2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全17件 (17件中 1-17件目)
1
2008年11月28日(木)今朝のCNBCの英語放送でハートフォードの女性だったかが、インドのムンバイ事件が今後の相場に及ぼす影響はまったくない。すべて織り込みずみだとヌケヌケと言っていた。過去にもテロはあった。でも乗り越えてきたと。彼女は今起きていることが何もわかっちゃいないようだ。これまでイラクで起きていたこと。そしてアフガンで起きていることがパキスタンで起きて、今度はインドにまで起きたということ。パキスタンの「アフガン化現象」、そしてインドの「アフガン化現象」今日常的テロ地帯が中東からアジアに拡散しているということ。(しかもインド、パキスタンという核保有国に!)アルカイダのザワヒリの警告どおりではないのか。オバマはなかなかいい男だけど、アメリカの対アフガンでのアメリカによるテロ作戦(アフガン市民の皆殺し作戦)継続を見ると、彼も腐った男なのだろう。 インド洋で給油支援継続法案に奔走する麻生もアフガン市民大量殺戮の共犯者。そして我々日本人もみな共犯者。したがって次は東京に同時多発テロが起きても、なんら不思議ではない。もう意味のないよその国の市民の皆殺しがはさっさとやめろよと言いたい。それが相場にとっても世界平和にとっても一番いい。麻生はアメリカのご機嫌とりに奔走してるね。パンツのゴムひもの値打ちすらない男やね。鼻くそ以下やで。それにしても松下ショック。三洋電機の買収に微妙に影響しそうですね。何? 今度はゴールドマンが傾くって?ふんふん、それならバランスがとれるではないか。でもね。戦略のかけらもなかった松下。パナソニックという名前に統合するのになんで何十年もかかるの?アメリカのフロッピー事業失敗で10年以上撤退すらできなかった花王となんだか似てる部分を感じてしまう。戦略があるようで何もない。英生保で3000億円のファンドで日本株運用してるときも、ただの一回も松下を買ったことはなかった。松下の欧州本部の社長の頭もほとんど空っぽだった。松下グループ全体を今後どうするのか聞いても返事のかけらもなかった。「お客様にすかれる松下に」とたったその一言。だいぶ昔だけど、鹿島建設も同じだった。返事なし。そういえば、三越もそうだった。日本にはまだまだ腐った会社はどっさりある。そんな腐った会社の株なんて買う意味がない。俺はそう思う。小さくても社長から末端の社員まで汗流して毎日頑張っている会社がいいね。----------------------------------------------------------パナソニック:最終利益89%減 7年ぶり減益に下方修正 パナソニック(旧松下電器産業)は27日、09年3月期の連結業績見通しを下方修正すると発表した。営業利益は増益予想から一転、前期比34.6%減の3400億円(従来予想5600億円)、最終(当期)利益は同89.4%減の300億円(同3100億円)にとどまり、いずれも7年ぶりの減益となる。金融危機の影響で世界経済が急減速し、年末商戦で薄型テレビなどデジタル家電の販売落ち込みが避けられないため。売上高も同6.3%減の8兆5000億円(同9兆2000億円)。個人消費の低迷から、主力の薄型テレビの販売が目標の1100万台に届かないうえ、競争激化で想定以上に販売単価が下落する。カーナビゲーションなど車載機器も自動車市場の低迷で減少し、デジタル家電部門の営業利益が計画より1500億円減少する。このため、不採算事業からの撤退や売却、生産拠点集約などの構造改革費用を計画比で1300億円積み増し、最終利益の大幅減少につながる。また、株式市況の下落から保有株式の評価損600億円を計上する。記者会見した上野山実取締役は「特に米国など海外で販売の減少や価格下落が激しかった」と説明した。電機業界では、ソニーやシャープなどで業績の下方修正が相次いでいたが、パナソニックが10月末に発表した08年9月中間連結決算は最終利益が23年ぶりに過去最高を更新。通期も営業利益が前期比7.8%増とする見通しを据え置いていた。 農林中金:含み損1兆5千億円 年度内に1兆円超す増資 農林中央金庫は27日発表した08年9月中間決算(単独)で保有する証券化商品関連の含み損が1兆5737億円に上ったことを明らかにした。金融危機による市場の混乱が響いた。財務基盤強化のため、年度内に1兆円超の増資を実施することも併せて発表した。農中の保有有価証券の総額は9月末時点で約33兆円と貸出金の約4倍。有価証券の含み損の6割が自己資本から差し引かれることから、経営の健全性を示す自己資本比率は9月末時点で11.32%(3月末は12.55%)に低下する。 08年9月中間決算の経常利益も前年同期比86.3%減の205億円。証券化商品などで実際に損失が確定した1120億円を計上した。09年3月期の経常利益は同71.7%減の1000億円と7年ぶりの水準に落ち込む見通しだ。 農中は全国の農協が集めた預金約83兆円のうち、余裕資金を運用に回している。以前は企業向け融資が中心だったが、96年の住宅金融専門会社(住専)問題で巨額損失を出したため、運用方針を変更。大手行や生命保険会社をしのぐ規模で、海外への投資を積極化し、「日本版ヘッジファンド」の異名を取ってきた。だが、今回の大幅減益で再び運用方針の見直しを迫られるのは必至で、会見した上野博史理事長は「反省すべきは反省して今後の経営に生かしたい」と述べた(俺は言う。↑ 反省すべきは。。反省しとこれまで何百社のトップが その言葉を使ってきたけど、その言い方をする人間は絶対反省してないからね。 本当に反省するなら、反省すべきことを明言し、それを謝罪するのが正しい態度。 ここにいたってまだ反省すべき点すらわかってないし、最初から反省する気もない おろかな男だろう。あの男は。こういう会社は永遠の成り行きの売りでしょう}今日も「反省すべきは反省し」で何も反省しないおいらかな。。三郎
