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麦などの穀物に寄生するフザリウム属の一部の種などにより生成されるカビ毒です。汚染された穀物の摂取によって、嘔吐、悪心、腹痛、下痢、造血機能障害、免疫機能抑制作用などの中毒症状を起こします。【代表的なトリコテセン系マイコトキシン】 T‐2トキシン、HT‐2トキシン、デオキシニバレノール(DON)、ニバレノール
2010.09.30
薬剤を使用して防除する方法を化学的防除といいますが、ダニの場合、その殺虫剤の濃度がハエや蚊などの害虫より10~100倍高い薬剤が必要とされています。そのため薬剤を使用しての防除は、それにより放出される化学物質が室内空気を汚染し、人の健康に影響を及ぼすこともあるので慎重に行わなければなりません。 【防ダニ剤や忌避剤に含まれる主な化学物質】 ・パラジクロロベンゼン ・フェノトリン ・ペルメトリン ・フタル酸ジエチル ・イソボルニルチオシアノアセテート(IBTA) ・プレベントールA3 ・安息香酸ベンジル ・ディート ・ヒノキチオール最近ではこの他にも室内空気を汚染しにくいといわれる無機系で揮発しない薬剤なども使用されています。このように従来ではダニを防除するという目的で使用されていた薬剤が本来の目的以外にも影響を及ぼすということで使用成分が見直されてきています。そこでもう一度、ダニ防除のみでなく様々な害虫に対しての薬剤防除も含めて、それに対しての有利な点と不利な点について考えてみる必要があります。
2010.09.28
ダニが原因として起こる健康被害としては、死骸やフンがアレルゲンとなって引き起こされる喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状や、生きているダニによる健康影響があります。では、生きているダニによる健康影響には一体どのようなものがあるのでしょうか? 【皮膚疾患】 ・血を吸い唾液を注入するダニや刺して唾液を注入するダニにより皮膚の炎症を起こす。 (人を刺す主なダニ) ・イエダニ ・ミナミツメダニ ・皮膚に寄生して皮膚病を起こす。 (例) 疥癬症(感染症でもある) (人に寄生すダニ) ・ヒゼンダニ ・ニキビダニ 【感染症】 (例) 疥癬症、ライム病、ダニ媒介性脳炎次に、ダニの死骸やフンによる健康への影響とは一体どのようなものでしょうか?ダニの死骸やフンはアレルギー性疾患を引き起こすアレルゲンとなります。これらは、風化することで微細化し、室内空気中に舞い上がり、その粒子を人が吸入したとき、アレルギー性疾患が起こります。特にチリダニ科のヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの死骸やフンが住宅内においての主なアレルゲンとされています。これらのダニ数は夏期にピークを迎えるので、ダニアレルゲン(死骸やフン)の量は、夏から秋にかけて多くなります。※ 直接ダニ自体の健康影響とは関係ありませんが、ダニの除去に薬剤を使用した場合、 それに含まれる成分や量によっては人体に有害な影響を与えることもあります。 これについては「防ダニ剤及び忌避剤について」をご覧ください。
2010.09.27

ダニは種類にもよりますが、体長は1mm以下のものが多く、視認できないことがほとんどです。では、一体どのような形態特徴があるのでしょうか?ダニと昆虫を比較してみると、 【ダニ】 ・ダニは、顎(がく)体部、胴体部、および脚からできていますが、それが一体となっています。 ・ダニの成虫の脚は4対の8本 ・ダニは触角と翅がありません。 【昆虫】 ・昆虫は、頭部、胸部、腹部からできており、その三部が分かれています。 ・昆虫の成虫の脚は3対の6本であるというようになります。 《特徴を比較した図解》
2010.09.26
【別名】 ・DEET ・N,N-ジエチル-3-メチルベンズアミド ・ジエチルトルアミド 【特性など】 ・常温では、無色の液体 【主な用途】 ・昆虫忌避剤 【主な毒性】 ・神経障害や皮膚炎を起こす報告がある 【その他】 ・ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について (厚生労働省) これにより ・6ヶ月未満の乳児には使用しないこと ・6ヶ月以上2歳未満は、1日1回 ・2歳以上12歳未満は、1日1~3回 などが決められている
