読書日和　～Topo di biblioteca～

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2005.07.03

読了本メモ

(24)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(91904)

カテゴリ：もう一度観たい・読みたい

ここ数日腰の痛みが酷く、長時間同じ姿勢を保っていられません。
…けれど読み終えた本の感想をメモしておかないと、
どんどん忘れていってしまうので、とりあえず読了した本のメモ書きを
記しておきたいと思います。

「一千一秒の日々」島本理生著

読みながら、島本さんが持っている目（感性と言い換えても可）が
羨ましくなってしまった。
こんな風に自分の周りにある光景を切り取ることが出来たら…、と
幾度も思ってしまった。

この本は連作短編集。

読ませてくれます。
人物の書き分けがキーとなってくると思いますが、恋愛物としては珍しく、
柊は楽しませてもらいました。
読み終えたくない、もっと続けて読みたい～

「迷宮百年の睡魔」森博嗣著

不思議な物語です。
前作「女王の百年密室」で仰天させられた結末から一転、
今度は別の島へと舞台を移して。
読み終えた後、その達成感からか、ついうとうとしてしまったんだけど
短い間に確かに夢を見ました。
自分自身と、或いはロイディのような存在とえらく難解な会話を交わしていた…夢。
（難解だった為にどんな会話をしていたのかはすぐに霧散してしまった）

舞台となる場所、設定がとてもユニークというか独特なので、
映画になったら面白いだろうな～と思って、想像しながら読んでました。
（サエバ・ミチルの設定が設定なので映像化は無理だろうけれど）

「ＴＶＪ」五十嵐貴久著

一言でいえば、女性版「ダイ・ハード」でしょうか。
（帯の文句がもしかして、そう？）

遊んじゃうとか度肝を抜く展開が用意されていても良かったかな～
なんて思いました。

例えば、恩田陸さんの「ドミノ」くらい、一体何処へ行き着くんだろう～風の
展開を見せてくれたらもっと楽しめたのに…というのが正直な感想です。

そう、「ダイ・ハード」の印象が鮮烈な為に、
どうしても二番煎じのような気がしてきちゃう…。
映像化を意識した展開のような気もするし…。
“映像化は難しい”“小説ならでは”の面白さがもっと欲しい。

欲深でしょうか～
高評価の感想を多く目にしたので、ご不快に思われた方がいらしたら
ご容赦を～。

手抜きな感想文ですね。ぎくぎく。
ああでも、もう腰が痛くて時間切れ～。
腰が痛いと寝ているのも座っているのも辛くて難儀ですねー。

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最終更新日 2005.07.03 08:17:41
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■コメント

Re:読了本メモ(07/03)

くりむーぶ389 さん

腰痛たいへんそうですね。くれぐれもおだいじにー。
・・・私も時々ビタミン剤のお世話になってます。^^;

島本理生さんの新刊、本屋さんで見かけました。読める日がたのしみです♪
じつは今、「ナラタージュ」借りてきてます。(^^)v
(2005.07.03 08:42:16)

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