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松竹 DVDカバーから「男はつらいよ 寅次郎の告白」のDVDを借りて観たのだが、なんと、英語の字幕があった。寅さんを英文で見ようとは思わなかったが、『大したもんだよカエルのションベン。 見あげたもんだよ屋根屋のフンドシ』が気になった。英語で何と訳しているのか、と。DVDを止めて、字幕を英語に設定して、見直した。先ずは英文字幕がどんなものかと思い、最初から字幕を読んだ。教科書的な英語で、寅さん語や柴又の下町語風の訳はない。で、肝心のフレーズは、 You're great. Young but like Joseph.となっていた。寅さん風に言えば、「大えしたもんだよ。若えのに、ジョセフのようだよ」だろうか。 like Joseph が隠語として使われているのかも知れないが、私の辞書には出てこない。ということで、ションベンもフンドシも出てこなかった。ま、それらしい翻訳があったとしても、その英語を使う機会は無いのだが。
2023.04.24
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松竹 DVDカバーからなぜ図書館でDVDを貸すのだろう、という疑問があった。本を貸す流れから、レコード、DVDへと進んだのだろうが、本を貸す事とは違うレベルになっていると思う。本を貸すから本が売れない、と同じように、DVDを貸すから、DVDが売れない、ということになっているものと思われる。そんな中、最近借りた「男はつらいよ」のDVDカバーに、「図書館用」のシールが貼られているのに気づいた。「図書館用」のシールが貼られているということは、映画会社が図書館での貸出を認めている、ということだ。すると、このDVDは、市販価格の10倍とか、20倍の値段で、図書館に売ったのだろうか。図書館で貸し出されたらDVDの売上が落ちるが、図書館に高く買ってもらえるなら、市販品の売上が減少しても納得がいく、という事なのだろうか。最近、レンタルビデオ屋を見なくなったが、レンタルビデオ店にも高く売っていたのだろうか。
2023.04.23
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松竹 DVDカバーから鉄印巡りで若桜鉄道を乗り鉄した時、安部駅が「寅次郎の告白」で使われたことを知り、図書館にそのDVDを予約した。借りている人も無く、予約している人も無いので、直ぐに順番が回ってきた。「寅次郎の告白」は、シリーズ44作目で、1991年公開。32年前の様子は覚えていないが、車の車種のナンバーが1桁だった。時代を表すための物だったのかも知れない。舞台は鳥取だが、若桜鉄道沿いではない。どこに安部駅が出てくるのだろうと見続けたが、安部駅が出てきたのは、一連の話しが終わったラスト。柴又に電話をして、木の改札口を通って、ホームに立ち、次の旅に出るというシーンだった。言ってみればホンの少しだけ。駄菓子屋があり、豆腐屋があり、古い駅があり、映画を作るには「ロケハン」と言われるが、まさに、ロケハンが素晴らしいと思った。
2023.04.22
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映画「ローマの休日」を観た。と言っても、映画館でではない。BSシネマで放映のあったものを録画したものだ。この映画は、映画館で観た記憶はない。1953年の映画で、当時は全くの子供だった。たぶん機内の映画とか、イタメシ屋のビデオ、で観たのではないかと思う。なので、最初から最後まで、きちんと観た事はなかった。画像は、映画のタイトル。ROMAN Holiday ・・・ これが世紀の誤訳と言われるタイトル。「ROMAN Holiday」は単に「ローマの休日」ではなく、「他人を苦しめて得る楽しみ」(古代ローマでは奴隷を戦わせて楽しんだ)という意味。つまり、映画は、王女は国民や周囲の人を苦しめて、自分の恋と自由を得る事はしない、新聞記者は王女を苦しめるスクープ記事は書かない、という内容なので、このタイトルなのだ。で、見終えて、イギリスの王室、日本の皇室を思った。王室から抜け出したい、皇室から抜け出したい、そう思って行動を起こした人を思い浮かべた。生まれながらに国王としての人生を歩む・・・楽で良いじゃないかと思った事もあるが、ブログなども勝手に書けないということは、不自由な事だと思う。
2022.11.10
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道尾秀介原作のミステリー小説「カラスの親指」が映画化されたと知って、図書館のDVDを検索したのだが、在庫はなかった。購入して貰うために視聴希望を出す、という手段もあるが、それほど市民税は払っていないので、amazonで購入した。何回かamazonでDVDを購入したことがあるが、レンタル落ち、とか、レンタルアップとか、があり、新品より中古の方が高かったりと、よく分からない。安い新品を購入した。で、騙されて騙されて騙された小説なので、これをどう映画化したのか、小説を読んでいない人にどう分かって貰うのか、色々と興味があった。大勝負の場面・・・小説では、何でこの展開になるの、と思ったが、映画では、その疑問を消していた。そうだよ、この方が断然分かりやすい・・・おそらく、この変更に、著者も快く同意したのではないだろうか。ということで、映画化された「カラスの親指」を観たのだが、小説を読んでいない人が映画をどこまで理解して楽しめたのか、ちと・・・いやいや、かなり、疑問である。分かっている人達が映画を作るので、そうなるのだろうが、小説を読んでいない人のために、前の一場面を出す、という手法があってもいいと思った。 (入院患者の氏名はかなり重要なのに、簡単に扱われていた)
2022.08.15
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映画.comから映画「マンマミーア」を観たのは、13年前。あの頃は、仕事を辞めて、映画をしっかりと観ていた時期だ。暇なので片っ端から観ていたということはないのだが、なぜ、「マンマミーア」を観たのか、定かな記憶はない。ABBAのDancing Queen に惹かれたということはないと思うが、記憶に残っているセリフがある。当時のブログにも書いているが、「火遊びをするとヤケドをする」が全部聞き取れなくて、「指を燃やす fingers burned」だけが残っていて、何と言うのだろう、と気になっていた。その「マンマミーア」がNHKのBSシネマで放送があったので、録画をして、「火遊び」のシーンを観直した。だが、BSシネマは日本語字幕で、英語の字幕が出ない。DVDと同じで字幕の選択ができる、と勘違いしていた。なので、同じ場面を何回も繰り返して聞き直した。我が家のさっちゃんに、「大きな音で何をしているの?」と言われるほど、音を大きくして、何回も聞き直した。「どこかで使おうと思って。火遊びをするとヤケドをするぞ、と」と言うと、我が家のさっちゃんは、「誰がヤケドをするのよ」と言う。ま、そんなことで、しっかり聞いた結果は、Little boys who play with fire get their finger burnedだと思う。相手があっての会話で、who play with があるので、決まり文句だと思われる。そして、別のフレーズ。「オメデタ?」、you're knocked up? が聞き取れた。knock up は辞書に載っている。「オメデタ」でなく、その前の行為「ヤッタ」で。BSシネマの字幕はおとなしい。「ヤッタの?」では乱暴すぎるからだろうが、辞書には俗語として載っているフレーズだ。このフレーズもどこかで使えそうだ。
