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先日のこと。4月に梅原さんが出席したコウカイキカクカイギの懇親会で会ってご挨拶をした84プロジェクトの理事、西岡さんから分厚い封書が送られてきた。厚い上に、重い。西岡さんは先月にニワトリノニワにも立ち寄ってくれたことがあり、ボクのこのイカれたブログも読んでくれているとのことだった。と、言うことは。もしや僕のブログのファンになっちゃったりして・・・・池田クン、キミのブログおもろいから現金で100万円あげるよ、な感じで札束とか入っちゃってるんじゃないの?ひひひ、シメシメ・・・と、ニヤニヤしながらまるで巻物のように包まれた封を開けてみると・・・はちよーん とか書いたステッカーが出てきた。おかしいな、僕が探してるのはある人物である。「福沢諭吉さま。迷子のおじさんが丘の上でお待ちです。至急一階サービスカウンターまでお越しください。」ピンポンパンポン と、呼んでも来なそうだ。いやいや、ぼ、僕はお金なんか要らないんだから、ちょっとしか要らないんだから・・・あ、因みに84プロジェクトってのは梅原真さんが、森林率84%で全国一位の高知県の林業を盛り上げて行こうと立ち上げたプロジェクト。いいねぇ、森林率トップなんて。空気が、ウマいっそれを知って以来この二年くらいは84のナンバーを色んな場面で選択するようになった。例えばいつも行く日帰り温泉の下足のロッカーの番号はいつも84番だ。たまに84番が空いてないと、オマエにナニがわかんねん、と意味不明な不満を心の中で呟いている。さて。数字の話で思い出したんだが、今日ネットのニュースを見てたらこんなタイトルが目に止まった。「自己啓発ビジネスの餌食になる人々…夢実現のために、能力や資格より大切なこととは?」この中で夢を語るタイプを3パターンに分けている。1.逃避タイプ 2.錯覚タイプ 3.恋愛タイプ逃避タイプは夢を口実にして現実を逃避しようとするタイプ。錯覚タイプは夢を描くには描くが何もしないタイプ。もちろんこれら二つのタイプが夢を実現しないのは言うまでもない。そして恋愛タイプだけが夢を実現できる。恋愛タイプ、というのはやりたいことが好きの延長にある人。四六時中でもその夢のことを考えられる人。ちょっと気になったので夢を実現する確率をサクッと調べてみた。「子どもの夢 実現の確率」1.野球選手(2020人に1人) 2.サッカー選手(999人に1人) 3.医師(3人に1人)4.研究者(4人に1人) 5.大工(1人に1人)1.ケーキ屋さん(13人に1人) 2.幼稚園の先生(4人に1人) 3.芸能人(74人に1人)4.看護師(1人に1人) 5.デザイナー(16人に1人)この数字はなりたいと思った人の内、夢を実現する人の割合なので意外と分母が小さいように思えるかもしれない。僕が見てきた中でも確かに一番目の逃避タイプと二番目の錯覚タイプが多い気がする。現状とは異なる壮大な夢や、いつかは田舎で農業を、なんて口にするサラリーマンは案外いる。でも、そのために今何かをしている人はほぼ皆無だ。脱サラ就農とかを口にするヤツの多くが人間関係が苦手な逃避タイプである。自分のことを話して恐縮だが。僕は日本の自給率を懸念して子供や孫たちの代が安心して食べられる社会を創ろう、と農業を考えてから脱サラ就農した先輩の本やら何やらを片っ端から読みまくって情報を集めた。そして当時の僕ではまだ未熟だと判断し、高学歴・高収入をアッサリと捨ててシンドくて安月給(それまでいた業界に比べて)の小売業に転職。モノを売ることと経営について学び、そして自分で決めた3年間の修行を終えた。それから今度は全国の農業法人やら自治体の就農支援などへ出向いて生の情報を集めて行く。また一年が経った。その間に素人ながらホームページを立ち上げ、どんな田舎に行っても全国相手に個人で商売できる窓口を開き、いよいよ高知へ・・・ま、こうして今がある訳だけどまだ夢が実現しているとは思わない。農業で食ってくのが夢ではなくて食糧自給率の改善やらみんなが幸せになれる社会の実現が目的である。皆さんの中にも現実とは異なる夢を持ってる人は僕と同じ年代ですらたくさんいると思う。でも、僕が思うに夢を実現する人はなんの疑いもなくそれを実現する方法を模索し、一歩踏み出す勇気を持った人である。僕が好きな映画「マトリックス」の中で、後に救世主となるネオがまだ自分にその自覚がない時に占い師に言われた言葉がある。「救世主であるということは、恋することと同じ」みなさんもいい恋ができるといいですね。因みに大人の69人に1人は社長になれるそうです。かなりヘタレですが、一応僕の持ってる数字は1.45%のレア、ということですね。↓↓クリックして応援
2013.06.30
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なんか、説明下手くそでごめんなさい。前回までの遺伝子組み換えやら現代農業の問題点やら、やはり難しくて良く分からなかったみたいですね。昨日麦わらにあのブログの内容、分かったかどうか訊ねてみたら、よく分からなかったとのこと。そうだよな・・・・やはり見慣れぬ単語が連なっていると文字での説得力には限界がある。だから、ビジュアルで説得するしかないのじゃないだろうか・・・・というのが僕が絵を描こうと思った理由。絵なら瞬時に伝わることを文字ではまるでデジタル信号のように0と1でしか伝えられない。誤解があるといけないので補足しておくけど、僕は遺伝子組み換えやF1交配種とかそういう技術を擁護している訳では決してない。そんな効率重視の技術を使ってしか自分らが食べ物を確保できない現代社会が、あり方としておかしいと思っている。