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2019.12.16
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第59話「寵姫の復活」

円明園にいる皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)のもとに養心殿の太監・李玉(リギョク)から急報が届いた。
すると密書を見せてもらった純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)が思わず驚きの声を上げる。
「炩妃(レイヒ)の寵愛が復活?!皇宮に戻った炩妃がなぜ木蘭囲場(モクランイジョウ)に?」
愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は大胆で卑劣な手だと憤慨した。
控えめな婉嬪(エンヒン)・陳婉茵(チンエンイン)さえ皇后の権限で処罰すべきだと進言する。
しかし如懿はそれより蘇緑筠へ第3皇子夫妻に皇室の子孫を増やして欲しいと言った。
そこで第3皇子夫妻に早く子供が授かるよう、″麒麟送子(キリンソウシ)″の瓶を贈るという。


その日、如懿は海蘭と碁に興じていた。
海蘭は炩妃が木蘭で恪嬪(カクヒン)や穎(エイ)嬪と張り合っていると報告、心得のない弓馬を扱い、温泉では崑曲を甘い声で歌って皇帝の気を引いているという。
「炩妃は這い上がるためなら手段を選ばない、炩妃のようなやり方は私たちにはとても無理ね…」
如懿は呆れた口調でそう言った。
それにしてもなぜ軽薄で粗野な炩妃が皇帝を虜にしたのか。
海蘭が首をかしげると、如懿は時に欠点が長所にもなると話した。
「妃嬪には皆、長所がある
 絵に例えると私たちはすでに完成した作品、皇上は各作風を楽しむ
 でも炩妃は違う、炩妃は未完成の絵ね
 皇上が自分好みに仕上げたの、炩妃は皇上に従順よ
 鹿血酒の件でも皇上は炩妃を降格しなかった」


皇帝一行が紫禁城に戻った。
炩妃に対する宮中の態度は一変、衛嬿婉(エイエンエン)は鼻高々で輿に揺られながら宮道を行く。
やがて翊坤(ヨクコン)宮に到着すると、先手を打っていきなり殿前で自分の頰を叩き始めた。

皇后に呼ばれた衛嬿婉は、舒(ジョ)妃の件で自らに罰を加えたと報告した。
如懿は罰を下したのは皇太后のため、皇太后に報告するよう命じる。

「私は勝手に木蘭へ行き、後宮の掟に背きました
 それゆえ先に皇后にお詫びを、罰は甘んじて受けます」
嬿婉は悪びれる様子もなく、重病ならもう皇帝に会えないと思いつめての行動だったと言いのける。
「幸い皇上のご加護で病も癒えました」
「だから罰を受けに来たと?では今日から半月、毎日2刻、板著(ハンチョ)の刑を
 春嬋(シュンセン)?あなたは炩妃に従った罪で杖刑(ジョウケイ)30回を…」
容赦ない刑罰に顔を引きつらせた嬿婉だったが、すぐ皇后を牽制した。
「でも皇后娘娘、今宵は皇上のお召が…罰は明日、お受けします」
「では明日、容珮を永寿(エイジュ)宮へ行かせるわ」
如懿は顔色ひとつ変えずにそう言ったが、内心穏やかではなかった。


その夜、衛嬿婉は皇帝に皇后から罰を受けたと告げ口した。
「罰は甘んじて受けますが、毎日2刻も続けたらめまいで夜伽は無理かと…」
実は板著は本来、侍女への刑罰で、立ったまま前屈し、両手でつま先をつかむ。
めまいどころか中には病になる者もいた。
しかし乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は罰しなければ示しがつかないと皇后の決定を尊重し、辛抱して従うよう言い聞かせる。
その代わり包(ホウ)侍医に刑を受けた炩妃の手当を命じることで寵愛ぶりを示した。


そんな中、ジュンガル部の逹瓦斉(ダワチ)がまた暴れ出した。
清がドルベト部を移住させるなら朝見しないと言い出し、首領の車凌(チェリン)を追い出せと騒いでいるという。
ジュンガルとドルベトは長い紛争の歴史があった。
襲われたドルベト部は家畜や女子供まで略奪され、やむなく車凌は部族を率いて故郷を離れ、清に保護を求めている。
ジュンガル部は内紛が続き逹瓦斉も好戦的、他の蒙古各部も清に帰順の意を示しているのはジュンガル部への不満の表れだろう。
弘暦は逹瓦斉に構わず車凌を親王に封じると決め、第4皇子・永珹(エイセイ)に出迎えの準備を任せ、第5皇子・永琪(エイキ)には兄を手伝うよう命じた。

