JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.08.24
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我が家の門の前の畑の角の『さるすべり』の木が今年も満開を迎えています。

DSC00440_R.JPG

キョウチクトウ(夾竹桃)と共にこの時期、夏を代表するような花。

百日紅は「約100日間、ピンクの花を咲かせる。」のが名前の由来。

約2ヶ月以上、秋まで咲き続けるのです。 

実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて、花をつけるため、咲き続けている

ように見えるのです。花はしわしわの形。種類によってピンクの濃さの度合いや花の大きさが

違うようですし、白い花もあるのです。  

DSC00441_R.JPG

さるすべりは、漢字で「猿滑」とも書きます。"幹がスベスベで、猿も登れない"ところから

猿滑

実際には猿は滑ることなく簡単に登ってしまうと思いますが、登っている姿を見たことが

ありませんので・・・・・・・・・・・。

DSC00517_R.JPG

良く見ると、花弁の形や2種類のオシベと言い、随分と変っている花です。

花弁は団扇形、下部は細長く、上部は直径約1.5cm?の円形で、ふちは縮れて波打っています。

どうして、このような花弁になったかは、不思議です。

DSC00493_R.JPG

写真で見る限り、中央部に雄しべ群があり、周辺に、雌しべが6本も見え大変不思議なのです。

実は、これは、中央部の黄色い雄しべ群は、ミツバチ達をおびき寄せる為の食用雄しべで、

周辺の、雌しべが6本と思っていた物が、実は、 雄しべであり、見落としていた、中央部食用

雄しべ群の中に、雌しべが1本存在しているのです。

この雄しべ、雌しべが、長く伸び、先端を、くるりと湾曲させ、中央の食用雄しべに、対比して向かい合っているのです。

DSC00487_R.JPG

これは、ミツバチや昆虫が食用雄しべに集まると、その背中に、雄しべの花粉がくっつき、

その花粉が、雌しべに仲介されると言う、 非常に旨い造りに成っているとの事なのです。

既に我がミツバチ?がこの雄しべの花粉を集めに来ていました。

DSC00485_R.JPG

中央の黄色い食用雄しべの数は35本前後もあることを、早朝から写真を

見つめながらその数を数えて初めて知った、早起き『アラカンオジサン』なのです。






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Last updated  2019.12.10 18:07:41
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