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床下の湿気対策として「防湿シート」を設置してから4年余りが経過したので、現状を報告する。 結論が言えば、現在も快適である。床下の湿気に悩まされる生活とは無縁になって久しい。詳細は、「6ヶ月経過報告」と同様であるので参照されたい。また、防湿シートや粘着テープの劣化も認められない。 ただし、注意している点が1つだけある。それは「定期的な床下換気口の開閉」である。 元々は冬季(11月-3月)の寒気対策として床下換気口を閉じていたのだが、長梅雨による床下の大結露が発生した年以降、梅雨時期(6月-7月)も床下換気口を閉じるようになった。つまり、外気の湿度が低い時期だけ床下換気口を開けている。もちろん理由は、湿った外気が床下換気口から流入し、外気温よりも冷たい床下で連続的に結露することを防止するためだ。 結局、防湿シートを設置して以降、1年12ヶ月中、6-7ヶ月は床下換気口を閉じた状態にしている。この作業は少々面倒だ。床下換気口を12ヶ月連続で閉じっぱなしにしても、床下が湿気る問題は無いようにも思えるので、これを今後のDIYの課題としたいと思う。(おわり)
2014年10月31日
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7、8年前に植えた柿の木に今年初めて実がなった。柿の木だと言うことを忘れていた家族一同はびっくり。花が咲いていたことすら気が付かなかったが、数えると30個余りの実がなっていた。 美味しかった柿の種を植えたので、さぞ甘いと思い味を見たが、甘さの後に時間差で強烈な渋みが来る。実も小さいので、干し柿にすることにした。 収穫した柿の皮を剥き、紐に吊るす。調べると、殺菌の為にさっと(約5秒)熱湯に潜らせると良いとのこと。 日当たりの良い物干しの軒先に吊るした。2週間前後で食べ頃の干し柿ができるようだ。 (おわり)
2014年10月26日
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今回の修理は、「SANYO DSC-S4 デジタルカメラ(発売日:2004/07/09)」だ。 400万画素CCDを搭載した小型で操作性の良いデジカメだ。DIYなどの作業記録用などに自分で使用している一台だ。各種作業ごとにデジカメを分けて使用しているので、この機種は3台所持している。 [SANYO DSC-S4 デジタルカメラ] ■主な故障と原因 日付時刻の保持ができない → メモリーバックアップ用内蔵充電池の劣化■修理概要 デジタルカメラ等では、主バッテリー交換時に日付や時刻、各種設定データが失われないよう、メモリーバックアップ用の電池やキャパシタを別途装備している。Canonのデジカメなどは、市販のボタン電池で交換可能としているが、本機種などでは内蔵充電池が採用されており、メーカーに修理依頼しないと交換することができない仕様のデジカメも多い。デジカメ分解で、安全上、特に注意が必要なのは、内蔵されるフラッシュ用キャパシタだ。分解時に誤ってショート(短絡)すると、90V前後の電圧で感電する。 下記の写真で、レンズの右隣に黒色と灰色で直立する部品がフラッシュ用キャパシタだ。注意深く分解し、写真のような段階でキャパシタの端子間電圧を測定。放電させた後、改めて安全な電圧であることを確認し、続く作業をする必要がある。 因みに放電時の負荷には、半田ごてを接続して使用している。 では、分解する。 事前に作業環境周辺の粉塵を除去し、戸や窓を閉じ、室内空気の対流が少なくなるよう留意する。 この時点でレンズ内側やCCD素子が暴露するため、埃や粉塵には要注意だ(逆に埃を取り除く機会でもある)。交換すべき内蔵充電池は、下記の写真の右手基板上に位置する。 既設の劣化した内蔵充電池付近を拡大撮影したものが下記の写真だ。 既設の充電池は、リチウム二次電池「SANYO ML614」(写真左)。これを新たに入手した同等の「SII MS621FE(写真右)」に交換する。後者の方が、若干蓄電容量が多い。 内蔵充電池は、別種部品との交換が憚られる電気部品の一種だ。充電特性や放電特性をデータシートで比較し、性能と安全に留意しながら、交換の妥当性を十分に事前吟味する必要がある。 交換を完了したのが下記の写真だ。 上記作業を完了した当該デジカメを毎日1ヶ月間使用し、現状、問題なくメモリーバックアップができ、使用もできている。
2014年10月20日