2022.07.21
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前立腺の生体検査は、2泊3日だった。入院もあることだし、鉄印めぐりで長時間電車に乗ることもあるので、格安のVDVプレーヤーを買って、録り溜めた映画を見ることにしていた。入院した部屋は、特別室を特別に無料にしてくれたもの。なので、我が家よりも大きなTVが備えてあったが、DVDプレーヤーをTVに接続することはまったく考えてなく、接続ケーブルを持って行かなかったため、小さな画面でバック・トゥ・ザ・フューチャーを見た。音声をイヤフォンなしで聞けたのは幸いだった。バック・トゥ・ザ・フューチャーを見るのは初めて。主人公の父母が出会う時代にタイムスリップして、自分の母となる女性が将来の息子に惹かれる・・・という1作目のストーリー設計は面白かったし、よく考えたものと思った。2作目は、1作目を見ていないと肝心なところが分からないのが残念。私は同じ日に見たので、かなり笑わせてもらったが、2作目が出来たのは1作目の4年後なので、1作目を見なかった人はもちろん、1作目を見た人も、何でこうなるの、と思ったのではないだろうか。3作目は、いわゆる西部劇の時代にタイムスリップ。ちと筋立てに無理がある感じだが、バック・トゥ・ザ・フューチャー ・・・すなわち、自分がいる時代へ戻ろうとする努力が面白く描かれている。久しぶりに映画を楽しんだ。
2022.03.28
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小説・「博士の愛した数式」を読んで、映画も見たくなり、図書館でDVDを借りて見たのだが、映画の表現力を再認識した。とは言うものの、小説を読む力が無いので、映画で気付かされた、と言うのが正しいのかもしれない。交通事故が原因で、新しい事は80分しか記憶できない義弟の博士を家政婦にまかせた義姉だが、家政婦と義弟のと明るい関係に嫉妬する。同じ事故で歩行が難しくなった義姉との関係は、 eの(iπ)乗 = -1 だったが、嫉妬する義姉に博士(義弟)が示した数式は、画像の、 eの(iπ)乗+1 = 0それが正直な心なのだと博士は言う。この数式が、オイラーの等式。私には何が何だか分からない等式だが、-1を左辺に持ってくれば、当然に答は0になる、ということは分かる。が・・・ =0 が愛、というのはよく分からない。何となく・・・そんな気がする・・・程度だ。ついでと言うか、折角だからと言うか、eとiについて調べてみた(画像)。オイラーの等式だけではさっぱり分からないからだが、数字を入れてみたら、余計に分からなくなった。ルート・-1(√-1) って何じゃ?高校の数学教師になった家政婦の子供(ルート)が黒板に書いて説明していた。
2021.11.16
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DVDカバーからようやく、図書館で「博士の愛した数式」のDVDを借りたのだが、今日の午後、NHKBSで放映があるので、その前に、DVDを見た。小説を読んでいて、舞台となった家の2階への階段と玄関はどのような位置関係にあるのだろう、という疑問があって、映画はそれをどう扱ったのだろうと思い、また、阪神の江夏はどう扱ったのだろう、数式はどうするのだろう、エンディングはどうするのだろう・・・と興味があった。映画の場面は平屋だった。小説で、これでもかと登場した江夏は、一度だけだった。数式は、成長して数学の先生になった家政婦の子供、√(ルート・あだ名)が授業で説明して、エンディングもまとめた。小説を読んでいて、面倒だと思い、計算をパスした算式に友愛数があるが、映画では博士が黒板に書いて説明していた。 220の約数 : 1, 2, 4, 5, 10, 11, 20, 22, 44, 55, 110 その和は284 284の約数 : 1, 2, 4, 71, 142 その和は220 (いずれの約数も自分自身の数を含まない)で、互いの数字とイコールになっているのが友愛数で、互いに結ばれている数字だという。だから何なんだ、と言わないのが、この小説、この映画の良いところ。読み手に、ふう~~ん、なるほど~~、と言わせて楽しませる。これまで、映画化された小説はいくつもあると思う。もちろん、その全部を見たわけではないが、「博士の愛した数式」ほど、小説と映画の表現が違うのは珍しいかもしれない。また、小説では表現が乏しかった男と女の関係が、映画ではしっかりと表現されていた。で・・・NHKシネマは、録画予約した。
2021.11.15
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4カ月ほど前、小説・「博士の愛した数式」を読んだ。第1回の本屋大賞を受賞した小説だが、話が散らかっている、場面展開が乱暴、こだわりが強すぎる、という感想だった。なので、この小説をどのように映画化したのかを見たくて、図書館にDVDの予約を入れた。順位は4番目。直ぐに順番が回ってくると思っていたのだが、順位2番になってから、2カ月も順位が動かなかった。借りたまま返さない人がいるのか、などと思い、図書館で聞いたら、DVDが再生できなくなったので、貸し出しはできなくなった、DVDの再購入予定はない、との回答。そんなこともあろうとは思ったが、こちらから言わなかったら、そのまま放置されて、何も知らされないままになただろうことに抗議し、視聴希望者がいるのに再購入もないというのは典型的な役所仕事だ、と再考を求めた。図書館がダメなら、ネットで中古品を買おうか・・・買ったとしても、一度見ればそれでお終いだから、ムダか・・・いや、お金の問題ではない、見たいかどうかだ・・・終活の邪魔になるなら、ネットで売却すればいい・・・などと考えていたら、図書館からmailがあった。「再購入した。順番通り貸し出しを再開した」と。ということで、ようやく、DVDの順番が回ってきた(画像)。が・・・私の人生、いつもこうだ・・・明日15日、NHKBSシネマで、「博士の愛した数式」がある。典型的な、「私の人生」、だ!なぜ、私の人生は、いつも、こうなのだろう?もしDVDを買っていたら・・・最悪のパターンになっていた。
2021.11.14
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ホームページから借用ここ数年、劇場で映画を観ていない。入院したり、抗がん剤治療をしていて、また、コロナ禍で人混みを避けていたからだが、先日、「21ブリッジ」というアメリカ映画を知った。<いくつかのネットを見た結果のあらすじ> 犯罪に手を染めていた2人はワイナリーに隠されている数Kgのコカインを 盗み出す仕事を請け負うが、実はそのワイナリーには尋常ではない量の コカインが保管されていた。 何かがおかしいと気が付いた2人だったが、時すでに遅く、 そこへ警察がきて、銃撃戦となり、警察官8人が殺害された。 捜査に乗り出したのは、警察官だった父を殺された過去を持つ刑事。 マンハッタンに架かる21の橋を全面封鎖して犯人の行方を追うが、 事件の真相に迫るうちに思わぬ事実が浮かび上がる。アメリカらしい映画だ。アメリカのアクション映画は桁外れなところがいい。マンハッタンの橋を実際に封鎖してロケがなされたようで、それに協力するニューヨーク州の姿勢もいい。この映画はビデオでなく、大音量の劇場で観よう、と思い、空いていそうな日を探していたら、コロナ禍で、まん防とか、緊急事態とかになり、久しぶりの映画観賞はお預け。劇場鑑賞は叶わないかも知れない。
