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さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。18位 1438 岐阜造園(東S、9月優待) ◎◎ PF時価総額18位の上位銘柄は、造園緑化専業で唯一の上場会社の岐阜造園です。ランキング赤丸急上昇で今回最上位の一角に初登場となりました。(上記データは会社説明会資料より引用) 現在の株価は1915円、時価総額62億円、PBR1.64、自己資本比率は73.9%と良好、今期会社予想PER17.17、配当利回り1.6%(30円)、総合利回り1.8%(30+5=35円)で、優待は200株保有で1000円相当のクオカードです。 さて最近の大型開発では、同時にお洒落な大規模緑化が強く求められるようになっています。と言うよりは、「SDGsの浸透に伴う時代の変化によりもはや必須」と言っても良い状況です。 「Green&Wellness」がテーマの麻布台ヒルズなんかを思い起こしていただくと良く分かると思います。私も実際に探検に行きましたが、本当に緑が多いんですね。(上記データは森ビルホームページより引用) ところが造園会社と言うのは非常に小さい所が多く、大きなプロジェクトを請け負う金銭的な体力と施工管理の能力に欠けたところが多いのが現状です。 そこで輝くのがここ岐阜造園です。何しろ造園緑化専業で唯一の上場会社ですし、積水ハウスが筆頭株主になってから業績の伸長が加速してもいます。(上記データは会社説明会資料より引用)(上記データは会社説明会資料より引用) また「計画から運営まで自社で一貫」して対応できるのも岐阜造園の強みです。(上記データは会社説明会資料より引用) そして実際に、「ザ・リッツカールトン福岡」の様な大規模プロジェクトを引き受けてもいます。(上記データは会社説明会資料より引用) ちなみにしばらく前に、知り合いの売れっ子建築家の方にこの岐阜造園の魅力をプレゼンしたことがあったのですが、彼はこの会社のことを全く知りませんでした。 私が上記の内容を説明すると目の色を変えて、「そんな会社があったんですか。! それはこれからいくらでも成長するに決まってるでしょう。造園会社ってね、どこも独自の拘りがあって、今の時期にそれは植えられないとか、この場所にはその樹々は合わないとか、文句ばっかりでこっちの言うこと全然ちーとも聞いてくれないんですよ。おまけに大切な納期も守れないところが多くて、私達建築家はいつも本当に困っているんです。そういうちゃんとした上場企業があるなら業界最強の積水ハウスが欲しがるのも分かりますし、私も今すぐに岐阜造園買います。」と大興奮していました。 私はそれを聞きながら、「業界の中の人がこれだけ食いついてくるんなら、岐阜造園の未来は明るそうだなあ。」と嬉しく思いました。業績と株価推移によっては更なる買い増しも視野に入れ、引き続き楽しくホールドしていく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 31, 2024
いやあ今年2024年ですが早くも8か月が経過しました。ということは、なんと1年の3分の2が終わってしまいました。月日が流れるのは本当に早いですね。 それでは次に当ファンドのポートフォリオマネジャーより今月のまとめを発表させていただきます。 皆様こんばんは。ポートフォリオマネジャーのProf.みきまるです。今月は初旬に市場の大暴落がありました。当ファンドではその機に乗じて元々買い増ししたくてうずうずしていた 9310日本トランスシティ や 5代目絶対基準優待バリュー株に就任した9990サックスバーHD などを追加購入しました。 ただ今から振り返って考えると、そういう決め打ちをするのではなく市場を幅広く見渡して下落率の高い銘柄を素直に拾った方が良かったな、多分その方がパフォーマンスを嵩上げできたな、と思いました。自分はちょっと柔軟性に欠けていたと思います。マーケットでは学びが尽きることは決してないですね。(汗) さて今月は月初に超暴落があったものの、その後マーケットは何もなかったかのように回復しました。ただ私が専門としている中小型の優待バリュー株はイメージで言うと「20%下がって10%上がった。」感じで、暴落前の水準まで戻り切れていない子が多く、かなりパフォーマンスを落としてしまう結果となりました。ま、仕方ないですね。 それでは皆様、来月もよろしくお願い申し上げます。
Aug 30, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。454位 9303 住友倉庫 (東P、非優待) ○ PF454位は、倉庫大手で総合物流を展開し傘下にメロン優待で有名な9057遠州トラックを持つ住友倉庫です。 現在の株価は2637円、時価総額2090億円、PBR0.81、自己資本比率は58.4%、今期予想PER16.50、配当利回り3.8%(101円)で、優待はありません。 さて、倉庫・物流関連には指標的に割安でかつ良い優待が付いた銘柄が非常に多く、「埋蔵金の眠っている当たりのセクター」という印象があります。自分のポートフォリオでパッと思い付くだけでも、9027ロジネットジャパン、9029ヒガシ21、9057遠州トラック、9059カンダHD、9305ヤマタネ、9310日本トランスシティ、9324安田倉庫などがあります。 そのため自分は現在これらの銘柄を束ねて「優待倉庫&物流関連株バルクプロジェクト」を実行しています。総額は1億円弱くらいの中規模なものなのですが、このプロジェクトの要と言うか、リファレンスとして業界上位の住友倉庫を持っておきたいな、と思って1枚だけしばらく前に買ったのでした。プロジェクト終了の日まで楽しくこのままホールド継続の予定です。
Aug 29, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。17位 1605 INPEX (旧 国際石油開発帝石) (東P、12月優待) ◎◎ PF時価総額17位の上位銘柄は、原油・ガス開発生産国内最大手で、政府が 「黄金株」 ✨✨✨(買収関連の株主総会決議事項について拒否権を行使できる株式のこと。現在ここINPEXのみが日本株市場で黄金株を発行している唯一の上場会社となっている。ちなみに黄金株を所有しているのは経済産業大臣) を保有している「THE 日の丸 国策企業」 のINPEX(旧 国際石油開発帝石)です。 さて上述した通りINPEXは日本株市場で唯一、掟破りの ✨✨✨黄金株✨✨✨ を発行している企業です。それはつまり、 資源に乏しい我が日本国にとって、ここINPEXが最も重要な企業 であると、国がはっきりと認めているという事でもあります。 事業内容がワールドワイドですし、また同時に日本国の命運を握っていて超カッコいいですね。私も一度働いてみたいです。 現在の株価は2163円、時価総額27235億円、PBR0.55、自己資本比率は62.5%と良好、今期予想PER7.44、配当利回り4.0%(86円)、総合利回り4.1%(86+2.5=88.5円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」400株保有で1000円相当、800株保有で2000円相当のオリジナルクオカードなどです。 更に言うと、「国が✨黄金株✨を保有している最重要企業が株主優待を行っている。」という事実も、優待族的には極めて重いです。ククク。🎵🎵🎵 さて2億4千万の瞳エキゾチックジャパンの根幹を支えるINPEXは、2020年12月期には無念の赤字に沈みましたが、過去25年間を見るとそれ以外は黒字を維持しています。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) また長引くロシア・ウクライナ戦争や最近のイスラエルとイランの激しい対立などの動乱が続く今の世の中は、1つ間違えば「第3次世界大戦」勃発の可能性もあります。そうなれば原油価格は高騰することになるでしょうし、そのヘッジとしてINPEXをポートフォリオ上位で保有している事には大きな意味と意義があると考えています。 ナシーム・ニコラス・タレブ の言う 「反脆弱(ぜいじゃく)性」 を持った素晴らしい銘柄ですね。 以上、たくさんの魅力に溢れたINPEXを、「日の丸バリュー投資家」として、引き続き楽しくホールドしながら全力で応援していく所存です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 28, 2024
