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2019.10.20
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第43話「翊坤宮の刺客」

安華(アンカ)殿で安吉(アムジ)大師の法会が始まった。
女官・艾児(ガイジ)は転んだところを助けてくれた大師の弟子・安多(アムド)に傾倒し、熱心に参加している。
すると安多がちょうど1人で次の法会の経文を取りに行く姿を見かけ、艾児は待ち伏せして自分の苦境を訴えた。
「私は氷を運ぶ女官に過ぎませんが、あくせく働けど啓祥(ケイショウ)宮では叱られてばかり…
 時々、生きることが辛くなります」
安多は心を落ち着ければ安らかに過ごせると諭し、自分に何かできることはあるかと尋ねた。
そこで艾児はお守りとして安多の数珠が欲しいと懇願する。


後宮の長となった嫻皇貴妃(カンコウキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は朝晩、安華殿に通い、熱心に拝んでいた。
一方、嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は異国から嫁いだこともあり、仏法に関心はない。
しかし侍女・貞淑(テイシュク)からお腹の子のために祈ってもらうよう勧められ、写経した経文を届けて読み上げてもらうことにした。
すると氷を運ぶ係の艾児までが安華殿に行っていると知る。
「奴婢がいくら祈っても無駄よ、皇貴妃ほど高位なら大師からも媚びられるけど…」
金玉妍が恨めしそうにぼやくと、貞淑が下種の勘繰りをした。
「男は下心もなく女の機嫌を取りません」
「…面白いわね(ふっ」

翌朝は安華殿に乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)も祈祷に現れた。
弘暦と如懿は一緒に祈りを捧げて本殿を出たが、その際、如懿がうっかり段差で足をひねってしまう。
するとちょうど隣にいた安吉大師が咄嗟に如懿の手を取り、助けてくれた。

そこへ入れ替わるように純(ジュン)貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)の侍女・可心(カシン)がやって来た。
安吉大師は可心から純貴妃の血字経を受け取り、読経のあと仏前に供えると伝える。
可心は拝礼してすぐ帰ると、安吉大師は皇貴妃が戻る前に香と香炉を贈った。
「七宝の数珠を身に着けるとさらに効果があります」
「七宝の数珠?ご忠告に感謝します」


一方、弘暦は安華殿からの帰り道、女官たちが続々と安華殿に向かっている様子を見た。
養心殿の太監・李玉(リギョク)は大師が来た貴重な機会に女官たちも福にあやかりたいのだと話したが、進忠(シンチュウ)が余計な噂を耳に入れる。
「大師は仏法に通じ、眉目秀麗なので人気があるのでしょう」
面白くない弘暦は出家人とはいえ大師も男、女官は慎まねばと戒めた。
「祈祷が終わり次第、大師を宮外へ」

翊坤(ヨクコン)宮に如懿とお供の蕓枝(ウンシ)が帰って来た。
香と香炉を受け取った菱枝(リョウシ)は早速、焚くことにしたが、香の匂いが強烈だと漏らす。
如懿は大師の特製品で厄を払ってくれると話していると、ちょうど侍医・江与彬(コウヨヒン)を迎えに行った惢心(ズイシン)が戻って来た。
中庭で江侍医の身なりを整える惢心、仲睦まじい2人の様子はさながら新婚夫婦のようだ。

江侍医の脈診が終わると、如懿は孝賢皇后(コウケンコウゴウ)の喪が明ける9月になったら惢心との婚儀を手配すると伝えた。
「惢心を大事にね」
さらに2人に子供ができた時は義理の子にすると決め、家族団欒を味わってみたいと告げる。
感激した惢心と江与彬は平伏して感謝し、翊坤宮は幸せに包まれた。


その夜、窮余の一策に失敗した炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)は作戦を変え、永寿(エイジュ)宮に捕まえた蛍を一斉に放した。
風流を好む皇帝なら必ず来てくれるはず…。
すると嬿婉の願いが叶い、その夜、蛍に導かれた皇帝は永寿宮に留まった。

