全13件 (13件中 1-13件目)
1

8月21日。出発の日の朝の空は青く輝いて見えた。未明に一時雨が降ったので空に舞う塵が落ちたのだろう。そんな瑞々しい緑に送られて僕はまたちっぽけな中村駅にいた。また電車の旅だ。電車の旅はいい。いつも本がお供する。この時読んでた本は「平成娘巡礼記」ごぜ三味線の演奏家である著者が三味線片手に四国八十八ヶ所を歩く巡礼の旅日記である。ま、面白いかどうかというと、ボクがお遍路を終えて実家に戻ってから書き直した「もう一つのお遍路日記」の方が面白いんじゃないかと思われ・・・・今現在3年前から高知市内でストップしたままだけど。はい。ヘンな冗談はともかく。特急で中村⇒高知駅、バスで高知駅⇒高知龍馬空港、と二時間半の旅でしっかり読書をした後空港内のレストランで乱恥!いや、ランチです。カツオのタタキの老舗で高知では有名なお店に入りタタキ丼とやらを無視してカツ丼を注文。男はやっぱカツ丼でしょ?僕の名前とおんなじ店。箸袋に「高知で一番土佐らしい」とか書いてるんだけど、土佐らしさってなんだ?土佐らしいカツ丼ってなんだ?さて、本日高知龍馬空港は見事な晴れ。風はやや追い風。距離が伸びそうです。僕らは位置について~♪と、飛びます!飛びます!いよいよ飛びます! チャー・シュー・メーン (あ、古っ)に、しても。着るものに無頓着な僕の格好は暑いので、はだし・サンダル・半ズボン。リゾート系だ。ワーイこんな格好でまさかビジネスに向かうとは目の前のスッチーさんとて思うまい。シシシ・・・(人の裏をかいてやったという無意味な優越感の笑い)続く。↓↓クリックして応援
2013.08.30
コメント(0)

四万十に戻りました。出張に来ていつも思う。たまには四万十を離れ農場を遠くから眺めてみると極めて冷静に客観視できる、ということを。そして何故か旅の始まりにいつも同じ場所で、ある出会いがあり達観への入り口の役割を果たしてくれるのだ。その場所は何故か高知空港の中のわずか5、6畳程度の小さな書店。この旅も新刊しか置いていない小さなこの書店での出会いからスタートする。続きは後でレポートの中で徐々にお話して行こうと思う。だが、一つだけ言っておくとこの旅で僕はこの組織におけるある決断を下すことを決めた。その決断における選択はまだしていないが決断することだけは決めた。この決断はニワトリノニワが組織としてどこへ向かうかを左右するものとなるだろう。きっかけとなった小さな書店での出会いとは・・・↓↓クリックして応援
2013.08.29
コメント(0)

突然ですが、私の大好物は何でしょうか?・・・・・・・「オヤジギャグ!!」ちっがーう(怒)正解は、コレです。イカっす。つーことで僕は今上野に滞在中。なんで上野でイカなの?と思った方は悶々と僕がブログ更新するまで待つか、或は自分で調べてみるのが宜しいでしょう。では (オレってば、チョー淡白)東京ライフも今日まで。明日四万十に戻りまーす。(台風くんなよ)東京バイバイ (^_^)/
2013.08.28
コメント(0)

お久し振り。アグリフードEXPOは昨日で終わり。私が宿泊したのは今を時めく(?)お台場は有明の高級ホテルでした。多分単独に予約したら1万円以上のビジネスホテル。出張パックで格安なの。が、しかしそんな高級ホテルにおいてまさかの無線LANが使えず、折角シンドイ思いでPC持ってったのに使えませんでした。ンニャローま、たまにはパソコンやネットから解放されて21時とかに寝るのも良いものでしょう。という高級ホテルならでは深ーい思いやりを感じました。と、嫌味を言ってみた。だってお蔭で深夜に目がパッチリ覚めてしまい夜が白み始める頃にはぐったりダルダル。ダルダルメシアン化された状態で展示会に来場されるオジサマ・バイヤー達に笑顔を振りまいていたのでした。アチッさて、その展示会のレポートはまた改めて時間がある時に。しっかし、たまたまうちのお隣のブースの福岡のシャチョーさんがスゲーてきとーな人でオモロかった、ことだけをお伝えしておこう。僕も大概普段テキトーな人間だと言われるが僕の5倍はテキトーなスーパー・テキトー人間だった。ま、負けたゼ。いと悔しか。ところで、ただ今は実家で経営している陶芸店にいる。実家とお店は車で10分ほど離れている。お店といってもほぼ趣味でやってるだけ。入院中のオヤジも帰宅許可をもらって病院から連れてきた。今晩、妹とそのフィアンセが沖縄からやってくるらしい。
