ全部飲まれてしまいました。(とほほ)
2016/10/19
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スタンダードの個人レッスン、今日の種目はタンゴ。前回教えて頂いたのにあまり進歩がなかったみたいで、試合であっさり2次落ちでした。しかもタンゴ0点で。最低限ギター弾くのはやめたんですが、まだまだ突っ込みどころ満載です。まず直されたのはプロムナードポジションの形でした。二人の左右の肩が常に平行。PPだからって身体をV字型に開いてはいけない。これ、何度言われても誰に言われても直らないんです。タンゴは特に男性の右ひじに女性の左腕を絡める形で組むせいか、こっちが狭くなってしまって平行を保てないんですね。どうしても『いくぜ!』みたいな無駄な前向きになってしまうようです。私たちのレベルとは天と地なんですが、先週行われた三笠宮杯に出場された上位選手たちを引き合いに出されて先生がおっしゃったんです。『フレームがぶれない選手が上位に入る。』外人選手なんかエンビの下に鉄枠でも隠してるんじゃないかって言うくらいフレームが動かないですよ。頭では分かるんですが、どうしたらそう出来るのかが分からないんです。皆さんは、いかがですか?腕の力なのか背筋なのか、何しろ下半身の動きに影響されない上半身の静けさを私たちは作れないんですね。個々ではラテンで身に付いた絞りが出来るのに、両手繋ぐと噛み合わないみたい。なんか秘策でもあるんでしょうか。『首だけ。』私にはこれがいいみたいです。ホントは骨盤とか膝とかも回転しますけど、首だけって言われれば肩は動かさない様にしようとしますから、当面はこれで行こうと思います。先生は大将に、両手を真横に広げてくるくる回ってみて下さいとおっしゃいました。でっかい竹とんぼみたいな感じです。思わず先生と目を見合わせて笑ってしまったんですが、明らかに左手が上がっていました。ピボットで回る場合、身体が傾くと相手に悪影響が出るんですよね。『自分にはそのクセがあるんだと言うことを頭に入れて、そうならないように意識して踊って下さい。』大将はクセがいっぱいあるから大変ですよ。まだ繋いでる左手、ときどきパーになってますし。今のところ今年のスタンダードの試合はもう予定していないのですが、来年に向けて可能な限りスタンダードも継続することにしました。やっぱり練習やめると途端に下手になっていって、いつまで経っても進歩がない状況になるので、ちょっと心を入れ替えて試合がなくても練習はするという方針に切り替えたんです。練習といってもちょこっと長いスカートに履き替えて一種目一曲ずつ踊るだけといった、ゼロよりまし程度の練習なんですけどね。1年くらい前よりは確実に今の方が上手くなってる気がしますので、このまま維持出来れば来年の試合でも少しは光りを保てるかもしれません。ホントは花丸急上昇で彗星のごとくA級戦に切り込んで行きたいんですけどね。まあ、あんまり欲張らず地道に。
2016/10/18
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ラテン個人レッスンでは、試合のビデオを見て頂いて気になったところを教えて頂きました。動画がYouTubeにアップされていて、私としては誰が見てるのかそのアクセスが微妙に伸びているのが気になるところなんですけどね。らら先生の気になったところは、新ルーチンのチャチャでもサンバでもなく、パソドブレの男子でした。1 身体を使いきってない2 視線が泳いで誰と踊ってるのか分からない3 お腹が開きっぱなしで閉じる動作がない4 ツイストがおかしい5 動きに連続性がない集約するとこの5点でした。パソドブレは去年の夏にユーリのレッスンで見てもらって以来ですから相当崩れていたようです。パソドブレという生死をかけた死闘を演じる踊りで緊張感がまるでなかったんですね、二人とも。『それじゃ、牛に刺されてますよ〜。』立場逆転して私が闘牛士で彼が牛みたいな構図になっていたり。闘牛忘れてお客さんにケープ見せびらかしてたり。言われるまで気が付きませんでしたけど相当変なことやってたんです。シェープの間は滑らかに繋がって流れるような動きが理想なんですが、いちいち素(す)に戻ってたり。ベーシックステップのツイストターン、踊ったことある方多いと思います。男女が入れ替わりながら進んで行くカッコいいルーチンです。それがいつのまにかヴェニーズワルツみたいに二人してスウェイしてたり、外回りの男性がスイング・サイド・ステップしてたり、ラテン魂はどこへいったという踊りに変貌しておりました。ステップの変更は一カ所だけ。第2ハイライトの女性のパートです。ハイライトは決め所ですからね。間違えない様に練習しないと。後半はルンバを見て頂きました。一番の問題は男性の音の取り方でした。実は私も前から気になっていて何度かリズムが甘いと言ったことがありました。でも言うとむくれてどっか行っちゃうのでもう諦めてたんです。私ももっと具体的に言えば良かったのかもしれません。ららちゃんに指摘してもらったのは天の助けと言った感じでした。こまかい話しですが彼は足を出すのがオンカウントじゃなくて若干速いんです。どのくらい速いかというと、カウント2(ツー)で足を着いて欲しいところで、一つ前の1&a(ワン・エンド・ア)のアで着いちゃうんですよね。ほんのわずかな違いなんですが、その零コンマ数秒の違いのせいで女性と完全シンクロしない、何となく気持ち悪いスライディングドアになっていました。