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【Amazonで購入】 “名探偵は、ここにいる”評価:★★★☆☆ ミステリーアンソロジー。全4話。● 太田忠司 ● 鯨統一郎 ● 西澤保彦 ● 愛川昌の方の四作品が収められています。どれもまぁまぁおもしろかったです(* ̄∇ ̄*)アンソロジーは一冊で何度もおいしいのがいいですねーー(o^∇^o)ノ=== 139冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月31日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“新・歴史の真実”評価:★★★★★ すばらしい!!(≧∇≦)b柔らかな語り口でありながら、鋭い舌鋒!!ずばんずばんと世にはびこる歴史の誤謬を一刀両断(*^_^*)文章はわかりやすいのに、内容は深い。するする頭にインプットされていきます!!すごすぎる!!こういうちょっと小難しい本は、難しいことを難しく書いているだけではなかなか人口に膾炙しない。かといって簡単なことだけを簡単に書いていてはなんの理解も深まらず意味がない。しかし、前野さんは、鋭く深いところに言及しつつも平易に書いている。そこが他に抜きんでていて、次から次へと読みたくならずにはいられない所以でしょう。大満足です(≧ω≦)b=== 138冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月31日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】"若者はみな悲しい"評価:★★★☆☆ 短編集。全8話。途中から流し読み・・・ごめんなさいm(._.)m=== 137冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月31日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“ツィス”評価:★★★☆☆ 広瀬正小説全集。第二巻。--- 梗概 -------------東京近郊の海辺の町で密かにささやかれはじめた奇妙な噂。謎のツィス音=二点嬰ハ音が絶え間なく、至るところで聴こえるというのだ。はじめは耳鳴りと思われたこの不快な音はやがて強さを増し、遂に首都圏に波及して、前代未聞の大公害事件に発展していく。耳障りな音が次第に破壊していく平穏な日常。その時、人びとが選んだ道は?そして「ツィス」の正体は?息もつかせぬパニック小説の傑作。 (「BOOK」データベースより)----------------------今作もよかった(*´▽`*) すっかりSF嫌いが解消されました(^▽^)V突如聞こえ始めた“ツィス”音。それは徐々に街に広がり始め、人々は耳栓なしでは歩けない状態にまで陥る。そして、都会の人達は地方へ疎開することに・・・。いや~おもしろい。都会のものすごい数の人々が原因不明の音に翻弄され、疎開する。スケールがでかいです。読む手が止められないほど引き込まれます(*´▽`*)ただ、オチはちょっと肩透かしな感じがないでもない・・・(;^ω^A しかし、いいですね、広瀬さん。全集早く集めたいです(*^m^*) === 136冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月28日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“兵隊たちの陸軍史”評価:★★★★☆ 戦争経験者が語っているだけに、言葉に重みがあって説得力がありました(*^m^*)とっても勉強になる本です。兵隊の内部事情などが子細に書かれていて、おもしろかったです。いわゆるステレオタイプな軍隊生活ではなくて、経験者にしか書けないような真相とか本音とか、そういうことにも言及されていて読み応え抜群です(*´▽`*)=== 135冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月24日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“戦争を知っていてよかった”評価:★★★★☆ 戦争経験者による真の言葉というのは、戦争を知らない人間の言葉を凌駕する。いくら戦争を知らない人間が耳目に入りやすい言葉で戦争を非難し、平和を唱えようとも、戦争を直に見聞きし体験した人間の言葉には負けてしまう。誰も経験者の言葉・気持ちを否定することはできないからだ。そういう意味で、戦争経験者にはもっともっと戦争のことについて語っていただきたい。戦後長い間、彼らは沈黙して(させられて)きたし、戦争を知らない世代は、日本をただただ悪だと教えられ続けてきた(詳しいことは何も語られることなく)。そのことにより、世代間でまったく違う戦争観ができてしまった。何も先の戦争を称えることばかりを伝えて欲しいわけではなくて、戦争と一口に言っても、色んな側面から見た戦争があると思う。戦時中の軍隊、日常、家族・・・様々な角度からみた戦争をもっともっと知りたいと思う。それを知るには、やはり資料を渉猟しただけの本よりも、経験者の言葉につきると思う。そういった点でも、曽野さんの言葉には重みがあるし、安易に批判したりはできない。とても感銘を受ける一冊です。=== 134冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月21日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“菊と刀”評価:★☆☆☆☆ ひどい愚書・・・。高等生物(=欧米人)が、下等生物(=日本人)を、自分たちに都合のいいように使えるよう調教するため、その習性を研究した本。人間ではない、知能の低い動物の特性とその調教法が書かれた研究本を読まされているようで非常に不快。 日本人を人間とも認めない雰囲気がそこかしこに漂っている。