ここらでちょっと途中下車

ここらでちょっと途中下車

2019.04.03
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カテゴリ: 病気
昨日は、11時前に入院手続きのあと、問診、薬の確認。

熱と脈拍、酸素濃度を調べ、昼食。
膝関節の入院と同じ病院なので、何も言わなくても糖尿病食が出た。
外来から診察してくれていたH先生が来て、
手術の説明と、簡単な打ち合わせをした。

手術予定は2時半から。
手術着に着替え、車いすで手術室へ。
前はベッドで移動だったのでわからなかったけれど、

幅60cmくらいの細い手術台に自分で上がって寝た。
ヘヤーキャップを付けてテープで止め、タオルケットをかけてくれた。
心電図と脈拍、酸素濃度の計測をしながら、目の周りの消毒。

先生が、あまり大きな二重じゃない方がいいですねえ、とか
あまり目じりまで取ってしまうと変わりすぎるからやめとくね、とか、
私にも希望を聞きながら、マーカーでしるしをつけていった。
それからまぶたに左右2回ずつ、麻酔の針を刺した。
これが一番痛かった。しばらく冷やして待ってから、
メスで切り出したんだと思うけれど、ほとんど感覚が無かった。
助手の若い女の先生に、このピンクのが腱膜で・・
とかいろいろ難しい名前で説明しながら進めていた。

と見せてくれたけれど、自分の今までの顔と違い過ぎて、
それがいいのか悪いのか、よくわからなかった。
右目の目頭から縫い始めて、左目の目尻ぐらいで麻酔が切れてきたのか、
ちょっとチクチクしたけど、麻酔の注射よりはましだった。
目尻のところに、すごく細い血を抜くチューブを通してから、

車いすでオペ室を出ると、病棟の看護師さんやダンナが迎えに来た。
先生は、当分目が腫れるけれど、時間がたてばいい形になりますよ。
今日は目を冷やして寝るのが大事と言っていた。

部屋に戻ったら、看護師さんが小さな氷とネットを持ってきてくれた。
氷で目を冷やしたら、何も見えないし、ダンナには帰ってもらうことに。
6時に夕食が出て、ちょっと食べたけれど、またすぐ横になった。
テレビも携帯も見ないと、周りの声ばかり気になった。
今回の病室は、皆カーテンを閉め切っている人ばかりだった。
私も、目にガーゼを当てて異様な感じだし、閉め切っていた。

横のベッドの人は年配の女性だったけれど、
急に認知症になったのか、娘や孫が来て、
どうしてわからなくなったのと泣いていた。
斜め前の人は、翌日手術をするらしかった。
夜7時頃から8時ごろまで、何度も携帯が鳴ってうるさかった。
鳴っているのに取らず、自分からかけている。
どうも入院に際して、旦那さんの携帯を借りてきたみたい。
向かいの人は、重病の様で、食事は流動食だった。

いろんな物音を聞きながらも、私はよく寝ていた。
2.3時間ごとに、氷が解けているに気が付いたら交換してもらい、
気が付いたら消灯を過ぎていて、夜中にも数回目が覚めたけれど、
気が付いたら今度は電気が付いていて、朝までよく寝た。
朝食を食べて、検温などを済ませてから、
9時過ぎに外来に車いすで連れてもらった。
チューブを抜いて、塗り薬をぬって、小さなテープに変わった。
部屋に戻って、テープをはがしてみると、まぶたの腫れた怖い顔。
ダンナが迎えに来たので、着替えて荷物をまとめ、
サングラスをかけて、退院手続きができるのを待った。
会計をして、11時頃退院。2日間の入院で56920円だった。

外へ出ると、空が高い高い。
近くのビルが一番上まで見える。
今まで。自分の視野がすごく狭かったことに驚いた。
今部屋の中で壁を見ると、床から天井までが目に入る。
今まで、上から1mくらいは見えていなかった。
これで、車の運転も楽になるだろう。
この顔も、何か月かしたらなじんでくるかな?





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最終更新日  2019.04.03 23:41:39
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