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”デザートフラワー”ときいて”食後のデザートの花”かと思っていたら、全く違った。”砂漠の花”という意味で、それも英語に訳したら”砂漠の花”という意味になるということで、ソマリア出身の女性の名前「ワリス」の意味である。実話ゆえ、驚きである。2009年/ドイツ・オーストリア・フランス/127分/PG12監督:シェリー・ホーマン出演:リヤ・ケベデ 、サリー・ホーキンス、ティモシー・スポール、ジュリエット・スティーブンソン、クレイグ・パーキンソン 、アンソニー・マッキー原題:Desert Flowerお薦め度 「デザートフラワー」★★★★(80%)
2019.01.27
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ようやく見られた「ちはやふる 結び」。青春、これが青春なんだ。競技カルタに、どれだけの人口があるのかわからないけれど、まじ、すげえドラマだな、と思った。今回、新たにキャスティングされた2人、優希美青、佐野勇斗の両人共に良い。若手で芝居ができるとなれば、NHK朝ドラか、と思ってしまうほど、松岡茉優と優希美青は「あまちゃん」だし、清原果耶は「あさが来た」だし、賀来賢人は「花子とアン」だし、矢本悠馬は「花子とアン」「半分、青い」と出てる。広瀬すずの魅力を存分に炸裂させた作品であり、彼女の真摯でひたむきな姿に好感がもてるし、今回、みせた上白石萌音の若い女学生らしい明るさやわらかさはとても良かったし、名人を演じた賀来賢人は名演だった気がする。高校生たちの素晴らしい躍動感を羨望のまなざしで見て、心が躍った。いい作品です。2018年/日本/128分/G監督:小泉徳宏出演:広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、優希美青、佐野勇斗、清原果耶、松岡茉優、賀来賢人、清水尋也、坂口涼太郎、松田美由紀、國村隼、志賀廣太郎お薦め度 「ちはやふる 結び」★★★★(80%)
2019.01.26
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これジャンル分けされたらアクションとか探偵映画とかの部類に入ってしまうのだろうか。内容はまったくのラブ・ストーリー、ラブ・アフェアーものである。刑務所からの脱走で出会って、とてもとても感情的なものを感じて、その感情の感じるがままにつき動かされ、相手を求めるという。非常に動物的な色情物ではないだろうか。FBI捜査官と銀行強盗という組み合わせは、あまりにも妙。しかし、ゲテモノというかまっとうでない男性を好みとする女性捜査官からするととてもとても魅力的でダンディーで男気のある男性であるからして、夢というか妄想に出てくるくらいだから、衝動は抑えられない。行き行きて、フロリダからデトロイトまで。そして、起こるべくして起こったこと。遭遇する事件。とてもエモーショナルな作品に恋愛映画好きな私は、ついいい作品だったなぁ、と思ってしまう。1998年/アメリカ/123分/監督:スティーブン・ソダーバーグ出演:ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペス、ルイス・ガスマン、ポール・ソリュー、キャサリン・キーナー、ビング・レイムス、デニス・ファリナ、スティーブ・ザーン、マイケル・キートン原題:Out of Sightお薦め度「アウト・オブ・サイト」★★★☆(70%)
2019.01.20
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映画だ、映画らしい映画だ。冒頭、弦楽四重奏の演奏会の始まりが映し出される。クライマックスにはそのシーンにたどりつく。映画の手法である。この作品を見て、意外にもというか不覚にも感動してしまった。とても良い作品である。クラシックを奏でる人たちのドラマ。とてもとても素敵であった。このような作品が作られることは素晴らしいけれど、このような作品を選び、鑑賞する感性を持っている自分に感謝した。ああ、こういう作品を見て、感動するんだなぁ。教養という言葉が適切かどうかわからないが、聴く耳、見る目を養っていないと堪能することは出来ない。と、思えた。内容を知らないで、あらすじも知らないで、未知との遭遇を楽しむように映画を鑑賞するのが私のスタイルだ。それゆえ、他人に薦める場合でも内容に関することは極力触れずに、良かったとか、感動したとか、印象のみを伝えることが多い。話の筋を知りたい人にとってはまったく何が何だかわからないコメントとなる。そのせいか、いざ、作品を見た人向けの解説や感想となると具体性に欠けることがあるのではとこのところ気になり始めた。