だからとても高価なのだけど、ニワトリノニワでは遺伝子組み換えでないエサを使い続けている。だって理想は顔が見える親しい友達だけの食糧を大切に作って喜ばれたいと思うもの。もっと効率悪くあれ。その分、手間と心を込めて。さて、久しぶりに数日分のレポート。昨日少しだけ晴れたけど、相変わらずの梅雨空が続いている。夏向けの卵の写真を撮ろうと1週間前から麦わらと話していたのだけど、一向に晴れないので雨の合間にスタジオ・チキン開設。卵のせソーメン。やっぱし暗い。麦わらにキャッチコピーを考えてくれと言われたので「こってり・サッパリ」と答えた。暑くてスタミナが無くなる時期だけど、サッパリしたソーメンにコッテリ濃厚な卵黄を載せてコッテリ・サッパリ・ツルッと召し上がれ。撮影会の後はみんなでソーメン&ウドン パーティ。ソーメンの代わりにうどんバージョンも撮影したんだ。⇒⇒⇒⇒先日のこと。このブログで以前宣言してたように、ニワトリノニワ社員の個人面談を行った。キミ、そこに座りたまえ。二人とも何言われるんだろ、とはじめは顔が引きつるくらい緊張してた。バカだな。ヒドイこと言う訳ないじゃん。僕が面談を行った理由は問題点を洗い出すこと。3ヶ月も働いたらきっとこの職場の問題点や不満が出てくるだろうと思ったのだ。そして早めに問題点を把握しておくことで僕は彼らに意欲的に働きやすい環境を整えてやることができる。そんな意図だったのだけど、個人面談=お説教タイム とこれまでの経験から思ったのだろうか。まともな経営者が現在ほとんどいないことを残念に思う。経営者である僕にはこの会社を使って実現したいことがある。その実現のためには手伝ってくれる人が必要なのだ。だから社員は僕の理解者であり協力者であって、奴隷ではない。と、考えて面談したのだけど、彼らから不満や問題点は出てこなかった。それは僕の至らぬところ。積み重ねて行く内にもっとオープンに会社の問題点を指摘できる環境を整えて行こう。彼らが遠慮して口を開かないので僕からニワトリノニワの現状について包み隠さず話した。そうしたら翌日。麦わらが卵の営業について自分のこととして考えよう、と営業会議を開いてくれた。僕の目に狂いはなかった。二人ともこの会社の存続を真面目に考えてくれた。ねぇ、3年先・・・5年先・・・10年先・・・20年先・・・30年先も。みんなが笑いながら働ける場を創って行きたいよね。そんな方針を貫いている限り、きっとこの農場は誰かを笑顔にし続けることができる。そんな確信があった。まだまだ暗い梅雨の空が続くのだけれど。↓↓クリックして応援
2013.06.28
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さぁ、みなさんついてキテマスか?と、若干引き気味な空気を察していながらにして知らんプリして先に進んじゃいましょう。理解できない方は自分を余り責めないでくださいね。皆さんの頭がAFOなのではなくて、僕が説明ヘタっぴ岬なだけですから。さて、前回みたいな交配の説明は自分で絵を描きながら読んでみるととても分かりやすくなります。AとBの株を丸とかで描いて家系図みたいなのを書いてみたらいいです。段々AとBがアフォとバカの頭文字に思えてきて、アフォ家とおバカさん家の壮大かつしょーもない家系図ができあがれば一抜けですゾ!じゃ、ともかく先に進めましょう。本日は現代にはびこるF1交配種の話を引き継いで、現代農業の問題点を考察してみます。きっとこれまでで一番分かりやすい話になりますよ。あ、一点だけ補足として。遺伝子組み換え作物で話題のモンサント社が販売してるラウンドアップはベトナム戦争でジャングルからゲリラを締め出すために使われた枯葉剤です。だからアメリカ政府との癒着も疑われるし、そもそも戦争に使用されただけで批判が生まれるのは仕方ない流れかも知れぬ。でも。遺伝子組み換えが何なのか、またF1交配種がなんなのか、正確に理解しないで誰かが言ってることを鵜呑みにして批判するのはとてもカッコ悪いと思う。自分の目で見て自分の頭で理解し自分の知性で考えて判断する。その癖をつけないと、ちょっと賢くてズルい誰かの言いなりに、操られてしまいかねない。それは、危険だ。はい。前回の終わりに、なんでこんなにF1交配種がはびこっているのか?という疑問を残しました。それは・・・それは我々が、良質な実、収量が多い、病虫害抵抗に優れる、というF1交配種でなければなしえない特質を農業に求めているからです。つまり、多収穫でかつ病害虫に強くなければ現代の農業は成り立たないということ。これは文明の発展と共に一次産業従事者が減ることに起因する。現在の日本において、僕ら販売農家数(耕地面積30a以上または農産物販売金額が年間50万円以上)は一体何人分の食糧を養っているのか?これは比較的簡単に計算することができる。日本の人口13000万人・販売農家118万・カロリーベースの食糧自給率40% なので、13000×0.4÷118≒44.1人分 となります。一農家当たり44人分の食糧を生産しなければならない。食糧自給率がほぼ100%だったといわれる昭和20年くらいで4人分、江戸末期で1.5人分らしい。現代の日本人はいかに僕ら農家に食糧生産を頼っているかがわかるというものだ。これを良い言い方では集約的になった、と呼ぶらしい。う~ん。しかし一農家当たりで生産すべき農作物の量が増えたことで、機械を使わねばならず地球を汚染するわ、手におえない面積で栽培せざるを得ないので病害虫を防除するために農薬をジャバジャバとぶっかけねばならなくなったのだ。そして、作る人と食べる人が離れてしまった。このため食糧を工業製品のように見るようになり、安心安全より見た目の良さが重視されることになる。