2021.05.02
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>東京新聞のマンガ・一部分>映画、シェルブールの雨傘を見た。TVで放送されたものを、ビデオに録画して、その後DVDにダビングしていたものだ。この映画(DVD)は、間違いなく見たことがない。セリフが無く、全てが歌。ミュージカルでテンポが遅い。しかもフランス語。見たことがあれば、少なからず記憶に残っていると思うのだが、何も残っていない。字幕は画面の右に縦書き。しかも読みづらいフォント。以前は視聴者のことを考えず、制作者の好みで字幕を作っていたようだ。三分の一ほどを見たが、そこで止めた。テンポの遅さには付き合いきれなかった。で・・・、本題。シェルブールの雨傘を見て、大発見があった。それは、映画のヒロインの名前。ジュヌビエーブ。どこかで聞いたことのある名前だと思ったら、東京新聞の4コマ漫画「ねえ ぴよちゃん」に出てくる猫の名前だった。その猫は、野良猫で、餌を与えている人によって呼び名が異なる、デブで不細工なオス猫。この猫、多くの場面で「ニャブー」と呼ばれているのだが、女教諭のところでは、「ジュヌビエーブ」と呼ばれて溺愛されている。どう見てもオス猫にしか見えないデブで不細工な猫なのだが、「ジュヌビエーブ」と呼ばれて、「うちの猫になって」と口説かれている。だが、当のニャブーは、もらった餌をガツガツ食べて、「オスなのにこの名前だし~」「犬の食器で餌を出す無神経だし~」と言って、居着こうとはしない。何とも愉快な猫なのである。
2021.02.11
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映画.com から借用映画シャレードを観た。映画館ではない。TV放送を録画したものだ。シャレード(harade)は、1963年の映画。その時に観ていたなら、私は高校生だった。だからなのか、初めて観る映画のようだった。何カ所か記憶にある場面があったが、大半は覚えていない。高校生の頃は、英語を聞くために映画を観る、という目的もあった。だから、映画の内容を覚えていないのかもしれない。それは、こんなにも覚えていないものなのかと感心する一方で、やはり観ていなかったのかもしれないと思うほどだ。だが、次はこうなる、という場面もあったので、観たのは間違いないと思う。オードリー・ヘップバーンの若いこと。と言っても、当時34歳だが、若々しい。ケーリーグラントは格好いい俳優だったが、今回映画を観て、前から見る顔と、横から見る顔が違いすぎると思った。本人もそのことを知ってか、横や後ろからのショットは少ない。古い映画を見直すと、色々な発見がある。私自身の見る目が変わったのだろう。
2020.12.09
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我が家のTVは10年物。アナログ放送が終わる頃に買った物だ。なので、録画できる容量が少ない。だいぶ前から、古い物を消さないと録画予約ができない状態になっている。なので、最新のTVを買った娘に、映画放送の録画を頼んで、時間がある時に、私がブルーレイにダビングしている。家で見るだけなのだから、録画をそのままダビングしてもいいのだが、前の番組のシッポが数秒入ってしまうので、このシッポ部分を削除している。ということは、CMの無いNHK放送の映画のことなのだが、先日、民放で「ダイハード2」があったので、これを録画してみた。ダビングする時にCM部分を削除するればいいと思ったからだ。しかし、何回も入るCMを削除するのは面倒で、削除を何回か繰り返していると、本編まで削除しそうになり、訳が分からなくなる。そこまでして映画を観たいのか、というと、そんなことはない。すでに10本ほどNHKで放送された映画をブルーレイ化したのだが、いまだに1本も観ていない。終活が聞いてあきれる・・・とは、このことだ!
2020.11.26
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長い梅雨が明けて、巣籠もり爺も動き出した。とはいえ、最低限での外出だ。これまで、図書館ではできるだけ多くの新聞を読んできたのだが、図書館に滞在することと、新聞などに触れることを避けるため、ネットで予約した本を受け取り、借りていた本を返すだけとなっている。そんな中、図書館のある駅ビルのシネコンの様子を見た(画像)。券売所にも、スナック店にも、客がいない。スクリーン入口に、切符をチェックする担当者はいるが、客はいない。確か、10面ほどのスクリーンがあるシネコンだが、この状況では、観客は数人ほどだろう。GoToトラベルを強引に進める為政者は、瀕死の状態にある旅行業界を救うため、と強気の姿勢を崩さないが、映画館も瀕死の状態ではないかと思う。映画業界と旅行業界はどう違うのか・・・・政治献金の差か・・・そう思わざるを得ない。私自身、抗がん剤の影響で免疫力が落ちていたので、ここ3年ほど映画を観ていなかったが、そろそろ観に行ってもいいかな、と思ったら、コロナ騒ぎになり、映画から遠ざかっている。安心して映画を観られるのは、いつになるのだろう。
2020.08.08
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昨日の続きELVIS最後の映画、「チェンジ オブ ハビット(Change of Habit)」をネットで買った。映像方式はPALなので、ヨーロッパで発売されたDVDと思われるが、「PG」の表示が二つある。「PG」とは、Parental Guidance の頭文字で、親の指導が望ましい(必要)という、映画の内容に対する注意(警告)だ。画像上のPGマークには、IRLの文字がある。アイルランドの表示だ。その下のPGマークは、多くの国で使われているが、私が外国で買ったDVDやビデオでは見たことがない。ELVIS映画でも、真っ赤に焼けた烙印を体に押し付けるシーンや、ムチ打ちのシーンなどがあるが、PGマークはない。ヨーロッパに多いのだろうか?ただ、進駐軍放送(AFN)の映画案内を聞いていると、PG13 とか PG15 とか、13歳未満は親の同意(同行)が必要、などと、言っているので、アメリカでも使われていると思う。で、「チェンジ オブ ハビット」のジャケットには、画像下のPGマークに添えて、「小さな子供向けではない場面がある」との表示がある。男がベッドの女性を襲おうとするシーンのことだ。日本にも映倫があるが、「映倫」というと、ピンク系の要素が強いように感じる。日本の映倫マークとは内容が違うようだ。
2020.06.06
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某シネコンにあった上映予告のポスター。ジュラシックワールドがあるという。お前は英語にまで文句を付けるのか、と言われるかもしれないが、7月13日上映開始の映画について、COMING SOON はアリなのだろうか?1週間ほど前に写したものなので、5ヶ月先のことを言っている。私が使った1969年の英和辞典辞典には、COMING SOON の用法は載っていない。いつ頃からか・・・映画を中心にして使われるようになったものと思われる。で、SOON を英和辞書で引くと、直ぐ後、まもなく、近いうちに とある。全体からの印象だと、1ヶ月未満の間、ではないかと思われる。どう考えても、5ヶ月先のことを、COMING SOON とは言わないのではないだろうか。これを日本語にして、「近日上映」とするなら・・・・・やはり、1ヶ月以内、程度と思うのだが、違うのだろうか?
