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「贈る言葉」(評価:★★★★☆ 四つ星) 学園もの。ローマの高校を舞台にした、ワケあり教師とワケあり生徒の物語。日本公開時のサイトはhttp://roma-kyoshitsu.com/<感想> なかなか良かった。後半じわじわと良くなっていく感じ。 教師も千差万別だし生徒も千差万別。そんなごく当たり前のことを、今さらながら再認識させられる。 教師と生徒間、そして教師と教師間の意思疎通が哀しいまでに一方通行ぎみ。
Apr 28, 2015
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「わたし負けましたわ」(評価:★★★☆☆ 三つ星) 周りのみんなにあまりに薦められるもんだから、ついに鑑賞。邦題「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」。日本で現在公開ちゅう。http://www.foxmovies-jp.com/birdman/<感想> いろんな「負け犬」が登場してて、かと言って勝ち組キャラがいるわけでなし、非常に暗くて重い。 ニューヨークしかもブロードウェイの裏側を描いてて、内容的に興味ないわけではない。オスカー獲りまくってたし、名作であることに疑いはないものの、個人的には一歩引いて厳しめに三つ星。←鬼? あたかも長回しで撮影されたかのように見える手法はお見事。ほんと、どうやって撮ったのか、気になってしょうがない。降参。カメラの動きを追ってばかりいて映画に集中できず、観てて疲れた。 あと、音楽が秀逸。西洋太鼓の独打で緊張感をあおりまくり、ときにチャイコやラフマニノフ(交響曲2番!)で豪勢に。
Apr 26, 2015
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「Band on the run」(評価:★★★☆☆ 三つ星) 現在日本で公開ちゅう。http://rudderless-movie.com/ 暗くて地味な映画ではあるけれども、音楽ネタが含まれてるので、ギターで作詞作曲とかしちゃうお方とかだと感情移入しやすいかと。 家族の死、さらには第二の青春?が描かれているわりに、お涙ちょーだい系の演出を最小限に抑えてる点は気に入った。 主演ビリー・クラダップ氏は、ぶっちゃけ、脇役の上手い役者さんという印象があったけれど、なにげに主役を見事に完演。てゆーかこの人、こちら米国市場では、確か某クレジットカードのTVコマーシャル「プライスレス」の声の担当としてのほうが有名?
Apr 12, 2015
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「逆ギレ」(評価:★★★★☆ 四つ星) 先のアカデミー賞で外国語部門の候補になってたアルゼンチン映画。よって素晴らしいに違いないと信じて、何の下調べもせずにいきなり鑑賞した。てゆーか、アルゼンチンは旅したことがあってお気に入りの国だという単純な理由もあったし。 以下の六つの短編から成る。相関性はないと思われ。あえて共通項を探るなら、お題は「自業自得」?第1話:飛行機に偶然乗り合わせた人が知人の知人だったと判明して驚く話。(ちなみに、先月の独ジャーマンウィングス機事故を彷彿とさせる!)第2話:食堂で働く従業員が、やってきた客に見覚えがあって狼狽する話。第3話:前方の車のノロノロ運転にイラついて暴言を吐いたら報復される話。第4話:駐車違反の切符をとられたことがきっかけで、人生がどんどん悪いほうへと転落してしまう話。第5話:金持ち一家の御曹司が交通事故を起こしてしまったことで、警察や弁護士らでもめる話。第6話:結婚披露宴の最中に新郎新婦が大喧嘩を始める話。 それぞれが文字通りワイルドなお話。ただ、死が絡む話を喜劇的に描く作品が多すぎるという点で、個人的にはやや抵抗あり。良くも悪くもラテン系。異国の世界で起こる異人さんたちのお話として、チョー他人事としては楽しめるか。
Apr 4, 2015
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