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1月は対前年比マイナスと、マイナスからのスタートで始まりました。ポートフォリオに学習塾のナガセを結構入れているのですが、これが本日急落しまして、パフォーマンスに大きくマイナス寄与しております(^-^;トレード銘柄としては今月、建設業のライト工業を購入しました。こちらは過去に何度か手がけているバリュー系の懐かしい銘柄です。上方修正/下方修正をしょっちゅう出す企業なのですが、それに伴って3~4年サイクルで株価が急騰するという性格を持っています。先月買ったジュピターテレコムともども、数カ月単位での保有を考えています。<運用結果>・1月の雅の損益(株式時価総額ベース・2010年末比)-1.5%(前月比-1.5%)●買いライト工業(1926)●売りなし・マザーファンド(株式時価総額ベース・2010年末比)+1.18%(前月比+1.18%)●売り買いなし・1月末指標比較(前月比・カッコ内は月末時点の数字)TOPIX(910.08)-0.19%日経平均(10,237.92)+0.09%
2011年01月31日
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年頭の誓いとして、「年の半分は休肝日にしよう」と思い、酒を呑んでもなるべく1日おきを心がけた。で、1カ月くらい経ったわけだが、今のところ呑んだ日数が呑まない日数に比べて3日ほど多い。以前は休肝日の日数なんて数えたこともなかったのだが、数えるようになってからは休肝日が増えたような気がする。ということは、ここ数年は3日に2日は酒を身体に入れていたのかもしれない。休肝日設定は、意識するだけでも、多少は身体にいい効果があるみたいです。。<お酒メモ>土曜日サッポロ 中瓶 半分キリン 中瓶 半分千駒 大吟醸 1合半日曜日サッポロ瓶ビール 1本半熱燗 大関 お銚子で3本くらい小布施ブラン 1/2本開運 2合
2011年01月30日
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先日、知り合いと新年会をやったのだが、メンバーの一人に、年齢に比べると、すごく美人で声も綺麗な女史が来ていた。本当に美人だし、料理も上手できれい好き。なのに彼女、独身で彼氏もいないらしい。「どうして彼氏つくらないの?」と誰かが尋ねたところ「いや、彼は欲しいんです」という。そこで「どんな人がタイプなの?」と再び彼女に質問が飛んだ。すると彼女が言った。「動物が好きで、優しい人で…あ、バカは嫌い」この言葉を聴いて、彼女に男がいないのが、ちょっとわかったような気がした。彼女は自分自身で機会を遠ざけているように感じたのだ。(彼女自身にも言ったが「『バカは嫌い』という発言をする人には、自分の周りの男性をとても紹介する気にはなれない」というのが私のスタンスである)そもそも、バカは嫌い、という言葉自体が相当きつい言葉で、上から目線という印象がある。また彼女自身が美人なせいも手伝ってか、男に対する目も肥えているだろうし、なんだかうまくいかないような気がするのである。たとえハンサムでなくとも性格のよい男性を紹介しようかななんて思っても、きっと面食いさんなのではないかと思ってしまう。あと、私が「バカは嫌い」という言葉自体が嫌いなんである。世の中でいろんな人に会えば会うほど、私は私自身を「何て物を知らない人間なんだろう。『ばか』なんだろう」と思う。自分の無知をいやというほど自覚しているのである。でも、ソクラテスの「無知の知」じゃないけれど、無知な自分を自覚するからこそ仕事に生かせることや人に対してできることというのが湧き出てくる。「何も知らない」という目線であるからこそ、自由に生きられるし、失敗しても恥ずかしい、と萎縮する気持ちが小さくなるのである。それはプライドが小さくなる、ってニュアンスに近いかもしれない。人間は「群れる生き物」である。私が「自分の『ばか』さ」を知覚しているせいなのかわからないけれど、私が尊敬する人はみんな「自分は『ばか』だ」という。虚勢を張ることをやめたから、言える言葉なんだろな、って思う。そういう人は社会に対してちゃんとその人なりに影響を与えているし、そのへんの人より「できる」人が多い。でも、威張らない。美人の彼女に「私は『おばかさん』が好き」と言われたら、きっとそういう「自称『ばか』」の素敵な人を紹介するのだけれど、「バカは嫌い」と言っているうちは、その良さは多分わかってもらえないと思う。新年会に集まった人たちは、みんな彼女が好きだから「そういうものの言い方で、君は随分損していると思うよ」と年輩の人が諭していた。その言葉、彼女にちゃんと伝わってたのかなぁ…。
2011年01月29日
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自衛隊用語のひとつに「露華鮮」(ろかせん)という言葉がある。これはロシア、中国、韓国を指し、日本の外交戦略上、非常に注視すべき国をひとまとめにした用語なのだそうだ。外務省や防衛省、公安関係にとっても、この言葉は「常識」なのだろう。これらの言葉がわかる人は、それぞれの組織で(当たり前だが)重宝されるという。現在、大学の第2外国語では、10年前に比べて中国語を選択する人が増えているというが、成長著しい韓国や資源外交で動きが注視されるロシアの言葉を学ぶのも、将来の就職の幅を広げるという意味では「穴」(=ねらい目)かもしれない。<お酒メモ>紹興酒 あたためて 1合ちょっと (抗生物質のんでるのでちょっとだけ)
2011年01月28日
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今日は、現在38度くらいなのであんまり熱はないのですが、全身が筋肉痛のようになって動くのもままならないので、書類を抱いて寝ることとします(訳:布団に入りながら仕事をする)。本当なら一緒に仕事をしている人に任せたいのだが、「任させてもらえない」のが実状。非常に残念である。正直、日本社会は「体調悪いんですか、大変!早く休んでください」と言ってくれても、休ませてくれない人が多いのだ。その根幹には多分「這ってでも仕事を頑張る」ことが美徳であり、当然だと勘違いしている人の層の厚さが影響しているんだと思う。これって大間違いだと思う。私はたいてい、一緒に仕事を組んでいる人がやれインフルエンザだ、入院だ、といったらすぐ他の人を補給して、最初に仕事をしていた人には「じっくり休め。休むのが仕事だ。次はその分しっかりやってもらうから」ということにしている。体調が悪い人が仕事をやっても、そのプロジェクトに関しては生産性が下がる確率が高いし、体調が悪化すれば仕事がストップしてしまう。また、その人自身の治りも遅くなって、いろんな意味で「マイナス」が発生してしまう。なのに、大抵の人は這って「頑張ります、大丈夫です」と5割方の回復で無理をしようとする。いわゆる日本人メンタリティなら、「おぉ、えらい」と美談になり、みなで頑張ろう、という気持ちになるのだろうが、私はどうもそういう気持ちになれない。無理を押してやっている人に、その先万が一何かが発生しても、頼めないから、非常に困るのである。逆に自分も体調が悪いときにはなるべく休ませてもらうことで、早期復旧をするように心がけたい。そういうことをわかってくれる人となるべく多くプロジェクトを組みたいと思っている。仮に休んでも、相手が「任せてくださいよ」と言ってくれるのなら、全然今日だって休めるのだが…。プロジェクトが走るしくみを作っても、(そのしくみが、自分がいなくても機能するためには)それぞれの役割に座っている人の力量次第なのだなぁ、ということを実感している。元気になったら、相手を傷つけないように配慮しつつも、その辺を伝えたいなー。
