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2024.05.05
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カテゴリ: イマジン
「本」を読むのは「少数派」という現実…「地方在住・低学歴・低所得層」では「本がどこで買えるか」も知らない人も


読書は一般的な習慣ではまったくない。読書習慣に関する文化庁の大規模調査(「国語に関する世論調査」)によると、 日本人のほぼ2人に1人は「月に一冊も」本を読まない 。その割合は調査年によって微妙に違うが(読書に関わる質問があったのは平成14・20・25・30年度)、近年はおおむね50%弱で安定している。もちろん、そういう人々も年に数冊くらいは本を読んでいる可能性はあるが、それをもって「読書習慣」といえるだろうか。

 要するに、日本人の2人に1人は本をまったく、あるいはほとんどまったく読まない。
残りの50%にしても一か月の読書量は1~2冊と答える者が圧倒的に多いので(2018年は37.6%)、毎週のように新しい本を読む熱心な読書家は、人口の1割程度しかいない例外的な存在であることがわかる。

重大な問題は、習慣的に本を読むような変わった人間は社会に均等に散らばっているのではなく、ある場所には多かったり別の場所には少なかったりと偏って存在している点にある。

 よく言われるように、収入と読書量には相関があり、収入が高い層ほど本をよく読む傾向がある

学歴と読書習慣との関係を示すデータも多い。たとえば就業者10000人を対象にした2023年の調査では、大学院卒の読書率は高校・中卒の人々のそれのほぼ倍だった(32.4%と16.3%。ただし「読書」の具体的な内容は問うていない)。読書については育った環境の影響も大きいようで、20~39歳を対象に「15歳のときに家にあった本の数」と本人の学歴との関係を調べた2015年の調査では、本が10冊以下しかない家で育った人間の68.7%は最終学歴が高校卒業だが、逆に501冊以上本がある家で育ったものは、実に77.4%が大学を卒業している。

 読書という知的習慣が、子どもの学力や将来性に影響している可能性も高い。不気味なことに、子ども時代の読書量と認知機能(の高さ)との関係を示す研究もある。知的な格差は、読書などの文化的習慣を介し、世代を超えて引き継がれる。


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企業の正社員が自己啓発を行う上での課題で、一位となっているのが、「仕事が忙しくて自己啓発の余裕がない」というのが、50%を超えています。学ぶための時間の確保が大きな要因となっています。

企業における教育訓練の実態もみてみましょう。企業のOFF-JTとして、高等教育機関での教育訓練の機会を与えている企業はごくわずかとなっています。

企業が高等教育機関での就学を認めない理由としては、「本業に支障をきたす」「教育内容が実践的ではなく現在の業務に生かせない」といったことがあげられています。

大学などにおける学び直しを実際行った人で、その後の処遇やキャリアにポジティブな変化をもたらしたと考える人は半数以上となっています。学ぶことによって、ポジティブになる傾向が伺えます。





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最終更新日  2024.05.05 08:50:56


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