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2019.12.01
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第55話「木蘭囲場の罠」

皇室の狩り場・木蘭囲場(モクランイジョウ)。
その日の午後、乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は3人の皇子を従え、狩りに出ることになった。
秋の狩猟は皇室の伝統で、武芸を鍛錬し、藩部との連帯を深める意味もある。
皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)と妃嬪たちは狩りの無事を祈り、皇帝たちが一斉に馬を駆けて行く姿を見送った。



この日のため修練してきた第4皇子・永珹(エイセイ)は早速、鹿を射止め、父から褒められた。
最年長である第3皇子・永璋(エイショウ)も奮起、しかし狙いを外してしまう。
すると3兄が逃した鹿を第5皇子・永琪(エイキ)が見事に射止めた。


すると低木に不自然に引っかかった馬のたてがみを見つける。
たてがみの匂いを嗅いでみると、どうやら雌馬らしい。
そのまま雌馬の匂いをつけた低木を辿って行くと、やがて倒木が道をふさいでいた。
凌雲徹は辺りを見回してみると、木の上方に仕掛けられた弓矢を発見する。
誰かの企みだと気づいた凌雲徹は茂みに身を隠し、しばらく様子を見ることにした。

獲物を追っていた弘暦たちの前に野生の馬が現れた。
馬好きの弘暦は駿馬に違いないと大興奮、永璋や富察(フチャ)傅恒(フコウ)が危険だと止めるのも聞かず、追いかけて行ってしまう。
永珹は臣下たちに自分がついて行くと伝えて父の後に続くと、4兄から離れないよう母に命じられていた永琪も2人を追った。

弘暦は駿馬を追って林の中へ入って行った。
後をついて来た永珹は父が奥へ進む様子を確認し、途中で方向転換する。
やがて弘暦は倒木に道を阻まれ、駿馬を見失った。

するとどこからともなく矢が放たれ、驚いた弘暦は落馬した。
さらに永珹がもう1つの弓を作動、飛び出した矢が倒れていた弘暦の足をかすめて行く。
その時、引き返して来た駿馬が現れ、弘暦に突進して来た。
しかし茂みに潜んでいた凌雲徹が駿馬に飛び乗って制し、ちょうど駆けつけた永琪が父の前に立ちはだかって守る。
そして最後は近くにいた永珹が矢を放ち、ついに駿馬は倒れた。


すぐ調査を始めた富察傅恒だったが、なかなか刺客の足取りはつかめない。
ただ刺客は野生馬を使って皇帝を罠まで誘導したと分かった。
実は林の中の低木に雌馬の匂いが塗りつけられていたという。
恐らく2人の刺客が順番で射る手はずだったが、どちらも矢を射損じたため逃走したのだろう。
しかし弘暦は凌雲徹が引いていた恪嬪(カクヒン)の馬も雌だと怪しんだ。
傅恒はその件もすでに調べていたが、凌雲徹があの場にいたのは全くの偶然だったと教える。
苛立ちを隠せない弘暦は思わず音を立てて杯を置くと、傅恒は慌てて調査に戻って行った。

その夜、就寝したものの不安のあまり弘暦はうなされて飛び起きた。
共寝していた皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)はつられて目を覚まし、悪い夢を見たのかとなだめる。
弘暦は皇室の狩り場にまで刺客がいたことに衝撃を受け、信用できる者が誰もいないとぼやいた。
そこで侍女・毓瑚(イクコ)を呼び、自分を助けてくれた凌雲徹を御前二等侍衛としてすぐ自分の護衛につかせるよう命じる。
すると如懿は、富察傅恒が探しても刺客の行方がつかめないのも妙だと気づいた。
数日前に囲場に現れた野生馬が今日は折りよく皇帝の前に現れ、その上、皇帝を林に引き寄せ、矢で狙っている。
しかし毒矢でないところを見ると、殺すつもりはなかったのか、もしくは一矢で仕留める自信があったのか。
「確かに妙だ、闇討ちをかけた者は近くにいるはずだ…」
民心は安らかでも謀反人はいる。
弘暦は猜疑心を募らせ、傅恒に再度、調べさせることにした。