永珹が皇帝から重用される一方、永璋は自分だけが蚊帳の外だと不満を募らせた。
嫡子の永璂(エイキ)が幼いことから、このまま有能な永珹が皇太子となれば自分は冷遇される。
蘇緑筠は自分の無力さを嘆くが、何の手立てもなかった。
すると第6皇子・永瑢(エイヨウ)が現れ、嬉しそうに皇帝から絵を褒められたと報告する。
「よその息子は皇上に重用されて、私の息子は皇上に絵を褒められるだけ…」
「私の絵は下手ですか?」
「違うわ、上手よ」



永琪は皇帝の決定に懸念があった。
逹瓦斉を無視して車凌を歓待すれば叔母である恒娖(コウサク)の立場がない。
その話を聞いた永珹が皇帝に報告、永琪は皇帝の怒りを買うことになった。
永琪は1刻ほど跪いて反省するよう命じられ、この件から外されてしまう。
しかしこの一件は思いがけず皇太后を喜ばせた。
誰もが皇帝に従い自分の娘を思いやらない中、まさか第5皇子が進言してくれるとは。
「皇后と愉妃は良い子を育てた、皇上に従うだけの永珹よりよほど優れておる」

李玉は殿前でひざまずいている第5皇子に外套をかけた。
「秋の夜風は冷えますので…」
「私の世話を焼けば巻き添えを食うぞ」
「心配はご無用です、皇上は国事に対する意見より、兄弟を陰で批判する者を嫌います
 皇上の前で5阿哥を批判した方がおり、その方への憂慮の方が深いご様子…」
すると李玉は1刻を過ぎたので戻るよう促した。

第4皇子が頭角を現し、宮中ではまことしやかに第4皇子が帝位を継ぐと噂されていた。
啓祥(ケイショウ)宮に集った慶(ケイ)嬪・陸沐萍(リクボクヘイ)、禧常在(キジョウザイ)・西林覚羅(シリンギョロ)氏、恭(キョウ)常在・林(リン)氏も口を揃え、第4皇子が皇太子になれば嘉(カ)貴妃も安泰だともてはやす。

しかも皇帝が皇陵参拝に第4皇子だけを同行させたことが金玉妍(キンギョクケン)に拍車をかけた。
皇太子への位まであと少し、そこで金玉妍は玉(ギョク)氏から届く献上品を大臣やその家族の進物に、皇后へは両広(リョウコウ)総督から贈られた金の首飾りを献上して根回しする。
皇太后はそんな動きを警戒し、あらかじめ如懿に分をわきまえぬ者がいれば後宮の主として処罰するよう助言していた。

如懿の期待通り永璋の福晋が懐妊した。
皇后から口添えを頼まれた李玉は早速、皇帝に7年ぶりに孫ができると報告する。
「先帝が純貴妃のことを″子を産み育てる相だ″と仰せでした、まさしく皇室の子孫繁栄に貢献を」
その頃、蘇緑筠は翊坤宮にいた。
しかし孫の誕生を喜ぶどころか冷遇されている永璋が不憫でならない。
そこへ李玉がやって来た。
蘇緑筠はてっきり永璋が皇上に叱責されている報告だと思ったが、驚いたことに皇帝が今夜は鍾粋(ショウスイ)宮へお渡りだという。
「何とぞお支度を…皇上は孫が増えるのも純貴妃のおかげだと仰せでした」
そこで如懿はお祝いとして嘉貴妃からもらった首飾りを蘇緑筠に贈った。

弘暦は鍾粋宮へ向かう途中、偶然、参内した福晋たちに出くわした。
拝跪した福晋たちはまず嘉貴妃に会い、これから皇后に挨拶に行くところだという。
弘暦は福晋たちには何も言わなかったが、皇后より先に嘉貴妃に会いに行ったことが引っかかった。
太監・進忠(シンチュウ)は重用される皇子の母ゆえ、一目置かれたのではと進言したが…。