だから、遺伝子組み換えやらF1交配種やらが農業の現場にはびこってしまったのだ。故に。遺伝子組み換えがどうのこうの、F1交配種がどうのこうのと難癖つけるなら、アナタが農業に加わって農業人口を増やしてください、と言いたい。遺伝子組み換えだってF1交配種だって必然性があるから生まれたんだ。即ちみなさんの職業選択とスーパーマーケットでの選択の結果として生まれて来たものなのだ。それを今更アブナイとかオッカナイとか言うなら自ら農業従事者となって安心安全な食糧をバンバン生産したらいい。ただし、安心安全な農産物は生産するのに手間=コストがかかる上に宿命として生産量が少ない。だから。僕が今とても苦労しているように、スーパーに並んでるモノの値段より遥かに高くなるから、ほとんどの流通から、相手にされないけどな。でもさ・・・・ 誰かがやらなくちゃ!!「遺伝子組み換え作物とF1交配種とモンサント社と現代農業と」 完↓↓クリックして応援
2013.06.26
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はい。じゃ、今日はF1交配種から考察してみます。遺伝子組み換え作物とF1交配種を混同して捉えている方が多いようなので簡単にその関係を改めましょう。まず、F1交配種とは。雑種第一代とも呼ばれます。つまりAという品種とBという品種を掛け合わせて作られたのがF1交配種です。あくまでも一番(一代目)なことが大事であって二番じゃ駄目なんです。と、いうのも雑種の一代目の中にはそれぞれの系統の優良な遺伝形質が受け継がれる、雑種強勢と呼ばれる優良な遺伝子だけを受け継ぐものがあるからです。人間で言うハーフは、美人、或いはイケメンで頭が良く、更に運動神経も優れているというスーパーハーフを産むということです。農作物で言えば、良質な実、収量が多い、病虫害抵抗に優れる。というような優れた性質の種ができる訳です。この雑種強勢の原理を利用したのがF1交配種であり、その交配するのに利用される仕組みが雄性不稔の系統ということになります。逆に、雄性不稔の系統を使ってF1交配種を作成するという言い方が分かりやすいかも知れません。この辺りはちょっと難しいのですが、雄性不稔というのは突然変異によってオシベが機能しない株を言います。植物は自家受粉してしまうものが多いので、AとBの品種を並べて育てると、できる種はAだけの遺伝子を持つもの、Bだけの遺伝子を持つもの、またAとBの遺伝子をもつもの、ができます。これだと3番目の両方の品種の遺伝子を受け継いだものだけが雑種強勢の種である訳で、それを両方の株でできた種から探すのは無理というものです。そこで、Aの品種にオシベ=花粉が機能しない雄性不稔の系統を使う訳です。すると、Aの側の花粉は機能しないのでAに実る種は自家受粉の種はあり得ない。即ちAに実る種は全てAとBの遺伝子を受け継ぐ雑種強勢の種である、ということになります。これで選別不要でF1交配種の種が簡単に手に入る訳です。そして、この雄性不稔のF1交配種を利用して作るのが遺伝子組み換え作物なのです。Aの雄性不稔の品種に除草剤耐性の遺伝子を組み込んだBの品種を掛け合わせてやればAに実るタネは全て除草剤耐性遺伝子が組み込まれた種である。ま、ちょっと難しかったかも知れませんがF1交配種と遺伝子組み換え作物は全く別の問題で、遺伝子組み換え作物=不稔性の種子=現在販売されている種のほとんど全て。と言えます。不稔性は優れた作物を産むための犠牲的性質であって遺伝子組み換え作物だけに見られる汚点ではないのです。因みに、このF1交配種を作出するという現代農業の最も優れた技術は農業全般に応用されており、我らがチキンさんたちもほぼ100%がF1交配種です。残念ながら地鶏と言われて販売されているものもほとんど全てがF1交配種です。もっと言えば人類にとって主食となる穀類(大豆・トウモロコシ・小麦・米)なんかは世界的に見るとほぼF1交配種です。なんでこんなにF1交配種がはびこっているのか?このことは次回現代農業の問題点として考察します。難儀でスマセン・・・・zzz↓↓クリックして応援
2013.06.25
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前回取り上げた遺伝子組み換えの話。関心を持ってくださった方が多く、意識の高さがうかがえます。いいぞ、ビバ・ニッポン!で、ご意見など頂いた中で遺伝子組み換えの問題を複数の問題をごっちゃにしてるケースが多いなぁと感じました。そこで曲がりなりにも大学院にまで行って生物をみっちり学んだ私が、今回は遺伝子組み換えにまつわる四つの問題について考察してみたいと思います。あ、自分でハードル上げたような・・・題して、「遺伝子組み換え作物とF1交配種とモンサント社と現代農業と」んん・・・か、堅い!さて、表題の通り遺伝子組み換えの問題には四つの問題が内包されていると思われる。まずはその内現代農業以外の三つの関係を改めてみる。遺伝子組み換え作物で最も有名なのは除草剤ラウンドアップ耐性のラウンドアップレディと呼ばれる除草剤で枯れない作物。これを開発しているのが世界の独占的種苗会社であり、かつまた除草剤メーカーであるアメリカに本社を置くモンサント社。つまりラウンドアップとラウンドアップレディが世界中でバカスカ売れてる訳だ。従って競合によるやっかみも激しいと推測する。これがモンサント社が色んなところで目の敵にされている大きな要因だと思う。三つの関係が分かった上でそれぞれの問題を挙げてみよう。まずは遺伝子組み換え作物の問題点。遺伝子組み換え作物の明らかな問題の一つは、作物は密閉空間で栽培する訳ではないので自然界の植物との交雑が起こるのではないか?ということ。