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熊本県で食べられている「南関揚げ」をいただいた。江戸時代初期の「島原の乱」の後、四国伊予松山から移住した人によって伝わった製法らしい。普通の油揚げよりも、軽い油で揚げているのだろうか、さくさく、ふわふわした感じの油揚げだ。二度揚げしていることで、長期保存が可能だということで、それなりに長くとっておいたのだが、もったいないと言っていても仕方ないので、使ってみることにした(^^)最近、味噌汁に使っている味噌が赤だし系なので、まずは味噌汁の具に。赤だしと油揚げの愛称はめっぽう良いからだ。野菜室に小松菜があったので、これも具材に採用。アブラナ科なので、油揚げとの組み合わせがよい。それににんじんとしいたけを加えて、という布陣にした。結果は大正解(^Q^)/ やはりというか、九州の油揚げなので、甘めの味わいがする。レシピサイトを覗いていたら南関揚げの巻き寿司というのがあった。海苔の代わりに巻くらしい。よし、これを次は作ろうかな。<お酒メモ>1月29日金曜日小布施 オーディエール シャルドネ 白 2/3本醸し人九平次 純米大吟醸 おちょこで2つ1月30日土曜日ギネス 生 3パイント蒼空 新酒おりがらみ 3合新政 新年しぼりたて 半合
2021年01月31日
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マー君こと田中将大投手が、MLBからNPBに復帰することになった。古巣の楽天イーグルスとの2年契約(1年で契約破棄のオプション有)で、年俸は推定9億円+出来高という。記者会見ではMLBのオファーもあって、それを蹴ったということを示唆していたが、MLBでのオファービットは15億円前後か、それを下回る金額くらいだろう。カネのことだけを考えれば楽天のオファー金額の方が低いことになる。カネに振り回されている人が増えている中、久々にすがすがしいものを見せてもらった気がする。現在の20代、30代の人たちは、10年前や20年前の同世代に比べて、リスクをとる人が減ったように思う。それは手取りの給料が上がらない(むしろ社会保障などの天引きで減っている)ことも理由だが、人生を「置きに行っている」人が多いのは淋しい限りだ。振り返れば、若いうちは「カネより夢」を追いかけたほうが得だし、大事だと思う。それはあとあと糧となって返ってくるものだと感じている。自分の場合は、夢があったわけでもなく、たまたま目の前の選択肢で「面白いもの」とか「困難なもの」をついつい選んでしまい、気合と根性と運だけで乗り切ってきた結果が「レガシー」になった、という気がするが。再現性がないから、もう一度やれと言われたら、絶対に「嫌だ」と断言できる。今回の楽天復帰のいきさつを見て感じるのは「野村監督のご縁が結んだことなんじゃないかな」ということ。昨シーズンから楽天GMになった石井一久さんは、ヤクルト時代の野村チルドレンだが、今シーズンから楽天監督と兼任になる。野村監督は生前、「あいつ(石井)がGMなんて、本当に大丈夫なのか。ボーっとしているし、心配だ」といつものようにボヤいていたが、なんのなんの、しっかりされているなぁと思う。「心配だ」といったのは、愛情の裏返しであって頼りないとか、そういう否定の意味はなかったように私は感じた。「どう思う?」と野村監督に聞かれて、「吉本に入ったりして話術も磨いてたし、野球以外のこともきちんと学んでいるように見えますよ」と答えたこともあった。10年以上お付き合いさせていただいたこともあってか、まだ亡くなって1年経っていないから、ノムさんのOSは私の頭の中にしっかり入っている。だからかな、マー君電撃復帰の前の、監督兼任の報道に接したとき、頭の中で「GMと監督兼任なんて、楽天は何を考えているんだろうか」と野村監督がぼやいたりしていた。でも、今回の復帰で「フッフッフッ、あいつ(石井さん)もやるなぁ」なんていつもののんびりした口調で話しかけてくれる。たぶんあの世でもそう思っているんじゃないかな。石井一久さんは元メジャーリーガーで、その後日本球界に復帰しても実績を遺した。野村チルドレンで、MLBに行って、日本に戻るかどうか迷っているときに声をかけるー―なんか歯車がかみ合っているなと思う。田中投手は、これから描く人生の軌道を、石井さんの背中に「見た」のではないかという気がしている。マー君は流れを見つけて逆らわない生き方をしていると思う。コロナ禍でMLBは今年も何試合やるかわからないし、「1シーズン投げる」というリズムのことを考えたら日本でとりあえず1年やったほうが、選手人生を考えたら得だと思う。さらにNPBに復帰した今年、東京オリンピックが開催されるのならば、野球種目で、日本人選手として金メダルを狙うこともできるチャンスも得た。今回の記者会見での応対も男を上げた。星回りが実にいいなと思うのである。石井一久さんも運が強いなと感じていた。ヤクルト時代、神田うのさんにフラれて、うのさんの親友だった木佐彩子さんに慰めてもらっていたらお付き合いがはじまり、結婚に至る。帰国子女の木佐さんが伴侶になったこともMLBに行く後押しになった。監督は「あれでよかった」と言っていた。「喋りができなかったのに、テレビに出てずいぶん上手になったな」とか「なんであいつはあんなにテレビに出るようになったんだ」と質問もした(私にされても答えようがないのだが)。「あいつ儲かってるよなぁ」とぼやきながらも、石井一久さんにはいつも目をかけていた。「三流はカネを遺し、二流は名前を遺し、一流は人を遺す」と野村監督は何度も口にしていたが、野村監督、あなたはやっぱり一流です。野村チルドレンはみなさん、本当に立派に育っています。
2021年01月30日
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以前よりもさらに食が細くなったようで、外でコース料理を食べると、丸一日お腹がちっとも空かない。昼に食事をしっかりすると、夜は酒も入らないのである。無理に摂取すると、すぐにあごや顔ににきびが出たり、微熱が出るので、食べないのが一番なのだ。おまけに消化もよいのか、(起きている場合は)だいたい食事してから6~7時間ほどしかかからない。通常の人が24時間くらいで、腸が元気な人で半日くらいと聞いたことがあるのだが、さらにその半分である。さすがに早過ぎである。発酵生活の賜物だろうか。お酒は1週間で約3升くらいのペースで摂取しているが、これを超えるペースで呑んでいると、週ナカあたりで、突然身体が「ストップ」と言うのか、酒の味に苦味を感じるようになり、興味がなくなってしまう。それを守っているうちは健康だし、検査しなくても体感でわかるので便利っちゃ便利なのだが。でも燃費が良すぎで、食べる機会が減って少し淋しい。たくさん食べられないのだ。それにしても「そのエネルギー摂取量でこの数値や体重はおかしい」と医療関係者にはよく言われる。実に健康体なのだ。最近は食べ物や酒などの匂いを嗅ぐだけでも、よいものの場合、それで内臓が満足してしまったりする。「良いものを食べた」と思ったときは花の香りやエチレン(フェノール系)の匂い、柑橘系のハーブ(リモネン?)の香気などが食べた後に体内から感じられる。同じような香気のいるところでお腹いっぱいになることもある。まさに「霞(かすみ)を喰う」状態なわけだが、なんでそういう風になったか、原因は不明である。不食や少食の人たちが、それを続けていると、空気や液体その他から、普通の人なら変換できない栄養エネルギーに変化できるようになることがあるという。それは腸の細菌の働きによるものらしいが、(豆乳以外で)ほぼ1日1食になって15年以上経つし、身体もいい加減変わってきてるのかもしれない。<お酒メモ>1月28日木曜日生ビール タンブラーで1つ醸し人九平次 純米大吟醸 2合ちょっと
2021年01月29日
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昼の会食を終えてビルの外に出たら、雨が蕭々と降っていたが、そう経たないうちに雪に変わった。最寄駅から自宅へ傘をとりに戻り、今度は傘をさして買い物に出かける。わざとビニール傘を選んで、傘越しに大粒の雪を眺める。雪は「汚い」という人もいるけれどこうやって空からはらはら落ちてくる光景はやっぱり好きだし、美しい。人間が生れ落ちてくるのもこんな感じなのだろう。いろいろな結晶の形、きれいとか、汚いとか、地上の人間たちにあれこれ言われて。それでもそれぞれの生まれ持ったかたちで降りてくる。人間模様を雪や雨みたいだな、と思うことがしばしばある。困っている人や悲しんでいる人を見ると声をかけて「雨宿りしていってください」と言ったこともあるけれど、軒先を貸した人が、雨が上がった途端に豹変して、「ありがとう」というどころか、軒先も含めて(長くいたのだから)ここは俺の家だ、と言わんばかりにのさばる。そういう人間関係もあった。軒先は決して母屋ではないのに、時に「(借りていた軒先の)母屋も自分のものだ」と主張する方もいて、それなりに長い年月人とかかわっているといろんなことがあるな、と感じる。軒先を貸す、というのは、自分のちょっとした善意であって、決して心の懐の深いところには(まだ)入れないということなのだが、厚かましい人は、そういう垣根を越えてこようとする。大人になってもうだいぶ経つけれど、そういう所作をする人はやっぱり苦手だったりする。軒先を貸した自分の方が悪いのでは、濡れたままにしておいた方がよかったのでは、と自分を責めることも、ある。軒先にいる人たちはどのみち自分の帰る家なり、居場所がある。自分は停留所の小屋みたいなものだから執着はしないよ、と思いながら軒先を貸しているつもり。雪を見上げながら、ふと、そんなこと思った。<お酒メモ>1月27日水曜日ドレミ Saperavi 2019 ジョージア 赤 2/3本トスカーナのビオワイン 白 グラスで1つ ※カモミールっぽい香りがして鶏に合います。