大将にとっては寝耳に水のご指摘だったようですが、言ってもらったことで修正出来たのでそれだけでもレッスン受けた価値がありましたよ。もう一つ重要なご指摘は爆発表現について。ルンバは男女のドラマなのでハッと息を飲む瞬間とか、感情の爆発とかを二人の動きで表現する必要があるんですね。超新星爆発なんて言ってもイメージ掴みにくいかもしれませんが、星が大爆発するときってギューっと収縮するんです。重みに堪え兼ねてそのままブラックホールになる場合もあるんですが、通常はその大収縮の反動で大爆発が起こります。要するに爆発の前には収縮が必要なんです。それがないと、紙に書いた花火みたいにペラペラの絵になってしまいます。その収縮が男性にはもっと欲しいというご指摘でした。<本日のポイント>1 タイミング2 連続性3 身体を使いきること4 視線を遊ばせないこと5 収縮と爆発今日のラテンレッスンは男性中心の内容でしたが、これらは全て女性にも当てはまる事柄なので張り切って練習しようと思います。
2016/10/17
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スタンダード講習会だけに参加される方も多くて、ラテンより更に人数が増えていました。始めはボックス・ワルツです。カップルで向かい合って両手を合わせ、ワルツの音楽に合わせて1・2・3を2回で四角を描いて元の位置に戻ります。これを1曲、左右交互に行うんですがポイントはきちんと足首を使ってカウント2・3のつま先立ちをキープすることです。ぐらぐらしない、相手に影響を及ぼさない、綺麗なライズ&フォール。ここまではまあ良かったんですが、次の1曲でこんどはカウント2・3で足を寄せて来るところを、カウント2・3・4・5・6とつま先立ち継続時間倍増で行いました。真面目にやると大変ですね。内転筋はもとより、ふくらはぎに疲労来ますよ。スタンダードダンスはつま先立ちでどのくらい長く安定して立っていられるかが勝負みたいなところありますので、この鍛錬は必要不可欠なんでしょうね。最初のウォームアップで足が棒になったところで、本日のメインテーマは内回りと外回りの人それぞれがしなければならない事柄についてでした。まず皆でワルツのオープンナチュラルを踊ります。スイング・サイド・ステップ(SWING SIDE STEP)外回りの人の仕事です。ドライブアクションで出した一歩目を後ろ足が越えたところで、サイドステップになって、内回りの人を大きく越えて行きます。ポインティング・フット(POINTING FOOT)内回りの人の仕事です。後退した一歩目の上でバランスを保ち、外回りの人が越えて行くのを外股に足をポイントして待ちます。外回りの人が足を着いたところに合わせて後から体重を移して行きます。この内周りと外回りは二人が組んで踊るスタンダードダンス全般に共通の方法なので、上手く踊りが噛み合ない場合はどちらかの仕事が疎かになっている場合が多いようです。特にありがちなのは、内回りの人が外回りの人より先にヒールをついてしまって進路妨害する場合ですね。次にヴェニーズ・ワルツを習いました。ナチュラル・ターンとリバース・ターン、2つのステップだけで1曲踊れてしまう内回り・外回りの勉強には最適の種目です。詳しいステップについては教本でも見て頂くとして、ポイントは1歩目はきちんとLODに真っすぐ出すということ。自分では真っすぐ出してるつもりでも鏡で見ると意外とクロスして出してるもんなんです。後は先ほど教えて頂いたスイング・サイド・ステップとポインティング・フットそれぞれの役目をきちんとこなすこと。ヴェニーズ・ワルツ踊った事無い方もいらしたようですが皆さん果敢にチャレンジされていました。ここからは踊り込み。人数が多いのでヒート分けして5種目を踊りました。さらにクイックステップのルーチンを1周分即席で振り付けを習って、これもヒート分けして踊りました。皆ステップの名前言われただけでよくすぐに踊れるなあと関心。自分は3分の一は何踊ってるのか分かりませんでしたが、最初と最後だけは踊れたので何となく達成感ありました。スタンダード競技をメインにされている方が多いので、ラテンのレクチャーに比べるとスタンダードの方が時間も2倍だし内容も濃いです。私たちなんか着いて行くのに必死。でも表情だけは余裕のふりです。一番長く講習会に参加してる部類ですしね。講習会の後に個人レッスンを受けましたのでそのお話はまた明日。
2016/10/16
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競技ダンスクラブ・ビューティの講習会がありました。会場は茨城県土浦市の市役所が新しく入った駅前のビルの5Fにある軽運動室。 電車でも車でもアクセスが便利な場所でしたので多くの向上心あふれる参加者が集まりました。内閣総理大臣杯の都道府県対抗戦に参加する茨城県代表選手も多数参加しています。(千葉代表もいらっしゃいましたよ)午前中に個人レッスンの予約が入っていたので私たちは講習会の前から会場にいました。講習会は昼からで、まずはララ先生のラテン講習会。今日のテーマは前回に引き続きチャチャチャでした。全部で13種類あるシャッセロックの基本、前回はこのなかの7つを教えていただきました。1 サイド・シャッセ・トゥ・ライト2 サイド・シャッセ・トゥ・レフト3 チャチャチャ・ロック・バックワード4 チャチャチャ・ロック・フォーワード5 ロンデ・シャッセ6 ヒップ・ツイスト・シャッセ7 スリップ・クローズ・シャッセ前回参加されなかった方のためにもう一度最初から復習して、その後を続けました。