例えば世界中で自生しているアブラナだが、栽培されているアブラナの内遺伝子組み換え作物は30%にも及ぶ。もちろん自生している品種との遺伝子組み換えが起こると考えるのが自然だ。ただ、モンサント社の遺伝子組み換え作物は除草剤耐性を持っており、通常ラウンドアップをドバドバぶっかけながら効率よく雑草を枯らして栽培するため自生品種はお陀仏なさっている可能性が非常に高い。でも、可能性がゼロではない。と、言っておく。更に遺伝子組み換え作物の大きな問題点がある。それは自然界はどんな環境にも生き抜くたくましさを持っており、それこそぺんぺん草も生えやしないラウンドアップに抵抗性を持つスーパー雑草が出現し、大問題となっているのだ。4年前のクローズアップ現代で取り上げられていたのを僕も当時ブログで紹介している。一番目の自然界の生物に除草剤耐性が入ってしまう問題は僕はそれほど心配しなくても良いのかな、と思っている。何故なら自然界にラウンドアップなんてないのだから。みんながラウンドアップを使わねばイイだけの話。自然界に人口の遺伝子が入り込んでしまう危険性をピックアップするヒトもいるけど、そんなものは人類が農耕を始めた大昔から起きている問題である。即ちその昔人類は美味しい実がなる稲という作物が河原に自生しているのを見つけた。その種を取って村の近くの水田で栽培し、より美味しいモノ、たくさん採れるモノ、病気に強いモノを人間が数千年に渡って選抜して行った。この時点で稲は自然界で自生しているものとは全く異なる遺伝子が人工的に選別された訳で、それが近くの自生種と交雑していたと考えるのが自然だと思う。遺伝子それ自体はどんな遺伝子でもアデニン・グアニン・シトシン・チミンの4種類の核酸という物質からできているので、どんな遺伝子でも食べて害があるハズがない。あとはその遺伝子から作られるタンパクがどの程度ヒトにとって害があるのか。前回紹介した映画の元となった実験が真実かどうか。たとえ除草剤耐性のタンパクに毒性があったとしても、恐らくその実には耐性タンパクが含まれないとは思うのだが・・・・この辺りはラウンドアップに関する論文を読まねば明確には分からぬこと。今回の映画で行われた実験結果の論文が未だ審議中であり、有毒性物質が検出された訳でもないのでなんとも言えないところだ。さ、眠いので一旦切ります。お次は「F1交配種」について。ぬぁぁ、もう何書いてんだかわかんね・・・・・zzz↓↓クリックして応援
2013.06.24
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先月末のこと。普段はあんまりチェックしないヤフーのニュースを眺めていたら、あるタイトルが気になってクリックしてみた。そしてその内容に衝撃が走ったのだ。タイトルは、映画「世界が食べられなくなる日」の衝撃内容、というもの。人口増加と異常気象とかで近い将来人類は未曽有の食糧飢饉に陥るであろう、的な内容を予想していたのだが実際はもっと衝撃的だった。その内容は、「モンサント社が開発した遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けたラットに腫瘍が多く発生した」 のである。これが事実ならエライことだ。これまで遺伝子組み換え食物は除草剤耐性を持つという特徴があるだけで食べて毒であるという事実はなかったはずだ。遺伝子組み換え食物としてメジャーなのはトウモロコシ・大豆・菜種である。この3品は日本でも結構多くの食材に紛れ込んでいる。表示義務がある食品では納豆や豆腐・味噌など。つまり結構身近だ。だが、ほんとにオッカナイのは表示義務がない家畜飼料である。これらは価格の都合によりほとんど遺伝子組み換え作物なのだ。特に一般的な養鶏で鶏さんのメインディッシュであるトウモロコシはほぼ遺伝子組み換えといっても過言でない。うちの場合は開園当初から非遺伝子組み換えのトウモロコシと大豆(カス)を使っており、現在トウモロコシは止めて黒潮町のウェインさんらが作るお米に100%切り替えている。と、宣伝したところで。このニュースの内容を隣の健康ヲタク、麦わらクンにおせーてあげた。すると、彼はこの映画のことを既に知っており、7/6に四万十市の中央公民館で自主上映されるという情報も持っていた。更に、あろうことか前売りチケットまで持っておりその場で僕はお客さんになってしまった。トホホ・・・・さて。言いたいことはここからが本番。映画の公式ホームページまで調べて読んでみたらいつものように「なんとなく違和感を感じた。」ニュースでは中立を保つためかモンサント社という名前が意識的に削除されていたのだが、公式ホームページでは悪の権化のような扱いでモンサント社の批判になっている。ああ・・・わかったぞ。グリーンピースとか、ボクちゃんみんなのためにEことしちゃってるモン、な団体にありがちなある組織を悪に見立てて過剰な攻撃を正義のタスキをかけて攻撃するヤツな。ユング心理学でいう、シャドーの投影。社会的道徳的理性によって潜在意識下に抑え込んだ本能的な自分自身の欲求、がシャドー。この自分の潜在意識の影を映画のスクリーンのように他人に投影すること。こういう人たちは正義の元に戦争を起こす可能性が高い。戦争ってのは例外なく正義のタスキかけて始まるって、知ってた?ともかくね。僕はこの映画と研究者がきちんとした再現性のある実験を行ったのかどうか分からぬ。きっと映画を観ても分からないと思う。恐らく見方が偏っている。だが、事実の一つとしてこの実験に対する科学的事実が批判されていることも頭に入れておく必要があるだろう。もし仮に、この実験が偏った思想の元に行われたのでないとすれば数年内に遺伝子組み換え作物の中から腫瘍を引き起こした物質が特定されるハズである。