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本日は3月の成績発表の日です。今月も冴えない結果となりそうですが、きっちり評価をして落とし前をつけましょう。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日後場より3470円→2075円(先月)→2075円(19営業日保有 変わらず)すっかり2000円近辺が定着してしまいましたが、少しずつ提携の材料が表面化しているところ。2000円処で玉集めの動きも出てきており、もうしばらくエネルギーを貯めてから、今度こそ上場来初のトレンド転換か。ソネットエンターテイメント(3789)2006年1月20日より 390000円→310000円(先月)→339000円(19営業日保有 上昇率9.4%)今月は中期経営計画の発表で強気に出た事もあり、新興市場安の中では逆行高の展開。テクニカル的にも上昇トレンドは維持しており、新興市場の雄とも言えます。同社保有の上場株式時価のみで評価した一株辺りの株価は現在37.4万円。本業の価値、保有現金を含めるとまだまだ割安感はあります。スルガコーポ(1880)5月26日より 2413円→2883円(先月)→2860円(19営業日保有 下落率0.8%)※3分割考慮業績に関しては特に問題はないものの、テクニカル的にはすっかり崩れてしまったのでズルズルと下がる展開。何とか権利落ちを経て、終値ベースでは値を戻してきました。権利取りの向きの売りが一巡したのであれば、反転上昇の機運は高まるものと思われます。ソフトバンク(9984)8月10日後場より 2300円→2740円(先月)→3030円(19営業日保有 上昇率10.6%)今月一番の稼ぎ頭。日経平均の上値の重たさをもろともせずに、上昇を続けて相場の柱となっていました。個人投資家の財布もだいぶ温まったのではないかと思います。需給は引き続き良好。まだまだ上値余地はあります。メディシノバ(4875)9月27日後場より 1280円→1430円(先月)→1302円(10営業日保有 下落率9.0%)特段大きな材料もなくズルズルと下がっていく展開で、アメリカNASDAQ市場とも株価が逆転してしまい、潮時かと思って利益確定売りとしたのですが、結果MN-166のフェーズ2試験の成功が発表され最近は上昇基調。切るタイミングは失敗しました。ただ今度はNASDAQ市場との乖離が大きくなりつつあり、なかなか再投資のタイミングとは言えない状況に。開発力も高く、将来的にはこんな株価で終わるとは思わないのですが、もうしばらく時間がかかりそうな点もあるため、一旦離れておきます。また機会が来たら買いポートフォリオに組み入れですね。オプトロム(7824)1月12日より 92円→78円(先月)→69円(15営業日保有 下落率11.5%)先月の決算発表での杞憂が現実となってしまい大幅な下方修正に。PBRで見れば1倍割れの割安株ではあるので下値は限定的とも言えますが、業態の成長性にミソがついてしまった以上、投資対象として見るのは厳しいので損切りとしました。仕手株相場が来たら動きそうな部分もありますが、市場がセントレックスなだけに動き辛い部分も。USEN(4842)1月16日後場より 1251円→1147円(先月)→1060円(19営業日保有 下落率7.6%)新興市場安につられてジリジリと値を消す展開に。テクニカル的にも苦しい場面ではあるのですが、新興市場の復活と共に復活を期待。ただ今話題の東京ミッドタウンに本社を移転していますが、何のメリットがあるかはイマイチ疑問符。日本ビクター(6792)2月20日より 629円→622円(先月)→615円(19営業日保有 下落率1.1%)松下保有株の売却先はTPGに決定し、今は詰めの段階に。果たしていくらの企業価値が適正と出るかは期待がなされるところ。売り銘柄JT(2914)2月15日後場より 531000円→539000円(先月)→559000円(11営業日保有 上昇率3.6%)テクニカル的、需給面から売り方優勢の展開も、ディフェンシブ性を買われて下げ相場の中上昇。トレンドがすっかり買い転換してしまったため損切り。昨日もムーディーズの格下げがあったものの、日興シティの投資判断引き上げもあり上昇ムードに追い風。まだまだ上昇相場は続くのかも知れませんが、いずれリベンジを図りたいと思います。任天堂(7974)2月15日後場より 31850円→31500円→34000円(11営業日保有 上昇率7.4%)売り出し株による売り圧力も物ともせずに上昇トレンドへ。今の水準で揉み合っていますが、もう少し明確に下落トレンドへ向かった時に再度リベンジを図ることにして一旦損切り。将来的に円高基調が続くのが徐々に重しになってくるはずです。新日鐵(5401)3月13日より 848円→828円(12営業日保有 下落率2.4%)おっかなビックリの中、売りポートフォリオに入れてみましたが、なかなか良い感じに下げてきてます。25日線を割り込んでの推移で、第一段階の弱気ラインは突破。続いて直近安値824円を下回って800円を割り込めば、テクニカル的に弱気ムードは一気に高まると思います。色々好材料が出ても反応しませんし、下値はまだまだ探る展開だと思われます。りそなHD(8308)3月26日より 319000円→317000円(4営業日保有 下落率0.6%)昨日は銀行株堅調の一日でしたが、テクニカル的には下落トレンドは明確になっている様子。信用買い残の多さも不安材料で、当分は上値の重い展開が続くと思います。じっくりと下がってくるのを待ちましょう。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると結果-0.16(%/営業日)という結果が出ました。計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計12で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均3/2終値17217円→17287円(19営業日 上昇率0.4%) 0.02(%/営業日) TOPIX3/2終値1742→1721(19営業日 下落率0.5%) -0.02(%/営業日)うーん、今月も悪いですね。私の予想では「当面相場は軟調、為替は円高に」と位置付けているので、それぞれ売り銘柄を増やしているのですが、半分は失敗に終わったところが痛かったです。新興市場もなかなか復活してくれないのが苦しいところ。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。KA指数128.2ポイントとなりました。実にKA指数計測以来最安値となってしまいました。エイプリルフールは明日だけに嘘ではないようです。残念無念。成績が悪い月が続いていますが、最近は何となく自分のポートフォリオに追い風が吹いているような印象を受けつつあるので、来月は反攻の月としたいですね。来月はもう少し売り銘柄を増やして相場の下落局面に対応できるようにしておきたいと思います。「全体相場は当面軟調、円高に」という私の予想はほとんどのアナリストとは逆の意見で、悲観的なシナリオだけに周りに説明しても全然理解してもらえないのですが、簡単に言えば日米金利差の縮小による円高と、前期まで好業績が相次いだ各企業の来期見通しのハードルが高くなること、及び円高による期待値の低下が主因です。その他諸々詳細に関しては年初からのブログを読み返してみてください。目指せ!ドイツ証券の武者陵司氏!!(もっとも武者さんも2007年は強気らしいのですが(;^_^A)※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月31日
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昨日は結局また九段下に夜桜を見に行きまして(;^_^A昨日が暖かな一日だったお陰で、正式に「満開宣言」が出たものですから。週末には雨が降ってしまうという予報で「今日しかない!」と思って行ってきました。いやー、相変わらずすごい人人人(・・;)千鳥ヶ淵はライトアップされた桜桜で幻想的な雰囲気でしたが、入るまでが大変(××)「千鳥ヶ淵緑道最後尾はこちら」とか警官が看板を持って、まるで遊園地のアトラクション行列のような賑わい。チビチビ歩いて桜を見れたのは良かったのですが疲れましたね(T_T)靖国神社の屋台で色々買い食いしてお祭り気分を味わいました(^^)何だかお祭りムードのところに出かけるのは久しぶりでしたが、久しぶりに食べたのはリンゴ飴。実に小学生の頃以来に食べましたが、甘酸っぱい懐かしい味であると共に、なんだかリンゴが少し甘過ぎるような(・・;)リンゴ飴のリンゴはアップルパイに使うリンゴ同様、酸っぱくて固めのリンゴがピッタリなんですけどね。それとも味覚が変わってしまったのでしょうか。子供の頃は味覚が発達していないから、ものすごく甘くないと甘いと感じないので、リンゴが良い塩梅で酸っぱく感じていただけなのかも知れません。さて、甘酸っぱさを兼ね備える日経平均は本日続伸。NY市場が堅調で、再び118円台まで下落した円安、寄り前に出た鉱工業生産指数が予想より良かったこと等、上昇を下支える好材料に事欠かない一日となっています。投資判断は「売り」。ただ昨日も書いたように超短期的には上昇局面でもあります。一方でそれは単なる期末のドレッシング買いなだけかも知れません。先物に振り回されている感じの展開は続いており、来週から名実共に新年度相場入りですが、来週の相場で方向性をしっかりと見極めたいところです。新興市場は「買い」。しかし引き続き消極的な買い。こちらも来週からの実質新年度相場入りで動き出すかも知れません。スルガコーポ(1880)は反発。自律反発の向きがあるようですが、期末のドレッシング買いの一環とも。とはいえ割安感は相変わらずですから、まだまだ上昇余地はあると思います。日本ビクター(6792)は小動き。思惑含みの展開で、なかなか動き辛い場面ではありますが、そろそろ松下の株式売却の決着は着いても良い頃。発表が待たれます。新日鐵(5401)は続落。すっかり人気は離散気味で上昇相場にもついて行けず。むしろ日経平均の足を引っ張っている感じすらします。直近安値824円を割り込めば明確な下落トレンド入りと言えそうです。さて、明日は3月の成績発表の日です。今月は損切りもいっぱいしましたので、また成績は悪いでしょうね。期待せずにいてください。以下ポートフォリオの動きです(前引け時点)。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2030円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→338000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 2413円→2805円 目標4000円(3分割考慮)ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→3030円 目標3500円 USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1060円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→615円 目標未設定売り銘柄新日鐵(5401) 3月13日より 848円→837円 目標750円りそなHD(8308) 3月26日より 319000円→316000円 目標25万円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月30日
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昨日はお休みしてすみません。友人と市ヶ谷から靖国神社まで花見ツアーに行ってました。天気も良く、桜も満開とまではいきませんでしたが80%位は咲いており、春の訪れを感じました(^^)皆桜に携帯カメラを近づけて写真を撮っていたので、私も対抗して撮ってはみたものの、写りがイマイチだったのでアップするには及ばずという感じです(-。-;)それにしても桜は日本人にとって特別ですね。カウントダウンTV等を見ていると、最新ヒットチャートは「桜」を歌詞に織り込んだ曲が上位にランクインしています。なんだか曲中に「桜」の言葉を入れただけで売れてしまうような感じすら受けます(失礼な言い方ですが(;^_^A)。卒業シーズン、入学シーズンにタイミングを合わせて咲く桜が、人生の節目に非常に印象的に脳裏に焼き付いて、感情移入がしやすくなるんでしょうね(^^)桜の木の下で宴会をしている人達もたくさんいましたが、羽目を外しすぎないようにお願いしたいものです。別に酒を飲むな、騒ぐなとは言いませんが、度を過ぎた宴会は周りに迷惑をかけるだけでなく、桜そのものも傷つける事がありますから。桜も「オレはそんな事をさせるために咲いたわけじゃないぞ!\(*`∧´)/」と言いたいかも知れません┐( ̄ヘ ̄)┌さて、投資家を傷つける事もある日経平均は本日反発。朝方は一気に116円台まで進んだ円高とNY安、それから昨日までの弱い流れを引き継いで200円安まで下がったものの、17000円からは切り返しプラス転へ。先物主導で上下振り回されている感はありますが、実質新年度相場入りし、先行きの期待感を滲ませる展開となっています。投資判断は「売り」。ただ今日の動きは一つのターニングポイントにはなりうるかも知れません。今までエネルギーの乏しさから自律反発局面はあったとしても弱いものに留まると思われていたのに、安値から高値まで300円幅を回復してきたのは投資家の買い意欲の復活と見られるかも知れません。出来高、売買代金は直近より増えてきており、エネルギーの増大が見られます。超短期的には一概に売りとは言えない展開になってきています。とはいえテクニカル的には未だ弱い展開。一目均衡表の雲の下限には支えられていますが、明日にも下限を突き抜けてしまいそうな感じ。下方に開いている窓も少し埋めてしまったので、少なくとも全部埋めにいかないと気が済まない感じのチャートになっています。本日後場もそのままの勢いで上がりきれなかったところも限界を感じさせるところで、長期的な売りトレンドに変わりはないと思われます。為替も円高のトレンドに変わりはないようです。新興市場は「買い」。しかし中身は相変わらず消極的な買い。ただ一方で個別銘柄ではストップ高や好業績のものが目立ち始めており、大型株市場が盛り下がってきた昨今は少しずつ資金が新興市場に流れてきている印象は受けます。本格反騰にはもう少しというところか。ソフトクリエイト(3371)は反落。相変わらず周りの相場動向に影響を受けず我が道を行くという感じの値動きが続いていますが、2000円処ではすかさず買いが入ってくるようになってきており、どこぞの誰かが仕込んでいるような動きが見られます。正直もうしばらく反発の動きはなさそうですが、そのうちエネルギーを蓄積して上を目指す展開となりそう。最近は企業提携の動きも増え始めており、日本版SOX法関連とテーマ性もあるのですが、どれだけ目立てるか。ソネットエンタテイメント(3789)も反落。昨日は中期経営計画の中身を受けて力強く上昇。本日は昨日の反動という感じになっています。東証一部上場を目指す事も明言されており、株価水準はまだまだ割安というところ。スルガコーポ(1880)は続落。権利取りを終えた投資家の売りが引き続き出ている状況。テクニカル的には悪いですが、業績は良く、割安感は依然強いので引き続きホールドで反転のタイミングを待ちたいところ。新日鐵(5401)も続落。朝方窓を開けて急落し、一気に25日線を割り込んで相場の弱さを露呈。しかもご丁寧に開けた窓を一旦埋めてから後場再下落しています。鉄鋼銘柄では住金(5405)が強いのとは対照的。もう少しで明確に下落トレンド転換と見ることができそう。りそなHD(8308)は一昨日より売り参戦。テクニカル的には25日線に上値を抑えられそうで弱そうな雰囲気。信用買い残も多いため、じっくり下がるのを待ちましょう。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2030円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→339000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 2413円→2720円 目標4000円(3分割考慮)ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→3030円 目標3500円 USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1054円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→615円 目標未設定売り銘柄新日鐵(5401) 3月13日より 848円→838円 目標750円りそなHD(8308) 3月26日より 319000円→314000円 目標25万円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月29日