2013.08.24
コメント(0)

この数日とても忙しかった。それは明後日22日から二日間東京ビッグサイトで開催されるアグリフードEXPOに展示する準備をするため。今回ニワトリノニワでは初めての食品展示会への参加となるのでアレやコレやらを全部準備せねばならないからだ。曲がりなりにも前々職の商社では年間5回くらいは展示会に立ってプレゼン等々をやっていたので少しは要領が分かるつもり。カタログやらポスターやらディスプレーや陳列を全て考え、ちょっと仕事がレイトなお坊ちゃま君、麦わらのシリをひっぱたきながらなんとか今日までに準備を整えた。僕がブースを出すのは一般向けの広いブースではなく、チャレンジコーナーとかいう1/4サイズのちっこいスペース。だから余計に工夫が必要。なんつったって並サイズの展示スペースは94500円也もするのでとても手が出せやしない。僕の借りるのはサイズは1/4なのに何故かお値段は1/3という理不尽な価格設定となっている。だが、3万円で展示できるなら・・・という何とも出展者心理を突いたニクイ演出と言えよう。クソゥ因みに主催は日本政策金融公庫である。今朝。朝ワンコたちと自然の中を散歩してるとつくづくこの仕事はいいなぁと思う。趣味と仕事が一体化した感じ。ホンとはこれが自営業で家族で経営してればもっと楽しかろうと思うのだが・・・・次に繋がる誰か、或いは何か、のために今はもうちょっと組織で頑張らねばならぬ。さて。今日は黒潮町の米農家二軒から新たに飼料米が運ばれた。コンテナから先日A子が昨年の米を全部運び出した後、既に入っている新米が倒壊していた。のを朝から麦わらと米農家さんとで汗だくになりながら積み直したりしていた。今日もアツい。その後明日会場へ配送する荷物を整頓して持って行く資料やデータをノートPCに入れたりしてたらアッという間に夕方。平和な湯温泉同好会(何度も言うが勝手に命名した)のオッチャンらと今日は暑かったゾー、な挨拶を交わし帰ってからはヒヨッコたちとスイカ同好会の宴会。してたらまたアッちゅう間に日が落ちて行き、東から月がポンと出た。つい先ほどまで満月間近の冴えた月が雲間から大地を青く照らしていたのだが今は隠れ、天の恵みが静かに屋根を叩いている・・・暫く東京で仕事やら飲み会やらヤってきます。戻るのは来週半ば。父が入退院を繰り返している実家にも帰ります。ブログは元気ならホテルや実家から更新することでしょう。明朝出発します。では。↓↓クリックして応援
2013.08.20
コメント(2)

昨日の未明に屋根を叩く音がした。久しぶりに聴くその音にどれほど安堵したことか。目覚めると音こそしなかったが霧のような雨が天からゆっくりと降りていた。そして西の空を見上げると・・・レインボーだ。レインボーがボーボーだ(何が?)虹はあっちゅう間に消えた。雨もあっちゅう間に止んだ。地面が湿ったお蔭でかなり涼しくてチキンさんたちも喜んでお外で遊んでる。恵のアレだ。牧草が濡れている。その後は曇りがちで比較的過ごしやすい天候だった。暑さのピークは過ぎたな、と夕方日帰り湯でドカタのオッチャンらと挨拶した。雲の多い夕暮れ。日が暮れチキンさんが鶏舎に入った後、そっと運動場の扉を閉めた。夜、月が明るくなる頃には雲が晴れた。明日はいよいよその時だ・・・今朝は晴れ。