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気がつけばもう1月も今日で終わり。早いなーと思いつつ、予定をつらつら書いた卓上カレンダーを見やると、「よくこれだけ人と会ったなぁ」「あちこち移動したなぁ」と感じる。振り返れば非常に濃い1カ月だった。今月は大変呑み散らかしたて散財したので、2月は少し慎もう(人間ドックもあるし)。株の方はさっぱりなのかもしれないが、それ以外は意外と星回りが良い。好調不調の波というのを自分である程度感じることができるのだが、どうも好調の時期にいるような気がする。カンが働くのだ。電話の着信が入っていて、折り返してかけて話をする前に、相手が何の用件で連絡をとってきたかがわかったり、一緒に居る人のしぐさで「これが欲しいんじゃないのかな」と思って差し出すと当たっていたりする。こういう好調時は、ふと思いついたことはすぐ実践したほうがよいし、出会った人で好感を持った人とのつきあいは大切にしたいと思う。だけれど逆に「この人はヤバイ」「ここに行かないほうがいい」と思ったら、即撤退。不快に感じるものはなるべく視界におかないようにする。そうすると好調の波の時期がちょっとは長くなるからだ。センサーが敏感に働いているときはすぐに決断し行動することが肝要だと思う。<お酒メモ>アサヒスーパードライ 瓶 コップ2つ紹興酒 あたためて 1本
2020年01月31日
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クリスチャンが食事の前にささげる聖書の「主の祈り」。日曜教会に何年か通っていたこともあり、今でも諳(そら)んじることができるのは、幼少時の記憶力の賜物だなぁと思う。主の祈りはマタイ伝第6章の9節からの言葉なのだが、その前の1節から8節に「自らの前でラッパを吹き鳴らしてはならない」という話がある。以下、ちょっと長いが引用したい。見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい。さもないと、あなたがたの天の父のもとで報いをいただけないことになる。だから、あなたは施しをするときには、偽善者たちが人からほめられようと会堂や街角でするように、自分の前でラッパを吹き鳴らしてはならない。はっきりあなたがたに言っておく。彼らは既に報いを受けている。施しをするときは、右の手のすることを左の手に知らせてはならない。あなたの施しを人目につかせないためである。そうすれば、隠れたことを見ておられる父が、あなたに報いてくださる。祈るときにも、あなたがたは偽善者のようであってはならない。偽善者たちは、人に見てもらおうと、会堂や大通りの角に立って祈りたがる。はっきり言っておく。彼らは既に報いを受けている。だから、あなたが祈るときは、奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。そうすれば、隠れたことを見ておられるあなたの父が報いてくださる。また、あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。 (マタイ 6:1-8)要は、「気前がいい」と思われることをして周りに吹聴して自尊心を満たしたり、周りからの賞賛を期待して行うものはダメだよ、というものである。人によく思われたいからという利己心や見栄からの寄付はラッパを吹いて人を振り向かせて目立たせることが目的であって、本来の善行とは違うのだ、ということである。本当の善行とは、見返りを期待しないものであり、かつ人目を意識せず自発的に行うものだ、と聖書は言っているわけである。このマタイ第6章で繰り返し「報い」という言葉が出てくる。これはわかりやすく言い換えると自分に返ってくる「リターン」のこと。つまり、他人からの報い(リターン)を期待すると、本来天から受け取れるリターンを受けられなくなってしまうよ、それでいいの?と言っているわけである。現世主義や拝金主義、はたまた唯物主義なら偽善者の生きかたでいいじゃない、と思われるかもしれない。だけれど一見「私はこんなにいい人なんですよ」と振舞いながら偽善の施しをしている人の態度が「ゲス」に見えるのはなぜだろう?にじみ出るゲスっぷりに嫌悪感を抱く人は少なくない。偽善行為はただの自己宣伝や喧伝である。セルフプロデュースといえば聞こえはよいが、そんなに自己愛強くて大丈夫かな、と思ってしまう。ラッパは聴きたい周囲の友人に聴かせるのはいっこうに構わないけれど、聴きたくもない人のところまで大音量で吹き鳴らすのは迷惑だから止めましょう(^^)
2020年01月30日
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正月に福島原発を眺める機会に恵まれたが、高線量地域でマスクなどしていなかったため、その後早いうちに温泉に入った。いわゆる「除染」である。そもそも「除染」とは、放射能汚染された場合に、洗い流すなどして除去、あるいは遮蔽して線量を減らすことだが、放射能をコロナウイルスに、線量をウイルス量と置き換えてみれば、今回の新型肺炎の対応方法と同じなのかな、と思う。私は元々喉が弱い。体調が崩れるのは喉からなのだ。逆を言えば、喉のケアをしていればこじらせるのが遅くなる。ということで、寒いと感じたらすぐに風呂に入って身体を温めるようにしている。朝晩の2回、入るようにしているのだが、これって一種のコロナウィルスの「除染」になっているのではないか、とふと思った。手洗いうがいも大事なのだが、そもそも身体丸ごと洗ったほうがもっと清潔なわけで。マスクはまだしていないのだが、免疫力が低下しないように首周りのある服を着るか、マフラーを欠かさないようにして、とにかく温めている。新型肺炎は若い人の治癒率が高い。免疫力があれば、現在のコロナウイルスは悪さをする確率が減るのではないかと考えている。なるべく人ごみを避ける、というのも、放射能にたとえれば「線量の高いところに足を運ばない」と同じ意味である。野蛮な言い方だが、「放射能もコロナウイルスも対処法は似ている」。行く先々で「気づき」が多いなと、さいきんとみに感じる。株の方は日経平均ほどではなく、今日もマイナスなので、まぁこつこつ拾っていくしかないし、そのうち好転するだろうと思いながら一日を過ごしている。ローム(6963)をまた購入して、いよいよポートフォリオ10位に入ってきました(^o^)/<お酒メモ>1月28日火曜日三井の寿 スノー にごり 半合陸奥八仙 純米 半合南 特別純米 半合村祐 特別純米 半合紀土 特別純米 半合1月27日月曜日追記楽器正宗(福島) 2合 …いくら呑んだんだろ(^^;
2020年01月29日
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サロンFUJIYAMAの講師を依頼するお手伝いをしているのだが、いつも心がけていることは、「1年通して聞きにきてくれた人が飽きないようなラインアップにする」ということ。有名個人投資家の銘柄推しばかりだったり、どこかで似たような演目ばかりになったりしないように気をつけている。静岡県で開催しているし、地の利はない。ならば他ではできないことは何かということを考えて提案しないといけないなと思っている。だから、株の話だけでなく、時々はコモディティだったり、国際情勢、国の財政、はたまた税金の話など、目先を変えて企画をたてるようにしている。株話も小型株の買い一辺倒だけでなく、それ以外のテーマでも開催するようにしている。テクニカルやシステムトレードもテーマにするし、みんなが大好きなファンダメンタルズの話もたまにはやる。矛先を変えて視点が変わることで、受講者本人が思い込んでいたこと(囚われ)から離れられる可能性が高まるからだ。ずっと長期投資をやっていたけれど、イマイチ投資でリターンを上げられていなかった参加者が、サロンFUJIYAMAで短期トレードの話を聞いて、ためしにやってみたら、急に儲かるようになった、という話を以前聞いたことがある。私はにんまりした。それぞれの特性を知るためには、やっぱりいろんなテーマで勉強会をやったほうがいいのだなと改めて感じたのだった。ところで、相場の先読みをして講師依頼をしているわけではないのだが、15年近く講師の依頼をやっていて気付いたのは「その時期に相応しい講師がやってくる」ということだ。2月講師のの森永康平さんにしたって、7年ぶり?8年ぶり?だろうか、久しぶりにお願いをしたのだが、初めから「売り」をテーマに話して欲しいと頼んでいたら、現在の相場はこんなことになっている。新型肺炎に地震、異常気象、グレタのぐれた環境発言などで、混沌とした状況になっている。以前も原油やエネルギー業界について話してくださいと頼んだときに、やはり原油が高くなり、不思議なものだと思った。まだここではアナウンスしていないのだが、7月は金(ゴールド)について貴金属アナリストの亀井幸一郎さんに講師を依頼した。金が7年ぶりの高値を抜いてきているし、これはもしかしたら7月には何かそれに相応しいことになっているのかな、などと思う。根拠はないのだが、昔からいろいろなものによく当たる人生を歩んでいるので、その法則がきっちり発動されているのかもしれない。<お酒メモ>1月27日月曜日サッポロラガー 瓶 グラスで1つ半紀土 おりがらみ 1合弱澤屋まつもと おりがらみ 1合弱奈良萬 おりがらみ菊姫 山廃おりがらみ 半合三千盛 おりがらみ 半合上喜元 おりがらみ 半合十四代 生 純米大吟醸 おちょこで1つ蒼空 1合半水割り グラス1つ