2011年01月27日
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セゾン投信の「資産形成の達人ファンド」にはさわかみ投信が組み入れられているが、今期、その保有比率を大幅に減らした。直近の「さわかみ」の組み入れ比率を比較してみると2009年12月10日 19.3%2010年12月10日 10.4%となり、約9%の減少となっている。その代わりに日本株系で入ったのが、スパークス集中投資日本株ファンドS(同4%増・新規)とコモンズ30(同0.8%増・新規)となっている。ただ、ほとんどはフランス系投信会社のコムジェストヨーロッパ(同3.1%増)&コムジェストエマージング(同2.4%増)に振り分けられた格好だ。つまり日本株のウェイトを落としているのである。バランスファンドとしてセゾン投信は「株式と債券の比率」を基本50:50にしており、それはブレていない。ただ、その株式の比率の約20%にあたる「さわかみ」を売却し、かつその半分(10%)を海外株にスイッチしたのは、セゾン投信的には大きな冒険にでていると思う。その振り分け方を見る限り、セゾン投信の見立ては「ユーロ系企業&エマージング国ブル(強気)」ということである。はてさて、どうなりますことやら^^
2011年01月26日
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昨日、「確定申告あれこれ」というエントリーを書いたときに、●平成21年(=昨年した確定申告)の住民税の還付がまだなされていないということについて触れた。今日のエントリーだけを読んだ方にとっては唐突なので、簡単に説明してみる。たとえば昨年、株の売買によって生じた損失(実現損)が100万円だったとする。それを確定申告で「繰り越し」し、今年株の売買で儲けた利益や配当金(実現益)の合計100万円で相殺すると、今年儲けた実現益100万円にかかる税金10万円分(所得税7%+住民税3%=計10%)が戻ってくるという話である。しかし、昨年私が上記と同じことをやったとき、どうやら住民税分が返ってきていないのでは?と疑問に思っていたというわけだ。これをすっきりさせたいので、本日地元の税務課に問い合わせて聴いてみた。住所と名前に加え、「どういう還付内容だったか」「国税庁からの所得税還付通知はいつごろあったか」という内容を、役所の方に告げたところ、結論としては「住民税3%分は払い戻されている」という話だった。まとめるとこういうことだ。●所得税は直接振り込まれるが、住民税はそうではない所得税と違って、住民税はその人の収入全体に対してかかってくるので、サラリーマンの場合、株も会社給与もひっくるめて総収入を計算する。住民税の還付も住民税の算定時に総額に対して(還付分の3%を)戻し入れて計算する。●サラリーマンの株取引による住民税還付は6月6月が算定する月なので、6月に通知している。●通知の方法は会社でもらう「長~いヒモ」6月に会社から「今年の住民税額のお知らせ」として、長いヒモのようなものに金額が印字されているものをもらうが、ここに特別徴収税額還付金として記載されるのが株売買の還付金である。ただし、この還付金は、医療費控除で戻ってくるお金とか、各種還付金を合算した金額で表示されているので、還付が複数ある場合、個別の明細がわからない。ただし、会社にも、各自治体から金額しか通知されないので、内容は株なのか住宅ローンなのか、はたまた医療費なのかはわからなくなっている。そして還付だが、毎月の給料から少しだけとられる住民税が減っている、ということなのだそうだ。知らず知らずのうちに、6月から均等割で、株の還付金を生活費に使っていたというわけである。「そんなぁ~」と叫びたいくらい、税金のしくみは不明確である。もっと簡単にして( -_-)<お酒メモ>月曜日生ビール ジョッキで1つギネス 小瓶 1つ黒龍 純米吟醸 1合
2011年01月25日
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毎年1月下旬の土日のいずれかで確定申告の書類を作成することにしている。直前にやると慌ててミスしてしまったり、突然の外出で書類が作れなくなったりするおそれがあるからだ。今年申告準備をして気が付いたのは以下のようなことだった。●平成21年の住民税の還付がまだなされていない市区町村レベルの役所に勤めている友人に聞いたところ、「たいていは申告した年の6月以降には還付のためのお知らせが到着する。現時点でないのはおかしいので、各市役所の税務課に電話したほうがいい」ということだった。通常は税務署から各市区町村の税務課に確定申告の書類が回されて処理という具合になるそうだが、株式などの金融商品についてあれこれと書かれた書類については(督促はあっても)還付書類については、あんまり確認せず、おきっぱなしにされて忘れられている可能性もなくはないそうだ。「そんないい加減なのっ?」と聴いてみたが、「そういうことはどうしてもある」んだそうだ。その友人も課税関係の部署にいたから、多分そういうこと…なんだろうなと理解。●損失の繰越で相殺できるお金の順番法律の文章を読んでいるうえの理解ということで間違っていたら恐縮だが、基本的には「今年度の利益(損益)確定額+配当金額」を、前年度の損失と相殺する、というものらしい。つまり、以下のケースだと前年度以前の損失と相殺できないようなのだ。(例)平成21年度 50万円の実現損(確定申告済み)平成22年度 100万円の実現損 +年間配当を60万円。この場合、年間配当とまず相殺されるのは「平成22年度100万円の実現損」なのだ。配当の60万円は前年度の実現損50万円にあてられるわけではないのだ。そして「平成21年度50万円の実現損」はそのまま繰り越しとなる。つまり繰り越しの明細としては平成21年度 50万円の実現損(確定申告済み)平成22年度 40万円の実現損(新規に確定申告)となり、計90万円の「損失の繰り越し」となるようだ。自分の今回の申告のケースとは異なるので、確かめられないのが残念である。●還付申告のある人は今から確定申告してOK申告時期は行列ができるし、その時期に還付申請するとお金が戻ってくるのも遅くなるので、医療費や住宅ローン、金融商品にかかる税の還付を受ける人は、今から税務署に行くことをおすすめしたい。わからないことは質問しながらでも応対してくれそうである。税務関係のことをあれこれ考えるのは苦手だが、否が応でもこの時期にはいろいろ勉強になる。会計士さんたちに任せるほど大きい金額でもないし、そういったエキスパートに払うお金も持ち合わせていないので、今年も勉強しながら申告準備をすすめている。