さて今日も通常の2021~24PF概況シリーズです。 453位 6485 前澤給装工業 (東S、3月優待) ○ PF453位は、水道用給水装置シェア4割でいわゆる「前澤3兄弟(他に6489前澤工業、7925前澤化成工業)」次男の前澤給装工業です。 現在の株価は1338円、PBR0.73、自己資本比率は鉄壁の84.9%で有利子負債は0、今期予想PER15.80、配当利回り3.1%(42円)、総合利回り4.3%(42+15=57円)で、優待は1年以上の継続保有を条件として、200株保有で3000円相当のデジタルギフトなどです。 この数年、水道管老朽化関連銘柄が定期的にマーケットの一部で持て囃されており、ここも数年単位で見るとかなり株価が上昇しています。ただ今の株価位置でも特に割高と言うわけでもないですし、自分としては今の所ホールド継続の予定です。
Aug 27, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。452位 3563 FOOD & LIFE COMPANIES (東P、3・9月優待) △ PF452位は、回転ずし『スシロー』を全国展開し、国内首位のFOOD & LIFE COMPANIESです。社名が実に分かりにくいですね。 現在の株価は2750円、時価総額3192億円、PBR4.10、自己資本比率は21.4%、今期予想PER22.21、配当利回り0.8%(22.5円)、総合利回り2.0%(22.5+33=55.5円、スシローは大人気なので優待券は額面の100%換算)で、優待は100株保有で年2回1650円相当の電子優待割引券などです。 スシローでは私はいつも、「いかに栄養バランスよく、かつ美味しく食べられるか?」をテーマに毎回様々なチャレンジを続けています。 FOOD & LIFE COMPANIESは指標的には明白に高いと思いますが、ま、優待でスシローには行きたいですし、100株保有は仕方ないかなあというところですね。
Aug 26, 2024
しばらく前にあるオフ会に参加していたら、その幅広い知識と親切で優しい性格で多くの方に敬愛されているあるバリュー投資家の方に、「前から聞こうと思っていたんですけど、みきまるさんのやり方って高配当株投資ではダメなんですか?」と透き通ったプルンプルンに輝く目で質問をされました。 私のやり方は、「配当+優待の総合利回りが高い銘柄はとりあえず買っていけすに入れて監視し、その中から総合戦闘力が優れた子を上位に昇格させる」というものですが、非優待株ではあってもそれを上回るパワーがある高配当株であれば、確かに「実質的には同じこと」ではあります。 より 具体的に言うと、PBR・PERなどの分かりやすいファンダメンタルズ指標から見て割安で、かつ同時に配当性向が低くて無理をしていないにも関わらず高配当であるというような銘柄群のことです。今の市場だと例えば5105TOYOTIREとか、9856ケーユーHDが合致すると思います。 私は、「実質的には同じことなので高配当株投資でもイケると思います。ただ能力と性格を考えると今の優待バリュー株投資がジャストフィットしているというか、それが自分で生み出した手法なのでワイはこれでやってきましたし、これからもこれで行きます。」という様なお話をしました。ただこの時は大規模なオフ会だったのでそれ以上は会話が出来ませんでした。 、、、その後で、「あの時はちょっと話足りなかったな。自分の中では大体は言語化出来てはいるけど、改めてブログと言う形で残していくことに意義はあるだろうな。」と感じたのでこの記事を書くものです。 高配当株よりも優待バリュー株を志向する最大の理由は、「自分にとって極めて有利な闘技場」 だからです。 ほとんど、99%くらいの投資家は優待株投資を真面目に考えることはありません。市場の公平性を損なう、ガラパゴス市場日本の後進性を象徴する恥ずべき制度と考えていたり、邪道中の邪道であり考えるのも、口に出すのも汚らわしい物と忌み嫌っていたり、もしくは「市場の盲腸」としてどうでもいいもの、取るに足らないものと無視したり軽んじたりしています。でもそうやって馬鹿にしているせいで、大多数の投資家は実は「優待込みの正しい株価」を算出することが出来ません。 そういう中で、私はもう20年以上も優待株投資を専門とし、各銘柄の優待価値と市場がそれをどう評価するか、株価にどういう風に織り込んでいくかをとことん考え続けて戦っています。だれもがぞんざいに扱っているものをだれよりも大切にして突き詰めて勝負しています。でもそういう投資家は2024年現在の今でもほとんど存在していません。 以上をまとめると、優待バリュー株に特化して戦うということは、「霧だらけで周りが全然見えないアングラ地下闘技場」で、一人だけ優待込みの適正株価が分かる特殊なスカウター付きのゴーグルをかけた状態で暴れ回ることができるということです。 でもこの不思議な地下闘技場に迷い込んでしまった非優待株投資家の方々は、スモッグだらけで全く回りが見えずに闇雲に刀を振り回すだけになります。闇夜が見える特殊なゴーグルをかけた投資家に背後から襲われない・切りかかられないことが果たしてあり得るでしょうか? これが私の回答ですね。
Aug 25, 2024
さて今日は、当ブログの看板記事である2024~25主力株概況シリーズです。16位 7846 パイロットコーポレーション (東P、12月優待) ◎◎ PF時価総額16位の上位銘柄は、筆記具国内首位で、欧米等の海外売上比率が高くワールドワイドな銘柄であるパイロットコーポレーションです。この数年、ポートフォリオ最上位の一角でご機嫌で過ごされています。 現在の株価は4314円、時価総額1804億円、PBR1.21、自己資本比率は77.4%と良好、今期予想PER12.02、配当利回り2.5%(106円)、総合利回り2.9%(106+20=126円、100株優待品のメルカリ平均価格である2000円で換算)で、優待は100株保有で自社製品などです。 今日は私が過去に頂いた1000株優待品をいくつか見ておきましょう。私は文房具好きなので毎回すごく楽しみにしています。 これが100株優待品。素晴らしい内容です。こんなの学生時代に使えたら嬉しかっただろうなあ。。。↓ そしてこれが1000株優待限定の高級ボールペン。滅茶苦茶にカッコいい。!! ↓ さてパイロットコーポレーションは、利益率が高い典型的な クオリティ銘柄 です。私は 「バリュー投資冬の時代」 の到来を受けて、現在銘柄選択法にかなりの修正を加えています。具体的には、成長力があったり、収益性が高かったり、財務状態が良くて安全性が高かったりなどの特徴を備えた、いわゆる QARP(quality at a reasonable price)銘柄 への投資比率を上げています。 