2010.09.23
【特性など】 ・ピレスロイド系 ・黄茶~茶色の粘稠な液体、又は結晶 【主な用途】 ・抗菌・防虫加工(カーペット、カーテン、掃除機のゴミパックなど) ・防虫畳に防ダニシート ・殺虫剤 ・防蟻剤 【毒性・症状など】 (短期暴露) ・眼、皮膚、気道を刺激する ・魚毒性が強い
2010.09.22
【特性など】 ・ピレスロイド系 ・淡黄~黄茶色の液体 【主な用途】 ・防虫剤、殺虫剤 【毒性・症状など】 (短期暴露) ・眼を刺激する 【その他】 ・Sumithrin(スミスリン) は商品名
2010.09.22
ダニ媒介性脳炎は、フラビウイルスを媒介するマダニの吸血により罹患する感染症のとです。ロシア春夏脳炎や中央ヨーロッパ型脳炎などが存在します。
2010.09.21
分類 後気門亜目・マダニ科 分布 世界中 形態 体長1.5~3mm、吸血後は数倍大きくなる 生態 魚類を除くあらゆる脊椎動物に寄生する。 吸血する。 発生時期 4~10月に発生する。 夏は特に多い。 被害 吸血のため、人に感染症を媒介する。 マダニによるライム病、ダニ媒介脳炎 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.21
ダニは湿気を好むため、湿度の高い夏場に多く発生します。(発生したダニのフンや死骸がアレルゲンとなるため、夏から秋にかけてダニによる健康被害が起こりやすくなります)しかし最近では、住宅の気密化・高断熱化や空調による室内の恒温化が進み、冬でも室内の湿度が高くなるため、一年を通してダニが生息しやすい環境になっています。ダニには雑食性、捕食性のものなどがいますが、イエササラダニなどのダニをさらに捕食性のダニが餌としたりもするため、ある種のダニの増加により、その他のダニの発生が誘発されることもあります。住居内で多くのダニが餌としているのは、人のフケや皮膚の剥がれ落ちたもの、食品、カビなどです。【ダニの好む条件】 ダニは、高温多湿で餌があり、産卵できる場所に繁殖します。 ・酸素 ・餌 フケ、垢、食品のくず、植物の繊維、ハウスダスト、カビの胞子、花粉の粒子、昆虫の殻など ・相対湿度 / 60%以上 ・温度 / 25~30℃
2010.09.20
生物学の分類上では、ダニは動物界→節足動物門→蛛形綱のダニ目に位置します。ダニ目は、その気門の位置によって以下の7亜目(あもく)に分類されます。日本における主なものは中気門亜目以下の5亜目になります。■ 背気門亜目 ・アシナガダニなど■ 四気門亜目 ・カタダニなど ■ 中気門亜目 ・イエダニ、スズメサシダニなど■ 後気門亜目 ・ヤマトマダニ、ツバメヒメダニなど■ 前気門亜目 ・ミナミツメダニ、ナミホコリダニ、クワガタツメダニなど■ 無気門亜目 ・コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ、ケナガコナダニなど■ 隠気門亜目 ・イエササラダニ、カザリヒワダニなど
2010.09.20
【主な特徴】 気門がなく、皮膚で呼吸する。 【代表的なダニ】 ・コナヒョウヒダニ ・ヤケヒョウヒダニ ・ケナガコナダニ ・イエニクダニ ・ヒゼンダニ
2010.09.19
【主な特徴】 ・気門が肩、鋏角の間、顎体にある。 【代表的なダニ】 ・ミナミツメダニ ・ナミホコリダニ ・クワガタツメダニ ・ホソツメダニ ・イエハリクチダニ ・ニキビダニ
2010.09.18
【主な特徴】 ・気門が第4脚の後ろにある。 【代表的なダニ】 ・マダニ ・ツバメヒメダニ
2010.09.18
【主な特徴】 ・気門は腹部にある。 ・気門から周気管が発達している。 【代表的なダニ】 ・イエダニ ・スズメサシダニ ・トリサシダニ ・フツウマヨイダニ ・タンカンマヨイダニ
2010.09.17
【主な特徴】 ・気門が腹部にある。 【代表的なダニ】 ・カタダニ 【その他】 ・日本ではまだ見つかっていません。
2010.09.16
【主な特徴】 ・気門が背中にある。 【代表的なダニ】 ・アシナガダニ 【その他】 ・日本ではまだ見つかっていません。
2010.09.14
【主な特徴】 ・気門が脚の基節と胴体部側縁にある。 【代表的なダニ】 ・イエササラダニ ・カザリヒワダニ