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北陸の地震は未だ大きめの余震が続いているようです(・・;)幸い地元富山に居る私の一族は皆無事のようですが、該当地域の方は本当にお気を付けください。せめて生活インフラだけでもしっかりしてると良いんですけどね。何か私も今日ビルの下を歩くのが少し怖くなったりしました。そんな気弱な私の九州旅行記はまだまだ続きます。長崎ちゃんぽんを食べてすっかり気を良くした私(風邪度は現在70%にまで回復)。さて、さっさとホテルにチェックインをして荷物を置いてしまいたかったのですが、予約してあったホテルまでは佐世保駅からやや距離があります。歩いていけない距離ではなかったのですが、大雨と荷物と風邪のせいで歩く気力がなかった私は、結婚式に同じく出席する友人達が車で迎えに来てくれるとのことで、佐世保駅で待ち合わせる事にしました。ただ友人達は未だ佐世保には到着しておらず、あと1時間位はかかるとのこと(やや悪化で風邪度75%)。仕方がないので「本屋で時間を潰すかー」と思い、長崎ちゃんぽん屋さんの店員さんに本屋の場所を聞いて、駅前の本屋へぶらり。実は最近「弁理士」に興味を持って、ちょっと勉強しようかなーと考えている私は弁理士の参考書を探していました。しかし資格関係のところには全く置いてない様子であっさり断念(目標達成されずで風邪度80%)。とりあえず中古CD販売コーナーに、前々から気になっていたのですがそのまま買うのを忘れてしまってたCDが安く売られていたのを見つけ、すかさず購入。東真紀さんの「ジョンの純な恋物語」という曲です。犬について歌った歌で、テレ東の「ポチたま」の挿入歌にもなったらしいんですけど、マニアック過ぎて誰も知らないでしょうね(掘り出し物に遭遇で風邪度75%に回復)。そして実は今の今まで買った事を忘れてて、今書きながら思い出して封を開けました(・・;)い、いやー、良い歌ですね(;^_^A・・・ってフォローになってないか(-。-;)まあ良い歌であるのは間違いないので、是非機会があったら聞いてみてください。とりあえず本屋でボヤボヤしている間に30分は潰しましたが、もう30分程潰さねばなりません。一旦駅に戻った私は明日以降の九州旅行について何か資料がないものか、構内に置いてあるパンフレットを物色していました。そして何故か佐世保駅に置いてある桃太郎電鉄の貧乏神の石像が目に入りましたが写真を撮ってくるのを忘れました(-。-;)写真の載ってるHPを発見したので、これでとりあえず確認してください(珍しいものを見て風邪度70%に回復)。↓佐世保駅に貧乏神がhttp://www.dengekionline.com/data/news/2004/08/09/012a1bd79e0f5fd680456ff20b89a5bb.htmlんでもって、より一層ボヤボヤしているうちに時は過ぎ、友人達が車で迎えに来てくれました(^^)全員同じ学校の友人で、卒業して以来7年ぶりに会う友人も居ました。いやー、懐かしーなー。皆ほとんど変わっておらず、どちらかというと顔を整形している私が一番激変しているようでもありました。(旧友に再会して風邪度50%に回復の状態で続く)さて、ほとんど変わらなかった本日の株式市場は小動き。先週末の終値を挟んでのもみ合いで、出来高が15億株台、売買代金も2兆円とビックリする位の低水準でした。明日の権利落ちを控えて様子見ムードが漂ったようです。投資判断は「売り」。明日、明後日も恐らく様子見ムード満載でしょう。日経平均の権利落ち価格が約90円程度と見られていますが、積極的な買い手が不在の状況でどの程度埋められるか。新興市場は「買い」。相変わらず消極的な買いのままですが、最近少しずつ雰囲気が明るくなりつつあるような感じを受けます。その代表例がACCESS(4813)のストップ高です。先週末発表した決算が連結純損失160億円の大赤字でしたが、事前予想もあったことからアク抜け感に繋がりストップ高。マザーズ市場時価総額首位の銘柄が牽引役を演じています。新興3指数共にMACDも好転してきており好材料。大型株に比べて権利落ちによる影響が少ないのも下支え要因です。スルガコーポ(1880)は変わらず。明日の分割、配当、優待の権利取りの動きが出てくる場面もありましたが結局は変わらずで落ち着く結果に。明日以降は権利を取った投資家の売りが出てきそうで注意。新日鐵(5401)も変わらず。ミタルとの提携拡大報道から朝方買われましたが、引けにかけて売りに押される展開。こういう材料が出ても上がらないところが限界を示しているようです。一方で上昇トレンドが崩れていないところは注意点。さて、今日は値動きもさっぱりだったので既存ポートフォリオの銘柄に関してのコメントはここまでですが、本日新たに売り銘柄に一銘柄組み入れたいと思います。りそなHD(8308)です。銀行業の収益は拡大しています。メガバンクは軒並み最高益を更新し、公的資金を返済しつつあります。それなのに売りの根拠とは。個人的には銀行業、通信業の既存業者は「絶えず売り」と考えています。当然ながら株価は色々な要因を加味しながら波動を描くわけですし、状況の変化もありますから、実際問題としてはずっと売りとし続ける事はありません。それでも基本姿勢で売りと思っている要因は「両方とも稼げる業種ではあるが、革新的なサービスが出ない限りは既存のパイの奪い合いである」という認識だからです。例えば最近こそあまり聞かなくなってきましたが、異業種の銀行参入は数年前では盛んに行われました。ソニー銀行やセブン銀行は徐々にその営業活動を軌道に乗せています。今後も金融業のパイを狙った新規参入がないとは限りません。また「これから金利が引き上がることによって起こる不利益」があります。一般的には金利が上がると、銀行業にとっては貸し出し金利が上乗せされプラスと言われていますが、個人的にはむしろ逆ではないかと考えています。まず当然ながら個人の預金に対して高い金利を提示しなければ預金は集まりません。その分コストが膨らみます。しかし超低金利の中、預金者には「多少リスクをとっても利回りの高い商品を買ってみる」という投資行動が浸透しつつあります。先日発表された資金循環統計でも未だ個人金融資産の半分は貯蓄という状況ですが、投資信託や株式などのリスク商品の比率も16%程度と徐々に増えてきています。となると益々預金金利を引き上げないと、預金は集まらないということになります。銀行は銀行でそれらリスク商品を販売することによる手数料収入の増加も当然見込めます。しかしながらそれには郵便局や証券会社といった強力なライバルがいるわけで、しかも敢えて銀行で買うメリットは薄いため、流れとしては預金の流失といった損害の方が大きいと思われます。預金が集まらないと貸し出しの原資がなくなるわけで、投融資の規模が縮小せざるを得ません。本業が苦しくなってきます。また、金利が高くなると債券価格は下落するわけですから、債権で運用しているトレーディング益の減少も考慮に入れなければならないでしょう。他にも銀行は収益改善のためにより一層富裕層サービスの強化、そしてそれ以外の顧客からは手数料を取るような体系を作り上げねばなりません(当然利用者である我々にとっては嫌な話ですが)。というのも近頃の詐欺事件等の増加による預金者保護の政策から、銀行のコストは増すばかりで、銀行にほとんど利益をもたらさない顧客のためにコストを負担する事態を回避しなければならないからです。一方でそれは先に述べた預金確保の流れと矛盾してしまいます。これを解消するだけの勇気がメガバンクにはなく、せいぜいATM手数料無料化の流れに逆らうのがやっとです。大きな銀行であれば、大きさの優位性からこれらの被害を最小限に抑えることができると思います。一方で規模が小さい銀行ほど苦しむ事になります。ならば地銀の売りか・・・と考えられますが、地銀は地銀で地域密着型の強みと、提携、合併といった機動的な戦略も採りやすいため、逆に柔軟に対応できる強みがあります。そういう諸々の点を考慮した結果、りそなや新生銀行辺りが残ってくるわけですが、テクニカル面や信用買い残の多さといった需給面で考えた結果、りそなの売りで進めてみることにしました。目標株価は25万円。明日の寄り付きからエントリーとします。そして明日はブログをお休みします。予めご了承ください。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2010円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→324000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8430円 目標12000円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→3100円 目標3500円 USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1057円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→618円 目標未設定売り銘柄新日鐵(5401) 3月13日より 848円→863円 目標750円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月26日
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今日は地元北陸で大変大きな地震があり、朝からビックリさせられました東京も少し揺れていましたからね。すぐ富山の母に安否の問い合わせメールを送ったら「大丈夫」と返信があり、ホッと一安心でしたが、石川の方では大勢の方が被害に遭われているようで安否が気遣われます。少しでも被害が小さければ良いのですが北陸は天災が少ないので、今回のような大きな地震は少なくとも私の人生では初めてです。電話は早速繋がらなくなったようで、離れて暮らしている家族は連絡が付かなかったら不安で仕方ないですね余震も未だ続いているようです。災害伝言ダイヤルですとか、やっぱり使い方を今のうちにしっかりと覚えておかないといけないですね。後、防災グッズも備えておかないと。石川の方ではガスが使えないとかで苦労されているようです。備えあれば憂い無しですね。そして備えと言えば小説に関してはなかなか備えることができず、後半は原稿書きに苦労しましたが、ようやく佳境に入って来ています。何とか来月中には終わりそうで、ようやく肩の荷が降ろせそうです。連載期間が約10ヶ月の長編になってしまいましたが、最初から最後までお付き合いいただけた方が一人でもおられるのかどうか甚だ不安でもありますさて、今日は日曜なので小説の日です。前回までの分は毎週日曜のブログを参照してください。前回までの分が読み辛い場合や余りにも長過ぎて過去の話を忘れてしまった場合は下記のまぐまぐバックナンバーの方でも本文のみ公開していますのでご確認ください(リンク先の画面上部「前のページ」で過去の作品に遡れます)。↓メルマガ「短編小説家」のバックナンバーhttp://blog.mag2.com/m/log/0000169503/ 正義のみかた※この作品はフィクションであり、実在する、人物・施設・団体とは一切関係ありません。第三十章 白けた法廷多分どちらの敦君の言葉も嘘ではない。しかし裁判とはこういうものだ。どちらが理路整然と第三者を納得させられるカードを見せられるか。自分の中で気持ちの整理がつかないうちに反論されると「あの時自分は本当は殺意を持っていたのではないだろうか?」という気にすらさせられる。冤罪で捕まった人が厳しい取り調べによって精神を摩耗し、「嘘の」自白をしてしまうという事は多々ある例だ。「それは・・・」敦君が言いよどんだ。私は机の上で両手をがっちり組み合わせて証言台の敦君を見つめていた。ここが正念場だ!念を送ってはみるものの、何ら効果があるとも思えなかった。元々私が殺意の有無に関して質問した時点で「証明は難しい」と言っていたのだ。有効な反論が出てくる可能性は低かった。「もし断じて違うと言うのであればどうぞ反論してください。若葉幸恵さんの跡を付けて行ったという事は、彼女に対する何らかの感情がそこにはあったはずです。それは好意では決してなく、怒りに近い感情であったものと思われます。その中に一片の殺意もなかったとどうして言い切れましょう」敦君はついに俯いてしまった。有効に反論できるようなカードを持ち出せなかったのだ。額には汗がにじみ出て、苦悶に近い表情すら見せていた。「違う、そんなんじゃない!」と叫びたいのかも知れない。しかしいくら言葉では否定してみせても、明確な裏付けが得られないままでは何の効果もない。敦君もそれはわかっていた。「以上で検察側の質問を終了します」あっさりと幕が引かれ、敦君は証言台で俯いたままだった。ようやく護送の係官に促され、引き擦られるように証言台を降りる。自分の表現力の乏しさに後ろ髪を引かれる思いだったに違いない。まるで地に足が付かないように被告席へと戻っていた。状況は不利のまま、いよいよ弁論手続の段に入った。まずは検察側の論告求刑からだ。形式通り公判前整理手続と同じ内容が求刑される。「・・・であります。被告は過去に幾度となく補導歴もあり、ましてや鑑別所から逃走も計っています。再犯の可能性は極めて高いと判断するのが妥当です。よって我々が求めるのは刑法第199条殺人罪を犯した事による無期懲役刑求刑であります」美方氏の演説はここで終わると思っていた。私は次に回ってくる出番に備えて原稿をまとめていたその時、続けて発せられた美方氏の言葉に落雷に近い衝撃を受けた。「かつて同じような事件がありました。それは7年前に起きた柿内さん母子殺人事件という不幸な事件でした」美方氏が横目でこちらの様子を伺う。来た。ここに至るまで散々自分の中でこのような展開をシミュレートしてきたが、どうしても高まる鼓動は抑えきれなかった。にわかに傍聴席がざわめく。裁判長が「静粛に」と呼びかける。傍聴席の”観客”にとっては面白い場面展開であろう。特段それを責めるつもりはなかったが。「あの時、私も担当検事として原告の無念を晴らす一助を担わせていただきました。その時の判決は今回の事件の判例として有効かと思います。以上です、裁判長」そんな事を一々言わなくとも裁判官も十分承知の事だ。過去の判例は次なる事件に応用されるのが裁判の常だ。それなのにわざわざ発言した、その目的は私に対する揺さぶりと同時に強い宣戦布告の表れでもあった。「裁判長」手を挙げて発言を求める。「弁護側、どうぞ」裁判長も心の中では何と思っているのやら。黒衣のせいで、その腹の内は余計にわからなく思えた。「確かにあの事件の判例は私も十分承知しております。事件、裁判の経緯までしっかりと。しかし今回の事件は動機も異なり、状況も被告の定性的な性格も当然ながら異なります。過去にあった猟奇的で忌まわしい犯罪とは安易に同一視されないようお願い致します」再度傍聴席がざわつく。冷然と言い放つ私が意外に受け止められたのか、それとも挑発に対する攻防に興味をそそられたのか。「静粛に!」裁判長が一段声を上げた。当の美方氏は当然返ってくると予想された反応に表情一つ変えなかった。憎らしいくらいである。宣戦布告に対するこれが私の応えであった。悔しいが無視はできなかった。美方氏の先制パンチは一方で私に対する一種の呼びかけであったようにも聞こえたからだ。「お前は自分に正直か?」「あの事件の悲惨さを忘れてしまったのか?」私の自問自答を具現化した存在、それが美方氏であると思う・・・と言うのは美方氏に対して失礼だろうか?加えてこういう呼びかけのようにも聞こえた。すなわち「プロの弁護士ならプロらしく、一切の私情を投げ打って全力でぶつかって来い」と。以前熊さんからも指摘されたように、私自身は無理矢理にでも意識しないように務めてはいるつもりなのだが、周りから見ればそれが余計に違和感を増長させているらしい。まだまだ青いなと思う。今回の裁判も美方氏から見れば「手を抜いている」と映っているのかも知れなかった。そう思うと一段と気が引き締まった。弁護士としての本分を忘れてはならない。日本国民であれば万人に与えられた必要最低限の権利は守られなければならない。私の反応を見て美方氏はどう考えているのだろうか?きっと彼は満足しているに違いないと思った。美方氏は私を、私は美方氏を十分に理解しているはずだった。「では弁護側の最終弁論」私は手に原稿を持ちながら立ち上がったが、すぐにその原稿を机の上に置いて目線を上げた。「まず始めに、私は被告の弁護をするつもりはありません」一瞬法廷内の空気が凍り付いた。その後、氷解すると共に溢れ出したざわめきは一段と大きなものになった。「静粛に!!」三度ざわついた傍聴席に向かって裁判長は木槌を叩きながら怒鳴り声に近い声を上げた。敦君が不安そうな目を私に向けていた。
2007年03月25日
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今日いよいよ2007年プロ野球ペナントレースが開幕しましたまずはパリーグからということで、今日は全国3箇所で開幕戦が行われております。私が好きな日本ハムファイターズは千葉マリンスタジアムでVSロッテ。昨年日本一の覇者となった優勝旗を掲げて敵地からのスタートとなりましたが、今年は小笠原、岡島、新庄と抜けて、戦力ダウンの感はどうしても否めませんですから今年も挑戦者という感じでのスタートとなります。球場に応援に行けない私はヤフーを使ってネット上で観戦していますが、いやー、やっぱり開幕戦は特別ですね選手達の表情にもやや緊張した面持ちが見られます。今日の先発はダルビッシュVS清水直。ダルビッシュは契約更改でもめましたが(まあ投手陣は皆もめましたが)、気持ちを切り替えて今シーズンまた活躍を見せて欲しいものです打者は新庄の後継者と言われるムードメーカー森本、昨シーズンから頭角を現した田中賢介、優勝請負人稲葉、セギ様ことセギノール、潜在能力は抜群木元、打てるキャッチャー高橋、期待の新外国人グリーン、不死鳥のように復活坪井、我らが選手会長金子誠という打線です。正直投手陣はまだ大丈夫としても、打線がちゃんと繋がるかどうかが不安なところです1番から4番までは昨年の通り活躍してくれれば不安はないのですが、その後がきちんと繋がるかどうか。そこが今年の日ハム打線の一番の肝だと思います。とりあえず現在はそんな杞憂をよそに、清水直から2点を先取開幕ダッシュを成功させられるかこちらも頑張って応援しておこうと思います。
2007年03月24日
