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先日「のだめスペシャル」を見ていて、のだめがベートーヴェンの交響曲7番(のだめのオープニング・テーマのオーケストラ曲ですね・・)の第1楽章の一部をピアノで弾くシーンがあったんですが、それ見てて、自分でも弾いてみたくなっちゃいました。ベートーヴェンの交響曲のピアノ編曲といえばリストです。リストはベートーヴェンの9つの交響曲全てを、その精緻な洞察と感性で、ピアノ独奏用にアレンジしました。これがまた、ピアノという楽器の特性を極限まで生かした、すばらしい編曲なんです(弾くのは超難しいんですけどね・・)。シプリアン・カツァリスの演奏なんかが有名ですね。僕も何枚かCD持っているんですが、この人の場合、リストの編曲にさらに音を加えて、リストが拾いきれなかったモチーフまでも実現して、ベートーヴェンの交響曲魂にピアノで迫ろうという、執念の離れ業をやってのけています(!!!!)。その心意気にはほんと心を打たれます。それで、リストの編曲のまんま演ってるCDも欲しいなあ、などと思っていたら、あるCDのボックスセットの存在を知りました。インターネットの世界でも、かなり入手困難とされていた同ボックスセットなんですが、長い間待った甲斐があって、今日うちに届きました。それがこれ。ベートーヴェン-リスト編 交響曲全集 ピアノ:コンスタンチン・シェルバコフピアニストとかキーボーディストって、まあ僕も含め、「何でもひとりでやってしまおう」っていう気質の人、多いんでしょうか? シェルバコフ氏の演奏、すごいです!!!! ピアノから管楽器や擦弦楽器の音が聴こえてくるような感じがします。また、ベートーヴェン初期の交響曲などは、オーケストラで聴いても「なんかぱっとしないなあ」なんて思っていたんですが(失礼!!)ピアノ1台で演奏されると、モーツァルトとかハイドンのピアノ・ソナタみたいに聴こえて、とってもキュートです。さて、シェルバコフ氏の演奏を、楽譜を見ながら聴いていたんですが、シェルバコフ氏も、リストの編曲のまんま、というわけではなさそうですね。でも、前述のカツァリスとは違って、何かを付け足すというわけではなく、リストの編曲の中でも、「いくらなんでもそんな無茶な・・」的な部分を、より合理的に、弾きやすく改編していたりするようです。というわけで、マニアックな話でした。のだめのテーマ、ぼちぼち練習してみようかな・・
2008/01/31
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いやあ~演ってきましたよ、Gatzのライヴ@目黒ブルース・アレイ。今回、新曲が5曲!!!!、1ヶ月前のモーション・ブルー横浜でのライヴでも新曲をいっぱい演ったんですが、ここのところの、Gatzの「曲作りモード全開!!!!」な感じ、才能ほとばしるものを感じます。そんなわけで、Gatzのアーティスト魂に応えるべく、がんばってアレンジしました!!!!お客さんもいっぱい盛り上がってくれて良かったなあ~。Gatzからは目が離せません。来てくれた皆様、ありがとう!!!!!!!!!!!!!!
2008/01/29
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昨年の7月、それまで7年間続けてきたドレッド・ヘアーをほどいて、「何のプロデュースもないただの長髪の男」でいた僕でした。その間、「次はどんな髪型にしよう・・もっとモテる髪型がいいなあ・・」などという煩悩にも惑わされ、玉木宏とか妻夫木聡とか、いわゆるイケメン俳優の髪型をテレビで意識して見たりとかもしていたんです。そして気づいたんです。1.イケメン俳優はそれほど特殊な髪型はしていない。2.イケメン俳優はミュージシャンぽくない(まあ自分がミュージシャンに見えるかどうかにはあまりこだわってはいないんですが・・)。3.そもそもイケメン俳優は、その髪型のせいでかっこいいわけではない(つまりもともとかっこいいので、ちょんまげで時代劇に出てもかっこいい(多分))。というわけで、やっぱり自分の好きな髪形にすることにしました。昨年の7月以来、ドレッドのときにはできなかった、頻繁な洗髪を楽しみ、温泉施設で頭皮マッサージを受け(ドレッドのときは断られました・・)、ドライヤーすら使わずにいたおかげで、僕の頭皮はかなりいい状態になっていました。そんなわけで、今回は、以前のような極彩色を抑えた、渋めのエクステです。~久々にドレッドな俺~この髪型で、スーパーに食料品を買いにいくと、子供が僕を凝視します。吉田美奈子さんがステージ上で僕を紹介するときに「珍しい生き物」って言うんですけど、まさしくそんな風に彼らの目に、僕は写っているのでしょう。この感覚、懐かしいです。というわけで、久々にドレッドになった僕が、バンマスとして参加する、Gatzのライヴ(28日、目黒ブルースアレイにて)是非来てね!!!!!!!!!!!!!!!