昼前、午後からの予定を前倒していよいよその時がやって来た。チキンさんらの卒業式。今回は3代目と4代目の後藤もみじ。昨年の冬にケモノの被害が多かったので3代目を単独で廃鶏にせずに4代目と一緒にして飼っていたのだ。業者が3人来て途中休憩し、また麦わらとA子も手伝いながら3時間かけて完了。誰もいない鶏舎。今朝までコケコケっとうるさく鳴いたり、走り回ったり喧嘩してたのに・・・何度経験しても空っぽの鶏舎を見るのは哀しいな。雲の多い夕暮れ。日が沈むほんの少し前。ニューチキンさんらと一緒に寺尾さんからもらったスイカを食べる。チキンさんはスイカが好きらしい。赤い部分をあっという間にツツキとってしまう。お前らも一年後には・・・。人間に飼われなければ5年以上は生きたことだろう。だが、そもそも生まれてもいないのか。家畜ってなんだろ。農業ってなんだろ。生きるって、生かされている、って。↓↓クリックして応援
2013.08.19
コメント(0)

今日はこむつかしいことは抜きにして久々に写真でレポート。あさ。午前中。パートさんが悲鳴を上げるので見てみると・・・空ちゃんがウサギさんを獲ってきた。しかし、どこかで食べてきたのかクビがない。ヒェ~先週までに、今年もお米農家さんから早稲品種の飼料米がボチボチ届き始めた。だが昨年のお米が全部で90袋くらい残っている。今年のお米と混ざるといけないのでA子にコンテナに置いてあった昨年度の飼料米を全部飼料庫と倉庫に運んでもらった。ヘロヘロになっとるぞ~本日70袋弱をほぼ一人で運んだ。70×30キロ≒2トン弱。 大したもんだよ。さて、突然だが。とか言いながらちょろっとドアを作ってみた。キラーン☆第一鶏舎の運動場側用のドアだ。コレ、去年だかの台風の時に壊れちゃったんじゃなかったかな。あっちゅーまに取り付け。。コレは蝶番を使った開き戸。今回は壊れないように内側に引くタイプ。我ながら扉作るのうまいもんだ。しかも大工仕事がテキトーなもんで開口が斜めってたり歪んでたりするのに合わせてドアを作ってる。もうこうなったらボクは自分のことをドア師と呼ぶほかないな。オーダーメード扉承ります!ってなモンだ。ヨッ、大棟梁。さて、2日くらい前に浄水器が動かなくなってしまった。浄水器のメンテナンスなんてしたことないよ・・・と思い込んで販売元に連絡し代替部品を送ってもらった。でも、よく考えたら浄水器って言ったら熱帯魚飼ってた時の水槽につけてたヤツ、アレ浄水器って呼んでたような・・・てな訳で分解してみた。酷く汚れていた。ので水槽の浄水器と同様、フィルターを出して洗ってみた。もう一年半も使ったものな・・・・すると真っ黒い容器とばかり思っていたのが実は半透明であることが判明した。早速取り付けて動かしてみると新品同様に水が勢いよく出るではないか。ああ、これでオレは浄水器のメンテナンスもできるようになってしまった。ま、誰でもできるのだが。夜の第二鶏舎番の月にまぁまぁ冷たい水を汲んでやったら・・・月のプールにされてしまった。そーか、気持ちEか。夕暮れ。そろそろ月が太ってきた。来月はもう中秋の名月か。日も30分くらい短くなったものな。↓↓クリックして応援
2013.08.17
コメント(0)

暑いな。でも今日はこの一週間ほどで一番過ごしやすかった。ようやく気温が35℃を下回ったようだ。さて、今日は終戦記念日。昨日の夜、僕はNHKスペシャルを見ていた。その番組のタイトルは「従軍作家たちの戦争」内容は日中戦争及び太平洋戦争における日本国軍によるメディアコントロールの実態に迫ったもの。日本国軍は作家を戦争に駆り出し、軍にとって都合の良い一方面からレポートを書かせ朝日新聞に載せた。作家は文筆料で釣られていたらしい。そしてメディアにあおられていた当時の国民にもてはやされ、人気作家となって行った。今更言うまでもないことだけど、日中戦争は中国を植民地化し日本は戦争の勝者としてありとあらゆる無法を働いた。