2011年01月24日
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あやしいエステサロン4の続きです。(゜A゜;)ゴクリ…私は何をされるんだろうか。おねーさんは「心からの笑顔で」という言葉がぴったりなくらいにっこりとして、「すごーい!くびれがはっきり出てきました。記念に写真を撮りましょう」といい、こちらの返事も待たずに私の腰周りを写真に収めた。そうして、てろっとしたパットを左腹まわりに貼り替えて、ふたたび機械のスイッチON!お願いですから勘弁してくださーい!!ヽ(ヽ´Д`)ヒイィィィ!!●~*ヒイィィィ!!(´Д`ノ)ノ「じゃぁ、もう20分やってくださいね」おねーさんはカメラを大事そうに抱えてルンルン♪と部屋を出て行った。いい加減、気が遠くなってきた。「施術後何か変化があっても、賠償ほか、要求はいたしません」と書かれた施術同意書にサインしたことを思い出しつつ「これでおかしくなっちゃう人もいるのだろうか」ということをぼんやりと思う。そうこうしているうちに、機械がピーピー鳴った。「やっと終わった…」おねーさんが戻ってきた。手には写真の貼られた紙を持っている。「先程の写真です。ほら、こんなにくびれてる。こっちが最初に機械をかけたほう、反対側が何もしてないときのほう。歴然でしょ?」見て、驚いた。…別にいつもと同じじゃん。。。女性は特にそうだと思うのだが、左右の腰のくびれというのはシンメトリー(対称)ではない(ついでに言うと、胸の大きさも心臓の大きさの分だけ、左が大きいのが当然だ)。普段、風呂に入る前に裸をチェックしているのならば、自分の身体の非対称性や歪みはわかるはずだ。私はもともと右腰のくびれのほうが大きい。おそらく機械をかける前に、おねーさんは客の身体を一瞥して、くびれているほうから施術をしたのであった。そうすれば、大して効果がなくても、急激にやせたように見え、効果があったと客に錯覚させやすいからだ。「うまいなぁ…施術じゃなくてこれじゃ詐術だよ…」と心の中で叫んだものの、口に出すのをこらえて、ベッドから起き上がった。その後は最初に身体のサイズや体重を測った測定室に行く。「くびれができてましたし、きっと痩せてますよ~」痩せたということをことさら強調しだす。おねーさんの声は、当初の声色と比べて、キャッチセールスのそれに変わって来ていた。「あ、体重は300g減でそんなでもないですけれど、腰周りが2cmも減っています。やっぱり効果がありましたよ!雅さん!」施術前にお茶を飲ませてトイレに促し、1時間以上客の身体を振動させて汗を出させれば、300g減というのは自然減の範囲でしかない。ウエストもトイレに行ったのだから、同様である。高周波が仮に痩身効果があるにせよ、40分やそこらですぐに効果がでるものではない。常識的に考えればわかるのだが「機械で強い振動を与え、痛みに耐えたことですぐに結果が出た」という経験をさせることで、顧客の達成感に訴えかけるという、セールストークなのだろう。かなりの高等戦術である。「月に1度でもいいですから通うと、もっと痩せますよ。ぜひ、頑張りましょうよ」おねーさんは畳み掛けるが、その意図に気づいてしまっているので、こちらの気分は冷えるばかり。その後、半畳もない狭いシャワー室で、かいた汗とクリームを流し、着替えを済ませて受付に向かった。そこで、最後のバトルがはじまるのである。(次回こそ本当に最終回)
2011年01月23日
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痛風の原因となる尿酸値。これを高める作用があるとして敬遠されがちな成分が「プリン体」だ。たいていの人は「卵とか数の子、いくら、うになどの魚卵に含まれているんでしょ」というけれど、レバー(もつ)や、青魚、納豆にも意外に多く含まれているので注意が必要だ。なかには「普段上記の食品を食べていないのに尿酸値が高い。どうしてだろう?」と思う人がいるかもしれない。因果関係はわからないが、そういう人で、コレステロール値も高めな人は、心臓が弱い体質であることが多い。ジョギングブームで走る人は増えたが、高尿酸値+高コレステロール体質の人にはあまりおすすめできない。突然の動悸や心筋梗塞などのリスクが高いから、それでも走りたいという人は十分に注意して走ってほしいと思う。<お酒メモ>金曜日生ビール 中 1つ紹興酒 あたためて 1つ微炭酸 マッコリ グラスで2つギネス 生 1パイント加賀鳶 純米 半合八鶴 元旦搾り 2合半蒼空 おりがらみ おちょこで1つ男山 1合半
2011年01月22日
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ここ数年起こっていたマニュアルブームが完全に見捨てられた。代わりにドラッカーだとか、ニーチェだとか、そういったハードな考え方が世の中に受け容れられている。皮肉にも、勝間和代バブルが、自己啓発本の「最期のあだ花」だったような気がする。結局、勝間和代さんの言うことをなぞっても、自己実現できる人が少なかったわけだ(勝間さんも究極的にはただの傀儡<くぐつ>だったと個人的な見識では感じている)。そういうことがわかって、幻滅した人が「どうしたら自分でまともな思考ができるのだろう」という気持ちから、次に「本質的な思考を自分で得たい」。そういうニーズが高まっているのではないだろうか。これは、他者に「自分のハッピーな自己実現」を任せる流れから違う動きになってきた、ということで、個人的には喜ばしいと思う。かつて人気だった『ホットドック』という雑誌もそうだったが、大きなマクロのトレンドとして、「できる人の猿真似をすれば、自分もそうなれる」という甘い気持ちがここ20年くらい蔓延していたと思う。そういう状況をみなが受容していたことで、工夫すること(イノベーション)とか、自分なりに努力することを、バカにするとか怠ける風潮もあったと感じている。でも、「自分はそれに流されてはヤバイ」ということを感じた人が増え、ブームの流れを変えたんじゃないだろうか。
2011年01月21日
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個人的にはご飯を食べないときのほうが、仕事の集中力が増すので、たいていはフルーツ+緑茶、あるいは豆乳+ヨーグルトという組み合わせで朝ご飯はあまり食べないようにしている。どうも自分の場合は、炭水化物を含む、「ブドウ糖」食べると眠くなってしまうし、胃が起きてしまうことで、すぐに昼食を食べたくなるので、朝ご飯は食べないか、もしくはかなり軽めのほうがいいのである。ちなみに、上記の朝ご飯をとると、豆乳は空腹感を紛らわす効果があることも手伝ってか、昼食は抜いてしまうことが多い。江戸時代の平民は朝夜の1日2食が当たり前だった。3食というのは(戦時を除く)明治以降でもあるし、もともと甘味などの間食をあまり食べない身としては、2食で十分かな、と思うのである。さらに輪をかけてすごいのが私の祖母。齢90の現役で毎日日本酒を2合呑んでいて、「他は何も入らない。食べ物が食べられないからそろそろお迎えだ」と言っている…。気持ちはわかるが、もはや「点滴」で腹が膨れて食べられないのだなと思う今日この頃である。<お酒メモ>樽平 3合蒼空 純米酒 500万石 1合
