音響機器修理「京とんび」
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
今回の修理は、「CASIO MDH-507 MDラジカセ(発売日:不詳(おそらく1999年))」だ。ジョグダイヤルを採用し、CD/MD/TAPE/FM/AMを搭載したオールインワンラジカセだ。 シリーズにMDH-505、MDH-507(本機種)、MDH-515が存在するようだが、マイナーメーカーだけに、情報はほとんどない。メーカーが情報を残しておいてくれると有難いのだけれど、、、 しかし、このクラスとしては、メジャーメーカーに比肩する機能と音質。要所に日本製電解コンデンサが使用され、コスパを考えれば、むしろ優秀と言える一台だ。 [CASIO MDH-507 MDラジカセ][MDを搭載し、乾電池で使用できる機種は貴重だ] ■主な故障と原因 CD再生不良 → CDレンズの汚れMD再生不良・録音不可 → MDレンズの汚れ上面操作ボタン誤動作 → 押下式スイッチの劣化故障■修理 筐体は、前後に分解する。この年代の機種にしては、フラットケーブルの数が多く、再組み立ては手間がかかる。 スピーカーはカシオ製ではないものの、しっかりとしたフルレンジユニットが採用されている。 後部筐体には、電源が配置される。 CD光ピックアップは、今は無き「SANYO SF-P101(16ピン --> 15ピン)」だ。レンズクリーニングで復旧。 MDユニットは、ユニークなレイアウト。MD光ピックアップは、「SONY KMS-260B」、ATRAC ICは「Panasonic MN66614R4C1」だ。両社が異なることから察するに、CASIOオリジナルのMDメカであろうか。 レンズと録音用磁気ヘッドクリーニングで復旧。 カセットテープユニットも、見かけないタイプだ。 その他各部のクリーニング、組戻し、点検。動作確認と修理後のエージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★京とんびの『もったいない』オークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪
2014年01月19日
コメント(5)