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風邪は先日の休日じっくり休んだ甲斐もあり何とか収束(^^)一時は咳のし過ぎで喉が切れて血も混じっていましたが、何とか今は元気を取り戻しつつあります。失われた一週間を取り返すためにも、ちょっと頑張らないといけないですね。そんな不健康で売る私の九州旅行記の続きです。佐世保という所には実は過去に一度訪れたことがあります。あれは私がピチピチの学生だった10年程前のこと。当時私は加齢臭の「加」の字もなく、肌は水を弾き、本のページも指で簡単にパラパラめくれる紅顔の美少年だったのですが(?)、あの頃の佐世保駅は平屋の小さな駅で、電車も一時間に何本かのいかにもローカル感丸出しの駅だったのです。ところが今回10数年ぶりに訪れた佐世保駅は見事に大変身(××)ビフォアーアフターに依頼したのかという位の様変わりっぷりで、都知事選出馬の黒川紀章も真っ青な豪華な駅舎に変わっていました。駅前も驚く程近代化。駅前道路も広げられており、私は浦島太郎的な雰囲気でただただ「おったまげただー」と言うだけでした。人間は歳をとって老いていくのに建物はキレイになるなんて不公平だ\(*`∧´)/さて、佐世保駅にひとしきり驚いた私がまずすべきことは、この猛烈な空腹を満たすことです。どんなに頭が痛くたって、どんなに寒くたって、どんなに驚いたって腹は減ります。腹は減ったら満たさねばなりません。これは生きとし生ける者全てにおける性ですね。そんなに事を大げさに考えている余裕もない程、腹が減って死にそうだった私。できることならアンパンマンに助けに来てもらいたい位でしたが、せっかくの旅行です。アンパンよりもご当地の名産を食わないと意味がないでしょう。その中で私は次の3つにターゲットを絞っていました。「長崎ちゃんぽん」「皿うどん」そして「佐世保バーガー」です。前の二つは有名なので今更説明は不要でしょう。最後の「佐世保バーガー」に関してはちょっと説明が要るのかも知れません。私も知らなかった位ですから。今回結婚する新郎の友人から聞いていたのですが「佐世保はハンバーガーが日本に一番最初に入った土地で、佐世保と言えば佐世保バーガーなのだ」とのこと。なるほど、そういえば駅周辺には必ずあると言われるマクドナルドの看板が見当たりません。これはやはり佐世保人のプライドなのでしょう・・・ん?これはデジャブか?その原因は昨年8月29日のブログを参照してみてください。「長崎ちゃんぽん」と「皿うどん」はリンガーハットとか行けば東京でも食べられるものです。なので「できれば佐世保バーガーが食べたい」と思っていたのですが、駅の中にあった「佐世保バーガーマップ」を見ると、どの佐世保バーガーショップも駅からまあまあの距離に。歩けない事はないのですが雨がまあまあ強く降っているのと、もうアンパンマンが来たらアンパンマンが挨拶する前に頭に齧り付きたい程空腹をこらえていた私は、妥協して駅近くの「長崎ちゃんぽん」屋さんで長崎ちゃんぽんを注文。店のテレビに流れていた「なんでも鑑定団」はビデオなのか、たまたまなのか、佐世保では毎週これが流れているのかは知りませんが、丁度佐世保で鑑定をやってました。それを空腹で死にそうな目で恨めしそうにじっと見ている私。待つ事5分。出て来た長崎ちゃんぽん、これがまた美味いのなんの(^^)長崎はカキがたくさん取れるようでちゃんぽんにも欠かせない具材となっているのですが、実は私カキが嫌いなのです(・・;)しかしノロウィルスの影響でカキが大打撃という事もあり、頑張れカキ、という意味合いでこっちも頑張って食べているのですが・・・おぉ、このちゃんぽんのカキは美味い!(××)空腹は最高のソースとも言いますが、それがなかったとしても十分美味しいちゃんぽんだったと思います。しかも安い!そんなこんなでようやく人心地のついた私。私の旅はここから始まったと言っても過言ではなかったのでした(来週に続く)。さて、上昇の旅はここから始まるといわんばかりの日経平均は本日続伸。昨日引け後に発表された公示地価は都心で大幅に上昇し景気にとってプラス材料。それを受けて朝方から買われていますが、一方で最近3日で700円上げてきた警戒感、そして週末の様子見ムードから17500円を上値に重い展開を見せています。投資判断は「売り」。最近の上昇がすっかり想定外でしたが、どうも相変わらず上昇に力強さを見せません。その要因は出来高、売買代金の低さなのですが、連日20億株ちょっと、売買代金は3兆円割れと「中身を伴った上げ」とは見えません。もっとも、今回の下落局面での売買高もそれ程大きくなかったことから16500円~17500円付近は真空地帯であるという見方もでき、元々そんなに気にするところではないのかも知れません。ただ今年の世界的な相場テーマの一つに来年の北京オリンピックに向けた中国の消費拡大が挙げられると思います。それを裏付けとして世界の需要が高いと言えますが、それであるなら単純に世界の資金は中国に向かうはず。実際に最近日本株上昇場面でも外資系資金の売り越しが続いており「敢えて日本株を買う理由はない」という感じになりつつあります。新興市場は「買い」。しかしまだまだ消極的な買い。マザーズ指数は最近すっかり1000ポイント前後を居心地の良い場所と捉えてしまっており、反発の兆しは見えません。来週から実質新年度相場入りですが、何らかの起爆剤が出てくるか。スルガコーポ(1880)は反発。昨日の公示地価の上昇は不動産株にとって好材料。加えて同社には分割、配当、優待の権利取りの動きも見られ買い上がり材料ですが、最近の下落の割には弱い反発と言わざるを得ないところ。純粋に成長性もあるのですが、なかなか受け入れられていない状況です。ソフトバンク(9984)は続伸。昨日直近高値を更新し3190円まで。携帯電話の純増数は2ヶ月連続2位に付けており、数によるブランド力の向上を見せています。ヤフーBBの時のように歴史は繰り返すことができるのか。株価のトレンドは上向き。オプトロム(7824)は寄りに上場来安値を付けた後反発。昨日引け後に業績の下方修正及び配当実施を発表。どうやら今月に比較的大きな商談があるという話は不発に終わったみたいです。前回決算発表時の懸念が実現してしまいました。それにしても最終四半期の経常利益が700万円って一体・・・今年に入っての3ヶ月間は何のためにあるのやら。配当は1.5円と予想を上回る数字を出してきたので、配当利回りで見れば2%程度と高配当銘柄となっていますが、正直「苦し紛れ」の印象はぬぐい去れません。本日は朝方ストップ安水準の気配でしたが、寄りに向けて徐々に気配値を切り上げ、最終的にはプラス転換しています。来週の配当権利取りの動きと悪材料出尽くしの買いが入っておりテクニカル的にも面白い形となってきましたが、配当落ち後の動きが怖いところ。よって来週月曜の引けまで動きを見て、来週月曜引けの段階で損切りとします。PBRで見たら80円で1倍で下支え要因にはなりますが、成長性という面でみるとこの先苦労しそうです。新日鐵(5401)は続伸。25日線を下支えとして上昇してきており、再び相場の柱として復権しそうな動き。うーん、ここまで来ると900円はどうしても再トライしないといけないような雰囲気になってきています。もし900円を超えてくるようでしたら900円で損切りとします。以下ポートフォリオの動きです(前引け時点)。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2000円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→319000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8260円 目標12000円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→3130円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→74円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1053円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→621円 目標未設定売り銘柄新日鐵(5401) 3月13日より 848円→874円 目標750円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月23日
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月曜にTokyo IPO主催のヒラキ(3059)会社説明会があり参加してきました。ポートフォリオには組み入れていないですが、折角話を聞いてきたのでちょっと分析というより感想を書いてみようかなと。この会社は昨年11月に東証2部に上場したばかりの会社です。しかし会社自体は1961年創立で比較的古い会社でもあります。靴をメインに扱う小売業で「180円スニーカー」に代表される激安商品で顧客の関心を惹いています。しかもかつては90円スニーカーも販売したとか。残念ながら「お客様にとっては180円も90円も変わらない」という感じで失敗に終わったのだとか。確かにおっしゃる通りかも知れません。↓ヒラキHPhttp://company.hiraki.co.jp/安さの秘密は当然と言うべきか中国での現地生産。会社側の説明によると日本の靴需要は約6億足(一人5足程度)。流通している靴の90%は中国での生産。続いてベトナム、インドネシアという順序になるそうです。予め会社側に質問をしておいて当日答えて貰ったのですが「今後も高付加価値のブランド力のある商品を販売するというよりは一般的な普及靴で勝負していく」とのことで、低価格路線で突っ走るようです。今回の説明会で380円スニーカーをいただいたのですが、なるほど、380円ならこんな感じかーというような印象。ただ履き心地は思ったより良く、お得感はあります。同社が現在力を入れているのが「I'll be style」ブランドで、女性ファッション誌「cancan」のモデル峰えりかさんを起用し、比較的若い女性層もターゲットにした戦略を打ち出そうとしているようです。4月に同誌と提携した企画も行われるみたいですが、なるほど、モデルさんが履きこなせば2000円程度のサンダルでもしっかりして見えるものです。さて、同社の売り方としては店舗を持つというよりは通販での販売が主力に。自社店舗は逆に本社のある神戸に4店舗ある程度。後は大手小売店と提携しての販売とのこと。なるほど、確かに店舗を持たない事でコストは削減できますが、会場でもどなたか質問されていましたが「試し履きしないと買う気がおきないのではないか」という疑問も湧いてきます。そこはどちらかというと価格の安さでカバーする戦略のようで、とにかく売って売って売りまくる。返品率は業界の中でも低水準の3%程度だとのことです。戦略は大体わかったのですが、同社の財務状況を見て少し驚きました。有利子負債が100億円以上もあるのです。これが今回一番ネックに思った点です。同業種(ABCマート、ツルヤ靴店等)で比較してみると、100億超えているのは同社のみ。後は平均しても20億円程度に抑えているようです。うーん、これはどうなのでしょう?今後の金利上昇でこの負担は益々重くのしかかってきそうです。今回の上場で調達した資金で、ある程度の返済はされるようですがそれでも100億円切れるのかどうか。今期通期の営業利益13億円の見込みのうち、どれだけが返済原資に回せるというのでしょうか?配当性向は20%を目標にしているようですが、しまいには借金返済を目的とした公募増資や売り出しすら予期させる感じになっています。原因は3年前から始めたカード事業にあるようです。これの先行投資負担がかさみ、有利子負債の増加に繋がった模様。同事業はようやく来期黒字化の目処が立ってきたみたいで2010年には5億円の利益を目指すとのことでしたが、個人的にはうーん、どーでしょーという感じですね。大手カード会社が苦しんでいる昨今、果たしてカード事業は順調に利益に貢献していけるのでしょうか?個人的にはこれらの懸念材料がどうしても払拭できないのと、成長性という点であまり大きな躍進は見込めないのではないかという点で、現段階ではちょっと投資対象にできないという結論です。この辺本当は質問すれば良かったのでしょうが、残念ながら当日風邪で体調が思わしくなくフラフラしていたので正直それどころではなかったのでした。ただ質問したとしても私の懸念を払拭できる有効な回答が得られるとは正直思えませんでした。後は株価的に考えてみますと、公募価格1870円で上場した当社は同日にあおぞら銀行(8304)が上場したという環境の悪さも手伝って、初値1720円というところで決定した後、一貫して下落傾向。今年に入って初値近辺まで戻す場面がありましたが、そこから現在はまた弱含む展開になっています。PERは10倍を切っており、同業他社の中では割安な水準ではありますが、業界平均は大体10倍台前半ということで、特段安いというわけではないようです。一方3月末が近いということもあり、30円の配当取り、2000円分の自社製品購入券の優待取りの動きもありそうで、超短期的にはもう少し買われても良さそうな雰囲気ではあります。ただ個人的にふと思ったのは今後の展開として案外100円ショップ、コンビニ等と提携して靴の販売も可能なのではということ。売れ筋サイズの靴のみの限定販売で、何なら片方100円、両方で200円という販売も可能なのかなと。靴は靴屋で買わないといけないという常識も覆せそうで、価格の安さを武器にしたゲリラ作戦も有効なのではないかと思います。流通上の問題は色々ありそうですが、クリアできればオンリーワン企業として確立できそうです。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月21日
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えー、風邪は相変わらず治らないままです。しかも多分これは結構重い風邪です。かれこれ一週間猛威を振るっています。ある意味ハリケーンです。ある意味トルネードです。そしてある意味エルニーニョの影響です。・・・わけのわからないことを言ってないでさっさと九州旅行記の続きに移りたいと思います(ちなみに現在の風邪度は90%位なので変な事をよく言います)。長崎空港から用意してもらったホテルのある佐世保市までの交通手段は、バスの他に「ジャンボタクシー」なる乗り合いのタクシーがあるようです。ワゴン車に見知らぬ乗客同士が乗り合う、いわば「プチバス」とも言うべき存在なのですが「ジャンボ」は空港だから「ジャンボジェット」と「大きな」という意味で付けられたんでしょうね。どこの空港にもあるようですが、私は今回初めてその存在を知りました。今回の結婚式の主役である新郎から「佐世保まではジャンボタクシーがお勧め」と言われていたので素直に予約しておきました。色々調べてみたんですが、バスだと途中ハウステンボスに寄り道していく関係上、どうしても佐世保に到着するのが遅れるんですね。バスで1時間40分かかるところをジャンボタクシーなら55分で着きます。加えて運賃が50円安い!これはジャンボタクシーに決まり!!←そんなに力入れんでも(-。-;)ただ一つ懸念事項があったのです。それは何かというと「車内は気まずいやろーなー(-。-;)」ということです(・・;)車体が大きい乗り物ならともかく、ワゴン車ではギュウギュウでしょう。そして利用者は旅行者であり(地元の人ならマイカーでしょうから)多分ほとんどの人は夫婦ペアとかで来るのでしょう。すると2:2:2:2:1という構図が出来上がりそうです。そうなると「1」である私はかなり気まずいのではないか。そういう懸念があって「1時間も肩身が狭く気まずいのならやっぱバスにしよーかなー(-。-;)」とも思った程なのですが。結果、その懸念事項はある意味正解、ある意味杞憂だったのです。その訳は「全員ほとんど何も口をきかず1時間黙々と雨の長崎を移動したから」です。私以外の乗客は案の定皆男女ペア(夫婦orカップル)でした。つまりペアであっても周りの人に気遣って互いに話す事もできず、むしろもっと気まずい感じになるのです。そういう意味では元々一人で、ワゴン車の助手席に追いやられた私は一番救われていたのかも知れません(;^_^Aそんなドナドナ感溢れるジャンボタクシーは雨の中高速を走ります(何となく重い車内に風邪度70%)。1時間景色を見ながら走るのも楽しかったのですが、如何せん雨でイマイチ景色も見えなかったため「このタクシー果たして儲かっているのだろうか?」とか考えて暇つぶししていました。まず9人乗り(運転手を入れたら10人)なのですが、とりあえず私が乗った日は土曜でもあり、かき入れ時でしょう。なので大体きちんと満員にはなるようです。それでも平日は必ずしも客が満員で乗るとは限りません。一人もいなければ走らなければ良いのでしょうが最悪乗客一人という事も考えられるでしょう。運賃は一人1300円。まず高速代だけで片道1810円かかっていました(助手席でETCの支払いを眺めていましたので)。ガソリン代は燃費がリッター10kmとして、長崎空港~佐世保駅までがおよそ60kmだそうで、1リットル130円位としても130円×6=780円。当然運転手の人件費がかかり、どんなに安くて時給1000円位だとしても、一回の運行に一時間半位は拘束されるわけで、これだけの段階で三人は乗せないとペイできません。他にも予約センターの受付の方の人件費や会社の運営費、ジャンボタクシーそのものの車検等を考えた減価償却・・・etcを考えると、事業をやっていくための条件としては「平均5人以上はキープしつつ運行しないといけない」という事になります。市とかから補助金も多少は出るでしょうが、先日も某家族ぐるみで運行していたバス会社が過労で事故を起こしていたように、交通機関も大変なようです。皆さん、マイカーも良いですけど、たまには交通機関を使ってみませんか?エコにもなりますし。そんなことを考えている間に佐世保に着いたのが14時過ぎ。猛烈に腹が減って死にそうだった私は濡れるのも厭わず傘もささずにジャンボタクシーから降りたのですが・・・えっ!ココ本当に佐世保!?(疑惑な感じを残しつつ次回へ続く。この時弱りに弱って風邪度80%)さて、えっ!