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今回の修理は、「SONY CMT-PX5 MDミニコンポ(発売日:2000/09/10)」だ。最近、立て続けに修理依頼をいただいたので、内一台を紹介する。本機種は過去にも紹介している(過去の修理記事、カーボンブラック限定機)。 [SONY CMT-PX5] ■主な故障と原因 CDチェンジャー動作不能 → チェンジャー用ゴムベルト劣化MD取出し不可 → ローディング用ゴムベルト劣化 液晶表示不可 → 液晶パネル故障メモリバックアップ不可 → 内蔵充電池の劣化による性能低下■修理概要 電源は入りガシャガシャ動作音はするものの、まったく液晶表示されない。ラジオに切替えて選曲すると、正常に受信し、音も出力された。 分解し、点検しながら順に修理を行う。 MDには、取り出せないディスクが挿入されたままの状態。 原因はローディングベルトの劣化によるスリップ。採寸してベルトを作成。これと交換で復旧。 (MD光ピックアップは「SONY KMS-262A」、ATRAC ICは「SONY CXD2662R」) CDチェンジャーユニットを取外す。取り出せないCDが、2枚取り残されたままだ。 原因はCDチェンジャー用ゴムベルトの劣化のよるスリップ。 採寸してベルトを作成。これと交換で復旧。(写真には写っていないが、CDベースユニットは「SONY BU-21BD53」で、光ピックアップ単体の部品割り当てはない) 問題の表示部は、液晶表示(LCD)ユニット事態の故障と判明。同型別機体の正常なユニットと交換して復旧。 メモリバックアップができない原因は、内蔵のリチウム二次電池(SII MS621)の劣化による性能低下だった。仕様調査の上、同等品と交換して復旧。 仮組みして動作を確認。 その他各部のクリーニング。エージングを実施し、作業完了。 (おわり) --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★整備済み「ラジカセ」や「ミニコンポ」のオークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、こちら!☆
2014年09月21日
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取り付けから23年も経過した台所用の金属性換気扇。かなり劣化が進んだので、全て交換することにした。[23年間ご苦労様の台所用金属製換気扇 National FY-25PM1] Panasonicで調べると、同じ形式の金属製換気扇(FY-25PM5)を製造していた。細部が改良されているものの、ほぼ同じ仕様だ。枯れた製品のようなので、安心してオプションの屋外フードと防鳥網を含めて選定し、注文した。 中三日でメーカーから直送されてきた。早速、古い換気扇を取外して交換作業に着手。 新しい換気扇は。 見た目はまったく同じ。 油受けに「使用期限:15年」 のシールが貼付されていた。このように明示されると、目安になって良い。 取り付けはネジ三本で完了。電気配線も説明書に従って機器内を取りまわり、既設のコンセントに挿すだけ。よく観察すると、細部が改善されている。 羽を取り付け試運転。音が静かだ。しかも運転の強弱調整ができるようになった。 続いて屋外フード(FY-HDA25)。価格と耐久性をバランスし、アルミ製を選択した。こちらはネジによる組み立て式。 ポリプロピレン樹脂製の既設屋外フード。 さすがにぼろぼろで、指で押すと穴が開く箇所もある状態。 新しいアルミ製の屋外フードに交換。防鳥網(アルミ製)も取り付けた。かなり目立つが、誰も見ないだろう。取説に従って防水のシーリングも実施。 作業は、2時間ほどで完了。設置枠は既設を流用したので、短時間で済んだ。次の交換は、15年後の2029年だ。 (おわり)
2014年09月11日
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