8 ホイスク・シャッセ9 ランニング・シャッセ・フォワード10 タイムステップ・シャッセ11 ボルタクロス・シャッセ バージョン212 ボルタクロス・シャッセ バージョン113 コンパクト・シャッセ重要なポイントは8の字。チャチャもルンバと同じようにヒップムーブメントの8の字があるんです。サイドシャッセのときにも骨盤平らなまま横に移動するのではなく、8の字の半分『ハーフ・エイト』と呼ぶそうなんですが、この動きをする必要があります。そしてロックのときの後ろ足の膝の位置も注意が必要。かけすぎてもいけないし、ゆるすぎてもいけません。名前だけ見るとなんだか難しそうな気がしますが、9のランニング以外はルーチンに組み込まれていて踊ったことがあるものばかりでした。これら全部が綺麗に踊れるようになったら、競技会ルーチンもグンと質が上がること間違いなしです。三笠宮杯前日の講習会でも踊ったという正幸先生のお手本もきれいでしたよ。次にヒートを分けて競技会ルーチンを超低速チャチャ曲で踊りました。ゆっくり踊るのって慣れてないと難しいです。ち・やっ・ち・やっ・ち・やーと踊らないといけないところが間が持てなくてチャチャチャー(プラス長いお休み)になってしまったり。本当はここがさっき13のベーシックでやったハーフ・エイトの見せ所なんですよね。ゆっくりの後は普通のリズムのチャチャ曲で踊りました。曲がやけに早く感じて、このスピードできっちりベーシックをやるのは結構難しいものだと痛感しましたね。普通のスピードでもすべてのベーシックが綺麗に踊れるようにするためには日頃の練習が必要なんだと思います。そうして初めて、どの瞬間を写真に撮られてもカッコよく雑誌のページを彩れるようになるんでしょうね。さらにグループを2つに分けて次に行ったのは『自分の踊りに集中する練習』でした。競技会ではよく周りの選手の動きに気を取られて自分の踊りができなくなったりすることがありますが、それを克服するために『競技会で場数ふむ』だけでなく『練習する』という方法があるんですね。グループ1とグループ2で別々の簡単な振り付けを教えてもらって、数組ずつ混ざって一緒に踊りました。運よく自分たちの競技ルーチンで使っているフィガーだったので問題なくこなせましたが、本当に初めて踊る方は結構大変だったかもしれません。でも皆さん新しいチャレンジで楽しそうでした。スタンダード講習会の内容はまた明日のブログでご紹介します。次回のDCB講習会は12月10日か11日で、会場の都合でまだ日程が確定していないようです。前回のレッスンの様子はこちら。ご興味ある方は下記のサイトをご参照下さい。競技ダンスクラブBeauty
2016/10/15
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ボブ・ディランがノーベル賞。びっくりしましたね。ミュージシャンでもノーベル賞取れるんですね。歌詞がいいと言ったらカナダのRUSHとか、ビリー・ジョエルとか、アデルとか、日本だったらゆずとかコブクロとかスキマスイッチとか、際限なく浮かんできます。でもその中でボブ・ディランがノーベル文学賞。全く思い入れがないので『ふーん』という感じなんですが、ボブ・ディランに対して私が記憶に残っているのは『We are the world』くらいです。録音風景の中での一コマ。当時売れっ子だったミュージシャン総出演してそれぞれが個性的な歌い方してる中でボブ・ディランが自分はどうその歌を歌ったらいいのかつかめずにいたんです。だれかが『こう歌えよ』と言って、彼のモノマネで歌ったんですね。それがとてもいい感じだったのでディランはその通り歌ったんですよ。大物でもこんなことあるんだなと思った記憶があります。『風に吹かれて』という曲がとても有名とテレビで言ってます。この歌聞いて、わたしは別の風の歌を思い浮かべてしまいました。風/はしだのりひことシューベルツなんか雰囲気似てませんか?こっちの方が歌上手いし。風は空気の流れです。空気の流れは時間の流れ。全ての出来事はその時間の流れの中にあるんですね。何もないようでいて、そこには風があるんです。目には見えなくても、全ては風に包まれていて、たしかに答えも、その中にあるに違いありません。ただ、気づかないふりをしているだけ。Blowin in The Wind - Bob Dylan
2016/10/14
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いわきから江戸、通常8日かかる行程を5日で来いと無理難題をふっかけられた貧乏藩が、知恵と勇気と猛ダッシュで参勤交代する時代劇コメディ。暴れん坊将軍でおなじみの徳川吉宗の時代のお話です。【ポイント2倍】超高速! 参勤交代 [DVD]幕府には私腹を肥やす悪い奴がいるんですね。松平信祝(まつだいら のぶとき)、忍者を使って湯長谷藩が金山をほりあてたという情報をネタに参勤交代命令を出したのはこの男でした。金山情報はガセネタで、相変わらず貧乏な湯長谷藩にとっては寝耳に水。しかし5日以内に参勤しなければ藩主切腹の上お家お取り潰しというピンチです。お人好しで楽天家の藩主内藤は一番の知恵ものである家老の相馬に策をひねり出させます。宿場を一つずつ巡っていたのでは絶対に間に合わないので、検問のある牛久宿と取手宿だけアルバイトやとって行列っぽく見せ、それ以外は山越え最短コースを最小メンバーで駆け抜けるという前代未聞の超高速参勤交代です。