2011年01月20日
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年を取ると、涙もろくなるのはなぜだろう?以前はそんなことは、涙もろい人の「言い訳」だと思っていた。けれど最近、ちょっとしたことでも、ありがたくて涙が出ることが増えて、「本当だな」と感じている。大人になればなるほど経験が増えて、ちょっとのことでは心が揺らがなくなる。だから、喜怒哀楽は減るのだと思っていたのだけれど。実際は、反対なのかもしれない。多分「年を取って涙もろくなる」が本当だとしたら、それは目の前の出来事を感じるときに、昔あった似たような経験を自然と思い出し、郷愁に浸るせいなのかもしれない。現在という瞬間と、過去の似たような瞬間が、自分の心の中で幾層にも重なり合って、増幅される。そんな作用が起こっているのかもしれない。でも、涙もろくなるっていいことかもしれない。ささいなことでも、身の回りにあるもの全てが、輝いて見えるってことだから。<お酒メモ>サンタクリスティーナ グラスで2つソアベクラシコ 白 1/2本オールドコーチロード リースリング ニュージーランド 1本※さわやかな味わい。草の匂いと、乾いた土の味わいのするワイン。
2011年01月19日
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会社にいると「雅さん、いらっしゃいますか?」と、知らない人から時々不審な電話がかかってくる。それは決まって「投資マンション」の誘いである。私は大学の就職課に、就職先の会社名も出していないし、何かのアンケートや記入用紙に勤め先も書いたことがない。名簿屋には、会社名は載っていない「はず」である。対外的に私の勤め先を知っているのは、名刺を渡した人間だけである。むやみやたらに名刺を配ることは嫌いな性質だ。だから、知らない人が、自分の部署に電話をかけてくること自体が不思議なのだ。投資用マンションの販売でしつこく電話の勧誘を繰り返していたとして、バリュー投資家に一時人気のあった陽光都市開発(横浜市西区)が、22日間の業務停止を命じる監督処分を食らった。陽光都市開発は「グリフィン」シリーズでおなじみだが、この会社もよく電話をかけてきたところである。とにかく社名をあとあとまで名乗らないし、電話を切ろうとすると逆ギレしたりする。私が外出していて帰社すると、机の上に「折り返し電話をしてください」というメモがあり、連絡をしてみると、投資用マンションの宣伝を一方的にはじめる、といった具合だった。うっかり携帯で電話をすると、後々、夜・朝問わず営業の電話をかけてくることもあった。計算式などの詳細は省くが、だいたい、表面利回りが10%を切るような物件で、ローンを組んで不動産投資をやったって、儲かるわけがない(と私は思っている)。それを「お得ですよ」という不動産営業マンの気がしれないわけである。だから時には「じゃぁ、そちら様が『絶対得をします』と言った物件、2000万円でしたっけ? あなた自身に公的借用書を書いてお貸ししますから、あなた自身で運用なさってください。そして、毎度、必ず現金で私にお支払いいただけますか?」なんてことを言ってみる。相手は「いやー、そんなことは…」などと少しひるむと、「『絶対儲かる』って仰ったじゃないですか。それならあなたにお任せしたほうが業界のプロフェッショナルですし、もっと利回りが乗ると思います。やってくださいよ。そのかわり、空室が発生したり、何かトラブルがあっても、私とあなたの間は金銭貸借関係ですから、きちんとお支払いくださいね」と畳みかけると、営業マンの7割は次に電話をしてこない(とはいえ、舌の根も渇かないうちに別の担当者が電話をかけてくるのだが…)。いたちごっこではあるけれど、こういう答え方は割と効果がある気がする。
2011年01月18日
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普段「酒が好き」と公言しているせいか、何かいただくときはお酒が多い。先日知り合いから贈られたものも、外箱が長方形状だったので、お酒かな?なんて思いながら包みを開けた。中を開くと…ん?小鳥のえさが入っていた。手書きのメモが添えられていて「鳥さんのごはんを贈ります」と書かれていた。こりゃ一本取られたな、と思った。子どもとか、ペットとか、可愛がっている身近なものへの贈りもの、っていうのは、自分が何かをいただいたときよりも、何だか嬉しい気持ちになるんだなぁということを初めて経験した。<お知らせ>あやしいエステサロン最終回の下書きを間違って消してしまった(><)ので、お待ちの方はもう少しガマンしていただけると幸いです。申し訳ございません。<お酒メモ>日曜日伊豆のにごり酒 2合半小布施ブラン 1/2本
2011年01月17日
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JRの山の手線や京浜東北線に乗っていて、いつも気になることがある。それは停車駅と乗換え案内の英語の発音が妙に不自然だということだ。特に浜松町駅とコールする時にあままつちょうと「H」の発音が落ちるのでなぜかなーといつも不思議に思っていた。たまたまだが、先日深夜番組で電車のトリビアを紹介していて、その中に答えがあった。都心の主な車内放送のアナウンスは全てクリステル・チアリさん(クロード・チアリの娘)という人が担当しているということだった。クリステル・チアリさんは神戸生まれだが、フランス語と英語を操ると言う。そこでピンと来たのだが、大概フランス語が英語よりも得意な人はフランス語のアクセントが強く出るので、Hの音が落ちがちになるのである。フランスの代表的ブランド・エルメスも、綴りはhermesで、そのまま音読みすれば「へるめす」だが、フランス語発音なので「エルメス」となるわけである。同じクリステルつながりだが、滝川クリステルもフランス語が話せるが、日本語の発音でよくHが落ちていて、ニュースを聴いていると、ちと気になったりする…。<お酒メモ>日曜日サッポロビール 大瓶 1本
2011年01月16日