2020年01月28日
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以前は「体調が下り坂だ」と感じて策を講じても、食い止めることはできず、それなりにこじらせて病気になっていた。だけれど最近は「少し具合悪いかも」と思ったら身体の声に従うようにしている。「水が飲みたい」とか「身体を温かくしたい」「もう少し寝かせて」といった単純なものなのだけれど、要求に応えると、下りっぱなしで倒れてばかりだった今までに比べて、小康状態を経る回数が増え、軽快するケースも結構出てきた。休むって大事なんだな、身体って異変の初動でケアすれば、薬をそんなにのまなくてもよいのかも、と実感している。昨秋から続いていた病変についても、今はだいぶ小康状態になっている。もっとも、違和感を感じたら会社には悪いが有休を使わせてもらっている。人との約束も少し時間をずらしてもらって休養の時間をかたまりで多くとるようにしている。先週末から少しまた身体に違和感があったので、睡眠を7時間~とるようにしていた。お恥ずかしい話だが、今日も会社を休んで14時間ばかり断続的に眠っていたら、やっと身体が「OK」のサインを出してくれた。枕元に水を置いて、1Lほど飲み、仕事の連絡で電話が鳴る以外は床に臥せっていていたのがよかったのだろう。これでしばらくは乗り切れそうだ。ごまかしごまかしで細かい休息をとるより、一気に休む。経営学の父・ドラッカーは「時間は固まりが美味しい」と指摘したが、これは仕事だけではなく健康にも当てはまると思う。どちらも「管理=マネジメント」だからだ。人間はひとつのことに集中するとパフォーマンスを出しやすい傾向を発見したことから、ドラッカーは先のような言葉を残しているのだが、何か異変やトラブルが見つかったら、大きくならないうちに集中して潰す。それはやっぱり一番効率的なのだなぁと、つくづく感じるのであった。株も早めにロスカットを、といわれる。食べ過ぎたら1週間以内に食事コントロールすれば肥満を抑制できる。結局は初期消火で、集中して封じる。これと同じことなのだろう。さて、新型肺炎は「初期消火」できているのだろうか。習近平さんは令和天皇に国賓待遇で会う予定だったけれど、もうこれは「なかったこと」になるかもしれない。天皇の政治利用云々だと一部で物議を醸していたが、今回のdisasterによって達成が難しくなったように思う。疫禍とは違う視点から見たら「神風」が起きているのかもしれない。
2020年01月27日
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コロナウィルスによる新型肺炎が急速に世界中に広がっている。いつもながら日本の政府は中国の顔色を窺って検疫に及び腰で、もう水際を越えていると個人的には感じている。日本は咳やくしゃみのエチケットが他国よりも無防備なので心配している。2009年にN1H1型の新型インフルエンザが流行った時に備蓄した経験に倣って、ここ数日でいくつかそろえた。だけれどクレベリンなどまだ揃っていないものはある。当時は国立感染研究所のガイドラインに準拠して2週間程度の備蓄をした。以下、そろえたものも含めた一覧。・食糧(冷凍やレトルト、缶詰などバリエーションを増やしておく)・ペットボトルの飲料水(1日2Lと仮定)・それ以外の水(水道水をポリタンクなどに入れたもの)・アルコール消毒綿・使い捨てのマスク(不織布)・気化式の消毒剤(クレベリンなど)・お酒(家に籠って退屈だから)とつまみ(免疫を気遣って発酵食品中心に)野菜も不足しがちなので、キャベツや白菜など、日持ちのする葉物、根菜類も買い足すつもり。結膜感染するという情報もあるがゴーグル眼鏡とかはちょっとアレなので、それは当分静観。おうちに帰って洗眼するくらいでまずは、と思っている。とりあえず文鳥の餌は1袋備蓄用に買い足した(^^;
2020年01月26日
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先日、大根の葉をカットした。当時、野菜室には酒瓶がごろごろしていて、野菜が収まりきらない状態だったので、新聞紙にくるんで常温保存していた。冬だししばらくは大丈夫かなと思ったのだが、それなりに時間が経過し、さすがに葉先がくたっとしていた。切った大根の葉を浅めの皿に入れ、浄水器の水を入れてやる。そうすると3日を経過したころから白くなっていた葉や茎が緑色をたたえるようになり、茎も伸びて太くなって来た。明らかに育っている。自分の家の中の状態や、水、食べているものがまだ正常な証拠だと感じて少しホッとした。知っている料理研究家で、不思議と食材が「枯れる」人がいる。百貨店の生鮮食料品売り場で買い求めたものですら冷蔵庫に保管していても、1日2日でなぜか腐ってしまうことが多いというのだ。冷蔵庫が悪いのかと思い、レンタル冷蔵庫を借りてそこに保管しても同じ始末。クレームを入れて新品の冷蔵庫に交換して借りても、それでも傷みは早い。これは何なのかと思った。不思議なのは、「買い直すからあげる」とその人から野菜をもらって、自宅に持ち帰ると結構長持ちするのだ。この人は「枯らす人」なのではないかと思った。要は気の流れが悪い人なのではないかと。一緒に居るときも、何だか気疲れしてしまう。実に悪いタイミングで、自己都合でいろいろ頼みこんでくる。人間も「枯らす」のである。野菜や果物が正直に反応しているのかなと、その人には悪いが思ってしまった。どうすれば枯らす人にならなくなるか、と考えてみたが、習慣や居場所を変えるのが一番かなと思った。会う人、食べるもの、普段身を置いているのが長い場所、生活のリズム…こういうのをひとつひとつ試すといいのかな、と。気の流れが良い人は、そういう人をごく自然に見分けて避ける。天性のものもあれば、人間関係での経験値を積んでそれを識別している。「見分ける人」が自分を避けないでいるうちはまだ「枯らす人」になっていないのかもしれない。<お酒メモ>1月24日金曜日田村 純米酒 1合一歩己(いぶき) 生原酒 1合1月25日土曜日試飲10種 計1合ちょっと小布施 日本酒 協会6号酵母 3合ちょっと1月26日日曜日サッポロ生ビール 小さめジョッキ1つ代々 純米 1合
2020年01月25日
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キャピタルゲインよりもインカムゲイン重視の私の欠点は、「つい配当利回りを意識しすぎてしまうこと」。あまりにも配当が高いと、万年割安株でなかなか株価が騰がらないことが多いので、その手の銘柄の保有ウェイトはそこそこにすべきということは、相場を見ていて痛切に感じている。なのだが、今朝は昨日の酒の残りが頭にあったようで、ついつい東京海上(8766)をまた買ってしまった。大型株の割にはこつこつ株価は騰がるし、配当も3%台後半で、確かに優良なのだが、あまりに保有するとポートフォリオのパフォーマンスの伸びは鈍化するので、もうこれ以上買うのは止めようと思っている。主力の東京エレクトロン(8035)に次いで、とうとうポートフォリオ第2位になってしまった。。だいたい3年で2倍になる株を探している私だが、そういう株の平均配当利回りは、(その株の)エントリー時で1~2%台が多い。3%以上だとなかなかきつい、というのが体感だ。1%以下の場合は、噴き上がる確率は高いが、株価の動きが激しいので、ゆっくり持つのはメンタルが重要になってくる。それはそうと、キャッシュポジションが大分減ってきたので、残りはデイトレや短期のスイングでもやってみようかな(←らしからぬ邪心)。<お酒メモ>1月23日木曜日ハートランド 中瓶1つ白ワイン イタリア グラスで3つ赤ワイン イタリア グラスで2つ自然郷 2合 荷札酒 1合半
