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皆様、毎度アクセスありがとうございます!!!!最近の僕は、ある女性アーティストのレコーディングをしたり、男性ヴォーカル・グループESCOLTAの新しい作品のアレンジなんかもしています。今回のESCOLTAの作品、ある洋楽のカヴァーなんですが、かなり思い切ったアレンジになっています。「あ~あ、西脇、やっちゃってるよ・・」って思われるかもしれません。しかし、そんな僕の無茶なアレンジでも、しっかり自分たちの音楽に取り込んでしまうのが、ESCOLTAのすごいところ!!!! まだ、何の曲のカヴァーかは言えませんが、ESCOLTAファンの皆様、乞うご期待です!!!!!!!!そうそう、以前リポートした、早乙女太一氏とのコラボですが、放送日時をお知らせしておきますね。2008年7月29日、22:00~22:45NHK総合テレビ番組名:今宵ゴージャス見てね!!!!さて、今回、アクセス222222超を記念して、久しぶりに3DCGで何かをモデリングしてみようと思いまして、身の回りを見渡したところ、民芸品の踊るハニワ君が目に止まりました。以前ここで発表した、泡だて器とか、灰皿とかの工業製品と較べると、形が不規則で、難しそうですが、なんとか頑張って作ってみました。そして・・・踊るハニワ君誕生!!!!そして、下の画像は、JR市ヶ谷駅付近に浮遊する踊るハニワ君。彼は、人類の敵なのか、味方なのか???!!!踊るハニワ君VSメカ踊るハニワ君今回きっとコメントに困る内容ですみません・・orzまあ僕は相変わらず元気です。皆様、今後とも当ブログをよろしくお願いします!!!!!!!!!
2008/07/24
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更新が随分滞っていましたが、ここ最近は、ある女性アーティストのレコーディングをしています。ところで最近、新しい楽器を手に入れました。SUZUKIのANDES(アンデス)です。これが結構売れてるらしいです。こんな楽器です。---アンデス吹いてる俺---鍵盤に管がついていて、そこに息を吹き込みながら、鍵盤を弾くことによって、音が出ます。見た目、鍵盤ハーモニカっぽいんですが、そのサウンドは全く異なります。簡単に言うと、笛っぽいんです。リコーダーと較べると、少し息の音が混ざってかすれたような、そう、アンデスって商品名がついているくらいですから、パン・フルートみたいな、それこそ「コンドルは飛んでいく」を演奏しても、全く違和感のないようなサウンドです。しかも、鍵盤ひとつひとつに笛が付いていますから、普通の笛と違って、和音の演奏もできます。鍵盤楽器を弾けるひとなら、かなりお手軽に、アコースティックの笛のサウンドを演奏できるというわけです。すばらしい!!!!!!!でも、ただお手軽なだけではありません。この楽器、見た目、おもちゃっぽいにもかかわらず、ちょっとした奥深さがあります。これは、リコーダーとかの笛系の楽器でも普通に起こる現象なのですが、アンデスは、強く吹くと音程が上がり、弱く吹くと音程が下がります。吹き込む息の強さで音程が変わってしまうんです。ですから、いきなり初心者がこの楽器でメロディーを吹くと、なんとも調子っぱずれな状況になるんですが、これがまた、なんとも味のある、とってもキュートな感じだったりするんです!!!!いきなりな初心者の弾くヴァイオリンのサウンドが「なんとも味のある、とってもキュートな感じ」になる確率が限りなくゼロなのとは好対照です。で、アンデスをしばらく弾いてると、だんだん息の加減がわかってきて、いい音程で演奏できるようになります。さらに練習していると、息使いでもって、ヴィブラートとかピッチベンドができるようになってきて、メロディーを唄わせることができるようになってきます。しかも鍵盤を押す深さでも音程を変えられるので、とっても表情の豊かな演奏ができるようになってきます。人は、あまりにも難しいことには、なかなか根気が続かないわりに、あまりにも簡単に手に入れられることには、すぐに飽きてしまうもんです。そんな意味でも、アンデスって、楽器の持っているポテンシャルと、使いこなすのに必要な、努力のレベルが、絶妙なバランスなんです!!!!!!!!「この結果(サウンド)が得られるなら、このくらいの練習は全然苦じゃない」って状況です。ためしに、映画「タイタニック」のテーマのイントロのイーリアン・パイプのメロディーを、アンデスで、思い入れたっぷりに吹いてみます。・・・う~~んいい感じ。僕が「アンデス教室」とかやったら、みんな来てくれるかな・・? 大人数で演っても、かなり楽しそうなんですよね・・とっつきやすいのに、実は奥が深い・・う~ん、これって僕が、日ごろ携わっている日本のポップスにも大事な要素なんじゃないか・・?って思ってみたり・・
2008/07/20