2010.09.13
分類 中気門亜目・オオサシダニ科 分布 世界中 形態 体長0.5~1.0mm、未吸血時は灰白色、吸血後赤色から黒色に変色する。 生態 主としてネズミに寄生する。 吸血する 発生時期 4~10月に発生する。(商業ビルの地下飲食店では冬期でも見つかることがある) 生涯で100個の卵を産む。 被害 刺されると痒みと赤い腫れが、数日間続く。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.13
分類 前気門亜目・ツメダニ科 分布 日本、台湾 住宅内 畳 形態 体長0.3~0.5mm、淡黄橙色から赤色 生態 ツメダニ類はコナダニ、チリダニなどを摂食する。 人を刺す。 発生時期 4~10月に発生 夏は特に多い。 生涯で120個の卵を産む。 被害 アレルギー体質の人は眠れないほどの激しい痒みが数日間続くことがある。 アレルゲンとなるダニ ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.12
分類 前気門亜目・ツメダニ科 分布 世界中 形態 体長0.3~0.8mm、淡黄色 生態 コナダニなどを摂食する。 人を刺す。 発生時期 4~10月に発生する。 夏は特に多い。 生涯で50~100個の卵を産む。 被害 皮疹を起こす。 刺咬による皮疹の発症例は、ミナミツメダニより少ないが、皮疹が5~10mmと 大きい。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.11
分類 無気門亜目・チリダニ科 分布 世界中 住宅内 畳、じゅうたん、布団、ハウスダストなど 形態 体長0.3~0.4mm、乳白色 生態 人のフケ、垢の他、カビ、繊維などを摂食する。 発生時期 一年中発生 生涯で60~80個の卵を産む。 被害 生きた虫体、その死骸や糞もアレルゲンとしてアレルギー性疾患を起こす。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.10
分類 無気門亜目・チリダニ科 分布 世界中 住宅内 畳、じゅうたん、布団、ハウスダストなど 形態 体長0.3~0.4mm、透明感のある白色 生態 人のフケ、垢の他、カビ、繊維などを摂食する。 発生時期 一年中発生、幼虫の発生は6月が多い。 生涯で50~100個の卵を産む。 被害 生きた虫体、その死骸や糞もアレルゲンとしてアレルギー性疾患を起こす。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.10
分類 無気門亜目・コナダニ科 分布 世界中 住宅内 畳、じゅうたん、布団、ハウスダストなど 形態 体長0.3~0.5mm、透明感のある乳白色 生態 あらゆる食品を摂食 屋内29種類のカビを接触し、生育する。 カビの生育の適した環境で異常発生事例がある。 大量に発生すると、捕食性のダニが増える原因になることもある。 発生時期 一年中発生 生涯で約150個の卵を産む。 繁殖適条件25~30℃、75~85% 被害 食品を汚染する頻度の高いダニ ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.09
分類 陰気門亜目・イエササラダニ科 分布 日本、台湾、アメリカ、香港など 住宅内 特に畳の部屋から多く見つかる。 チリダニ科より多く見つかる場合がある。 形態 体長0.25~0.3mm、灰白色~薄黄色 生態 カビを摂食する。 発生時期 不明な点が多い。 被害 人を刺さない。 アレルゲンになる報告がない。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.09
感染抵抗力の低下した宿主(ヒト)において、通常では病原性がない、又は病原性が極めて弱い病原菌(細菌、真菌、ウイルス)によって感染が起こること。
2010.09.07
現在、世界のシロアリは2000種以上、日本ではそのうち20種強が存在するといわれます。その中で日本において建築物を加害するのは、 ・ヤマトシロアリ ・イエシロアリ ・ダイコクシロアリ ・アメリカカンザイシロアリ ・タイワンシロアリの5種です。これらの中でも特にヤマトシロアリが最も多く、ほぼ日本全土に分布しています。一方で、日本では20種強ともいわれるシロアリが発見されていますが、すべてが住宅に害を与えているというわけでないというのもわかります。