2020年01月24日
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熱や電気は寒いところから暖かいところに流れる性質があり、温度がそれなりに高いほうが伝わりが速くなる。というわけで全体的に寒くなる冬は、夏に比べてスマホを充電するときにも時間がかかる。伝導効率が悪くなるからだ。それ以外にもスマホのリチウムイオン電池を保護するため、5度以下になると充電スピードを遅くする設計になっているとか、いろいろな要因があるのだが、結論としては・暖かいところで充電する。・ケースなどや体の熱が伝わりやすいポケットなどに収納して、電池の減りを鈍くするというのがいいのかもしれない。乱暴なやり方ですが、私は自宅でこたつの傍にあるコンセントで充電する際、こたつ敷の上にクッションを置き、その上にスマホを置きながら充電するというやり方をしている。こうすると90%くらいまでは心なしか早く充電が仕上がる。90%以上になるとスマホが急速充電をやめてゆっくりと電気を蓄えていくので時間がかかる。50%→60%にするのには10分程度だが、90%→100%にするにはその倍以上かかる。ということで時間がないときは100%までは粘らずにさっさと抜いて使用している。余談だか、50%→60%にするのと90%→100%にするのでは、同じ10%だが難易度(≒かかる時間が違う)というのは、運用とか、スポーツ技術みたいなものと同じような話ですね。何事も八分くらいだったらそれなりに誰でもできるものです。私が投資を究めようと思わないのは、「効率重視」だからなのかなぁ。
2020年01月23日
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ネットが発達したことで、誰もがいろいろな情報に触れる機会ができたが、これは諸刃の剣だと思う。人は情報を欲しがるが、それはあくまでも「有益で、かつ理解しやすい短いもの」を求めている。でも実際は、情報は玉石混交で、しかもゴミが多い。ゴミをある程度取り除いた状態で得られる「大意把握」はこれまでマスメディアが行っていたが、その情報が駆逐されるようになった。ついでにマスコミも叩かれるようになったが、マスコミが担っていたプラスの部分も考え直したほうがいいと思う。その機能が弱ったことで(情報をとるのに)「面倒になった部分」というのがあるし、真偽を判別する時間コストがかかるようになったからだ。痛いなぁと思うのは、ネットで何でも情報がとれると考えている人が少なくないということだ。何か発言するにしても、常識や正論をふりかざしたほうが、もっともらしく聞こえたりする。個人投資家が飲食店で水盃して乾杯した写真をアップして話題になったが、いろんなtwitterの意見を見ていて、私の考えと一致するものはなかった。あれは「くら寿司」や「ローソンのアイスケースに入って撮影」といった「バイトテロ」の構造と同じだ。「目立てば何をしたっていい」「既存の人がやったことの変化球で企画考えてみました」というところから出発してのだろうが、自分自身でコンプラを考えられないのだろう。悪ふざけを面白がってマネをする人も出るだろうし。不特定数の飲食店の営業妨害をする行為だということがわからないんだろうな。負の影響力を振るうことになると想像力が働かない人がネット上で発言&アップしたことなのだから、同じネットの土俵で諭してやるというのが一番の筋道だと思う。内輪ではなくて外に向かって情報発信しているのだから。ちなみに水盃は、もう会えなくなる人と最後に交わす盃のこと。亡くなった人への献杯でよくやる行為だ。投資家としてはゲンを担ぐのも大切だと思うのが、自ら縁起の悪いことを選択するなんて、もうしょうがないなぁ。ネットが好きなら、そういうこともちゃんと検索して欲しい。<お酒メモ>1月21日火曜日蒼空 2合新政 新年限定 おちょこで1つにごり酒 1合立山その他 お燗 計2合 1月22日水曜日プレミアムモルツ 期間限定 缶 コップで2つマルティーニ+ぶどう ハーフボトル
2020年01月22日
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「どうやったらうまく書けるのか」と聞かれることがある。別に文章がうまいと思ったことはないのだけれど、いつも心がけているのは「話をしているように書く」ということ。人は思いつきで話をするとき、特にそれなりに親しい間柄の人には、いちばんシンプルに考え、言葉を選んで自分の感情を伝えていると思うからだ。あとは1つの文を短くする。文を100文字以内で区切るように意識する。けれども主語と述語はなるべくその間で保つようにする。私はtwitterが嫌いなのだが、あれば悪い意味で頭を単純化させて、文章を書くときの論理力を弱らせる作用があるからだ。もともと140文字だったが、文字制限が中途半端だし、その枠内で文章を完結させようとすると、副詞や形容詞など、自分の感情を伝える装飾語を削る必要が出てくる。そうすると語彙力が自然と失われてしまう。そもそも書き言葉の修練をしないと、自然と普段の話し言葉で出てくる表現も弱ってくる。結果、頭が弱くなる、というわけだ。読む順番もよくない。最新のヘッドラインが常に上に出てくる構造になるから、まとめて読むときに下から読む必要がある。人間の眼の構造と逆で、負担がかかる。そうすると身体的バイアスがかかるから、容易に理解しようとする働きをムダに阻害する。AI時代と言われる割には、ネットの読み書きのツールはまだ人間にフィットしていなくて、人間がネットにあわせている状態になっている。できの悪い道具に合わせて、みすみす自分の能力を制限しているって矛盾だと思う。まぁtwitterよりブログのほうが文字制限はないし、改行なども好みでできるので、自由度が高い。私は割と文章をたっぷり書くし内容が内容なので、幸いそれを理解してくれる人だけが読んでくれるという構造になっている。だからここでオフ会の参加者を募集しても、変な人はあまり来ないのは本当にありがたい。
2020年01月21日
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小鳥がえさをついばむように「ちゅっ」とやる所作を「バードキス」というのだが、どうも我が家の愛鳥「ごましお」はバードキスではなく、くちばしをグイグイ押し付けてくる。いわゆる「プレッシャーキス」なのだが、これじゃバードキスではなく「ハードキス」。メスなのにやることがおじさんだ。誰に似たんだろう。…Σ(・∀・;)「ごましお」は、昨晩はちゅーすることなく、無表情で人の指を食いちぎるようにかみついていたのだが、今朝は一転、掌に乗ってきてキスをせがんでくる。可愛いなあ。株の方はかろうじてプラスですが、日経平均よりの後塵を拝しており、さえない日々が続いています。気がついたら東京海上を今年に入ってから6枚追加していました(^^;小型株の値段がびゅんびゅん飛んでいますが、世間では低位株や小型株をテーマにした本の喰らいつきがよいので、やっぱり小型の物色は避けたいなと感じています。<お酒メモ>1月20日月曜日春鹿 純米 たる酒 2合亀泉cel-24 生原酒 1合
2020年01月20日
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常々私は「株をやる」ではなく「株を嗜(たしな)む」と言うようにしている。この意味するところは「株は普通のギャンブルではない」ということを暗に主張しているわけだが、さりとて株の運用をすることを「カッコいい」とはちっとも思っていない。むしろ泥臭いものだと感じている。だから、株を海外旅行だの、音楽鑑賞だのと同じように、お洒落な趣味として考えている人がいるとしたらちょっと違和感を覚える。もちろんどう捉えるかはその人の自由なのだが、お金を原資としてそれを動かす以上、お洒落気分では済まされないし、仮にファッションとしてやるんだったら、(お節介ながら)10万円台とか、本当にやけどしない範囲でやったほうがいいと思う。お金持ちの趣味ならば、ファッションで株をいじるのは構わないけれど、それでもカッコいいものではない気がする。私は株式投資は、どこか「人の一生を見る」のと同じニュアンスを感じている。そういう視点からだと株=人生を伊達で行くっていうのは、かなり難しいことなんじゃないかと感じるのだ。まぁ、バイオ株とか人気株を買って10倍(テンバガー)にした話とかを表面的に読めば「わー頭いい、すごい、カッコいい」となるのかもしれないが、運用をそれなりにやっている身としては、そんな単純な話でもないんだけどなぁと思ってしまうのだった。
