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これは私事ですが・・・11月1日、男の子を授かりました。妻の出産は、決して順調なものではありませんでした。陣痛と戦いながら、子宮口9cmのところまで来たのですが、途中から赤ちゃんの呼吸が低下し、急きょ帝王切開をすることに・・・難産の末、なんとか無事、新しい命を授かりました。▽出産直後の写真11月1日 午後8時55分。3430グラムの男の子の誕生です。手術は、麻酔もろくに効いていない段階で切開をするなど、それはそれは急を要した大変な手術でした。しばらくは夜泣きに泣かされそうですが、寝顔を見るだけで、すべてが許せそうです(^^;)▽髪ふさふさでした・笑
2009/11/09
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───────────────────────■ 春夏秋冬の語源とは?───────────────────────私たちは毎日、ことばをつかい生活をしています。朝、目が覚めてから夜ふとんに入るまで、(あるいは夢の中まで)親子や友人とことばを交わし、新聞や雑誌で活字を読んだり、メールや日記を書いたり、ことばを使ってあれこれ考えたりしています。普段なにげなく使っている、そのことばのルーツをさかのぼっていくと、日本人の文化や考え方を示すあしあとを見つけることができるのです。ひとつ、例を紹介しましょう。「秋は、黄昏(たそがれ)どきが、美しい。」という文章があるとします。この文中で使われている、「秋」そして「黄昏」という語には、それぞれ興味ぶかいことばのルーツ、つまり語源が存在するのです。まずは「秋」の語源から。この「秋」という言葉の語源は「空き」という意味から来ています。秋は収穫が終わり、田畑に空白(あき)ができる時期。そう「空き」ができる季節、だから「秋」というのですね。対する季節、「春」の語源は「張る」。これは水田に水を「張る」時期というところから生まれたことばだと言われています。水の豊富な日本ではむかしから、稲作を中心とした農耕文化が盛んです。この「秋」と「春」の語源から、日本の文化的背景を知ることができます。(ちなみに、夏と冬の語源ですが、 夏は「暑い」の「あつ」、 冬は「冷(ひ)ゆ」の音韻変化から 派生した語と言われています。)一方、「黄昏」の語源ですが、こちらも興味深い語源を持つことばです。私は中学生のときに、このことばのルーツを知り、日本語の美しさに感動した記憶があります。この語源は、知っている方もいることでしょう。黄昏(たそがれ)は「あの人(彼)は誰だ」という意味の、「誰(た)そ彼」から来ています。夕方、あたりが暗くなってきて、数メートル先の人が誰なのか分かりにくくなるような、そんな時間帯。その風景・時間帯を、昔の日本人は、「黄昏(誰そ彼)どき」と呼んだのでした。極めて詩的で視覚的。なんとも美しい日本語です。この言葉ひとつで当時の日本人の豊かな感性を感じとることができます。言葉は、その国の文化や考え方、あるいは価値観をうつしだす鏡です。最近では、「もったいない」という言葉がノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイさんらの活動によって世界中に認知されるようになりました。日本以外の国では、「もったいない」という考え方を表現する「ひとつの言葉」は見当たらないそうです。語源から、そして言葉のルーツから、その国の文化や精神を知る手がかりを見つける。ありきたりの国語教育よりもずっと楽しく深い学びがえられるひとつの方法といえるのではないでしょうか。今日も、メールを読んでくれたあなたに感謝します。坂本 七郎より
2009/11/09
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