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2010年9月ごろからJ-REITが急騰し、不動産関連の運用に多くの人が興味を持っている。昔バリュー投資家といわれていた人がバリュー株→高ROE成長株→ラブホファンド→不動産投資に流れていたり、古参のバリュー投資家でも「不動産投資の勉強をしようと思う」と意見表明する人がちらほらでている。たまに参加させていただくオフ会でも、参加者の1/3は不動産の話で花が咲いている。「安定した家賃収入」というキャッチコピーは、常に株式評価額が増減するとか、減配リスクがある、という株式投資に比べ、魅力的に見えるのだろう。面白いのは、オフ会で不動産の話をするときの皆の空気が、2004年の「不動産流動化銘柄バブル」や2007年以降の「FXバブル」のそれとそっくりだと感じていること。投資の本質は「人がはじめていないときにそれをやる」ことが大切だと思うのだけれど、大概の投資化さんは結局「トレンドフォロー」を志向する。「まだ加熱していない今、はじめておけば後から参加者がやってくるし、最後うわーっとバブる前にそいつに売りつけて、イグジット(終わり)にしてしまえばいい」みんなそう思いながら「こうしてオフ会で早い情報を入手しているから、自分だけは勝ち抜ける」と信じている。浮かれた投資家が酒を片手に運用自慢をしているときはピーク。10年くらい相場をみて、そう感じている。株やFXだったら一気に手仕舞いすることはできることは割と容易いが、不動産は売買コストも高いし、簡単に売却はできない。今回の不動産ブームに乗っかりたい人は、相当の覚悟が必要だと思っている。
2011年01月15日
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「女性の担当者、いないかなぁ」性別で区切るのも何なのだが、証券会社の店頭に話をするときに、こういうことをついつい思ってしまう。自分がどういう投資行動をするか、あらかじめ決めているのに、男性はそれを否定しつつ、自分のノルマの商品を薦めてきたりするので厄介なのだ。女性のほうが話が早いし、こちらがあきらかに不利になるような選択をしそうなときだけ、パシッといってくれる。証券会社の店頭だけではない。どうも最近、20~30代の同じ年齢の男性と女性の仕事っぷりを比較すると、女性のほうが仕事が速く、頑張り屋さんな気がする。草食男子が増えたことが理由なのかもしれないが、そもそも「草食」の人は恋愛だけではなく、仕事にも淡白な人が多いかもしれない。「必要以上に何かを積極的にやりたくない。得じゃないから」「そもそも何をやっていいかがわからない」草食の人はこんなことをつぶやくかもしれないけれど、「何をやるか」というのは、自分で考えて行動するのが「仕事」なのであって、それを他人に任せるのは、申し訳ないが「仕事をやってない」のと一緒だと思う。一方で「積極的にガンガンやる女性」が手放しでいいかというとそうでもない。女性は、月経の影響も大きいが、感情にむらが生じやすい。ひと月の中でもホルモンバランスが結構変わるし、30過ぎたときや、50前後でホルモンの出方が変わるから、そこで自然に性格が変わる人もいる。つまり、年を重ねるに従って感情の起伏が激しくなるのである。それに加えて、生来の頑張りやさんで、仕事で実績を出し続けてきた経験を持つ人は、自分の手法にこだわって、頑固になりやすい。こうなると相手に「やりづらいなぁ」と思われることが増えるんじゃないかな、って思う。自分も毎日少しずつ老いていくのであって、こういう風にならないように気をつけたいなぁ、と思っているが、きっとなっちゃうんだろうなぁ…。少しでも常に意識して、そういう振る舞いを減らさねばと感じるこの頃である。<お酒メモ>金曜日南 純米 1合樽平 1合黒龍 いっちょらい 半合
2011年01月14日
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今週はいろんなお誘いもあり、結構お酒を呑んだ。でも、呑んでも呑んでも酔わないのが不思議だった。「いいお酒はアルコールが残らないんです。だからいくら呑んでも酔わない」羊屋で仲良くしているバーマンが、言った。「酔わないお酒を、どうして人は求めるのかな」と訊くと、こう答えた。「酔わないくらい整ったお酒を呑みたがるのは、楽しいという時間を過ごすためなんです。酔いたいために呑んでいるわけじゃないんですよ。お酒を頼んで呑む行為そのものは『快適な時間を買う』ということと同じなんですよ。なるほど、そうだ。私も楽しい時間を過ごすために酒を呑む。でも呑みすぎるといつの間にかほろ酔いになり、時には泥酔になる(笑)もう少しいいお酒も呑んでみるかな。<お酒メモ>水曜日生ビール グラスで1つ仁左衛門 2合ボルゴレット・ソアヴェ 1/2本サンタクリスティーナ 2/3本木曜日BRUT グラスで2つブルゴーニュのシャルドネワイン 1/2本 ※アーモンドの香りブルゴーニュの赤ワイン(メルロー&カベルネメイン) グラスで2つストラスアイラ そのままで1つアイスバイン グラスで2つ
2011年01月13日
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仕事をしていると、将来の数百万円や数千万円より、今日の1円にこだわる人に時々出会う。目先の仕事で1円でも多くと、かすりをとるようにお金に執着するのだ。呑み会の勘定で、端数を出すのを渋る人も同じ仲間なのかもしれない。「その1円は、自分のお金です」とばかりに強弁し、たとえその1円を得たとしても、代わりにその人自身の「信用」がどれくらい失われているのかが理解できないのだろう。そして、そういう振る舞いすることで次の仕事の機会や人脈をどれだけ失っているのか。そういう人を見ると、腹が立つというのを超えて、何だかもの悲しい気分になる。<お酒メモ>かめだし紹興酒 4合ギネス生 1パイント
2011年01月12日
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「ギネスパイントの達人」というラリーが、その昔あった。2007年3月17日~6月30日まで開催されていた、ギネス愛好家の間では伝説のイベントである。ギネスを納入している指定店舗で1パイント以上呑むと、その店舗の判を専用台紙に押してくれる。10個たまると「名人」認定されて認定書が、20個たまると「達人」認定されて、認定書と認定IDカード、そしてオリジナルパイントグラス2つをくれるというものだった。ギネス友の会をやっている身としては、燃えに燃えたイベントで、結局30個以上集めて、「名人」「達人」両方の記念品をいただいた(←商売に上手く載せられたといわれたら、それは認めますです^^)で、それと同じ主旨のイベントが1月8日~3月6日まで開催されるそうです。これはやらなくては!!!!!今回は1店舗で1500円以上飲食というのが判を押す条件だそう。5個でストラップ、10個でオリジナルTシャツ(3種類ある)ということなので、まずはTシャツを目指そうと思う。とりあえず、1回に3店舗くらいはしご×2回を目標としたい。1月24日の週から、週に一度ラリーに参加するつもりである。店舗の密集度を考えると、新橋か池袋、渋谷、恵比寿あたりかな。。一緒にやってみたい!というかたは一度お声がけください^^
2011年01月11日