それはいつの時代もメディアから情報が削除される醜い部分なので僕らは余りよく事実を知らない。そのため、中国や韓国が未だに日本を嫌うことをちょっと不思議に思っているくらいだ。だが、注目すべきはあの時代から政府によるメディア戦略というものが存在したのだ。あれは昭和12年当時だからメディアが即ち文章であり作家そのものだったのだが、現在ならどうだろう。僕は間違いなくこの時代にはもっと巧みに政府は国民をマインドコントロールしているに違いないと思うのだ。テレビ然り、SNS然りである。エジプトで起きたアラブの春なんかも本当に民衆が起こした革命なのだろうか?或いは、陰で、アメリカが?石油に代わるエネルギーとして注目されているシェールガスがアメリカの地下に大量に埋蔵されているらしいね。うん、エジプト情勢が不安定でそういやガソリン価格上がってるよな・・・とか。我々が自分の意思で、ある社会運動に参加していると思い込んでいるものも、実は裏で戦略的に仕組まれ、つまり我々はマインドコントロールされているに過ぎないのかも知れない。ことを今一度疑ってみた方がいいかも知れぬ。理由や根拠も実は曖昧ながら消費税が上がるとか言われて特に緊急でもなかったのに慌てて車買ったりマンション買っちゃうような人、大胆金融政策が発表されてどこぞの株価が上がったと聞いて株を買いに走っちゃうような人、とか。大丈夫?日本がこれ以上経済発展したら世界は破滅する速度を早めるのは明らかだろう。ならば僕のように、「はぁ、アベノミクスだ? 安倍の耳くその間違いじゃね?」とか言ってる方が健全だとは思わんかね。はい。じゃ耳くそほじくりながら今日のレポート。今朝。最近朝の空気が埃っぽい。そして昼過ぎに必ず、西からゴロゴロ言いながら分厚い積乱雲がやってくる。今にも降り出しそう、と期待して待つのだが一向に降らず・・・という肩透かしを3日連続でくらている。今年は梅雨から雨がとても少ない。あろうことか雑草の代名詞、悪条件に強いはずのセイタカアワダチソウが枯れ始めている。それもそのはず。7月、梅雨明けしてからの過去の天気を見て納得。7月の高知の天気。6月は・・・カラ梅雨だった。雨が降らないから特に果樹は実が大きくならずに困っているらしい。そうだよな。午後遅く。寺尾さんがハウスで採れたスイカとキュウリを持ってきてくれた。スイカは直径40センチもある立派なもの。でももう秋の植え付けに備えてハウス内を熱処理によって殺菌消毒するから全部処分するらしい。農家は常に季節を先取りしている。予想と現実、原因と結果がそこにある。リアルとは何か。南方のベストポジションで低気圧が発生している。↓↓クリックして応援
2013.08.15
コメント(0)

本日も無事40℃越えました。四万十市は昨日観測記録を塗り替え史上最高の41℃を記録。今日で4日連続で40℃越えも記録更新中だとか。うん、このまま行くと12月頃には50℃越えるな。そして来年の今頃、オレはサウナに通う必要がなくなり、風呂代が浮く・・・しかし40と言えば。日本の食糧自給率が3年連続で40%に届かず昨年も39%。僕がはじめて食糧自給率に危機感を持ったのが2004年のこと。当時も自給率に危機感を抱くニュースが盛んに流れ政府も食糧自給率を10年で50%にするとか確かそんなデカいこと言っていた。だがそれから9年間も経過したが事態は更に改悪し自給率は1ポイント下がり39%になってしまった。だが、まだ日本人は食えている。だから一向に危機感が浸透しないのだろう。でもむしろ食糧を輸出していた大国中国が経済発展し、国民が急速に都市化して農地を手放し都会の住人になっているため食糧危機になりつつある のだ。更に、経済発展すると穀物中心の食生活から肉食へと遷移する。日本人もこの半世紀でアジアで最も早く肉食へと食文化を変えた。