JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.03.22
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我が農園の下の小川に『タネツケバナ』の群生が小さな白い花を付けていた。

タネツケバナは、日本全土の水田の畦や水辺に生える越年草です。

冬をタンポポと同じロゼット状態で乗り切り、春になると細目の茎を何本かぐんぐん

伸ばし、小さな白い花を咲かせるのです。因みに、ロゼット状態とは地面に葉が広がって

立ち上がっていない状態を指すのです。

DSC05291_R.JPG

イネの種であるモミを苗代に蒔く前に水に漬ける時期は、この花の咲く頃だということで

名付けられたらしい。

『ナ』を書き忘れると『種付馬』になってしまう微妙な名前?の雑草。

DSC05294_R.JPG

花のあとには、棒のような実ができます。これが熟すと、たくさんの細かい種が飛び

散ります。タネツケバナというだけのことはあります。

ところで、 タネツケバナ 花言葉 は、"情熱"とか"熱い思い"なのだそうですが......

水田の畦道や水辺でちいさく咲いている姿を見ていると、個人的にはもうすこし胸の内に

秘めたような静かな花言葉の方がふさわしいと思えなくもありません。

この雑草は春の七草のひとつに数えられるナズナとよく似ていますが、

全く別の植物なのです。

DSC05295_R.JPG

そして近くにはもう一つユニークな形の黄色い花の群生が。

キツネノボタン?

DSC05315_R.JPG

花の中心に丸いヘビイチゴの実の如き形の直径1cmほどの緑の果実がついていた。

果実はイチゴと同じく集合果で、角状の突起それぞれが一つの実とのこと。

更に実が生長すると突起が出てきて、実の形からコンペイトウグサと呼ばれて

いるとのこと。

DSC05314_R.JPG

この近くには『セリ』の群生もあったので、若芽を摘んで来ました。そして今夜の夕飯の

おかずにしたのです。昨日の雨で小川にはきれいな水が流れ、その中に長靴で入り込み

束の間の童心に返り、小川に戯れ楽しんだのでした。






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Last updated  2019.12.10 18:17:02
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