本当に17000円!?の日経平均は本日続伸。昨晩のNY株式市場が落ち着きを取り戻した事から世界の株式市場は好循環。朝方から買いが先行し続けた一日となりました。投資判断は「売り」。引き続き外資系証券の寄り前注文動向は売り越しが続いていますが、先日書いた「テクニカル的には直近上部に開いた窓(16940円~17150円)は埋めない窓として認識されているようで」という部分はすっかり外れ、窓をきちんと埋めて上昇してきました。安易なリバウンド狙いも結果正解だったようです。MACDも好転し、市場の流れは円安ムードと共に上向きです。最近のNY市場を賑わすサブプライムローン焦げ付き懸念問題は「アメリカ版住専問題」と誰かが言っていましたが、言いえて妙でもあるし、全然違うとも言えそうです。まずそもそもサブプライムローンとは「アメリカで担保のない人が住宅ローンを使おうとする時、その担保のない分を利率を高める事で補おうとするローン」の事です。それは住宅ローン全体のほんの1%強に過ぎないとのこと。私もこの辺はそこまで明るくはないので、あまり突っ込んだ事は書けませんが、これだけ騒がれていながらも実はほんのちょっとのお話なのです。それなのにこれだけ懸念されている状況は、昨年5月の世界同時株安を思い出しませんか?つまりインド株式市場が下落したことによる世界の株安です。考えてもみてください。インド市場なんて市場規模はNY、東京、ロンドンといった世界三大金融マーケットの数十分の一の規模でのお話なのです。それが世界株安連鎖を誘った。非常に失礼な言い方をすれば「象がネズミに驚かされた」という感じです(この場合象がインドっぽいですが違います)。つまり世界経済はしっかりとした基盤の上にデーンと座っているのではなく、危なっかしい天秤の上で綱渡りをしているのです。今回のサブプライムローン問題もその象徴です。ただ決定的に5月の株安と異なるところはサブプライムローンを証券化した商品が様々な金融商品に組み込まれており、それが元本割れするかもという事で換金売りが増え、同じ金融商品に組み込まれている別の資産にまで影響を及ぼすこと、実際にサブプライムローンを扱っている会社の株価が急落し、直接的な被害が出ている点です。つい最近まで世界同時株高とか言われていましたが、その足下は非常に弱い砂の城であると言えそうです。つまりサブプライムローンの問題が通り過ぎても、何か別の他愛もない問題が出てきた時にすぐに値を下げる危険をはらんでいると用心しておくにこしたことはないようです。話を日本に戻すと、日本もそんな危うい砂の城を必死に守ろうとしているわけです。金利を上げると株価が下がるのは確かですが、ちょっと金利を上げただけでワーワー言われ「時期尚早だったのでは」とか「適切だったのか」とか言われ、日銀はなかなか自分たちの思うような金融政策を掲げられないようです。本当はもっともっと金利を上げていきたいのでしょうが、政治的な部分や市場の評価が気になって身動きがなかなか取れない状況のようです。現実的には今年あと1回は上げるとして、2回目はあるかどうかという感じでしょうね。話が愚痴っぽく長くなりましたが何を言いたかったのかというと「今の相場基調は弱く、下がりたがっている相場である」と見て取れるということです。日本の株式市場の出来高も薄く、様子見ムードにしても20億株割れというは極端に低すぎると思います。チャートを見ても17300円の壁(一目均衡表の雲の上限)は破れなさそうです。新興市場は「買い」。しかしまだまだ弱気の買い。マザーズ指数1000ポイント割れは徐々に恒常化していきそうな嫌な流れです。ただし繰り返しお伝えしているように、マザーズ指数1000ポイント割れは強い買いサインであると認識しておくべきと思います。本日はようやくダブルボトムを形勢するかのような動きでした。ソネットエンタテイメント(3789)は大幅続伸。マザーズ銘柄の中でも何とか上昇トレンドを崩さずにキープできているところは天晴れ。ただ30万前半が余りにも居心地良すぎたため、シコリが随分と溜まってきています。何とか上に抜け出せれば良いのですが。MACDの好転が起爆剤となるか。ソフトバンク(9984)は変わらず。最近勢いよく上昇してきた反動もあり、一服の調整の向きが強かったのですが、引けにかけて何とか戻しました。本日発表の信用倍率はやや悪化して0.94倍。しかしまだまだ需給は良好と言えそうです。オプトロム(7824)は反発。昨日上場来安値に顔合わせの場面もありましたが、PBRはとっくに1倍を切っています。ここからの下押しはかなり限定的。チョコチョコ仕込んでおくことをお勧めします。新日鐵(5401)は続落。相場の主役をすっかり三菱重工(7011)に奪われた感じですが、正直三菱重工では日本の相場を引っ張るには力不足かなという感じ。それが日経平均を押し下げて、鉄鋼株を押し下げて・・・というシナリオを想定しております。テクニカル的にも25日線割れがいよいよ見えてきたところ。外国人投資家の売り越し基調が続いているのも売り方にとっての支援材料。残念ながらJT(2914)と任天堂(7974)は仲良く損切りラインに到達してしまったので、昨日付で損切りとなっています。下げ相場の中、よりによってなかなか下がらない二銘柄を選んでしまったのは大失敗でしたが、被害が拡大する前に逃げられて良かったかなという部分もあります。今後は銀行株で何か「売り」銘柄にしようと画策中ですが、もう少し戻ったところを狙いたいと思います。そして明日は祝日ですが、すごーく気が向いて体調がすごーく良かったら、昨日ヒラキ(3059)の会社説明会に参加してきましたので、それを元にミニレポートを書いてみようかなと。あと、明後日は仕事が忙しいのでブログはお休みです。予めご了承ください。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2040円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→327000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8070円 目標12000円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→3080円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→72円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1077円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→617円 目標未設定売り銘柄新日鐵(5401) 3月13日より 848円→829円 目標750円
2007年03月20日
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先日風邪でぼんやりしながらニュースを見ていたら「携帯小説」という文化が確立しつつあるという特集を組んでいました。一躍有名になったYoshiさんの「Deep Love」を皮切りに、今や何十億円規模の売上を弾き出す一大産業になりつつあるようです。なるほど、携帯かー・・・とも思ったのですが、よく調べてみるとほとんどが恋愛小説なんですよね。ほとんどというか全てが、という感じですうーん、恋愛小説は全くもって苦手なので、こういうところに投稿しても浮いた存在になってしまうのでしょうね。諦めました携帯小説に限らず、パソコン上での小説に関しても恋愛ものがほとんどを占めているようで。そんな中で私はすっかり異端です。いやん、異端。いかん、異端。違反、異端・・・何を言ってんだか。風邪の熱はすっかり頭に来てしまったようですさて、今日は日曜なので小説の日です。前回までの分は毎週日曜のブログを参照してください。前回までの分が読み辛い場合や余りにも長過ぎて過去の話を忘れてしまった場合は下記のまぐまぐバックナンバーの方でも本文のみ公開していますのでご確認ください(リンク先の画面上部「前のページ」で過去の作品に遡れます)。↓メルマガ「短編小説家」のバックナンバーhttp://blog.mag2.com/m/log/0000169503/ 正義のみかた※この作品はフィクションであり、実在する、人物・施設・団体とは一切関係ありません。第二十九章 沈黙ざわついた法廷内。そこに「静粛に」と裁判長の声が飛んで法廷内はすぐ元の静けさを取り戻した。しかし静かなのは法廷だけで良かった。敦君には次の言葉を発して欲しかった。「被告人は黙秘するのであればその意思を示せば良いのです。どうですか?」裁判長が敦君に呼びかけた。「いいえ、黙秘ではありません。あの時の事を正確に思い出そうとしていただけです。自分の気持ちを」黙秘ではないことを確認した裁判長は「では続けてください」とだけ言った。元々確信はあった。最後に面会した時、敦君は鑑別所から逃走した理由を「本当に母親に会った時、自分に殺意があるのかどうか確かめたかったから」と言ったのだ。自分の中で迷いがあるという事は、本気で殺すつもりなんてないということだ。世の中殺してやりたいと思う人間はたくさんいるが、思うのと実際に実行に移す事の間には何百光年という開きがある。そういうものだ。「憎んでいたのは事実です。しかしあの時、若葉さんの跡を母親だと思って付けて行った時は少なくとも殺そうと思って付いて行ったのではありません」それを聞いた私はホッと胸をなで下ろしたい気持ちでいっぱいであったが、そんな姿をおくびにも見せるわけにはいかなかった。態度で示すハッタリ具合も弁護士として重要な要素である。そして人を信じるという事は何と忍耐力のいる事か。表立っては質問を続ける。「それを客観的に証明する事はできますか?」「証明・・・それは正直難しいです。でもさっきも言ったように殺そうと思って付いて行ったのではありません。それだけは言えます」「確かに殺意の有無を証明する事は難しいでしょう。しかし、私はやはり被告に明確な殺意はなかったと言えると思います。というのも、もし最初から殺意を持って跡を付けたのであれば、少なくとも住所を突き止めた後にでも何らかの凶器を用意してから押し入るはずだからです。素手で他人を殺そうとは普通思いません。そういう点も考慮に入れていただき、弁護側からの質問は終了したいと思います」最後にある程度のフォローを交えて私は席に付いた。個人的にはまあまあの出来だと言えると思う。続いて検察側の質問。当然のように急先鋒は美方氏だった。「乙号証(供述調書)によると、犯行の動機は強姦、窃盗となっていますが?」「それらは後から付いてきたというか・・・最初からそういうつもりで押し入ったわけではないです」「母親に似ていたから性欲が高まったというのは、一種のマザーコンプレックスに近いものですか?」「自分にはわかりません。その時は衝動が抑えられなかったというか・・・」「金銭の強奪に関しては?」「それも結果として・・・よくテレビドラマなんかだと物取りの犯行にした方が捜査をかく乱できるとか言ってたのを思いついて。でもよく考えたらそれって被害者と顔見知りが犯人の時に有効な話で、見知らぬ人間の犯行なら意味はないみたいで。その時はそこまで頭が回らなくて」それとなく質問を上手くかわしている。既に警察での事情聴取で受けた内容と同じような質問であったから、私の質問よりもむしろ慣れた感覚だったのかも知れない。しかし検察側も攻撃の手を緩めようとはしない。「母親に似ていたから殺そうとした。つまり最初から殺意があった。そう捉えて宜しいということですね?」「では母親に対して殺意がなかったのであれば、若葉幸恵さん自身に対して殺意があったということではないのですか?」矢継ぎ早に繰り出してくる質問は着実に敦君を追いつめる。検察側は様々な角度から「殺意の存在」を明確にしようと必死だ。敦君もそれぞれ否定はするのだが、今の否定が次の質問の否定と矛盾しないように繋がらなければならない。将棋の世界で10手先を読む行為と同じ事かも知れない。一手間違うとすぐに「王手」されてしまうのだ。そもそも肯定にしろ否定にしろ、ある一つの意志を明確に決める行為だ。もし先の質問を読めない場合は「わかりません」とお茶を濁せば良いのだ。すると政治家のような玉虫色の答弁が簡単にできあがり、自身の発言に対する責任は無くなるし、向こうの質問を無力化できる。何と便利な言葉であろう!そうする事によって裁判を長期化させる事は可能だろう。その間にこちらの態勢を整え、こちらに有利な回答を選ぶ時間だって稼げる。20手先まで読めるかも知れない。しかしそれでは意味がないのだ。それは弁護側である私にとっても。単に裁判に勝ちさえすれば良いという問題ではなかった。第一、そこまで気を回す事は敦君には無理だろう。私はただ美方氏の質問時間が過ぎるのを待った。「では最後に」勿体つけるように美方氏が切り出した。「鑑別所から逃走した事実は認めますね?」「はい」「何故逃げ出したのですか?逃げれば何とかなるとでも思ったのですか?」「いいえ、そうではなくて、今この時しかないと思ったのです」「この時しかないとは?」「母親に会って自分に殺意が有ったのか無かったのかを確かめる最後のチャンスだと思ったのです」私は内心「しまった!」と思った。しかし最早それは手遅れであった。「確かめる、と言うと?」「母親本人を目の前にした時に自分はこの人にどういう感情を抱くのかという事です。それが好意なのか殺意なのか・・・」「先ほどあなたは弁護人からの質問時、明確に『若葉さんの跡を母親だと思って付けて行った時は少なくとも殺そうと思って付いて行ったのではありません』と証言されましたが、それは無効であると断言せねばなりません。何故ならあなたはその後、自分の気持ちを推し量るために母親に会いに逃走した。であるなら少なくともそれ以前には母親に対する殺意がないとどうして言い切れるのですか?」形勢は一気に不利になった。
2007年03月18日
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目覚めて寒い寒いと思ったら東京は初雪を観測だそうで(××)昨日は結局風邪が悪化したので病院へ行って診て貰い、そのまま会社は休みました。今まで比較的会社は休まず頑張って行ってたのに、今回の風邪は今までの風邪の何倍も強敵のようです(T△T)多分旅行時に押さえつけていた風邪の余波がドッと押し寄せて来たんでしょうな。そんな今日も午前中はずっと寝ておりまして、昼からは最近さすがに寝てばかりでしたから、これ以上眠れないよってな具合で、致し方なく起きてボーッとテレビを見たりネットを見たりしていました。今もゴホゴホ咳しながら、鼻水ダーダー流しながら書いております(T_T)そんなこんなで未だ全身倦怠感が漂っていますから、九州旅行記は今日はお休みして、来週からまた再開したいと思います。ちなみに現在の風邪度は120%位です(T△T)全身倦怠感が残る株式市場は昨日軟調。昨日は寝ていてほとんど市場を見ていられなかったのですが、後場一応切り返して一時プラスにはなったものの、結局は引けにかけてズルズル売られる展開になったようです。投資判断は「売り」。テクニカル的には直近上部に開いた窓(16940円~17150円)は埋めない窓として認識されているようで、5日線と共に頭を抑える要因となっています。週足で見たチャートはギリギリ上昇トレンドを崩してはいないですが、MACDも暗転し、先安感の方が強いチャート。その他の指標的にも積極的にプラスに評価できる状態のものはなく、安易なリバウンド狙いは痛い目に遭うと思います。新興市場は「買い」。しかし何度も書いているように買いは買いでも消極的な買い。堀江前社長の実刑判決も出て、新興市場的には過去の負の遺産をいい加減払拭していきたい場面ではありますが、なかなか買い手かがりに乏しい状況。昨日マザーズに上場したUSJ(2142)は新興市場での久々の大型上場となりましたが、事前人気の悪さを反映して初値こそ公開価格を下回ったものの、引けにかけてはストップ高水準で切り抜けています。ほんのわずかながらも新興市場に光明が見え始めているのかも。スルガコーポ(1880)は軟調。内需関係は最近徹底して売り込まれている感じですが、同社も例に漏れず。8500円を割ったところで利益確定売りしておくべきだったとも言えますが、同社の持てる様々な潜在力を勘案して少なくとも今月末までは様子見としておきたいところです。ソフトバンク(9984)は続伸。一昨日に続き力強い上昇を見せています。週足ではいよいよ26週線と52週線のゴールデンクロスが迫ってきており、もうしばらくの上昇波動は約束されたようなもの。なので本当は大和総研並みに目標株価を4000円としたいところですが、全体相場の軟調さも考慮に入れると3500円辺りがやはり妥当かなとも思います。ただ今後の動きを見ながらもう少し流動的に対応していきたいと思います。日本ビクター(6792)も続伸。松下の保有株式売却先がTPGに決定したとの報道を受けて朝方売買停止の状態でしたが、結局はそれ以上具体的に何も発表されず。投資家の不安心理が見え隠れし、一進一退の状況。買収後上場維持されるのであれば再建期待で上げて行けるでしょうし、TOBするにしても今の株価より極端に低い値でのTOBはないでしょうから下よりは上に行く可能性の方が強いと見ています。純粋にテクニカル的に見ても上を目指しそう。もっとも、あまり意味はないでしょうが。新日鐵(5401)は反落。すっかり人気が離散しつつあり、かつての王者の風格が消えつつあります。UBSの目標株価1000円への引き上げ、ミタルがポスコの買収に関心、と上げ相場であれば強く反応していたニュースも今では反応薄。MACDの暗転、5日線に頭を抑えられ、とテクニカル的にも苦しいところ。目標株価を750円まで引き下げます。なお、月曜のブログはお休みします。予めご了承ください。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1995円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→312000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8100円 目標12000円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2975円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→72円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1057円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→606円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→549000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→33350円 目標28000円新日鐵(5401) 3月13日より 848円→836円 目標750円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月17日
