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【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“日本の10大新宗教”評価:★★★☆☆ 日本には色々な宗教があるんですねーー。知らなかったです。有名なものは聞いたことがあるけれど、その誕生やら教義やらは全くといって言いほど知らなくて。知っている宗教に関しては非常に興味深く読めました。ただ、知らない宗教はほぼ斜め読み(^~^;)ゞ 基本的に私は宗教に興味はないです。かといって、何らかの宗教を信仰する人々を否定する気もないですけど。でも、自分を律したり、他を思いやるような信仰はいいなと思います。反対に、この宗教を信じれば救われる、とか、無理な勧誘をする宗教、他を否定する宗教なんかは好きじゃないです。ほんとたくさん宗教ってあるんだな~。色々勉強するとおもしろいかも?=== 62冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月30日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“永続革命論”評価:★★★☆☆ 読書百遍義自ら見る。という言葉が頭をよぎりました。つまり、一回読んだだけではさっぱりわからなかったということです(笑)これを理解するにはあと99回は読まないとな・・・(;-_-;) ウーム小難しいから頑張って読んだものの、最後の方はスルーしちゃいましたぁ・・・。力不足を痛感する本でした。=== 61冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月27日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“宝島”評価:★★★☆☆ --- 梗概 -------------港の宿屋「ベンボウ提督亭」を手助けしていたジム少年は、泊り客の老水夫から宝の地図を手に入れる。大地主のトリローニ、医者のリヴジーたちとともに、宝の眠る島への航海へ出発するジム。だが、船のコックとして乗り込んだジョン・シルヴァーは、悪名高き海賊だった・・・。(光文社古典新訳文庫作品紹介より)----------------------一度挫折し、再度読み直しました。二度目はなぜかすんなり読めて(きっと初回時は心身共に疲弊していて読書どころではなかったのでしょう(笑))楽しめました。普通の少年が宝を求めてえんやこらとっと。それを邪魔する海賊たち。戦う少年とその仲間たちはどうなるのか?ってなもんで。これは男の子が好きだろうな~、と思います。冒険、夢、ロマン・・・(*´ー`) 私が男の子を産んだら読んであげようと思える本でした(笑)=== 60冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月24日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“断末魔の中国”評価:★★★★★ いかに中国が自国の利益しか顧みず、他の国はもとより、自国民さえも経済成長のために蔑ろにしてきているかが書かれています。こんな国に明るい未来があるわけがありませんよね。偽装、汚職、汚染・・・中国は本当にぎりぎりの状態まで来ています。食品偽装だけでなく、粉飾決算など、様々な面でいかにつなわたりてきなことをやっているか、近視眼的に行動をしているか、書かれています。第一章 深刻化の一途をたどる環境破壊第二章 食糧問題がアキレス腱に第三章 超インフレーション国家第四章 自殺的投資に走る民衆第五章 汚職は底なし沼のごとし第六章 偽造・贋造・コピー天国第七章 一人っ子政策が暴動に発展第八章 エネルギー至上主義の限界第九章 格差社会が国家の亀裂を招く第十章 断末魔の国家に水不足が止めを刺す第十一章 オリンピック開催の資格なしどの章も非常に興味深く読めました。中国の怖ろしいところは、内部の正確な情報が出てこないことですね。著者は中国が公式に発表する数字さえも信頼するに足りないと主張しています。私もそれには同感ですね。情報統制し、正しい情報を隠す国が出す数字が真実なわけがないですもん。まぁ~どの章も全て驚くべき話ばかりです。日本を始め世界常識からは考えられないようなことを中国という国はやるんだという前提に立たないと、あの国にはダマされます。自分たちの常識で考えれば「さすがにそこまでやらないだろう、嘘をつかないだろう」と思えることを平気でやるのが中国。昔は中国をみなが平等な天国のような国と主張してはばからなかった左の人達。ようやく中国の真実が明るみに出始めた今、いかに彼らの主張、読みが間違っていたか、彼らが中国の思うままに洗脳されていたかがわかります。そして、未だに中国を危険な国でないなどとほざくバカな政治家を始めとする左翼たち。十年後、二十年後、日本が中国の属国に成り下がってから彼らの主張が間違っていたことに気が付く、なんて皮肉な結果にならないよう、日本は今中国という国の危険性を認識し、対応をとらねばならないと思います。=== 59冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月22日

