みきまるの優待バリュー株日誌

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Sep 23, 2022
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カテゴリ: 投資本書評
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト132位





 投資の公理(ポール・マーシャル著、パンローリング、2022年)








 の第5弾です。






 今日も、教訓1 市場は非効率である から。












 ​
​  価格形成にはさまざまな度合いの非効率さが伴い、通常、それは変動が激しく、また非線形なのだ。


 近年、さまざまな思想家たちが効率的市場仮説を退け、市場の現実により近いモデルを研究している。通常、そのような声は学会の密室の外側から聞こえてくるー主に実務家か一匹狼たちであるーので、「啓蒙主義」サークルで温かく歓迎されることはない。











 ​
ブノワ・マンデルブロ


 マンデルブロもフランス人だが、ユダヤ系ポーランド人として生を受けている。彼は、金融市場における株価変動の多くは物理学で見いだせるような行儀の良い確率分布とはならないことを示した。分布の「テール」は「ファット」なのだが、これは市場では一般的なベルカーブで説明される場合よりもはるかに頻繁に極端な価格変動が起こることが原因である。市場で働いている者であれば、だれもがマンデルブロが正しいことが経験から分かるだろう。


 市場は行儀が良くないのだ。











 このマーシャルの「市場は行儀が良くない。」という表現はいいですね。ものすごくシンプルですが、時間が経つとジワジワと滲みてきます。






 私たち投資家はそういう「巨大なお化け屋敷」の様な、次の角を曲がると何が飛び出してくるか一切分からない、「とても怖い所」で冒険をしているという事を肝に銘じておく必要があると思っています。(続く)





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Last updated  Sep 23, 2022 08:28:53 AM


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