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「俺のフレンチ」 先々週に引き続き今日も秋の夜長にドビュッシー。後半(三、四楽章)を中心に合わせてみる。Vn1 Yさん、Vn2 ぼく、Va Nさん、Vc Eさん。 ドビュッ氏って、ピアノとかハープでゆらゆらしてる曲を書くのがお得意なお方という印象もあるけれども、弦楽もいい感じ。和風な響きになるとこもあるものの、やはりどっぷりフランス系。繊細なようでいて、しっかり頑固に自己主張。 三楽章があまりに美しすぎて(てゆーか自分好みで)驚いた。お気に入りに登録させていただく。 フランスの作曲家による弦楽四重奏といえば、これまではラベルのしか眼中になかったけれども、ドビュッシーののほうがまだ弾けそうな気がする。
Nov 17, 2015
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「Major miners」(評価 ★★★★☆ 四つ星」 2010年にチリで実際に起こった炭鉱事故、地下に閉じ込められた33人の作業員の救出劇を映画化。主演はアントニオ・バンデラス氏。 日本でも来年公開されるらしい。<感想> いろいろケチつけたいとこもあるけど、ハラハラドキドキそしてウルウルさせてもらったし、甘めに四つ星。当事者に丁寧に取材し、いっぱぁいお金をかけて作りましたっ、という感じのアメリカンな映画。それ以上でもそれ以下でもない。ぶっちゃけ、ただでさえ物語性のある出来事だし、誰が作ってもそれなりの作品に仕上がるはず。 こうゆう「事実に基づく」作品って、演出上の「ウソ」をどこまで加えていいのかという問題が常にあるけれども、チリが舞台なのに登場人物が英語で演じてる時点で現実味は激減してるわけで、どうせならもっと大胆に脚色しちゃってもよかったのにと思った。 炭坑内の温度や湿度や匂いなどが伝わるように演出してほしかった。不気味なまでに静かなはずの炭坑で、背景に音楽を流して無理やり盛り上げようとするのにも興ざめ。 一方で、どこからともなく美女たちが登場し、一緒にご馳走を召しあがる「幻覚」の場面は気に入った。オペラのアリアが効果的に流れる。
Nov 15, 2015
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「トリコロール」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) 今日はフランス映画を鑑賞。 実際の事件をもとにしている作品(アニエス・ルルーさん失踪事件)。金持ち母娘と、彼女らを虜にする男性弁護士の話。主演はカトリーヌ・ドゥヌーブ、ギヨーム・カネほか。 日本公開はされていないもよう。<感想> 舞台が1970年代の南仏リビエラだし、映像的には完ペキかと。 ただ、主演のギヨーム氏って、謎めいた「愛されすぎた男」を演じるには存在感が薄く、配役に違和感があった。いっぽうでカトリーヌおばさまの貫禄はさすが。 もととなってる事件についての知識や興味があると楽しめるだろうけれども、ぼくの印象としてはイマイチ。筋や人物描写がわかりにくい。どーせならもっと脚色しまくっちゃったほうがいいのにと思った。早送りしながら観た。
Nov 14, 2015
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「会いに行けるアイドル」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) アルパチーノ主演映画。 現在日本でも公開ちゅう。http://deardanny.jp/<あらすじ> ジョンレノンを敬愛していた音楽少年がやがて大成、一世を風靡。多少落ちぶれた今でも過去の栄光を引きずりながら各地を巡業している。ある日一大決心、長年連絡を全くとってなかった自分の息子(と孫)を訪ねることにする。<感想> 予告編とかを観て、こうゆう配役や内容って、思いっきり外れる可能性もあるだろうなと半信半疑でDVDを借りたのだけれど、なかなかどうして、ぼくとしては気に入った。監督、脚本、役者らがそれぞれに優秀で、うまぁく共同作業を進めたに違いないと思わせる佳作。舞台が愛しのニュージャージー州だし、個人的には勝手に満点五つ星を差し上げたく。 今、調べてみたら、監督と脚本は同一人物ダン・フォーゲルマンとかいうお方。覚えておいたほうがいい名前かも。
Nov 8, 2015
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音響豊かな礼拝堂での挙式。Vn1 ぼく、Vn2 サニー、Vc エレンによる三重奏。 おそらく今季の挙式演奏はこれが最後かと。大成功に終わって大満足なわけで。 てゆーか、奏者的に「成功したな」と思うのは、式の進行状況に柔軟に対応し、その場にふさわしい曲を途切れなく提供できた場合。さらには、黒子に徹しながらも、関係者には意思疎通を丁重に。謙遜しすぎず、前もって最大限の演出を固くお約束しておき、当日はきちんと実現する。 今日は、花嫁さまとお父さまのご入場曲はカノン(パッヘルベル)。ご夫婦ご退場曲は「王宮の花火の音楽」(ヘンデル)よりLa Réjouissance。
Nov 7, 2015
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「走れメロs」 今日のカルテットは、なんとドビュッシー。ビオラ弾きさんが、今度本番があるから練習につきあってくれ、とのこと。Vn1 Yさん、Vn2 ぼく、Va Nさん、Vc Eさん。 今日は1楽章と2楽章のみ。 ぼくとしてはドビュカルは初挑戦だし、最初から最後までオロオロしっぱなし。おフランスご出身のバイオリン弾きYさんにいろいろと教えていただきながら練習。 ルバートしまくって寄せては返す波のように揺れ揺れに弾くとこもあれば、徐々にテンパって速くしていくとこもある。けっこう忙しい。さまざまな音源も聴いてみたけど、団体によって全く違う曲のようにも響き得る。 ファーストが常に主旋律を弾きまくるわけでもなく、旋律が受け渡されていったり、裏メロやハモメロが同時進行だったりして、弾けば弾くほど面白く感じてくる。 次回の練習は二週間後。なにげに楽しみ。
Nov 3, 2015
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