2008年11月28日
今夜のオバマ氏のポールボーカーの紹介の記者会見でも堂々としてますね。もう彼は大統領になりきって行動してる。頭脳明晰。スピーチもうまい。スピードがある。質問する記者達は誰もが目を輝かせてオバマの一語一語に耳を傾けている光景。彼らはもうオバマに酔いしれている感じ。いまや世界の運命はオバマの肩にのしかかっているようです。 白人至上主義のKKKには新会員がゾクゾク増えているそうだが、オバマが暗殺されないことを祈るばかりです。2008年11月26日(水)外人投資家の売買は12月第2週まででほぼ終了。12月第2週は忘年会で忙しい。証券会社の幹部と営業マンが世界中から年末の挨拶にやってくる。12月第3週はチームでランチを楽しむ。この段階で相場は完全に頭から離れている。12月第4週はクリスマスのみ。バーゲンでショッピング。来年の夏のホリデーの予約。で来年1月1日から来年の運用競争に命をかけてるファンドマネージャーは12月第3週までにポートフォリオに組み込んでいる銘柄を見直し入れ替えます。これに対応したできる証券マンは来年のテーマと来年のベストパフォーマー50銘柄を選んで客に持って行く。(これ常識だけど、今こんなことをやってるセールスマンはもう ほとんどいなくなったね。)********************************株式投資作戦:銘柄選びのポイントは:●原料、素材産業等の株は避けたい。●今期、来期増益。できたら過去最高益更新銘柄を選ぶ。 ●世界的景気停滞、悪化が当分続くとして、まだ買われていないディフェンシブ株。 (医薬品、通信、IT、インターネットネット勝ち組、食品、トイレタリー)●原料安、素材安の恩恵を受けるセクターで来期増益が期待できる業種。 (紙パなど。。)●日本を代表する世界最強の会社の中から、株価のドン底で買う。 (これが正攻法かな。業績は忘れましょう。 どれだけ安いとこで買うかというゲーム)●オバマ政権の「主要テーマ」で日本でも期待できる銘柄。●高配当利回り銘柄のなかで株価のダウンサイドリスクの少ないもの。 (年金などは相場を信じてないからひたすら高配当銘柄に投資する傾向あり)●来年の日本のテーマの中核企業をこの12月に買う。 12月後半の新聞、雑誌はどれも来年のテーマ特集ばかり組む。 12月前半の2週間は電車の中でもトイレの中でも来年のテーマを考え。 銘柄を考える。 もうすぐ9月決算のデータの入った会社四季報が出ます。 来年のテーマは前半と後半に分ける。 マクロ景気の動きを予想しながら、相場展開を予想する。 できたら四半期ごとに具体的に考える。 2009年1月-3月のテーマ 4-6月のテーマ 7-9月のテーマ。 10-12月のテーマ。 ------------------------------------------------------------------------------- 重要イベント:11月26日(水)米10月耐久財受注、米10月新築住宅販売。11月27日(木)決算:農林中央金庫 米国市場休場(Thanksgiving Day) 全米で大量の七面鳥が犠牲者に。11月28日(金)日本の10月鉱工業生産。アメリカのブラックフライデー。(ブラックとは多くの小売店が黒字になることの由来。感謝祭の休日からクリスマス商戦開始)11月29日(土) OPEC 会合12月2日(火)米ビッグスリー自動車3社それぞれの再建案の議会提出期限。12月5日(金)下院で公聴会。 12月8日(月)ビッグスリー救済すべきか、米下院で採決。12月中旬に また一部金融機関の決算。1月20日 オバマ新大統領就任三郎
2008年11月27日
太陽電池の出荷40%増 4―9月、輸出がけん引2008/11/26太陽光発電協会は25日、2008年度上半期(4―9月)の太陽電池の国内外出荷量が56万3400キロワットと、前年同期に比べ40%増えたとの調査をまとめた。輸出が51%伸び、国内出荷も6%増と上半期で3年ぶりのプラス。電気など主要エネルギー価格は高い水準が続いているため、代替エネルギーとしての需要が高まった。国内17社の出荷量をまとめた。出荷の約6割を欧州向け輸出が占める。欧州は太陽電池で発電した電気を割高な価格で購入する制度の国が多く、前年同期比48%増の高い伸びが続いている。韓国やインドなど欧米向け以外の輸出も、数量は少ないものの前年比89%増えた。国内向けは政府が家庭用発電装置の補助金を打ち切った06年度以降、前年割れが続いていたが、電気料金引き上げなどで家庭での導入増につながったようだ。
2008年11月25日
2008年11月22日(土)米GMの取締役、破産法適用申請含むあらゆる選択肢を検討米GM GM.N の取締役、破産法適用申請含むあらゆる選択肢を検討する意向=WSJ 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は関係筋の話として、米ゼネラル・モーターズ(GM) の取締役メンバーは、破産法適用申請も含む「あらゆる選択肢」を検討する意向で、こうしたスタンスはワゴナー最高経営責任者(CEO)とは意見が異なる、と報じた。 ワゴナーCEOは今週議会で、GM取締役会は破産法申請は実行可能な選択肢とはみていないと述べていた。 米GM:破産法申請での再建も視野 米紙報道 (毎日新聞) 経営危機に陥っている米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)の経営陣は、連邦破産法の申請も選択肢に、今後の再建計画作りにあたる検討に入った。