その理由ですが、この2~5年のマーケットを注意深く観察すると、「ほどほどにバリュー+かつ高クオリティ」な銘柄のパフォーマンスがとても良かったので、遅ればせながら自分もそこに寄せて大幅な軌道修正を図っているということです。 すいません、ちょっと脱線しました。パイロットコーポレーションの話に戻りますが、下記の通り、高い利益率、湯水のごとく毎年湧き出る魅惑のフリーキャッシュを誇る、日本を代表する「ここ掘れワンワン銘柄」の1つです。尚2023年12月期はフリーCFがマイナスとなっていますが、これは成⾧投資としてインドネシア生産子会社の合弁解消・完全子会社化及び国内生産工場への設備投資等を実施したことによるものです。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) この10年ほどで急激に利益率が高まってきています。いいですね。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 見てください。この美しすぎる自己資本比率の改善具合。でもここからはもう少し株主還元に振って欲しいですね。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 「THEクオリティ銘柄」であるパイロットコーポレーションの今後の業績推移をしっかりと見ながら、引き続き楽しくホールドしていく予定です。 2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Aug 24, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。451位 3347 トラスト (東S、3・9月優待) ◎ PF451位はレンタカー事業とアフリカ等への中古車輸出が経営の2本柱のトラストです。 現在の株価は272円、時価総額73億円、PBR0.73、自己資本比率は19.2%、今期予想PER6.22、配当利回り2.2%(6円)、総合利回り3.3%(6+3=9円)で、優待は100株保有で3月株主に自社グループ会社レンタカー利用割引券5枚(優待券のヤフオク平均落札価格は全部まとめて超低額の20~100円!。なのでここでは0円換算)、1000株保有で9月株主に3000円相当の三菱UFJニコスギフトカードです。 トラストはこの数年で急激に良くなっています。今後の業績推移によってはもしかするとポートフォリオ上位に進出してくることがあるかもしれないですね。
Aug 23, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。450位 7453 良品計画 (東P、2・8月優待) ○ PF450位は、『無印良品』で衣服、生活雑貨、食品を展開している良品計画です。 現在の株価は2710円、時価総額7609億円、PBR2.54、自己資本比率は58.8%、今期予想PER19.93、配当利回り1.5%(40円)、総合利回り2.1%(40+16=56円、優待カードはメルカリ平均価格の800円で換算)で、優待は100株保有で年2回、7%割引になる買い物優待カードです。 私は「無印良品って食料品が全般に優れているよな。」と個人的に思っていて、それで食べ物を中心に買い物しています。 無印のスンドゥブチゲはかなりうまいけど、よく売り切れていてお店に無いことが多い。 ポテトスティック塩もめちゃ美味しい。ブラックペッパーの方は普通。 良品計画は優待カードの割引が5%から7%にアップしましたし、優待族的には必修銘柄に昇格した感じがします。当然これからもホールド継続の予定です。
Aug 22, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。 15位 8877 エスリード (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額15位の上位銘柄は、森トラストの連結子会社でマンション企画、開発、販売が柱のエスリードです。1物件集中販売方式による短期完売が基本戦略で、徹底したローリスク経営を志向しており、マンデベとしては相対的な安心感の高い素敵な銘柄ですね。 さてエスリードは好調な業績&良好な財務状態とは裏腹に配当性向が10%強と非常に低いのが難点だったのですが、2023年3月期から人が変わったようにしっかりと投資家に還元するようになりました。嬉しいですね。 現在の株価は4285円、時価総額663億円、PBR0.99、自己資本比率は39.6%、今期予想PER7.60、配当利回り4.0%(170円)、総合利回り4.7%(170+30=200円)で、優待は100株保有で3000円相当の「フリーチョイスギフトカタログ」です。 私は毎回エスリードの優待では旬の果物を選択しています。瑞々しくて美味しいものばかりです。今日も1つだけ実際例を見ておきましょう。 エスリード優待 山形県・長野県産ピオーネ エスリードは指標的に割安で、まずまずの総合利回りも出ており、また業績不安定なところが多いマンションディベロッパーとしては相対的に業績推移も安定しかつ成長力を維持している、という素晴らしい 優待クオリティ株 です。(上記データはかぶたんプレミアムより引用) 本当に抜群に良い銘柄ですね。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、死んだ目の魚になっていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉は残念ながら持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い、損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.000%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 21, 2024
さて、今日も2021~24PF概況シリーズです。 449位 8793 NECキャピタルソリューション (東P、3月優待) ◎ PF449位は、NECの持分法適用会社でNEC関連が6割強を占めるNECキャピタルソリューションです。 現在の株価は3885円、PBR0.72、自己資本比率10.4%、今期予想PER10.46、配当利回り3.9%(150円)、総合利回り4.4%(150+20=170円)で、優待は100株保有で2000円相当のカタログギフトなどです。1年以上の継続保有で優待は3000円相当にランクアップします。 過去の私の選択例です。 さてNECキャピはずっと昔には主力の一角として戦ったこともある銘柄ですが、今は勝負を終え激戦の形見の恩株が100株PFの片隅で静かに眠るのみです。 ただ、ここは相変わらず指標的にも割安ですし、これからも優待を楽しみにホールド継続の予定です。449
Aug 20, 2024
さて今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。本日紹介する銘柄は本来もっと上の順位だったのですが、ブログの下書きの片隅に埋もれているのが先ほど発見されたので急遽出すものです。ご了承ください。ちなみに明日出す銘柄も一緒に出てきたやつになります。 448位 6309 巴工業 (東1、10月優待) ○ PF448位は、中堅化学機器メーカーの巴工業です。 現在の株価は4050円、時価総額427億円、PBR1.05、自己資本比率は77.3%で有利子負債は0、今期予想PER12.91、配当利回り3.1%(126円)、総合利回り3.5%(126+17=143円、優待品はメルカリ平均価格の1700円で換算)で優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で自社子会社取り扱い商品(ワイン)1本などです。 巴工業は好財務で指標的な割高感もなく更に貴重な10月優待銘柄でもあります。これからもPFを地道に支えてくれる中堅銘柄としてのんびりとホールドしながら応援していく予定です。