これはよく麦わらに話しているのだが。念のため自然食品やら有機やら環境保護やらスピリチュアルやらが好きな人たちに言っておく。自分たちが信じているようなことに正義はない、断じてない。人の命を守るのが正義というのは人間から見た視点であり、人間が金儲けのためにお互いに殺し合って数を減らしてくれれば人間以外の生命からすれば大歓迎なことだろう。分かるかね?地球は、宇宙は、人間のためだけに存在するのではない。全てのことに対して全方角からの正義、宇宙的な正しさなんてないのだ。正しくはないけど、だけど人間に生まれているからどうしても人間の命を優先的に考えてしまう、という自覚が必要なんだと思う。正しい、と思い込むことは戦争につながる危険な思い込みである。一方向からだけ見ていてはならぬということ。全方位からその対象を見てみれば、結論は必ず異なり、理解が生まれる。本日も卵をデッサンした。この、一個の卵を見つめながら。同時に僕は宇宙を見ている。↓↓クリックして応援
2013.06.22
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不気味なほど静か。台風が接近してます。四国の他県や高知県の他の地域は結構雨が降ってるらしいけど、何故か四万十は不思議なくらい静かで穏やか。風も今ほとんど吹いてない。雨雲の様子を見るとこんな感じ。赤い○が四万十。雨雲が避けているように見える。何故だ?もしや、オレのハンドパワーが今年になってようやくモノになってきたのか。か~ め~ は~ め~って、それハンドパワーじゃねーぞ。ともかく、今日はまだ一度も土砂降りになってない。ニュースで高知の東部が土砂降りとか言ってるけど、まるで実感がない。ところで最近、近場だけど色んな場所に行く機会があった。ある時は岬へ。ある時は海へ。ある時は小高い丘の上へ。そしてお寺へ。丘の上からニワトリノニワの方を眺めていた。あの焼却炉の煙突が目印になるのですぐ分かる。そういや、まだ一度も言ってなかったけどうちの近くにある焼却炉は9年くらい前に運転を止め、四万十市の焼却場は今では遠く宿毛の方へと移ってしまった。今の土地を借りる際に一番初めに気になったので地主さんにまず確認済みだ。アレが稼働してたらこの地は諦めただろう。あ、もう一つ言ってなかったけど先月やっとうちの卵を放射能検査に出してみた。その結果は・・・もちろん、ゼロ・ベクレルです。安心安全な食べ物を売りにするナンチャラの会が乳幼児用の食品で6ベクレル以下とかいうエエ加減な自主基準で安全とか言ってますが、うちは検出限界1ベクレル/kgの単位(検査料高かったけど)で、ゼロです。国の基準の何分の一だろうが、1ベクレルでも検出されたら確実に内部被ばくする訳で・・・・止そう、あんな大手を敵にまわすと何されるかわからねぇ。。はい。もちろんデッサンしてますよ。まずは鉛筆削りから、ってね。デッサン本も買っちゃって、ちゃあんと基礎からお勉強しちゃうんだから。ともかくね。レントゲンとかその時だけ被ばくしていい放射線量と、食べ物に含まれて体内に入ってしまう放射線量ってのは全く別次元の基準が必要ってことだ。政府が出してる食べ物に関する基準って・・・・僕にはちょっと理解しかねるのだけど。↓↓クリックして応援
2013.06.20
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本当のことを話そう。僕はロジカルな人間だと誰からも思われているが、真実は真逆である。最近、ここで話した通りデッサンを描いている。でも、デッサンは退屈だ。一方からしか描けない。真実というのは僕がこの目で見ている側にはない。本当は多角的に見ているその総合の中にあるのだ。妙なことを書くよ。小学6年生のある日。教室で友達とフザけていた。気付くとその様子を僕は教室の天井から見下ろしていた。自分自身を、である。中学1年の、季節は今頃。休み時間。ようやく馴染んできた友達と話していて、ふと窓の方を見た。その景色は入学前に僕が夢で見た景色とピッタリ一致していた。高校の受験勉強で幾何の勉強をしていた。テキストにポットの裏側をイメージするように書かれていたので僕はその瞬間に裏側に飛び、ポットを見ている自分を反対から見ていた。僕は今この瞬間、地下、上空、後ろ、正面、右、左、など6地点くらいから同時に自分をイメージする。例えば、あの雲は・・・右から風が吹いているのを右側に浮かんで見ているし、逆に雲の中から風が向かい側から吹いている様子を見ている。更に、その様子を写真におさめている自分を見下ろしている・・・高校生になって、自分の能力を意識的に封印した。物事を論理的に、一方から捉えるのが正しいと誰かに吹き込まれたのだ。でも、僕はもう何かに縛られる必要はないのだよな?既成の絵画にあてはまる必要なんてのもないだろ。↓↓クリックして応援
2013.06.18