ところが江戸の忍者軍団がこれを阻止しようと様々な場面で妨害工作に出るんですね。ただでさえ大変な道のりが更に大変なものに。捨てる神あれば拾う神あり。戸隠流の抜け忍、雲隠段蔵なんて言う強い味方が現れたり、牛久宿の遊女お咲が人のいい内藤にほだされて匿ってくれたり。家来たちもみんなそれぞれ武芸の達人で鍛え抜かれた忍者たちとも互角に渡り合うんですね。すごく面白い映画でした。地ビールよく飲みに行く『牛久』とか、以前レッスンに通ってた『取手』とか知ってる地名がたくさん出て来るので余計に面白く感じたのかもしれません。『超高速!参勤交代』は2014年公開の本木克美監督作品。原作・脚本は土橋章宏です。第38回日本アカデミー賞の最優秀脚本賞、優秀監督賞、そして藩主内藤を演じた佐々木蔵之介が優秀主演男優賞を受賞している他、第57回ブルーリボン賞の作品賞も主唱しているようです。今年、この続編である『超高速!参勤交代 リターンズ』が公開されました。公式サイトはこちらです。
2016/10/13
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家に帰って夕方のニュースを見て知ったのですが、東京で大規模な停電があったようです。原因は埼玉県に敷設されている送電線の火災とのことで、東京電力の謝罪会見がありました。詳しい原因は現在も調査中とのことでしたが、うちではアクション映画まがいの想像を巡らして話題に上りました。『停電を利用した大窃盗事件だったりして。』『新手のサイバーテロか。』ミッションインポッシブルとかダイハードとか、そう言う映画でありましたよね。最近はセキュリティシステムも停電に強くなったのかしら。 35年前に埋設した送電線の経年劣化による自然発火という説が有力なようで、そうなるとかなり大事になりそうです。同じ時期に、あるいはそれよりも前に設置された送電線は相当あるでしょうから一斉点検とか言う流れになりますよね。原発事故、電力自由化、そして今回のような送電線火災と東京電力は頭の痛い問題がいろいろ。また電気代上がるのかしら、送電線大規模リニューアルなんて相当お金かかりそうですもんね。庶民はそっちも気がかりです。ところで、35年の経年劣化といえばそのぐらい使ってるかもしれない家電製品がうちにもありました。大将が学生の頃から使ってる掃除機。彼は高校から寮生活でしたからね。いつから使ってるのか知りませんけど、結婚する時一緒にやって来て、壊れないのでそのまま使い続けているんです。ルンバも買ったけど普通の掃除機の方が手早くお掃除完了するんですよね。私の持ち歩いているヘアードライヤーも考えてみれば25年は使ってますね。運動するとすぐ頭に汗かくのでそれで髪を乾かしてるんです。石原コーチに『DTCでヘアードライヤー使ってる人初めて見ました。』なんて言われたしろもの。電圧も変えられるので海外遠征にも持って行きます。送電線の様に24時間365日稼働してる訳じゃないので、使ってる時間を積算しても大したことないのかもしれませんけどね。みなさんは、そういった長期使用の家電ありませんか?うちはブルーレイで火吹いたことありましたから、大停電の影響はなかったけどちょっと気になるニュースでした。
2016/10/12
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青やピンクの星雲を縫って宇宙空間を航行する映像が凄いです。最初の1分でギューっと引き込まれました。地球資源を狙ってやって来たエイリアンを撃退してから20年。彼らの残して行った高度のテクノロジーを応用して、人類の科学技術は飛躍的な進歩を遂げていました。 また襲って来るだろうとは予想していたので備えは万全のはずでしたが、今回は女王自らもの凄い船団で襲来します。強力な重力コントロールで建物も道路も船も根こそぎ空中に持ち上げて落とすという超迫力映像。とてもじゃないけど人類が立ち向かえる相手ではありません、この映画、批評家たちから酷評されたダメ映画なんですけど、自分が単純なせいか面白かったんですよね。あいかわらずエイリアンはドロドロヌルヌルだし、世代交代的に親たちが自らを犠牲にして地球を救うのはハルマゲドンでもスターウォーズでもおなじみの展開だし、ちょっととぼけた教授のお父さんはインディージョーンズ3のショーン・コネリーばりで、しかも主役級は誰も死なないという、たしかに目新しさは何もないんですがCGは凄い。人類対エイリアンでもあくまでアメリカがリーダーシップをとるあたり、怪獣が東京湾しか襲撃して来なかったウルトラマンのノリで、ちょっと子供向けの怪獣映画を彷彿させます。でもこういったSFに人生劇場みたいなドラマなんて特にいらないですよ。映画の楽しさは映像の美しさにありです。危機的状況からどう地球が守られたかはここではコメントを避け、皆さんにご覧頂きましょう。更に続編をと言う制作担当者たちの意気込みが垣間みれたのはちょっと興ざめでしたけどね。『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』(原題: Independence Day: Resurgence)は、2016年のアメリカ映画です。前作と同じローランド・エメリッヒ監督が制作しています。公式サイトはこちらです。
2016/10/11