Aug 19, 2024
さて今日は2024~25主力株概況シリーズです。14位 9310 日本トランスシティ (東P、3月優待) ◎◎~◎◎◎ PF時価総額14位の準主力株は、倉庫業界4位で中部地区最大の日本トランスシティです。「優待株いけす」から発掘されビヨーンと大きく順位を上げて今回初めてのポートフォリオ準主力進出となりました。 現在の株価は845円、時価総額567億円、PBR0.63、自己資本比率は53.3%、今期予想PER10.11、配当利回り4.0%(33.5円)、総合利回り4.6%(33.5+5=38.5円)で、優待は1000株保有で5000円相当の自社選定商品などです。(※ビーフカレーセット、ビーフカレー・ビーフシチューセット、ポークハム・ビーフカレー・ビーフシチュー詰合せ、ジェラートギフトセット、伊勢抹茶ギフトセット、5000円相当の「三鈴カントリー倶楽部」ゴルフプレー優待券などより1点選択) 私の過去の選択品をいくつか見ておきましょう。内容はかなりいいと思います。 チーズも、間違いなく美味い奴ばっかり。 さて日本トランスシティの買い増し&準主力化の理由は以下の通りです。1. 指標的に安く同時にマイルドながらも成長力がある、「バリュー&クオリティ銘柄」であること。ま、一言で言うならば、株は結局これがすべて。ここが真の急所。 下記の通り過去25年間の業績推移を見ても、売上高も利益も派手さはないけれど、多少の凸凹はアリながらもじんわりと着実に伸び続けている。(上記データはかぶたんプレミアムより引用)2. 倉庫・物流業界が全般的に見て業績が好調なので、この業界への資金投入を拡大したかったこと。ちなみに現在ワイは、「優待倉庫&物流関連株バルクプロジェクト」を実行中なのですが、日本トランスシティがその中で時価総額TOPとなっています。ここ以外の上位銘柄は9027ロジネットジャパン、9057遠州トラック、9305ヤマタネあたりです。3. 「2024年問題」でトラックドライバーの時間外労働が年間960時間までに制限されたので、東京⇔大阪間の荷物をこれまでのように1人のドライバーが一気に運べなくなると中間地点での「積み荷の移動」が発生する可能性がある。日本の交通の要所である中部地区を地盤としているここ日本トランスシティにはその関係で新しい需要が発生するかもしれないな?と考えたこと。4. これまでは異常に還元性向が低くてケチケチだったのに、今期2025年3月期が13円から33.5円と唐突に大幅増配予定となり総合利回りが上がったこと。最近は物流業界で仁義なきM&Aが多発しているので、恐らく「これはガチでやべー。株価上げて防御しておかないと、いつかどっかに喰われちまう。」という危機感が会社側にあったのかな?と個人的には推察しています。 ま、いずれにせよ、今後の実際の業績推移をしっかりと見ながら楽しくホールドしていく予定です。2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 18, 2024
さて今日も通常の2021~24PF概況シリーズです。 447位 7490 日新商事 (東S、3月優待) △ PF447位は、石油製品販売中堅で関東や中部等での直営スタンド、産業用燃料販売が柱の日新商事です。 現在の株価は890円、時価総額68億円、PBR0.27、自己資本比率は56.6%、今期予想PER23.80、配当利回り2.3%(20円)、総合利回り3.4%(20+10=30円)で、優待は300株保有で3000円相当、600株保有で6000円相当のカタログギフトです。ずいぶん昔は100株保有で3000円相当だったのですが、総合利回りが高すぎて制度の維持に無理があったようで現在の形に改悪されました。ただ、今くらいが妥当な優待内容なのではないか?と個人的には思っています。 私は毎回様々なアイテムを楽しく選択しています。 日新商事は「超低PBR&好財務」でバリュー投資家的には一見非常に惹かれる銘柄 ですが、 実際のところは 「売上高ジリ貧&営業利益率激低」という「驚異の低収益&マイナス成長」 を誇っており、そういったしょぼ過ぎる状況を反映して、 (上記データはSBI証券より引用) 過去10年間の株価推移を見ても「ほぼヨコヨコ」の惨憺たるものとなっています。 成長力が皆無の銘柄に対しては、株式市場というのは驚くほどに冷酷 なんですね。 他にも 7501 ティムコ などもそうですが、安易に「低PBRでかつ財務状態が良い」ことだけを評価して、「ここは魅力的な資産バリュー株やなあ。」と考えて銘柄選択をすると、その投資パフォーマンスは悲惨極まりない結果となることがあります。底の浅い安易な投資戦術は、必然的に凡庸極まりない結末を迎えます。 「日新商事やティ○コの様に、株価が10年間ずっとピクリとも微動だにせずに、完全にヨコヨコの岩の心電図」だったら、投資家は精神的に荒廃してしまい、実質的に死んでしまいます。つまり、 株式投資というのは純粋な科学や数学ではなく、どちらかというと文学、哲学、芸術、美術に軸足を置いた、複雑かつ矛盾と混沌に満ちた極めて人間臭いドジョウゲーム なのです。 日新商事の長期間の株価推移を見ながら、私は改めて株式投資というのは何と残酷かつ魅惑的なゲームなのだろうと思いました。馬鹿では勝てない、複眼的な思考が無くては這い上がれない、どこまでも柔軟でかつ謙虚でなければ生き残れない、まさに「人生100.0%の全てを賭けた死闘」を私達は毎日繰り広げているんですね。♬
Aug 17, 2024
さて今日も通常の2021~24PF概況シリーズです。 446位 2108 日本甜菜製糖 (東P、3月優待) △ PF446位の中堅銘柄は、製糖中堅でビート(甜菜:てんさい)糖では首位の日本甜菜製糖(にほんてんさいせいとう)です。読み方が難しいですね。 現在の株価は2664円、時価総額408億円、PBR0.47、自己資本比率は70.4%と良好、今期予想PER5.35(但し特別利益あり)、配当利回り3.0%(80円)、総合利回り3.4%(80+10=90円)で、優待は100株保有で1000円相当の自社製品などです。以前は隠れ優待だったのですが、いつの間にか正式に制度化されました。 お砂糖と言うのはスーパーで買うと非常に重くて嵩張るので、これがお家に届くと言うのは非常に快適で嬉しいですね。 ♪ 日本甜菜製糖は指標的には妥当な株価位置と思いますが、自分は砂糖優待株が好きということもあり、当然これからも楽しくホールドして応援していく予定です。
Aug 16, 2024