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梅雨明けしたみたいにE天気です。ワンコと朝のお散歩。手洗い場の上に妙なヤツがいる。ライド・オン、アヒールちゃん☆彡暑くなってきたので鶏舎のビニールを上げるようA子に指示。インパクト・ドライバの使い方教えた。うちはインパクトドライバくらい使えないとアカンねん。その内みんなでインパクト持って新鶏舎造っちゃうぞ~とか、たまにやってるけど。ここ数日の僕のお仕事は、エエ加減帳簿を何とかせねばなるまいよ。てな訳で4ヶ月分溜めに溜めたレシートを帳簿ソフトへ入力・・・なんとか今日完了した。ゼ-ゼ-相変わらず大した税金も払えぬくせに、ゼイゼイとテキトーに帳簿を合わせたよ。お蔭でソフトの使い方も少し慣れた・・・のか?いや、もう二度と帳簿記入を忘れまいよ。実家で田んぼやってるパートさんによると例年稲刈りに見られる赤とんぼが梅雨明け前の今、既に飛んでいるらしい。赤い空。真っ赤だな♪ 真っ赤だな♪ とか梅雨時に歌ってる場合じゃあない。永久凍土が融解し始めている。人類はメタンハイドレートでエネルギー革命!バンザーイ☆彡 なんて喜んでいて、いいのか?シアノバクテリアが誕生以来。生命が住めないほど二酸化炭素だらけだった原始大気を。植物が35億年もの間、コツコツと光合成して地下に閉じ込めてくれたのに・・・・地球規模での熱遷移、つまり現状の温暖化は簡単には止まらない。恐らく僕ら人類が存続しうる限り温暖化して行くことになるだろう。僕らの存続が百年か、数万年か、の違いだけであり結局地球は暖と寒の二極を交互に繰り返すに過ぎない。だからと言って、デカダンになるのか?いいや、僕らは生きて悩んでもがいている。それが美しい。「始まりがあるものにはすべて終わりがある」(by Matrix)のだから。↓↓クリックして応援
2013.06.16
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突然だけど、エを描こうと思う。と、隣に座ってる麦わらに言ってみた。彼は一応美大出身である。でも絵画の専攻ではないことを知っていた。だが・・・とめどなく10分に渡り自分の絵画論みたいなのを聞かされた挙句、「かいたらいいじゃないですかぁ」 と、キタモンダ。あのさ、小学生じゃないんだから趣味を始めるかどうかの是非を誰かに訊ねませんて。そうじゃなくて何から始めたらはじめやすいか、とか道具は? ってことでしょ。暑さのせいもあり、ピカッとした禿げ頭にすらイラッときた。オマエなんかこれから裏でハゲムギと呼んでやるゾ。ともかく。遠い目標とか言ってないで社長自ら半農半芸的な生活を始めちゃえ、てな魂胆だ。僕は給料を時間でもらってるつもりなんだ。いやいや、だって役員には就業規則なんてないんだもの。ボク仕事創るヒト、アナタ仕事するヒトね。アイムフリーダム、てなモンだ。よっ、シャチョー!最近朝から快晴。お空が真っ青でまるでサバみたい。ちょっと生臭い(うそ)ここ数日、日中は30℃以上まで気温が上がるため事務所のドアを開けっ放しにしてある。すると、お外で行儀よくご主人さまを待っているやつがいる。空ちゃん。忠犬のネコバージョンかよ?空ちゃんはカワイイやつだな。だが良く考えたら暑いから冷たい板の上に腹ばいになってるだけらしい。なーんだ。最近本棚が一杯になってきた。ので最上段を増設した。もう壁空いてないね。次、増設するとすればトイレの本棚か・・・さて話を戻す。これから画をかこうと思う。でもなんで、エなのか?これまで僕は文章で芸術に参加しようと思ってた。でもなんだか伝えたいことはほとんどココに書いたような気になっており、最近ブログを書くのが少し億劫になっていた。うまく言えないけど、きっと画によって表現した方が分かりやすいものが僕の中にあるような気がしてふと画をかきたいな、と。そう思った瞬間、ダリとゴッホを足したような一枚の油絵のイメージが頭の中に浮かんだ。これを伝えたい。芸術は全てそうだと思うけど何か伝えたいことが自分の中にないと手法だけ真似ても芸術とはなり得ないだろう。なんつってエラそうに言ってるな。まずはデッサンから始めますけど。こんな感じ?高校まで美術とか大嫌いだった。今思えば芸術とは何かを理解してる先生なんていなかったように思う。だが思うに、伝えたい何かと手法が合っていれば誰でもきっと芸術に参加できると信じる。つまり自分の中にある何かが明確なら誰でもプロになれるんじゃないだろうか。僕が妄想している将来のビジョンの中では生活と芸術が近くにあり、みんなとても楽しそうだ。↓↓クリックして応援
2013.06.14
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思い悩んでいた答えは明確に出てはいない。でも、なんだかモヤモヤしているようで実にすっきりしていた。僕のハンドパワーが効いたためか、今日は台風が東進してくれたおかげで朝から明るかった。いつ晴れるの?今でしょ。 みたいな・・・・あ、東進ね。空が隙間から。日が照っているせいか、9時を過ぎると気温が上昇してきた。おまけに未明まで雨が降っていたので湿度があり、ムシムシするので扇風機をぶん回した。そろそろハエやら蜂やらがエラそうに事務所内をブンブン飛び始めたので網戸の設置を。ま、こりゃあ網戸っていうより蚊帳といったところだが。昼過ぎには完全に真夏の空に。春菊のお花が次々に咲き始めている。梅雨のジメジメとした雲の上には透き通った青空がある・・・・僕は本当はすぐにでもお金がかからない生活をしたいけど、現状経済に巻き込まれてしまっている。そう思っていた。でも、社員に給料を払う代わりに僕はちっぽけな役員報酬とかいうエラそうなもんを実質的にはもらってない。法人化して10ヶ月くらい経つけど未だに個人と法人の口座を会社のものとして使っており、生活に必要な分だけをそこから使っている。今は年末から借りてる月4万のアパートをウジウジと解約できないでいるけど、半年前までは本当にホームレス社長だった。もちろん自炊だってしている。ということは、本質的に僕は余りお金のかからない生活をしてる。だから実際は誰よりも給料は低い。会社としては今暫く経済活動をしているけど、それと僕自身の生活が経済に巻き込まれているとは別のことだ。と、気づいた。たぶん僕の給料は会社への出資金という形に姿を変え、社員のために使われるだろう。そんなものはワンマン社長の意のままだ。そうやって僕の給料の分が誰か新しい雇用にでもつながれば、きっともう少し世の中を楽しくできる・・・はず。とか。しかし、妙な予感が。今年はなんだかもう一つ変革がある気がする。サナギが蝶になるように。時代が求めるものはなんだろうか・・・その問題には答えが出た。↓↓クリックして応援
2013.06.12
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僕には今大切なものがある。それはね・・・昨日のイベント。朝になってみたら雨が降っていた。でも延期すると案外厄介だということに気づき、雨天決行。A子が心配して電話してきたのでその旨を伝えると、電話口で娘のミサちゃんが「ヤッター」そのイベントはBBQ。A子が入社以来やりたいと言ってたので梅雨のさ中にも関わらず身内だけの少人数で集まってこじんまりと開催。の、つもりだったんだけど仲いい人たち呼んだら大人だけで10名に。勿論そのお子様がいらっしゃるというのなら断る訳にはイカヌ。ってことで可愛らしいチビちゃんたちが集まってくれたよーん。みんなで肉やら野菜やら貝やらエビやらお酒やら寿司やらお菓子やら・・・を持ち寄った。みんな色々たくさん持ってきてくれてありがと。お肉は会社の福利厚生ってことでご提供させて頂きましたよ。みんなで記念撮影。A子と麦わらも楽しんでくれたかな?一応な、君らはうちの社員やパートさんなんだからいつも楽しくやれてるかどうか、家族とうまくやってるか、気にしてるんだぞ。僕も失敗だらけの人生を歩んでいるけど少なくともその失敗談を聞かせて笑わせてやることはできる。不満や悩みがあったらなんでも相談するよーに。もちろんパートさんもね。いやぁ。しかし、オレが一番楽しかったなぁ・・・そういや、もうすぐ入社3ヶ月が経つ・・・・個人面談するゼヨ、覚悟しろや~↓↓クリックして応援
2013.06.10
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今日はサラッと写真でレポーツ。昨日は久しぶりの晴れ。天気予報を見たら南の方にアツイやつがいた。ああ、今年もまたオッカナイ季節が近づいていますな。昼から。地元農家でお世話になっている谷崎さんと四万十川の支流、後川に立つ四万十川ウルトラマラソンのスタート地点の看板の前で待ち合わせ。川のほとりにアジサイがキレイに咲いてた。さて、谷崎さんと向かったのは蕨岡のある畑。おっきな小松菜が生えていた。それを引っこ抜き軽トラに積んでいく。ココの畑のおばーちゃんはスイカ名人らしい。でも怪我をして畑仕事ができなくて春に植えた小松菜が伸び放題になっていた。そこで谷崎さん経由でうちのチキンさんへ小松菜のご褒美がプレゼントされることになった訳だ。キレイな後川を右手に見ながら小松菜満載で帰路に着いた。久々の晴れた夕日。替わって本日。明日に備えてA子と会場の準備をしていた。結構草もつれだったので木のパレットを引っぺがして草刈り。僕が新しいパレットを運んでおり、ふとネットを見るとヘンなモンがくっついていた。オマエ、何しとんねん?トノサマ放せ、放せ~ って、ココにも見つけた AFO。ヤダヤダ。なんでうちはAFOだらけなのか・・・一時間くらいで会場設営完了。明日、ちょっとしたイベントします。↓↓クリックして応援
2013.06.08
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この、地球という文明の中で。あり得ないモノがお空を飛んでいた時に、人はこう叫ぶだろう。「あっ、UFO だ!!」 と。その日は朝からお空が暗かった。何かを察知したのだろうか、今年はツルぴかリンになったタケちゃんが頭を発光させながらやってきた。テキトゥA子に指示を出してる。草もつれ、とは草だらけの意味。幡多弁だ。そうしてこの日ものどかな一日を終えると誰もが思った午後も遅く、それは起こったのだった。最近A子が畑にまで手が回らなくなってきており、菜園が草もつれになっていた。見かねた僕は倉庫から黒マルチのシートを引っ張り出し、「スマン。ほんとは植える前に被せて草予防するもんだけどな、アハハ」と、笑った。畝の間に黒マルチを敷き飛ばぬように土を被せといてくれ、と僕はA子に指示を出したんだ。僕の指示は間違ってはいなかったハズだ。うん、そうだよ。ボク間違ってないよ。暫くの間、僕は伸びてきたトマトの誘引をするために棒をオッ立て、その棒の間に針金を巻きつけていた。そして、気づいてしまった。土をかぶせていたA子の異変に。つ、土かぶせ過ぎじゃね?そんなに土載せたら草が生えてくるでしょ?整理しよう。僕たちは本日草刈りに手が回らないので畝間に黒マルチをかぶせて草が生えぬようにするという目的を持っていたハズだ。なのに、黒マルチの上から土をドカッとたくさん被せたらその土から草がわっさーと生えてくる。では一体なんのために黒マルチを被せたりしたのだ?草を予防するためにマルチ。でもマルチを被せたのに、草が生えてくる・・・ん?これは禅問答か? 見た目は女性。でもなにか、ハエテル!みたいなヤツ?いかんいかん。頭がおかしくなるのでココはひとつ、見なかったことにしよう。そーだ、そーだ、そーしよう。ともかく誘引だ~い。トマトやナス・ピーマンを誘引完了!おっきくて赤くなれや。あ、ともかくだ。マルチにてんこ盛りの土をかぶせたテキトゥA子よ。おのれのようなヤツを見てオレはこう叫ぶんだ。A子の頭の中には年中お花畑が咲いており、アフォのチョウチョが2,3匹飛んでいるのが目撃されるらしい・・・経営者ってば、ヘンタイ。じゃなかった、タ イ ヘ ン。↓↓クリックして応援
2013.06.06