【Amazonで購入】 “「Y」の悲劇”評価:★★★☆☆ ミステリーアンソロジー。全4話。有栖川有栖・篠田真由美・二階堂黎人・法月綸太郎という錚々たるメンバーが一冊にぎゅっとつまってます(*´▽`*) すごいですねーーこんなにすごい人達の作品が一冊で一気に読める。ビバアンソロジー(笑)すべて書き下ろしですが、有栖川さんお作品はもうすでに読んだことありました、国名シリーズで。でもおもしろかったですねーーやはり火村&有栖はいつ、何度読んでもおもしろい(*´ー`) === 58冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月21日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“新・戦争論”評価:★★★★☆ むやみやたらに戦争を煽るわけでもなく、かといって、理想ばかりの平和論を述べるわけでもない。緻密な戦争史の研究・分析から、今どうすることが必要なのかを冷静な視点から明言しておられます。非常に興味深く読めました。特に、思わずうなってしまうのは、副題にもなっている『消極的平和主義から積極的平和主義への提言』です。今の日本は、戦後の左翼教育のおかげ(!?)ですっかり似非平和主義が瀰漫しています。左の方々は『憲法9条のおかげで日本は平和』だとか『みんな仲良くしましょう。話し合いで全て解決』なんて、俗耳に入りやすい甘い言葉ばかり。著者はこれを、自分がよければ他はどうなってもいいというなんとも身勝手な『消極的平和主義』と一刀両断しています。そして、日本が世界の中でなすべきことを、世界が不戦時代に突入した今すべきことを、緻密な世界戦争史の分析から述べておられます。これを著者は『積極的平和主義』と言い、日本は消極的平和主義から積極的平和主義へとシフトすべきだと主張しています。そして、日本が積極的平和主義にシフトすることが真の世界平和にも貢献していくのです。非常におもしろいです。特定のイデオロギーに支配されていない冷静な分析。冷静な提言。だからこそ説得力がある。なぜ積極的平和主義に移行すべきなのか?これがとても冷静に、論理的に説明されてますので、是非読んでみてください。まさしく慧眼の書です。=== 57冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月19日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“木曜日だった男”評価:★★★☆☆ --- 梗概 -------------この世の終わりが来たようなある奇妙な夕焼けの晩、十九世紀ロンドンの一画サフラン・パークに、一人の詩人が姿をあらわした。それは、幾重にも張りめぐらされた陰謀、壮大な冒険活劇の始まりだった。日曜日から土曜日まで、七曜を名乗る男たちが巣くう秘密結社とは。 (「BOOK」データベースより)----------------------途中まではなかなかおもしろかったんですが、最後の方はちょっとダラけてしまいました・・・。でも、スケールが大きく、どんでん返しも盛りだくさんでドキドキワクワクできます(#^.^#)=== 56冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月18日

【Amazonで購入】“水中眼鏡の女”評価:★★★★☆ 短編集。全3話。どのお話も、精神病がテーマです。どの話もすんごいです!!どんでん返しのどんでん返し。どれもこれもおもしろい。中でも表題作はすごい。神の啓示か奇跡なのか、作者のしかけた罠に気が付いた私ですが、これは気が付いていてもやはり最後に驚かされます。全て予想だにしない結末。あっと驚かされたいかた必読です(#^.^#) === 55冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月16日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“マクベス”評価:★★★★☆ シェイクスピア全集。第3巻。--- 梗概 -------------スコットランドの将軍マクベス。彼は、ある日荒野で出会った3人の魔女に、「お前はいずれ王になるであろう」と予言される。マクベスはその予言に幻惑され、ひたすら己の野心を実現するべく猛進するようになる。そして、周りを顧みず、おのれの野望のみを追求した結果、マクベスが迎える悲劇の結末・・・!!----------------------Nearly all men can stand adversity, but if you want to test a man's character, give him power.(ほとんど全ての人は、逆境に耐えることができる。