2010.09.06
分類 レイビシロアリ科 国内分布 東京都、神奈川県、神戸市、和歌山県など 頭部形態(兵蟻) 扁平な円筒形、体長の約3分の1を占める。 頭部の先端から乳白色の粘液(防御物質)を出さない。 生態 蟻道を作らず、乾材中に坑道を穿って生活する。 加害した場所から粒状の糞を排出する。 群飛時期 6~9月の昼間 被害 家屋の木材部分や家具などの乾材に加害する。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.06
分類 レイビシロアリ科 国内分布 奄美大島以南、小笠原諸島 頭部形態(兵蟻) 黒色で丸い、体長の4分の1を占める。 頭部の先端から乳白色の粘液(防御物質)を出さない。 生態 蟻道を作らず、乾材中に坑道を穿って生活 加害した場所から粒状の糞を排出する。 群飛時期 5~8月の夕方から夜 被害 家屋の木材部分や家具などの乾材に加害する。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.06
分類 ミゾガシラシロアリ科 国内分布 本州(千葉県木更津市・館山市、神奈川県以西の暖地)、四国、九州、 南西諸島、伊豆諸島、小笠原諸島 頭部形態(兵蟻) 卵形、体長の約3分の1を占める。 頭部の先端から乳白色の粘液(防御物質)を出す。 生態 巣を構築し、大規模なコロニーを築く。 群飛時期 6~7月の夕方から夜 被害 加害性の最も大きいシロアリ 湿潤な木材に限らず、被害は建物全体に及ぶ。 加害速度が速く、古材よりも心材を好んで加害する。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.06
分類 シロアリ科 国内分布 沖縄県 頭部形態(兵蟻) 卵形、体長3分の1を占める。 イエシロアリと似ているが、頭部の先端の額腺から乳白色の粘液(防御 物質)を出さない。 生態 土中に大きな巣をつくる。その周りに菌室をつくり、落ち葉などで菌の 培地をつくって餌となるタイワンシロアリタケを栽培する。 ※ タイワンシロアリタケは食用にもなります。 群飛時期 6月前後の夕方 走行性がある。 被害 家屋被害は小規模 サトウキビなど農作物を加害する。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.06
シロアリ《等翅目(とうしもく)/別名:シロアリ目/》は、同じ昆虫網のアリ(膜翅目)よりもむしろゴキブリ(ゴキブリ目)に近縁な動物で、以下の7科に分類されます。 ■ ムカシシロアリ(ゲンシロアリ)科(Mastotermitidae) ■ レイビシロアリ科(Kalotermitidae) ■ オオシロアリ科(Termopsidae) ■ シュウカクシロアリ科(Hodotermitidae) ■ ミゾガシラシロアリ科(Rhinotermitidae) ■ ノコギリシロアリ科(Serritermitidae) ■ シロアリ科(Termitidae) このようにシロアリ目は7科に分けられますが、さらに高等シロアリと下等シロアリに分けて呼ばれます。高等シロアリと呼ばれるのはシロアリ科で、他の6科は下等シロアリと呼ばれます。
2010.09.05
分類 ミゾガシラシロアリ科 国内分布 北海道北部を除く日本全土 頭部形態(兵蟻) 円筒形、左右両縁はほぼ平行、体長の半分を占める。 頭部の先端から乳白色の粘液(防御物質)を出さない。 生態 乾燥に弱く、常に湿った木材中で生息する。 蟻道を加工して地中やコンクリートの表面などを移動する。 群飛時期 4~5月の昼間 被害 主に建築物の下部材を加害する。 特に水を使用する風呂場や台所、便所、洗面所などが被害を 受けやすい。 ※ NPO法人シックハウス診断士テキスト(上)第三章を引用(一部編集)
2010.09.05
・ノコギリシロアリ1種のみが生息する。 ・ブラジルで発見
2010.09.05
・全部で220種が生息する。 ・日本には主要種のヤマトシロアリとイエシロアリを含む2属4種が生息する。 ・地下の巣から蟻道をつくり、周辺の住宅、木材、樹木を加害する。 【代表種】 ・ヤマトシロアリ ・イエシロアリ