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ラテンA級戦の表彰を終え入賞者たちの写真撮影に移動するかと思った時、アナウンスが入りました。『本日はこの他にベストパートナーに送られるパートナー賞がございます。』その受賞者が全く予想だにしておりませんでしたが、私だったんです。 当然それをもらうのは優勝したパートナーだと思っていました。誰が見ても明らかに私よりスタイル良いし美形だしダンスもうまいんですよね。ビックリしたのは私だけではありません。リーダーの大将はすっかり舞い上がってなんで?なんで?なんで?を連発し、記念の盾を自分が受け取ろうとしたんですよ。『君は箱だけ。』プレゼンターの家泉先生に制止されて後ろから恐縮して顔を出した私に満面の笑みででっかいタテを下さって力強い握手をして下さいました。もう感激で泣きそうですよ。数百人の並みいる美人ダンサーの頂点ですからね。私的には東京ボールルームアカデミーのクイーン賞に匹敵する快挙です。こんな栄誉はたぶん一生に一度あるかないかでしょう。帰りの車でもずっと大将は『なんで?』を連発してました。よっぽど自分のパートナーがベストなんてあり得ないと思ってるんでしょうね。そりゃあ私だって何が気に入ってもらえたのか不思議ではありましたけどね。そんなに『なんで?』言わなくたっていいじゃん。 決勝の様子を競技仲間がビデオで撮って下さったので後で見させてもらいました。『真っ白いカブ』みたいでした。午前中スタンダードの試合だったのでそのまま午後のラテンも黒塗りしなかったんです。会場の入り口に立ってた栃木のゆるキャラにも微妙に似てる。『きっとそれだ!』大将が勝ち誇った様に言いました。『みんなそれで親近感湧いたんだよ、きっと。』そうなの?踊りじゃなくて?地元に帰ってからお気に入りのイタリアンの店に出かけました。お祝いしてデザートも食べちゃいましたよ。偶然いつもお世話になっている練習場のオーナーさんご夫婦と遭遇。この結果を報告するととても喜んで下さいました。このブログの優しい読者の皆さんもきっと喜んで下さるでしょう?タンポポでも日が当たることがあるんだなあって、感謝感激です。会場で声をかけて下さった皆様、いつもこのブログを読んで下さる皆様、どうもありがとうございました。ヤッター!!!
2016/10/10
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体育の日を含む三連休中日。今日は栃木で試合でした。JBDF関東甲信越競技ダンス栃木大会。この団体では今年最後のラテンA級戦があります。会場は、栃木市総合体育館。午前中はスタンダードB級戦に出場しました。出場組数95組。種目はタンゴ、クイックステップです。A/B二つのフロアに分かれて4ヒートで戦いました。山梨の時と同じ朝イチの試合でしたが今回は出遅れることなく整列。最後の最後まで番号呼ばれてる方がいらして、私たちも前回はこんな感じでみんなに『◯番は一体何やってるんだ。』と思われてたんだろうなあと反省です。タンゴ・クイックは今まで勢いに任せた踊りだったんで今回は丁寧に踊ることを心がけたつもりでした。ところがこれが、全く目立たなかったようで、2次予選であっさり敗退してしまったんです。山梨大会でB級維持は決まっていたので良かったのですが、そうでなかったらC級に降格するところでしたよ。冷や汗ものです。2階の観客席でおにぎりを食べながらB級戦準決勝を観戦。『1次より2次の方がうまく踊れたと思ったのにね。』『何がいけなかったんだろうね。』何がいけなかったというより、いいところがなかったのかも。丁寧に踊ったつもりが、手抜いて踊ってるみたいになってしまったのかもしれません。午後はラテンA級戦でした。金スマで準主役級にテレビに映ってたカップルが同じ紫のドレスで参戦されてました。いっぱいテレビ映ってましたねというと、『あんなに映ると思わなかった。』とのこと。パートナーさんはドレスを自作される才能があって、この紫ドレスも自作ですかと聞いてみたんです。『これは買ったんですけど、リーダーの白いコスチュームは作りました。』大将がいいないいなと仕切りに羨ましがっていました。しょうがないじゃん、私にはそういう才能ゼロだからね。さて、試合に戻りますと出場組数17組。全面コートで2ヒートに分かれ、チャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目で戦いました。ルーチン変わったばかりのチャチャ、わたし間違えました。最後の方だったのでよかったのかな、サンバは怪しかったけどなんとかクリア。ルンバ、パソドブレは思い切り踊れました。準決勝に進めてヤッター!という感じだったんですが、なんと決勝まで進んじゃったんですね。この団体の試合で決勝まで行ったのって、過去に1回か2回しかなかった気がします。今日は三笠宮杯とかぶったので、有力選手がみんなそっちに流れたのか大変ラッキーでした。(スタンダードはそれでもダメだったけど)さらになんと、JBDF関東甲信越のA級戦で初メダル。準優勝でした!!!でも神様が用意されたビックリはこれだけじゃなかったんですね。そのお話はまた明日。
2016/10/09