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今年の4月で、お金について考える勉強会、「サロンFUJIYAMA」も5周年目となります。主催の吉野さんのお手伝いをしてきましたが、よくもまぁこんなに続いているなぁと思うこの頃です。市場も多少快復してきたせいか、お越しいただく方も最近は漸増となっており、嬉しい限りです。1月のFUJIYAMAも無事終わったばかりですが、2月~4月の予定を以下、記したいと思います。大都市での普通の講演会だと、多分1000円ではできない内容だと自負しております。地方都市ならでは(笑)で、実現できるプログラムですので、交通費と時間をかけて、旅気分でお越しいただければ幸いです。2月、3月のお申し込みも既にちらほらいただいていますので、奮ってご参加ください!●各月のテーマと講師2月12日(土)テーマ:自分を守る経済学講師:徳川家広さん(翻訳家・経済評論家)ジョージ・ソロスの本『ソロスは警告する』などを翻訳している翻訳家にして、徳川家宗家の19代目にあたる方です(世が世なら、皇太子です)。ちくま新書『自分を守る経済学』(760円)をベースに、今後の経済見通しから行うべき運用の方向性について語っていただきます。※終了後、徳川さんを囲んでの懇親会を予定3月5日(土)テーマ:日本破綻論者の言い分講師:ヘッジファンド債券マネジャーT氏元財務官僚→ゴールドマンサックス勤務という経歴の持ち主で、世界でも好パフォーマンスを記録しているファンドの債券部門でジャンク債などを扱っています。経済評論家がこぞって国家破綻する/しないという論点で日本を語ることが流行っていますが、それぞれの人物は「何をもって国家破綻する・しない」といっているのかをわかりやすく説明していただき、T氏本人はどう考えているのか、ということをお話してもらいます。霞ヶ関と、世界一の投資銀行に勤めたという異色の経歴から、日本の財政を分析します。※終了後、Tさんを囲んでの懇親会を予定(金目鯛をメインにしたものにしようと画策中)4月2日(土)テーマ:バブルがやってくる?今後の市場展望(仮)講師:平九郎さんFUJIYAMA5周年目突入記念は、おなじみ、相場歴30年以上の専業投資家による相場放談です^^お話いただくのは半年以上ぶりになりますので、金以外の話も出てくると思います(笑)●時間:いづれも14時~16時半●場所:ぬまづ産業振興プラザ5F(いつものところです)〒410-0801 静岡県沼津市大手町1-1-3 沼津商連ビル5階TEL055-964-1581 FAX 055-964-1583●経費:1000円(資料代として。当日お支払いください)●連絡先 (株)吉野エージェンシー 電話:055-963-2392 担当:水口さん ●申し込みメールアドレス info@yoshinoag.co.jp※もしよろしければ呑み会参加の有無も入れて下さると嬉しいです。
2011年01月10日
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田嶋陽子女史が保守に対して寛容になっているのではないだろうか。この半年くらい、そう感じている。以前であれば「核武装はなにが何でもいけない」「中国・北朝鮮についても、対話を通じて仲良く」といった持論を展開されていたが、最近はそれに反する意見に対しても、自分の意見を100%押し付けず、少し控えめな意見が目立つ。年齢を重ねて、反対意見にも聞く耳を持つようになったのかもしれない。けれど、もしかしたら、この1年でおきた「普天間基地移転」「尖閣問題」「北方四島・竹島領土問題」などに対する政府の対応や、周辺国の動きについて、「話し合いだけでは無理だ」ということを肌で知り、方向転換をしはじめているのではないだろうか。いわゆる「左翼」が「日本の現状」を認識し、持論のニュアンスがやや保守に傾く。こういう状態って、日本が平和で安全な国でなくなっていることを示すいい例だと思う。また、左の人が、理想論ではなく「現実的にどうしたら平和を担保できるか」を考え、思想そのものを少し変えるということは、個人的には好ましい。それは私が保守だから、右翼だから喜んでいるというわけではない。日本がどうしたら今後も今のポジションを保って、豊かでいられるかということを、まじめに考える日本人が増えたかもしれないことに対して歓迎しているのだ。田嶋先生の『たかじんのそこまで言って委員会』での発言が、今後どう変わるか、変わらないのか。それはいいバロメーターになるなと感じている。<お酒メモ>土曜日キリンビール 瓶 グラスで2つ蒼空 おりがらみ 500万石 2合半くらい長寿院(芋と米麹の焼酎) 水割りで 3つくらいブルゴーニュの白、うさぎのラベル グラスで2つ日曜日生ビール タンブラーで1つ千代の光 生原酒ひやおろし 1合鳳凰美田 1合〆張鶴 生原酒 1合半グレンフィデック そのままで1つ
2011年01月09日
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10年以上株を触ってきて出たひとつの結論は、投資家にとって「投信(ファンド)ってなんて儲からない商品なんだろう」っていうことだ。だいたい年のパフォーマンスが+10%もいかないのに、通貨選択型といった企画ものの「アクティブファンド」では、手数料を5%以上取る。これは、100万円を1年間そのファンドに預けて、仮に+10%の利益がでても、ざっくりとした計算ではその利益の半分を手数料で持っていかれてしまう。そして、投信をこしらえたり、売ったりしている金融業者さんのお給料に化ける。パフォーマンスが良かったら彼らのボーナスは増えるし、悪くてもそこそこいいお給料を貰っているなぁというのが、正直なところである。だから、金融業者さんにとっては逆に「投信は儲かる、打ち出の小槌だなぁ」と思う。プロのお給料と仕事の原資を、ただ単に投資家がささえている、というのが実状ではないだろうか。「そんなことはありません。投信は儲かります。基準価額(=株価みたいなもの)が仮に1万円だったら、たとえそれが8000円になったとしても、毎月積み立てておけば、長期でみると利益は出ます」というのが、大方の投信会社の謳い文句だが、本当にそうだろうか?毎月コツコツ積み立てるのなら、手数料の低い、日経平均やTOPIXに連動するETFを買ったほうがいい。あるいは変な話、数十万円から買える国際優良株を自分でコツコツ買っていったほうが、配当金も6ヶ月ごとに入るし、儲かるような気がする。ファイナンシャルプランナーや経済評論家、金融業者はシロウトの個人投資家にまず投信を薦めることが多いけれど、多くは自分で金融商品を運用していない。金融商品を観念的に語る者のほうが多く、現実に適合していない。株をいじってきた肌感覚では「株より投信で儲けることのほうが難しい」。というわけで、本日土曜日のFUJIYAMAではセゾン投信の中野社長が来るのですが、そのへんのところを質問してみようと思っています。また、「300万円あるとして、投信ではなく株と債券を買うとしたらどういう構成比にしますか」ということも尋ねてみるつもりです。今回は渋澤さんと藤野さんと一緒の「草食投資隊」ではないので、ぶっちゃけたところをうかがいたいと思っています。よろしければご来場ください^^●日時:2011年1月8日(土) 14時~16時ゲスト:中野晴啓さん(セゾン投信社長)※経費:1000円(資料代として。当日お支払いください)※今回は30分短縮となります●場所:さんさんホール●住所:沼津市大手町3-5-21 Tel(055)963-3134Fax(055)952-8088 ●連絡先 (株)吉野エージェンシー 電話:055-963-2392 担当:水口さん ●申し込みメールアドレス info@yoshinoag.co.jp