翌日、如懿は愉(ユ)妃・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と永琪から昨日の話を聞いた。
永琪の話では自分が着いた時にはすでに父は倒れていたという。
海蘭はなぜ第4皇子が偶然にも皇帝のそばにいたのかいぶかしんだ。
しかし早くも富察傅恒が刺客の遺体を発見したという。
海蘭と永琪は皇帝の怒りを鎮めるためのでっち上げではないかと疑ったが、如懿は永珹に疑いを向ければ嫉妬だと思われると警告した。
実はこの一件で第4皇子が皇帝の信頼を得ることに成功し、本人も得意げになっている。
すると海蘭は今回、馬を殺さずにただ父をかばった永琪が気まずい立場になってしまったと心配した。
如懿は刺客の死体が見つかった以上、この件はひとまず棚上げになると話し、今は成り行きを見守ることにする。
一方、慈寧(ジネイ)宮の皇太后の元にも皇帝が襲われて怪我を負ったと知らせが届いた。
侍女・福珈(フクカ)はすでに皇太后の名で見舞いの意を伝えたと報告し、人を送って詳しく調べるか確認する。
しかし皇太后は軽率に動けばかえって怪しまれると懸念し、このまま静かにしていることにした。

皇帝一行が紫禁城に戻った。
そこで太監・李玉(リギョク)は早速、復職した凌雲徹に祝辞を伝える。
しかも三等から二等に昇進して戻ったとなれば、皇帝に重用されている証拠だ。
刺客の件で宮中の警備も強化されたことから、李玉はこれから忙しくなるので凌雲徹にも世話する人が必要だと勧める。
凌雲徹は皇帝に仕えることだけ考えていると遠慮したが、そんな2人の話を進忠(シンチュウ)が面白くなさそうに聞いていた。

一方、凌雲徹の旧友・趙九宵(チョウキュウショウ)は使いに出ていた愛しい侍女・瀾翠(ランスイ)を見かけた。
そこで急いで呼び止め、苦境の永寿(エイジュ)宮に朗報を伝える。
「ご寵愛を失って苦しんだろう?でも大丈夫だ、凌雲徹が戻った
 皇上を救った功臣だ、凌雲徹に皇上へのとりなしを頼めよ、またご寵愛されるぞ」

瀾翠は永寿宮に戻ると、すぐ主人に事情を話した。
凌雲徹は皇帝からの信頼も厚く、大勢の女官が嫁ぎたいと願っているとか。
炩(レイ)妃・衛嬿婉(エイエンエン)は凌雲徹が無事に戻ったと知って安堵したが、また進忠に狙われてしまうと心配になった。
しかし侍女・春嬋(シュンセン)は皇帝のお墨付きで復職したなら進忠も手は出せないはずだという。
嬿婉は何事もないよう願い、かつて凌雲徹からもらった指輪を大事そうに撫でた。

弘暦は第3皇子と富察傅恒、凌雲徹を呼び、囲場の者をどう処罰すべきか聞いた。
傅恒は戒めのため関係者を全て厳罰にと進言、凌雲徹は一介の侍衛で浅学の身ゆえ、皇帝の判断に従うという。
しかし永璋は囲場での労役者が多すぎるため、全員を罰したら調べる者が不足すると訴えた。
すると弘暦はそもそも最年長でありながら永璋は自分を救わなかったと責め、処罰の判断も甘すぎると指摘、父の命の危機を軽んじる不孝者だと激怒する。
慌てた永璋はひざまずいて謝罪したが、怒りが治らない弘暦は出て行けと怒鳴った。

永璋を追い出した弘暦は、木蘭囲場の者を許せと言った永璋の関与を疑った。
しかし凌雲徹は皇帝の子供である皇子の関与などあり得ないと否定する。
弘暦は帝王家の父子は親子であり臣下でもあると話し、警戒は必要だと教えた。
結局、富察傅恒の提案で罪あらば罰し、功ある者には褒美を与えることで話がまとまる。
すると弘暦は凌雲徹が30を過ぎたとことから、縁談を下賜することにした。
相手は満州鑲藍(ジョウラン)旗の出身で薩克逹(サクダ)氏の娘・茂倩(モセイ)だという。
父親は役所の書記官だったが今は天涯孤独の身だった。
困惑した凌雲徹は貧しい下五旗の出身ゆえ釣り合わないと辞退したが、傅恒から礼を言うよう急かされてしまう。
まさか皇帝からの縁を断ることなど許されず、凌雲徹は仕方なく平伏して感謝した。