さて今日は、久々に当ブログの「看板記事」である2024~25主力株概況シリーズです。 13位 9990 サックスバーホールディングス (東P、3月優待) ◎◎ PF時価総額13位の準主力株は、日本最大のバックリテールカンパニーのサックスバーホールディングス(旧東京デリカ)です。5年連続のPF上位入賞を果たし、今シーズンもこの位置で出て参りました。 現在の株価は780円、時価総額233億円、PBR0.81、自己資本比率は70.6%と良好、今期予想PER9.25、配当利回り3.9%(30円)、総合利回り4.5%(30+5=35円、1000株優待品のメルカリ平均価格は額面の40~100%、ここでは50%で換算)で、優待は100株保有で10000円以上の買い物で利用できる2000円相当の優待券1枚(メルカリ平均価格は300円)、1000株保有で10000円相当の自社オリジナル商品です。 今日は過去の1000株優待品を3つ見ておきましょう。いずれも品質がしっかりとしていますね。 さてここ サックスバーHDは、旧社名である「東京デリカ」時代の2010年前後には主力の一角として激アツで戦った思い出深い銘柄 です。その理由は、「巨大ショッピングモール内での足が棒になる程の執念深い徘徊」の中でその魅力に気付いて主力化し、結果として極めて大きな利益を上げることの出来た、まさに「足で稼いだ」銘柄 だったからです。そして同時に私にとっては、「まさに ピーター・リンチ ど真ん中ストライク」な銘柄であり、「確信を持って勝負に出て、そしてきちんと勝ち切った」という意味において、自分が作り上げてきた優待バリュー投資手法がしっかりとワークしている、唯一かつ無二の必殺技である「優待バリュー竹槍投資法」でこれからも勝負していける、そういう自信を改めて持つことが出来た記念碑的な銘柄 でもあります。 、、、、さてそれでは次に、私が考える2024年現在の新生サックスバーHDの魅力を箇条書きで見ていきましょう。 1. バッグ業界でガリバー的な立ち位置にいる、ニッチマーケットの巨人であること。これは下記の鞄・袋物小売業界ランキングを見れば一目瞭然です。サックスバーHDは2位以下に大きな差をつけてダントツの1位ですね。(上記データは2024会社説明会資料P4より引用) そして実際、イオンを筆頭とする巨大ショッピングセンターの現状を見ても、サックスバーの強力なライバルは依然として登場していません。「バック屋さんがいくつかあるなあ。」と思っても、よく見ると実はどれもサックスバーがマルチブランド展開しているだけのことがほとんどです。 また最近はサックスバーよりも価格レンジの低い「中華系(?)」のバック屋さんがポツポツと入り始めていますが、今の段階ではまだ大きな脅威にはなっていないと個人的には見ています。 2. コロナ禍を利用して戦略的に不採算店舗を閉鎖しており、より筋肉質な利益の出やすい体質に変貌していること。(上記データは2024会社説明会資料P6より引用) 更に「増床改装」も増やしており、店舗戦闘力が人知れず静かにじわじわと上がっていること。3. PB(プライベートブランド)・NPB(その店舗にしかないより付加価値の高いPB)比率が上昇しており、今後の更なる利益改善が期待できること。(上記データは2024会社説明会資料P27より引用)4. 「バッグ業界での天下人」としての地位をしっかりと利用し、積極的なM&Aを通じて着実かつ貪欲に成長を続けていること。最近だと2022年10月にギアーズジャムの全株式を取得して子会社化している。(上記データは2024会社説明会資料P33より引用) ギアーズジャム子会社化のニュースを聞き、私も早速車をぶっ飛ばして店舗の潜入調査に出かけました。 全体にストリート感に溢れていて、サックスバーとは明らかに異なる魅力を持ったお店でした。今後の相乗効果に期待が持てると感じました。 以上、サックスバーHDは総合的に考えてポートフォリオ最上位の一角で戦えるだけの十分な戦闘力があると思っています。なんていうかなあ、「うんうん、株ってこのくらいでいいんだよね。」と言う「隣の綺麗なお姉さん」感がある、地味だけど凄く良い銘柄なんですね。 、、、ということで、 「地味だけど偉大な銘柄」である、ここサックスバーHDが、4代目オリックスに次ぐ「5代目絶対基準優待バリュー株」に就任 することとなりました。今後すべての主力株候補は「おまえはサックスバーよりも優れているのか?」を厳しく問われることになります。 ポートフォリオの心臓部、新たな司令塔の地位に就いた超重要銘柄サックスバーHDをこれからもめちゃ大切にしながら戦っていく所存です。 2024~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上の頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに絶対に必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこい独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものでは全くありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも分からないため記事内容の正確性は保証しません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きますよう、伏してお願い申しげます。
Aug 15, 2024
さて今日は2021~24ポートフォリオ概況シリーズです。 445位 4994 大成ラミック (東S、3月優待) ○ PF445位は、包装用フィルム製造販売大手の大成ラミックです。 現在の株価は2653円、時価総額187億円、PBR0.70、自己資本比率は73.2%、今期予想PER14.81、配当利回り2.6%(70円)、総合利回り4.5%(70+50=120円)で、優待は「1年以上の継続保有」を条件として、100株保有で5000円相当の自社関連商品です。 ところで私が大成ラミックに参戦したのは、3971東セロ という銘柄がきっかけでした。 東セロ(旧3971、東2)は包装用フィルム大手で、今は三井化学(4183、東1)に完全子会社化され市場から消えてしまいましたが、「自社フィルムを使用した様々な食品詰め合わせ」が優待で戴けて、毎回その内容が変わる、とっても嬉しく楽しい銘柄でした。 そして、東セロが突然に市場から消えてしまった後、私の心には深い残念さ・空しさ・寂しさが残りました。その心の空白を埋めるべく新規に参戦したのが、指標的には東セロよりも割高なものの優待内容が極めて似ている大成ラミックだったのです。 彼女と別れた後、何故かまたどこか面影が似た娘と付き合ってしまう ようなものかも知れないのですが(笑)、とにかく東セロ亡き後の私の心の空白を埋めてくれたのがここ大成ラミックだったのです。 すいません、話が大幅に脱線しました。それでは大成ラミックの優待品を具体的に見てみましょう。 毎回このように凄いボリュームなんですね。今日は2つだけ実際の使用例を御覧戴きましょう。 大成ラミック優待のトルティーヤサラダ 大成ラミック優待のエビチリ 大成ラミックは指標的には妥当な株価位置ですが、優待内容は上記の通り極めて魅力的です。また総合利回りも4%を超えていますし、今の市場環境の中では優待族的にはまずまず魅力的だなと思っています。これからも優待改悪や廃止が無い限りはホールドして応援していく予定です。
Aug 14, 2024