その頃、翊坤宮では如懿が沐浴を終え、寝支度をしていた。
内務府が新しく仕立てた衣は弘暦が好きな薄紅色、ちょうど良い色合いで如懿も上品で見劣りしないと喜ぶ。
惢心の話では嘉貴妃が侍医院に美容効果のある練り香水を作らせたとか、しかも南海の真珠を使うという。
如懿は皇帝の許しがあれば何でもできると笑ったが、その時、太監・三宝(サンポウ)の叫び声が響き渡った。
「誰だ?刺客だ!」

三宝が湯を沸かして東暖閣(ダンカク)へ運ぼうとした時、白装束の刺客を見つけた。
驚いて叫んだところ、身を翻して逃げて行ったという。
すぐ近くにいた侍衛が追いかけたが、逃げ足が早く捕まるかどうかは分からなかった。
如懿は皇帝の身の安全が最優先だとし、至急、後宮の捜索を命じる。
それにしても翊坤宮の巡回時間ではないのに、なぜ侍衛がいたのだろうか。

翌朝、弘暦は皇貴妃の寝殿に刺客が出たことに憤慨、御前侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)に後宮を調べるよう命じた。
すると金玉妍の侍女・麗心(レイシン)が現れ、啓祥宮に食事に来て欲しいと頼む。
実は金玉妍は如懿が安華殿に足しげく通っていることを利用し、安吉大師との私通をでっち上げて失脚させようと目論んでいた。


弘暦は如懿を啓祥宮に呼んだ。
すると金玉妍は皇貴妃だけが安吉大師から香炉や数珠をもらっていると皇帝に教える。
確かに香炉はもらったが、数珠を贈られた覚えのない如懿、しかし貞淑が証拠となる七宝の数珠を持って来た。
貞淑は皇帝に安華殿で皇貴妃と安吉大師を見かけた時、2人は親しそうに話し、安吉大師が青銅の香炉を贈っていたと証言、しかも安吉大師が愛の証しとしてこの数珠を渡し、皇貴妃が自らはめたと嘘をつく。
寝耳に水の如懿は何を根拠に愛の証しだと言うのか、そうだとしてもなぜその数珠を貞淑が持っているのか、説明を求めた。

金玉妍は皇貴妃と安吉大師の私通の証拠として文がついた同心結びを見せた。
同心結びの勿忘草(ワスレナグサ)は″心は1つ″という意味がある。
これを拾ったのは刺客を追った侍衛で、侍衛は文を見て怖くなり啓祥宮に届けたが、金玉妍は確認せずに皇帝に渡したという。
…この想いは底に徹して紅し、あなたに会えず空を見上げる
…頂いた数珠は私たちの愛の証し
…惢心から数珠を受け取り、今宵、翊坤宮の東暖閣に持って来てください
文頭の二句は「西洲曲(セイシュウキョク)」にある女子が想いを詠んだものだった。
しかもこの紅梅の便箋は皇貴妃だけに供されている物で、同心結びはさておき、その筆跡が何よりの証拠となる。
如懿は書いた覚えなどないと否定したが、確かに筆跡が自分のものと似ていた。
実は如懿の字は晋(シン)の書家・衛(エイ)夫人の書法、他に学んでいる妃嬪はいない。
金玉妍の筋書きは完璧だった。
数珠は恐らく寝殿に入る時の証明で、安吉大師は慌てて逃げたため返し忘れたのだろう。
また刺客が現れたのは如懿がちょうど湯あみを終えた後、その時間は大師も修行で2階に1人でこもっていたので目撃者がいなかった。
「大師は皇貴妃に数珠を贈っている、その数日後の夜、刺客が現れ侍衛も目撃した
 刺客の身なりは大師と同じ白装束で文まで発見された…全てが偶然とは信じられません」
金玉妍は手紙に惢心の名前があったことから、惢心を慎刑司(シンケイシ)に送るよう進言した。
驚いた如懿は反発、すると弘暦はまだ慎刑司の出番ではないと退ける。
すると煮え切らない皇帝に金玉妍はさらに追い討ちをかけた。
「皇上のためです、祈祷のために呼んだ大師が皇貴妃と不埒な行為に及んだのです
 これでは戦の勝利が危ぶまれます」
「もう言うな…皇貴妃は下がれ」