凌雲徹が復職の報告で翊坤(ヨクコン)宮を訪ねると、ちょうど如懿が侍女たちと中庭に出ていた。
「皇后娘娘のご期待に応えるべく、堂々と戻りました」

如懿は皇帝からご縁を賜るとは名誉だと喜び、両親のいない凌雲徹のため江与彬(コウヨヒン)と惢心(ズイシン)に祝言の支度を手伝わせることにする。
すると凌雲徹は乳母が抱いている第12皇子に気づき、改めて祝辞を述べた。
そこへちょうど李玉が現れ、皇帝が翊坤宮で夕餉を取ると伝える。
凌雲徹は皇帝が嫡子の誕生以来、足繁く翊坤宮に通っていると知り、皇后が幸せなのだと分かって安堵した。

衛嬿婉は宮中を移動中、皇帝が今夜も皇后と過ごすと聞いて落胆していた。
すると偶然、凌雲徹を見かける。
「凌大人(ダーレン)?」
「…炩妃娘娘」
凌雲徹はその場で拝跪し、早々に退散しようとしたが、嬿婉が呼び止めた。
嬿婉は寵愛を失った身だとこぼし、皇帝から賜った縁とは言え、その妻を愛せないだろうと指摘する。
すると明らかに凌雲徹の表情が変わった。
嬿婉は思わずまだ自分に未練があるのかと迫ったが、凌雲徹は皇帝を選んだはずだとあしらって行ってしまう。
皇帝にも凌雲徹にも冷たくされ不満げな嬿婉…。
春嬋は凌侍衛と話さないよう諌め、また進忠に見られたら大変だと言った。
しかし嬿婉は凌雲徹がまだ自分のことを想っていると勘違いしてしまう。

弘暦は永珹が皇子の模範だと絶賛し、貝勒(ベイレ)の爵位を与えた。
翊坤宮を訪ねた純(ジュン)貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)は納得できず、妻を娶っている永璋にも爵位が欲しかったと愚痴ってしまう。
如懿は年の順ではなく狩り場で皇帝を助けた褒美だとなだめ、外では口に出さないよう釘を刺した。
「永璋が永珹や皇上を恨んでいると誤解されかねないわ」
「(はっ!)うっかりしてたわ…」
すると永琪が尚書房から帰って来た。
そこで蘇緑筠は先に帰ることにする。
海蘭は息子に今日は師傅から何を習ったのか聞いた。
しかし今日は4兄が皇帝の用事で不在のため、講義はなかったという。
実は永珹の進度に合わせているため、先に進めないのだ。
如懿は永琪が皇帝から弓や筆をもらったことを思い出し、期待されている証拠だと教えて励ました。
「それから4阿哥が優遇されても出しゃばらず、兄上との対立を避けるのよ?」
「義母上の教えを忘れません」

その夜、弘暦は如懿と永璂(エイキ)と親子水入らずの夜を過ごした。
そこで如懿は実は身ごもって2ヶ月だと教える。
弘暦は喜び、次は皇子でも公主でもどちらでも嬉しいと言った。

いよいよ凌府で盛大な祝言が行われた。
どこか浮かない表情の凌雲徹だが、その心の内を知るものはいない。
妻の茂倩は主張の激しい娘だった。
「あなたは外でしっかり皇上にお仕えして、家の中のことやお金の管理は私に任せて」
「…尊重はするよ」
「尊重だけじゃダメ、今後は私に従って」

その頃、如懿は海蘭と一緒に貧しい家から集めた端切れで上掛けを作っていた。
貧しい家の子は丈夫に育つと言われ、その運を分けてもらうのだという。
海蘭は第12皇子とお腹の子が無事に育って欲しいと願いをかけたが、如懿から思いがけず舒(ジョ)妃の皇子が体調を崩したらしいと聞いた。
そこで海蘭は先にこの上掛けを第10皇子に送ろうと決める。
「じぇじぇにはまた布を集めて作ってあげる
 …じぇじぇ、今日は何か特別な日だった気がするけど…」
「凌雲徹が祝言を挙げる日よ」
「あ、忘れてたw」

凌雲徹は茂倩が眠るとこっそり寝台を出た。
そして書斎に入り、机の下にある行李を引っ張り出して鍵を開ける。
中には如懿が冷宮を出る時にくれた手作りの靴が入っていた。
しかしその様子を茂倩に見られてしまう…。


つづく


( ๑≧ꇴ≦)ふぅぁんしゃん!縁談はちゃんと相手を見てからにしてくれないと…
私の凌侍衛が不憫すぎるわ、色々とwww





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最終更新日  2019.12.03 14:47:53
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