2010.09.04
・アフリカなどに15種が生息していますが、日本には生息していない。 ・草などを地中の巣に貯蔵する習性がある。
2010.09.03
・従来、日本にはオオシロアリ1種が生息していましたが、後に兵庫県でネバタシロアリの存在が確認されました。・湿材シロアリと呼ばれる仲間で、腐朽した木材の中で生息する。 【代表種】 ・オオシロアリ ・ネバタオオシロアリ
2010.09.03

この法律は、家庭用品の品質に関する表示の適正化を図り、一般消費者の利益を保護することを目的としています。下線部の家庭用品の品質に関する表示の適正化とは、一般消費者が日常使用する家庭用品を対象に、商品の品質などについて事業者が表示すべき事項や表示方法を適正に定めているということです。これによって、一般消費者が製品の品質を正しく認識し、その購入に際し、適切な情報提供を受けることができるようにしようとしています。この法律で「家庭用品」とは、 一般消費者が通常生活に使用されている繊維製品、合成樹脂加工品、電気機械機器及び 雑貨工業品のうち、一般消費者がその購入に際し、品質を識別することが著しく困難であり、 特に品質を識別する必要性の高いものであって政令で定めるもの 又、前号の政令で定める繊維製品の原料又は材料たる繊維製品のうち、需要者がその購入に 際し、品質を識別することが著しく困難であり、同号の政令で定める繊維製品の品質に関する 表示の適正化を図るにはその品質を識別する必要性の高いものであって政令で定めるもの 【対象となる品目】 (繊維製品) 糸、織物、上衣、ズボン、スカート、エプロン、下着、寝衣、靴下、手袋、ハンカチ、タオル、 カーテン、ふとん、水着など 詳しくは「繊維製品一覧表」をご覧ください。 ※ 家庭洗濯等取扱い方法の表示は、 「日本工業規格L0217(繊維製品の取扱いに関する表示号及びその表示方法)」 に規定する記号を用いて表示します。 詳しくは「洗濯の絵表示」をご覧ください。 (合成樹脂加工品) 洗面器、バケツ、かご、盆、水筒、食事用・食卓用又は台所用の器具、 ポリエチレンフィルム製又はポリプロピレン製の袋、湯たんぽなど 詳しくは「合成樹脂加工品一覧表」をご覧ください。 (電気機械器具) 電気洗濯機、ジャー炊飯器、電気毛布、電気掃除機、電気冷蔵庫、換気扇、 エアコンディショナー、電気ポット、電気かみそり、電子レンジ、電気ホットプレートなど 詳しくは「電気機械器具一覧表」をご覧ください。 (雑貨工業品の表示) 魔法瓶、かばん、洋傘、合成洗剤、洗濯用又は台所用の石けん及び住宅用又は家具用 の洗浄剤、住宅用又は家具用のワックス、机及びテーブル、たんす、合成ゴム製品のま な板、塗料、ティッシュペーパー又はトイレットペーパー、歯ブラシ、ほ乳用具、衣料用・ 台所用又は住宅用の漂白剤、浄水器など 詳しくは「雑貨工業品一覧表」をご覧ください。次に表示の標準ですが、対象品目として指定されたものには統一した表示のあり方(表示の標準)が定められています。 【表示事項】 成分、性能、用途、取扱上の注意など品質に関して表示すべき事項 【遵守事項】 表示事項を表示する上で表示を行なう者が守らなければならない事項最後に、家庭用品は生活スタイルや技術革新等により変化しているため、表示の対象となる品目や表示を行う事項などについては、必要に応じて見直しが行われています。 【参考】 ・家庭用品品質表示法 ・家庭用品品質表示法ガイドブック ・家庭用品品質表示法ハンドブック
2010.09.03
ヨウ素価100以下で、空気中に放置しても固化しない油脂飽和脂肪酸(パルミチン酸やステアリン酸など)、又は、二重結合の数が少ない不飽和脂肪酸(オレイン酸など)を多く含んでいる。 【主な不乾性油】 オリーブ油、つばき油、落花生油、ひまし油、ヤシ油、豚脂、牛脂 【主な用途】 ・食用 ・化粧品 ・石けん ・潤滑油
2010.09.02
大豆から抽出される半乾性か乾性の油 【特性、特徴など】 ・リノール酸を多く含む ・抽出油からガム質を分離して、食用や工業用界面活性剤として使われる大豆レシチンを 採取する 【主な用途】 ・食用油 ・マーガリンやショートニングの原料 ・塗料 ・樹脂 ・可塑剤
2010.09.02
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