2011年01月08日
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昨年流行語大賞にノミネートされた「女子会」。要は女性オンリーでの呑み会を指す。恥ずかしい話だが、私は身体的には女性だが、どうも物の考え方がかなり「男らしい」らしく、気の合う人は男、男、男…そんな感じだった。そこで数年前から「女性の友達を作ろう!」と思い、一所懸命活動(?)していたら、呑み会にたまには女性がちらほらと混じるようになった。ワーイヽ(゜∀゜)メ(゜∀゜)メ(゜∀゜)ノワーイそこで次の目標として「女子会に出る」ということを思い立ち、さりげなく女性に声をかけてみたところ、いよいよ今度、女子会を開くことになった。女子は何が好きなのだろう?何が食べたいのだろう?と、『ホットドック』のマニュアル特集を読みながら右往左往している10代男子のように、いつもだったら絶対チョイスしないような「美肌になるごはん」とか「コラーゲン&野菜たっぷりヘルシーメニュー」といった宣伝文句が踊る店を、インターネットでせこせこと検索している自分がいた(汗)。でも、こういう苦闘ぶりが、まさに「典型的な婚活男そのもの」だなーと自覚している…(^-^;
2011年01月07日
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昨日はお正月休みの最終日。目覚めると、お部屋に花と果物の匂いが充満していた。年末にもらった花のつぼみが咲き、正月にゆっくりと食べようと思った果物が熟れてきたことを教えてくれる。のんびりした、朝。お気に入りの紅茶を沸かしながら、メールボックスに届いた仕事メールをさくっと片付ける。そうして証券会社の全ての口座にログインした。今日は買う/買わないにかかわらず、お金をいじるぞ!と決めていたからだ。仕事が始まれば、しばらくの間忙しくて、ザラ場を見ることはできない。心が急いているときに運用して、うまくいっている人を私は見たことがない。というわけで、気持ちがのんびりしているだろう今日に照準を合わせて、「トレードをする」と決めていたのだった。普段見ない為替のクロスレートまでざっくり見る。気づいたのはポンドが面白い位置にいる、ということだった。PIIGS危機で売りに売られたユーロに対してさえもポンドは結構弱くなっているのだという印象である。ただ、それは5年とか10年という長いチャートを見た上の雑感であって、昨今のFX投資家に言わせれば意味のない軸なのかもしれないけれど。円とポンドもまた比較してみたけれど、これもまた安い。ポンドは10年前の半分近い安さである。ただ、円をポンドに両替しても、現地で(日本で7000円程度の)ビジネスホテルに泊まれば、円ベースで数万円とられてしまう。なにせ、デフレの国の通貨はその一通貨あたりの購買力平価が高まり、インフレの通貨は購買力平価が低くなる。実質的に10万円を握り締めてロンドンで遊ぼうと思ったら、日本人は10年前よりも派手な遊びはできなくなってしまっているわけだ。国内をインフレにせずに(物価を高くせずに)、このまま円安が始まったら、本当に国内経済は終わってしまう。なんてことを思いつつ、ロンドン市場に上場している株を買い付けるために、ユーロからポンドへのスイッチ(=通貨を動かすこと)を行った。為替だけ見れば円に対してポンドは数カ月チャートで見れば円高になってきており、為替差損分、投資妙味があるなと判断したからだ。本来は、ドルを結構持っているので、米国株から買おうと思っていたのだけれど、欲しい米国株については今は買いタイミングではないと判断。こちらは仕事が始まってからは売買するのはなかなか難しいので、しばらくは眺めるだけになりそうである。<お酒メモ>八鶴 元旦初絞り 2合小布施ブラン 白 グラスで2つ芋焼酎 (お店のラベル)水割りでトールグラスに3つ
2011年01月06日
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昨年11月におみくじをひいたばかりなのだが、初詣がてら「運だめし」で引いてみた^^前回は「大吉」だったけれど今回は「吉」。おみくじの「よい」順番は上から大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶なのだが、正直「吉」を引いてホッとしている。というのも、最近身の回りでよいことがありすぎて、警戒しないといけないなぁと思っていたからである。また、おみくじは「運勢が大吉だからよい、凶だから悪い」というわけではなく、「神様のみことば」みたいなところに書かれている内容が「運気が上向きそうなのか」「警鐘を鳴らしているのか」というところも意外と重要なのだと感じている。そういう意味では、今回ひいたおみくじは、これから楽しく過ごせそうなことがたくさん書いてあったし、人のご縁で自分に幸せがやってくるような調子の内容だった。ただ、ひとつ驚いたのは、以下の「ことば」だった(原文ママ)。ねてもさめても、さめてもねても、神の御かげは忘られぬ神様の尊とい御慈しみの御光の中に生きて居る私。食べるも、着るも、ねるも、起きるも、悉く神様の御かげである。有難い、かたじけないと、感謝の気持ち一ぱいで御役目大事と授けられた其日ゝの御仕事を、一心不乱に精出そう。最近、自分がふと感じる気持ちにぴたりとはまるのだ。仕事をやっていて「仕組みさえ作ればOK」という若手の社会人に会うことが多い。けれど、自分が仕事をしていると「そんな気持ちで完全な仕組みのアイデアなんて生まれないし、たとえ仕組みが完全だとしても、それはうまく起動できない」ということを痛切に感じている。正直、自分自身が今の仕事の職業適性があるかどうか、首をひねりつづけている。周りを見渡せば自分より優秀な人がいて、その人たちと仕事をさせてもらっていることで、たまたま自分に成果が落ちることがある。そんなことしか考えていない。自分に能力があるから、なんて気持ちには到底なれないのだ。そして、働けば働くほど、数字を積み重ねるほど、他人のお蔭あっての自分の仕事、だということを実感させられるのだ。だから、おみくじを開いて「こういう気持ちで今年も仕事にあたりなさい」と背中を押された気がした。
2011年01月05日