2020年01月19日
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今年は子(ねずみ)年。ねずみといえば「チュー」なのですが、最近、愛鳥「ごましお」さんがちっとも「ちゅー」してくれない。家を空けている時間が増えて、怒っているのかな。。週末は、以前からお誘いを受けていた福島へ出かけていた。正月もいちど福島へ行ったので今年2度目になる。いままで福島旅行なんてほぼ行ったことがないのに、ひと月で2度行くなんて、今年は何か縁があるのかもしれない。いわきのマリンタワーから太平洋を眺めたのだが、近くに灯台があった。「先日そこに足を運んだばかりなんです」と言いながら、そのとき撮った写真を見せると、ホスト役の人が「目と鼻の先じゃない。なんで来てるの?」「いや、私もたまたま立ち寄っただけでなんでかなーと思ったんですけれど」という話をしながら笑っていた。いわきといえば「常磐ハワイアンセンター」。現在はスパリゾートハワイアンズという名称だが、ここのフラダンスは全国的にも有名だ。バカにする人は多いけれど、それに反して意外と本格的ですごいですよ、と聞いていたので、せっかくだからと鑑賞する。ショーの冒頭、フラガールたちが常磐炭坑節を編曲して現代風にアレンジした音楽に乗せて踊っていた。いわき、つまり常磐地区はもともと江戸時代から炭鉱採掘の場として知られている。石炭を掘っているときにお湯もたくさん出て、その処理に困ったことから、昭和になってその豊富な湯量を活用して保養施設を作ろうということで、ハワイアンセンターができたのである。炭鉱が閉山されても、お湯だけは懇々と沸き続け、いわきの重要な観光資源として現在もその施設が残っているというわけである。その炭坑節の踊りを見たときに、思わず琴線に触れてしまい、泣いていた。フラはハワイを含むポリネシア地区の伝統的な踊りである。昔々、土地を求めて日本にやってきて日本人となったご先祖様とフラ文化がある地域の人々は同じルーツ。フだからラは日本の盆踊りや民謡とも通じる部分がある。「なぜ、いわきでハワイ?」と思ったのだが、踊りを見たときに、「ああ、そうだった」と思い知らされたのである。ゆったりとした踊りに乗せた常磐炭坑節は、エレジーだ。おらが炭坑に 一度はござれ義理と人情の 花が咲く義理と人情の 花咲く時は炭坑通いは やめられぬここの炭坑の 姐さん被(かぶ)り指に輝く 黒ダイヤ遠く離れて 逢いたい時は月が鏡と なればよい逢えばさほどの 話もないが逢わなきゃその日が 過ごされぬおらが炭坑で 見せたいものは男純情と よい女心にいろんなものを抱えてもそれを秘めたままじっとこらえて毎日をコツコツ生きる。そんなたくましさといじらしさがにじみ出た歌詞にあわせた踊りを見て、私ももっとやれることをやらないとなぁと励まされたのだった。<お酒メモ>1月17日金曜日ギネス 生 3パイントハウスワイン白 チリ グラスで1つ1月18日土曜日天明 純米吟醸 1合人気一 スパークリング日本酒 300ml白ワイン フランス ハーフボトル久保田 純米大吟醸1月19日日曜日プレモル 生 中ジョッキ1つ十九 スノー おりがらみ 3合黒龍三十八号 1合弱
2020年01月18日
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昨年、茨城県阿見町にある予科練平和記念館に行った。いわゆる「特攻」になるための軍人を養成していた場所で、戦中にここで学んだ特攻兵の通信簿やら、授業ノート、日々の暮らしや食事、洋服、そして写真館で撮った個々人のブロマイド風写真などが飾られている。ここで学んだ多くの若者は海で散っていった。その記念館の入場券の裏面を見ると、ただ白地に薄い墨で大きな○(マル)が書いてあった。記念スタンプを押すためのスペースなのだろうが、私にはそれが十牛図に見えた。十牛図とは、10の段階を経て悟りにいたる様を絵と文字で説明したもの。「本当の自己」である牛と、「自分」である人との距離感を綴った絵である。北宋時代の臨済宗の僧侶が描いたのがはじまりで、似たパターンの構図を室町以降、日本の僧も描いている。その8番目の絵は人牛倶忘(じんぎゅうくぼう)というものなのだが、これはただ○(マル)だけが描かれている。その前までは人は牛を探しても見つからず、やっと見つけて牛を捉えようとするけれどうまくいかない。やっと捕まえたと思って家に連れ帰る。そして、8番目「しばらくすると捕まえようとした理由を忘れ、捉まえた牛すらも忘れてしまう」は○(マル)で表されている。私はこの○(マル)の状態が、いわゆる普通で言う「悟り」の状態、すなわち「空」(くう)なのだと感じるのだ。予科練に通って亡くなった大勢の若者たちの写真は、若いがゆえ、たくさんの我があっただろう。けれど特攻に行けば遅かれ早かれ死ぬことはわかっていた。ということで、ある種の「諦念=無我」を持って出征したはずだ。それを思うと彼らが死ぬ前後、彼らは十牛図の8番目を感じ取っていたんじゃないかと思う。特攻に行った若者のほとんどは「その後」の人生はない。そこで命が尽きている。でも少数の生き残った人は、十牛図の8番目以降をやったんだろうな、と思う。それは「戦争を起こさないためにはどうしたらいいか」ということを伝えること。すなわち平和を説くこと、自分なりに感じた世の中の理不尽さを語り継ぐことだったのだと思う。十牛図の9番目は返本還源(へんぽんかんげん)。何もない清浄無垢の世界をありのままに見る。そして最後の入てん垂手(にってんすいしゅ)。これは悟りをひらいてもそのままでいてはいけない。再び世俗に行き、人々に安らぎを与えながら悟りへ導きなさいというという意味である。語り部の方々が、自然と十牛図をトレースしているように見えるのは、考えすぎだろうか。<お酒メモ>1月16日木曜日十水 特別純米無濾過生原酒 おちょこで1つ亀泉 cel-24 無濾過生原酒 2合カタヒ ホークスベイ シラー NZ グラスで3つ
2020年01月17日
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理屈でいえば「NYダウが新高値つけているから、出遅れている日経平均も追随するはず。フルインベストメントが正解」となるのだが、なぜか主力銘柄のいくつかを一部売りして、少しだけ現金にした。理由はいくつかあるのだが、1)半導体関連業界の株の伸びが他業種に比べて重い2)中小型が勢いづいてきたがデフレを意識をした銘柄の伸びが牽引しているきらいがある3)成長株の主役セクターが、変わってきている印象といったところだろうか。土地持ち企業、(安い客単価の)外食セクターなんかは意外とブイブイしているような気がする。「株価は半年先を見ている」というが、消費税10%に伴う「キャッシュレス5%還元」の政策も、半年後には終わっていることを折り込んでいるのかな、と株価を眺めて思う。株をいじってから相当の年月が経っている。自分の場合、こういう地合いのときに日経平均がフラフラ騰がると、いままではついセオリーどおりフルインベストしていた。ただしその後やられるパターンが多かったので、今回はいったん少しポジションを軽くして現金を作ってみたというわけである。もし週明けに爆騰したら笑ってやってください(^^;
2020年01月16日