米紙ウォールストリート・ジャーナルが21日、関係者の話として伝えた。GMはこれまで、ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)が「破産法申請は視野に入っていない」と繰り返していた。 GMは9月以降の金融危機の深刻化で急速に資金繰りが悪化。08年7~9月期の決算発表に合わせて「政府からの緊急支援がなければ、来年半ばまでに資金が枯渇する」と異例の声明を発表。危機的な経営状況を明らかにして、政府に支援を求めていた。これを受けて米議会は、20日まで自動車大手3社(ビッグ3)首脳の公聴会を開くなど審議を続けてきたが、自動車メーカー救済への反発は根強く採決の見通しは立っていない。12月2日までに提出される具体的な再建計画を見た上で法案採決の可否を探る方針。 オバマ政権移行チーム:自動車メーカーの「プレパック型」破産を検討 オバマ米次期大統領の政権移行チームは、米自動車メーカーの「プレパック型(一括準備型)」破産を同業界の資金繰り危機の解決策として検討している。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。 プレパック型の破産では、自動車メーカーは破産申請する前につなぎ融資を確保するとともに債権者、従業員、納入業者の譲歩を取り付け、申請後の再建計画も準備する。関係者によると、移行チームは既に少なくとも1つの法律事務所に、同チームの経済政策作業グループ責任者のダニエル・タルーロ氏(ジョージタウン大学法科大学院教授)がプレパック型破産の仕組みについて協議するために連絡すると伝えた。 米議会は20日、ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、クライスラーへの250億ドル(約2兆3800億円)の融資についての採決を12月まで遅らせることを決めた。法律事務所ロープス・アンド・グレー(ニューヨーク)の破産専門弁護士マーク・ベーン氏は、破産申請は「GMの問題を解決する環境を整える一方で、政府の財政的負担は限られる」と指摘している。 また、通常の連邦破産法11条を申請し破産裁判所の下で再建を進める場合は2-5年かかるが、プレパック型ならば半年-1年で手続きを終えることも可能だとベーン氏は説明した。 タルーロ氏は同問題についての取材を移行チームの広報部を対象に行なうよう求めた。チームの広報担当者ステファニー・カッター氏は「ただちに何らかの措置が必要という認識だが、具体的な案はまだない」と述べた。 GMは早ければ年内にも手元資金が枯渇する恐れがあり、2009年半ばに資金が底をつくリスクはさらに高いとしている。自動車メーカー3社のトップは今週の議会証言で、破産申請の案も検討したが却下したと語った。3社は12月2日までに、生き残りに向けた実効性のある事業計画を米議会に提出しなければならない。議会は同月8日からの週に業界救済案について審議する。
2008年11月22日
2008年11月19日(水)今日もNYは -270ぐらい下げてますね。メルマガはさきほど配信しました。遅くなってごめんなさい。今日も全部1万字。いっぱい盛りだくさんですよ。救済を求めるビッグスリーの下院公聴会。今夜の米議会でビッグスリーの公聴会を朝の3時まで聞いてましたが、あるおじいさん議員の鋭い質問。。そして失業者あふれる自動車の町ミシガン選出議員の感動的なスピーチ。なかなか見応えのある質疑応答でした。昨夜はポールソンとバーナンキFRB議長など出席。今日は救済を求めるビッグスリーのトップ3人と全米自動車労組の代表が出席。(GMが100から120億ドル, Fordが70から100億ドル、クライスラーが70億ドル以上救済金 を欲しいと言ってるようです。その計算根拠が不明確。)いくつかのおもしろい質問は:●AIGの社員よりもビッグスリーの社員が救済に値するという明白な根拠でもあるのか●プライベートジェットでここまでやってきたくせに、救済を求めているとは何事か。●(GMに対して)いったいいく金があっていくら不足してるのか、ちゃんと言え。いったい いつ、何月何日に金庫は空になるのか。いくら不足してるとちゃんと言えないくせに 100億ドル以上もよこせとはいったい何事か。「急ぎ」の理由の根拠を述べよ。●メキシコや中国などで生産してるくせに、米国民の税金を救済金に使うことのどこが 国民のためになると言えるのか?●俺の車は故障ばかり、ワイフの車も故障だらけ、修理屋にいってもどうしていいか 答えられない。会社に聞いても何の返事もなし。おまえ達は毎日いったいそこで 何をしてるのか。? まともな車を一回でもつくったことがあるのか? それでも 何百億ドルもの税金をよこせとよく言えるぜ。などなど、最高のドラマでしたね。あのミシガン選出の議員をGMの新社長にしたいと思った。三郎
2008年11月20日