鍾粋宮では純貴妃が皇后から贈られたという金の首飾りをかけていた。
弘暦は鳳凰と牡丹は皇后に許された文様だと指摘、下賜品でも使用は控えるよう命じる。
驚いた蘇緑筠はすぐ謝罪し、嘉貴妃から皇后への献上品だと教えた。
すると李玉が確かに両広総督からの献上品にその首飾りがあったと報告する。
「今も宝物庫に保管してあるはず、皇上は誰にも下賜していないのに、なぜ嘉貴妃が?」
「…きっと対なのです、1つは皇上に献上し、もう1つは私的に嘉貴妃へ…」
蘇緑筠の指摘は弘暦の疑心を深めていった。

永琪が翊坤宮へ向かう途中、偶然、ほろ酔いで帰って来た4兄と出くわした。
実は永珹は皇帝の唯一の弟である和親王の酒席に呼ばれて酔ってしまったという。
永琪はそんな浮かれ気分の4兄を見送り、久しぶりに翊坤宮へ顔を出した。
如懿は皇帝に疎まれても永琪が変わらず落ち着いていることに安堵する。
すると永琪は義母の助言通り四兄が得意になっても出しゃばらず、目の敵にならないよう書物の編纂(ヘンサン)に勤しんでいると話した。
そこでまだ途中ではあったが、蕉桐賸稿(ショウトウショウコウ)を見てもらうことにする。
如懿は平常心を保てば必ず機会が訪れると励まし、早速、書物に目を通した。

養心殿になかなか永珹が現れなかった。
李玉の話では和親王の誕生祝いの酒席で酔ってしまい、休んでいるという。
「昼から飲酒とはけしからん」
苛立ちを隠せない弘暦だったが、李玉から叔父・諴(カン)親王の福晋がお目通りを願っていると聞いた。

福晋は皇帝に謁見すると、今日は皇后に拝謁したと伝えた。
実はその次に嘉貴妃を訪ねたところお礼をもらったが、過分な品のため不安になったという。
福晋が皇帝に返したのは玉氏の黄玉1箱、他にも嘉貴妃は絹織物20疋(ヒキ)を贈っていた。
「確かに手厚い、かなり気前が良いな…頼み事をされたのでは?」
「皇上、ご明察です、嘉貴妃は″4阿哥を皇太子に″と王爺から皇上に進言して欲しいと…
 私は恐ろしくなり、皇上にご報告に参った次第です」
弘暦は福晋の忠誠心に対する褒美として、この品を改めて親王府に送ることにする。
「で手厚い贈り物は他の者にも?」
「嘉貴妃は大臣らの妻にも進物を、朝廷で4阿哥の後ろ盾になって欲しいと…」

珂里葉特(ケリエテ)扎斉(ジャチ)が叔母の海蘭に会いに来た。
海蘭はせびられても妃とはいえ冷遇されている身、わずかな手当てしかないと告げる。
しかし扎斉は叔母が皇后と仲が良いと聞き付け、おこぼれをと食い下がった。
海蘭は皇后を煩わせるなと憤慨し、博打などしなければ十分な額を渡していると言って追い返す。
すると母を心配した永琪が待っていた。
「厄介ですね、お金がなくなると母上にたかりに来る
 どうせ賭け事で すってしまうのに」
「頭痛の種だけど、どの家にも厄介な親戚はいるものよ…」
海蘭はこのことは皇后に言わないよう釘を刺した。

扎斉は仕方なく客殿を出た。
「実の叔母なのに結局これっぽっちかよ~俺の父親の恩も忘れやがって~」
その悪態をつく姿を偶然、衛嬿婉が見かけた。
「誰のご親戚?あの態度、まるで私の弟みたい」
「愉妃の甥御だとか、賭けで負けては金の無心に…」
嬿婉は侍女・春嬋(シュンセン)から良いことを聞いた。

つづく

( ತ _ತ)よりによって嬿婉に弱みを握られるとは…ぐぐぐ





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最終更新日  2019.12.17 12:45:10
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