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金スマが放送されている頃、東京でレッスンを受けていました。大将のお母さんから頂いたスタンダードドレスは正幸先生にも好評です。『今日はスタンダードダンサーに見えますね。』やっと捻挫が治ったので靴もちゃんと履いて(これまでずっとティーチャーシューズでした)タンゴとクイックステップを見ていただきました。どっちもひどい出来で、まず私がクイックステップを間違って覚えている箇所があったのでそこから修正。踊り始めもパッとしないので、もっと洗練された感じのシンプルな出方に変更。ぶっきらぼうなスローアウェーオーバースエイはもっと丁寧に。全般的な走りはタンゴよりはマシということで、タンゴを重点的に治すことになりました。まず大将。『踊りながらギター弾かない、頭突っ込まない。無駄に微調整しない。』これは癖ですね、とご指摘がありました。踊りながらギター弾いてたんですね!!左手の指が忙しく動いてたみたい。次にカウントワンが強すぎると言われたんですが、これが二人ともなかなか理解できませんでした。タンゴって『ガッガッ』と踊るものだと思ってたんですが、実は『すーーーーっ』と踊るもんだったみたいです。もっと普通に歩くように踊れと言われて自分たちの今まで大勘違い踊りに気付きました。大将はフォーラウェーリバースのフットワークも直されてましたね。他の種目に比べてタンゴはラテンだから得意な気がしてたんですが、一番伸び代が多い(平たく言うと一番下手な)種目だったようです。後半はララちゃんのラテンレッスン。こちらもトップだけ大将のお母さんに頂いた派手なバラ柄のダンスウエアを着させてもらって好評でした。試合で間違えまくった新しいチャチャ、なななんと、またしても後半部分にルーチン変更。明後日試合なんだけど、大丈夫かなあ。ルーチンは簡単になったので覚えてればOKなんですけどね。サンバはもっとすごくて、大構造改革。前半と後半を入れ替えるという荒技です。つなぎが心配だ。明後日の試合が三笠宮杯じゃなくてよかった。ららちゃんたちは三笠宮杯の前夜祭のようなイベントでジャッジの方々に講習する仕事があるそうです。アシスタントとして正幸さんがチャチャを踊ってみせなくてはいけないらしく『大丈夫かなあ』とステップ確認されてました。ララちゃんが大将にかわりにアシスタントやってなんて冗談で言ってましたが、こっちはこっちで試合に向けた『大丈夫かなあ』要素満載ですからね。練習せねば。
2016/10/08
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キンタロー。&ロペス組のグランプリ北海道での活躍とそこに至るまでの道のりが、金スマ特別番組として放送されました。社交ダンスファンのみなさんはご覧になった方多いでしょうね。私たちも録画して夜食食べながら3時くらいまで見ていました。こういうテレビ番組は主役をどれだけ引き立たせるかが勝負なのでしょうがないとは思います。でもこの日のメイン競技はシニア1ラテンではなく、グランプリスタンダードという年齢制限なしの文字通り日本代表を決めるハイレベルな戦いの方でした。そっちもちょっとくらい映してくれるとうれしかったですけどね。内閣総理大臣杯の都道府県対抗戦のときもそうでしたし、ウリナリ企画のときもそうでしたから、競技ダンスを全くご存知ない方々が番組見ると誤解されるんですよね。もう一つ大きな間違いは、今年から世界選手権出場が『優勝者のみ』ではなくなったということです。大会事務局からその知らせが来たのはこの大会の後でしたから、知らなくても当然なのかもしれませんが、少なくとも放送された昨日の段階では『決勝メンバー全員』に変更になっていましたので、キンタロー。たちだけが日の丸背負って行くわけじゃないんです。しかも自腹です。ちょっとドラマチック感が薄れるけど、テロップでも入れてもらったほうが誤解がなくてよかったかもしれませんね。キンタロー。がプロだった頃の話も少しだけ出てましたね。UK戦出場のための選考会があるのって本当ですか?誰でも出られるんじゃなかったでしたっけ?それにしてもこんなにグランプリのシニア1代表選考会が注目されたのは初めて。去年まではずっと出続けていたのになんで今年に限って自分たちがそこにいなかったんだろうという残念な気持ちと、こんなにいっぱいテレビに映るんだったら出なくてよかったなという複雑な気持ちを抱えながら見ていました。職場で私がこんなことをやってると知ってる人は多分いないのです。(いるかな?)出てたらテレビ映りの心配とかしてただろうなあ。競技ダンスをやめていた20代・30代の方たちがこの番組を見て『自分たちも挑戦してみよう』と思ってくれたら嬉しいし、もっと上の年代の人たちでもシニア2、シニア3という『日本代表への道』があるのだと知ってもらえたら非常にありがたいことだと思いました。最近競技ダンス人口が減ってきていますので、ここでまた再燃したらいいなと期待大です。決勝メンバーはキンタロー。たち以外は全員知り合いでした。準決勝メンバーにも何組か知っている顔を見つけて『おー!出てたんだ!』なんて思ってました。上位を争った選手と先々週の大会でお会いしたので『キンタロー。たちの踊りどうだった?』と聞いてみたんです。『何を言っても負け惜しみに聞こえるから何も言わない。』と、おっしゃったあとに『あの踊りなら3位までには入るだろうなと思ってた。』とのことでした。テレビで見てもいい踊りしてましたもんね。初参戦のギラギラ感もあったし、なにより生活がかかってるというところが他の選手との意気込みの差に見えました。観客を喜ばせるという職業上の強みも十分に発揮されていて、アピールが上手でしたね。9万円のウイッグというのもすごいなと思いました。社交ダンスが注目される番組がこれからも続くといいですね。今週末は三笠宮杯がありますが、キンタロー。たちは出場されるのかしら。
2016/10/07