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昨日は再配達の受け取りのために早めに帰宅。ところが、19時半に睡魔が訪れ、がんばってお茶を淹れて配達を待ち眠気と戦っていたのだが、20時半にはギブアップ。お腹もまったく空かないので、食べずに早々に眠ってしまった。そこから半日近く眠って起床。味噌汁を作るためにとっていた出汁、豚肉と白菜のミルフィーユトマト鍋の残骸がコンロの上に載っているのを見て「あー、やっちゃったな」という気分になった。朝は目覚ましでやっとのことで起きたのだが、目覚ましをセットしていなかったら懇々と眠っていた。やっぱり病気かしらん。平日に半日眠ってしまうと、仕事持ちなわけだから、自分の自由になる時間がほとんどない。それにしても昨日は眠りが深かった。ノンレム睡眠が多かったんだと思う。普段は逆にレム睡眠が多いのか、夢を一晩に3つ見ることもある。「レム睡眠中に記憶が消去される」という仕組みを、2019年9月に名古屋大学が発表したのだが、私の場合は夢の中で仕事のアイデアがひらめいて、そのまま覚えて朝メモをとる(これはのちに企画提案書に化ける)こともしばしば。あるいは現実並みに手が込んでいて、ディティールもしっかりしているので、「これは夢だ」と途中で気付かないから厄介である。おそらくノンレム睡眠中に、ノイズのような邪魔なデータを消して、必要なものだけを残し、その種だけ頭に蓄積したものを、夢として覚えている癖がついているのかな、と思う。だから空を飛んだりなど、魔法使いみたいな夢は残念ながらほぼ見たことがない。夢占いの本に出てくるキーワードがあまり役に立たないのが残念である。<お酒メモ>1月14日火曜日ヱビス 生 タンブラーで2つ弱ハウス白ワイン グラスで2つハウス赤ワイン グラスで1つカリラ 18年 そのままで1つBen Riach 18年 ピート&ダークラムの樽で寝かせたの そのままで1つ
2020年01月15日
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たまたまのご縁で、今年に入ってから福島原発を眺める機会があった。放射能がまだ高めで、帰宅困難地域に当たる「高線量地域」のところでは、写真のように線量計がたびたび設置されていた。立ち入り禁止区域という割には、車道の横をおじいさんがマスクなしで散歩していたり、原発へ通じる最後の(ラスト1マイル的な)道路はバリケードがしてあるものの、警備のおじさんは通常の不織布マスクをしているだけだったりと、少々ゆるい感じ。高線量といってもだいたい、東京の普通のところの8倍くらい。高いとはいえ、1時間程度滞在していたところで問題のない量にまで下がったことになる。私もマスクなしで行ってしまったのだが、原発が逝ってから8年近くになり、除染も進んでいる。過敏になるほうがどうかと思う。年齢も年齢だし、身体も放射線浴びたほうがいいような自覚症状が出ている時期なので、あまり気にしていなかった。それにしても、除染作業をする現場の人たちには本当に頭が下がる。食事をしながら彼らの話を聞く機会に恵まれたのだが、休憩時間も仕事の話ばかり。というか、この作業に従事する事情がそれぞれあり、被曝量の兼ね合いで長い付き合いにはなれないから、立ち入った話をお互いしないのだろう。個人的には、汚染水の区分になっているトリチウム水は、ドラム缶に蓄えるのではなく、海洋放出したほうがよいと思う。海洋に流したほうが、浄化が早いし、国際法上、もう問題のない水準に来ている。これを汚染水周辺の土壌とともに地上で保管しているスペースはあと数年で限界だし、保管コストもかかる。染み出て地下水に紛れ込み、周辺の土壌に染み出たほうが、復興は遅くなる。「海が」というけれど、ならば過去の事例に沿って牡蠣の養殖を集中的にやって、積極的に濾過したらいい。漁業関係者の職が、というのなら、一時期その事業に税金を投入した上で保護したほうがいい。それにしても、いままで福島原発が、補助金をバーターで渡していたとはいえ、東京周辺の巨大電力の大部分を担っていたことにはただ感謝するしかない。自分の住んでいる首都圏は「金さえだせばいいんだろ」という感じで、原発が飛べば「放射能やだ」「どうしてくれるんだ」と憤る。飛んだ瞬間ならそうわめくのはわからなくもないが、今の線量数値を見ていると、未だにそういうことを言っている「意識高い系」って、つくづく勝手な生き物だよな、と思う。黙々と除染作業をしている作業員を見ていて、ある種この人たちは本当に徳を積んでいるなぁと思い、感謝の気持ちを抱くばかりだった。正月から尊いものを見た。<お酒メモ>1月13日月曜日MOA セッションペールエール NZ 小瓶1本カタヒ ホークスベイ シラー NZ赤 グラスで2つ
2020年01月14日
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「こんまり」ことお片付けアドバイザーの近藤麻理恵が、モノを捨てるかどうかを決める際、「ときめくか、ときめかないか」を基準にしている。これは曖昧な表現だなとは思うが、要は共感できるものか、否かということなんだろう。私は人生で、肉親も含めて何人かに捨てられたことがある。血がつながっていようと、親しかろうと、共感がなくなれば人はいとも簡単に、モノ以下のゴミ扱いをするんだなということを学んだ。こんなに身近にいて大切にしている(してもらっている)人が豹変して残酷になるということは、相手が悪いのではなく、何か自分に相当の過失があったんだなと思って、ものすごく思い悩んだ。もう死のうかなとか思って、試したこともあったのだが、死ぬことができなかった。やり方が甘かったんだろうし、死ぬ勇気が足りなかった。あとで周りの話を聞いて「えー」と驚き、結果的に死んでなくてよかったのかな、と思ったのだけれど。でも、モノも人も、お別れするときにはー共感できなくなったとはいえ―それまで年月を重ねてきたことに対する敬意や、感謝をきちんとすることが人としての責任だし、思いやりではないだろうか。ということで、数々の痛い経験をした私としてはもはや他人にそれを「やれ」という期待は微塵もない。不始末をする人間は少なくないということを学んだからだ。ただ、モノも人でも何かと別れるときには、自分は相応の始末というか、区切りというか、最低限のことはやりたいなと思う。ちゃんとしたお葬式や供養みたいなものかな。話はここからがらっと変わってしまうのだが、そういう経験を踏まえて、しばらくいろいろ考えた結果、私はこれから人と人とが共感する接点を増やすお手伝いができたらなと思っている。要は世の中のときめきを増やすということだ。OL時代もそういう系統で仕事をやっていたのだが、最近はカネ、カネばかり優先した指示が飛ぶ。PRや仕込みも大切だが、世の中を誘導したり扇動するやり方というのは続かない。勢いも大事だが、それに伴う中身をじっくり作って行きたい。価値創造をする自分たちに従え、というやり方ではなく「世の中で必要とされているもの」を洗い出して、そこにフィットするものを提供していくスタイルでないと、「私が」どうも楽しくないと気づいたのだった。たぶんこれが会社を辞めた後の、私がやること(仕事?)の行動規範になるような気がしている。マッチングサービスとか、そういうストレートなビジネスモデルにはならないとは思うのだが、自分の感覚で「いい匂いのする方へ」行けたらいいな。いつまで生きられるかわからないので、そろそろエンジンかけて動かないと。<お酒メモ>1月12日日曜日カタヒ ホークスベイ NZ 白 ピノグリージョ ハーフボトルカタヒ ホークスベイ NZ 白 ソービニヨンブラン ハーフボトル十水 無濾過生原酒 1合
2020年01月13日
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株のことをたまにこのブログで書くけれど、私はそんなに株が好きな方じゃない。だからあまり勉強会にも行かない。たまに行っても、PERとかROEとか、はたまたEBIT/DAとかいろんな指標であれこれ分析する会だったりすると、「何でこんなシンプルなことをわざわざ難しく言ってるのかな」などと思ってしまう。IPOした株がたいてい公開直後に下がるのは、株をしばらく嗜んでいる人なら誰でも知っていることだが、これをアルファベットの難しい指標をいくつも駆使しながら、ものすごい時間をかけて数字で証明しようとするという感覚に近い。だからファイナンスは苦手なんですが(^^;ファイナンスや理数系を否定するわけではない。そういう人たちは、ファイナンスのアプローチが好きなのだ。しかもそれは高等数学みたいなもの。野球に例えればプロ同士が筋を読み合って戦っているようなものだ。これに対して私みたいに「年利で7~8%とれれば御の字」「銀行預金より利回り良ければ全てよし」と、最低限のことだけやっていく運用は「草野球」みたいなものだ。ただ、草野球でいい人とプロ野球したい人、はたまた社会人野球や高校野球したい人たちが同じ土俵で戦っているのが株式市場の面白いところでもある。そして、草野球でも1億円作れるの?という問いに対しては「できる確率はそう低くない」というのが正直な感想である。草野球レベルで、1億円を目指すとするのならば1)試合回数を減らす→取引回数を減らして儲かる確率の高いときだけ取引する2)せこいヒットを狙う→ホームランで一発当てようとしない。柳田みたいにフルスイングしない。テンバガー(10倍株)とか狙いに行かない。運が良くて、ランニングホームラン(たまたま儲かる)が出たら喜べばいい。数十パーセント儲かったらこつこつ利益確定する。3)むだに選手を入れ替えない→上記1)にも通じるが、すぐに株価が上がらないからといって銘柄を頻繁に入れ替えたり、信用取引をしてたくさんの銘柄やポジションを抱えない。4)勝つことを意識しすぎない→野球やってて楽しい、というレベルでよい。試合内容にこだわらない。絶対この株は騰がる(試合に勝てる)と思っていると認知バイアスがかかってしまう。運用に思い込みは禁物。あなたは神ではない。ということが大切なのかな、と思う。それをやるのに本当に最適なのは、日経平均やTOPIXみたいなインデックスをいじっていくこと。理由は簡単、その方が再現性があるから。ただ、自分の場合、個性(クセ。要は偏り)が強いので、それを活かして運用するのなら個別株運用の方が適していると思うので、そうしているだけなのである。ホームランを打つ打力がないので、ポテンヒットを狙うために広い球場ばかりで野球をすることと同じですね^^自分がどういう性格かを理解し、自分の打率が高くなるところで勝負する。相性や己の特徴に早く気づけば、草野球レベルの運用でお金を増やすことはできる。でも、投資資金は300万円くらいからはじめたほうが、いいような気はしています(無理なら種銭100万円×100倍でしょうか。入金投資しながらなら1億円できると思います)。
2020年01月12日
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亡くなった樹木希林さんは「ケチ」と評されることがあった。新聞広告の裏側で白いものをはがきや封筒にして使ったり、香典は1律3000円と決めていたり。確かにがんにかかる前には、お金に執着するからこその「ケチ」な部分があったのかも、とどこかのインタビューコラムで述懐していた。しかし、彼女の生き方を振り返ると、それは「ケチ」というよりも「使い切る」というものに近いのではないか、と先に挙げたコラム主が分析していて、なるほどな、と思った。ガンにかかったり、生き死にを経験することで、人は価値観が変わるというが、樹木さんの場合は、限られた時間を考えたときに、自分の人生を振り返って気づいたのではないか。樹木希林の生き方というのは極めてロックンロールなものなのだから、徹底的にそれを極めよう、と。話は少しずれるのだが、私は手持ちのスマホの充電を20%以下にならないとやらない。「何でそんなリスク冒すの」と笑われるのだが、スマホは200回くらいの充電を目途に、急激にだめになっていくのだそうだ。それを聞いて私は「このスマホと長く付き合うためには、このスマホが一番やり切れる、使い切れるやり方で充電してやるのがよいことだ」と思って、そうしている。だって、充電残りが50%ということは、まだ半分はあるということ。33%だったらあと3分の1はあるということ。50%って人生100年だとして50歳だからもうだめ、といっていることと同じじゃないだろうか?世の中見渡せば、50歳ってまだまだで、機械に置き換えたら印象違うっておかしくない?と思ったわけである。まだ使えるものは大切に使う。気に入らないと簡単に捨てるくらいなら、違う使い道を考えて物の天寿を全うさせる。入手するときにはよくよく吟味してから買う。そういうことを私はこれまで以上に徹底したいなと思うのである。樹木希林さんが感じたことが何か少しわかったような気がして、同時に似たところがあるな、と感じたのだった。食べ物を腐らせないことも含めて、少し前からコツコツ意識してやっているのだが、それをこれからはより徹底していきたい。ありとあらゆる資源には人間も含まれる。人材の使い捨てをしない、人間関係で気分的なものによる諍(いさか)いが起こりそうなもの、自利優先思考の人間には近づかない、など、そういうところまでちゃんとやろうと思う。サステナブルって言葉が流行っているが、身の回りに応用すれば、そういうことだと思うのだ。
2020年01月11日
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このところあれこれ用事があり、いつも以上に身体に負担をかけていたなと自覚している。半日有休をとって治療や身体のメンテナンスもしたが、人と会ったりいつも以上に食事回数や酒量が多かったので、今日はオーバーホールしている。まず、とにかくよく寝た。普段は1日7~8時間平均眠るのだが、そうではない生活だったので、睡眠負債を返した。身体が起きたいなと思うまで断続的に14時間眠る。睡眠は貯金できないのだが、1週間以内なら足りない分(負債)を返すと、身体の回復が早いと聞く。実際自分もそういう実感があるので、それをやった。次に半断食。18時間以上食べ物を胃に入れないことで、モチリンという酵素が人の体内で生成されるのだが、これが出てくると身体の調子がいい。お腹がぐーっとなるときに出ていると言われている。10年近く普段からほぼそういう食生活をしているが、ここ2週間くらい18時間断食生活した日が数日しかなかったので、身体が気怠かった。ということでリセットして元に戻そうというわけで、現時点でも水とお茶以外の液体を入れていない。朝風呂にもゆっくり浸かったので、大分身体が弛緩していい状態になってきた。(身体が)太った、腹回りがたるんだ、肌に元気がない、というのは、通常思い当たる数日の生活習慣を改善してやればリカバリしやすい。私の場合、普段は飲酒は多めだけれどあまり食べないので身体の負担は軽かったのだが、やはりご馳走を食べると、朝身体を見て「糖化しているな」と感じることがある。重力に素直に皮膚がたるんだという体感がたぶんそれなのだが、そういう時はすぐにメンテナンスに入るというわけである。おかげで高校~大学時代の体重のままなのだが、別につらくは感じない。そういう「すぐリカバリする」という習慣だけは身についているのだな、と思う。<お酒メモ>1月8日水曜日ヱビス 生 グラスで1つイタリア 白ワイン グラスで1つ蒼空 美山錦 1合半新政 新年搾りたて 半合1月9日木曜日フランス 白ワイン ハーフボトル蒼空 美山錦 1合自然郷 1合半作 純米吟醸 1合1月10日金曜日静岡限定サッポロ 缶 グラスで1つキリン一番搾り 缶 350mlくらい紀土 しぼりたて生 2合半陸奥八仙 純米吟醸 2合半アサヒスーパードライ 中瓶1つ1月11日土曜日開運 ひやおろし 1合喜多屋 純米大吟醸 1合若竹 生 半合瓶ビール グラスで1つ四季桜 純米吟醸 半合群馬泉 淡緑 特別純米 半合山本 黒ラベル 半合上喜元 特別純米 仕込第1号 半合コートデュローヌ シラー 赤 グラスで2つ半
2020年01月10日
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「どうしちゃったの?謙虚なフリして」と言われることがあるのだが、自分はいつも本音ベースなので、何が謙虚なのかさっぱりわからない。でも仮に謙虚だったとして、それを「フリ」と言われるとしたら、ずいぶん普段は尊大な感じなのだろう。そう見えるのは、たぶんいつも素のまま、つまり「着飾っていない」からだと思う。大人になると大抵の人は就職して「社会」人になる。でも社会人ではなくて、要は新しい「世間」に入るだけだ。学校という世間から「会社」という世間に引越しするわけだ。劇作家の鴻上尚史氏曰く、日本には「社会」と「世間」があるという。世間は普段づきあいのある人たちのコミュニティで、江戸時代でいう「村社会」と同じ。しょうもなくてもそうでなくても、ともかく村の掟を守り、行動する。掟を守る人たち同士は助け合うが、そこからはみ出る人は「村八分」にし、葬式と火事以外は助けない。葬式と火事を助けるのは、その人のためではなくて村の維持のため。視認の処分をしなければ疫病が起こって村が全滅するし、火事も村の存亡の危機にかかわるからだ。だから日本人は世間にはコミットするが、世間の外にある社会には冷たい。と鴻上氏は指摘している。