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2010年の株式運用は、儲けるとか儲けないとか、そういうことをたくさん意識することがないうちに年末を迎えました。今年は春先のトレードでほとんど益を出しました。ひとつはジュピターテレコム。TOB騒動で、同社株が乱高下する間に、たまたまですが(私にしては)結構な金額を張って何回か売買をさせていただいたことが大きかったです。もうひとつはウェルネットです。はじめて立会外分売に応募してみたのですが、その買値から半年で50%近く騰がったので売りました。その他は金(SPDR)が順調に騰がったり、日本オラクルを最安値付近でたっぷり目に買ったことによる含み益で、終わってみれば割といいパフォーマンスだったのではないかと思います。12月は結構株を買ったのですが、買った理由は何となく、です。2011年は、●東証の規制緩和という材料●10年チャートを俯瞰したテクニカルな市況感●世界の主要株式市場・アジア株式市場と比較しての割安感を鑑みると、新規個人投資家が参入する「シロウト相場」になるのではないかと思い、相場が騰がる前に仕込もうと思って12月中に3銘柄を選び、購入しました。(このうち、学習塾2銘柄はものすごく急騰し、かつ任天堂&フェイス他が騰がったので12月は上げ幅が大きかったです)。重視したポイントとしては●購入した銘柄の過去業績と着地点の乖離(下方修正を出さない、あるいは出していても一服感がある)●世界市場を狙える、一見内需だけど「隠れ外需」系●社長資質(3銘柄のうち2銘柄の社長には昨年じかに会って話を聴いたので)●配当利回りの4つです。ジュピターテレコムについては、社長のものの考え方が好きで、株主総会に出たいなと思い、権利取りも意識して購入しました(同社株は12月が権利取り)。もともと株価的には相性のよい株のようでして、今年も楽しく売買したいと思っています。ただ、今日おみくじを引いたところ「相場」の項目に売れ 利ありと書かれていたので、2011年も昨年のジュピターテレコムやウェルネットのように、半年くらいのスタンスで売買する株があるのかもしれません。今のところいい流れで生活をしているので、しばらくは細かい分析や情報に流されないで、感じるがままにまかせて「お祈り投資家」をやっていようと思います。<運用結果>・12月の雅の損益(株式時価総額ベース・2009年末比)+24.51%(前月比+15%)●買いジュピターテレコム(4817)ウィザス(9696)ナガセ(9733)●売りウィザス(9696)→本日ふたたび購入。・マザーファンド(株式時価総額ベース・2008年末比)-7.62%(前月比+3.53%)●売り買いなし・12月末指標比較(前月比・カッコ内は月末時点の数字)TOPIX(911.8)+5.91%日経平均(10,228.92)+2.94%<お酒メモ>3日生ビール タンブラーで半分伊豆のにごり酒 1合半八海山 雪の中の酒 半合フレンフィデック そのままで1つ4日キリンフリー 小瓶で半分くらい
2011年01月04日
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1月2日の天皇陛下の一般参賀に行ってきた。テレビでよくある、旗をぱたぱたと振っている人たちの前で天皇が手を振る、アレである。よく見ている光景なのに、いざ行こうと思うと、実際は皇居のどの門から入ったらいけるのか、一日に何回天皇一家が顔を出すのかまったくわからない。結局、一緒に行った人たちがネットで天皇が出現する時間を調べてくれて、行くことになった。参賀への入り口は、皇居の大手門(正門)に通づる永代通りよりも、ふたつばかり左手の通りの先にあった。入り口周辺の通りは全て交通規制されていて、車は全く通れない。入り口前にはボランティアで旗を配る人が居て、旗は無料で受け取れるようになっていた。その先は手荷物チェック→ボディーチェックを経て、門を2つばかりくぐると、やっと天皇が顔を出す建物に面した場所に出る。天皇一家の顔を見たのは遠目に一瞬だけだったが、参賀に参加するということ自体が面白い経験だった。天皇を見て、感動して倒れている人、泣いている人も多かったし、和装の正装をした男性もいた。日の丸を持って嬉しそうに写真をとっている外国人もいて、なんだか不思議な経験だった。今上天皇は、結構な年だし、ガンを患っている。2週間後に内閣改造するとしたら、その式典でバタバタするだろうし、天皇の体力を考ええると少し心配になる。もしかしたら私が(今の天皇への)参賀に参加するのは最初で最後かもしれないなぁ、なんてことを思った。<お酒メモ>生ビール タンブラーで1つ〆張鶴 生原酒 2合鳳凰美田 1合半小布施ブラン グラスで3つグレイス甲州 グラスで3つ長寿庵 芋 ロックで 2合半程度
2011年01月03日
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まだちゃんと計算していないけれど、2010年のパフォーマンスは2割弱ぐらい増えている感じだ。取引回数はこの10年で2番目か3番目くらいに少なかった年だったと思う。レバレッジをぶんぶんに効かせて斬った張ったやるのも楽しいのかもしれないけれど、私は分析して買ったらあとは騰がるのを待つ、「お祈り投資家」的スタンスでいいのかなぁと改めて思った次第である。もともとツキがやってくるときはものすごくツキまくるのが、私のもともとの星回りのようで、最近はわりとそういう感じである。本業のお仕事でも、やることはいろいろあって大変だが、ひとつひとつを丁寧にやることで、それなりの結果が出ているものもある。いつも、そういった自分のめぐり合わせに感謝して、邁進する。そうすれば相応のお金は、お給料というかたちや、株価の高騰というかたちでやってくるのではないかと考えている。でも、ちょっと気をつけたいこともある。12月は疲れて道路で倒れこんで眠ったり(おまわりさんに発見されて起こされた)、道端でふざけてくるくる回っていたら、バランスを崩してスピードを出していたオートバイにあやうく接触しそうになったり(^-^;いつもいいことがあると、何かにぶつかることが多い私。良くも悪くもいろんなものにぶつかるので、そこだけは気をつけて生活をしようと思っている。
2011年01月02日
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みなさま、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。この年末年始こそ、絶対休みにしてやる!!!!と思っていたのだが、大晦日は結局アポが1件入り、今も仕事の「至急!」メールが来て、作業をしている。休めないじゃん…。年賀状もまだ書いていないので、仕事が終わったら写真を選んで、せこせことこしらえようかと思っている。こんな感じで、いつも通りプライベートはなかなか進捗がない雅である。というわけで、自分に喝を入れるために、ここで敢えて抱負を述べたいと思う。それは…今年こそ酒を呑まない日を週の半分以上つくり、かつそれを年間半分以上の週で達成する!!…うーむ、書いては見たものの、やっぱり無理かなぁ(^-^;<お酒メモ>31日黒龍八十八号 2合宗玄 限定純米大吟醸(蔵元でしか売ってないやつ) 1合
2011年01月01日
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