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NHK BSシネマで放送される映画の中からおすすめ作品を紹介します。12月おすすめ作品は「はじまりのうた」12/2、「フィラデルフィア」12/3、「ダウントン・アビー」12/11、「隠し砦の三悪人」12/12、「コーダ あいのうた」12/16、「用心棒」12/19、「墓石と決闘」12/20、「ボヘミアン・ラプソディー」12/24、「椿三十郎」12/26、「許されざる者」12/27、「エディット・ピアフ 愛の讃歌」12/31、「七人の侍」12/31、この作品の中から選んだ2作品はこれら。未見の「ダウントン・アビー」、紹介済みの「はじまりのうた」「フィラデルフィア」「コーダ あいのうた」「用心棒」「墓石と決闘」「ボヘミアン・ラプソディー」「椿三十郎」「エディット・ピアフ 愛の讃歌」「七人の侍」を省く。、(チラシ画像の下のリンクは画像の出展元を掲載)映画ポスター 騎兵隊 公開当初オリジナル B2ポスター 1959年 ジョン・フォード ジョン・ウェイン アメリカ映画 西部劇 ポスター d581の落札情報詳細 - Yahoo!オークション落札価格検索 オークフリー「騎兵隊」2024年12月13日(金)午後1時00分~The Horse Soldiers 1959 アメリカ 115分ジョン・ウェインとウィリアム・ホールデンで贈る傑作西部劇。子供の時に見て大感動。お薦め度★★★★☆(90%)映画感想「許されざる者」 | 大TOKYOしみじみ散歩日記「許されざる者」2024年12月27日(金)午後1時00分~The Unforgiven 1960 アメリカ 125分オードリー・ヘップバーン唯一の西部劇。彼女の引退前、最後の作品。人種差別を描いており西部劇でありながら社会はドラマであった。お薦め度★★★★(80%)
2024.12.01
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女性の長い黒髪にも見えた表紙の絵。墨なのだろうか。タレント作家の本を読むこと、エッセイではなくて小説を読むことに抵抗を感じて、評価されている加藤シゲアキの本を手に取ったことはこれまでなかった。直木賞候補である。読み始めてみると、手練れとも思える導入部。文章に重厚感が感じられる。ミステリーかと思わせるはじまりは興味をそそられた。その後も読み進むうちに作家としての確かな力量が感じられた。展開も楽しみであった。作者自身が馴染みのあるテレビ局を取り上げて、事件性のある展開。男女交際も巧みに取り入れて読者の気を惹く。「たった一枚の展覧会」を企画しようとしたことによって秋田という土地、日本最後の空襲といわれる秋田の土崎空襲まで行きつく。戦中・戦後という時代をさかのぼり、さぐりつつ、行方不明である無名の画家を探し出そうとする。テレビ局の社内政治、秋田の地元の秘密など秘匿されたものをあばくという一面を通して、傷つき翻弄されていく主人公たち。読んでいて圧倒された。しかし、主人公は誰なのか。守谷なのか吾妻なのか、読み進めていくうちに二人とはかけ離れたところで捜査(?)が展開していく。守谷と交際している女性キャスターの関係も気になるが最低限しか描かれない。枝葉末節なことであるが気になってしかたなかった。内包している問題はいくつもあり、重要と思える。それらを絡み合わせながらあるべき終着へとたどり着く。納得できる結末ではありながら、秘密は暴いても解決されていない、解決されない事柄があるように思える。なれのはて [ 加藤 シゲアキ ]
2024.12.01
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