そうなると発展途上では主食であった穀類が家畜のエサへと流れることになる。そして食糧自給率を下げた。今、その変化は日本の人口のおよそ10倍の中国において急速に訪れている。人間の欲求は国境と人種を超越して共通している。グローバルに経済的な流れを見る限り次は東南アジアが資本主義の餌食となり、経済を発展させることは間違いないだろう。アジアの人口は中国とインドを除いても15億以上もあるのだ。この国々が経済発展を遂げ、肉食化し、農業人口を減らしたとすると・・・日本人は食糧自給率40%未満のままでいつまで危機感を行動に移さないつもりだろう。↓↓クリックして応援
2013.08.13
コメント(0)

昨日サウナで漁師のオッチャンが「日本一だとよ」と教えてくれた。そ、そんな情報要りませんけど・・・・だが本日は昨日を上回る最高気温で、なんと40.7℃!国内観測史上4位でございま~す♪って釜ゆで地獄かよ。まさに、死・満・都。 ハレルヤ、シマント☆彡でもボクは毎日サウナで100℃の灼熱地獄を30分以上も耐え忍んで嬉々としているからホンの40℃なんて涼しいモンだ、ゆで卵もできやしねーゼ。なんて、うそぶいておこう。あつっさて、暫く前の話になるが事務所兼飼料庫兼倉庫の増改築なカーペンター・ダイアリーを完成させてしまおう。じゃ、続きから・・・・あ、コレは新飼料庫の壁をやっつけてた所だった。8/3だったな。旧飼料庫の屋根に使われてた波板をリサイクルして切ったり貼ったりしながら壁を完成させた。次はドアだ。もう慣れたもんで30分でドア一枚くらいできるツーノ。飼料庫なのでエサの出し入れがしやすいように引き戸にせねばならない。ホームセンターで埋め込み式の滑車を買ってきてドリルでテキトーに穴をホジくって釘でトントンしておしまい。チョロイ。もちろんレールになるようドアの上下の枠はあらかじめ作っておいた。ひとまず、飼料庫も完成。どーよ、これ。廃材とか使ってるからキタネーしツギハギだらけだしロクな設計もしてねーから歪んでたりするけど、ナニカ?早速移転した。移転された側。ココは後で色々置かねばならないモノがあったりして一時的にほぼ空っぽ。7月の頭から始めて丁度一ヶ月で成し遂げた偉業は、○第一鶏舎の増築 ○倉庫と飼料庫の屋根改修 ○洗卵所の床と屋根改築 ○新飼料庫の移築 で、鶏舎40平方メートルとその他82平方メートルで合計122平方メートル分。大したモンやろ。しかも全行程一人だし費用は材料費だけのたった20万円足らず。もし大工に頼んだらヘタすりゃ200万コースだよ。エライわ、オレ。さて、僕は基本的に建築に釘は使わない。木ネジという木に打ちつけるネジを使う。理由は電動インパクトドリル(インパクト)で簡単に打ち込めるから単独作業ではこれは欠かせない。また、インパクトで一瞬で抜けるから改築する際も容易なのだ。てな理由からインパクトを多用しているのだが、先日2代目のインパクト様が退役なさった。このインパクトは農場を始める時、第一鶏舎を建設中に1代目が退役なさったのでホームセンターで1万ちょっとのヤツを購入して来たのだった。因みに初代は8千円くらいのホームセンターで一番安いヤツを実家のハウスを解体する際に購入。さすがにそのクラスのヤツはサラリーマンのお父さんが日曜日にちょっとイスを作っちゃうくらいにしか向いてない。つまりちょっと使ったらガタがきた。ブッシングという部品が簡単に摩耗して使い物にならなくなったのだ。次のはリョービの素人向けのヤツ。1万円くらいにしてはしっかり使え、第一鶏舎と事務所と第二鶏舎建設時に大いに役に立った。だが、いかんせん素人向けなのでバッテリーの容量が1300ミリアンペアしかなくて新品時でも一時間くらい使ったら空になった。その経験を踏まえ、三代目をネットで選んだ。メーカーはまたリョービ。スペックの割に安いのだ。今回のはバッテリーはリチウム電池で容量が3000ミリアンペアもあるので全然充電要らない感じ。よしよし、やっと玄人向けの道具を手に入れたぞ。こうなりゃ、絶対オレは家を自分で作る!飼料庫の床は一時ヒナ子の隠れ家に。アツいもんな、しまんと。↓↓クリックして応援