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トタン葺庇の修繕の修繕(葺き替え)を行ってから2年が経過したので、その経過を報告する。 以下の写真は、当時問題となった軒先に設置した唐草を下方向から撮影したものだ。 錆等は一切発生していない。また、唐草の端部には、汚れの付着が確認できる。この汚れは、同端部からの排水に伴い、庇に付着した粉塵も流れ集まり、付着・乾燥・残留したものである。 いずれの箇所の唐草にも同様の状況を確認した。同じように排水されているようだ。 今年は京都市でも経験のない豪雨があった(8/16)が、当時検証・施行した雨水の排水メカニズムが上手く機能しているようで、トタンの錆や下地木材の腐食は認められない。 因みに樋は設置位置が悪く雨水の跳ね返りによる下地木材の濡れが多かったため、トタン葺き替え直後から取外したいた。樋取付け金物だけが残っている。 なお、庇上面の写真は、汚れの付着はあるものの特段の問題がなかったため、撮影を忘れてしまった。ご容赦を。まずは順調。祝・トタン葺き替え後丸2年だ。 (おわり)
2014年10月18日
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今回の修理は、「AIWA XG-BL24 CDミニコンポ(発売日:2000年頃)」だ。3CDチェンジャーとダブルTAPEデッキを搭載する。ダブルカセットが動作しないとのことで、修理依頼をいただいた一台だ。 [AIWA XG-BL24(本体:CX-NBL24)] ■主な故障と原因 ダブルTAPEデッキ動作不能 → ゴムベルト劣化崩壊TAPE1の扉が閉まらない → ピンチローラーアーム破損■修理概要 インターネットを検索してもほとんど情報がないレアな機種。しかし、この時代のアイワらしい設計で、筐体は底板を除き、全てがプラスチック製。MD非搭載機種なので、国内よりも海外主体で販売されていた機種ではと推測する。 CDチェンジャーはルーレット方式で、立体駐車場方式よりもメカが複雑でない分、故障も少なくメンテナンスもし易い(あくまで比較しての話。CDチェンジャーが複雑なメカであることに変わりはない)。 さて、ダブルTAPEデッキは、前面パネルの内側下部に位置する。写真では、既にゴムベルトの掛かっていないプーリーが、いくつか見て取れる。 このデッキは、TAPE1が再生専用(オートリバース)、TAPE2が再生録音用(シングルウェイ)となっている。 因みに「TAPE1の扉が閉まらない」の原因は、左ピンチローラーアームの一部破損だった。 正常なものと比較すると、ピン状の部分が欠損しているのが分かる。このため、所定のピンチローラー位置を保持できなくなったのだ。 修理はこの部品を交換するだけなのだが、既にメーカーに在庫はない。当方のAIWAの在庫20台を探索し、ようやく1個だけ発見。希少パーツだった。 一方、ゴムベルトの方は、劣化して崩壊、溶けた。しかも溶けたベルトが糊状になり、プーリーに絡み付いていた。たまにあるのだが、この糊状ゴムを取り除くのは、非常に手間がかかる。 こちらのプーリー(フライホイール)にも、溶けた糊状ゴムのベルトとが貼り付いていた。 頑張ってプーリー等をクリーニング。ベルト経路を計測し、ゴムベルトを製作、交換。 ダブルTAPEデッキの場合、ゴムベルトは4本が多いのだが、この機種では5本(TAPE1は2本、TAPE2は3本)使われていた。 テープ速度やアジマスを調整。筐体を分解・洗浄し、その他各部もクリーニング。エージングを実施し、作業完了。 --- 分解清掃修理した や や を出品中 --- ★整備済み「ラジカセ」や「ミニコンポ」のオークション★ ♪ あの頃の懐かしい や や を もう一度 てみませんか 音楽と一緒に 懐かしい思い出が甦ります ♪ ☆ラジカセ修理・ミニコンポ修理の相談は、こちら!☆
2014年10月13日
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洗面所キャビネットの鏡扉を閉じたとき、ポロローンと白いプラスチック片が落下した。見ると鏡扉のヒンジが今にも外れてしまいそうな状態。20年以上も使ってきたので仕方はないが、危険なのでとにかく取外した。 確認すると、扉側のヒンジ金具取り付け台座(プラスチック製)に亀裂が入り、がボロボロになっていた。 ボロボロのプラスチック台座の下には、ねじ取付(雌ねじ)金具が埋めてある。いずれにせよ、ヒンジを支持するのはプラスチック台座なのでこれを補修する。 補修方法は、「熱溶着」 だ。熱コテでプラスチックを溶かし、接着・成型しながら補修する。一般の接着剤よりも母材に近い強度が期待できるし、今回のように接着剤が用を成さない場面でも摘要可能だ。 使用器具は、普通の半田ごて。ただし、そのままではコテ温度が熱過ぎるため、このプラスチックが焦げない温度まで出力調整機で温度を下げている。 下の写真は、半分ほど熱溶着補修を行い、 欠け落ちた破片をはめ、これから後半の補修しようとするところ。 熱溶着補修の完了。見えない箇所なので、やすりがけは省略。 ヒンジが水平になるよう微調整を行う。 元のキャビネットに取り付け。 表側。やすり掛けしなかったので、補修後が多少気になるが、まぁ良しとする。 これで数年はもってくれる事を期待したい。隣の鏡扉にある微かなヘアークラックが気になるが、また次回ということで。 (おわり)
2014年10月08日
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