2008年11月18日(火)歴代の厚生事務次官夫妻が続けて狙われたらしいけど、いったい何が起きたのか。。実は先日、年金問題がここまでひどいことになっているから、厚生省、社会保険庁の幹部が誰か刺されるかもしれないと友人と喫茶店で話しをしてたとこだったので今夜のテレビを見ててびっくり仰天。次は社会保険庁のビルか厚生省のビルごと爆弾で吹き飛ばされるかもしれないからそばに寄らないほうがいいね。国民の怒りはものすごいということを厚生省や社会保険庁の人間はちゃんとわかっているのかしらね。今回の犯人は右翼ではないか。もし厚生省や社会保険庁のビルごと爆破されることがあれば、どこかの過激派集団か。新テロ集団か。各省庁も自治体も過去のデータなど廃棄処分してるのが僕には信じられない。保存期間は今5年ぐらいかな?いつも悪いことをやってる奴らはどんどん都合の悪い書類(証拠書類)を廃棄してるのでしょう。国民はまったく守られてないからね。何かあれば自分で証明しろと言う。ひどい話し。コンピュータ入力段階からでたらめ、残ってるデータもでたらめ。今回の年金問題に関与した厚生省の幹部が刺されて殺害されても国民の払い込んだ年金がもどってくることはないのだから。本当にどうしようもない役人達だと思う。だけど、厚生省と社会保険庁のビルの爆破だけは止めてほしいね。国民の年金データが全部灰になってしまうと、もうそれは大変なことになる。なんだか怖い雰囲気。次は何が起こるのでしょう。今後12ヶ月、いや数年。景気悪化とともに考えれない社会事件、恐ろしい事件がいっぱい起きるのではないかと思ってます。鉄道にしても今窓のあく電車なんてないしね。新幹線も田舎の電車も窓があかないようになっているのがほとんど。韓国の地下鉄放火みたいに、ガソリンつめて乗り込んで火をつければ、500人ぐらいあっというまに全員死亡になってしまう。今後はトンカチを一本かばんにつめて行動しないとね。それに日本はイラク沖で世界の艦船に燃料補給やってるからね。その燃料でイラク、アフガンの人達が片っ端から殺害されているのだからどこかのテロリストが東京で大量殺人計画を実行しても俺は驚かないね。電車に乗らないこと。そして高層ビルに行かないこと。トンネルが怖いなぁ。。ドイツの特急の事件を思い出す。セコムの株を買ってる場合じゃないね。今日の厚生省幹部連続殺害事件で消費はもっと冷え込むのでしょう。
2008年11月18日
三菱UFJの4―9月期は6割超の減益、手数料収益振るわず与信コストも増 三菱UFJフィナンシャル・グループ は18日、2008年4―9月の当期利益が前年同期比64.1%減の920億円になったと発表した。投資商品販売などの手数料ビジネスの不振で収益が悪化したのに加え、与信関係費用や保有株式の減損処理などコスト面もかさんだ。 連結業務粗利益は前年同期比5.5%減の1兆6965億円となった。連結業務純益は同15.1%減の1兆0727億円。資金利益は海外向け貸出が好調で、前年同期比ほぼ横ばいとなったものの、手数料ビジネスを示す役務取引利益は同7.6%減となり、収益を大きく押し下げる要因となった。 保有株式の株価下落による減損処理で1452億円(前年同期は約450億円)を計上したほか、与信関係費用が同25.2%悪化して3349億円にふくらんだ。そのほか、証券化商品関連の損失が410億円となった。 4―9月期当期利益の通期予想に対する進ちょく率は41.8%。前年同期実績の通期実績に対する進ちょく率は40.3%だった。 大幅減益になったことについて、会見した畔柳信雄社長は「海外の貸出は比較的堅調に伸びているが、国内は景気悪化とともに厳しい」と説明した。 2009年3月期の当期利益予想は前年比65.4%減の2200億円で据え置いた。不良債権処理損見通しは開示しなかったが、貸出に対する与信コストの割合は当初の30ベーシスポイントから50ベーシスポイントに悪化するとの見通しを示した。貸出金残高90兆円に対する通期の与信コストは4500億円程度になるとみられる。 通期の当期利益予想はロイターエスティメーツによる主要アナリスト5人の予測平均値2173億円と同水準になった。 変動利付け国債の会計基準を変更、自己資本比率を0.1%押し上げ 保有する変動利付国債の時価評価方法を市場価格ではなく、理論価格に変更したことも表明。1200億円の改善効果があり、自己資本比率の押し上げ効果は約0.1%程度とした。保有有価証券の含み損益は、国内株式が8606億円のプラス、国内債券が104億円のマイナス。その他、海外の株式や債券は8500億円のマイナスとなった。 保有株式の含み損益がゼロになる水準は日経平均株価で9000円程度とした。 モルガンスタンレーとの業務提携、日本最強の投資銀行を目指す 畔柳社長は、90億ドルの出資を決めたモルガンスタンレーとの業務提携について、具体的内容を詰めるためのステアリング・コミッティーを立ち上げたことを明らかにした上で、「日本最強の投資銀行を目指す」と述べた。三菱UFJ傘下には投資銀行業務を担う子会社として三菱UFJ証券があるが、他の大手証券会社との差が大きいと指摘されている。畔柳社長は「企業買収や株式にかかわる本来の投資銀行業務は、日本企業のグローバル化の進展もありニーズは高い。三菱の顧客基盤と世界トップのモルガンの力を組み合わせる」と語った。 モルガンスタンレーの株価は10ドル台で低迷しているが、畔柳社長は「倒産するリスクは考えていない」と強調した。 5500億円規模の増資を正式発表 三菱UFJは同時に、普通株式6億3480万株の公募増資と自社株処分による3億株の売り出しを発表した。同日終値で計算すると約5500億円規模の資本調達になる。 公募増資の内訳は、国内で2億3480万株、海外で4億株、売り出しの内訳は国内で2億株、海外で1億株をめどとする。払い込み期日は12月15日から17日までのいずれかの日とする。発行価格などの条件は12月8日から10日までの間に決める。 9月末の自己資本比率は10.55%、Tier1比率は7.63%。 畔柳社長は「金融環境は異常事態で、いろんな意味で備えをしておきたい」と増資の理由を説明した。
2008年11月18日
