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「混入事件」 今日はタコカルに初挑戦。3番。Vn1 ぼく、Vn2 Yさん、Va Nさん、Vc Eさん。 この曲は全部で五楽章もあるので、今回の練習では最初の三つだけ。(残りの楽章は来月やるつもり) 初合わせで緊張しつつも、お互いを尊重し、特に喧嘩になることもなく練習を進められた。 「なんだかわかんないけどかっこよい」のがタコ氏なわけだけれど、じっくりと紐解けばそれなりに(?)理に適ってるものらしい。不協和音とか変拍子とかはお約束。先月たまたま交響曲7番レニングラード弾いてたので、そのときの感覚を引きずってなんとかガン弾き。 さて、ショスタコと言えば、D-S-C-Hの音型(Sはミのフラットの意)。実はこの曲の2楽章にもDSCH音型が隠れてるという根も葉もない風評が(ごく一部で)流布ちゅう。必死で探してみたけども、ズバリのものは見つけられず。すごく似てる音型があるのだけれども、ビミョーに違うよーな。
Jan 20, 2015
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「愛と哀しみのラルゴ Out of tune(2015年アメリカ)」 今日はカルテットの練習日。まずはハイドン。Vn1 Y氏、Vn2 ぼく、Va N氏、Vc E氏。 しょっぱなから「あれれぇ」と思った。1楽章のくせして、まったりシチリアーノ? しかも途中で速度変更するし。なんだか強引。 ぼくが最も気に入ったのはのは2楽章ラルゴ。暗くて重い感じなのに、なぜか美しすぎ。哀しげな幸福感。実際、Cantabile e mesto とのご指定。ぼくは、メストと書かれてる曲はシャープとかフラットの数が多いという印象があるのだけれど(←実際の統計資料とかは無い)、この曲もまさにシャープ6つ。音程外しまくり。
Jan 20, 2015
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「南の国から2014」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) あちこちで大絶賛されてたし、知人からも激しく薦められてて、今日やっと鑑賞する機会ができた。映画賞をがんがん獲りまくってる話題作。 南部テキサス州の保守的な土地での、10数年にわたるある家族の物語。実際に役者が10数年かけて演じまくる。<感想> 評価は甘めに満点五つ星。 おそらく賛否の分かれるのはこの題名。四人家族を描いた作品なのだけれど、約一名の人物に主観を置いて鑑賞することを制作側は望んでいるのか。 日本語の題によると、主役は六歳の息子という限定解釈。原題(Boyhood)もそうなのだろうけれど、なんとなく父(イーサンホーク演)の成長ぶりをも包含してるようにもとれる。 一方で、母親目線で観たい気もする。彼女(←いわゆる「だめんずウォーカー」)の人生って、母として妻として女として、とにかくハランバンジョー。編集しなおしてもう一本映画を作れそう。 ま、少年の成長という視点であれば、それはそれでじわじわと味わえる映画なので、名作には違いなく。 あと、こうゆう長期にわたる家族の物語は、日本人的には「北の国から」と比較してしまうけれども、全然テンポ感が違う。サクサクと進行する。純君の語りもなければ、さだまさ氏の感傷的な音楽もなく、つまり「泣かせどころ」を強要していない。 かといって感動的でないわけではなく、泣きたいお方はちゃんと泣ける。 こうゆう作品、なかなかない。渋い。深い。
Jan 17, 2015
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「翼をください」 今日はカルテットの練習日。Vn1 Y氏、Vn2 ぼく、Va N氏、Vc E氏。 ハイドンの本意かどうか知らないけれど、「鳥」という題名がついてしまっているからには、弾く側はやっぱり「鳥が飛んでるように」弾かなきゃいけないらしい。具体的には、レガートで弾くのではなく、短めにピーチクパーチク系な弾きかたか。あるいは、逆にレガートで大空を優雅に旋回するような感じ? そもそも、どこがどう「鳥」なのか、我々のあいだでは三つの意見に分かれた。●1楽章の装飾音つきの旋律/リズム。●3楽章のトリオ部分、ファーストとセカンドだけで高音二重奏するとこ。←これがぼくの意見●4楽章の快活なテンポで羽ばたいてるようなとこ。 で、ウィキってみたら、どうやら「1楽章」が一般には正解らしい。
Jan 8, 2015
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いつのまにかメンデルスゾーンのカルテットを全て奏破してたので、勝手に順位づけしてみたいと思います。 弦楽四重奏曲第1番 Es Op12.その2 弦楽四重奏曲第2番 a Op13 弦楽四重奏曲第3番 D Op44-1.その2.その3 弦楽四重奏曲第4番 e Op44-2 弦楽四重奏曲第5番 Es Op44-3 弦楽四重奏曲第6番 f Op80 弦楽四重奏曲第7番 Op81 総合的に評価して一曲だけ選ぶとしたら、ぼくの一番のお気に入りは、 第4番 e Op44-2 次点は、地味ながらも名曲の第2番 a Op13 ちなみに、ファーストバイオリン奏者としてガン弾きしたい気分なら、 第3番 D Op44-1 セカンドバイオリン奏者として楽しみながら弾くなら、 第1番 Es Op12 さらに楽章単位で「小品」として単独で扱って最も名曲と思われるのは、 第3番 D Op44-1の3楽章 第7番 Op81の3楽章 ↑同点一位とさせていただきたく。(一曲に絞れなかった……) 以上。 メンデルゾーンって、ほかの作曲家みたいに(「不協和音」「死と乙女」「アメリカ」とか)一曲でいいから題名つきのがあれば少しは客ウケしたであろうに、七曲それぞれにそんなにクセがないし、よってなかなか熱狂的な愛好家とかヲタクとかが周りにいなくて寂しいです。 どれもいい曲ばかりなんですけど。
Jan 5, 2015
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