さて日本では、野村総合研究所が、保有資産額(純金融資産)において、5億円以上を超富裕層、1億円以上5億円未満を富裕層、5,000万円以上1億円未満を準富裕層と定義していることから、純金融資産5億で超富裕層と一般に言われることがあります。株クラでもそういう用語の使い方をしている方を良く見かけます。 ただ日本の首都である東京の都心で十分な広さと快適性・安全性を持つ住居を買おうと思ったら、純金融資産5億円だと「お家を買ったら残りは半分か場合によっては0、酷いとマイナス」が現実であり、「うーん、5億円でスーパーパワー持ちというのはちょっと違うよな。」と言うのが実際の所と思います。 例えば、しばらく前にネットで見つけて素敵だな、こんなのに住みたいな、とワイが思ったお部屋はなんと17.9億円もします。東京って本当に魔都なんだなーーー。↓ さて気を取り直して国際的な基準で言うと、 資産3000万ドル(≒約45億円)が超富裕層の一般的な定義 であり、実感としても「うん、そんなものだろうな。」と思います。 またIFAL Timesの記事によると、日本での超富裕層の人数は2023年現在で14,940人で世界ランクは4位、1人当たりの平均資産は142億円となっています。(上記データはIFAL Timesより引用) なので、自分はこの国際的な定義でいう所の超富裕層にまではどうしても、何があってもたどり着きたいと考えています。10000人以上も現実にいるわけですし、実際問題ツイッターランドの株クラにはそのクラスが既に浜辺に打ち上げられたアザラシみたいにゴロゴロしていますからね。 投資家として目標は常に高く持った方がいいですし、世界最高峰のマーケットウィザードの1人である エド・スィコータ が言うように、 利益を増やす最良の方法の1つは、目標を立て、それを実現させていくこと。つまり意識と潜在意識を金儲けと調和させること。 でもあります。自分も国際基準での超富裕層到達を目指し、そこだけを見つめてこれからも毎日頑張ります。
Aug 13, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。444位 8173 上新電機 (東P、3・9月優待) ◎ PF444位は、関西地盤の家電量販大手の上新電機です。 現在の株価は2680円、時価総額750億円、PBR0.67、自己資本比率は44.9%、今期予想PER11.59、配当利回り3.7%(100円)、総合利回り5.3%(100+43.2=143.2円、利回りは100株保有時。優待券はメルカリ平均価格の額面の60%で換算。)で、優待は3月に100株保有で2000円以上の買物につき2000円ごとに1枚利用可となる200円の買い物優待券を11枚、9月は太っ腹で全株主に同25枚などです。 上新電機は指標的にもまずまず安いですし、更に総合利回りが十分に出ていますし、PF中位としてはとても良い銘柄と考えています。
Aug 12, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。443位 7384 プロクレアホールディングス (東P、3月優待) ○ PF443位は、県内シェア1位(42%)の青森銀行と2位のみちのく銀行(29%)が悪魔合体して生誕したプロクレアホールディングスです。 現在の株価は1831円、時価総額525億円、PBR0.31、自己資本比率は2.8%、今期予想PER172.74、配当利回り2.7%(50円)、総合利回り4.4%(50+30=80円)で、優待は「1年以上の継続保有を条件として」100株保有で3000円相当の青森県産品満載のカタログギフトです。 私は以前からですが、個々の優待では「葉とらずりんご」を選ぶことが多いです。何故なら滅茶うまいからです。 ぎっしり。 つやつや。 さてプロクレアHDは合併関連の経費で今期は利益が低水準ですが、2025年1月の両行合併後には大青森県を完全制覇(シェア70%以上)する「スーパー地銀」となります。私の素人考えだと「完全に青森県を制圧する独占銀行になるんだから、今後は金利とか強気に上げ放題でめっちゃ儲かるんじゃないかな?」とちょっと思っています。果たして今後のプロクレアの実際の業績推移がどうなるのかを楽しみにしています。
Aug 11, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト142位 わが子と考えるオンリーワン投資法(ジョン・モールディン著、パンローリング、2006年) の第8弾です。 今日も、第2章 それほど簡単ではないトレーディングツール から。 テクニカルなトレード手法はシンプルに! 私はこれまで聡明な若者が極めて複雑かつ高度なトレード手法について、詳細に説明するのを何度も聞いてきた。 私のこれまでの長い経験に照らせば、そうした複雑な手法で利益を上げることはできない。複雑な手法は混乱するだけだ。これに対し、単純な手法によれば素早い決定ができるし、判断ミスもすぐに分かる。何よりも正確なところがよい。 私の知るかぎり、偉大なトレーダー(投資家)はいずれもシンプルな手法を使っていた。単純なトレンドラインを引き、単純なテクニカルシグナルに基づいてトレードし、行動するのが早かった。そのベースとなっているのは長年にわたって蓄積された知識である。若者や初心者ほど複雑なことをしたがる。 このデニス・ガードマンの指摘は鋭いと思います。投資の世界はうまくいくと文字通り無限大∞の大金が稼げるところなので、超高学歴エリートが山の様に新規参戦してきます。 全体に知的レベルが非常に高くてかつ自信家揃いで、オフ会に行くと「こんなに頭の良い人間が世の中に存在するのか!」と、内心で驚愕することも良くあります。 ただそんな彼らが実際のマーケットで利益を上げられるかと言うとそれはまた別問題だったりします。IQ(知能指数)はとんでもなく高くてもそれとは裏腹にEQ(こころの知能指数)がまるで赤子の様に脆くて自らの感情のコントロールが全くできないタイプだったりすることがあるからです。そして同時に、非常に難しい投資理論を使っている方も散見されます。 ところで、ヘッジファンド界の伝説的人物である ポール・チューダー・ジョーンズ は、「私が見るものすべての測定基準は終値の200日移動平均線 だ。」と端的に表現しています。 世界最高峰モメンタムトレーダーは、そういう「極限までシンプルなテクニカル指標」を使っているという事です。とても印象的ですね。(続く)
Aug 10, 2024
さて今日は株式投資本オールタイムベスト142位 わが子と考えるオンリーワン投資法(ジョン・モールディン著、パンローリング、2006年) の第7弾です。 今日も、第2章 それほど簡単ではないトレーディングツール から。 マーケットはわれわれが考えているよりもはるかに非合理的である! シカゴ大学の学者たちはかつてマーケットは合理的であると主張していたが、日々マーケットに身を置いているわれわれはけっしてそうではないことを知っている。われわれはそうしたマーケットの非合理性を受け入れ、それを承知でトレードし、行動することを学ばなければならない。それ以外のルールはない。 はい、マーケットと言うのは決して合理的な所ではありません。寧ろ、 主に感情(不安・恐怖・高揚・強欲)に基づいて取引が行われている と言った方がよりその正確に実態を表わしていると思います。直近の「日銀植田ショック」を受けての日本株市場の乱高下を見ればすぐに分かることですね。 また、「コテコテの優待族」であるこの私が過去20年間以上のトータルの戦績で圧倒的にTOPIXを凌駕出来ているという事実が、逆説的ですがこれ以上ないくらいの「マーケットの非合理性の証明」になっているとも感じています。(笑)
Aug 9, 2024
さて今日は2021~24PF概況シリーズです。442位 3221 ヨシックス(東P、3・9月優待) △ PF442位は、名古屋地盤の居酒屋チェーンで、すし居酒屋(や台ずし)がメイン業態のヨシックスです。 現在の株価は2772円、時価総額287億円、PBR2.85、自己資本比率は67.9%と良好、今期予想PER16.67、配当利回り1.0%(28円)、総合利回り3.2%(28+60=88円、食事券+割引券でメルカリ平均価格は額面の100~120%。なのでここでは100%で換算。)で、優待は年2回100株保有で3000円相当の食事券+20%割引食事券10枚などです。 メイン業態のや台ずしですが、お寿司の値段がネタによって激しく異なるのが面白いなあといつも思っています。お得さと満足度の最適解を求めて毎回様々なチャレンジを繰り返しています。(笑) ま、いずれにせよ、ヨシックスは優待株としてみれば妥当な総合利回りが出ており、PF中位銘柄としては特に問題は無いものと考えています。