さて、この作品、弦楽四重奏のメンバーが30歳年長の教授がとあることをきっかけにやめると言いだしことから関係性に波風がたつようになる。そして、あれこれ人間模様が映し出され、コンサート会場での弦楽四重奏になって終わる。音楽が命の作品だから、クレジットとともに流れる曲もしっかりと最後まで聴いた。感動度は90%の良い作品であるが、こういったものに興味のない人もいるであろうから、お薦めは80%にしておく。2012年/アメリカ/106分/R15+監督:ヤーロン・ジルバーマン出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、クリストファー・ウォーケン、キャサリン・キーナー、マーク・イバニール、イモージェン・ブーツ原題:A Late Quartetお薦め度 「25年目の弦楽四重奏」★★★★(80%)
2019.01.19
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いやー、映画はやっぱり映画館で見るべきものですよね。音響の素晴らしさに感嘆した。サラウンドというか、何かの時に右手前から右手後方、そして左手後方から左手前と音が回って聴こえてくるという体験は映画館でなくてはできないこと。映画館の暗闇はやはり映画に集中できる。佳境に入った時に僕は左手の拳を握りしめ突き上げていた。涙がにじんだと感じた時、左隣の男性も右隣の男性も鼻をすする音が聞こえ、皆泣いているんだなと思った。年配の観客は少ない感じで、映画は若い人が見る者だと思えた。クリードは2作目だが、クリード映画のファンたちが見に来ているんだと思った。アポロとロッキーとドラゴの確執・因縁。それをリアルタイムで作品を見た人たちは多くなく、予告編や解説や記事で知った若者が、(あるいは知らなくても映画を見ればおおよそ理解はできる内容になっている)過去の遺恨や憐憫を感じてみることができる、と思う。ボクシング作品ではあるが、そこには家族愛が描かれている。ただ、音楽も内容も黒人に偏った気がしたので、イタリアの種馬と称されてマイノリティの作品だったものが、より狭義で黒人を描くものとなった気がした。2018年/アメリカ/130分/G監督:スティーブン・ケイブル・Jr.出演:マイケル・B・ジョーダン、シルベスター・スタローン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャッド、ドルフ・ラングレン、フロリアン・”ビッグ・ナスティ”ムンテアヌ、ラッセル・ホーンズビー、ウッド・ハリス、アンドレ・ウォード、マイロ・ビンティミリア、ブリジット・ニールセン原題:Creed 2お薦め度 「クリード 炎の宿敵」★★★★(85%)
2019.01.14
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ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックというそうそうたるメンツが揃った犯罪作品。ペーパー・ボーイとはどうも新聞記者のことのようだ。さて、証拠隠滅で無実の罪で投獄されていると思われる白人の真実を記事にしようとして探索を始めた新聞野郎とそこに来た犯罪者の恋人。恋人といってもとらわれてから往復書簡によって気に入った相手を見つけて結婚しようとする不可解な女。新聞野郎の父親宅のお手伝いであった黒人女性の告白から映画は始まる。妖しい女はまわりの男たちを虜にする。黒人、白人関係なく。往復書簡の中身はわからないが、かなりきわどいものであったのだろう。それが面会でわかる。無実であるという証言の裏付けもないまま、記事は出てしまう。そのあと起こった出来事は悲惨でどうしようもない痛切なものであった。なにゆえにこのような作品を映画化し、有名俳優たちがこぞって出演したのかと思ったら、原作がベスト・セラーであるとのこと。私であれば、このように悲惨で残虐な作品には出演しようとは思わない。なぜなら、そこに一縷の救いもないからである2012年/アメリカ/107分/R15+監督:リー・ダニエルズ出演:ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザック、デビッド・オイェロウォ、スコット・グレン、メイシー・グレイ、ネッド・ベラミー、ニーラ・ゴードン原題:The Paperboyお薦め度 「ペーパーボーイ 真夏の引力」★★★☆(70%)
2019.01.14