日本文化のとらえかたも、ほんの一部だけをみてそれが全てかのように決めつけており、広く深い考察が成されておらず、研究としても体をなしていない。一つの事象があるとする。その事象は見る角度によって様々な見え方をする。しかし、ベネディクトは、自分が立っている位置から見えるものだけがその事象の全てであるかのように決めつけて書いている。色んな角度から物事をみるということがされていない。ベネディクトは、アメリカ人は正しく日本人は誤っているという、バイアスがかった見方で日本文化を考察している。だから、この本は日本文化研究書ではなく、アメリカは正しいということを、日本という愚かな国の文化を引き合いに出すことによって証明・強調しようという結論ありきの論文であるといえる。とにかく、アメリカを礼賛し、日本を徹底的に貶める本。日本文化に理解を示しているような文章も時折見られるが、それは白人によくある建前の博愛主義すぎない。結局は日本人を人間とも認めないという本音が滲み出てしまっている。 原爆投下を正当化するような文章、すなわち、知能の低い生物(=日本人)の暴走を止めるために、世界の正義として原爆を投下したかのような文章も噴飯もの。この本の中で一貫しているのは、アメリカは常に正しく、賢い。だから、それに刃向かうもの、異なるものは全て間違いで愚かである、という姿勢である。これは、愚書の中の愚書としか言いようがない。 === 133冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月20日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“日本をダメにした売国奴は誰だ!”評価:★★★★★ 『凛の国』もよかったですが、これもよかった(*^m^*) ぐんぐん読み進めてしまいます(* ̄m ̄) ただ、前野さんは中曽根元首相を褒めてらっしゃいましたが、彼も日本の反日メディアが焚きつけて燃え上がった中国の靖国参拝批判に屈して参拝を取りやめた首相の一人でもあるのです。その点をみると、中曽根さんも売国奴と言えなくもない気が私はします(^~^;)ゞ === 132冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月18日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“恋の骨折り損”評価:★★★☆☆ シェイクスピア全集。第16巻。--- 梗概 -------------ナヴァール王国(現在のスペイン東北部)の若き王ファーディナンドは、宮廷を学問芸術の華たるアカデミーにしようと決意し、3人の青年貴族とともに女性との交際を絶ち学問に励む誓約を立てる。ところがその直後、フランス王女が3人の美しい侍女を引き連れて外交使節として到着する。4人の若者は4人の美女にそれぞれ恋心を抱くのだが...。小気味よい恋愛劇。 (「BOOK」データベースより)----------------------・・・もう恋愛劇はいいです・・・(;>_<;) 恋愛劇が続いているのでちょっと食傷気味です・・・。最後の方は流し読みしちゃいました\(_ _。)なんだかんだで、現時点で発刊されているシェイクスピア全集は全て読みました。第18巻はどんな作品かな?恋愛劇でないことを祈りながら(笑)発売を楽しみにしている今日この頃です(*´▽`*)=== 131冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★ ---雑記---------------------------------------昨日から本棚整理を始めまして、先ほど無事終了しました。怖いもの見たさもあって、未読本を数えてみました。・・・(◎-◎;)数えなきゃよかった・・・知りたくなかった・・・( ̄Д ̄;) なななんとっ!!未読本本日時点で672冊!!冬のボーナスでグリム童話全集とアンデルセン童話全集、さらに千夜一夜物語を二冊買ったしな・・・┐(~ー~;)┌ 実は私、本を毎月平均6~7冊は買います。だから、月にそれより多い数読まないとどんどん未読本が増える計算に・・・(^~^;)ゞ 来年は月12冊くらいは読めるように頑張らねば!!それでも、今ある未読本を完全消化するのには長い年月がかかるんだろうな・・・考えると怖いのでもう考えるのはやめます(笑)
2008年12月14日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“から騒ぎ”評価:★★★☆☆ シェイクスピア全集。第17巻。--- 梗概 -------------舞台はスペイン領シチリア島メッシーナ。凱旋するアラゴン領主ドン・ペドロ軍の2人の青年貴族、フィレンツェのクローディオとパドヴァのベネディックは皆の注目の的。クローディオは知事レオナートの娘ヒアローに思いを寄せ、独身主義のベネディックは男嫌いの知事の姪ビアトリスと丁々発止の舌戦を交える。2組の男女が織り成す小気味よい恋愛劇。 (「BOOK」データベースより)----------------------テンポのよい恋愛劇です。ただ、ルンタッタルンタッタ♪とした恋愛劇には倦み気味な今日この頃(笑)そろそろドロドロとした人間の醜さ全開の作品が読みたいです(笑)=== 130冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月13日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“凛の国”評価:★★★★★ 透き通っているけど旨味が存分に出ている極上のスープのような本です(*^m^*) ごちゃごちゃと小難しい言葉を並べ立ててあるわけでなく、とっても平易で柔らかな語り口で書いてある。かといって内容が浅いわけではなくて、ものすごくわかりやすく時系列で書いてあって自然と頭に入ってくる。反米保守とはまた一味違う路線です。本当に日本のことを考えている憂国の士にこそ書ける一冊。素晴らしいです。自分の国に誇りを持てないどころか嫌悪する。人間関係をうまく構築できず、自分さえよければいい。