Aug 8, 2024
いやあ、日本株市場の当面の嵐は過ぎ去ったんでしょうかね? さてそんな中ですが、今日は通常の2021~24PF概況シリーズです。どんな環境下であれ、これは続けなくてはならないですからね。441位 内海造船 (東S、非優待) ○ PF441位は、日立造船系で、中型ばら積み船、フェリー、RORO船など幅広い船種を手掛けている内海造船です。 現在の株価は3195円、時価総額72億円、PBR0.56、自己資本比率は22.2%、今期予想PER7.74、配当利回り1.3%(40円)で、優待はありません。 さて日本の造船株には、皆様ご存じの通り昨年2023年に大相場があったわけですが、自分はそのビッグウェーブには全く乗れずしょんぼり😞としておりました。 自分は元々シクリカルバリュー株に強い苦手意識があり、それで造船上げ相場の初期の段階で「良さそうだな。」とは思ったものの、どうしてもマウスをクリックすることが出来ずに造船株に大きな資金を入れることが出来なかったのです。自らの コア・コンピタンス領域 から安易に逸脱すべきではないという判断もありました。。。 、、、それからしばらくの時が流れ、造船株が相場のヒーローとして大暴騰している最中に、「でもこれだけの大相場を目の前で見たんだから、もう遅いかもしれないけど、今からでも少しだけでもいいから買ってみて、今後のために造船業界についても学んでおこう。」と思って、沈み切った気持ちを奮い立たせてここ内海造船も100株だけ買っていたのでした。 私が買ったのは2023年11月20日のことで買い単価は4500円でした。今から考えると「1つのお祭りが終わった後」の参戦であり良いタイミングではなかったと思いますし、現実問題としてしっかりと含み損の状態となっています。 ただ人間何が幸いするか分からないもので、ここ内海造船と名村造船所の利益急増のカラクリを学んでいたことが、「一年遅れてやってきた名村造船」こと 韓国造船海洋 への新規超主力参戦へと繋がったのでした。 やっぱり色々な銘柄を幅広く保有して学び続けることって本当に大切なんだなあ、と含み損の内海造船を抱きながらしみじみと痛感しています。
Aug 7, 2024
いやあ、日本株市場の値動きがボラボラで荒いですね。 今日は持ち株達を様々な角度から眺めていたのですが、「ちょっと自分が安いと感じる株価位置とマーケットの実際の値付けに乖離がある。嫌な違和感があるな。」ということに気付きました。 うまく言えないのですが、市場で許容されるバリエーションが自分の価値観よりも全体に少し下にあるような印象です。つまり、自分の値付けが甘くなっているということです。 なので、明日以降は自分の内部のレーダーを微調整して、もう少し厳しい視点で持ち株達を管理していく、同時に含み損に転落した銘柄達は容赦なく切っていくことを徹底していきます。ちょっと「生き残り最優先モード」に入ってきましたね。
Aug 6, 2024
いやあ、今日の日本株市場の暴落は凄かったですね。(上記データは世界の株価から引用) 私はもう20年以上もここ日本株市場で生き抜いてきましたし、沢山の地獄や修羅場を見てきたので、今日も精神的には狼狽することもありませんでしたし、変な感情的な売買をすることもありませんでした。 ただ午後になって、胃がムカムカし始めて同時に頭痛も起こり、更に段々と症状が悪化してきました。体は正直なものですし「自分の許容範囲を超える損失」が出てしまったということの何よりの証明だと思います。 ま、私は「常にニコニコフルインベストメント」を信条としているわけなので、今回の様な市場の暴落は必然的に「100%全身で受け止める」ことになります。「マーケットに稲妻が輝く瞬間を逃さない」ためには仕方のないことで、「反省すべき点も特段のコメントもない」というのが正直なところです。自分の投資手法では避けようがない からです。 さて、今のマーケットには「この株価位置は間違いなく安い。これは美味しいな。」という優待バリュー株がゴロゴロしています。明日以降何をどれだけ拾えるか、自分でも楽しみにしています。
Aug 5, 2024
さて今日は当ブログ1番人気の 2024~25主力株概況シリーズ です。今年もあの「重鎮銘柄」がノソノソと出てきました。 12位 7533 グリーンクロス (福証、10月優待) ◎◎ PF時価総額12位の上位銘柄は、工事安全機材の販売、レンタルが主力で福岡が地盤のグリーンクロスです。 さてここは少なくとも2015年くらいからはずっとポートフォリオ上位に居座っています。 私は「大きなミスや過ちを犯した銘柄は瞬時に優待株いけすに陥落させる」という、「弱肉強食、焼肉定食」な非常に厳格で、メジャーリーグの選手養成の様なシステムで当「みきまるファンド」を運営しているので、こんなに長期間安定的に上位の地位を維持し続けられる選手は実は極めて稀です。 つまり、グリーンクロスはこの9年間、私の厳しい銘柄選択基準をクリアし続けてきた、時の試練を乗り越え続けてきた、 リンディ効果 のある信頼できる クオリティ銘柄 であり続けてきた、ということです。地味ですが偉大な存在です。 ちなみに私はここの記事の下書きを書くたびに、「待てよ、グリーンクロスは本当に地味な銘柄ではあるけど、でも着実にジリジリと成長しているし、総合的に考えるともうちょっと上の順位で戦える力があるよなあ。」といつも思います。そして実際にちょこちょこ買い増しを続けてもいます。そのため今シーズンは更に順位を上げてここで出てきました。 現在の株価は1259円、時価総額114億円、PBR1.01、自己資本比率は50.0%、今期予想PER9.65、配当利回り2.8%(35円)、総合利回り3.3%(35+42=42円、優待品は意外にもメルカリで600~900円で売れている。なので今回は700円で換算。)で、優待は100株保有で10月株主に「自社オリジナルの明るい暮らしの標語カレンダー」です。 中身はありがたいお言葉のオンパレードで身が引き締まります。1つだけ実例を見ておきましょう。 機会は努力する者を訪れ怠ける者からは去っていく 私が毎日このブログを書き続けているのも、常に株式市場に留まり続け、たくさんのことを考えたり調べたりしながら、年に数回訪れるビッグチャンスを逃さないようにするためです。そういう意味では納得感のある標語ですね。 後、私は地獄の日本株市場で20年以上生き抜いてきましたが、「この人、才能はあるけど全然努力しないな。」と感じる方はほぼ全員消えて逝きました。そういう反面教師的な恐怖感も自分がこのブログをずっと続けている原動力の一つです。 さてグリーンクロスにはいわゆる 「優待都市伝説」 として、「株主やってたら、突然前触れもなく家に巨大な建設工事用のコーンが届いてたまげた。控えめに言って大迷惑だった。」というものがありました。以前会社IRに直接質問したところ、「コーン優待は10数年前頃に3、4年継続したことがある。ただもう今ではしていないし、今後もする予定は無い。」とのことでした。 グリーンクロスは地味な福証銘柄ですが、建設業関係(安全機材)と工事現場などの看板関係(サイン)の2本柱で確実に着実に利益を積み重ねてきています。その「堅さ」は、創業以来一度も赤字が無い と言う点に端的に現れていますし、 前期までで15期連続の最高益更新中(上記データはかぶたんプレミアムより引用) で成長力も十分にあります。更に言うと、 今期2025年4月期も増収増益予想 であり、今の株価位置には他の銘柄と比べた場合の相対的な安心感がたっぷりあります。 