もしその人間の人柄を知りたいならば、権力を与えてみなさい。)--- Abraham Lincoln マクベスを読んで、上記のリンカーンの言葉が頭をよぎりました。人間ってどんなに虐げられても、それに屈せず耐えることはできる。でも、ありとあらゆる権力を与えられたとき、誰も自分を非難する人間がなく、意のままに振る舞うことができるようになったとき、自分を律することはものすごく難しいのかもしれませんね。マクベスは、魔女の予言により、自分が王となるために、次々と人を殺していきます。権力を得、地位が上がるごとに、周囲が彼を止めることが難しくなってくる。そして彼の暴走は止まらなくなり、行きつくところまで行ってしまい、その先では悲劇が彼を待っているのです。シェイクスピアはどの作品も深遠で、含蓄があって素晴らしいです。人間の醜い部分、美しい部分、すべてをうまく一つの作品に組み込んで表現し、おもしろい劇に仕上げています。いやはや、天才としか言いようがないですな~(*´ー`) === 54冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月13日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“ジュリエットXプレス”評価:★★★★★ 長編。--- 梗概 -------------大晦日深夜23:45、バラバラの場所で信念を迎える3人の少女が、事件に遭遇する。寝台特急での誘拐事件に巻き込まれる真夕子。高校の料で殺人フィルムを巡る奇妙な事件に出会う遙。自宅に侵入してきた残忍な殺人鬼と対決する智美。少女たちに残された時間は、新年0:30まで。接点がない3つの物語は45分後に、想像を超える衝撃の結末へ・・・。(裏表紙より)----------------------yasukun0402さんが紹介されてておもしろそうだったので買っちゃいました(*´▽`*) いや~おもしろかったです。途中までは予想の範囲内で進んでいき、「あぁ~オチもよめちゃったらいやだな~ヽ(´~`;)」と思ってたら甘かった。オチもよめちゃうと思った自分が恥ずかしゅうて恥ずかしゅうて(#/。\#) 最後はすんごいことになりましたよ!!途中から予想外の展開展開!!え?え!?って感じであれよあれよという間にラストでした。最後に近づくにしたがって徐々に衝撃の事実が明らかになり、最後の最後で見事!!読後、タイトルを改めてみると思わず唸ってしまいます。ラストも後味スッキリ。ちょっとバッドエンドも想像してただけに、なおあのラストでよかったですね~(#^.^#) === 53冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月12日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“ロミオとジュリエット”評価:★★★★☆ シェイクスピア全集。第2巻。--- 梗概 -------------長い間反目しあってきたモンタギュー家とキャピュレット家。しかし、モンタギュー家のロミオとキャピュレット家のジュリエットは偶然出会い、激しい恋に落ちた。決して許されない二人の恋の行方は・・・。----------------------いやーー有名すぎて、読んだことはないけど、内容はばっちり知ってました(笑)でも改めてきちんと読んでみると、おもしろいですね。シェイクスピアはすごいです。言葉の使い回し、表現法、どれをとっても素敵です。ただ、これは恋を描いたものだったのであまり好きな方ではなかったですね。16才の若者が何を愛だ恋だ言って死ぬまで思い詰めるんだ!!と一人親父のように突っ込んでみたり(笑)二人の甘々な会話は読んでて身体がむずがゆくなってきます(笑)=== 52冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月11日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“逆検定中国歴史教科書” 評価:★★★★★ 日本の歴史教科書に根拠のない言いがかりをつけてくる中国。では、その中国ではどういった歴史教育がなされているのか?それを検証していきます。まぁひどい。中国の教科書は、事実の歴史ではなく、創作の歴史が書かれているとしか言いようがないですね。フィクションです。それも、自分たち=共産党に都合良く事実をねじ曲げ、創作して書かれています。そして、世界的にみても重要な史実でさえ、共産党に不利ならば、一切触れず。なぜここまで事実を歪曲し、嘘を創作するのか?そこには日本と中国との“歴史”という概念の違いがあると、金さんはおっしゃっています。p18より。日本では歴史は教養の一つと考えますから、ありのままに伝えることを一つの基本的な姿勢としています。しかし中国にとって歴史とは、主に中国共産党の教育プログラムの中の一つ、洗脳の一巻として利用しているのです。しかもそれが一番大事なプログラムの一つなんです。そう言われると、中国と日本の歴史認識の大きな乖離に納得がいきますね。