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昨日は突然お休みしてすみません。また風邪を引いてしまい、会社から帰ってきたら風呂も入らず速攻寝てました。今日も午前中は会社に行ったのですが昼過ぎに早退。それでブログ書いてりゃ世話ないのですが(;^_^A会社の人からいただいたユンケルをチューチュー吸いながらの更新です。最近しょっちゅう風邪で弱っているのですが、実は今回の風邪にはプロローグがありまして。それが最終的に臨界点を迎えるまでブログ史上初の(?)「風邪度」を表示しながら3月10日からの九州旅行記を書いていこうと思います。3月10日(土) 風邪度70%その日は朝目覚めると頭がガンガンしていました。気温は3月に入ってからポカポカ陽気だったのに冬将軍が再度攻め込んで来て急激に冷却。どうやら寝相の悪い私は布団を蹴飛ばして寝冷えしてしまったようなのです(T△T)しかし友人の結婚式があり、どうしても長崎へと行かねばなりません。飛行機だって予約してあります。とりあえず準備を整え、できれば頼りたくないのですが万が一に備えカバンの中には風邪薬を入れていざ出発。頭痛以外の症状は出ていませんでした。しかし頭を少しでも動かすと頭の真ん中からズキっとするような痛みが(T△T)たれパンダさながらグテーっとした状態で電車を乗り継ぎ羽田空港に到着します。チェックインして何とか飛行機に搭乗。私は窓側の席で景色を見るのが好きなので、ネットで窓側のシートもさっさと予約していました。私の席を探すと、あれあれ?誰か既に座っていますよ(・・;)こういう時皆さんならどうします?直接「あのー、そこ私の席なんですけど」と言えば良いのでしょうが、気弱な私はもし自分が勝手に席を間違えていたら赤っ恥だ!とか思うので、再三チケットの座席番号と照らし合わせた上でスチュワーデスさんに「この席どこの席ですかね?」と問い合わせました(-。-;)そしたらスチュワーデスさんが私の代わりに私の席に座っていた人の番号を確認し、誘導していってくれましたので無事席を確保。どうもその人単に座席番号を間違えていただけのようなのですが、普通座席番号って間違えなくないですか?まあ悪意がないなら良いですけど、スチュワーデスさんに指摘されて「すみません」も言わずに気ダルそうに荷物を抱えて移動するその人を見るとなーんか「お前そこまでしてこの席座りたいか?」と思われてそうで嫌なんですよね(-。-;)そんなこんなありながらも無事離陸。朝起きた時よりはだいぶ頭の痛みも収まってきて持ち直しの傾向を見せています。機内サービスのジュースにポンカンジュースがあったので、それを貰ってビタミンCを補給します。あー美味しいポンカンジュース(^^)(風邪度50%)2時間近いフライトでしたが窓側の席なので眼下に望む地表の家々を眺めながらゆったりと。それにしても東京とそれ以外の地域では住宅の数に差があり過ぎですよね。関東に密集し過ぎです(-。-;)なんだかんだで間もなく長崎に到着というところで機内アナウンス。「当機は間もなく長崎空港へと着陸致します。長崎の天候は雨。気温は9℃」えー、昼の一番暖かい時間帯のはずなのに9℃ですかー(××)まあ雨降ってるんならしょーがないですけど(・・;)長崎空港に無事着陸しますと、予告通り雨がシトシト。えーと、こういうシチュエーションなら30代以上の人なら絶対に頭に思い浮かべるフレーズがあります。飛行機を降りてターミナルへ移動中、後ろの見知らぬおばちゃんが案の定代弁してくれました。「長崎は今日も雨だっただわねぇ。ハハハー(^^)」多分同じ便から降りた人で実際に口に出した人はもう10数人はいるでしょうね。今日長崎空港を利用する人が同じペースで言うとしたら2、300人の人が同じセリフを言う計算になります。前川清の影響力恐るべし。「長崎空港ではそのセリフを禁止します。違反者は罰金」と言ったらスゴイ罰金が取れそうです。なんのこっちゃ(-。-;)いやいや、そんな事より私にとって雨よりも気温の低さが恨めしいのです。やっぱり寒い!東京より全然寒い!!・・・とゆーわけで今回のブログのタイトル通りの印象で九州旅行はスタートと相成りました。(風邪度60%の状態でつづく)さて、売買高の低さが恨めしい日経平均は本日反発。外資系証券の寄り前注文動向は大幅な売り越しながらも、昨日の大幅安のリバウンドという感じで終日前日比高く推移しました。投資判断は「売り」。また本日発表の3月第一週の投資主体別売買動向も外国人の大幅売り越し。かつての外国人買いで形勢された上昇相場の終焉を意味しています。昨日500円以上下げた割にはリバウンドが200円程度。出来高も23億株、売買代金も3兆円にようやく乗せる程度とエネルギーの低さが先行きを不安視させます。新興市場は「買い」。しかしこちらも売買代金が薄く積極的な買いには繋がらず。今日発売の四季報が個別銘柄に何らかの影響を与えるかと思いましたが、目立った影響は特にない状況でした。ソフトクリエイト(3371)は反発でようやくの25日線超え。先日は持ち株であるフラクタリスト(3821)について書きましたが6万円で未だに下げ止まり感なく。他にもセプテーニ(4293)を所有していますが、こちらも好業績の割には下がり続けるチャート。ネクストウェア(4814)といい、この銘柄には何らかの呪いがかけられているとしか思えません。四季報の中身は良好。メディシノバ(4875)も反発。特に材料がないのですが、材料がないだけにズルズルと値を下げる展開。テクニカル的にも支持線としていた75日線を下回ったため、一旦利益確定の売りとします。当分目立ったIRも出なさそうで、そうなるとテクニカル面での動きがポイントとなりそうですので。加えてアメリカ市場の景気減速懸念もあり、NASDAQで徐々に値を切り下げそうという点も不安材料です。またいずれ機を見て買いポートフォリオに加えたいと思います。ソフトバンク(9984)は大幅反発。大和総研の投資判断「1」目標株価4000円に反応した買いが入っている様子。大和総研の評価はしょーもない外資の評価に比べて有効なのが多いので安心感があります。期待しましょう。JT(2914)も反発。なかなかしぶとい値動きが続き、下げ渋る展開。一目均衡表の遅行線も雲の中に入ってしまい、大丈夫だとは思いますがもし557000円を付けてしまうようなら556000円で損切りとします。任天堂(7974)も反発。為替がやや円安傾向にあるのを支援材料。こちらも34000円を付けるようなら34000円で損切りとします。新日鐵(5401)も反発。昨日は日経暴落のお陰で随分と安いところでのエントリーとなってしまいました。一応本日は反発ながらも5日線に頭を抑えられる格好。出来高が減ってきている事が外国人が離れつつある状況を表していると思います。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2100円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→316000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8300円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1302円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2890円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→73円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1095円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→603円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→544000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→33300円 目標28000円新日鐵(5401) 3月13日より 848円→857円 目標810円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月15日
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ふぅー、九州から何とか無事に帰ってきました(;^_^A丁度今日の昼のニュースを見るとANAの飛行機が高知空港で胴体着陸をしていて大変な事になっていたようですね(・・;)幸いケガ人もおらず最悪の状況は免れて良かったのですが、私も丁度似たようなプロペラ機に乗ったものですから(長崎→鹿児島間)人ごとではなかったです(××)実際に乗っていて「車輪出なかったら大変やなー」とか思いながら窓の向こうの翼を見ていたものですから(・・;)うちの職場の同僚に「夢はアメリカでセスナと飛行場が欲しい」という航空機マニアがおりまして、私が九州に行くという事実よりも、「乗るのは747?777?」と私が搭乗する飛行機の機体に興味があるような人でして(;^_^A実は彼とこのニュースの話が出る前に乗った飛行機の話をしておりました。そこでプロペラ機の話をしていて「(乗客が座っている位置よりも)高いところに翼の付いたプロペラ機だった?」と聞かれて「そう」と答えると「それはボンバルディア社製のプロペラ機で不具合が過去に多いんだよ」とのこと。そして丁度今日の胴体着陸の飛行機もボンバルディア社製の同型のもの。あまりのタイミングにビックリしました(××)。恐るべき偶然。私にしてみればボンバルディアだかボンバイェだか(?)わからないですが、知ってる人は知っている不具合であれば避けられたんじゃないのかなーと。丁度シンドラー社製のエレベーターみたいなもんかも知れませんが(あれもいつの間にやら話題から消えましたが)、今回も色んな意味での人災でしょうね。命に関わる部分は慎重に扱って欲しいものです。そんなニュースが突然飛び込んできましたから、本当は今日から九州旅行記を書こうと思っていたのですが、明日から書き始めるということでひとつ(;^_^A今日は早速の仕事+残業で激疲れです(T△T)あぁ、また旅行に行きたい・・・さて、そんな郷愁すら漂う日経平均は本日下落。昨日は10-12月期GDP改定値の上方修正を起因とし節目である17300円を攻める展開でしたが攻めきれず。むしろ17300円での上値を固いものと認識させるだけの抵抗力があります。それに反応するかのように市場エネルギーも後退。本日も出来高20億株と激減しているところに悲壮感があります。投資判断は「売り」。テクニカル的にも先週末から書いているように17300円近辺にはSQの清算値と一目均衡表の雲の上限があります。ここを昨日一気に突破できれば強い下支え材料になったのですが、突き破る程の勢いはなく。3月頭の急落場面からの超短期リバウンド相場は終焉と見ます。この後はダラダラとした下げ相場を予想。為替も先週書きましたが118円を上値に現在116円台半ば。今回の下落波動の目的は115円割れであると思われます。新興市場は「買い」。しかし引き続き弱気の買い。なかなか新興に資金が向かうという状況は迎えないようです。ただ春の訪れ、氷が溶けるのを待つしかないというところ。ソフトクリエイト(3371)は動かず。本日引け後に久々のIR「住商情報システム(9719)と共同で会社設立」と提携話が出て嬉しい限りですが、最近気かがりなのは大株主に名を連ねる名証のフラクタリスト(3821)の連続ストップ安。12月末時点で同社株を評価額1億円保有していたものの、現在その価値は3000万程度で未だ下がる雰囲気すら見せています。有価証券の評価損を入れて下方修正とならなければ良いのですが、一方である程度織り込み済みという見方もできそうではあります。両社共にとっくの昔からスパイラルで下がっていますからね。ソフトバンク(9984)は反発。朝方は3000円台回復とイケイケの状態でしたが、引けにかけて急落。最近の鉄鋼株人気離散が同社株の追い風になっているようですが、市場の雰囲気の悪さに押される形。本日発表の信用倍率は0.87倍とまた需給関係は良好に。ここからの踏ん張りに期待。JT(2914)は続伸。昨日は再びイギリスギャラハーの買収話が前進したとのことで大幅高に。いつまでこの材料は尾を引くのやら。本日は引け後にS&Pが同社格付けを一段階下げたとのことで明日の売り材料になるのは間違いないでしょう。さて、いよいよというべきか、かなり迷ったのですが売り銘柄に新たに一銘柄加えたいと思います。新日鐵(5401)です。鉄鋼にまつわる環境は決して悪くありません。むしろご存知の好景気。鉄は熱いうちに買えという格言がずっと言われていますが、そろそろ冷めてきたのではないでしょうか。上値が硬くなってきています。株価的には単純に見ると1000円を目指す動きになりそうですが、900円突破に二度失敗しています。本当は3度目のトライがあるのではないかと思っていますが、5日線を本日割り込んできたため、この辺りがひとまずは限界であるのではないかと踏んでいます。鉄鋼株が外国人に人気があるのも周知されていますが、外国人目線で見ると今までの上昇相場は円安もあり、株価の上昇と為替の変動を掛け合わせてそれ程割高であるとは認識されなかったのです。しかし最近は急激な円高で海外の通貨と掛け合わせて見る鉄鋼株の価値は急上昇。外国人投資家にしてみれば資産価値が一気に増えてラッキーなのですが、一方で急激な上昇により実態との乖離がより大きく感じられるようになってきているはずです。まず新日鐵を売って利確して自国株に回そうと考えても不思議ではないでしょう。今まで出た「上方修正」「自社株買い」「再編期待」もそろそろ打ち止めの感があります。これから追加して好材料が出る可能性はその逆に比べて小さく、相場の資金もそろそろ別の主役を捜し始めるのではないでしょうか。下値目標は第一目標として810円。今回は鉄鋼株の勢いの怖さを考慮して少しずつ目標値を切り下げていこうと思います。おっかなびっくりという感じで自信の程はまだあまりないというのが本音でもあります。未だに金属の盗難は話題になってる程ですからね。それでも諸々を考慮した上で一応こういう決断を下したので、明日の寄りからポートフォリオに入れたいと思います。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2080円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→327000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8550円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1324円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2930円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→74円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1100円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→589円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→551000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→33400円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月13日