2021年01月28日
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居酒屋に入ったら、へぎそばがメニューにあったので注文した。へぎそばは言わずと知れた新潟の蕎麦で、ふのりをつなぎに使っている変わり蕎麦。「へぎ」はこのふのりのことだと思っていたのだが、蕎麦を載せる木器を「へぎ」と呼ぶことからその名がついたらしい。親族が結構な数、新潟に住んでいるのだが、あまり食べさせてもらった記憶がなく、新潟に旅行に行くときだけ食べている。今回もそう、新潟に行ったから出会えたのである^^写真よりも白っぽく、かすかに淡い緑をしたへぎそばは、つるっとした味わい。ついついそば湯を頼みたくなるのだが、「そば湯は出しません」の断り書きがしっかりとあった。居酒屋なのにハイレベルなクオリティなので、頼む人多いんだろうな、と想像する。もともと私は蕎麦かうどんかというと完全に蕎麦派。親兄弟親族はうどんが好きなのだが、いつも一人で「蕎麦」を注文していた。このあたりが、遺伝子的に糖尿の傾向があるのに、糖尿病にならないゆえんかもしれない。カロリーもうどんより蕎麦の方が圧倒的に低いし、ビタミンなどの含有量も多い。「雅の好物はほぼカロリーが低い」とよく言われるのだが、カロリーベースで選んでいるのではなく、完全に嗜好の問題なのだから仕方ない。例外はたこ焼きくらいのものだ(笑)そういえば、今回行った居酒屋にご一緒した人に「鍋焼きうどんは人生で2回しか食べたことがない」と言ったら驚かれたくらい、うどんはあんまり食べないんだよなぁ。以前は加ト吉の「冷凍さぬきうどん」だけは冷凍庫に常備してたまに釜玉うどんを食べたのだが、テーブルマークになってからすっかりご無沙汰になってしまった。
2021年01月27日
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書類を整理していたら、平成17年に野村証券から届いたはがきに、手書きのメモが挟み込まれていた。村田製作所ローム石原産業シマノカゴメ三洋電機トヨタソニーと書かれている。おお、この頃からロームに注目していたのか私。なんだかほほえましくなった(ちなみに保有し始めたのは3年前)。昨年、村田製作所も気になっていて打診買いしようと思い、指値をしたものの、約定せずにそのまま放置している。けど、急にメモが出てきたこともあり、これも一種の巡り合いというか「ご縁」だし、買ってみようかななどと感じたのだった。おそらくカゴメ云々以下の銘柄は当時保有していたものの覚書だと思う。ベタな株をいろいろ持っていたなと懐かしくなったのだった。<お酒メモ>1月25日月曜日吉乃川 杜氏の晩酌 ふぐひれ熱燗で2合 ←こちらのほうが美味しい吉乃川 雪中貯蔵 ふぐひれ熱燗で2合1月26日火曜日小布施 日本酒 6号酵母 5合
2021年01月26日
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人間は自分の生存を担保するために、積極的に権力に隷属し、管理されることを望む。これは「生権力(bio-power)」という概念で、フランスの哲学者(社会学者)フーコーが唱えたものである。大学時代はじめてこの言葉に出会って「なんじゃそりゃ?」と理解ができずにそのまま大人になったのだが、今回のコロナ禍で「あぁ、これが大衆の渇望する『生権力』か」とまざまざと思い知らされている。近代以前は王や支配者の権力に拘束され、それが嫌だからと自由を求めて「(人権など)の権利」を獲得してきた人間が、また権力への服従を求める。そんなバカな話があるかと考えていたのだが、「ないものを求める」のが人間の性(さが)なのだろう。揺り戻しが起きているとしか思えない。効果があるかどうかわからない「飲食店の時短営業」に従わない店に行政罰で過料を科すとか、なんでわざわざそんな不自由なルールで縛ることを世論の多くが賛成するのかわからない。「感情で動いている」とか、「反知性主義」と切り捨てるのは簡単なのだが、これをいくら批判したところで従わねばならないのが面倒だなと感じる。不自由が好きな人たちだけでルール作って楽しんでくださいよ、と本当はいいたいのだが。今日、西村経産大臣が「緊急事態、基準下回っても『直ちに解除ではない』」と発言していたが、正体のわからない(だけどおそらくただの風邪)ウイルスについてのガイドラインをどこに置くべきかわからないのに、「念には念を入れよ」と思う人たちのバー(基準)にあわせて、経産大臣が経済を止める。権力維持や自分の発言力・保身や目立つことが目的で、やっていることは都民の財政と経済を破壊して支持率上昇だけに血道を上げる小池百合子と変わらないなぁと思う。いままで少なからず生きてきて感じているのは、いろんな信用とか、財産とか、人付き合いと言うのは、コツコツ積み重ねてやっとできるものだけれど、壊すのは本当に簡単だということ。自分で作ってきたものではないものをいとも簡単に壊すことが平気だというのは、政治家の風上にも置けないし、人としてどういうお育ちをしたのかなと思う。たぶん、自己愛が強くて他人の痛みに鈍感なんだろうな。こういう人を信任してはいけないし、なるべく排除する方向で民主主義が機能していないと、やがて民主主義自体も終焉を迎えるだろう。ある種、自殺みたいなものだと思うし、そうなるのはものすごく悲しい。<お酒メモ>1月24日日曜日小布施 オーディエール シャルドネ 白 1/3本小布施 日本酒 6号酵母 1本今年も小布施の日本酒の季節になりました。口上によると今回は粕割合が多いとのことで、大吟醸風の仕上がりになっているということです(=蔵からしたらコスパが悪いということ)。たしかに味はキレていて、うまいです。もう1本買おうと思ったけれど、お店でもう売ってもらえませんでした(^^;次の納品早く来ないかなー。
2021年01月25日
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外食は新しいお酒の発掘の場でもある。日常的にそれが当たり前と思っていたのだが、昨年3月からコロナに伴う飲食店のジェノサイド(虐殺)がはじまってからは、それがいかにかけがえのないこどだったのかを痛感した。家にそれなりにワインや日本酒のストックはある(少しずつストックを減らしているので現在2ダース半くらい)。それも過去飲食店で学んだものを買い集めただけしかない。毎日、家で呑んでいれば、だんだん飽きてくる部分もある。人とお話しながらでないと、美味しいお酒も少々味気ない。政府は現在、11都県で緊急事態宣言を再発令し、自粛要請でまたもや飲食店が憂き目にあっている。気になっているのは昨秋販売された「紙のGotoイート食事券」。私は2万円分だけ購入したのだが、対象店で「自粛中だから使えません」(本当は使える)、「ちょっとこんなご時世なので遠慮してもらっていいですか」と言われて、まるきり使えない。有効期限は3月31日までと書かれているが、当初延長するんだろうと高をくくっていたものの、どうやら「延長しないのでは」という懸念も出てきた。どちらかというと外食をしている私が使いあぐねているのだから、大量に購入した人は大丈夫なのかな、と他人の心配までし始めている。そんな中、行きたいと思ってちょっと気になっていたお店に足を運んだ。事前に電話して尋ねると、Gotoイート食事券も使ってよいとのことだったので、がぶがぶ呑もうと決意して入店。雰囲気のいい店で、150人くらい入る箱なのに、客が10人いなかったせいか、給仕してくださる方とくだけた会話を楽しんだ。「ああ、飲食店の楽しさってこれだよなー」などと思いながらトリッパを注文したのだった。頼んだワインは2本。両方ともイタリアワインでリーズナブルなものである。本当はもっと奮発してもよかったのだが、中間価格帯のワインの品ぞろえが少なかった。高価格帯はバローロとか、ベタに高いワインばかりだったので、それなら別のところでも試せるしなぁと正直思ったのである。