新生銀とあおぞら銀:最終赤字に転落 9月中間連結決算 新生銀行とあおぞら銀行が08年9月中間連結決算でともに最終(当期)赤字に転落した。新生銀は旧日本長期信用銀行、あおぞら銀は旧日本債券信用銀行が前身で、いずれも破綻(はたん)銀行を米投資会社が買収したものの、海外向けの投資が多額の損失を出し業績を悪化させた。両行とも公的資金が投入されているが、経営不振で返済のめどは立っていない。 新生銀は、08年3月期に米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)関連で291億円の損失を出し、本店売却を余儀なくされたばかり。今中間期も、9月に破綻した米リーマン・ブラザーズ関連の融資や欧州ファンドへの投資で251億円の損失を計上。最終赤字は192億円に上った。 あおぞら銀の最終赤字は280億円。米ゼネラル・モーターズ(GM)の関連金融会社GMAC向け投資で233億円の損失を出したことが響いた。大株主の米投資会社サーベラスとともに出資したが、米自動車市場の冷え込みのあおりを受けた。09年3月期も270億円の最終赤字と、主要行では唯一の赤字決算を予想している。 両行の不振の背景は、国内の脆弱(ぜいじゃく)な営業基盤。支店の少ない長信銀だったため営業網が弱く、法人向け融資などは大手行にはるかに及ばない。その結果、高収益が期待できる一方でリスクも大きい海外向け投資に傾斜、金融危機の深刻化で損失が一気に膨らんだ。 収益が改善しないと公的資金の返済も進まない。政府が株式を保有して両行に投入している公的資金の残高は新生銀が2168億円、あおぞら銀が1794億円(ともに簿価ベース)だが、株価低迷で18日の終値ベースでは合計で約2800億円の含み損になっている。株価が大幅に回復しない限り、政府が損失覚悟で保有株を売却するとは考えにくく、公的資金の返済は進まない状況だ。 新生銀はティエリー・ポルテ社長が退任、あおぞら銀のフェデリコ・サカサ社長も退任を示唆している。両行とも経営陣の刷新で立て直しを図る構えだが、業績回復の道筋は見えていない.
2008年11月18日
2008年11月17日(月)早朝塩野義製薬のすごい材料。アストラゼネカのコレステロール低下剤のクレストールの全世界の売上げは3000億円超えてるけど。ひょっとして5000億円から6000億円になるやもしれないという話し。この薬は塩野義が開発したもの。イギリスの the New England Journal of Medicineで報告されたもの。先ほど会員向けに配信しました。より前に目を通してくださいね。三郎。
2008年11月17日
2008年11月15日(土)先ほど、有料レジマグサイト更新。メルマガ読者にも配信完了です。相場見通しと海外市場の総括。重要な出来事、今後2週間の重要イベントスケジュールなど、本日も1万字を超えた内容です。みなさんもぜひ、購読してくださいね。NY市場(11月14日金曜)の結果です: (The Wall Street Journalから) NYダウ 8497.31 (-337.94) -3.82 % ナスダック指数 1516.85 (-79.85) -5.00 % S&P 500 873.29 (-38.00) -4.17 % ラッセル 2000指数 456.52 (-34.71) -7.07% (小型株指数) 原油12月先物 中心値 56.45 ドル ( -1.79 ドル) (引け値は 57.04 ドル) 金12月先物 中心値 742.9 ドル ( 37.9 ドル) (引け値は 742.5 ドル) UK FT100指数 4232.97 (+63.76) +1.53 % DAX指数(フランクフルト) 4710.24 (+60.72) +1.31 % CAC40種指数(パリ) 3291.47 (+22.01) +0.67 % ドル= 97.10 円 (前日: 97.82 円) Euro = 1.2691 ドル (前日: 1.2853 ドル)フィラデルフィア半導体株指数 201.39 (‐13.76) シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)終値 8450 (‐ 30)大証終値比 シカゴ日経平均先物12月限(円建て)終値 8365 (‐115)大証終値比大証日経平均先物12月限 終値 8480
2008年11月16日
2008年11月14日(金)午前2時50分ごろ、NY株式市場でSP500指数が10月の安値を切ってしまってその後、そっと-300近くまで下落。また -200ぐらいまで戻しているとこ。議会でヘッジファンド規制論議。(日経CNBC)BloombergではGM救済問題について関係する議員への証言とインタビュー。シティトップは何をやってるんだという声も。アメリカは秒単位で音を立てて崩れている状況。これまで世界で何の罪もない人達をミサイルで殺しまくってきたツケがこんなとこにも出ているように俺には思える。アルカイダからすれば、別にミサイルをアメリカにぶち込むこともなく放っておいてもアメリカは勝手に崩壊している状況。この先どうなるのやら。次はスターバックスにも資本注入という冗談の話し。まるで本当に聞こえるね。-------------------------------------------------------------みずほFG の9月期当期利益は前年比‐71%、邦銀の収益環境も急速に悪化 *9月末の自己資本比率や自社株買いの情報を加え、再構成しました。 みずほフィナンシャルグループ は13日、2008年4―9月の当期利益が前年同期比71%減の945億円になったと発表した。与信関係費用が増加したのに加え、保有株式の減損や証券化商品の損失計上が響いた。世界的な金融市場の混乱に加え、国内の経済環境の悪化が進んでおり、邦銀の収益環境も急速に悪化しつつある。 <資金利益に加え、非金利収益も苦戦> 連結業務純益は前年同期比23.3%減の3174億円となった。資金利益は海外貸出は増加しものの、国内貸出が不振で微減。