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一日間が開きましたが、前回の都電の運転手VS私の続きです。前回までのあらすじ・・・は、前回分のブログを参照してください(;^_^A前回分を読まないと何故私が怒っているかはさっぱり不明だと思います。トコトコ後ろの空いている座席に行こうとした私。その背後から大声で「お客さん!お金払ってくださいよ!!」(××)ビックリして後ろを振り向くと運転席から立ち上がり私を呼び止める運転士の姿が。喋れるんなら喋れや!!\(*`∧´)/要するにこういう事です。運転士は私の存在に気付いていたし、私がお金を払っていない事を確認していながら(バックミラーで困って立ちつくす私をチラチラ確認しながら)、2駅もの間、黙って無視し続けていたのです。何て悪質!「だからどこで両替すれば良いのかって聞いてるでしょ!?\(*`∧´)/」しかし運転手はまた運賃投入口を差し「ココ!」とだけ言うのです。もう他の乗客の視線もあるし、私が払わないと電車も動かないので「もういいや\(*`∧´)/」と思って200円投入。すると下からお釣りが40円チャリチャリン。へっ?(・・;)そう、実はその運賃投入口は両替機も兼ねており、投入した金額から運賃160円自動的に差し引くシステムになっていたのでした。なーんだ、私ってドジ・・・って皆さんならそれで終われますか?私はとてもじゃないですが終われません\(*`∧´)/まず小銭入れて自動的にお釣りが出てくるようなシステムになっていると考えるのが常識ですか?バスとかに乗ったら一旦両替してから投入口に入れるものでしょ?100歩譲って私みたいなド田舎出身のおのぼりさんが都会のハイソな仕組みを知らな過ぎただけとしましょう。それなら何故運転士は説明してくれないんですか?運転士は運転以外しないよう教育されてるんですか?単に指を差すだけでなく、「ココ!」と言うだけでなく、「ココに入れればお釣りが出てくるようになっているんです」と言ってくれれば良いじゃないですか。私は当時20代で比較的健康な成人男子だからまだ良いですが、お年寄りや体に障害をお持ちの方にはそれで通じるんですか?確かにそこのHPを見ると「運賃の支払い方」ときちんと書いてありました。しかし乗る前にわざわざ運賃の支払い方をネットで確認してから乗る人はいますか?駅にも車内にも「運賃の支払い方」なぞ書いてありませんでした。それなら運転士に聞かないで誰に聞けば良いんですか?・・・はぁはぁ、興奮し過ぎました(-。-;)それでもその日夜も眠れない位に腹が立ったので、翌日本社に抗議のメールを送りました。その後留守電に副所長と名乗る方からお電話が何度か入っていましたが、私が出られなかったので文章が一枚郵送で届きました。しかし私が書いた抗議文よりも短い謝罪の文章に私はまた怒り心頭だったのですが・・・まあ、ここは大人気ないですね(-。-;)でも「その非礼であった運転士の名前を教えてください」とあったのはやっぱり個人的には納得いかなかったです。私が抗議したかったのはその運転士個人に対してでなく、そういう運転士を野放しにしてしまうような環境を作っている法人に対してなのです。その運転士が例え怒られても別の運転士が同じような事をやっていたら意味がないのです。だから「私が管理者であれば誰か第三者を抜き打ちで都電に乗らせて運転士の勤務態度をチェックする」と書いて再度送りましたが返事はありませんでした。そんな因縁の都電に一昨日乗りました。かなり警戒して乗ったのですが・・・今回の運転士は感じの良さそうな人で良かったです(^^)そして試しに「どうやって両替すれば良いんですか?」と聞いてみようかとも思いましたが、運賃投入口に「お釣りも出ます」としっかり書いてあって改善されているようでしたので、今では法人である都電に対する怒りは消え、後はあの非礼な運転士に対する個人的な怨みに変わっています。おのれ、名前は忘れてないからな!あの某財界人に名前が似ている運転士め!!\(*`∧´)/さて、某財界人はどう立ち回っているのやらの株式市場は本日続伸。メジャーSQ、機械受注統計の発表と重要イベント目白押しの一日でしたが、寄り前に発表された機械受注統計は市場予想を上回る良い内容。それを受けて朝方から買いが先行しましたが、結局一日の間でSQ清算値である17290円に一度も達する事なく終了しました。投資判断は「売り」。今日のSQは皆さんの目にどう映ったかわかりませんが、少なくとも私は「SQの割に弱い」と感じました。一つは先ほども書いたように清算値を上回れなかった事。これによって上値を抑える節が一つ出来上がってしまいました。一目均衡表の雲の上限も17300円にあり、ここがかなり強い抵抗帯として機能しそうです。そしてもう一つは出来高です。最近あれ程エネルギーがあった過剰流動性相場はすっかりなりを潜め、30億株を割って推移。今日はメジャーSQであったにも関わらず、かろうじて32億株程度(内SQ分は概算8億5000万株)。売買代金も4兆7580億円(内SQ分は1兆5000億円)。こうなると上値にたまっているシコリを突き破って上昇する力が果たして復活するのかどうか甚だ疑問です。あれだけ踏ん張っていた鉄鋼株が弱り始めているのも相場の限界を示唆しています。とりあえず海外市場では今晩NYでの雇用統計に注目です。もしこの数字が悪かった場合、アメリカ市場の下落とドル安円高のダブルパンチで来週からはかなり苦しい展開を強いられるでしょう。チャートをひっくり返して見たら、窓開けしてかなり強い「反発上昇相場」のチャートに見えませんか?という事はかなり強い「反発下落相場」という見方ができそうです。新興市場は「買い」。しかし引き続き打診買い程度の買い。一方昨今の下落でも個人は大幅な買い越しに転じたり、信用の評価損率がそれ程悪くなっていない事から、値動きが良くなれば、また来週発売の四季報の中身で良い銘柄が出て来れば、新興市場にも資金が流入し、かつての栄光(ただし当時はバブルでしたが)を取り戻せるのではないでしょうか。ソネットエンタテイメント(3789)は大幅高。昨日引け後には業績の上方修正、初の配当実施、及び子会社ソネットエムスリー(2413)の1部指定替えが発表されかなりの追い風に。どうりで最近株価は上がりたいとする動きだったわけです。ようやく株価的には一年前の水準に戻り、失われた一年を取り返しつつあります。あの時の1株は今も同じ1株なんですけど、当然ながら市場参加者の期待や失望といった目に見えない気分だけで随分株価は大きく変わるわけですねぇ。ずっと信じて「買い」としてきただけのことはありました。しかしながらまだ買値には戻ってないですけど(T△T)ただ上方修正と配当実施分は子会社株式の売却と、それに伴う法人税等調整額が主因であり「無茶苦茶良かった」というわけではないようです。一方で本業のポータル事業がしっかりしている事を確認できたのが何より収穫。そして配当を開始したという事は機関投資家や投信に組み入れられ易くなったという事でもあります。そもそも無配企業は組み入れないとするところも多いですからね。多分次はDeNA(2432)が1部に呼ばれ、親は最後に呼ばれるのでしょうね。個人的にはそろそろ(次の9月末位には)株式分割を狙っているのではないかと読んでいます。マザーズ市場で時価総額の大きいトリオで影響力大ですから、これらによって新興株人気を取り戻して欲しいものです。スルガコーポ(1880)は小動き。そろそろ反発してくれても良さそうなものですが、内需株は最近やや敬遠されており、同社もなかなか苦しいところ。ソフトバンク(9984)は反発。SQを通過した事により安心感も伴って上昇し、日経平均を引っ張る原動力に。結果的に日足チャートの一目均衡表の雲上限にて反発し、先高感は強く。相場の柱である新日鐵(5401)の息切れにより主役交代か。JT(2914)は反落。昨日は大幅高で切り返してきましたが2歩進んで3歩下がるというチャート。じわじわと下落に。任天堂(7974)は続伸。為替が再度円安に振れてきた事により勢いを盛り返しています。一目均衡表の雲上限に達していることから今の水準が正念場。浮動株比率4.1%に対して発行済株式数の1.4%相当の売り出し株が14日受渡ですから、市場には比較的重しとなると思います。少なくとも売り出しの購入を決めた人は空売りしておけば差額の2500円分は取れるわけですから美味しい話ですね。そして明日から長崎へ友人の結婚式→鹿児島旅行へと繰り出すので月曜までブログはお休み、火曜から再開します。予めご了承ください。では行って参ります(^_^)/以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2035円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→330000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8350円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1342円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2930円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→76円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1152円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→597円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→521000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→33000円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月09日
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かれこれ2、3年前のお話です。私は帰宅するために都運営の某路面電車(もうバレバレですが(;^_^A)に乗りました。しかしあまり利用した事がなかったのでシステムがイマイチわからなかったのです。何のシステムかというと料金の支払いシステムです。切符は存在せず、ワンマンバスと同じ原理で運賃投入口に運賃を入れる感じになっています。一番最初に乗った時は料金先払い(料金はどこまで行っても一律160円)というのがわからなかったので、そして誰にも指摘してもらえなかったので、降りる時に払って皆から変な目で見られました(-。-;)その後に乗った時は乗客が運転士の態度にひどく立腹したらしく、運転士に対して何やら怒鳴りつけている光景を目撃しました(・・;)そんなわけでこの某路面電車は2回乗っただけですごく印象が悪かったのです。しかしその時はたまたま駅が近かった事もあり、またひどく疲れていた事もあり、致し方なく利用することにしました。今まで乗った経験から料金を先に支払うという事は既に学習しました。しかし今回は小銭が160円ぴったりなく、100円玉が2枚でした。まあ当然両替の機械も運賃投入口付近にあるやろーと思って乗ったわけです。ところが投入口近くに両替機は無く。あれあれ?(・・;)乗車待ちの列先頭で乗り込んだ私のせいで後ろがつっかえてしまうのでとりあえず横にズレ、若い男の運転士に尋ねてみます。「あのー、両替はどうすれば良いんですか?」運転士は前を向いたまま無視。あれ?(・・;)聞こえなかったのかな?もう一度尋ねます。「あのー・・・」運転士は前を向いたまま面倒臭そうに無言で運賃投入口を指さします。お金をここに入れれば良いのはわかっているよ\(*`∧´)/私はおつりが欲しいんじゃい!「ですから両替をしたいんですけど\(*`∧´)/」「発車しまーす」日本語が伝わらないままそのままドアは閉まり電車は動き出します。誤解のないように言いますが、運転士は日本人ですし耳が聞こえないわけでも口がきけないわけでもないのです。運転中の運転士に話しかけると危険なので次の駅まで私は100円玉2枚握りしめたまま運転士の後ろに立たされんぼ。ちなみに他の乗客はどうしているかというと、皆パスネット的なものや回数券、定期利用の常連客ばかりで実際に運賃投入口にお金を入れる人はいないのです。両替する人の真似すれば良いかと思っていたのですが、次の駅に到着した時に乗り込んできた客も常連客。現金で直接乗るような人はいません。私はすかさずもう一度尋ねます。「ですから両替・・・」はい、黙殺┐( ̄ヘ ̄)┌そのまままた電車は動き出しました。まさにワンマン(-。-;)かなりイライラした私は「もう知らねー。このまま払わないで次の駅で降りたろーか\(*`∧´)/」とも思ったのですが、次の駅の乗客の様子を見ることにしました。相変わらず運転士の後ろで立ちつくし、次の駅へと到着。しかしやっぱり両替を要する人はいませんでした。私は疲れていた事もあり、何にせよ空いている席に座ろうと思いました。回れ右をして座席の方へトコトコ歩いていこうとした私を見つけてパッと振り返った運転士が叫んだ言葉は未だに忘れられません\(*`∧´)/多分蠍座でしつこい私は一生忘れないでしょう。ちょっとここで無駄に引っ張って、先のお話は次回へと続きます(;^_^Aもうこの話を書き出したらまた腹が立ってきたので(思い出し怒り)、これ位で終われませんから\(*`∧´)/しかし何故今日この話を持ち出したかと言うと、今日数年ぶりに都電にどうしても乗らざるを得ない用事ができたからです。断腸の思いで乗る事にしましたが、悪い事が起きなければ良いのですが(-。-;)さて、断腸の思いで苦しめられる株式市場は本日反落。昨日は世界でリバウンド相場が演出されましたが、リバウンドも限定的。寄り前の外資系証券の注文動向は相変わらずの売り越し。今度は日本から弱気相場のバトンを世界に回しそうです。投資判断は「売り」。残念ながらリバウンドは本日半日すら持たず、あっさりと投資家心理を冷やし続けています。17000円を上値に重く、今週末のSQや機械受注といったイベントに向けて下値を支える力は弱そうです。新興市場は「買い」。しかしながら引き続き「大型株よりはマシ」程度の消極的な買いという感じは否めません。3月中は1000ポイント前半でのもみ合いを経て、春以降の相場に繋げたいというところです。ソネットエンタテイメント(3789)は変わらず。しかしながら比較的底堅い値動き。本質的に株価は上に上がりたいというベクトルは変わっていないようです。JT(2914)は続落。徐々に売り方に屈する展開になっており直近安値に。恐らくこの銘柄に関しては相場が上がっても売られ、下がっても売られ・・・という展開が続くと思います。当面は安心して売りの視点で。第一目標の50万まで後少し。任天堂(7974)は弱く。寄り後は売り出し価格決定による安心感もあり上昇しましたが引けにかけて弱含み。売り出し価格が30478円ですからその価格に収束するものと思われます。チャートも崩れていますし、こちらも安心して売りで見られるかと。今日は用事があってあまり相場を見られなかったので甚だ簡単ではありますがこの辺で。そして明日は仕事が忙しいのでお休みします。予めご了承下さい。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2005円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→302000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8310円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1361円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2695円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→74円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1155円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→583円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→515000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→31150円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月07日
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我が社にようやく先週Windows Vistaがやってきました。ビックカメラの店頭とかでは見た事あったんですけど、じっくり触る機会がなかったので早速アレコレ確認してみました。ツヤツヤしていますね。ツヤツヤ。何がツヤツヤかというとディスプレイがツヤツヤ。なんだかメタリックな画面です。まあそういうディスプレイを選んだだけの話なのでVistaがどーのというわけではないのですが(-。-;)ただまあVistaによって表示される画面も確かにキレイになってツヤツヤしています。いやー、逆に言うとツヤツヤしているという印象しかないといった感じで、色々触ってみたんですがまだ慣れないせいか使い辛いというか。そして肝心の処理速度がやっぱり重いんですね。勿論PCの性能に因るところが大きいんでしょうけど、結論を言うと期待外れという感じ┐( ̄ヘ ̄)┌Windowsは95、XPが大きな変わり目だったんですが、今回のは画像がキレイになった位でイマイチ購買意欲は湧きません。個人のPCは当分XPで良いかなーって感じです。さて、ようやく反発を見せツヤツヤしてきた(?)日経平均は本日上昇。昨晩のNY相場はリバウンドに失敗、そして寄り前の外資系証券の注文動向が引き続き売り越しだったこともかわして終日堅調に推移しました。何とか日本から世界市場へ株安連鎖止めのバトンは上手く渡せたという感じでもあります。投資判断は「売り」。ただし超短期的には「買い」。リバウンド狙いの買いは明日一日位は有効だと思います。私が想定していた下値ラインはことごとく破られ、昨日も「後場反発するのでは」と書きましたがさっぱりのダダ下がり。しまいにゃ500円を超す下げ幅という体たらくでしたが、いい加減反発の兆しはキラリと見えてきた状況。一方で、あくまでリバウンドの域は出ず、一目均衡表の雲の上限(17300円辺り)が戻りのMAX値と見られ、SQ通過後再度ダダ下がりを予想しています。円も118円位まではすぐ戻るのではないでしょうか。しかしこちらもその後の円高トレンドを予想します(アメリカ利下げ観測による金利差縮小を根拠として円キャリートレードの巻き戻し、積み上がった円売りポジションの解消等)。新興市場は「買い」。しかもマザーズ指数1000ポイント割れ水準では「強気の買い」。昨日ついに指数算出後まともに1000ポイント割れを見せました(算出直後には多少のブレによって900ポイント台はありました)。もうクドい位言っていますが、昨年10月12日のブログにも記載したように「1000ポイント割れは有り得ない。もし割れたら数年に一度の買い場である」というスタンスは今も変わっていません。なので当然銘柄選別の要はあるものの、基本強気の買いで良いと思います。本日のところはとりあえず全体地合の反発に因るところが大きく1000ポイントを回復してきました。正直急反発で上昇トレンドへ転換とはいかないでしょう。しかしながらこの水準でもみ合い、恐らくは大型株指数よりも早いレベルで上昇トレンドへと切り返せるのではないかと思っています。今が仕込み場であるとの認識はそのままで。ソフトクリエイト(3371)は年初来安値更新。引けでは何とか反発しましたものの、なかなか2000円が底値であるという結論を見い出せない状況のようです。先日も書きましたが好業績や増配を見せながらも売られ続ける奇跡の株です。俗世間から解脱している感すらあり、ある意味神々しくもあります(単に下げてるだけ(-。-;))。ソネットエンタテイメント(3789)は急反発。マザーズ指数と強く連動する同社にとっては当然の反発と言えそうです。今のところこのポートフォリオ内では一番上値余地があると思っています。スルガコーポ(1880)は続落。本日はリーマンによるポジティブなレポートが材料視されましたが結局下落。リーマンのレポートはあてにならない(自分都合が露骨)ので、まあ話半分というところにしておくのが良さそうでもあります。ソフトバンク(9984)は反発。相場の主役である鉄鋼の新日鐵(5401)は年初来高値を更新。ソフトバンクもこんなところでボヤボヤしてられません。本日はカリヨンのアナリストに損害賠償の訴えを起こすとの報道も追い風。個人的には「おーやったれー!」という感じです。先日も書いたようにメジャーSQを睨んでの相場操縦的なものを感じますし。本日発表の信用倍率はジャスト1倍。先週の急落局面ですっかり需給は緩くなってしまいました。今週からはまた仕切直しです。JT(2914)は続落。やっぱりディフェンシブ銘柄は上げ相場時には弱いです。ジワジワと値を削る展開。一目均衡表の雲を遅行線が下抜け、あとは時間の問題です。任天堂(7974)は反発。売り出し株の価格も無事決定した事により明日は続伸の予感。しかし昨年の上昇トレンドを下支えした25日線の抵抗力は強いと思われ上値も限定的に。一目均衡表の雲から下抜ける方が強いと思われます。日本ビクター(6792)は反落。アメリカ投資ファンド2社のTOB価格が400円~600円程度になるのではないかとの報道からプレミアムが剥落する展開に。確かに最近TOB価格が市場価格より下で決まる事が多く(ネットマークスの場合はちょっと意味合いが異なりますがエネサーブとか)連想売りにも。ただそれらに松下が応じるかどうかという事もありますし、2社が競合しているわけですから多少の期待はできるのではないかと思います。そもそもTOBがどうとか言うよりも下値は限定的であるとも思いますし。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2000円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→302000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8250円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1360円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2710円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→74円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1165円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→601円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→528000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→31100円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月06日
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はぁー、最近仕事が忙しいせいか何かロクな事がないですね。どっちかと言えば直接的に仕事に関係のないところでロクでもないことが続きます。お陰で何だか昨晩も眠れませんでしたし(T_T)せっかく風邪治ったのにこういうところでもう一度風邪引いてしまいそうな勢いでもあります。何かこういう時はポジティブシンキングでいくしかないですね。「喜べば喜びが喜んで喜び集めて喜びに来る」とどこかの法話集で聞いた言葉が浮かんできます。ため息ばかりついている時はある事象を不幸な出来事として捉え、テンションの上がっている時は同じ事象でも良い出来事と捉える。要は心の持ちようであると言いますけど、確かにその通りかも知れません。とりあえずは明日で仕事も一段落する予定で、今週末は友人の結婚式&友人宅訪問で長崎、鹿児島旅行が控えています。それまでもう一踏ん張り。今週も始まったばかりなので気持ちを入れ替えて頑張りますか(^^)さて、気持ちを入れ替えられない日経平均は本日続落。先週末NYが大幅安だったこと、進む円高、それらの結果でもある外資系証券の寄り前注文動向が4日連続大幅な売り越しである事が上値を抑えています。投資判断は「売り」。しかし超短期的にはいい加減「買い」。寄り段階から17000円を割り込み、日足チャート的には直近2つ窓を開けている状態です。今週はリバウンド色を高め、17500円程度までの急反発はあってもおかしくない状況。一方で日本の要因としては週末のメジャーSQ、機械受注の発表を控えていますから思惑含みの展開になりそうでボラティリティは高そうです。とりあえず本日後場はアジア株市場の動きにもよりますが、基本前場よりは反発し17000円も回復してくるのではないでしょうか。新興市場は「買い」。しかしこちらは前々からお伝えのように消極的な「買い」。大型株安の流れを受けて新興市場指数も下値トレンドラインを割り込み正念場。これ以上の下値は限定的である事から大型株よりは買いだろうと見ていますが、かと言って簡単に上がるとはお世辞でも言えない状況です。ソネットエンタテイメン(3789)は続落。新興市場安と共に下げスパイラルの状態になっています。テクニカル的には一目均衡表の雲に突っ込んでしまって第一関門を突破された状況。75日線の手前までの調整はやむなしというところです。スルガコーポ(1880)も続落。日足チャート的にはすっかり下値トレンドラインを割り込んでしまったため、見切り売りもやむなしというところですが、今の相場で手放してしまうのはちょっと勿体ないか。今後の相場の戻りを見て判断したいと思います。メディシノバ(4875)は反落。何とか最近引けにかけて戻していますが、同じバイオ関連でアンジェスMG(4563)が増資発表とこの相場でなかなかきつい事をやっています。それだけバイオには資金が必要ということでしょうが、先日上場した免疫生物研究所(4570)の不人気っぷりといい、この相場で敢えてバイオを買う理由も見あたらないというのが正直なところ。しかしバイオベンチャーは数年前に比べて多少見直されてきている感があり、10年かかると言われる新薬開発にはチラホラゴールが見え始めているものもあるので、一社が成功し株価急騰となれば見直される場面は突然やってきます。そういう意味では運命共同体ですね。ソフトバンク(9984)は続落。結局この株の復活が目先の株式市場を占うための材料になりそうです。相場に大きな影響力を持つ同社がどこで反発してくるか。株的にライバルの新日鐵(5401)も本日は下落ながら比較的底堅い動き。日本の鉄骨はどこまで株式市場を支えられるか。USEN(4842)も続落。日足チャート的にはすっかり崩れ、下値を模索する動きになっています。今敢えて同社を買う理由もなかなか見つからない状況でもありますが、そういう時こそ下値でチョコチョコ拾っておけば後で良いかも知れません。JT(2914)も続落。こちらは引き続き寄り売られ、その後ディフェンシブ性で買い直されるという展開が続き、なかなかすんなりと下がってくれません。しかし徐々にブローが効いてきている感じもあり、チャート的にはすっかり崩れています。持久戦か。任天堂(7974)も続落。円高が嫌気され、本日から売り出し価格決定日に入っているところも思惑含み。テクニカル的にも一目均衡表の雲に突入し、これで売り出し株券が市中に出回れば下げが加速すると思われますが、一方で売り出し価格が決まった後は少し反発局面もあるかと思います。日本ビクター(6792)は唯一反発。松下の保有株式買い取りにアメリカ投資系ファンド2社が名乗りということでこの相場の中逆行高。個人的には中国系企業が買収にという予想が外れて残念ですが、どうせ買われるのであれば経営陣にMOBを持ちかけて高く買い取ってもらおうとするサーベラスは止めて欲しいというところです。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2040円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→290000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8340円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1370円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2610円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→74円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1106円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→634円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→533000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→30150円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月05日
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最近は色々書き物が増えてきて、家に居る時はずっとパソコンの前でカタカタやっているようになってきました。本当はあまり健康に良くないんでしょうけど、すっかりライフワークになってしまいましたので今更止められないですねところで人生で今まで関わった文字数って一体どれ位なんですかね?そもそもまず一日に目にする文字量ってどれ位なんでしょう?少なくとも情報化社会と言われて久しい昨今、有形無形の情報が多数飛び交って、一日に接する文字の量は昔に比べて爆発的に増えているのでしょうねこの小説もなんだかんだで終わる頃には8万文字は突破しそうな勢いです。一太郎に付属のカウンターで確認してみました。短編のつもりで書き始めたのにちっとも短編ではなくなってしまいましたね。もうすぐ終わるだろう、もうすぐ終わるだろうと思いながらもダラダラ伸びていってます。この悪癖は直さないといけないですねさて、今日は日曜なので小説の日です。前回までの分は毎週日曜のブログを参照してください。前回までの分が読み辛い場合や余りにも長過ぎて過去の話を忘れてしまった場合は下記のまぐまぐバックナンバーの方でも本文のみ公開していますのでご確認ください(リンク先の画面上部「前のページ」で過去の作品に遡れます)。↓メルマガ「短編小説家」のバックナンバーhttp://blog.mag2.com/m/log/0000169503/そして来週は友人の結婚式に参加するため長崎へ行って来るので小説はお休みします。予めご了承ください。 正義のみかた※この作品はフィクションであり、実在する、人物・施設・団体とは一切関係ありません。第二十八章 白装束で挑む戦い被告人質問の段に入ると、非常に不謹慎な言い方になるかも知れないが、どの裁判でも真打ち登場という感じで法定内の空気は大なり小なり変わる。その変化の度合いは事件の深刻さ、被告人の特異さに比例する。今回は少年による殺人であるから双方の条件を満たしていると言って良い。傍聴席を埋め尽くした聴衆もこれからが本番とばかりに各々居住まいを正している。手錠と腰縄を付けられたまま証言台に立った敦君は、まず裁判長に向かって一礼し、続いて検事側、弁護側にそれぞれ礼をした。雄三氏の真似をするかのように。そして最後は傍聴席の若葉さんと彼の手の中にある遺影に向かって深々とお辞儀した。遺影の中の二人は笑顔のまま彼と向き合っていたが、若葉さんはそのお辞儀を拒否するが如く俯いて、敦君が正面に向き直るまで顔を上げることはなかった。堂々としている、という表現は変な誤解を招くかも知れない。しかし敦君はここでも雄三氏を真似るかのように背筋を伸ばし、全てを受け入れる覚悟を決めたようであった。最初は我々弁護側からの質問である。「えー、これから質問を始めるわけですが、最初に何か言っておきたい事はありますか?」いきなりバトンを回すのもどうかと思ったが、今まで裁判の流れを見ていた敦君の思うところを聞いてみたかった。裁判慣れしていない、特に人格形成すら完全ではない少年の発言に自由な裁量を与えるのは危険でもあったが。目線を宙に向け、敦君は言葉を選んでいるようであったがすぐに口に出した。「すいません。まずは自分がやった事でこれだけ多くの人々に、特に若葉さん親子には取り返しの付かない事をしてしまいました。謝って済むことでない事はわかっていますが、今は謝ることしか思いつきません。すみません。すみません」頭を下げながら繰り返される謝罪の言葉。しかし検察側、裁判官を含めて大人達は冷めた感じであった。彼らには「謝って済むのなら警察はいらない」というセリフがしっくりくるだろう。裁判ではよくある光景だから。その裁判の心証さえ良くすれば刑は軽くなるかも知れない。そう思う被告人の何と多いことか。私は敦君がそこまで計算してやっているとは思っていない。心から反省をしているはずだ。それは彼の心の中のピュアな部分、純粋な部分を数度の面会を通してわかっている、わかっているつもりだからだ。一方で弁護人の立場的には計算してでもやって欲しいという気持ちもある。当然その後の弁護に有利になるからだ。敦君の言葉が止むのを待って「それでは」と質問を切り出した。今回の質問で通らねばならないチェックポイントは殺害が故意でなかった事を証明する点。計画性のなさに関して立証しなければならない。「5月10日に若葉幸恵さんの跡を付けて若葉さん宅に押し入り、若葉幸恵さん、来未ちゃんを殺害してしまった事に関して間違いないですか?」「・・・間違いありません」「何故跡を付けたのですか?」「街で見かけたあの人が自分の母親にそっくりだったので」「そっくりというのは母親と違う人物と思って?それとも母親だと思った?」「あの時は・・・最初は母親だと思いました。もう何年も会っていないし、遠くから見て雰囲気とか感じとかで」「それは偶然?それとも以前から目を付けていたのですか?」「偶然です。たまたま駅前から連れと一緒に何か食べようかとファミレスに向かう途中で見かけて」「それで跡を付けようと?」「丁度その時子供を連れていて、楽しそうに笑ってて。それを見てすごくイライラしたんです。自分達を捨てて別の男のところに行って、楽しそうに生活している母親が。あの人の中では自分の存在なんて過去の話で、すっかり忘れて幸せそうに。人生をリセットして、自分達の事は裏切って」「母親ではないと気付いたのはいつですか?」「若葉さんの家に入ってからです」「何故母親でないとわかったのですか?」「その時に初めて間近で顔を見て」「お母さんではないとわかった。しかしそこで何故帰らなかったんですか?」「・・・何故だか自分でもわかりません。その時はカーッとなってて、なんというか自分でも抑えが効かないというか・・・」少しずつだが敦君の反応は明らかに悪くなっていった。一旦質問を切り替えて少し流れを変えようかとも思ったが、次には検察側の被告人質問が待っている。相手はあの美方氏だ。容赦ない質問責めが待っているだろう。そんな小手先のテクニックで今を乗り切るよりも、今の内に真実を話させて、向こうにパイを取られるのを防ぐ方が有効だと思った。だから私は敢えて今回の質問の核心部分に触れてみることにした。「母親だったら殺すつもりだったんですか?」「・・・」敦君はとうとう黙り込んでしまった。私はもう一度問いかけた。「どうですか?」「・・・」私は内心不安であった。判断を誤ったか?やはりワンクッション置くべきであったか?しかし彼には真実だけを語ってくれれば良いのだ。私が望むべき答えは勿論「殺すつもりなどなかった」というセリフだ。衝動的に犯してしまった罪であり、そのように意識してはいないという答えだ。しかし敦君は逡巡していた。「どうですか?」もう一度問いかけたがやはり黙ったままだ。「裁判長!これは黙秘権の行使であるととって良いのではないでしょうか?」美方氏が呼びかけた。傍聴席がざわめいた。弁護人の被告人質問で黙秘権の行使だなんて前代未聞だ。何故なら弁護人は被告にとって有利に発言を取り出すべく動いているのであり、予め質問の趣旨も打ち合わせているのが常であるから。ただ私は質問の打ち合わせなどしなかった。そんな事をしなくても真実だけで裁判を進め、そして敦君を弁護したかった。彼に本当に刑罰を低く抑える権利、それに見合うだけの価値がない場合にはどんな結果が出ても諦めるしかないと思っていた。しかし今はそれが裏目に出ていた。額に汗が滲んだ。それは決して空調の効きが悪いせいではなかった。
2007年03月04日
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本日は2月の成績発表の日です。今月は終盤にかけて大やられしたので、成績はかなり悪いです。覚悟して検証してみましょう。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日後場より3470円→2360円(先月)→2075円(19営業日保有 下落率12.1%)上場してからの順調な右肩下がりは今月更に極まり上場来安値更新で遂に一時2000円割れ。新興市場の下落と共に落ちていますが、さすがに最近の下落局面では底堅い値動き。いくらなんでもこれ以上は下がらないでしょう。買い銘柄に組み入れてから好業績は続き、増配までしているのに。これだけ下がってくるのは逆に奇跡に近いです。ソネットエンターテイメント(3789)2006年1月20日より 390000円→330000円(先月)→310000円(19営業日保有 下落率6.1%)せっかく株価の上昇に弾みがついてきたところに市場安の悪いムードを受けて下落に。テクニカル的にもチャートが崩れてしまい、何とか30万円どころで踏ん張って欲しいところであります。同社保有の上場株式時価のみで評価した一株辺りの株価は現在38.3万円。本業の価値、保有現金を含めるとまだまだ割安感は残ります。スルガコーポ(1880)5月26日より 7240円→9250円(先月)→8650円(19営業日保有 下落率6.5%)市場の悪いムードを受けて日足チャート的にはかなり瀬戸際の場面での攻防になってきています。例年3月は内需関連株物色傾向が強まり、同社にとっても買いの局面でもありますが(過去6年の3月の月足は全て陽線!)今年は果たしてどうなるか。月末の分割権利取りの動きが出てくれば多少緩和されるのですが。ソフトバンク(9984)8月10日後場より 2300円→2895円(先月)→2740円(19営業日保有 下落率5.4%)引き続き需給は良好ながらも先日カリヨン証券による嫌がらせによって大幅下落。日経平均を大きく下げる引き金にもなりました。昨日も書きましたが今更カリヨン証券のアナリストによって見つかるような不正会計処理があるとも思えず、メジャーSQを睨んで日本株の引き下げを狙った悪質的な行為としか思えません。クレディスイスも目標株価1340円に設定して売られ、その後わずか4ヶ月で3110円に引き上げ投資家を踊らせて、今回も擁護に回っているようですが一体誰が信じるのやら。おのれ外資め!メディシノバ(4875)9月27日後場より 1280円→1389円(先月)→1430円(19営業日保有 上昇率3.0%)世界同時株安なんてどこ吹く風。我が道を行っている株です。当面創薬の結果発表もなく、落ち着いた感じになっているためボラティリティは非常に小さいベタ凪。その代わり少しずつ上がっている隠れディフェンシブ株的な存在になっています。NASDAQ市場の株価と為替を掛け合わせた値の大体9割程度で連動してきたのですが、最近になって円高の影響もありようやく同値水準に追いついてきたというところ。こちらも一種の円キャリートレードの巻き戻しが入っているという見方ができそうです。リンナイ(5947)12月12日より 3570円→3620円(先月)→3010円(7営業日保有 下落率16.9%)ガス器具による死者が出ていたとの報道で一挙にストップ安。これにはやられました。悲しいですが損切りに。オプトロム(7824)1月12日より 92円→82円(先月)→78円(19営業日保有 下落率4.9%)四半期決算を受けて弱含みの展開に。確かに通期見通し達成が非常に困難に見える形です。今月中に比較的大きな商談があるとのことでそれがまとまるかどうかがこの銘柄の浮沈のカギを握る様子。いずれにせよ今の株価が割安水準であるのは間違いなさそうです。USEN(4842)1月16日後場より 1251円→1221円(先月)→1147円(19営業日保有 下落率5.9%)せっかく新興市場株の復活と共に人気が戻り始めた矢先に大型株安による下落が。先日は携帯事業者向けコンサルタントを手がける子会社株を譲渡したという事で、少しずつスリムに、そして有利子負債を減らしていこうという気概は感じられます。何とかGyaoで利益が得られる体質になれば良いのですが。住友大阪セメント(5232)2月15日後場より 445円→387円(11営業日保有 下落率13.0%)セメント需要の高まりにより好業績を期待して買いとしましたが、その後みるみる失速。中国での景気引き締め策が取られれば、真っ先にダメージを受けるのは建設業界。そうなるとセメント需要も落ち着いてしまうため残念ながら損切りとしました。元々買いに入れようと思っていたのにみるみる上がっていってしまったこと、そしてリンナイの暴落で結果ちょっと焦ってしまったと反省しています。大失敗の銘柄でした。日本ビクター(6792)2月20日より 629円→622円(8営業日保有 下落率1.1%)言ってしまえば三角合併解禁による恩恵を受けそうな銘柄として期待しています。同社の技術力の高さは海外から見れば魅力的でしょう。個人的には中国系企業からの買収が有力じゃないかと想像しています。今月中には何らかの結論が出そうですが、どういう結末が出ても同社の株主にとっては良い結果がもたらされるのではないかと思います。売り銘柄JT(2914)2月15日後場より 531000円→539000円(12営業日保有 上昇率1.1%)実に4年近く続いた上昇相場はそろそろ終焉を迎えると思います。その根拠はイギリスギャラハーの巨額買収。正直時代錯誤が甚だしいと思います。テクニカル的にも75日線と25日線のデッドクロス目前で下向きの圧力が強く。しかし最近の下落相場ではディフェンシブ性が功を奏して底堅い動きになっています。売り方と買い方の根比べというところ。任天堂(7974)2月15日後場より 31850円→31500円(12営業日保有 下落率1.1%)こちらも3年半近く続いた上昇相場の終焉が近いと見ています。根拠は円高傾向とDS、Wii人気の伸び率鈍化。業績は良いでしょう。しかし株価は将来価値の増大を見越して動くわけですから、今よりももっと高い期待がもてないと、これ以上の株価上昇は難しいと思います。テクニカル的にも月足で見るとかなり弱めの足に。来週価格が決まる売り出し後の動きにも注目。ゲーム好きの筆者的には好きな会社なのですが、投資となると非情にならざるを得ません。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると結果-0.51(%/営業日)という結果が出ました。計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計12で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均2/2終値17547円→17217円(19営業日 下落率1.9%) -0.10(%/営業日) TOPIX2/2終値1742→1721(19営業日 下落率1.2%) -0.06(%/営業日)今月はポートフォリオをプラスに作用してくれたのはわずか2銘柄(メディシノバ、任天堂)という体たらく。直前までプラス推移してくれていた銘柄のほとんどがここ数日の大幅な下げにより前月比マイナスとなってしまって、一気に成績は悪くなってしまいました。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した昨年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。KA指数132.1ポイントとなりました。実にKA指数計測以来、去年2月に次ぐ過去2番目に下落した月となりました(T_T)今月の敗因は過剰流動性相場の恩恵に与れるような銘柄がポートフォリオに少なかった事、そしてリンナイや住友大阪セメントのように短期間で暴落してしまった銘柄を組み入れていたことにより、計算上下げバイアスがきつくかかってしまった事にあります。しかもその結果、算出来初めて日経平均の上昇率より低くなってしまいました。これはちょっと憂慮すべき点ですね。振り返ってみると節分天井にこそならなかったものの、かなり近いところで天井を打った気がします。個人的には毎日のブログでも書いているように、中国発の株安は世界を席巻して、日本株は今年は弱気であると見ています。先日までの過剰流動性相場が相場の上値を抑えてしまっているのも弱気判断の一部です。そのため、今後ポートフォリオには後1、2銘柄は売り銘柄を加えて、下落局面に対応できるような形にしたいと思っています。この先上がるとお考えの方も少なくともヘッジを入れておくことは悪い事ではないと思うので、ポートフォリオに数銘柄でも売りポジションを持つ事をお勧めします。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月03日
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あー、風邪、仕事の猛威は未だ衰える事はありません・・・という程まではお陰様でひどくはないんですけど、純粋に時間がないので今日もショートバージョンでお届けします。日経平均は続落。未だ世界同時株安の影響は色濃く残っており、昨晩のNYは寄り後200ドルのマイナス。引けにかけては戻しましたが、日本市場では外資系証券の寄り前注文動向は引き続き1000万株近い売り越し。一気に一時116円台まで進んだ円高の影響もあり、日本市場も寄りから200円近くのマイナスとなっております。投資判断は「売り」。短期的なリバウンドすら見込めないとふんだ短期筋の売りもあり、上値の重い展開が続いています。この下落局面では上値にどんどんシコリが溜まってきており、より相場の先行きを重くしています。早めに相場転換することが必要なのですが、世界レベルで連鎖している以上、日本だけではいかんともし難い面もあります。新興市場は「買い」。しかし短期的な需給のバランスはすっかり崩れ、絶対的な割安感以外は買い材料もない状態。残念ながら今は消極的な買いというイメージとなってしまっています。ソネットエンタテイメント(3789)は続落。すっかり相場の雰囲気に飲まれてしまい、チャートも崩れてしまいました。テクニカル的に苦しい展開が続きますが、差し当たっては一目均衡表の雲が下に待っていますから、下支え要因として期待できます。上昇トレンドは変わらず。ソフトバンク(9984)は荒い値動き。昨日はカリヨン証券の嫌がらせによって暴落。日経平均を押し下げる要因となりました。本日はモルガンスタンレーのレポートも材料視され反発も。思惑が交錯する展開となっていますが、はっきり言って今更カリヨン証券のアナリストに不正会計が見極められるわけがないやろーと思いますね。ライブドアショック時にあれだけソフトバンク、楽天も疑われ、当然ながら様々な機関の調査や分析が入っています。今このタイミングでレポートを出してきたのは日本株全体に影響力を持つ同社を狙い撃ちすることによって、日本株の売りに最も有効的なタイミングでの一撃を期待してのことだと思われます。引き続きホールドで。JT(2914)は反落。ディフェンシブ性が強いためなかなかしぶといです。テクニカル的にはすっかりと売り転換しているのでリンゴが実って落ちてくるのを待ちましょう。さて、明日は2月の成績発表の日です。正直かなり成績は悪いですね。稼ぎ頭のソフトバンクもすっかりやられてしまいましたし。あまり期待せずに期待してください(-。-;)以下ポートフォリオの動きです(前引け時点)。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2000円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→312000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8630円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1405円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2800円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→77円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1163円 目標1500円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→616円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→533000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→31400円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月02日
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あー、今回の風邪は治ったと思いきや、また悪化しつつあります(T_T)鼻水がズルズル出ます(-。-;)ホンマに風邪ウィルスに対して弱い体ですわ。それでもまだ何とか大丈夫なんですけど、どっちみち仕事が忙しいのもあり本日はまたショートバージョンでお送りします。リポDと風邪薬飲んで踏ん張っています。日経平均は本日続落。ぐるっと再び地球を一周してきた世界マーケットは一昨日の上海市場の影響を受けてなかったところはしっかりと受け、既に受けていたところはそれぞれの影響度合いに応じて高安マチマチというところでしたが日本はまだ下げ圧力が続いているようです。外資系証券の寄り前注文動向も2000万株超えの大幅な売り越しが続き、上値圧力として重くのしかかっています。前場中に始まった上海市場が反落して始まっている事も嫌気されているようです。投資判断は「売り」。ただし超短期では17800円程度までのリバウンドが入りそうで、本日の後場辺りには一旦切り返してくるものと思われます。問題はその後でテクニカル的に上方に開けた窓を埋めてくるのか、来週末のメジャーSQを控えて思惑的な動きも出てきそうな感じでもあり予断を許しません。新興市場は「買い」。しかし大型株安に引っ張られ、マザーズ、ヘラクレス指数は共に安く。ただ日経平均のように先物に振り回されるという事がない分、マシな値動きにはなりそうです。ソフトクリエイト(3371)は反落。昨日は上場来安値更新後切り返し強引にプラス転。本日はその強引さの反動がきています。ここ半年位の日足チャートを見るとほとんどの足が陰線でしたが、最近は陽線がポツポツ出始め、出来高もやや増加傾向。新値足で見ても底打ちを示唆。2000円を割り込んだことも含めてそろそろ大底を打ったと認定しても良さそうに思えます。今後の反撃に期待。ソネットエンタテイメント(3789)は反発も前引けにかけて売りに押される展開。それでもこの地合の中強いという見方ができると思います。上に上がりたいという意志が感じられる動きであり、そういう場合は大人しくついていくに限るでしょう。ソフトバンク(9984)は続落。フィナンシャルタイムズとカリヨン証券が同社に不適切な会計処理があると取れるアナリストレポートを載せた事を嫌気。いつもの外資の嫌がらせという感じです。まだ上昇トレンドは崩れていないため、強気で見ていきたいところ。住友大阪セメント(5232)は続落。うーん、本当に悩ましい銘柄です。昨日の下落分を跳ね返す意志も感じられず弱い値動き。中国が景気抑制されるとセメント需要も減ってしまい、上がる材料より下がる材料の方が強いため後場の寄りをもって損切りとします。JT(2914)は続落。しかし昨日はディフェンシブ性の強い銘柄として下げ幅は限定的でした。チャート的には75日線と25日線のデッドクロスがそろそろ見られ、売り方優位の値動きが今後も展開されそうですから、じっくりと下がってくるのを待ちましょう。任天堂(7974)は反発。この地合での反発は強いという見方ができそうですが、バックボーンの業績は為替が円高気味に動いていること、アメリカの景気減速懸念から見通しは暗めになるのではないかと思われます。日足チャート的に一目均衡表の雲に突入してしまえば下げ足を早めそう。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→2100円 目標10000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→323000円 目標75万円スルガコーポ(1880) 5月26日より 7240円→8690円 目標12000円メディシノバ(4875) 9月27日より 1280円→1416円 目標1800円ソフトバンク(9984) 8月10日後場より 2300円→2915円 目標3500円 オプトロム(7824) 1月12日より 92円→77円 目標120円USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→1210円 目標1500円住友大阪セメント(5232) 2月15日後場より 445円→386円 目標700円日本ビクター(6792) 2月20日より 629円→624円 目標未設定売り銘柄JT(2914) 2月15日後場より 531000円→536000円 目標50万円任天堂(7974) 2月15日後場より 31850円→31500円 目標28000円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2007年03月01日
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