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今日は久しぶりに晴れっす。一体何日ぶりに晴れたんだろ・・・と思って数えてみたらなんと10日ぶり。オイオイ、梅雨だねアンタ、ホンキだね。ヤマキの麺つゆ~♪ とキタモンダ。はい。脈絡ねーけど先日のこと。A子が草むしりしながら空さまと会話していた。ま、会話になってねーな。つーか空ちゃん、テキトーA子知ってんの?しかし、A子はこの暑いのにバカみたいに色々かぶってんな。ワタシタイシャワルイカラアセデナイアルヨ、 とか言ってる。切干大根みたいになってもしらねーぞ。本日、まだ食べたことがない麦わらに卵黄の醤油漬けを持ってきて昼に出したらすかさずキャメラ。なんかニヤニヤしながら楽しそうに写真撮ってら。どーせならその道を極めろよ!A子が育てた菜園では、ずっと前に植えたKBCが青々と茂っている。カボチャさんね。はぁ、なんか行き先がちょっと見えてきたな。うちのスタッフ二人はとてもいい。ホントにいい。二人とも、期待してるからな。ま、何がいいのか良く分かんないんだけどな。楽しく生き甲斐をもって幸せに生きろよ。そして与えることを知ってほしい。僕の意思を継いで・・・↓↓クリックして応援
2013.06.04
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眠れない夜が続いている。夜中に目が覚め、うなされたように明るくなるまで寝返りをうち続ける。何か違う。という確信はあるのだが一体この状況をどうすればいいのか、答えが見つからない。悩んだ時にはどうすればいいのか?それに対する答えを僕は持っている。今は言えない・・・・楽しく明るいブログを期待している方には申し訳ないんだけど、もう少し付き合ってください。前回のブログ。槍玉に挙げるようで申し訳ないのですが、ある方から「持たないから豊かになる」ということことに対して、極論、との意見を頂きました。きっと多くの方が同じような意見をお持ちだと思うので例として取り上げさせて頂きました。気を悪くされたらごめんなさい。でも極論というのは、それは違います。僕の言ってるのは宗教や精神性の話ではなく、ましてやどこぞのコンサルタントが飯のタネにしている断捨離なんかじゃありません。もっと具体的な経済の話です。最近僕より若い人たちを中心に資本主義の幻影に気づき始めている人が増えているようです。お金は便利。あるモノの価値に客観的相場があり、誰もが同じ価格でお金とモノを交換することができ、尚且つ貯蓄ができる。資本主義は貨幣経済が基本である。貨幣経済とは過去に働いた労働が貨幣に替わり、労働した時点からみて未来にモノを購入する。ということは、貨幣経済と言うのは未来に対して借金をすることになる。従って経済が発展するためには、今日より明日が貨幣の対価である物質的に豊かでなくてはならない訳だ。繰り返すと、経済が発展する(貯蓄を増やす)ためには、モノを増やさねばならない。その生産のために一層頑張って働く。働けば働くほど結果としてモノが増え、だがモノを減らすために一方ではあらゆる広告宣伝により煩悩を刺激され、消費をあおられ、資源を消費し、地球を汚染して行く。なんなんだ、コレ。地球の資源は有限ですよ。ならば貯蓄を増やすとか意味あるんですかね?貯金があるって豊かなんですかね?貯金を増やそうとすればそれだけ貨幣価値、即ち労働単価が下がるというパラドックスに陥りませんか?もう一方で。お金に頼る経済は脆いということ。そんな社会ではお金が無くなったら東北の震災の時のように有事に復興などできないのではないか?つまり、日本全体のGDPの約35%を占める首都圏が壊滅した際にどうやって復興するつもりでいるんだろうか、日本は。また昨今のアベノミクスのようなマネーゲームを助長するようなやり方で無理に経済発展を促すとハイパーインフレなんてことにならないのだろうか?1986年から1994年までのブラジルのように貨幣価値が2.75兆分の1になってしまったら、これまで残業して一生懸命貯めた貯蓄なんて紙切れ同然になってしまう。ともかく、貨幣価値がずっと一定であるなんていう幻想は今捨てよう。そんな未来への懸念がある中で、先述した坂口恭平氏は新しい経済の概念を提唱して脱・貨幣経済を促す。それが、態度経済。態度経済とは・・・・彼の言葉をそのまま。「すごく簡単に言えば、社会を変えよう、少しでも良くしようという態度を見せ続ける人間を、社会は飢え死にさせちゃまずいと考え、相互扶助を行い始める。」それが態度経済。見返りを求めず献身的に人に何かを与える。物じゃなくていい。精神的な何かでも技術でもいい。これが僕の考えてる物々交換で成り立つコミュニティと似ている。と、思うのだ。要するに物々交換や物対労働など、貨幣によらない信頼関係や友情を元にした経済。金じゃないから震災に強いし、インフレなんかは無縁の話だ。坂口恭平はそれを現代のホームレス社会の中に見出した。偶然にも。僕がココで何度も言う精神の発達の話。「社会的ないい人」を演じるペルソナの現代人の精神から脱出して成熟した自我に向かう人間が今の日本に居るのであれば、その人はホームレスみたいな生活をしている人だろう。と、頭の隅で思っていたので驚いている。やっぱりそうなんだ。ともかくさ、不安でいっぱいなくせに全く考えずに社会のルール、つまり人間が決めたゲームのルールに乗っかって勝ちたいと願ってる人たちに言うよ。もうカッコつけるなって。その世界での勝ちなんて意味がないよ。あなたがまだ知らない無理のない温かい絆で繋がった精神世界がこの現代日本の地下で脈々と根を張っているってこと、忘れないで。そして、彼らは無償で君たちを救い出そうとしているから。↓↓クリックして応援
2013.06.02
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