中国は現代だけでなく、はるか昔から、歴史をその時代の権力者に有利なように創作してきたという事実があります。その流れが縷々と続いて今がある。そんな国に、日本の歴史教科書に文句を言われる筋合いは全くないですよね。(っていうか、まず他国の歴史教科書に口出すこと自体、内政干渉であって許されないですもんね。)そもそも歴史的事実は共有できても、歴史認識まで共有することは無理だと思います。認識はそれぞれの国の立場によって異なって当たり前なんですからね。それなのに日本のバカな中国贔屓どもが、日中間で歴史認識を共有しましょうなんて言ってる。あんたらは中国という国を根本的にわかってない。そういうバカが日本の国益をどんどん損ねてるんですよね。あんな身勝手な中華思想に汚染された国と歴史認識を共有なんて不可能です。せいぜい相手に押されて、中国の認識を押しつけられるのがいいとこ。もういい加減、中国の妄言にふりまわされるのはやめましょう。はっきりと、「内政干渉だ!!」、「歴史歪曲、捏造している国に他国の歴史をとやかく言う資格はない!!」って反論して下さいよ。中国の妄言に惑わされて教科書内容を変え、それを教えられる日本人はあまりにも哀れです。しかし他方、本当の歴史を教えてもらえず、中国は常に善であり、世界の中心のように教えられ、それを信じている中国人もあまりにも哀れですよね・・・。=== 51冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月10日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“西瓜流し”評価:★★★★☆ 短編集。全7話。傑作短編集でした。だから全て以前読んだことがある話ばかり。でも、久々だったので新鮮な気持ちで読めました(*´▽`*)やはり阿刀田さんは噛めば噛むほど味がでる、するめ作家さんだと改めて思いましたねーー(笑)どれもおもしろかったです。=== 50冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月09日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“日曜の夜は出たくない”評価:★★★★☆ 連作ミステリー短編集。全7話。いや~いいですね~♪おもしろいです♪探偵役は“猫丸先輩”なんですが、この先輩神出鬼没。読んでてもいつどこで彼が登場するのかわからずドキドキワクワク(*´ー`)毎回物語の主人公が異なります。そして、どこからともなく現れて事件解決するのが猫丸先輩。こういうスタイルのお話もおもしろくって好きです(*´▽`*) ミステリーだけど、おどろおどろしくなくって軽くよめる。でも読み応えはあって、トリックも手抜きじゃない。絶妙ですね~。そして、エピローグ。これには驚かされました。すんなり終わらないのが、さすが本格推理作家といったところか。すごいです。倉知さんはまだ数冊しか読んだことないですが、全作品読破リスト掲載済みです(笑)今度は長編に挑戦したいな~(*´▽`*) === 49冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月08日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“脳みその研究”評価:★★★★☆ 短編集。全9話。以前単行本で読みましたが、文庫も買っちゃいました(^~^;)ゞ 阿刀田さんの本は何度読んでもおもしろいので好きです(*´▽`*) 今回もおもしろかった。やはり一番良かったのは表題作の『脳みその研究』ですねーー。オチが一番阿刀田さんらしい。どうオチるかは最後の最後までわからない。それだけに、オチた瞬間思わず嘆息。うまいんですよね~本当。やはり阿刀田本はやめられませんね。死ぬまでに一体何度読み返すのかな~?老後の楽しみは阿刀田本を再読することかな!?(笑)=== 48冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月07日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“男の「行き方」 男の「磨き方」”評価:★★★★☆ 歴史人物計20人から、男の「行き方」「磨き方」を学びます。男の方に限らず、人としての行き方、磨き方をも教えてくれます。非常に感銘を受けるものばかり。どの人物からもたくさんのことを得られました。いいですね、こういう本♪中でも印象に残ったのは、徳川家康の言葉。 人の一生は重き荷を負ふて遠き路を行くが如し。急ぐべからず。不自由を常と思へば不足なし。心に望みおこらば困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基、怒りは敵とおもへ、勝つことばかり知りて、負くること知らざれば、害その身に至る。おのれを責めて、人を責むるな。およばざるはすぎたるに勝れり。 他にもたくさんたくさんありましたが割愛。