ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2013.01.07
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カテゴリ: 映画
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「レ・ミゼラブル」をやっと観に行くことができた。

【ストーリー】
1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。

文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説を基に、世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルを映画化。『英国王のスピーチ』でオスカーを受賞したトム・フーパーが監督を務め、貧しさからパンを盗み19年も投獄された男ジャン・バルジャンの波乱に満ちた生涯を描く。主演は、『X-MEN』シリーズのヒュー・ジャックマン。彼を追う警官にオスカー俳優のラッセル・クロウがふんするほか、『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイ、『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライドら豪華キャストが勢ぞろいする。


1999年、娘と一緒にニューヨークに行ったとき、
本場ブロードウェーのミュージカルを観てみたいねえと、
話の内容を知っているからと、選んだのが「レ・ミゼラブル」
言葉がわからなくても、その迫力と、
舞台の素晴らしさに感動したのを覚えている。
この映画のパンフレットを見た時、
あ、あの時の絵と一緒だと、ぜひ見たいと思った。

始まってすぐ、囚人のジャン・バルジャンから圧倒された。
船の中で多くの囚人が綱を引く様子は、壮大なスペクタクル映像。
世界中でロングランヒットするだけあって、
ミュージカルの音楽も素晴らしいけれど、
この映画は、その音楽に映像の迫力が加わって、
2時間半の長編なのに、ぐいぐい画面に引き付けられた。

ファンテーヌが亡くなるあたりから、
周りから鼻をすする音が聞こえてきたけれど、
私が感動したのは、最後の方で、
ジャン・バルジャンが長年追われ続けていたのに、
ジャベール刑事を許す場面。
涙が出始めたら止まらなかった。

そして、見ながら昔のことを思い出した。
私が、「ああ無情」と言う本に出会ったのは、
小学校3年の終わりごろ。
4人兄弟の末っ子の私は、いつもお古の本ばっかりで、
あまり本を買ってもらえなくて、それが2冊目の本だった。
自分の本というのが嬉しくて、
何度も読んだ記憶がある。
下水道の中を逃げる場面が印象に残って、
その場面が出てきて思い出した。

昨日、カテゴリを整理して、
母のことを書き始めていた。
母が、「いい話やで」と、
この本を選んだ時すごく喜んだのを思い出したから
よけい涙が止まらなかったのかもしれない。








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最終更新日  2013.01.08 00:21:12
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