2008/01/22
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昨日、ハーモニカの調律に関する質問をTakeさんからいただきました。その質問がこれ・・「真田さんのHPも拝見させていただいたところ、真田さんが輸入販売されているハーモニカは「A=443に調律」と書いてありました。しかし、ポピュラーミュージックの世界ですと、楽器がA=443で調律されていることはそうないと思うのですが、A=443で異なるピッチでチューニングしている楽器と合わせるのは問題ないのでしょうか? また、西脇さんのハーモニカの調律はどうされているのでしょうか?」これ、かなり大事な質問で、ハーモニカに興味をお持ちの皆様にも、かなり重要な情報になるかと思い、早速お答えしようと思います。Takeさんのおっしゃるとおり、ポピュラーミュージックの世界では、楽器のチューニングはA=441HzもしくはA=440Hzというのが主流です。では、なぜにA=443Hzという高めのチューニングにするのか? 実は僕も、ハーモニカに関しては、A=443Hzなんです。僕がハーモニカの奏法に関して、特に重要だと思っているものの中に「ピッチベンド」というものがあります。口の形や息の吹き込み方をコントロールして、ピッチを変化させるというものです。このピッチベンド、クロマティック・ハーモニカに関して言うと、各リードの元のピッチを「下げる」方向にしかかかりません。クイッっと上がっているように聴こえるようなところでも、実は、あらかじめ下げておいたものを元のピッチに戻しているんです。で、僕の場合、このピッチベンドを使ってヴィブラートをかけます。つまり、他の楽器と同じチューニングにしてしまうと、基準の音より低い方向にばかり音程の揺らぐヴィブラートになってしまい、サウンドが暗くなって、僕はあまり好きではありません。僕としては、基準の音程を上下するようなヴィブラートがかけたいわけです。そこで、他の楽器より少し高めにチューニングするというわけです。「それでは、ヴィブラートをかけてないときには、ピッチがシャープしちゃうんじゃないの?」と思われることでしょう。もちろんその通りなんです。ですから、僕は常にピッチベンドをかけながら演奏をしています。ハーモニカはギターやベースとかと違って、現場で即座にチューニングできる楽器ではありませんから、少し高めにチューニングしておいて、あとは、他の楽器の音を聴きながら、ピッチベンドで音程を合わせてあげるんです。他のハーモニカ奏者のことはあまりわからないんですが、これが、僕がハーモニカを少し高めに調律する理由です。10年ほど前に、トゥーツ・シールマンスと初めて対談したときに、トゥーツも自分のチューニングはA=443Hzだと言ってました。その理由を聞きそびれたんですが、彼の演奏を聴く限りでは、僕と同じ理由なんじゃないかと思っています。たかがハーモニカ、されどハーモニカって感じでしょ?!ただ、これはシビアなプロの話なので、皆さんどうか、ハーモニカでいっぱい楽しんで欲しいなって思います。ではでは。
2008/01/18
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今日は、真田正二さんのハーモニカ工房にお邪魔してきました。真田さんは日本屈指のハーモニカ・メインテナーであり、ハーモニカの輸入販売や、教室等のビジネスも展開されているという、日本のクロマティック・ハーモニカ界の宝です。実は、真田さん、昨年11月に行われた、僕のワークショップにご参加いただきまして、そのご縁で、今回、僕のハーモニカたちを、真田さんに診てもらうことになりました。ハーモニカの話題や、日本のミュージック・ビジネスの話題等、いろんなお話をしながらも、真田さんは、どんどん僕のハーモニカを調整していきます。驚いたのは、僕が何も注文していないにもかかわらず、真田さんが調整したハーモニカは、吹き心地やリードの反応速度等が、僕の好みの状態になっているんです!!!!今回僕は3本のクロマティック・ハーモニカ(全てホーナーのマイスタークラス、もしくはそれをカスタマイズしたもの)を持っていったんですが、下の写真は、そのそれぞれをいいとこ取りして組み合わせた、スペシャル西脇ヴァージョン!!!!