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Gママさん
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隠居人はせじぃさん
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先日はその事前練習?にインド・ネパール料理を食べに、旅行を共にする会社の先輩と
行って来た。会社の近くの小さな店、貸し切り状態。

飲み物は生ビール。まずは『バーバル』。パーパルはパリパリでエビせんべいの如き食感。
豆の薄焼せんべいとのこと。「止められない、止まらない」の食感。

『サモーサ』。ゆでてつぶしたジャガイモとグリーンピースなどの具を各種の香辛料で味付けし、
小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角錐型に包み、油でさっくりと揚げたもの。
一見、春巻や揚げ餃子と似ていた。

次ぎに『タンドリーチキン』。インド・ネパール料理の定番料理のひとつとのこと。
鶏肉をヨーグルト、塩、コショウ、ウコンなどの香辛料などに半日ほど漬け込んだ後で香ばしく
焼きあげたものとのこと。下の写真のように、ウコンと食紅で鮮やかな緋色に着色。
肉は主に骨付きのまま。

『モモ』。小籠包、蒸し餃子、肉まんによく似ていた。いわゆるネパール風餃子?。
噛むと、むっちりモチモチの皮のなかから、肉汁がジュワ~としみ出したのです。
トマトソースをベースとしたピリ辛のタレが周囲に。これも抜群。

『マトンカレー』。羊肉と野菜の味が濃い。

『ナン』。平たく楕円形で、大きな草履のような独特の形をしていて、所々がボコボコ膨れている。
バターが効きほの甘く焼き加減も上々。

そして『チャパティ』直径15cm程の円形で、薄いクレープのような形状。インドでも日本同様、
ナンは「テイクアウトするもの。」あるいは「レストランで食べるもの。」とのこと。
それでは、家庭では普段何を食べているのかと言えば、このチャパティか、米を食べて
いるのだと ガイドブックに書いてあったことを思い出したのであった。
他にも数種類の料理を楽しんだが写真の撮影忘れも。そしてアップした料理の名前が
合っているのかあまり自信がないのであるが。

ネパールのカレーは、いうまでもなくインド系の料理であるが、一方、モモは、チベット系
料理の一種?。ネパール人は、南のインド系料理と北のチベット系料理の両方をたべているのだ。
これは、ネパールが、インドとチベットにはさまれたせまい地域なので当然のこと?。
食文化という観点からみると、南のカレー、北のモモ、東のコメ、西のパンといった特徴がみられ、
ネパール料理はそれらの交差点に位置しているのである。
ネパール人は1日2食が原則とのこと。一般的には、ライスとおかずをお皿の上で右手を使い
自由に混ぜて食べるのだ。手を直接使った方が混ぜやすく食べやすいのであろう。
いかにも合理的である。
この日はインド・ネパール料理の中で代表的なものを体験したが、ネパールに実際に行って見ると、
他にも、たくさんの旨い料理に出会うことができるのでしょう。

これらは文明圏に重なっており、南のヒンドゥー文明、北のチベット文明、東の中国・アジア文明、
西のイスラム文明の「文明の十字路」にネパールは位置しているのだ。
つまり、ネパールは、様々な文明から様々な文化を受容している「融合の文化」を
作り出している国。

ネパールは「世界の屋根」ヒマラヤの国。我々もこの「世界の屋根」に早く行き、ネパール料理を
大いに楽しみながら、自国を離れ、その高い場所から、もう一度世界と自分を見つめ直す事が
出来ればよいと大胆にも考えている『アラカンオジサン』なのです。
『ナマステ』。
牛久大仏へ(その3) 2025.11.19
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