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レコーディング等でハーモニカを演奏して、それが後に、CD等になって発売されるような場合、レコーディングのしばらく後に、レコード会社とか、製作会社の担当の方から電話がかかってきて、こんなことを質問されます。「西脇さん、クレジット表記、どうすれば良いですか?西脇辰弥:ブルースハープでいいですか?」もちろん僕の演奏しているハーモニカは、ブルースハープではありません。そもそも、ブルースハープという言葉は、楽器の一般名称ではなく、ドイツHOHNER社の商品名のひとつです。ヤマハで言うところのエレクトーンと同じです。エレクトーンの一般名称が「電子オルガン」であるように、ブルースハープの一般名称は、「10ホールズのダイアトニック・ハーモニカ」になります。10個穴のある、全音階(厳密に言えば、移動ドのドレミファソラシ)のハーモニカということです。ハーモニカ界では、略して、「10ホールズ」なんて言います。めんどくさいですね。ただ、ヤマハ以外でも、優れた電子オルガンを作っているメーカーはいっぱいありますし、HOHNER以外でも、優れた「10ホールズ ダイアトニック・ハーモニカ」を作っているメーカーがいっぱいある以上は、そんなすばらしいクラフツマンの皆さんに、敬意を表して、一般名称(「10ホールズ」でいいと思います)で呼んであげることを、僕はお薦めしたいです。SUZUKIの人が、言ってました。「お宅の会社のブルースハープ、いい音するよねえ~」なんて言われると、褒められてるにもかかわらず、悲しくなっちゃうそうです。いきなり話が大幅にそれました。「西脇さん、クレジット表記、どうすれば良いですか?西脇辰弥:ブルースハープでいいですか?」と訊かれて、僕は正直に答えます。「あ、クロマティック・ハーモニカでお願いします。もし紙面が足りなかったらハーモニカだけでもいいです。」すると、「クロマティック・ハープじゃなくていいんですね?」とまた訊かれます。僕は、「いや、ハープだと竪琴と紛らわしいのでハーモニカでいいです。」すると、半ば独り言的に、「ハーモニカでいいんだ~」こんなやりとりが、ハーモニカのレコーディング仕事のたびに、結構な頻度であったので、そのたびになんか違和感を感じていたのですが、最近その謎が解けました。実はその昔・・「ハーモニカは楽器か? それともおもちゃか?」といった論争が音楽ビジネス界で、本気で行われていたというのです!!!!「もしもハーモニカが楽器ではなく、おもちゃであるならば、それをplayする行為は、演奏(play)ではなく、ただ遊んでいる(これもplay)だけではないのか??!!!だったら、そんな遊んでるような奴らに、他の楽器奏者と同じギャラを払うのはおかしいんじゃないか??!!!」ミュージシャンを雇う側としては、こういう論法になるわけです(!!!!)。もちろん、昔、教育楽器として使われていたハーモニカは、とてもじゃないけど本物の楽器とは言いがたいものだったし、同じハーモニカという名前でも、楽器の形態のヴァリエーションが多すぎて、しかも、それによって演奏される音楽の種類やレヴェルも幅広かっただけに、いろいろと誤解があったのでしょう。一生懸命演奏しても、ただ遊んでるって思われて減給・・これは、プロのハーモニカ奏者としては、死活問題です。そこで、プロのハーモニカ奏者の権利を守るべく尽力をしつつ、「ハーモニカは本物の楽器である」ということを世に認めさせてきた先人がいました。また別の先人は、ハーモニカの別称である「ハープ」という言葉を利用して、「これは、ハーモニカなんかじゃない、ハープだ!!!! だから本物の楽器なんだ!!!!!!」として、しょぼいイメージにまみれてしまったハーモニカという言葉から、イメージ戦略的に脱皮しようという動きがあったとも聞いています。ハーモニカがなぜ、ハープという別称を持つようになったのかは、諸説あるようですが、当時としては、同じ楽器なのに、「ハープ」と呼べば高級。「ハーモニカ」と呼べば低級、という驚くべき価値観があったというわけです。それでわかりました。先述の担当の方の、「クロマティック・ハープじゃなくていいんですね?」という念押し発言の意味・・つまり、「せっかく、「ハープ」っていう高級そうな名前があるのに、「ハーモニカ」なんて、下賎な楽器名でクレジットしちゃっていいんですか?西脇さん・・」っていう含みがあったってことなんです!!!!そんな、「驚くべき(僕にとっては全くstrangeな)価値観」が根強く残っているのですね。ハーモニカを始めて10余年、こんなこと全く意識してきませんでした。だって、トゥーツだってスティーヴィーだって、CDのクレジットは、chromatic harmonicaもしくはharmonicaだし、海外に行ったときでも、みんなharmonicaって言ってるし(っていうかharpって言い方を聞いたことがない・・)その名前をさげすんでいる気配すら感じたことなかったんだもん・・今僕は、ハーモニカを吹いているときは、一点の濁りもなく、誰にはばかるでもなく「自分はハーモニカ奏者だ」って思っていますし、もしいい仕事ができれば、国内、海外によらず、リスペクトの気持ちだっていただけます。僕が今、日本でこんなに能天気にハーモニカを吹いていられるのも、先人の方たちの、偉大なる貢献があったからなんですね・・感謝です。話は全く変わりますが、先述のSUZUKIの新製品クロマティック・ハーモニカ「FABULOUS」、17万円っていう高額商品にもかかわらず、結構売れてるそうです!!!!!!!!SUZUKIにはIさんっていう天才ハーモニカ・クラフツマンがいらっしゃいまして、「FABULOUS」のほとんどの部分をIさんが手作りしているそうなんです!!!!!!!!・・そりゃ高くなるわ・・実は今日、浜松の工場で、Iさんにお会いしたんですが、連日のハード・ワークのせいで、かなりお疲れのようでした。皆さん、Iさんを、もっともっと疲れさせてあげましょう(笑)!!!!!!!!!!!!
2008/07/08
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