彼の著書の中で「電車の中で困っている人がいても、社内の人は『世間』でなく『社会』だから助けない」と書いていたところで私はポンと膝を打った。以前、サロンFUJIYAMAに行くときに、在来線で飛び込みがあり、列車が緊急停止した。夏の暑い盛りだったのだが、エアコンが切れて、しばらくして車内の女性が倒れたのだが、誰も助けようとしなかった。私が車両をまたいでそこに行って介助すると、他の人がよってきて「大丈夫ですか?」という。そうすると他の人も手を貸す。「お前ら遅いんだよ、何してるんだよ」と思いつつ、手は多いほうがいいから介助に巻き込んだが、そういうのを見て本当にいやな気持ちになった。私の動きが奇行めいてみえるのは、この世間というOSが備わってないからということもあるんだと思う。世間も社会もみんな同じ景色に見えて区分ができない。つまり世間用の「着飾り」というかポージングをしないし、それが意味不明だと思っているからだと思う。帰国子女でないのに、そういう振る舞いなので世間的に「おかしい」となる。知らない人にも挨拶したり、話をしたりする。ドイツ人の彼に「君はヨーロッパ人みたいだね」と言われたことがあるのだが、たぶんそういうことなのだと思う。そういう私が「謙虚なフリ」と言われることや振る舞いをするときには、多分、本当にそう感じたことを口にしたり、行動として出ているからなのだと思う。先日も書いたけれど、最近「なぜ自分は生きているのか」みたいなことをあれこれ考えるときがある。いい齢になってそんな青いことを考えるのは、家庭も子供もいない自分がよっぽど暇で時間があるからかもしれないけれど。ただ思うのは、世の中に必要なのか必要ないのかはともかく、命をいただいて生まれてきて、まだ死んでいないのだから、この命をいただいている(借りている/リースしている)うちは、手数料を払わなきゃいけない。つまり社会に対してできることはお返しをしていかないといけないな、と思うわけである。きれいごとではなく、本当にそう思っているのだから性質が悪いのかもしれないけれど。世間に染まらないから、いちばん身近な世間である「会社」のカラーにもなれない。上司の言うことにも唯々諾々と従うことはできない。理屈がないとやらない。それでOLをいままでできたことは幸せだったのかもしれないなぁと思う。でも同世代と大分違うふるまいをしていたら随分変わった人生になってしまった。まぁいいか。
2020年01月09日
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NISAで東京海上(8766)を2枚買った。NISA枠は年間120万円までなので、このところ6000円を超えてきていた同株を買うには、タイミングを見計らわないと2枚取得は難しいなと思っていた。なので、今朝の前場の下げは私にとって慈雨のような一面もある(ポートフォリオは全面安なので面白くはないが)。まだ現金の実弾がなくはないので、もっと下げが続くようであれば、いくつか買い載せしたい。銘柄の部分的なポジション調整もして、リバランスしたいと思ってます。ということで、以下ポートフォリオ。時価総額順です。<ポートフォリオTOP10> ※2020年1月8日現在1位 東京エレクトロン(8035)2位 ワークマン(7564)3位 A&D(7745)4位 東京海上(8766)5位 トランザクション(7818)6位 LIXILグループ(5938)7位 丸紅(8002)8位 綿半HD(3199)9位 シーティーエス(4345) 10位 ウェザーニューズ(4825)<お酒メモ>1月7日火曜日ギネス 生 1パイント亀泉 cel-24 純米吟醸無濾過生 1合
2020年01月08日
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思うところがあり、2020年は早めにサロンFUJIYAMAの講師のご案内を差し上げられるように動いております。今年前半の講師予定がほぼ固まってきたので、以下ご案内いたします。【サロンFUJIYAMA開催日と講演内容予定】●1月11日(土)さんさんホールにて講師:DAIBOUCHOUさん(専業投資家)「億り人が気にしている10銘柄分析診断&2020年の注目テーマ」→億り人5名にヒアリングした気になる銘柄の投資判断をしてもらいます。●2月1日(土)さんさんホールにて講師:森永康平さん(会社経営・投資家)「売りのコツ」→森永卓郎さんの息子さんで、3児の父。東証などでも講演している注目の投資家さんです。半端じゃない額を運用していて、ものすごく気力のある人です。●3月7日(土)プラザヴェルデ402にて講師:ブラックロックKさん(専業投資家)「演目未定」→FUJIYAMA常連のKさん。国際分散投資がメイン。3年に一度講演をお願いしています。●4月4日(土)プラザヴェルデ401にて ※前日に大瀬祭り見学付合宿あり講師:とりでみなみさん(兼業投資家・FP)他複数名「あやしい投資商品」→ちまたの怪しい企業についてのお話です。●5月9日(土)プラザヴェルデ401にて ※GWなので第2土曜開催です講師:平松裕将さん(投資家)「私の投資人生」→四季報の大株主欄に名前がでている投資家さん。複数の投資アプローチ方法を開陳してもらいます。初登場です。●6月6日(土)場所未定講師:ユーラシアの風さん(エネルギー業界アナリスト)「演目未定」→ユーラシア情勢分析、エネルギー業界動向分析に続き3年連続で講演していただきます。・さんさんホール:沼津市大手町3-5-21(南口側)http://www.siz-sba.or.jp/sansan/sanhool/sansan5.htm・プラザヴェルデ:沼津市大手町1-1-4 (北口駅前)https://www.jalan.net/kankou/spt_22203cc3362035888/いずれも14:30~16:30開催。参加費用は2000円です。講演終了後17時~沼津で懇親会を開催します(参加費用別途6000円)。これ以外に、8月には経営コンサルタントさんを講師にお招きする回、秋口にはwww9945さんの講演などを予定しています。本年もサロンFUJIYAMAをどうぞよろしくお願いします。あと、別件ですが春先に「株わさび」第6回(勉強会つき酒食会)を開催するつもりです。。<お酒メモ>1月6日月曜日もろみ酒 にごり 埼玉 1合ちょっと 蒼空 美山錦 2合
2020年01月07日
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我が家で歴代一緒に生活してきた文鳥たちは、年数が経つにつれ、不思議なしぐさをする。ペットを下等動物扱いする人がときどきいるけれど、それは人間がペットである動物のコミュニケーションを理解できていないだけで、人間よりも優れた方法で何かコンタクトをとっているのではないかという気がする。愛鳥「ごましお」も、鳥かごの扉を開けはなしているのに、逃げ出さないし、床も汚さない。お茶を淹れると寄ってくるし、話をするとうまい具合に返事が返ってくる。えさや水が気に入らないと変わった鳴き声になる。猫が長生きすると猫またという妖怪になり、人間の言葉を介したり、人助けまたはときに災いをもたらすというけれど、鳥も似たようなものなのではないかと思う。先代の「嵐山」も13年生き、人間の年齢では100歳を超えていた。死ぬ数ヶ月前には、嵐山の鳥かごの下に敷いた福引の広告はすべて1等2等が当たったし、死んだ日は私が帰ってくるまで待っていて、手の中で絶命した。嵐山は鳥の猫まただったと思う。鳥だから「鳥また」だろうか。猫または尻尾が2つに割れるから猫「また」だが、鳥の尾っぽの羽ははじめから数枚ある。最近、ごましおは何だか、もう一段賢くなった。というか老境に入ったのか、不思議な振る舞いをするようになった。人間の言葉はどうやら理解しているようだし、遠慮とか思慮みたいなものを伴った行動をすることがものすごく多い。鳥またになっているのかもしれない。尾っぽの枚数を今度調べてみようか(笑)ちなみに犬の妖怪は犬神という。ただこれは人間に取り憑く妖怪なので、犬自体が妖怪化したものではない。憑かれた人が妬んだり羨んだ相手に不幸を運ぶといわれている。犬は魔を感知する動物と言われているから、そもそも化身になったりしないのかもしれない。
2020年01月06日