2013.08.10
コメント(0)

はちよん遠征もうちょっと続きます。8月4日のカウントダウンの翌朝。日曜日。僕は日本三大ガッカリの近くに宿泊していた。はりまや橋である。この橋は高知の民謡、よさこい節に出てくる国霊場31番札所の竹林寺のお坊さん、純信とお馬の悲恋物語の舞台として有名。よさこい節(高知県民謡) 土佐の高知の はりまや橋で 坊さん かんざし 買うを見た ヨサコイ ヨサコイ御畳瀬見せましょ 浦戸をあけて 月の名所は 桂浜 ヨサコイ ヨサコイ土佐の名物 珊瑚に鯨 紙に 生糸に 鰹節 ヨサコイ ヨサコイ孕の廻し打 日暮れに帰る 帆傘船 年に二度とる 米もある ヨサコイ ヨサコイわしの情人は 浦戸の沖で 雨にしょんぼり濡れて 鰹つる ヨサコイ ヨサコイ土佐はよい国 南をうけて 薩摩おろしが そよそよと ヨサコイ ヨサコイ純信とお馬は20歳も離れた恋愛とのことだから誰から見ても余程純粋な恋愛に見えたから悲恋の物語として語られるのだろうか。よさこい、というのは本来 夜さ来い の意味らしい。民謡で夜が来ればいいなんて謳うことから、なんとなく抑圧された空気を感じる。この民謡の作られた時代は龍馬の生きた時代と重なる。つまり土佐藩には上士と下士に分かれた武士の階級制度が存在していた。土佐藩は1600年の関ヶ原の戦いにおいて、長年統治していた長宗我部氏が破れ代わりに徳川派の山之内家に君主が交代する。このため土佐藩の長宗我部派の武士は下士に位置付けられ新たにやってきた山之内家の武士たちが上士として大手を振り下士たちは虐げられた。龍馬やその後の自由民権運動に繋がる板垣退助らが生まれたのは、よさこい という民謡に代表される抑圧された空気があったからこそに違いない。作用と反作用。バネが縮むように。抑圧があるからこそ反発するエネルギーが生まれる。抑圧する側を悪としがちだが、実はそのどちらも時代を変えて行くには必然だと僕には思えるのだ。運命論を信じるのであれば、ロールプレイングのゲームのように僕らは同じ時代の敵になったり味方になったりを繰り返しているだけなのかもしれない。だから今敵だと思える相手を抑圧するというのはもしかしたら自分自身を抑圧しているのと同じなのではないだろうか。宇宙には時間が存在しない次元もあるのだ。それをある人は魂の世界と呼んでおり、コチラの世界と逝ったり来たりしているのかも知れぬ・・・・さて、朝遅くホテルを出て僕は昨夜訪れた西岡さんの家を目指して歩き出した。肩には久しぶりに遍路の時のザックを背負っている。それだけでワクワクする。人通りの少ないはりまや橋商店街をゆっくりと歩いてゆく。材木町とある水路に出た。水がとてもキレイだ。この水路は道路でいう私道らしく、関ヶ原の戦い後の城下町建設時に材木を集めるために私費で作った。その見返りに木材販売の権利を得て、ここに製材屋や大工たちが集まって住んでいた。とか。いつも高知に来るのは車で来るのでおっきい通りをブンブン通り過ぎてしまうのだが、歩くと歴史を振り返りながら哲学的思考を楽しめる。やっぱり歩くのはいいな。で、西岡さんに連れて来てもらったのは綺麗なガーデン。その先にガラス張りの建物がある。僕は英国のように綺麗に整備された庭園に価値を見出していないのでなんとも思わないが、好きな人はこういうのは好きなんだろう。建物の中にはこれまた梅原さんが手がけた新聞バッグが飾ってあった。見た目は綺麗で良いと思うのだけど、新聞バッグって使うから価値があるような・・・ともかく。西岡さんがこの日ははちよんカフェとかいうのをやるとのことで連れてきてもらったのだ。まずは炭を準備。次、マメ。炒る前のコーヒー豆ってば真っ白け。