非金利収益は、個人向け投資性商品の販売による手数料収入が前年実績を割り込んだ。法人部門でも、中堅・中小企業向けのデリバティブ販売や外為関連収益が不振だったほか、海外部門の手数料収入も低調だった。伸び悩む資金利益の増加を、個人向けや法人向けの手数料収入で補ってきたここ数年の邦銀のビジネスモデルが苦境に差し掛かってきていることを示した。 ビジネスラインの不振に追い打ちを掛けているのが、金融市場の混乱や株価下落。傘下銀行の単体合算ベースで、みずほ銀行の中堅・中小企業向け貸出を中心に与信関係費用が前年同期比2倍弱の1304億円に急増。保有株式の減損処理で955億円を償却、株式関係損益が407億円の赤字になったのに加え、金融市場の混乱で証券化商品などの損失も720億円に上った。 会見した前田晃伸社長は証券化商品関連の損失について「みずほコーポレート銀行のアセットにマイナスが出た。金融市場混乱の影響が拡大した」と説明。ただ、損失発生のピークは前年に越えており、今後発生する関連損失は限定的との見通しを示した。日本経済の先行き不安から「向こう1―2年は、収益の大きな伸びは期待できない」と語り、苦しい経営環境が続くとの認識を示した。 4―9月期当期利益の通期予想に対する進ちょく率は37.8%となった。前年同期実績の通期実績に対する進ちょく率は105%だった。 09年3月期の当期利益予想は前年比19.6%減の2500億円。ロイターエスティメーツによる主要アナリスト4人の予測平均値2431億円を2.8%上回っている。 通期の与信関係費用は3行合算ベースで2350億円を見込んだ。前年同期よりも2倍以上悪化する。期初予想の通期の処理損見通しは1050億円だった。 通期の株式関係損益は1100億円の損失を想定。前提となる日経平均株価は9000円―1万円で、保有株式の含み損益がゼロとなる日経平均株価は9500円だとした。 <自社株買いは当面見送りへ> 今年度と来年度にそれぞれ4000億円を予定していた自社株買いの方針について、前田社長は「状況が変わったので、自社株買いを優先するよりも資本の充実に力点を置く」と述べた。今年度は7月に1500億円の自社株買いを実施したが、残りは先延ばしをする。みずほは、過去に優先株で行った1兆円増資の取得請求期間が7月1日から順次始まったため、将来の希薄化を抑制するため、自社株買いを進める方針だった。しかし、前田社長は「2年間で(計画通りに自社株を)買うのはきつい」と述べた。 同日発表した優先出資証券の発行規模は2000―3000億円を想定していることを明らかにした。1000億円の調達で、中核的自己資本(Tier1)比率の押し上げ効果は0.15%になる。9月末の自己資本比率は11.45%、Tier1比率は7.36%となった。 また、欧米への金融機関への出資については「すでに十分にやってきた」と述べて、現在具体的に検討する考えはないと語った。みずほは今年に入って、米メリルリンチに12億ドル(約1300億円)、業務提携先だった米投資銀行エバコア・パートナーズに1億2000万ドル(約130億円)出資している。
2008年11月13日
昨夜のメルマガで次の資本注入はGEだろうと書きましたがやはりそうでした。1500億ドルほどかな。今夜発表かな。エクセラントカンパニーだったはずなのに笑ってしまう。ソニーはゲームのやりすぎでダメになって、GEは金融に走りすぎた。どこかのアンポンタンファンドは気に入った株を25%も取得して破綻のうわさ。あほやで。顧客のお金を預かって運用していてどこかの特定の企業への投資は発行済み株数の5%以下が望ましい。最悪でも10%まででしょう。特定の企業の株を20%以上も保有しているようなファンドは頭が空っぽか、腐った頭のファンドマネージャーでしょう。しかもそんなばかげたファンドの出資してる金融法人はもっと頭が空っぽ。リスクを何も考えてないよね。あの会社どうするの?破綻するしかないでしょう。米トール・ブラザーズ、8─10月期住宅建設売上高は41%減の見通し (ロイター) 米高級住宅大手のトール・ブラザーズ は11日、2008年第4・四半期(8―10月)の住宅建設による売上高は、前年同期比41%減少するとの見通しを示した。 同社の暫定集計によると、第4・四半期の住宅建設売上高は約6億9100万ドルとなり、前年の11億7000万ドルから減少した。 ロバート・トール最高経営責任者(CEO)は声明で「残念だが、9月初旬にみられた安定の兆候はこの1カ月の金融危機で一変した」と述べた。 ネットベースの契約額は27%減の約2億6670万ドル、解約件数は233件の見通し。 同社株価は寄り付き前の取引で一時、約5%下落した。 米ファニーメイ、向こう4四半期で200億─400億ドル損失見込み=FBR (ロイター) FBRキャピタル・マーケッツのアナリストによると、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ) は、高水準のクレジット関連費用により、向こう4四半期で200億─400億ドルの損失を計上する見通し。 アナリストのポール・ミラー氏は顧客向けリポートで、2008年の1株損失について、前回予想のほぼ2倍となる20.80ドルと予想。09年の損失についても、同8.15ドルとこれまでの予想の3倍超に修正した。 一方、同社が多額の住宅ローンについて条件変更手続きを進めていることについて、長期的には損失の縮小につながる可能性があるが、条件変更がうまくいくかは不透明との見方を示した。 ミラー氏は同社の投資格付けを「アンダーパフォーム」に据え置き、目標株価を0.50ドルに設定した。 「(ファニーメイが)政府の管理下に置かれていることと政府の資本注入を受けて株式が希薄化されることを考慮すると、普通株主にはほとんど価値が残されていないように思われる」と述べた。 