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景気後退期は高い配当利回りの株がとりあえず好まれるので、今年は意識してそちらにウェイトを傾けていこうと思っている。ただ後退期は、業績下方修正→減配となって、結局そこそこの利回りにしかならない。というのはわかっていても、無配に近い配当利回りの成長株は株価もかなり凹むので、相対的にディフェンシブポートフォリオ戦略でいったほうが手堅いのである。そうすると不況でも業績に影響しない高配当を、というわけである。つまらない投資手法だと腐す方が多くても、私はそういうやり方で行こうと思う。人にすごいね、といわれる華麗なる運用は自分にはできないから。「華麗」ではなく「枯れた」運用でよいのだ。ちなみに景気後退期は割安に見えても小型株に手出しするのは控えめにしたほうが良い。流動性がないので、株価が下落をはじめても売るに売れないからだ。いまから投資をはじめる人や投資歴数年の人はポートフォリオのウェイトに注意したほうがよいかもしれない。今日の大発会は結構株が下がってくれたので、NISAに入れようと思っていた大型株も指値をしておけば買えたのだが、諸事情あって注文ができなかった。明日も寄りで少し株価が渋ってくれるといいなぁ。
2020年01月05日
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青空澄み渡る太平洋を眺めていて「本当に空も海も青いな」と思った時に、ふと「情」という言葉が浮かんだ。漢字の成り立ちを考えると「心(りっしんべん)」に「青」。心が青い、つまりまだ若かったり、経験を積んでいても純なものを喪っていないから「情け」という心の動きが発生するのかなと思った。なら対義語は何だろう?「赤、だよな」と思った瞬間「嚇(かく)」というが漢字が浮かぶ。威嚇の嚇である。口へんに赤2つ。意味は「真っ赤になって怒る」 「怒って発する声」 「(目下を)叱る」「おどす・おどかす」と辞書にある。とっさに複数の人の顔が浮かんだのだが、あとで辞書をひこうと思って意識から抹消した。目の前の美しい景色を、頭に浮かんだ人物でかき消しては勿体ないからだ。あとで意味を調べて納得したが、振り返ってみると、あのときその場で捨ててしまって正解だったように思う。頭に浮かんだ2つの赤の炎は、穏やかな海と空が「しゅっ」と鎮めてくれたから。普段、会う人達は、赤ではなく青、つまり「情がある人」が多い。「青い人たち」との付き合いを今年はいつも以上に大切にしたいと思った。<お酒メモ>1月4日土曜日而今 山田錦 火入れ 1合半小布施 オーディエール シャルドネ 白 ハーフボトル亀泉 cel-20 生原酒 2合1月5日日曜日香るエール 生中1つ天明 純米吟醸 1合弱ボルドーワイン 赤 グラスで2つ
2020年01月04日
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元日から公私の区別なく連絡が来ている。はしごしながら人に会っている状態である。もしかして、今年は去年よりも長くて濃い1年になりそうな…(汗)。考えるのは止めよう( -_-)今年に入ってから親戚などにはまだ一切会っていない。だが会う人たちと話をしていて「前向きに生きている人が多いな」と感じた。仕事でのこれからの身の振り方を考えている人、病気を抱えている人もいたけれど、漫然としたことを語る人はおらず、これからどうするつもりか、という手順をはっきり決めていた。人間関係を見れば、己の姿形は浮かび上がってくる。自分がこういう人たちに囲まれて生活しているうちは、まだ捨てたものではないなと思うと同時に、わざわざ年末年始の大事な時間を自分と会うために遣ってくれているんだというその事実に、ありがたみを感じた。慌ただしいけれど、なぜか充足感。仕事初めしてますが楽しくやってます(^^)<お酒メモ>1月3日金曜日カタヒ ホークスベイ ソービニヨンブラン NZ 白 ハーフボトルカタヒ ホークスベイ ピノグリージョ NZ 白 ハーフボトルカラシィ アルメニア 赤 2016 ハーフボトル
2020年01月03日
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2018年末の資産把握を正確にしていなかったので、ちゃんとした数字はわかりませんが、2019年末時点で資産は総額ベースでプラス40%程度でした。貢献したのはテンバガー以上になったワークマンを筆頭に、プレミアグループ、神戸物産など複数銘柄でした。資産増加率は、税金支払い済、配当込みで、寝かせている現金込みの数字ですが、とりあえず一時期減った分が返ってきて、資産が増える方向になったのでよかったです。ポートフォリオTOP10は12月に公開したものからあんまり変動はないと思うのですが、来週にでも掲出したいと思います。まだ、自宅から発送する年賀状書いてないんです…(汗)<お酒メモ>12月31日火曜日キリン 生中2つ国冠 お燗で1合宗玄 にごり 1合半1月1日水曜日シャンパン(なんか高そうなやつ開けてみた) ハーフボトル若竹屋 協会77号 1合而今 特別純米 山田錦 火入れ 4合1月2日木曜日獺祭 大吟醸 3割7分磨き 1合半田从 秋田 半合根知男山 新潟 半合金滴 北海道 半合李白 鳥取 半合福娘 新潟 純米 半合常陸野ホワイトビール 生 グラス1つブルックリンラガーIPA 生 グラス1つバルべーラ 赤 イタリア ハーフボトル
2020年01月02日
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みなさま、あけましておめでとうございます。年末年始に体調を崩し、腹痛が珍しく続いて臥せっており、ご挨拶が遅くなりました。2020年に入りましたが、今年は今まで周囲から受け取ってきたものをどうお返ししていくか、ということを考えながら生きていきたいと思います。もう身体も相当ガタがきていますし、どうして生きているのかも不思議なのですが、自然とか世の中の摂理から命をもらって、まだ消費期限が来ていないから、とか、もらいっぱなしのものを返していないせいなのだろうなあという気持ちが日に日に強くなっています。命をリースしているのなら、何かその手数料ではないけれど、その返済を死ぬまでにコツコツとやっていかねばならないなと感じています。昨今はサブスクビジネスが流行っていますが、これとはちょっと違います。そもそもサブスクは一昔前のリースの概念と本来、あまり変わらない仕組みだと思っています。ただこの名称の音の響きが私は好きではありません。なぜかというと、win-winという言葉のいやらしさに似ているのですが、自分の利をまず考えて、残ったものを人に分けるといった思考が底辺にある気がするのです。リースの方がまだ仕組みそのものを指しているだけの言葉なので、本当はそういう風に言った方が正しい気がします。サブスクが嫌いなのは、一見、定額にすることで、消費者や顧客の利を優先していますというポーズを取りながら、実態は有形無形で解約しずらい仕組みであったり、ねずみ講であったりで、結局、事業者の自利優先の臭いがするからです。家庭環境とか経済的に恵まれなかった時期を生まれてからそれなりに長くやっていて、せめてお金の担保だけでもと思って、資産運用をはじめたのですが、株を眺めて気づいたことは、株価が織りなす上下動は、人間の呼吸と似たようなものであり、自然界の破壊と再生という周期性と同じ波形なのだな、ということでした。自分のためにせめてカネを、と思って始めたことの結末が、最終的に自然の営みとは何か、生きる・死ぬとはなぜか、ということを痛いほど理解させるものだとは思いませんでした。株が私に金融資産よりも、友人という無形資産をもたらしてくれたのは幸いでした。同時に人のどす黒いむきだしの本心や虚栄心、承認欲求なども、なまじお金が絡むことで嫌が応なしに見ることができました。ええかっこしいの人間と付き合うのではなく、世の中のためにコツコツやっていく人を探して応援する。そういうことにカネを躊躇なく遣えるようになりたいし、使い切れる人生を送っていきたいです。贅沢な住居空間も、仕事のポストも、きらびやかな宝飾品とかステイタスのある男も何もかも私には必要ないし、そういうものを追い求める人との付き合いは減らしていいのかなとも思います。まだ未練があるのは酒食だけです(^^)のっけから全部ぶちまけて書いていますが(汗)、今年もどうぞよろしくお願いします。
2020年01月01日
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