弘暦は聖地から来た大師を罰するわけにもいかず、皇太后を頼った。
そこで皇太后は各宮殿の動きを調べ、安華殿の出入りも密かに監視させるよう命じ、まず後宮を徹底的に洗うという。
「だらしない女官がおれば、この機に皇宮から追い出しなさい」
命を受けた侍女・福珈(フクカ)は早速、動き出した。

如懿は後宮に災いが耐えないのは后位が決まらぬせいだと分かっていた。
「孝賢皇后が亡くなり、純貴妃が寵愛を失えば、嘉貴妃は心が動く…」
そこで如懿は惢心に証拠の品に不審な点がないか李玉によく調べてもらうよう頼んだ。


福珈は翊坤宮を調べ、次に啓祥宮へやって来た。
その時、ちょうど艾児が氷を運んで来たが、福珈は目ざとくその女官の手首にある数珠に気づく。
艾児から数珠を奪い取った福珈は男物だと驚き、上等な蜜蝋(ミツロウ)が使われている高価な品だと分かった。
当然、太監や女官が持てるような品ではない。
こうして艾児は連行され、あっさり数珠の出どころも白状した。

皇太后は弘暦を呼び、艾児の数珠は安吉大師の弟子・安多からもらったものだと報告した。
弘暦は安多が翊坤宮の刺客かと疑ったが、安多は当時、安華殿にいたのを目撃されている。
そもそも艾児の部屋は氷室のそば、翊坤宮と間違えるはずがなかった。
結局、刺客の件は女官と無関係だと判明、皇太后は弘暦に皇貴妃のことは任せるという。
しかし弘暦は如懿と向き合う勇気がないのか、嘉貴妃が提出した証拠品も見るのが嫌で鍵を掛けて保管していた。


その夜、貞淑は処断できない皇帝に苛立っていた。
しかし金玉妍は織り込み済みだと余裕を見せる。
「あれしきの証拠で皇貴妃を罰せないことは百も承知だったわ
 でも皇后となる者に最も大切なことは何だと思う?
 …不埒な噂がつきまとう者に天下の母が務まって?」
金玉妍は皇帝が如懿を調べれば調べるほど2人の溝が深まり、如懿の立后が遠のくと踏んでいた。
どのみちもう噂は広まっているだろう。
それでも皇帝が如懿を立后すれば、朝廷や後宮から異論が噴出するのは必至だ。
そこで金玉妍はさらに火に油を注ぐことにする。
あの艾児を利用するのだ。

一方、弘暦は眠れない夜を過ごしていた。
確かにあの時、安吉大師が如懿の手に触れるのを見た。
金玉妍の言う通り毎日、会っていれば情も生まれるのだろうか。
いや如懿に限って自分を裏切ることなどありえない…。
結局、弘暦は寝るのをあきらめ、寝台から出た。

収監された艾児は涙に暮れていた。
身寄りのない自分は死んでも構わないが、ただ心の拠り所だった安多にだけは迷惑をかけたくない。
すると食事を運んで来た男が安多を助ける方法があると吹き込んだ。
「周りの目をアムド大師からそらせるのだ…よく聞け、いいか?(ヒソヒソ」

艾児は宮中の見せしめとされ、鞭打ち100回の刑に処された。
すると自分は数珠をもらっただけだが、皇貴妃のほうが悪辣(アクラツ)だと訴える。
艾児が公衆の面前で皇貴妃を侮辱したと聞いた弘暦は激怒したが…。

つづく





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最終更新日  2019.10.22 00:59:43
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