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ペンパイナッポーアッポーペン。世界中で流行ってるそうです。ピコ太郎さんの動画。世の中何が流行るか分かりませんね〜。PPAPこれのパロリ動画もいっぱい出てるみたい。まさか競技会では使われないと思うけど踊るとしたらチャチャでしょうね。こちらからどうぞ。ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)/ピコ太郎P.S. 10月7日の金スマで、キンタロー。の特番やるらしいですよ。
2016/10/06
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先週大将のお母さんからダンボール箱一杯の練習着が送られて来ました。全部お下がりなんですが、どれも状態が良くて私には勿体ないような豪華な練習着です。スタンダード用の長いスカートとそれと合わせたトップスのセットになっていて、体型的な問題から入らないのもいくつかあったんですがほとんどはストレッチ素材なのですぐに着られそうです。早速その中の一着を着てしばらくぶりに練習場に行ってみたら、いつもお会いする練習場の皆さんからたくさんお褒めの言葉を頂きました。『◯◯ちゃん、キャラ変わったんじゃない?』何しろ、ラテン用の短いスカートのままスタンダードも練習することが多かったですからね。美しくないフットワークが見え過ぎて目を覆わんばかりだったのかもしれません。2年ほど前に赤いロングスカート買ったんですが、大将が『踏みそうだからやめろ』というので履くのやめてました。お母さんから届いたドレスは程よい長さなので大将からも好評です。せっかくスタンダードドレスなんですから今日はスタンダードに専念しようと思っていたわりにはラテンの曲がかかるとつい踊ってしまいます。スタンダードドレスでラテン踊るのは難しいですね。足に絡み付いて来て邪魔です。タンゴなんて踊るのホントに久しぶりだったんですが、どこで覚えて来たのか大将がやけにメリハリの効いたリードくり出して来てちょっと楽しくなりました。それにクイックステップは、いつもだんだん肘が下がって来てテンションも下降気味だったのが今日はビシっと上がってて踊り易かったんです。『マジンガーZだよ。』なんのことか分かる方は非常に洞察力の豊かな方だと思います。私は分かりませんでした。マジンガーZって、両肘あがったままなの?『ちがうよ、頭のかたち。それをホールドでやるんだよ。』へー、そうなんだ。まあ、自分でイメージしやすいもんなら何でもいいでしょうね。大将は『マジンゴー!』とか歌いながら行ってしまいました。 私は何だろうなあ。羽を広げた大天使ですか。もしくはジュディ・オングの魅せられてとか。
2016/10/05
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東京工業大学の大隅良典教授が、ノーベル生理学・医学賞を受賞したニュースでどのチャンネルも持ち切りです。オートファジーと聞いた時、電子レンジが頭に浮かんだ方いらっしゃいませんか?てきとーに『あたため』ボタン押すと電子レンジがどういう訳だかうまいこと時間を決めてチンしてくれる、あのファジーかと私は思ったんです。 インタビュー聞いてると細胞のリサイクルだとか、癌や難病の治療に応用出来るとか言ってるからこれは違うかもと調べてみました。電子レンジの方は曖昧なという意味の『FUZZY』。ノーベル賞の方は全く別の単語で『AUTOPHAGY』でした。意味は自分食い、『自食作用』ですって。 身体の仕組みって不思議なものですね。人間だけじゃなくて単細胞の生物でもこの機能が働いてるって言ってました。そもそも『いるやつ』とか『いらないやつ』とか何を根拠に誰が判断してるんでしょうね。いらないやつだけを分別袋にいれて、酵素で分解して再利用するそうです。マクロファージというのが体の中のおまわりさんで、変なものが侵入して来たらやっつけるというのをNHKの『ためしてがってん』で知りましたが、それとはまた違ったパトロール隊がいるということなんでしょうか。自分あまりよく分かっていないので『へー』と言うだけなんですが、細胞が自らリサイクルに励んだらダイエット出来ないですよね。ビール我慢しても体脂肪燃焼しないでリサイクルしちゃうんでしょ?ネットで調べたら、オートファジーによる飢餓回避が働くのは短期間なんですって。赤ちゃんが生まれてからミルクを飲める様になるまでとか。 オートファジー機能を高める薬とかがあれば、災害時の非常食みたいな形で使えたりするんでしょうか。逆に異常に働きすぎるとガンなどの病気になったりするとのこと。全然知りませんでしたが、1990年代から加速的に研究が進んですでにいろいろな分野で応用されているそうです。こういった基礎的な研究は絶対必要だと思いますけど、すぐに生活に役に立つとか儲かるとかではないのであまり研究予算がつきにくいようです。宇宙もそうですね。ノーベル賞の時期になるといつも思うのは、まだまだ人間の知らないことってたくさんあるんだなあということです。
2016/10/04