今、そういう日本人が増えている。様々な問題を抱え混沌としている現在の日本。日本という国の素晴らしさ、日本人の素晴らしさ。そういったことに改めて気づかされる一冊。この本は、手放しに日本を礼賛し、他を貶めているものではありません。日本の素晴らしさに気づかせながらも、反省すべきところは反省する。何もかもアメリカのせいにするわけでもない。自分の国に誇りを持てず、自分のことしか考えられない人間が増えたのは、決してアメリカのせいだけではない。日本人自身が、日本のあるべき姿、ゆるぎない国家観をもたず、近視眼的にしかものを見ずに事なかれ主義に終始してきたことにも責任があるのだと著者は言う。地に足着いた意見には深みも重みもあり、心にずんっと響きます。ぐいぐい読めてしまいました。前野さんの著作はあと二冊ほど持ってます。どちらも非常におもしろく読んでるところです(*^m^*)=== 129冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月09日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“悪党たちは千里を走る”評価:★★★★☆ ユーモアミステリ長編。--- 梗概 -------------しょぼい仕事で日々を暮らすお人好しの詐欺師コンビ、高杉と園部。ひょんなことから切れ者の美人同業者とチームを組むはめになり、三人で一世一代の大仕事に挑戦する。それは誰も傷つかない、とても人道的な犯罪計画だった。準備万端、すべての仕掛けは順調のはずだったが...次ぎから次ぎにどんでん返しが!息をつかせぬスピードとひねったプロット。ユーモア・ミステリの傑作長編。 ----------------------貫井さん。びっくりです。貫井さんってシリアスな作品のイメージが強いですが、こういうユーモアものもおもしろいですね~(*^m^*)作品の幅が広い作家さんだなぁ~('-'*) ストーリーは悪い意味ではなく、よくあるパターンです。おっちょこちょいで悪いことばっかりしてるんだけどどこか憎めないやつが主人公。だからこそありきたりにならないためにも作者の力量が試されるのだと思います。これはおもしろい(*^m^*)ケチな詐欺師がケチな詐欺を思いつき実行しようとするのですが、ちょっとしたつまずきからあれよあれよと言う間にキャパを大きく超えた犯罪に手を染めることになってしまうのです。わりと長いんですが、長さを感じさせません。それは、ユーモアたっぷりだからでもあるし、視点がちょこちょこ変わるからでもあります。笑いはそこかしこに散りばめられていて、始終にやにやしちゃいます(笑)視点は、主人公や、女詐欺師、子供・・・と、パッパッパッと変化するので冗長にならずにドキドキワクワクが持続します(*´▽`*)ただ、ミステリとしてはそれほどでも?犯人の目星は途中でついちゃいますし、大どんでん返しみたいのもないです。でもこの作品はミステリに重きをおいていない(と私は勝手に思ってる(笑))ので、読後は充分な満足感があります(’-’*)=== 128冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月08日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“マイナス・ゼロ”評価:★★★★☆ 広瀬正小説全集。第一巻。--- 梗概 -------------1945年の東京。空襲のさなか、浜田少年は息絶えようとする隣人の「先生」から奇妙な頼まれごとをする。18年後の今日、ここに来てほしい、というのだ。そして約束の日、約束の場所で彼が目にした不思議な機械-それは「先生」が密かに開発したタイムマシンだった。時を超え「昭和」の東京を旅する浜田が見たものは?失われた風景が鮮やかに甦る、早世の天才が遺したタイムトラベル小説の金字塔。 (「BOOK」データベースより)----------------------お久しぶりです(;^ω^A いや~先月は小手術(局部麻酔が失神するほど痛かった!!)、抜糸(局部麻酔に勝るとも劣らない痛さ!!)、高熱(9度ちかい熱で仕事しました・・・)等々体力も精神力も消耗した月でした~(。>_<。) 今月からようやく全快して読書再開しております。すでに読了済の本が6冊ほどありますので、順次更新していきますね~♪閑話休題。SFって、なんとなく敬遠してきました。食わず嫌いというかなんというか・・・。でもこれ読んで考えが変わりました!!おもしろいですね!!映画の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたい!!BTTFはかなり好きでDVDも全部持ってるし、何度もみたほど。それを思い出させるような作品でした!!タイムマシンで自分が生まれた頃へ。時間のパラドックスに始終ドキドキしっぱなし♪元の世界に帰ろうとする主人公がタイムマシンに乗り込もうとしたところ、警官に職務質問されて・・・っていうシーンにはドキドキハラハラしながらもなんか笑ってしまいました(笑)半世紀近く前に書かれた作品ですが、今読んでもおもしろい。戦前・戦後の日本人の日常生活の描写も興味深く読めましたし(*´ー`)もし広瀬さんがご存命なら、今度は、2008年から1963年へのタイムスリップものを書いて欲しいですね~♪きっとおもしろいだろうな(*´▽`*)すっかりSFの食わず嫌いが解消されてしまった一冊です★早速全集の第二巻である『ツィス』も買っちゃいました★これは全集読破するっきゃないですね~♪この本は日向永遠さんのおかげで出会えました!!素敵な出会いをありがとうございます♪ちなみに、『凛の国』という本も日向永遠さんの紹介で読みましたが・・・素晴らしかったです!!(購入したのはもうずいぶん前ですが(;^ω^A ようやく読了です)感想は近日書きますね★=== 127冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年12月07日
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