2018.02.19
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昨日の日記に書いた映画のパンフレットと一緒に仕舞い込んでいたのが、この「英和対訳シナリオシリーズ」の本。映画のサウンドトラックの会話を英語と和文で対訳にしたもの。画像は、あこがれの、スザンヌ・プレシェットの「生きる情熱」。1965年発売、220円、と奥付にある。映画を何回も観て、分からない英語を文字で確かめよう・・・・という、(表向き)真面目に英語に対峙していた時代のものだ。どんな映画だったのか・・・この本をざっとめくったのだが、思い出せない。会話が多い映画だったので買ったのか、スザンヌ・プレシェットに惹かれて買ったのか、それも思い出せない。映画の対訳本、今でもあるのだろうか?最近の映画はアクション物が多く会話が少ないので、対訳できないのかもしれない。あ・・・「レインマン」は英語を文字で確認したいと思う。
2017.08.09
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古い映画「ベンハー」を観て、思い出したことがある。昔は、映画館で上映中の映画のパンフレットを売っていて、それを、なけなしの小遣いで買ったものだ、と。そんなに広い家ではないし、何回かリフォームして荷物を片付けているので、パンフレットの存在は記憶にあったが、しばらく、その内容を見ていなかった。探したら、画像のパンフレットが、何冊も出てきた。私一人が観た映画ではないようだ。姉弟か? 我が家のさっちゃんか? かなりの数がある。ネットで検索したら、結構な値段が付いているものもある。これらを引き取る業者もいるようだ。自分で売るのは面倒だが、業者に儲けさせるのもイヤだ。かと言って、このまま保存していくのもどうかと思う・・・ということで、またもや、終活がストップした。
2017.08.08
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映画「ベンハー」を観た。映画館ではない。TVで放映されたものをビデオに撮り、CMを飛ばしながら観た。この映画、若い頃に観た記憶がある。ネットで調べると、1960年に日本で公開されたとある。私が13歳の時だ。13歳でこの映画を観たのか・・・その辺の記憶は曖昧だが、映画の流れの中で、疫病の顔を隠す場面、4頭馬車での競技の場面では、「そうだ、そうだった」と記憶が戻ったところもある。だが、ほとんどの場面は覚えていない。特に、全体が、キリスト物語であることは、まったく覚えていなかった。で、60年前の映画ではCGはなかったと思われるので、競技場などの大観衆は実際の人なのだろうか、との疑問が生じた。絵に描いた人を並べたのだろうか・・・?
2017.08.04
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シネコン、ユナイテッドシネマの会員になっている。映画情報のメルマガを見たくて会員になったのではない、ネットで、座席指定で鑑賞券が購入できるからだ。しかし、会員になると、メルマガが送られることになっていて、これを拒否するわけにはいかない。以前、これを直接ゴミ箱行きに設定したら、会員期限の案内までゴミ箱に行き、会員資格とポイントを失ったことがある。なので、仕方なく受信しているのだが、あまりのしつこさに嫌気がさしている。これ以外にも、ガソリンスタンドや家電量販店のメンバーになっていて、そこからもメルマガが来るが、多くても週に1通程度だ。ユナイテッドシネマのように、1日に複数送られたのでは見る気も失せて、逆効果だ!担当者は、上司命令でせっせと送るのだろうが、はたしてそれがどれほどの効果を上げているのか、全社的な判断がなされるべきと思う。
2017.04.23
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賞味期限の近い、映画の鑑賞券を貰った。行く時間が無いから、というわけだが、もう少し早くくれれば・・・である。ということで、どんな映画をやっているのか、ザザッとHPを見て、「シン・ゴジラ」を観ることにした。シン・ゴジラの「シン」て、何だ。「新」か、「神」か、「真」か、それとも「親」か、という程度が私の知識。が、映画を観ても、「シン」の意味は分からなかった。そもそも、この映画を選んだのは、多数あるスクリーンからの消去法。映画を観て、最初に思ったのが「日本映画なんだ」というのも私の知識程度。思うに、最近、外国モノ(洋画)が少ない。日本製の方が安いのか?日本映画もおもしろくなったのか?どうも、洋画ファンとしては、物足りなさを感じる。ということで、映画を観終えての感想は・・・・やはり日本映画だな・・!!
2016.09.12
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最近あった、新聞の全面広告。トルコ航空の広告のようではあるが・・・架空の都市へのフライトを開始したとある。ならば、映画の広告なのか?よく分からない広告だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・左指骨折のため、ブログの訪問コメントと、いただいたコメントへの返事は、しばらくの間、休みとさせて下さいませ。
2016.03.27
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ソニーピクチャーズエンターテイメントのDVDカバーから 一部ケネディー大統領暗殺に関する本や映画を探していたら、この映画、ザ・シークレット・サービス(原題: In the Line of Fire)に行き着いた。ケネディー大統領を守れなかった苦悩から脱することができない老練のシークレットサービスを、クリント・イーストウッドが演じる映画。新たな大統領暗殺を予告する殺し屋との戦いがその内容で、自らかって出た大統領の直接警護(画像)では息を切らして倒れそうになる・・・・という、007スカイフォールを思い起こさせる老練だ。原題は、弾道の中心、というような意味。狙撃の弾を体で止めるのがシークレットサービスということ。1993年の映画。ケネディー大統領が暗殺されたのは1963年。当時20代のシークレットサービスも、50代になり、体が動かない・・・体力の衰えを訴える映画でもあった。
2015.04.22
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ワーナホームビデオのカバーから、一部映画「ダラスの熱い日」を観た。映画と言ってもDVD。もはや劇場で上映されることはないと思える映画だ。原題は、「EXECUTIVE ACTION」。首脳作戦、というような意味。1963年に起こった、JFケネディの暗殺事件を、 政府内部の謀議で、複数犯で行い、 これを、オズワルドの単独犯として仕立てたというのが粗筋。ケネディーの演説や、パレード、オズワルドの会見など、当時の映像が色々と出てくる。1973年に公開された映画なので、どこかで観ているはずなのだが、その記憶が無い。以前に書いた「JFK」もそうだったが、映画の記憶というは薄らぐものである。
2015.03.30
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DVDのカバーから映画「JFK」を観た。といっても、DVDではあるが。あの、ケネディ暗殺を裁判に持ち込んだ、ニューオルリンズの検事の映画。アメリカの検事は公選で選ばれる、という背景が日本人には分かりづらいが、検事という公務員が国やその組織(CIA/FBI)を標的に起こした裁判の映画化。ケネディが暗殺されたのは1963年。この裁判の陪審員による裁決があったのは、1969年。映画公開は1991年。この30年間に、アメリカの組織犯罪が表面化していったようだ。これまで、 20世紀最大の謀略 ケネディ暗殺の真実 「ケネディからの伝言」 「アメリカを葬った男」 ケネディー兄弟、マリリンモンロー死の真相などを読んできたが、アメリカの保守主義(国が大統領を暗殺するはずはない)というアメリカの流れを感じてきた。この映画、かなり前に映画館で観た記憶があるのだが、すっかり記憶から消えていた。ケビンコスナーの法廷での、弁舌の記憶が少しあるだけだった。極秘報告書が公表される2039年までは生きられないという検事の言葉が耳に残る。あと25年・・・私も生きていない!
2015.03.03
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「アウト・ブレイク」のビデオカバーから昨年来の、エボラ熱騒動で、思い出した映画がある。あまりにも強い感染力を持つ熱病を封じるために、町全体をウイルスともども、燃料気化爆弾で焼き尽くしてしまう、という内容の映画だ。私の映画鑑賞日記には書かれていないので、ホテルか、機内か、そんなところで、見た映画だ。半分寝ながら見たようで、ストーリーもよく覚えていない。エボラ熱と同じような感染力なので、その映画を思い出したワケで、もう一度、その映画を見てみようと思った。だが、映画のタイトルすら覚えていない。ネットをあれこれ検索した結果が「アウト・ブレイク」。図書館にDVDがあったので、借りてきた。1995年の映画だが、すでに、HIVやエボラの名が出てくる。感染から死亡まで2日。致死率100%という、猛烈なモターバ熱と戦う医者と、町ごと焼き払うのが最善、という軍人の争い結果的に、感染が広がった小さな町は、抗体の発見により、燃料気化爆弾の投下を免れるのだが、エボラ熱などの脅威を強く考えさせられた。
2015.01.06
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某イタ飯屋でワインを飲んだ。あの子と居酒屋でお酒をしたのだが、飲み足りなくて、ハシゴをしたのだった。店は満席。カウンター席なら2席だけ空いています、ということで、座った。で、カウンターの向こうの壁にはモニターがあって、映画「ローマの休日」が始まるところだった。「懐かしい映画だね~」「ヘップバーンが若いね~」などと言いながら、ワインを飲んでいたのだが、周囲を見回すと、このモニターを見ているのは、我々二人だけのようだった。大きなモニターではないし、見る角度もあるだろうし、イタ飯屋で映画を見ることもないだろうから、興味を持つ人がいないとも思えるが、この「ローマの休日」や、オードリーヘプバーンを知らない人が大半ではないか、とも思われた。と、なんとかかんとか言いながら、イタ飯屋で「ローマの休日」を見てしまった。
2014.12.02
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ユナイテッド・シネマというのは、シネコンを全国で経営する会社。その、ユナイテッド・シネマのCLUB-SPICEというメンバーになっている。いや、正しくは、「なっていた」だ。メンバーの特典は、ネットで、映画の予約と座席の指定ができ、ポイントがもらえ、ポイントがたまると、無料で映画が見られることなど。で、先日、映画を見ようとして、ネットにアクセスしたら、エラーになった。会員番号かパスワードを間違ったのかと思い、何回かやり直したがダメ。結局は、会員資格の1年が過ぎてしまった、ということだった。確か、1年前に、会員資格の更新をして、500円を支払ったはずなのに・・・失効させてしまうとは、惚けたものである。いや、更新をどうしたのかは別として、ユナイテッド・シネマから、更新の通知メールが来てもよさそうだし、ポイントに残高があるから更新を勧めます、という案内があってもよさそうだ。映画の案内や割引のメールが届いているのだから、そのくらいのことはできそうだし、やるべきだと思うのだが、違うようだ。ということで、再入会したのだが・・・・カードコレクターとしては、デザインの少し違ったカードを入手したので、良しとした。
2014.11.23
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ソニーピクチャーズエンタテイメントDVDのカバーから映画「ダヴィンチ・コード」を観た。DVDで。図書館で予約して、3年待ったDVDだ。「ダヴィンチ・コード」は、先に本を読んだ。本を読んでいる時に、この著者は映画化されることを予測して書いたのではないか、と思えてきて、映画を観たくなったのだった。ということで、本をどのように映画化したのか、という期待でDVDを観た。出だしの部分は、そうだそうだ、こんな出だしだった、と思い出したのだが、本を読んだのは3年も前なので、本の内容の小さな部分は記憶から消えていいて、どこまで本に従っているのかは分からなかった。当然に、本の流れはそのままだが、本で著者が引っ張った部分が短かったり、本ではそんなに長い描写は無かったと思う部分が長かったりしていた。DVDを観て、本を読んでいない人には、何が何だか分からない映画だったのではないか、というのが最終的感想。かなり人気のあった映画だと記憶しているが、どれだけの人が楽しめたのか、疑問である。先ほど、図書館の予約状況をチェックしたら、130人待ちになっていた。まだまだ人気の高い映画のようである。
2014.02.19
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「バグダッド・カフェ」ビデオカバーから来年、66歳を記念して、アメリカのルート66を走る計画を立て、色々な資料を集めているのだが、ネットや本に頻繁に出てくるものの一つに、映画「バグダッド・カフェ」がある。「バグダッド・カフェ」は、ルート66とは内容的に関係がないのだが、ルート66沿いのカフェが舞台の映画で、そのカフェが現存していて、今も営業しているので、ルート66の見どころになっていて、ルート66ファンが立ち寄るようだ。ネットや本で紹介されたルート66の見どころを全部見ていたら、何週間あっても時間が足りないだろうから、見たことのない映画の舞台はパスしていいだろう、と思ったのだが、地図を見ると、周囲に何もないところの、荒野の中の一軒家だ。すると、ここでトイレ休憩をすることになるかもしれないので、「バグダッド・カフェ」の知識を得ておく必要があるだろうと思い、ビデオを借りて観た。映画は25年ほど前に撮されたもの。埃っぽい荒地の中に、ポツンとカフェがある。カフェの前は、ルート66。荒れた大地と、心まで荒れてしまった住民たち・・・・フーテンの寅さん風の映画だった。
2013.12.19
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google map に表示線などを加筆ルート66に関する本を読んでいると、必ず出てくるのが、映画「怒りの葡萄」だと、先日のブログに書いたが、「ん、違うんじゃないの」という場面を見てしまった。それは、映画に登場する地名とルート66の関係。農地を棄ててカリフォルニアへ移動する一家が住んでいたのは、オクラホマ州サリソー。そして、サリソーから西へ、ヘンリーエッタを通って、オクラホマシティへと走るのだが、映画では、この間をルート66として描いているのだ。ルート66に乗って、サリソーの町を出て、ルート66でヘンリーエッタを通るのだから、ルート66を走ろうとする者にとって、この場面は貴重だ。是非とも、映画の中に出てきた農村地帯をこの目で見てみたいと思い、場所を確認した。だが、ルート66をなぞってみても、サリソー(Sallisaw)もヘンリエッタ(Henryetta)も出てこない。地図のインデックスで検索すると、ルート66からは100キロ以上も南の町がサリソーだ。映画に間違いはないだろうから、この道もルート66だったのかも知れない、と思い、色々な地図をチェックし、ネットを検索するも、サリソーなどがルート66の町だとは出てこない。ならば、映画「怒りの葡萄」の間違いなのか?これも検索すれども、答えらしきものは出てこない。戸田奈津子の誤訳を指摘するネットは山のようにあるが、なぜか、これについては書かれていない。広いアメリカのこと、100キロほどのズレは誤差の範囲、ということなのかもしれない。
2013.11.15
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20世紀フォックス ホームエンターテイメント DVDカバーからルート66に関する本を読んでいると、必ず出てくるのが、映画「怒りの葡萄」。ジョン・スタインベックの、同名の小説を映画化したもので、1930年代に荒廃した農地を捨てて、オクラホマからカリフォルニアへおんぼろ車で移動するアメリカ難民を描く中で、差別や法律、労働者の団結、などがテーマとなっている映画。差別と民主主義の歴史のような映画が、なぜ、ルート66と関係があるのかというと、オクラホマからカリフォルニアへ移動した道がルート66だからだ。ルート66を走破しようとする者として、この映画を見ずしてルート66に立つことはできない、ということで、図書館でDVDで借りてきた。図書館のDVDなので、途中で止まったりするんじゃないかと思ったが、何の問題もなく、最後までノンストップで観ることができた。映画は1940年に作られたもので、画像はモノクロながらきれいだ。出てくる出てくる、ルート66の道路標識も道路も、出てくる。州境の標識も、荒れた大地も、豊かなカリフォルニアも、出てくる。難民、貧富の差、暴力と弾圧、これも出てくる。この映画の場面を頭に置きながら、ルート66を走ろうと思う。
2013.10.29
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某繁華街を歩いていたら、号外を配る人がいた。朝日新聞だ。「ホワイトハウス陥落」の大きな見出しがある。何が起きたのか?一瞬戸惑ったが、映画「ホワイトハウス・ダウン」の宣伝だと分かった。「号外~」という声はなかったが、街の中でこれを配っていれば、???と思ってしまう。この映画、予告編を見たが、見たいという気にはならなかった。ホワイトハウス陥落だなんて・・・・あれ~~ホワイトハウス陥落というのは、「エンド・オブ・ホワイトハウス」のポスターにデカデカとあった文字だ。「ホワイトハウス・ダウン」と「エンド・オブ・ホワイトハウス」・・・同じ映画なのか?それとも別の映画なのか、分からなくなってくる。同じ時期に、同じような内容の映画が封切られたようだ。両者のアメリカでのタイトルはまったく違うようだが、日本では両者とも「ホワイトハウス」を使っている。予告編を見たのはどっちだったのか・・・分からなくなってきた。
2013.08.14
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普段はTVをまったくと言っていいほど見ないのだが、娘のTVのリコール対応をしてもらった後、チャンネルを一回りして、異常が無いかを確認していたら、若き日のスティーブ・マックイーンが出てきた。ん、映画だ・・・大脱走だ・・・懐かしい映画に出会ったものだから、ちょっとのつもりが、最後まで見てしまった。大脱走は50年程前の映画。いくつかのシーンは覚えているが、記憶にない画面が幾つも出てきた。こんな場面があったんだっけ、という感じで、予告編だけ見て、本編は見ていなかったのかとも思えて来るほどだ。デビッド・マッカラム・・・・いたよ、確かにいたよ・・・という感じだ。50年前だから、デビット・マッカラムも若い!旧知の友人に出会ったような感じだ。ということで、大脱走を見て家に帰ったら、「なにやってたの? TVの修理にそんな時間は掛からないでしょう」と、我が家のさっちゃんに呆れられた。
2013.08.12
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映画、ワイルド・スピードを観た。それほど観たい映画とは思わなかったのだが、この時期、映画館も夏休みシフトになっていて、子供向けが多いため、選択肢がなかったというのが実際。一言でいうと、疲れた。IMAXだったこともあるが、音は大きいし、スクリーンの画の動きが速い。特に、空撮の場面では、目が回りそうだった。ストーリーはあって無いようなもの、それはないよ、という場面展開がいくつも出てくる。特に、着陸した輸送機がそのまま離陸できるほど滑走路が長いのか、離陸時間はそんなに長いのか・・・・、あきれる程だ!ま、それでも若い人には人気の映画のようで、ポップコーンをポリポリ食べるカップルが多くいた。ただただ、走って、ぶつかって、クラッシュして、というのが楽しいのだろう。この映画、シリーズ物で、次は東京が舞台のようだが、さて、次を見たいような、見たくないような、である。映画を観て疲れるとは・・・歳を感じる!
2013.07.20
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ユニクロで、チノパンを買った。ユニクロはサイズの幅があまりないので、私のような“足長おじさん”には不向きな店だったが、最近はサイズが豊富になって、私にも合う品が増えてきた。で、チノパンだが・・・チノパンって何? というのが私の知識だ。例によって、ネットを検索すると、「チノ・クロス」と呼ばれる綿やポリエステルの素材でできたズボン、とある。それじゃ、チノ・クロスとはなんぞや、ということになるが・・・厚手の綾織り綿布・・・が、チノ・クロスとある。すると・・・綾織りとは・・・・となっていって、終わらなくなりそうなので、話題を戻すと・・・チノパンは、スペイン語で中国人という意味の「Chino」から来ている、ともある。なるほど、これなら分かる。映画、「ウエスト・サイド・物語」で、マリアの婚約者が、「チーノ」と呼ばれていた。スペイン語を話すプエルトリコの中国系の男が、チーノだった。トニーが夜更けのウエスト・サイドを「チーノ、チーノ」と叫ぶシーンを思い出した。
2013.05.01
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映画「ゼロ・ダーク・サーティー」を観た。あのビンラディンの殺害に至るまでを描いたもので、「ゼロ・ダーク・サーティー」とは、ビンラディン邸に突入した時間、午前0時30分のこと。これまで観たCIAものは超ハイテクなものばかりだったが、現実には、ローテクであることが描かれている。また、国会議員は、(日本と同じで)教養も判断力もない存在であることも描かれている。2001年の9.11テロがあってから、2011年5月2に日ビンラディンを射殺するまでの10年間、彼を追い続けた一人の女性CIAが主人公。関係者の証言などによって、事実に則して描かれている、と、映画の始めと終わりに出てくるとおりで、拷問のシーンも少なくない(PG13)ビンラディンの命を奪えばテロがなくなるのか・・・映画の中でも葛藤がある。「(CIAの)仲間を殺された私のために彼を殺して」という主人公の言葉が印象的だった。ビンラディンの殺害に成功したという結果を知っている観客に、突入の様子を長々と再現して見せるのはいかがなものか、というのが感想である。
2013.03.01
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映画、「007 スカイフォール」を観た。第一作の『007は殺しの番号』から数えて50年になるという、シリーズものだ。スカイフォールで23作目。50年前というと、15歳・・・その時は007を観ていなかったように思う。で、ネットで座席を予約したのだが、6割程の席が埋まっていた。辛うじて、中央近くの席が、一つだけ空いていたので、ゲット。クリスマスイブなので、カップルばかりと、想像して行ったら、なんと、単身の男女の多いこと・・・「クリぼち」・・・クリスマスは一人ぼっち・・・の、クリぼち、まさに、そのとおりの観客だった。で、映画だが・・・・007も、その上司Mも、体力的にも能力的にも引退の時期、という流れ。ハイテクとアナログの勝負でもあり、昔懐かしいアストンマーチンも登場する。007シリーズも「ありがたきかな定年」になったような感じだ。長崎の軍艦島が一つの舞台になっていたこと、と翻訳者が、あの、戸田奈津子さんだったこと・・・どちらを書いていいのか分からないので、ここまで!
2012.12.25
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映画、のぼうの城を観た。田んぼアートにも、ネットの広告にも、電車のドアの上の広告にも、「のぼうの城」とあったし、埼玉県の行田市が舞台だというので、足を運んだ。久しぶりの日本映画。当然にセリフは日本語なのだが、古語と現代語が混じっていて、また、音声のレベル(音圧)が合っていないようで、聞き取れない場面があった。とはいえ、得意の日本語なので、なんとかつじつまを合わせながら映画を観た。観客は、客席の4割ほど。いつもは、(外国映画だが)1~2割ほどしか埋まっていないから、それだけ、人気があるということだろう。私程度の年配者が多かった。で、映画の感想は・・・・期待はずれ。期待が大きすぎたのかもしれないが、間延びしていて退屈だった。大きなイビキをかいて寝ている人もいるほどだった。映画の最後は、映画の舞台となった行田市内の遺跡などの紹介。水攻めのために作った土手(堤)が今でも残っているという。甲冑(かっちゅう)での戦いの後に、新幹線が通る町並みが映し出されるのは奇妙だが、この部分の方が印象に残っている。暇をみて、堤などの遺跡を見に行きたいと思う。
2012.12.04
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久しぶりに映画を観た。「ボーン・レガシイー」だ。数年前に観た「ボーン・アルティメイタム」のシリーズのようである。「レガシー(legacy)」は、遺産のように受け継がれたもの、「アルティメイタム(ultimatum)」は、究極とか、根本的な原理、のこと。「ボーン」は、生まれた・・・・と勘違いしていたが、Bourne・・・で、CIAに追われる元CIAの活動兵士の名、だった。そんなことが分かって、この映画を観たのだが、この程度の知識では、映画についていくことができなかった。何がどうなって、どこが本筋なのか、掴めないままに半分程が過ぎてしまった。それは、字幕翻訳者、戸田奈津子の名が最初に出てきたから・・・と言いたいが、原因はそればかりではないようだ。映画の作り方というか、筋立てというか、この映画の製作に関わった人にしか分からないのではないか、という感じの進行だった。「面白かった」との評価のできない映画である。
2012.10.11
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これは、映画の案内チラシ。平仮名だが、タイトルが読めない。何と読むのか?映画の内容は、俳人・井上井月(いのうえせいげつ)の放浪記だと聞いた。すると、俳句をする人・・・はかいびと・・・か?「はかいびと」では語呂が悪い。チラシの内容を見ると、「ほかいびと」とある。ネットを検索すると、「家の戸口に立って、祝いの言葉を唱えて物を乞い歩いた人」を「ほかいびと」と言った、とある。で、映画は、俳句を詠んで、伊那谷を30年も放浪した「ほかいびと」をとらえたもの。ドキュメントとフィクションが混じり合ったもので、幕末から明治にかけての時代背景だが、ドキュメントの部分では乗用車が映っていたりする。上映館は、「ポレポレ東中野」。ここは、新人監督の作品やドキュメンタリーを上演する、客席100ほどの小さな箱。日本の映画ここにあり、という感じの映画館だ。観客は、私を含めて、年配者ばかり。半分ほどの席が埋まった程度。映画の中で、井月が俳句を詠むと、「うん、うん」という納得の声が聞こえたり、「グオー」というイビキが聞こえたりする和やかさ。チラシの字が読めないんだから、難解な映画なんだろうな・・・・私を含め、そう思った人は少なくないと思う。この映画、採算はどうなのか・・・・なぜこんな字のタイトルにしたのか・・・余計な心配をさせてもらった。
2012.04.07
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映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観た。ミッションインポッシブルは、昔のTV映画「スパイ大作戦」の映画版。これまでも数作公開されている。今回観たのは「ゴースト・プロトコル」プロトコルとは、ここでは、「手順書」というような意味。核兵器を発射するための手順書をめぐってのミッションだ。で、そのミッションがインポッシブルというわけだが、アナログなアクションの中に超ハイテクな展開が出てくる。なので、そのハイテクはインポッシブルだろう・・・などと冷めてしまう。ドラえもんと同じと思えばいいのだろうが・・・で、ジェレミー・レナーという男優が気になった。私の知人によく似ているのだ。知人は日本人だし、映画に出るようなキャラではないのだが、知人とダブらせて観てしまった。そして、この映画、字幕翻訳は、あの戸田奈津子さんだった。しかも、最初に彼女の名が出た。最初に彼女の名を出すことだけは止めて欲しい!!
2012.02.08
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1969年7月20日、アポロ11号は月面着陸値成功。アームストロング船長とオルドリン飛行士は人類で初めて月に降り立った。全世界が固唾を呑んで見守ったこの歴史的偉業の陰でNASAと米国政府がひた隠しにした事実があった。月の裏側に隠されていたのは遙か宇宙の彼方からやってきたトランスフォーマーたちの地球侵略の足がかりとなる宇宙船が不時着していたのだった。そして、そこには・・・。(トランスフォーマー 公式ホームページから)暇ん爺なので、いつでも暇なのだが、暇の中に、更に暇な時ができた。降って湧いた暇の暇をどうしようかと考えたのだが、結論は映画だった。そうだ、暇なんだから映画を観に行こう、と考えた。で、見たい映画があるのか、その上映時間はどうなのかを、ホームページでチェックした。夏休みで、子供向けの映画が多い中、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」があった。トランスフォーマーは、変化をさせる人や物のこと。ダークサイド・ムーンは、いわゆる月の裏側で見えない部分のこと。そして、公式ホームページには、上の画像のストーリーがあった。(字が小さくなったので、下欄に再表記した)アポロ11号が月面に着陸するシーンもある。アポロ11号のことか・・・それなら面白そうだ、と早合点。劇場に入ったら、ポップコーンの匂い。小学生連れの親子が目立つ。あれ・・・そんな映画なのか・・・スクリーン番号を間違ったか・・・と、確認したが間違いはなかった。この映画は、早い話が、ガンダム系の機械人間や機械ロボットの戦い。そこに無理矢理人間を加えたので、ストーリーはあって無いようなもの。夏休みの、子供向けの娯楽映画だった。
2011.08.29
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映画「アジャストメント」を観た。原題は Adjustment Bureau(調整局)ストーリーの組立はブログに書きたくないほど乱暴なもので、ドラえもんの「どこでもドア」を多用しただけ、という感想。だが、ストーリーの根幹は、 人の運命(人生)は決められている 決められてはいるが、人類平和のために、その運命を調整することがある それをするのが、アジャストメント・ビューローというもので、米大統領になるように運命を調整された下院議員が主人公で、否定しがたいものを感じた。どういうことかというと、今回の内閣不信任案に関して言えば、 菅、鳩山、小沢の運命(行動・人生)は決められているのだが、 日本のためには、これら3人の運命(行動)を調整して、 今の日本のために進むべき道を行くように仕向ける・・・・そういう機関(調整局)があるというもの。菅も鳩山も小沢も、自分の判断で内閣不信任案を否決に導いたと思っているが、実は、そうではなく、Adjustment Bureau がそう仕向けたのだ。なるほど、そう捉えると、 菅の軟化も 鳩山の手のひらを返したような言動も 小沢の議会欠席も受け入れることができる。タイミングよくこの映画を観たのも、調整局の仕向けなのだろうか・・・?
2011.06.03
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公式HPから借用(一部)映画「ナイト&デイ」を見た。ラジオなどの映画評には 「世界各国の景色を見るだけでも楽しい」 「理屈抜きで楽しい」 「美男美女の最高の共演」などとあった。私よりちょっと男前なトムクルーズと、あの子よりちょっぴり落ちるキャメロンディアス。この二人を納得させるために、数カ国でロケをしただけじゃないか、理屈を抜かなければ、ストーリーはメチャクチャじゃないか、という大雑把な感想。アクションコメディーとして見れば楽しいのかもしれないが、何カ所か、???と引っかかった。コメディーにしても、大きな矛盾がありすぎる。で、タイトルの「ナイト&デイ」は何なのか?日本語だと「夜と昼」なのかと思ったら、ナイトに、「K」が付いていた。が、それにしても、分からないタイトルだ。そしてもうひとつ、トムクルーズの英語もキャメロンディアスの英語も、よく分からなかった。分かる英語で話して欲しい・・・って、これは無理か・・・
2010.11.26
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雨のきのう、2本立てで映画を観てきた。2本立てとは懐かしい表現で、一回の入場料で2本の映画が観られることだが、現代のこの世のあっては、自分自身で、一日に2本の映画を観ることを指す・・・・と、勝手に定義付けしてみた。こう雨が降っては、ジョギングも畑仕事もままならない。ならば、一気に映画を観てしまおうか、ということで、 ハートロッカー と シャッターアイランド を観てきた。ハートロッカーは、アカデミー作品賞などを取った映画だが、爆弾処理の場面が多く、中身がない。早く終わらないか、と思うばかりの映画だった。イラクで戦死した軍人が多いアメリカならではの人気作品なのだろうか?シャッターアイランドは、最初に「観ていない人に結末を話さないで」と画面に出るほど、どんでん返しというか、場面展開というか、意外性というか・・・予測を越える内容。映画の「アラスジ」だけを読んで見に行ったものだから、ついて行くのが大変だった。そうそう、最初に出たのは「観ていない人に結末を話さないで」だけではなかった。あの、戸田奈津子さんの名も出た。翻訳者の名は最後に出して欲しい。なぜ、最初に出すのだろう。最初に出す必要性を、まったく感じない。ところで、この2本の映画、「タバコが主役なのか」と思わせるほど、タバコを吸う場面が出てきた。禁煙、禁煙、禁煙のアメリカの作品なのか、と疑いたくなった。
2010.04.24
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きのうの埼玉は昼から氷雨。夜には雪になった。氷雨では畑仕事はできない。映画を観に行くにも、氷雨はいやだ・・・かと言って、家でぬくぬくしていてもデブるばかりなので、『アバター』を観に行くことにした。『アバター』は3D映画で知られているが、我が町では、3Dはない。3Dの画面を想像しながら、パンドラのジャングルを観たのだが、これを3Dで観たら、楽しいだろうな、と思えてきた。だが、途中から、退屈になってきた。ストーリーはアニメ風で、画面を見せようとするばかりで、中身がない。後半になると、3Dであっても、二度とこの映画は観たくない、に変わっていった。で、このブログのタイトル『大当たり~』だが、字幕翻訳が、かの、誤訳の女王、戸田奈津子さんだった。字幕翻訳者の名は、最後の最後に出たのだが、途中から、彼女の翻訳じゃないのかな・・・と、思えてきた。人様の翻訳をどうこう言える立場ではないのだが、どうも、彼女とは意見が合わないようだ。と、いうことで、“大当たり~”な映画だった。
2010.02.02
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俳句に「煤逃げ(すすにげ)」という季語がある。この時期の掃除(煤払い)を逃げ出して遊びに出ることを指す季語だ。で、煤逃げではないが、映画を観に行った。タイトルは「2012」。マヤの暦が2012年で終わる、ということから・・・2012年に地球が崩壊して、人類が滅亡しようとする中、現代版ノアの方舟に乗ろうとする人達を描いたもの。地球最後の日を隠そうとする各国首脳、金で脱出船(方舟)に乗ろうとする人、各国協調を優先する人、人類は皆平等を実践する人、父と子の溝、夫婦とは・・・あまりにも多くのテーマがありすぎて、まとまっていない。テーマを絞ったらいい映画になったと思うのだが・・・・さて、きょうは・・・煤逃げか・・・・・
2009.12.29
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映画「あなたは私の婿になる」を観た。いや、「The Proposal」を観た、というのが正しいのかもしれない。というのは、ノースウエストの機内で観たので、邦題ではなく原題の方だったからだ。どこかで聞いたことがあるストーリーだな、と思いながら観たのだが、途中で、ニコ67さんの映画評にあった「あなたは私の婿になる」だと気づいた。機内の映画案内で「コメディ」に区分されているとおり、軽いタッチの映画だったが、ホロリとする場面もあった。小さい画面と音の悪いイヤホンなので、今ひとつ分からない場面があったため、改めてこの映画を観に行ってきた。タイトルの「シトカ」(Sitka)は、「シ・カ・ト」の誤りではない。アラスカに実際にある町シトカがこの映画の舞台だ。綺麗な海と街だ。行ってみたくなった。シトカのネットカフェのコンピュータサービスは、10セントコインを入れて、ダイヤルアップで、ピーヒョロヒョロとネットに接続する。アメリカ映画の面白さはここだ。アラスカの田舎町をこのひとつでずばり表している。で、肝心のストーリーだが、ラストがいただけない。もう少し手前でまとめたら、後味がいいと思うのだが。
2009.12.08
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