WSJ-アプライド、8-10月期45%減益・従業員1800人削減へ2008-11-13 09:06 (ウォール・ストリート・ジャーナル)半導体製造装置最大手の米アプライド・マテリアルズは12日、景気減速を反映し、従業員の削減計画を発表するとともに、弱気な業績見通しを明らかにした。 8-10月期(2008年10月期の第4四半期、26日まで)決算は45%の減益となり、11-1月期(09年10月期の第1四半期)は売上高と受注がさらに減少するとの見通しを示した。 同社は全従業員の12%に相当する1800人を、自然減、希望退職などを通じて削減するとした。これにより、費用を年4億ドル圧縮できると見込んでいる。 マイケル・スプリンター最高経営責任者(CEO)はインタビューで「このところの業績の落ち込みは深刻で、長期化するとみている」と語った。 半導体メモリーのメーカー各社は、生産能力が過剰になり、新規の半導体製造装置の発注を抑制したため、アプライド・マテリアルズは現在の景気減速の前からすでに業績が悪化していた。ただ、太陽電池パネルの製造装置という急成長中のすき間事業を手掛けており、スプリンター氏は、この事業は今期を通じて成長を続けるとの見方を示した。 8-10月期の純利益は2億3110万ドル(前年同期は4億2180万ドル)、1株利益は17セント(同30セント)。売上高は14%減の20億4000万ドルだった。 同社はアナリスト向け電話説明会で、11-1月期について、売上高は8-10月期に比べて25-30%減少し、1株利益は収支トントンから4セントになると予想しているとした。 決算や人員削減計画はナスダックの取引終了後に発表された。同社株の通常取引終値は、前日比0.70ドル(6.57%)安の9.95ドルだった。その後の時間外取引では一段安となり、終値比1.51%安の9.80ドルで取引されている。
2008年11月13日
2008年11月12日(水)もうすぐ朝です。今NYダウは -344ぐらい。消費の冷え込みだけでなく、アメリカはもうどうしていいのかわからないような状況。ポールソン財務長官の記者会見。会見が終わったときには彼の顔はゆでタコのように真っ赤になってました。疲労もひどそう。 救済方針変更で議会の承諾なんてやってる暇はないと言っていたけど、専門家はそれは無理だろうと年末に再び議会の承認が必要だろうと。7000億ドルの救済金は不良債権の買い取りから自動車ローンやクレジット、学生ローンなどの救済に使うと。GDPの65%ぐらいは個人消費だし。消費に関連した部分の救済に資金を投入するのが景気浮上に直結するだろうと言う。それにしても彼の英語はひどい。ゴールドマンザックスの社員であんな汚い英語を話す人間は見たことないですね。あの英語は彼がいかに営業でのしあがった男かということの証明なのでしょう。マフィアの親分みたいね。今朝配信のメルマガは1万字になりました。詳細はメルマガにて。三郎
2008年11月13日
NYの株式状況: 引け前 -135 ぐらい。(朝の3時から4時)最初上昇していたNY株式市場が下げに転じた理由はAIGの問題が一番大きいようです。これまでの投入資金はどうなったの?今回の投入資金はちゃんと効くのか、次また救済資金がいるのでは?そして他にも。。。●ゴールドマンザックスの決算危惧。損失が拡大しているのではないか。格下げも。 バークレー証券が問題点をレポートで指摘、GSの株価は -11%下落。 9月に180ドルぐらいだったのにGSの株価は70ドルぐらいまで下落。●AIGの赤字と巨額の救済問題。いったいいつまで米国民の税金を投入するの?次回は?●米家電2位のサーキットシティの破産。取引停止。 (ソニーも若干影響を受けているもよう。6000万ドルぐらいかな)●証券アナリストによるGMのターゲットプライス ゼロ設定。救済されても無価値な株。 株価はまた下げて3.3ドルに。。●景気悪化でグーグルなどネット広告の伸びと収益にも陰りか。とアナリストが下方修正へ。中国の景気刺激策を受けて原油も金も上昇。 AIGの株価は救済を受けて少し上昇。その後また状況が。。。サブ
2008年11月11日
2008年11月8日(土) ヘッジファンドの解約に伴う売り、現金化の動きが今後とも年末に向けて相場の下げの主役なるのかもしれません。今年のクリスマスは近年まれにみる暗いクリスマスになりそう。僕は今一人だから5人前のでかいケーキを去年と同じように発注する予定です。 ●11月6日のロンドン証券取引所で、英ヘッジファンド運用大手マン・グループが急落。 金融市場の大幅な変動や外国為替相場の影響で、4-9月期(2009年3月期の上半期) に運用資産総額が減少したと明らかにしたため急落。 9月下旬には703億ドルを見込んでいた運用資産額は結局9月末で676億ドルと、3月末 時点に比べ9%減少した。 かつてないほどの市場の混乱を受け、ヘッジファンドの動向が注目されおり、「数カ月以内 に最大500のヘッジファンドが破たんする」と予想する声もある。 このマングループは下期運用手数料アップを検討してるらしく、余計解約が増えるのでは ないだろうか。 同社は9月以降現在までどうなったかというと、 10月と11月には個人投資家による投資がやや増えたものの、機関投資家による 償還が前年同期の23億ドルから30億ドルに増えた。運用資産総額は9月末からさらに 減少し、11月初めの時点で610億ドルとなった。ひどい減少額。 そして翌日。 ●The Wall Street Journalの11月7日付けの記事に最大手ヘッジファンドの一つ、 シタデール( Citadel Investment Group)が大量に株や債券を売っていてそれが5日(木) の下げになっているという内容でした。 