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尻切れトンボ、というか、起承転で終わっている気がする。ある種、これが結末だとしても良いけれど、本当の結末は観客に考えさせて、作品としては結末となる手がかりを与えて終わりという感じ。事件なのか、事故なのか。外国に招聘されるほどの指揮者であるがゆえに招いたことだともいえる。愛は試してはいけない。家主であるドイツ人女性が、試してみたらというようなことを彼女に告げるけれど、そんなことはしてはいけないと思った。愛は試してはいけない。疑いや勘繰りが悪い方向へ進んではしても、決して良い方向に進むとは限らない。彼女の短慮から起こった出来事。男性の指揮者の不埒さが招いたことだとも思える。かわいくきれいなウエイトレスが巻き込まれてしまうことによって起こる情念、憎悪。この話の意外性に脱帽。2011年/コロンビア・スペイン/92分/監督:アンドレ・バイズ出演:マルチナ・ガルシア、キム・グティエレス、クララ・ラゴ原題:La cara ocultaお薦め度 「ヒドゥン・フェイス」★★★★(80%)
2019.01.13
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ヘビィだな。だが、見ごたえあるなぁ。このようなことが実際あるのだろうか。事実としてはショッキングだし、事実でないとしてもショッキングな内容だ。なぜ、このようなことが起きたのか。あるいは、このようなことがあるのか。なんともいえない暗澹たる思いで見て、暗澹たる思いで見終わる。重く苦しい作品ではあるが、見どころ見ごたえはハンパない。2006年/イタリア/121分/R15+監督:ジュゼッペ・トルナトーレ出演:クセニア・ラパポルト、ミケーレ・プラチド、クラウディア・ジェリーニ、クララ・ドッセーナ、ピエラ・デッリ・エスポスティ、アレッサンドロ・ヘイベル、アンヘラ・モリーナ、マルゲリータ・ブイ、ピエルフランチェスコ・ファビーノ 原題:La Sconosciutaお薦め度 「題名のない子守唄」★★★★☆(90%)
2019.01.06
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アン・ハサウェイの主演である。たれ目の彼女がなぜ美女に見えるのか。それは何ともいえないが、この作品は意外だった。そして、ある意味ショックであった。邪道ともいえる、どんでん返し。そんな展開あるの!?と抗議したいくらい。大惨事となった飛行機事故での5人の生存者にケア・プログラムとしてグループカウンセリングをする女性クレア(アン・ハサウェイ)。グループカウンセリングに参加しない生存者エリック(パトリック・ウィルソン)と個別カウンセリングを行いながら、奇妙な出来事に対峙する。クライマックスでこの状況の謎が解明したら、あまりにも愕然。この設定は邪道である、と言いたい。2008年/アメリカ/93分/監督:ロドリコ・ガルシア出演:アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン、デビッド・モース、アンドレ・ブラウアー、クレア・デユバル、ダイアン・ウィースト原題:Passengersお薦め度 「パッセンジャーズ」★★★(60%)
2019.01.05
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この終わり方はなんだろう・・・。第9話で息子を社長にすることに否定的だった社長・勅使河原友和(片岡鶴太郎)が自殺するとは?あり得るのだろうか?そして、その息子がサイコパスといえそうなくらいに女性をおとしめ死に至らすことに何のためらいもない、いや、ためらいがないどころが、どこか喜びを感じている行動に疑問を投げかけずにはいられない。そして、第10話。水谷快人(若葉竜也)の復讐が達成できなかったことは、この物語の終わりを意味していないのだろうか。そして、ラスト花園由祐子(平岩紙)が新会社の社長に就任したことも納得はしがたい。現実の芸能社会では起こりえないような絵空事で終盤、決着をつけようとしてつけられていない。物語の筋は破綻していたと言わざるをえない。とはいえ、山口紗弥加も松井玲奈もよくぞ頑張ったと褒めて差し上げたい。お疲れ様でした。
2019.01.01
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新年あけましておめでとうございます。昨年末、ようやく見た第9話と最終話について。(二話連続で放送なんてBSだからあるんですね)第9話「狂おしいほどEYEしてる」は、驚きの展開だった。このような真実が隠されていたなんて・・・・山本未来をこのところ見る。女優として再始動したのだろうか。第10話「綺麗な薔薇は棘だらけ」は結婚詐欺女性版として、しかし、予想外の実行犯がいて逢沢りなの芝居も野波麻帆の芝居もなかなか堂に入ったもので感心した。BSだから取り調べ室で展開するドラマ。それほど、お金をかけているとは思えないけれど、2019年1月8日からテレビ東京の深夜枠で放送されることになったのだから、質的には納得のいくものであったのだろう。
2019.01.01
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