炭に火がついたようだ。だが、ボクのハートには火がつかない。(なんのこと?)土佐備長炭で焙煎中。まるでコーヒー豆が「はちよーん」って言ってるみたいだ。因みにサラリーマンは「シチサーン」だ。あ、古いのかそれは。現代はアシンメトリーか。猛暑の中、額の汗をぬぐいながら赤外線と対面すること15分ほど。ようやく焼けたゼヨ。おお、いいお色だこと。ガリガリと挽きます。無言だが胸のTシャツがやはり何かを主張している。入れますわよ?じぃや~ん。炭火焼コーヒーなり。泡までキレイに見える。ああ、この泡には西岡さんの額の汗が溶け込んでいる・・・ん、それは美味しいのかな?いや、美味しかった。というか、これがコーヒーなんだと認識を改めた。炒りたてのコーヒーってこんなに香ばしいんだ。全くの別物。きっと僕が今まで飲んできたのはコーヒーっぽい何かだったに違いない。UCC味のコーヒーってことだ。ウーシーシー、コーシーシーだ。昼から南国インターの北側の山の中、奈路へ。昨夜来ていた川村さんという里山と一体で生活している農家の暮らしを山歩きしながら見せてもらう予定だ。だが、山に入った途端に豪雨とピッカピカの雷でフロントガラスの視界が覆われてしまった。暫く車の中で昨夜の寝不足を解消させていたが一向に回復せず、とりあえず川村さんの家でお茶を頂きながら話を伺っていたらあっという間に僕が乗る電車の時間に。その時の写真はないのだけど、川村さんとは昨夜の西岡さんちのガレージで結構話した。そして、ボクの実家辺りで意外なつながりがあることが判明し、とても親近感がわいた。ま、その辺りはまた話す機会があるかも知れないし、ないかも知れない。ガレージで七輪を囲む川村さん。僕が子供の頃に見ていたあのリッパな家は川村さんの友達の家で、実は・・・という30年来の真実。きっと川村さんとはまた会うことになると思う。↓↓クリックして応援
2013.08.06
コメント(2)

昨日。はじめてアンパンマン電車に乗った。だが、僕は乗車後二時間眠り続けた。その日の目覚めから喉が痛くて少しダルかったのだがリミットが迫っているため大工仕事も進めねばならず、汗をかきながら休まず働いた。そして午後遅く。特急に乗り込むと同時に市販薬をある方法で服用し効果を高めて二時間の眠りに落ちたのだ。お蔭で二時間後にはだいぶスッキリしていた。降りたのは南国らしいソテツ並木が続く、高知駅。本日8月4日の、はちよんの日の前夜祭に呼ばれていた。はちよんと言うのは梅原さんが手がけている84プロジェクトのこと。以前も説明したけど高知県の森林率が84%で全国一位。という一見ド田舎のマイナスイメージを覆えして楽しもうというコンセプト。千葉出身の僕は子供の頃から森林や山のある景色になんとなく憧れており、84%という数字にマイナスのイメージは全くわかない。僕はむしろその84%という数字に人間としての満足度みたいなものを重ねている。樹木は酸素を排出し、殺菌作用と人間にとっては健康と癒しや安らぎの効果を持つフィトンチッドを提供してくれる。これが人間本来の満足度でなくてはウソだ。残りの16%がコンクリートで土を塗り固めた都会的な満足度だとすれば、そんなものは切り捨ててもいいはずだ。アロマブームなんて森林があれば不要のものだ。さて、はちよんの前夜祭。この日の夜にゼロ時を迎えるカウントダウンをおこなうということだったが、その前に一次会をやろうと土佐備長炭で有名な西岡燃料の西岡さんに誘われていたのでご自宅のガレージへ。七輪で野菜やメヒカリという高級魚やらイワシやら持ってったニワトリノニワのチキンを備長炭で焼きつまみながら冷たいビールをいただいた。体調はだいぶ良い。19時から二時間半ほど一次会をやって22時から前夜祭を行う飲み屋さんへ。梅原さんをはじめ中々面白いメンバーが集まっていた。そして零時をカウントダウンで迎え、乾杯。