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夕暮れ迫る街。地ビールの祭典に行ってまいりました。開催は今年初めてではないんですが、なかなか行くチャンスがなくて私たちが行ったのは今年が初めてです。昨日試合が終わって一風呂浴びて、天気もいいし空気も爽やか。これは飲みに行くしかないでしょう。早起きして疲れてるけどね。大将がすかさずネットでチェック。『大丈夫。8時までやってるよ。』着いたのが夕方6時ごろでした。ライブ演奏なんかもやってて盛り上がってる様子。4種類飲み比べセット1000円というのが人気みたい。大好きなシャトーカミヤも出店してました。しかしなんということでしょう。8時までやってるというのは間違いで、18時までだったんです。つまり着いた時に終了のゴングだったんですね。結局、写真だけ撮って電車乗って帰って来ました。当然ながら近所のスーパーで地ビール買い込んで飲みましたよ。勝手に飲み比べです。興味ある方、サイトはこちらです。つくばクラフトビアフェスト
2016/10/03
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東京に向かう電車の窓から久しぶりに陽の光りが差し込んでいました。9月は日照不足で野菜の値段が高騰しているとニュースで言ってましたが、自分は仕事もダンスも日照時間に左右されませんのでそういえばそうかなと言う程度。野菜も買わない訳じゃないんですが、茨城は地産地消で東京ほど価格変動がない気がします。日暮里のファーストプレイス東京は久しぶりでしたので、会場に近い方の改札を出ると階段しかないということを忘れていました。今日はJCFの試合。この競技団体はラテンしか登録していません。年2回以上出場して、出場者の半分以上の成績でA級維持です。今日はその2回目の出場でした。(1回目はこちら)熊本震災復興支援ということで、東京と熊本で同時開催された競技会。プロの先生方の試合もあって、スタンダードしかやらないのかと思っていた方々がラテン踊っておられたのでビックリしました。やっぱり先生となるとどちらも踊れないと何かの時に困るんでしょうかね。先週の試合で間違えまくった新ルーチンの大失敗を踏まえ、今回は朝の練習時間にチャチャとサンバ、一通りシャドーしました。大将はと言うと、相変わらずどっかに消えてストレッチに余念がないようですので気にせず自己ベストを目指すことに。よくフィギアスケートの選手がインタビューに応えている『ノーミス』が目標です。ラテンA級戦は出場者が少なく5組だけでしたので、最初から5曲連続の準決勝でした。チャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブ。JCFはB級戦から5種目なんですね。結果から申しますと準優勝でした。出場メンバー5組のうち1組だけ若手がいて彼らが優勝です。アナウンスで、優勝された選手は喜びおすそ分けということで受付にある募金箱に是非募金をとのこと。大将はしきりに悔しがっていましたが、また先週と同じところで失敗したのは彼だけ。自分的には『ノーミス』の目標を達成したので悔いはありませんでした。怪我しないためにストレッチも大切です。会場に来られてすぐに着替えて靴履いて踊っておられる方がいらっしゃいますが、アキレス腱くらいは伸ばしたほうがいいでしょうね。家出る前に十分されてる方はそれでいいと思います。でも、できれば試合前に一度くらいルーチン確認も必要じゃないでしょうか。ルーチンが新しくなってまだ身体に染み付いていない場合は特にです。時間が足りないならストレッチしながら頭の中でシミュレーションだけでもするべきでしょうね。どんな床なのか、どこから踊り始めるのか。フロアの状態も分からないまま試合に臨むのは私はごめんですよ。パートナーの言うことなど聞く耳持たないのはどのリーダーさんも同じかも知れませんが、これはキャロル先生もサマンサ先生も試合前の心構えとしておっしゃってたことです。必ず床の状態を靴を履いてチェックすること。ウォームアップを万全にして踊れる身体を作っておくこと。それを全てやったとしても優勝出来た訳ではないと思いますけどね。少なくとも悔いは残らないと思います。表彰式も昼で終わったので、乗り換えの駅で昼食をとり、帰ってから天然温泉に行きました。久々の黒塗りを全部落とすのって結構大変。まだ夕方でしたので、そこから電車に乗って今度は近所のクラフトビールフェアに出かけました。この週末はイベント盛りだ沢山でしたね。いつのまにか10月になっていた、という感覚です。
2016/10/02
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金木犀の香りが空気に満ちています。小雨が降ったりやんだりでしたが、涼しくてよかった。今日は法事でした。父が亡くなって2年、母にとっては思ってもみなかった人生の方向転換だったようです。ようやく新しい環境にも慣れて生活にもリズムが出来たと言っていました。3時ごろ家に帰って、近所のauショップに出かけました。父の携帯を解約するためです。契約者は私なので契約更新月に行かないと解約金を1万円くらい取られるようで、しかも1日に行かないとその月の料金も取られるとのこと。今日が仕事休みの日でよかったですよ。夜6時半、花火大会が始まりました。土浦の花火大会、今まであんまり気にしたことなかったんですが、家のベランダから見えるんです。なんでこの季節外れにやるのかというと、ただの花火大会ではなく競技会なんですって。動画とか撮ったりしたんですがあんまり解像度が良くなくてここにアップするほどでもないので気になる方はネットで検索してみてください。今日はいろいろあった日でしたけど、日記は簡潔ですね。なんか今日は疲れました。無事に三回忌が終わってよかった。明日は東京で試合です。
2016/10/01
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