特に今回、試してよかったなぁと思ったのが写真左の「モニカ パーラ」である。エチケットがとても老いらしい。これは観光地で名高いサルディーニャの「モニカ」という地のぶどうを使って造られている。ピノノワールのような明るいルビ―レッドの赤ワインで、若いプラムのような酸味があり、いちご感もある。干し草のニュアンスもちょっとあるので、農場とか畑で太陽の下で呑むといいなぁという感じ。味自体はあまり重くはないワインなのだが、ぶどう自体は、重めの味で使われるシラーとかガメイ種の仲間らしい。しばらく時間が経ってくると、発酵してきて、ヨーグルトのような酸味が強くなり、よりバランスがとれてフルーツ香が増してくる。これくらいの味変になってからオリーブや野菜の前菜などと一緒にゆっくり味わうと、長く楽しく歓談が楽しめるなぁという印象を持った。右のワインはイタリアのシラーなのだが、オーガニックでそれなりに味はしっかりしているのにリーズナブル。イタリアの国家認証の「DOC」などはついていないが、保存状態や造りもそこそこ良い。チーズなどと相性がよいなと感じた。給仕してくださる方と歓談したら、「楽しそうにたくさん呑んでいただいてありがとうございます。また来てください」と言われボトルワイン半額券をもらった(^^)よし、また行こう。<お酒メモ>モニカ ディ サルデーニャ 2018 パーラ 赤 ハーフボトルERA Syrah Organic (Cantine Aurora) 赤 ハーフボトル
2021年01月24日
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手元のポートフォリオは日経平均にかなり置いていかれ、さえない毎日が続いている。だいたい株式パフォーマンスと自分の体重は逆相関のチャートになるのが常なのだが、先日人間ドックに行ったら、体重があっさりと最安値を更新していた。うーむ、相関している。在宅勤務が増えたので昨年に比べ、筋量が減った自覚はあったのだが、数値はそういう状況を示しておらず、全く謎。体重が2キロ減って、体脂肪率も2%減って、腹回りも2センチ減って、トリプル2…という感じ。「コロナ太り」という言葉を聴く割に自分は太れないのはなぜだろうか。酒にナッツを合わせて食べていることで、より「地中海式食事法」になっているからだろうか。いや、違う。地中海式食事法とは、健康的なダイエットのための食事療法のことで、長寿食ともいわれている。ざっくり言うと以下の8項目が特徴なのだが、→に示したのが普段の食生活。やっぱり自分のとは少々異なる。1)パンやパスタなどの穀類を多く取る。→米も含め基本ほとんどとらない。1日に米を茶碗1杯程度が◎2)野菜や果物を毎日食べる。→〇3)ナチュラルチーズとヨーグルトも毎日。→△チーズはほぼ毎日。ヨーグルトは気分次第4)毎週、豆やナッツとイモを取る。→〇 というか豆とナッツは毎日。イモは基本摂らない方向で5)油はオリーブオイルを使用する。→〇 ごま油と亜麻仁油も場合によって摂る6)食事と一緒に適量の赤ワインを飲む。→◎ 週2くらいは赤ワイン。あとはお酒メモ参照(笑)7)赤身の肉(牛と豚)は月に数回まで。→△ 週1~2回程度が目安8)鶏肉、卵、魚介類は週に数回まで。→〇 これに「毎日、発酵食品を食べる」「お茶(たまに紅茶)を飲む」が加わる感じである。私はどうも4)の「イモをとる」は信じていない。だいたい太っている人、特に下半身太りしている人は根菜が好きなことが多い。だが、根菜は糖質が多く、摂取すると痩せにくくなる。イモ類もこの部類だ。ジャガイモが筆頭格だが、でんぷん質の多いものは摂取しすぎると、身体が炭水化物として認識して栄養に変える。つまりパンやパスタ、ご飯を摂ったことと同じになってしまう。炭水化物を完全にゼロにするのは、身体にはよくないが、減らした量を毎日摂取するというのが、身体を軽くするコツだと思っていて、個人的に適量だと思うのはごはん茶碗1杯/1日。本当は毎日摂ったほうがいいが、親族が糖尿病ばかりなので、私の場合は(日本酒を呑む習慣も考えて、ごはんは)週に2回程度である。おかげで血糖値は正常を保っている。また、炭水化物は(たぶんだが)パンやパスタは避けたほうがいい。小麦は日本人の身体にあまりあっていない。たとえばパスタは低GI値だからインスリンコントロールにいいと言われるが、低GIは消化が早いので、早く空腹感が訪れ、結果的に食べ過ぎてしまう。だから緩やかにお腹がすくご飯を食べたほうが、きれいにダイエットできると感じている。ということで、この逆を少し自分はやるべきだと思っている。少しお肉食べるか…。<お酒メモ>1月22日金曜日小布施 オーディエール シャルドネ 白 2/3本弱蒼空 山田穂 1合半弱
2021年01月23日
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お金について学ぶ勉強会「サロンFUJIYAMA」のお手伝いをして15年近くが経つ。正直、当初はこんなに長く続くものだとは思わなかった。初期メンバーと現在とでは、顔触れもだいぶ異なっている。ただ組織と言うのは、それ自体も「生き物」みたいな存在だと思っていて、常に新陳代謝はある。この15年で、そこから零れ落ちずに、お手伝いというかたちで係われているのは私にとって幸いだったと思う。講師を連れてくるだけではなく、足を運んで話を聞きに来てくださった方から学ぶことというのが、やはりものすごく多くて、私の中でなくてはならないものになっている。サロンFUJIYAMAでお会いしたことがきっかけで、普段づきあいしてくださる方もいる。おかげさまで退屈しない毎日を過ごしている。「なんだかんだいろんな人が構ってくれて忙しいんでしょ(ウリ、ウリ)」と先日やられたが、「ははは」と笑ってごまかしたものの、確かにそうだと思った。そういう大切な場だからこそ、常に「講演の趣向やテーマをどうするか」というのは頭の片隅にある。いまはあちこちで投資勉強会もたくさんある。マンネリにならず、他の勉強会と演目が被らず、かつ「会の規模を競うのではなく、どういう人に何を伝えるのか」ということは心掛けている。変な言い方だが、自分の良心に照らして、「1年通してサロンFUJIYAMAに参加して、ここの話が役にたったな」と来た人が思えるようにしようとは思っている。ということで、今回は初登壇の個人投資家・愛鷹(あしたか)さんをお招きしました。彼の投資手法は「10倍株を探して、それで儲ける」という方法。普通10倍株というのはなかなか見つけることができないし、そういった株を見つけるのはその人の感性がずば抜けているから、というのが定説。つまり、誰でもできる再現性がないわけです。ところが愛鷹さんの話を聞いて「なるほど」と思ったのは、彼は10倍株を当てるのに「再現性がある」やり方をしているというと気づいたからです。それをご自身の口から開陳していただこうというのが今回の主旨になります。つまり「パクれる」手法だということです。「これは(いろんな意味で)すごい手法だな」と思ったのは、有名個人投資家で言うとwww9945さん以来だったので、しつこく口説いてお越しいただけることになりました。新型コロナウイルス自体よりも、それに対して構えている世相のほうが殺伐として、凶悪になっている今日この頃ですが、「気にならないよ」という方はぜひお越しいただけると幸いです。世の中的に憚られる状況なので、残念ながら懇親会はないのですが、講演自体は聴くと元気になること、請け合いです。よろしくお願いいたします。(^^)<2月サロンFUJIYAMA> 開催日:2021年2月6日(土) 時 間:14:30 〜16:30場 所:プラサヴェルデ407 静岡県沼津市大手町1-1-4 電話:055-920-4100講 師:愛鷹さん「10倍株(テンバガーの見つけ方)」 参加費:2,000円(現地にてお支払い下さい)お申込は、株式会社吉野エージェンシーの杉本さま宛に1.お名前2.ご連絡先(お電話番号)を記載の上までinfo@hokenyoshi.jpメールでご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。注意事項:静岡県で感染経路不明の新型コロナウイルス変異種の感染者が確認され川勝知事は、独自の「感染拡大緊急警報」を発令しました。変異ウィルスは従来型より感染力が強い可能性がありますので特に注意が必要です。以下の項目を各自ご確認ください。1.体調不良の有無(体温が37℃ないし自覚している体調変化)2.味覚・臭覚異常の有無3.海外渡航・滞在の有無過去2週間の状況で該当項目があればPCR検査を受け陰性であればご来場ください。
2021年01月22日
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久しぶりにターミナルに出て呑もうかなと思って足を運ぶと、見慣れた光景が「見慣れないもの」に変わっていた。普段通っていたギネス屋(1軒目)は1月8日から休業を続けており、サブで利用していたHUBはその駅で4店舗あるうち3軒が自粛で当面の間閉鎖するという貼り紙。オレンジ色のペイントが塗られた角地のビルの看板が取り外され「これは松屋だったっけ?」とクイズのような感じに。タピオカ屋は小籠包の看板にかけ替えられ、それでもつぶれたらしく、すでにシャッターが固く閉じられていて「廃棄物回収日の変更に関するお知らせ」の貼り紙が寒々しかった。まさに繁華街壊滅。これから景気が想像以上にものすごいことになるな、というのがわかった。まだ陽は落ちていなかったのに、人通りが少ないことも相まって、ゴーストタウンという言葉が頭をよぎった。変わり果てた街の姿を見て、ものすごく背中が寒くなった。いくつもの店で働いていた人や経営していた人が、それができなくなったことで、どうやって生活していくのだろう。もちろん納税額も減る。休業補償の原資はどこから出てくるのだろう。病原菌と人間は歴史上常に戦ってきたが、今回の新型コロナは、100年前のスペイン風邪に比べて、非常に致死率は低い。公衆衛生の発達や医療の進化のおかげもあるだろうが、新型コロナの死亡数に比べて、インフルエンザで死ぬ人は減った。「トレードオフ」ということも鑑みると、経済封鎖と言うのは自傷行為というか、社会的アポトーシスなのではないかと思う。第一、死亡数を限りなくゼロに近くするという目標は確かに素晴らしいが、現実的に考えるとそれをやるときりがない。経済のこともそろそろ考えて自粛解除をしていかないと、コロナで死ぬよりも前に多くの人が経済的なことから死を迎えてしまうと思う。そのことをもっと冷静に考えたほうがいい(できない人たちが多いから世論で「自粛」が声高になっているんだろうけれど)。コロナにかかったら2週間ちゃんとおとなしく家に籠るので、お願いだからこんな無残な街の姿のままでいることを肯定しないで欲しい。もうたくさんだ。早く「今日はギネス呑もうかな」と思ったらふらっと立ち寄れる日常に戻りたい。<お酒メモ>1月21日木曜日ギネス 生 1パイントテヌーテ サン マルコロッソ 赤 イタリア 2/3本
2021年01月21日
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20代は仕事で二徹するということもザラにあったのだが、最近は徹夜が効かないどころか、午前2時を過ぎると眠たくなってしまう。朝までバーでウイスキーをストレートでガバガバ呑んで平気だったのは、やはり若さだったのかなぁと感じる。早寝早起きになるのは加齢で血圧やホルモンバランスが変わり、体内時計が前倒しになるからだと言われているが、そうだよなと納得。だから、もともと夜型の人間がそれなりの年齢になっても、夜更かしができるのは若い証拠なんだろう。とはいっても起きる時間はあまり変わらない。睡眠時間はコロナ騒動前よりも1時間ほど増えて、7~8時間、下手すると休日は半日寝ている日もある。「寝るには体力がいる」とか「8時間以上寝ると心臓病のリスクが高まる」というのも定説だが、寝るという休息を身体が欲しているのだから(8時間以上眠る日は)そうするのであって、心臓病云々とは関係ないんじゃないのかなと思う。ただ生来私は朝が苦手だ。血圧は加齢とともに上がったが、100に満たないし最低血圧も40台からようやく50台になったというあたり。寒い日に気温が上がらないうちに布団から這い出ると立ちくらみその他どうも調子が悪い。くも膜下出血で死んだ直系に体質が似ているので、そのあたりは注意したいと思う。朝の9時くらいまでは布団の中でごそごそしながら仕事をしていることもある。そんな自分を「(英国の元首相)チャーチルみたいに、仕事をしているのならば、寝そべって(やって)よいのだ。それが健康の秘訣」などと言い訳している。チャーチルは執務室にベッドを置いて2時間の昼寝もとったと言われているが、私は一度起きれば、昼食時間もとらずに仕事をしているので、もう少しまし…ですよね(笑)
2021年01月20日
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今月、久しぶりに海老を食べた。海老や蟹は普段あまり食べない。嫌いというわけではないのだが、普段これらを好む人たちが多いので、大皿料理の場合はつい他人に譲ってしまう。「そんなに好きならぜひ食べてください」という感じ。小さい頃は時々お寿司屋さんに連れて行ってもらうと、必ずと言っていいほど車海老を頼むくらい好きだったのだが。「いくらと海老どちらか1つよ」といわれて「海老ー!」と叫んだものだった。ただ、意地悪か躾かはわからないが、親からは注文する際に「全て食べないとだめ」と言われ、殻やしっぽ、頭を残すことも許されなかった。というわけで、今も全部バリバリ食べている。正月に海老にときめいて、久しぶりに食べたくなったことが、なんだか嬉しかった。海老は縁起ものなので、この時期に食べたい、というのは和の文化に触れることにもつながるからだ。背中が丸まっていることから、長寿の象徴とも言われ、飛び出た目は「目出たい」の掛詞になっている海老は、栄養価的にも殻の部分にはキトサンが含まれていて免疫活性化の手助けをしてくれる。赤い身にはアスタキサンチンがあり、これは抗酸化作用があるという。あながち姿かたちでなく、栄養的にも長寿になる要素がたっぷりあるというわけだ。いちいち理屈をこねなくても、美味しいものは美味しいので、あっという間に平らげる。たまには贅沢もいいもんだな(って、今月は久しぶりにかなり贅沢しているような…)。<お酒メモ>1月18日月曜日小布施 キャトルサンクメルロ 2018 1/2本実はドメイヌカトウの最終ビンテージ。2018年でキャトルサンクは終売になっている。小布施ワイナリーとして過去コンクールで金メダルを受賞したこともあったそう。ベリー系の軽やかな香りと、それなりのタンニンがある美味しい1本でした。とっておくより呑もう、ということで呑み切り(^^)1月19日火曜日亀泉 cel-24 純米吟醸無濾過生原酒 2合蒼空 山田穂 1合
2021年01月19日
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「今の相場はバブルだ」という人をちらほら見かける。私はそれに賛同するかしないかは、正直何とも言えない。よくわからないのだ。そういう時には情報収集して判断するに限る。以下は気づいたこと。1)「コロナ怖い」の中、投資セミナーへの、初心者の関心が高まって集まっているところには人が来ている。いわゆる「イナゴ」という相場の「こやし」がまだ途切れていないどころか増えている模様。2)日経平均主導で相場は相変わらず活況である。SNSでは強気の人よりももうピークだよ、という声が多いので、ひょっとしたらテンプルトン卿の格言「(相場)は懐疑の中で育ち」の段階なのではないか。3)上記のように考える理由として「ネット保守」の運用者がこぞってリスクオフ&金保有を推奨しはじめていることも私の頭でひっかかっている。アメリカの国内政治が混乱していてもそうすぐにはガラにはならない。忘れた頃にガラは起こる。4)不動産も強気で、いわゆるカネ余りが局所的に起こっている状態。これは不景気の株高という言葉の局面ではないか。ということで、長くは引っ張らないが、今伸びている株は、一部刈り取ったら、そのままボーボー伸ばしていこうかなと思っている。1)のこやしは増えているものの、この人たちが必ず「小型株」に行くかは定かではないので、銘柄選択の時価総額については、中型株中心で行こうと思っている。
2021年01月18日
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自宅で昆布だしをとるのは、もう何年もの習慣になっている。もっと長いかもしれないが、どれくらい長いかは忘れてしまった。実家を出てから、粉末だしはほぼ使っておらず、乾物でだしをとっているが、近年は友人がお土産にくれることが多いので、昔に比べてケチらず(笑)、どちらかというとガンガン使っている方だと思う。料理の腕が下手でも、調味料がよかったり、食材が新鮮であればそこそこカバーできるので、食に関しては贅沢させてもらっている。昆布だしは結構万能なので、非常に重宝している。うまみもさることながら、とった「だし」も加熱すればそれなりに日持ちするからだ。家で自炊しようと思っていたのに予定が変わってしまうときは、1日に1度だしの入った鍋に火を入れて腐食を防ぐ。数日くらいはこれで問題がない。昆布だしは何も味噌汁や煮物だけの用途だけではない。先日は久しぶりに急なお誘いがあったので、とっておいただしを数日使わない状態になった。火は入れていたが、ここのところ洋食風のメニューが続いているので、味噌汁の出番がない。ということで、こういう時は昆布だしでご飯を炊くのが一番。具材をいれれば炊き込みご飯になるし、そのまま白飯を炊いてもふっくらとした甘みと香りがでるので無駄がない。昨日は和風のカレーレトルトが食器棚に余っていたので、それと合わせてカレーを久しぶりに食べたのだった。冷蔵庫にあった生姜漬やゆず白菜、ゆず大根など、人参のラぺなどをごそごそ出して付け合わせにすれば、そう貧しくない組み合わせで一食となった。ちなみに、乾こんぶの表面についている白いのは「グルタミン酸ナトリウム」といううまみ成分の結晶だが、これと「イノシン酸」を合わせると旨味が倍加する。イノシン酸は干しいたけや肉、魚などに入っているので、しいたけとともにだしをとる、昆布だしで味噌汁を作り、おかずに魚などをとりいれる、といったやりかたで、身体が喜ぶわけである。私は何年か前に痩せてから、体重が戻らず、現在、高校時代の体重をキープしている。そのためかよく「なかなか痩せない」とこぼす人に質問されるのだが、痩せるには「昆布最強説」を唱えている。というのは、昆布は塩分を排泄する効果がある(塩濃度が低ければ過剰な水分を体内に溜め込まなくなる。ボクサーの減量と一緒だ)し、含まれている成分が太りにくくする作用のものが多い。弱アルカリ食品でもあることから、酸化(老化)のスピードを遅らせてくれるのかも、とも推測している。母親が自分と同じ時の年齢の写真を見ると、白髪からしわから、顔が似ている割にはなんだか少ないのだ。彼女と私の違いは1)3食食べない。糖質をあまりとらない2)基本和食中心でコーヒーをほとんど飲まない3)だしを基本とした食事で、インスタント調味料をあまり使わない4)豆と野菜、発酵食品中心あたりだろうか。要は「日本人の昔ながらの天然食生活」なのである。だから肌に触れる基礎化粧品も無添加というか天然由来の古臭いものを10代からずっと使っている。すっぴんでいることも肌への刺激が少なく、プラスになっているのかもしれない。あとはやはり無濾過生の日本酒(=天然のアミノ酸)が健康に役立っているのかもしれない(※プラセボもあると思いますが>笑)。脱線してしまったが、昆布だしをとってみると「使わないと!」というほどよい圧が、抗老化&痩せる食生活の手助けになるのかな、と思います。
2021年01月17日
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「貴女はhavesだからそんなこと言えるんだよ」と言われて「haves?」とオウム返しに訊いた。お金がある人のことを"the haves"(rich)、反対に貧しい人のことを"the have nots"(poor)というらしい。ネイティブの英語なのだろう。へぇぇと感心したのだった。今でもお金持ちだという自覚もないし、自分で老後のためにと蓄えたお金は、ほとんどが株なので「砂上の楼閣」だ。そんな流動資産は明日どうなるかわかったもんじゃない。だから決してhavesじゃない。一部は現金化しなきゃと思っているし、「そろそろ不動産買え」とまわりにツッコまれるのだが、のんびり屋さんなのか、不動産に関してはまだその時期じゃないと思っている(とはいえ、昨今のきな臭い世相や国際情勢を見ていると、株にたくさん突っ込んでいるのは危ういとも考えているのだけれど)。と、いろいろ書いているが、今年に入ってからも日経平均(インデックス)にはおいていかれるパフォーマンスしか出ていない。大型株優位だとわかっていて、そちらの資金配分は増やしているのだが、追い付かないのはなぜだろう(^^; まぁこれが実力ということで。
2021年01月16日
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何でもないところで何気なく見た光景が「はっ」と心をつかむことがある。先日、たまたま立ち寄った店から出たら、夕暮れだった。雪に覆われた中、空がえも言えぬ色をしていて、とても美しいと感じた。10秒経たないうちにどんどん藍色が濃くなっていく。ということで、思わず1枚だけ撮ってみた。荒井由実の音楽が頭の中で流れる。『生まれた街で』のサビの部分。いつものあいさつなら どうぞしないで言葉にしたくないよ 今朝の天気は街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ生まれた街の匂い やっと気づいたもう遠いところへと ひかれはしない小さなバイクを止め 風を見送った時季節がわかったよ街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ街角に立ち止まり 風を見送った時季節がわかったよ「季節がわかったよ」というはずの歌詞なのに、何度も頭の中でリフレインしていると「季節は、変わったのよ」と頭の中で替え歌している。そうだよな、ユーミンのジャケットにありそうな景色だな、と思った。
2021年01月15日
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他の人よりは「頭からっぽにしている時間」というのが結構あるのかな、と思う。どこかの脳科学の先生の話を以前読んだのだが、頭をからっぽにする時間を作ると「ひらめき」が起こりやすいという。坐禅とか瞑想(マインドフルネス)もそのひとつだ。現代人は忙しすぎて、そういう時間を創り出しにくくなっている。だからゴールドマンサックスやグーグルの社内研修で瞑想(マインドフルネス)を採り入れている、という話が盛り上がったのが数年前のことだった。ただ、「頭からっぽにしている時間」は瞑想系の類だけではなく、般若心経を書いている時とか、ある程度の距離を散歩するとか、ジョギング、入浴など多岐にわたる。要は単純なことだけしてリラックスしているときに脳波が「頭からっぽ」のかたちになるんだと思う。坐禅に加え、風呂好きだが、飲酒も好きな私。体感的には「頭からっぽ」の類のひとつに「飲酒」「喫煙」もあるのかな、と思う。どちらも呼吸だったり脳の分泌をいじるものだからだ。ただ、飲酒はちょっと特殊な「頭からっぽ時間」だと思う。飲酒は時にはそれは人と話しながらやるわけだが、酩酊していることで、複雑なことを考える機会を奪う作用をもたらす。坐禅が呼吸のことだけ考えて時間を過ごす「ゼロイチ」の演算処理の訓練なら、酒はさながら「10からいくつか引き算した状態」みたいな、軽めの「頭からっぽ時間」なのかなと思う。時には誰かの失態や、自分の失言も伴うわけで(笑)。まぁ自分の酒はなかなかケンカにはならないから、屈託なく「頭からっぽ」にできるし、仲間に酒乱もいないので、とかく楽しくて、ストレス発散できて、時間自体も他の瞑想系よりも長めにできる幸せなアクティビティなのである。ということで、相変わらずよく呑んでいますが…。人間ドックが近いから、「頭からっぽ時間」を少し減らさないとなぁ(^^;<お酒メモ>1月16日金曜日蒼空 ENTER.Sake SOOKUU 1合蒼空 ひやおろし 1合半白ワイン グラスで1つ而今 斗瓶取り 全国鑑評会出品酒 大吟醸 1合弱くどき上手 禁じ手磨き1割1分 半合十四代 羽州誉 大吟醸 限定純米醸造 1合ちょっと1月17日土曜日鶴齢 純米吟醸 1合鶴齢 清酒 あたためて1合弱生ビール 50mlくらい1月18日日曜日カールスバーグ 生 ふたくちハウス赤ワイン グラスで2つ
2021年01月14日
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昨年暮れに階下で漏水が発生し、給湯器のお湯の栓を閉められた生活がはじまってはや数週間。何度か水道屋さんが工事に来ては「直りました」というのだが、翌日また「漏れてます」と階下の住人が早朝からピンポンを鳴らしまくって起こされ、また一日中水道工事。窓を全開にして作業をしているので、私も在宅勤務しているが、極寒の中やっている。こんなに水漏れが続くのは、水道管の寿命がとうに切れているからだそうで、水道管を一部修繕しても、そこが直ると他のところに圧がかかって、結果、違うところが破損する、ということが起こっていると水道屋さんに言われた。人間の身体で言うと、全身が程よく老化して(壊れて)バランスがとれていたところに、一部手術をして直すと、他にしわ寄せがいく、という状態なのだろう。この家も潮時なんだと思う。そういうわけでお湯の使えない生活をしている。皿洗いはもちろんのこと、シャンプーするときに髪を濡らすのも水だし、洗顔も水。特にお風呂で洗顔するときには当初は冷たすぎて「ぎゃー」と叫んでいたが、最近は慣れてきた。そのせいか、最近、お肌の調子がいい。ふっくらしているのだ。オンライン会議で映る自分の肌が以前よりきれいになった。以前どこかで「水洗顔はよい」と聞いたことがあって、これも怪我の功名なのかな、と思っている。また、原因箇所を探るために、室内下にある配管をあちこちいじっているため、畳をひっくり返したり、押し入れの底をくりぬかれているのだが、そのたびに「ここの荷物出してください」と言われるものだから、ついでに不用品を捨てて、一部は段ボールに荷造りして…ということをやっていて、強制的に「お片付け」が始まっている。昨日なんかは台所のシンクの下の収納の底を壊す必要があったため、そのあたりもお掃除して、調味料やレトルトカレーなどの整理を久しぶりにした。なんだか水漏れが、「掃除の助太刀」になっている。「禍福は糾える縄の如し」という言葉の通り、一見ツイてないように見えることも、いい側面と言うのは必ずあって、自分の場合は「やらないから、強制的にやるようにしてやる。さっさと動け!」と神様に言われているのかな。この水漏れは。ひょっとしたら慈雨、なのかもしれない(^^;<お酒メモ>1月15日木曜日燗酒 コップで1つ〆張鶴 純 コップ半分蒼空 ひやおろし 3合
2021年01月13日
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緊急事態宣言が再発令されてから、外食難民になっている。自炊の回数は昨年に比べると格段に増え、家呑み、自炊もそれなりに楽しくやっているが、たまには外食もしたい。仕事が遅くなって、料理をする気力がないときには外で、と思うのだが、どんなに早く仕事を片付けても19時半、20時となる。だから本当に食事したいときには、自炊以外はコンビニしかない状態になっている(というわけでコンビニ食は普段、基本避けているので「食べない」一択になる)。先日も大学の講義を終えた際、担当教授と一緒に軽く食事をして帰ろうという話になったのだが、大学を出たのが19時半。駅までの繁華街はどこも19時半ラストオーダーで、すでに店の灯も消えているところも多く、いつもの光量の1/3くらいになっていた。暗い。ものすごく暗い。普通の居酒屋はもちろんのこと、サイゼリヤも、日高屋もKFCも20時まで。テイクアウトは20時以降もやりますよ、というチェーン店もあったが、寒いので暖を取って食事をしたかった。テイクアウトして公園で少し食事をする以外に選択肢がない…コロナ対策で風邪をひかせるような政策って、おかしいなと思う。寒空の中を40分ほどさまよい、20時を過ぎて営業しているジャンルが唯一あった。それがラーメン屋だった。二郎も行列、その他の有名店も行列。教授と私は既に凍え切っており、私の場合、手の感覚すらなかったのでラーメン屋にかけこんだ。店内はかなり密で、行政指導の割にはなんだかなぁと思ったが、私は気にしない。餃子だのとんこつラーメンだの、めずらしく生ビールとともにむさぼる。身体が温まる。ただ、店員が全員外国人だった。そのせいか、タッチパネルで注文してからメニューが来るまで20分以上待たされたり、会計でGOTOイートクーポンが使えると書いてあるのに「現金のみ」と言われて、それ以外の日本が通じなかったりと、なんだか日本語が少しわかる東南アジア国の、店にいる気分になった。飲食店やカラオケボックス、百貨店などばかりがやり玉にあげられるのはなぜだろう?飛沫が飛ぶから、ということを繰り返し「専門家」さんたちは声高に叫ぶが、大江戸線の運転士が共同手洗い場で集団感染したように、別に食事する以外のところでも感染は起こる。スーパーであちこち野菜や果物をつぶして鮮度を確かめる、あるいは奥の賞味期限の新しい者から買おうとしている主婦や高齢者は、あれこれ商品を触っているのだから、あそこから感染してもおかしくないだろうに、とも思う。お惣菜の割引シールに群がって、あれこれ叫んでいる高齢者の群れを見ると、こっちのほうがクラスターじゃないかなと思ってみたりもする。他人に接触して話す機会が封じられると、家籠りが許されている職業や人間は、テレビやネットを情報源にして、特定の偏った情報のシャワーを浴び「汚染されやすくなる」。コロナは恐ろしい、と正論を言うことを強いられているコメンテーターの発言を繰り返し聞いていると洗脳されて、より「籠る」ことが正しいと判断するようになる。そうすると人と話す機会がもっと減る。この負のスパイラルが続いている。「コロナの何が問題なのか」を他者と論じる機会もないから、論理力もコミュニケーション力も落ちる。体力も落ちる。コロナウイルスよりもコロナ脳のほうがよっぽど怖い。ちゃんと身体を使って外で働いている人たちが、雰囲気で自分の労働を禁じられて、割を食っている状況がこんなに長期間続いているのが忍びないので、できれば外食する機会をそろそろ増やしてお金を落とさないといけない。ない袖も振ってやる、と決意している。そうじゃないと社会も経済も大変なことになると思っている。長く飲食店を閉じれば、物流がおかしくなる。戦争は「兵站」(物流供給網)が大切だが、経済とは現代の戦場である。補給線を長く閉じれば、コロナ後のすぐの復旧は無理だし、補給線自体が死んでしまう。そういうことがわからない人が多いようで、ため息が出る。繁華街の暗さ並みに、私のテンションも暗い。<お酒メモ>1月14日水曜日シャトーポールマス フランス 赤 ハーフボトル小布施 オーディエール メルロ ドメイヌカトウ 2016 赤 ハーフボトル
2021年01月12日
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吹雪く中、海岸を歩いていた。足元の海はものすごく透明で、美しい薄青色。灰色の空と対をなしていた。海中に何があるかくっきりわかる。「あ、うにだ!」岩場にうにが密集している。ただ、そばに海藻がない。そういう場合、痩せたうにの可能性が高いから、誰もとらないため、こうやって目立つことがあるらしい。なぜだか近くにバケツも放置されていた。あたりを見ると「密漁禁止」といった札書きもない。こんな天気なので、誰もいない。「うーん、絶好のチャンスなのだが」と思う。しかし、残念ながらたも網だったり長い棒だったり、スコップのようなものも見当たらなかった。もちろんそういうつもりもなかったので、装備もない。岩場にはふたをした牡蠣もあり、これをこそぎ取れば中に牡蠣の実もありそう。ムール貝も凝り固まっている。みそ汁の具ぐらいにはなりそう。うーん…(><)結局あきらめて海岸を後にした。うにを自分でとった経験はまだない。ただ、「海水うに」と呼ばれる、うにを水揚げして、塩水(正式なものは海水を使用している)につけたまま出荷するタイプのものは過去に何度か食べたことがある。これが絶品なのである。鮨屋や魚屋、スーパーに置かれているうにはたいてい色が悪くならないように「みょうばん」が使われているが、これが少々、口内に独特のしびれと苦みを残す。「海水うに」はそれがない。だからうに本来の甘みや香りをしっかり舌で味わうことができるのだ。「痩せたものでもよいから採ればよかったかな」…しばらく後ろ髪を引かれっぱなしであった。
2021年01月11日
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我が家の冷蔵庫はよそのお宅に比べると結構不思議なものが入っているらしい。特に冷凍庫は他人に話すと「謎だらけ」だそうで、肉類だけでも現在・牛(タン含む)・豚・軍鶏(レバーも含む)・馬(レバーも含む)・鹿・猪・うさぎがちょっとずつある。あとは魚介類やにんにく、山椒、ゆずとか、薬味で冷凍しておいたほうが良いものなんかが入っている。冷凍食品はほぼゼロ。たまに冷凍たこ焼きを買うのだが、現在は入っていない。肉・魚介類は酒のアテにするために、少しずつ食べている感じ。このうち、ジビエについてはマタギさんからいただくものが多い。実は年末に「良かったら食べて」と鹿撃ちのマタギさんから鹿肉をいただいたのだが、箱を開けてみると猪も入っていた(*‘∀‘)猪は鹿よりも好物なのだが、基本、豚肉と同じ調理法だったり、応用系で料理が成り立つ。送っていただいたものは、昨秋、山梨・白州の猟で仕留めたとメモ書きがあった。白州といえばサントリーのウイスキー蒸留所で有名なところで、この辺にいる獣たちは、きらきらした美しい伏流水とみずみずしいぶどうやナラ・ブナなどの実や木皮を食べていたりするので、肉を食べると本当にかぐわしい。穢れがない感じが食べていてつくづく理解できる。猪の切り身は200g弱×3個で1個ずつ真空パックされている。さてこれをどうしようかと考えながら1個だけ、1日半かけて冷蔵庫でゆっくり解凍している。切り身は血抜きを含め、下処理は本当にきちんとしてから送ってくださるのだが、一応念のために塩ゆでなどをしてから使うつもり。なぜ猪かというと、(漏水による)水風呂生活が続いたことで、疲れがたまったみたいで、栄養を摂りたいようである。昨日は料理を作った後、食事中に気を失ったようで、リビングで意識が戻った。小一時間くらいこと切れていて、冷え冷えの状態だったが、足だけかろうじてコタツに入っていたのが幸いした。山陽地方に住む投資家さんが「猪肉は滋養がある。不妊治療していた夫婦にあげたら、妊娠したこともあるんだよ」と言っていたので、体力が落ちている今の私にはちょうどいいかもしれない。チャーシューやカツもいいと思ったのだが、たまたま昨日ラタトゥイユを作り、少し汁だくな感じのが残っているので、これをソースにして・猪のソテー+トマトソース・猪のラタトゥイユ煮・薄切りのしゃぶしゃぶにラタトゥイユソースをかけるといった案が有力かななどと考え中。もちろん、鍋にみそ汁用にと作った昆布だしがあるので、ぼたん鍋でもいいとは思ったのだが、これはいつでもできるし、セリやキノコ類のストックがないし…という計算も頭をよぎる。時計を見ると、もう17時も過ぎてしまった。今日もここまで何も固形物を口にしていないので、そろそろ豆乳でも買いに行って、少し栄養のある液体を流し込んで、食事をしないといけないと思っている。
2021年01月10日
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年末くらいから大根や人参の皮を捨てないで必ず一品料理にしている。多くはなますにしたり、ラぺにしたり、酒のアテ用の漬物にしたりで、量としても小鉢1つくらい。これまでも、ときどきはやっていたのだが、地方からくる宅配やふるさと納税の野菜があまりにもみずみずしくて力強く見えるので「廃棄物扱いしちゃいけないなぁ」と思い、転用に拍車がかかった。思えば、社会人になったばかりのころは、生活費も乏しかったので、野菜の皮やキャベツの芯などを極力利用して一品おかずにし、弁当箱に詰めた。仕事も仕事で、不規則かつ人に会うことも多いので、「昼食は外食、連れ立って食べずに一人で行きなさい。この職業で弁当持ってくるなんて何考えているんだ!」と当時の先輩に怒鳴られた。確かに昼食時間をとることがままならないので、次第に手弁当の回数も減り、今のような1日1食生活になったのだが(笑)このところ、家のモノをいろいろ捨てているという話を書いているが、学生時代の新聞記事のスクラップその他いろいろ出てきて、家を出た当時のことをいろいろ思い出している。野菜の皮は別に当時の物ではなくもちろん最近のものだが、やっていることは今の家に来た時と似通っていて、一種の「周期性」というか、世の中というのは変わったようで変わらない。揺り戻しや繰り返しに似た「らせん」でできているんだなと、おぼろげながら思う。DNAの鎖と一緒なんだろうな。懐かしく思いながら、久しぶりにきのこ汁を作った。なめことえのきとしいたけにねぎ。南アルプスでの祖父母との暮らしでは、きのこを育てたり、よく採りに連れて行ってくれた。見た目にも田舎臭いが、これを食べると本当にホッとする。食べ物は栄養摂取もさることながら、記憶も思い出させてくれる。摂った栄養は身体を駆け巡り、明日からの自分を構築する材料になる。人間の心の中には原風景があって、なかなか変わらない。変われない。変われないことを受け入れたときに、少しだけ視座が変わり、景色が替わる。
2021年01月09日
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1月のサロンFUJIYAMAの講師のukiさんが、2~3月のコロナッショックがいかに異常なものだったかを、PERやPBR、騰落率などいろいろなデータを分析して説明してくれた。非常に役に立った。ざっくり言うと2020年の日本株年間パフォーマンス傾向は、大型株≒中型株>小型株割高株>PBR1倍割れ割安株というわけで、小型でバリュー株投資をして、レバレッジをかけていたら「暴落時に追証になる確率が高く損切りせざるを得ない」相場だった。つまり、ネットやマネー誌で有名な億り人がやっているオーソドックスな投資をマネると「死ぬ相場」だったわけだ。億り人たちは、自分たちの身が危うくなればなりふり構わず行動するし、オプションその他、普段やらないことまで駆使して生き残りを図るから別にどうでもいいのだが、これをマネた人はものすごく大変だったと思う。また、日経平均は約16%の上げだったが、TOPIXの年間パフォーマンスは4%台ということで、大型株、中型株のウエイトが多い現物投資(でかつ日経平均採用銘柄で騰がった株を主力で持っていた)の自分が、なるほどマシだったのも頷ける。この流れはまだ続くと思う。コロナ禍でのいびつなマネーのばらまきが、貧富の差をより拡大させ、二極化する気がしている。自粛で儲かる側の「カネ余り」の中で、行き場を失ったマネーは「短期で稼ぎたい」という射幸心の強い人を巻き込んで、株にも流れ込むだろう。大きなマネーほど小型ではなく、指数やインデックスなどで粗い動きを見える。だから大型株や中型株に継続して張る、で私はよいと思っている。今年のNISAではまた配当目当てで東京海上(8766)をお腹いっぱい購入。昔、小型株ばかりいじってパンパンに信用を張る老投資家に「お前の運用は投資信託の運用みたいでつまらない」と言われたが、付き合いを断(た)ったおかげか、自分の投資の軸足がきちんとなり、むしろそこそこ儲かるようになった。非常に感謝している。「付き合いで投資をしちゃいかん、いかん」ということを改めて実感している。そんなわけで2021年も「つまらない投資」を淡々と続けたいと思います(誤解のないように申し上げると、決して卑屈な気持ちではなく、運用ってそういうものだとつくづく感じています)。<ポートフォリオTOP10> ※時価総額順。2021年1月13日現在、ザラ場1位 東京エレクトロン(8035) 2位 A&D(7745) 3位 東京海上HD(8766)4位 ワークマン(7564)5位 LIXILグループ(5938)6位 綿半HD(3199)7位 シーティーエス(4345)8位 トランザクション(7818) 9位 ウェザーニューズ(4825)10位 ローム(6063)注:昨年、Eストアー(4304)を買値から2倍ちょっとになったので半分売却し恩株に。その売却資金の一部を使って、東京海上HDをNISA枠で買い付けています。
2021年01月08日
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昨年暮れごろから、白文鳥の間男「文蔵」も、愛鳥「ごましお」(♀・2020年7月逝去)がいなくなった生活にも少し慣れたようで、鳥籠を開け放していても、大脱走する回数がめっきり減った。もう彼女がいないことを薄々感じ取っているのだろう。どんな生き物にも、無主物と人間が思っているものにも、別れるときには感情があるものだと思う。文蔵はたいてい、鳥籠の上に鎮座して、陽の光を浴びながらじっとたそがれている。お腹がすくと自分で入り口から入り、餌を食べてまた同じところにいて、気ままに啼いている。「たそがれ」は漢字では「黄昏れ」だが、もともと夕暮れの時刻に陽を眺めてぼーっとする様子を言う。古語では「たそかれ(誰そ彼)」と書いた。反対に日の出は「かわたれ(彼は誰)」というが、あまり現代では使われない。「たそがれ」は人生の後半戦を示唆する意味で使われることもある。文蔵さんも足にはばき(老化の兆候で、体内ヨードが減ってきたサイン)が出てきたので、もう盛りの時期は過ぎたのかもしれない。たそがれているのも、思うところがあるせいかもしれない。昼間、家で仕事をするときに時折歌声を聴くと、少し私も気もまぎれる。性格的にあまり動かない鳥だが、その分、普通の鳥よりはよく声をあげるので、退屈はしない。「ぼっち」になって、人間にもようやく慣れたのか、この間はじめてカメラを向けても知らんぷり(?)を決め込んでおとなしくしていた。奇跡の一枚である。
2021年01月07日
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仕事その他でバタバタでして、少々更新が滞っておりましたが、今日くらいからぼちぼち巡行運転していきたいと思います。自宅の漏水工事が思ったよりも長期戦で(修繕終了といわれたが直っていなかった)、押し入れの底をぶち抜いたり、段ボール箱で10箱近く中身を見ずにモノを捨てる必要に迫られたりと、引っ越し前から家がぐちゃぐちゃになっておりまして、まだ年賀状代わりの寒中見舞いを製作できていないことだけが心残り&自己嫌悪でございます。人間ドックも近々あるので、お酒もそろそろコントロールする必要があるなど、やることが目白押しで、コロナ太りとは無縁の日々です(^^;水風呂で年末年始を過ごし、滝行に近い生活をしているせいか、風邪は引いていないなぁ。。<お酒メモ>1月7日木曜日蒼空 キヌヒカリ おりがらみ 1合半蒼空 山田錦 おりがらみ 1合半亀泉 Cel-24 生原酒 1合1月8日金曜日生ビール 小ジョッキ1つ1月9日土曜日磯自慢 純米大吟醸 おちょこで1つ開運 ひやおろし 1合開運 無濾過生原酒 3合ベアードビール ウィートキングウィット US1パイント赤ワイン&白ワイン各1本 計ハーフボトルくらい1月10日日曜日開運 無濾過生原酒 3合1月11日月曜日シャトーポールマス フランス 赤 ハーフボトル亀泉 Cel-24 生原酒 1合半
2021年01月06日
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関東以北でしかとれない「どんこ」を初めて食べた。ここ数年、北の方に行ったときに何度かお店のメニューには書かれており、「うまい」と聞いていたので食べたかったのだが、なぜだかいつも品切れでフラれ続けていた。この魚、正式には「エゾイソアイナメ」という。深海魚の仲間は「ぶさいく」が多いが、このお魚も例にもれずユニークな顔をしている。また、深海魚の部類の割には割と浅瀬の方でもとれるそうなので、案外水圧に関しては個体差があり、適度にコントロールできるのかもしれない。アイナメと名がついている割には、味がアイナメよりも濃く、弾力もある。あっさりした脂の味わいもいい。鍋物にするのも美味しいそうだが、写真のようになめろう風のたたきにすると非常にその味の長所が引き出される。鮨も握ってもらったのだが、味をつけた肝を白身の上に乗せてもらったらなお旨い。やみつきになりそうだなぁ、これは。<お酒メモ>1月4日月曜日ユキノチカラ 白ビール コップ1つユキノチカラ ペールエール コップで1つ半ボルドーワイン 2016 赤 グラスで3つ1月5日火曜日遠野のどぶろく 生 150ml熱燗 1合SCAPA 16y そのままで1つ
2021年01月05日
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私のNISA口座の運用はどうも下手らしく、通算でマイナスである。何故だか知らないのだが「入れたらその後下がる」ことが多く、完全に銘柄選択が「曲がっている」。仕方ないので、近年は東京海上HD(8766)一択にしている。理由は・ディフェンシブなセクターで、10年チャートが穏やかな右肩上がり・保険会社の大手の中でも、損になる保険はカバーしない手堅さ・わりかし高配当(4%台)なので、下値不安が小さい分、非課税の債券感覚で配当を享受できるという3つからである。それでも、私が買ってからはどうもさえなくて、未だ含み損である(ToT)そうはいっても、損益幅は数%なので、1年保有して配当をもらったらトントンになるくらいなので、5年トータルで持てばなんとかなるかなぁ…と思っている。「配当目当てなら(もっと利回りの高い)JTにしておけば」ともいわれるのだが、JTのチャートを見ると心停止というか、右肩下りなので、5年という軸で持つことを考えると、保有したくないなと言うのが正直なところだ。「NISAは東京海上一択」にしてから3年目。今年はまだ買い付けてはいないけれど、すでにNISAポートフォリオの時価総額50%を占め、集中投資になっている。私にとってNISA口座はもはや東京海上の配当を受け取るだけの「非課税銀行預金」と化している(^^;<お酒メモ>1月3日日曜日カタヒ NZ ホークスベイ 白 グラスで2つ半
2021年01月04日
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実家の敷居は二度とまたがないということを父親に伝えてから何年か経った。ということで、ここ数年は正月はひとりきりなのだが、母親にせがまれたものをいくつか袋詰めにし、正月のお年賀のお小遣いをやるということは続けているので、昨日それをやった。年末に忘年会をさせてもらったお店が今年初日だったので、そこで食事もして2時間くらい話をした。ただ、生き方や価値観が違い過ぎるせいか、だいたい最後の方には捨て台詞を吐かれたり、無言になったりするので息苦しい。昨日もそうだった。なんかガマン大会をしているかのようだ。「〇〇家の一員としての責任を果たしていない」と小言を言われるのだが、家庭内で私を疎んじて棄てたのは母親自身じゃないか、カネの面倒も見たし、進学もずっと反対されてきたので自分でやってきたのに、と思ったのだが、言わないでおいた。彼女はいつも誰かを批判して生きることが癖になっているのはよく知っているから。相手を貶めることで自分の存在を諮っているんだなと感じるから。目の前にいるこの人と衝突をなるべく避けることが賢い選択なのだと自分に言い聞かせたのだった。母親を駅まで送ってから、またお店に戻った。呑みなおししないと、気分が塞いで動けなくなってしまうなと思ったからだった。お店の中にいた人たちが温かく迎えてくれて、ようやく身体の力が抜けた。「ここが実家みたいなものなんです。私にとって」と言った。開けたての日本酒は身体にするすると入っていく。造り手や酒自体の気力をいただいて、点滴を打っているかのように、削られた何かが回復していく。午前0時を回り、帰路につくと、月が煌々と輝いていた。おおきな月は膨らんで、眼前にあった。その時にメールを打っていたらしい。記憶になかったのだが、翌朝それを見た。「月がきれいで死にたいです」と書いていた。自分の本心はこんな感じなんだな、と再認識した。<お酒メモ>1月2日土曜日蒼空 ENTER.Sake SOOKUU 1合ちょっと田酒 純米大吟醸 1合加茂錦 純米大吟醸 1合新政 陽乃鳥 1合半ど(山本) にごり 2合
2021年01月03日
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正月は散歩がてら商店街を歩いたのだが、スーパーから何からお休み。空いているのはコンビニくらいで、あとは唯一、いつもお世話になっている酒店だけが営業していた。その割には人が道を歩いていて、空いている店を探しているような2人組も何人か見かけた。自粛要請が効いている結果なのかもしれないが、おかげで財布から1円も出ていかなかった。無駄遣いや衝動買いする機会を奪われて、少々さみしい。結局、家に引き揚げて、年末にいただいた柚子で柚子白菜漬けを作る。小鉢4つ分くらい。昨年大量に生(な)ったお宅のものだが、今年も大量に生ったらしい。柚子などの柑橘類は、たくさん実ができた翌年は不作になることが多いことを指摘すると「そうなのよねー」と所有者も同意。30個近くもいただいたのだが、野菜室だけはパンパンで、スペースを早く整理するか、柚子自体を調理しないといけないなぁ。店がまったく営業していないこともあって、年末年始は冷蔵庫整理での献立で年越しした。幸いいろんな食材があり、それなりに少しずつ食べているので飽きない。ただ、年々食が細くなっているので、東北の七宝漬(昆布、数の子、うに、いくら、あわびなどが味付けされて入った特産品)を食べきるのに4日弱かかったり、いかの丸干しは2日かけてといった感じでペースは超スローである。胃もたれしないように、なめこおろしとか野菜を中心に食べている。はたから見たら正月らしくないかもしれない。元日から書類読んでるし。。明日は会社仕事なので、それまでに書類を片付ける予定。あんまりのんびりできないけれど、リズムが崩れるよりはましかと思い、淡々とやっていくつもりである。<お酒メモ>1月1日金曜日小布施 オーディネール ピノノワール クレレ 2018 ハーフボトル而今 無濾過生 特別純米 1合津島屋 純米酒 契約栽培米 山田錦 第12回燗酒コンテスト金賞受賞酒 おちょこで3つ
2021年01月02日
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あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。数年前に登った朝の富士山の頂上付近の写真を掲げてみました。コロナで富士山も閉まったままですが、今年は歩けるようになって欲しいものです。リアルでお付き合いのある方たちから年賀状が届いています。ありがとうございます。少し前に祖母が亡くなったものですから、松の内を過ぎたら寒中見舞いをお送りしようと思っておりますので、少しお時間をいただければ幸いです。「今年から〇〇をしたい」という抱負めいたものは何も考えていないのですが、齢を取って老化著しく見た目がアレなので、ちゃんと身なりには多少気を遣おうと思って、少し前からカネをかけています。あとは、もともと倹約体質でして、ここ数年はかなりそれを緩めているのですが、もう少し蛇口をざぶざぶとしようかなと思っています。緩めたにもかかわらず、物欲がないうえに、小食なので、たぶん平均的な人よりもまだ消費していないのかと。いま借りている家を引っ越しするつもりなのですが、ワンサイズ大きな家を借りて、人が気軽に往来できる場にしたいと思っています。こういう風にマインド転換できたのは、おそらく付き合っている仲間から受ける、いい影響の賜物だと思います。人間関係が切れた人たちも何人かいましたが、そういう縁の切り方ができたことで、お互いよかったのだと感謝しています。腐った縁がなくなったことは良いことだからです。遣うところは遣って、物質的に遺すものはだんだん小さくして、身軽に生きていこうと思います。ということで、大晦日はそういう意味にふさわしい「而今」をざぶざぶと呑みました。15年以上付き合ってくれている大切な友人が毎年年末にプレゼントしてくれるのですが、この銘柄名は禅語のひとつで「いまをただ精いっぱい生きる」という意味なのです。そういう生き方をしたいなという願望込みで呑みながら年を越したのでした^^美味しかったよ。どうもありがとう!<お酒メモ>而今 無濾過生 特別純米 5合
2021年01月01日
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