正直風邪を引いて体調が優れず少しシンドかったのだけど、参加して良かったと思った。梅原さんの周りに集まるメンツはある一定の方向性が感じられ、その波長みたいなものをお互いが感じ取り集っているように思う。そう言えば。森林の樹木も実はお互いに何らかの方法でコミュニケーションを取り、そのポジションを意志の疎通によって決めているようだ。という論文を読んだ。今の科学では証明されないテレパシーみたいな意思伝達の方法がきっとあるはず。とか言うと全く理系っぽくないのだが、素粒子レベルでは人間の観測するという行為が実験結果を変える。ことは物理学的事実なのだ。つまり人間の意志が物理的な作用を及ぼす、という解釈も可能なのだ。高知の夜にまた同じ波長の仲間に引き寄せられた。↓↓クリックして応援
2013.08.04
コメント(0)

先日のベンチャー育成なんとかいう県の支援事業の結果だけど・・・無事通ったという連絡が早くも昨日あった。これで経営について考えてくれる優秀な人材ゲッツ!しかも、タダ。例の緊急雇用対策とかいうウサンクサイ事業なんかとは比較にならないほど強力だ、と思う。緊急なんとかの方は審査や報告が非常に甘くて知り合いに頼んで人材を雇ったように見せかけて営業費用に充てたりパソコン買ったりしてる会社が多いらしい。なんともヒドイ話だ。地方に来て僕はこんな現状を目の当たりにして居ても立っても居られない心境だった。で、またこんなことを言うと3年前みたいに目の敵にされるかも知れないので今回は小声で叫んどこう。「都会のマジメなサラリーマンのみなさ~ん。地方ではみなさんが一生懸命働いた血税が湯水のごとくジャブジャブ捨てられてますよ~」あら、フォントの大きさ間違えちゃったな?ともかくね、国がくれる金だと思うと誰かに浪費されるくらいなら自分が浪費してやろうと思うらしい。僕は首都圏でたんまりと税金払ってたから他人事じゃないの、コレは。さ、気を取り直して昨日のレポート。あさ。さて、現状包装資材などを収納している倉庫の壁を引っぱがしちゃう。ベリベリっと。しかし、暑い。最近また雨が一滴も降らないので気温は上昇を続け、昨日も今日も鶏舎は40℃を越えた。チョーあち。チキンさんも一羽もお外に出てきやしねぇ。さて、お次は床だ。ずっと前、多分1年前に購入してた4メートルの柱が3本あったのでこれを床を支える根太に使うことにした。めんどくせーから針金でぐるぐる巻きにして固定。案外頑丈だよ。重さがかかるだけだしね。更にパレットを並べる。手前側はそこらへんの廃材をテキトーに並べて行く。最終的に、どんだけ~ってくらい並べた。あ、コレ古いな。規則性がありそうでそんなもんは全くない。なんとなく床全体が支えられるイメージで並べただけだ。そうさ、俺が元祖テキトー人間。テキトーB男なのさ。あ、ボンジュール♪この日は並べておしまい。本日。なんともう8月だ。月初のアレやコレのデスクワークをこなし昼前から昨日の続き。並べただけの骨組みを木ネジで固定して行く。じゃーん。こんな感じ。その上に床となるコンパネを載せて固定。かんたん、かんたん、すかたん。うん。お次は壁ですな。上と下に壁の下地の木材を固定したところであっけなくタイムリミット。今日も鶏舎は40℃越え・・・あ、そういや8月に第8回アグリフードEXPO東京に出展するため東京逝きが決まったのでどうしようもなくヒマな方は池田と飲みませんか?前回、5月の時のメンバーも何人か参加してくれるようです。<テキトーB男を囲む会>○ 日程 8/23 18時かそこらへん○ 場所 新宿辺り○ 参加資格 テキトーでも怒らない人○ 参加方法 こちらのアドレスinfo@niwatorinoniwa.com(池田)まで直接ご連絡ください。ご参加お待ちして舛添要一 ぴかっ (なんのこっちゃ)↓↓クリックして応援
2013.08.01
コメント(0)
全13件 (13件中 1-13件目)
1