グリーンクロスはこれで隠れ優待でコーンが毎年貰えるのならば主力下位くらいで勝負できるポテンシャルのある素晴らしい銘柄です。ただIRによると、「今後はガチンコの配当で株主還元していく方針。」ということで、それだけが実に残念です。 ま、それはさておき、グリーンクロスは 指標的な割安さと成長力を兼ね備えた魅力的なニッチ銘柄 です。この業界は仙台市の仙台銘板、東京都の7464セフテックと福岡のここ7533グリーンクロスの3社による事実上の寡占状態ですが、その中でもグリーンクロスは関東・東北中心に新規に営業所を開設して精力的に果敢に攻め上がり、着実な成長を続けているからです。 以上をまとめると、グリーンクロスは「伝説のコーン優待」を戴けなくなったのは非常に残念ですが、それを補って余りある魅力を持った最上級の銘柄です。ちなみに工事用コーン以外にも優待向きの可愛いアイテムがたんまりとあるようなので、 是非、伝説の「とんでもない優待再開」ももう一度改めて検討して頂きたいです。(笑) ま、いずれにせよ、これからも業績推移をしっかりと見ながらPF上位の一角として楽しくホールドして応援していく予定です。2024 ~25主力株概況シリーズ 免責事項2024~25主力株概況シリーズ は私が主力で勝負している銘柄について、本当にその価値はあるのか、私を投資家としての次の、1つ上の無重力のステージに連れていけるだけの力があるのか、「リスク・リワード比」が優れた最強で最上かつ頑健な銘柄なのか、何か見逃している弱点はないか、戦い続けるのに必要な「銘柄としての鮮度」が落ちていないか、などを多角的に検討する目的で書くものです。記事内容は一般的に入手可能な公開情報(ただしIRへの蛇の様にしつこくて執念深い独自の取材内容を含む)に基づいて作成していますが、同時に諸々のバイアスのかかったあくまでも個人的な見解であり、特定銘柄の売買の推奨を目的としたものではありません。また市場と個別銘柄の未来がどうなるかは誰にも決して分からないため記事内容の正確性は保証しません。私には未来を予見する力は一切ありません。魔法の水晶玉はとても残念な事に持ち合わせておりません。そのため当シリーズに基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はくれぐれも100.0%御自身の判断と責任の元で行って頂きます様、伏してお願い申し上げます。
Aug 4, 2024
いやあ先週の日本株市場の暴落は凄かったですね。「株は上げる時より下げる時の方が数倍速い」という教訓通りの麻辣(マーラー)感溢れた痺れる数日間でした。 ただ「この株価位置なら余裕で買えるな。」と感じる優待バリュー株が雨後の筍の様にたくさん出てきていますし、こういう暴落はうまく利用すれば自らのポートフォリオをより強靭なものに作り替える絶好のチャンスでもあります。なので決して悪い物じゃないんですね。 さてそんな中ですが、今日は2021~24PF概況シリーズです。440位 2267 ヤクルト本社(東P、3・9月優待) △ PF440位は、乳酸生菌飲料が主力で、訪問販売員による強固な販売網を誇るヤクルト本社です。 現在の株価は2921.5円、時価総額9994億円、PBR1.61、自己資本比率は65.9%、今期予想PER16.26、配当利回り2.2%(64円)で、優待は100株保有で3月株主に自社製品詰合せ、9月株主に「東京ヤクルトスワローズ」オフィシャルファンクラブ無料入会権(ライト会員)等です。 私はヤクルト本社を何故か持っていなくて、この数年「安い所があったら絶対買おう。」と思っていたのですが、ようやく優待バリュー投資家としてなんとかギリギリで買える水準まで下がってきたので、しばらく前にようやく100株だけ参戦したのでした。 でも出来れば優待MAXとなる1000株欲しいので、引き続き株価を見張りながらチャンスをうかがっていく所存です。
Aug 3, 2024
いやあ、市場の急落が来ました。今年は良好な相場環境が続いていたし我々投資家は若干浮足立っているところもありました。そこに植田日銀の「超タカ派への変貌」が突如明らかになって、投資家心理的には完全に寝込みを襲われた感じですね。 さて市場では年に数回は必ずこういった暴落局面がある訳ですが、私はいつも以下のことを強く心掛けています。それは、 1. パニック売りをしない。 2. 絶対にナンピン買いをしない。 3. とにかく感情的な取引をしない。 の 「暴落時の3原則」 です。 これは過去の自分の苦い経験から、この3つをしなければパフォーマンスを大きく落とすことはないということが分かっているからです。逆に言うと、精神的に動揺してしまってこの3つを守れないと、年間成績に甚大なダメージを与えることもあります。 とてもシンプルな原則ですので、是非皆様も頭の片隅に留めて置いて頂けたらなあ、と思います。。。 それにしても、私はもう株式市場に20年以上もいるのですが、こう言った時には毎回精神状態が揺さぶられますし、持ち株が暴落しているのを見れば原始的な生存本能が「危ないぞ、今すぐにすべてを放り投げて逃げ出せ!」と絶え間なくシグナルを送ってきます。 投資家と言うのは、そういう人間と言う生き物の本能や自らの心の中の状態を良く良く理解し同時にモニタリングしながら、「幽体離脱したもう1人の自分」に迫りくる恐怖を客観した上でクールで理知的な判断をさせなくてはなりません。 投資家稼業というのは「肉体的には楽でも、精神的には途轍もない重労働」なのです。こういう暴落時にそれが良く分かります。本当に過酷なビジネスなんですね。
Aug 2, 2024
いやあ、今年も早くも8月になりました。毎日暑くて朦朧とします。今日は日銀の利上げでマーケットが大暴落しているので猶更ですね。(汗) さてマーケットでは昔から 8月はひどく売り込まれがちなので、この月に株取引をした人は挫折を味わってきた。8月は休暇を取る人が多く、取引所も閑散としているので、この月の災難は長く続くかもしれない。 大統領選挙の翌年には典型的な8月となり、損失をもたらして、ダウ平均のパフォーマンスで最下位の月となる。S&P500、ナスダック、ラッセル1000では下から2番目、ラッセル2000では下から3番目の月だ。(出典 アノマリー投資 、ジェフリー・A・ハーシュ著、パンローリング、2013年 P139) と言われています。「8月は全体としてロクでもない、1年で最悪の1か月」ということです。実際、現実問題として良く「地獄のサマーラリー」が来ますからね。(滝汗) 私も以前8月にイタリアに旅行に出かけて、久々に戻る日本で真っ先にうどんを食べようと思ってウキウキした気分で関空に降り立ち、音速ダッシュで飛び込んだうどん屋さんで大惨事に見舞われたことがありました。 ようやく携帯電話(当時はまだスマホが今の様に一般化しておらず、自分は持っていなかった)でチェックしたところ、持ち株が激下げしてポートフォリオが真っ赤っ赤で大崩壊しているのを目の当たりにし、激烈な精神的ショックであんなに楽しみにしていたおうどんが1本も喉を通らず、味が全く分からなかったのです。 ただ逆に言うと、8月は力のない夏枯れ相場が続く関係で「中期的な株の仕込み時」としては非常に良い時期であるともいえます。特に出来高減少で閑散相場となるお盆時期に毎年チャンスが頻繁にある印象です。 また自らの経験上、8月にどこまで安値で良い銘柄を買えるかによって結構年間のパフォーマンスが違ってくることが多いので、そういう意味でも「正念場」の大切な1か月です。 それでは皆様、今月もよろしくお願い致します。
Aug 1, 2024
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