運用責任者はケネス・グリフィン。運用額は160億 ドル。(1ドル=100円で計算すると、僕が運用していた3000億円は30億ドル) 運用成績悪化で追加担保要求されているようです。貸し手はゴールドマンザックス、 ドイツ銀行、そしてメリルリンチ。(彼らの公式コメントはシタデールは大事なお客様です という返事。追加担保要求してるくせにね) 今週の相場と投資作戦: 以下1)相場見通しと投資作戦2)NY市場総括3)ロンドン株式市場の結果4)欧州株式5)外為市場6)金相場7)原油相場8)来週の重要イベント予定表 などなど今朝の配信も盛りだくさんです。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
2008年11月09日
2008年11月5日(水)相場はそろそろ利喰いでディフェンシブ回帰かと思いきやタイミング悪く、明日は薬品業界についてのいやな記事。さて株価はどうなるやら。製薬大手4社の4―9月期、全社が営業益2ケタ減2008/11/05, 20:30, 日経速報製薬大手4社の2008年4―9月期連結決算が5日、出そろった。国内事業は薬価改定、海外事業は為替の円高が逆風となり、全社で営業利益が2ケタ減となった。買収費用や研究開発費などの増加も響いた。ただ売上高営業利益率は全社が10%以上と依然高水準を維持している。売上高は非医薬事業の売却を進めた第一三共を除く3社で増えた。5日に決算を発表したアステラス製薬は、免疫抑制剤「プログラフ」や過活動膀胱(ぼうこう)治療薬「ベシケア」など主力品が国内外で好調。4月の薬価引き下げと円高の影響を販売数量増で補い、2%増収を確保した。武田薬品工業やエーザイは主力薬の伸びに加え、米製薬会社の買収効果も出た。アステラスの営業利益は前年同期比11%減の1313億円。業界平均で5.2%の薬価引き下げが利幅を圧縮、円高・ドル安も34億円の減益要因になった。研究開発費も787億円と27%増えた。武田は米社買収費用の多くを研究開発費扱いで計上したため、研究開発費が約3倍の3200億円に膨らんだ。第一三共も販売管理費が100億円強増えた。 純利益は、割増退職金など特別損失が大きく減ったアステラスが2%増の909億円となり、4社中、唯一増益だった。 09年3月期通期は、エーザイを除く3社で営業減益を見込む。アステラスはドルやユーロに対する円高が年間180億円程度の営業減益要因となる。エーザイは前期に計上した米MGIファーマの買収費用負担が軽減され、大幅増益になる見通しだ。
2008年11月05日
2008年11月4日(火)今日の東京株式市場、なかなか美しい上昇。GSユアサはどっさり仕込んであったから、今日はゴッツアンという感じ。先日のはでな下げのときに買い出動できなかった人は本当に惜しかったですね。あんなチャンスはなかなかない。今度またやってきたら。。? きっと買えないでしょう、怖くて。そんなもんです。すでに相場でやられ、重傷の人。途方にくれて傷だらけの人生を強いられてことでしょう。でも下げてる過程で売らなかった人は、今相場の反騰のありがたさをかみしめていることでしょう。今夜のNY株式市場、現在 +268ぐらい。原油、商品市況も反騰。明日は商社、石油株の出番か。--------------------------------------------------------------------東京エレクトロンはチャートを見てると、そろそろ買いに見える。今日の川口氏も買いシグナルが出てると言ってたね。ニコンはあと250円ほどほ下げか。目が離せないね。半導体製造装置メーカー苦境、受注環境、厳しさ続く―開発投資は維持、体力勝負。 [アドテスト:6857] [東エレク:8035] 2008/11/04, 日経産業 半導体製造装置メーカーがあえいでいる。東京エレクトロンは十月三十一日、二〇〇九年三月期業績で、下期分の営業赤字額が百四十二億円となる見通しだと発表した。アドバンテストなど大手は軒並み、〇八年四―九月期に最終赤字に転落した。メモリー価格の下落を受けて半導体メーカーが設備投資を控えたところに金融危機が直撃。財布のひもが緩むメドは立たず、厳しい受注環境が続きそうだ。 東京エレクトロンが〇九年三月通期の業績見通しを下方修正するのは今期に入って二度目。営業利益を五百十億円から百二十億円に、最終利益を三百三十億円から八十億円に落とした。 八月の業績修正はメモリーの供給過剰など業界の問題を反映したものだったが、今回は「マクロ経済環境の変化」(佐藤潔社長)。台湾、韓国からの受注額が激減。メモリー向け装置の七―九月期の受注割合は三〇%と、前年同期の七九%から大幅に低下した。 半導体業界の回復時期は「〇九年後半まで厳しい」(メモリー大手)という意見が大半。東京エレクトロンは財務状況に余裕があるものの「経費をさらに削減し、損益分岐点を下げることが不可欠」(東哲郎会長)。 後工程のテスターが主力のアドバンテストは〇八年四―九月期が三十九億円の営業赤字。七―九月期の地域別売上高は、四―六月期比で台湾が四八・五%減、韓国が二七%減。足元の引き合いが活発なのは北米のMPU(超小型演算処理装置)向け装置くらいだ。丸山利雄社長は「今年度内に急に受注が増える兆しはない」と顔を曇らせる。 ただ、そういう状況でも次世代装置の研究開発への投資は削れない。需給バランスが整えば、受注が急拡大するのがこれまでのパターンだからだ。東京エレクトロンは当初計画並みの六百三十億円を維持、アドバンテストも二百五十億円前後を確保する方向。体力勝負が続く。
2008年11月04日
全17件 (17件中 1-17件目)
1