どの人物にも共通しているな~と思うのは、彼らはみな打算的じゃないんですよね。つまり、こうすれば部下がついてくる、とか、こうすれば民衆を味方にできる、とかそういうことは決して考えていない。皆、己の信念を持ち、それを貫いている。また、決して私利私欲に走らず、世のためにいいことは、人のためにいいことは、を優先して考えてる。そしてその結果、部下に慕われ、民衆に好かれた人として歴史に名を残してる。本屋でよく、『人の使い方マニュアル』みたいな本をみかけますが、あぁいうのは私はあんまり好きじゃないですね(^~^;)ゞこうすれば信頼を得られる、とか、こうすると部下が喜ぶとか。自分が信頼する上司がそういうマニュアル本を読んでその通り実行してたらなんか嫌だな(笑)人のことを第一に考えて、信念を持って物事を行えば、人はついてくるもんだと思います。私も堅い信念を持ち、それを貫ける強さを持ちたいもんです(*´ー`)=== 47冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月03日

【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“さまよう刃”評価:★★★★☆ 長編。--- 梗概 -------------長峰は、妻を亡くして以来、男手一つで一人娘を育ててきた。その甲斐あって娘も立派に成長した。ある日、娘は友人と花火大会に出かける。しかし、いつまでたっても帰ってこない。心配した長峰は警察に捜索願を出す。無事で帰ってきて欲しいという願いも虚しく、娘は全裸遺体で発見される。愛娘は、不良少年たちに連れ去られて陵辱され、そして殺害されたのだった。娘を亡くした悲しみと、犯人への憎悪で仕事も手に付かない日々を送る長峰に、犯人を教える匿名電話が・・・。そして、長峰は犯人の少年に復讐を開始する!!----------------------時宜に合ったテーマです。犯人は救いようのない悪少年。今までにも女の子をレイプしてはその様子をビデオ撮影し、警察に通報しないよう脅すという手口を繰り返している。(そもそも、こんなあくどい手口で女の子をレイプする人間を少年と言うことができるかどうかも疑問です。手口はもはや狡猾で劣悪な大人でしょう。)そして主人公の娘も、その被害に遭ってしまう。こんなガキは捕まっても結局未成年ということで大した罪にもならず、いけしゃーしゃーと社会復帰する。そのことに堪えられない主人公は自らの手で犯人を裁くことにするのです。少年事件の再犯率の高さは驚くべきものですよね。ということはやはり更正は難しいということなのかもしれません。私はいつも思うんですが、いくら未成年と言えど、救いようのないやつはいると思います。だって、救いようのない大人がいるわけでしょう?その人たちはきっと小さい頃から救いようがない悪いやつなんですよ。だから、救いようのない悪いガキがいてもおかしくない。それなのに人権派といわれる人間は、未成年を手放しに更正可能だと評する。んなばかな。世の中には更正なんて不可能な根っからの悪は大勢います。また、更正可能性があるとしても、更正する権利を与えるべきでないような人間もいると思います。例えば、無辜の民を何人も刺した連続通り魔が逮捕されたとします。その犯人は反省もしているし、更正可能性があるとする。そうすると、弁護士や人権派はいうのです。反省もしているんだから更正できる。だから死刑は回避すべきだと。私はいつも思うんですよね。反省していること・更正可能性があることと、自分が犯した罪の責任をとることは別次元の問題なんじゃないかって。自分がやったことを反省することは大切です。だからといって反省したら犯した罪に対する責任が軽減するなんてバカなことないでしょう。反省は反省。責任は責任。それをごっちゃにして論じるから死刑廃止なんて理論が出てくるんです。被害者遺族にとってみれば、犯人が反省しようとしまいと自分の家族は戻ってこないんだから。この本は、未成年犯罪の被害者側、加害者側、そして、その加害者を追う警察側という、三視点で進んでいきます。少年と、長峰の両方を追う警察。少年を捕まえれば長峰の罪は軽くなる。しかし、凄惨な事件を起こした少年は数年で社会復帰する。だからこそ、警察も世間も心の奥底では長峰が復讐を達することを望んでいたりする。でもやはり仇討ちを許すわけにはいかない。警察も世間も、長峰の心情は十二分に理解できても、野放しにすることはできない。こういったジレンマを抱えているのです。さすが東野圭吾さんですね。どの視点もすごく鋭く描かれています。加害者少年の身勝手さ、反省のなさ、幼稚さ。被害者の父親の苦悩、悲しみ、憎悪。警察のジレンマ。すべて見事に描ききってます。素晴らしい。ただ、オチが・・・私としては許せなかった。仕方ないとはわかっていてもすっきりしない。だから★4つです(;^ω^A === 46冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年06月01日
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