inti-solのブログ

inti-solのブログ

2015.09.14
XML
テーマ: 戦争反対(1197)
カテゴリ: 戦争と平和
本日9月14日も、 国会前で安保法案反対の包囲行動があります。

以下追記

2015091401.JPG
国交省前に着いたのですが、人がいっぱい。向こう側も人がいっぱいで、横断歩道が渡れません。播磨屋本店のスローガン・トレーラーがいました。

2015091402.JPG
ここにいてもまったく先に進めないので、大回りをして国会前に向かいました。

2015091403.JPG
国会前の道路も人でいっぱい。
2015091404.JPG
丁度、決壊したところでした。つまり、警察が参加者を歩道におし留めることをあきらめて、バリケードを撤去し始めました。

2015091405.JPG
あっという間に、道路は人でいっぱい。

2015091406.JPG
国交省前には7時前に着いたのですが、ここにたどり着いたときは7時半を回っていました。

2015091407.JPG


ところで、こんな記事がありました。

FNN世論調査で分かった安保反対集会の実像 「一般市民による集会」というよりは…
産経新聞社とFNNが12、13両日に実施した合同世論調査によると、国会周辺など各地で行われている安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人は3.4%にとどまった。共産、社民、民主、生活各党など廃案を訴える政党の支持者が7割を超えた。最近注目を集める反対集会だが、今回の調査からは、「一般市民による」というよりも「特定政党の支持層による」集会という実像が浮かび上がる。(以下略)
---

一連の集会を何とか否定したいという産経の熱意だけは分かります。が、特定政党の支持者は「一般市民」ではないのでしょうか。だとすると、自民党支持者が集まる集会とか、産経の読者が集まる集会も「一般市民の集会ではない」と言ってよいことになるでしょう。

「各地で行われている安全保障関連法案に反対する集会に参加した経験がある人」は3.4%にとどまった、のだそうです。
「とどまった」と言いますが、1億2000万人の3.4%は何人ですか?
400万人です。

私は、それはとてつもない数字と思います。かつて、60年安保のとき、岸首相は「国会周辺は騒がしいが後楽園球場は満員だ」と言ったと伝えられています。だけど、その巨人(言うまでもなく日本でいちばん観客動員数の多い球団)の1シーズンの観客動員数は、現在でもせいぜい300万人です。1960年当時は150万人ほどでした。しかも、延べ入場者数なので、1人が10試合見に行けば10人とカウントされます。
一方、安保法制反対の集会は、今年5月頃から始まって、まだ4ヶ月に過ぎません。プロ野球の1シーズンより短いし、アンケートの結果だから、1人が何回参加しようが、一人が参加した、という数字にしかなりません。それで400万人(もちろん、誤差があるので概算の数字ですが)。私は、多さに驚きました。そういうアンケートが行われれば、「行った」という回答は1%を切る(それだって、人数にすれば100万人を上回る)と思っていたので。
また、特定政党の支持者が7割ということは、どのとうも支持していない人が3割ということです。たった3割、ではありません。それを人数にすれば100万人以上です。特にどの党を支持しているというわけではない人が、100万人も「安保法制反対」という集会に足を運んだというのです。わざわざ集会に足を運んだ人の背後には、同調する意見がその何倍もあることは言うまでもありません。
3.4%に「とどまる」という産経新聞の価値判断とは裏腹に、それは、とてつもなく大きな数字です。
で、改めて、全国で400万人が安保法制反対の集会に参加した経験があるというのに、最大規模の集会であった8月30日に3万人しかいなかったなんて、ありえるはずがなかろう、というものです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.09.15 06:58:13
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: