おしゃれ手紙

2017.10.25
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カテゴリ: 読書

源一郎は十六年前父親の敵捜しに出たが、今では仇討ちを断念し幼い娘と暮らしていた。
次第に心を通わせる二人だったが、源一郎は敵を発見してしまい……。
(「冬の虹」)自選短編集『これからの橋』を新たに構成した一冊。

柿★江戸では、「刀(だんびら)が怖くて町が歩けるかい」と町人にほざかれ武士もだいぶ軽んじ
られているそうだが、京・大坂になれば、これはなお顕(いちじる)しい。
士農工商など身分のけじめはどこに行っても通用しないのだ。

有徳(うとく)な商人こそ、世の中を実際に動かしているとして、町人が幅を利かせている。
武士は肩身のせまい思いで暮らしているのである。

☆「これからの橋」は舞台の多くが京。
  「雁渡る」という短編も舞台が京。
★大丸は亮保二年(1717)、古着の行商から身を起こした下村正啓(しもむらしょうけ)、
通称彦右衛門が、伏見の京町かに呉服店・大文字屋を開いたのにはじまる。

(略)江戸店持京商人(えどたなもちきょうあきんど)にまで育ったのである。
江戸店持京商人とは、江戸に店を持ち京都に本拠地を置く有力な商人をいう。
☆■ あきない世傳金と銀 ■でも、五鈴屋の次男が江戸に店を置くと頑張った。
この時代、江戸に店を持つことは、大店の証だったのだろう。
  ■ みをつくし料理帖 ■。
大坂の料理屋「天満一兆庵」も江戸に店をもっていた。
 「これからの橋・雪」「これからの橋・月」「これからの橋・花」の三部作で時代小説。

時代が分かるところを残しておく。

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Last updated  2017.10.25 20:56:42
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