ボディーは、大阪の北野製作所に作ってもらったチタン製、カヴァーはある方に手作りしていただいた銀製です。ボディーがチタンであることによる、音の直進性と、カヴァーが銀であることによる音の広がり感が、かなり良い感じでコラボしてます!!!! 今年はこれメインでいきます!!!!(と言いつつも、鈴木楽器さんにも期待してま~す!!!!!)ところで、さっき、真田さんはクロマティック・ハーモニカの輸入販売も手がけていると書きましたが、そのハーモニカはこんな感じ・・中国製です。皆さん、中国製だから安かろう悪かろうって思うことなかれです。というのも、真田さんが輸入した中国製ハーモニカは、真田さんによる徹底的な調整と調律が施された後、出荷されるんです。しかも価格が\6000~\8000!!!!!!!!! 僕も吹かせていただきましたが、「この価格で?!!!!って思ってしまうくらい鳴りが良くて、吹きやすいです。まあ真田さんが調整したのだから当然なんでしょうけど・・「クロマティック・ハーモニカちょっと挑戦してみたいんだけど、ものになるかどうかもわからないし、そのためにホーナーの何万円もするクロマティック・ハーモニカを購入するのも、なんだかなあ~」なんて思っている人には、いいんじゃないでしょうか。というわけで、興味のある方はこちら。真田さんのHPのトップ
2008/01/17
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朝起きたら眼鏡がこうなっていました。いつものように枕元に置いて寝たんですが、どんな寝相だったんでしょうか・・orz英語で眼鏡はglassesっていいますよね。確かにこれは、こんな状況になっていても英語ではglassesなんだと思います。でも、もはや眼鏡とは言えないのではないでしょうか・・glassesであっても眼鏡ではない・・そう、英語人達は、眼鏡に対して特別な言葉を発明しなかったんですね。これと全く逆の関係が、socksと靴下だったりして・・なんて、どうでもいいことを、もう使えなくなってしまった、元眼鏡を前に思う1月の寒い朝だったのでした。話は変わりますが、超マニアックなロック専門誌「ロックジェット」の取材を受けました。以前もクイーンの「オペラ座の夜」について語りまくる、20ページに及ぶ僕のインタヴューを掲載してくれた同誌なんですが、今回もしゃべりまくってきました。しかも写真も載るそうです!!!!
2008/01/15
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「生ン」ってなんだろう?
2008/01/10
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そうなんです。こんなこと僕の音楽生活始まって以来かも・・!!!!実は、今回初めて、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」の今月の唄というのを、作曲させていただきました。曲のタイトルが「ゆめのかけら」。これが、月曜から金曜まで、朝8時半からと夕方4時半から、毎日放送されるのだそうです。この曲、自分でも、インスト・ヴァージョンとかで、ハーモニカで演奏してみたくなっちゃうような、かわいらしい曲なんです!!!!そして土曜日の朝10時からは、テレビ東京系の人気アニメ「ケロロ軍曹」のエンディング曲。以前にもレコーディングの模様をリポートした、皆川おさむさんと、ひばり児童合唱団による歌唱です。で、曲のタイトルが「ケロ猫のタンゴ」。皆川さん、約40年ぶりにオリジナル曲を発表したと思ったら、あの曲と一字違いかよ!!!!!!!! と突っ込みを入れているあなた、正解です(笑)。そんなわけで、初めてタンゴを作曲しました・・しかもローランドのV-アコーディオンで、バンドネオンのサウンド弾いてます。皆様、是非見てみて!!!!!!!!!!!!!!下の写真は、伊勢神宮にて。遅ればせながら、初詣、やってきました。
2008/01/06
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皆様、本年も当ブログをよろしくお願いいたします!!!!!!
2008/01/04
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