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第62話「赤い衣の公主」

乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は第8皇子・永璇(エイセン)の怪我の具合を見るため擷芳殿(ケツホウデン)にいた。
永璇は母と乳母の介助で歩いてみることにしたが、脚に力が入らず、自力での歩行は難しい。
包(ホウ)侍医は侍医院で総力を尽くしたものの、以前のように歩くことはこの先も困難だと宣告した。
嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は第5皇子・永琪(エイキ)の仕業だと癇癪を起こしたが、弘暦はあくまで不慮の事故だと言い聞かせる。
すると金玉妍は第11皇子・永瑆(エイセイ)はまだ幼く、永璇はたった9歳で脚が不自由になり、第4皇子・永珹(エイセイ)に至っては年頃になっても縁談を断られ続けていると泣きついた。
「皇上、お願いです、永珹に良き伴侶をお選びください
 この先、私が死んでも良き兄嫁がいれば、弟たちも安心です」


第8皇子の落馬騒ぎで嘉貴妃の愛犬・富貴児(フキジ)は行方知れずになっていた。
侍女・麗心(レイシン)が探し回っていたが、息子に付き添っている金玉妍は犬のことまで気が回らない。
しかし間もなく上巳(ジョウシ)節、各宮の后妃が褒美の支度をしていると聞いた金玉妍は、布地でも用意しろと投げやりに命じてしまう。

嘉貴妃の失脚で慶嬪(ケイヒン)・陸沐萍(リクボクヘイ)は身の振り方に困っていた。
すると炩妃(レイヒ)・衛嬿婉(エイエンエン)が嘉貴妃からもらった布地で皇后の子供に贈り物を作ってはどうかと助言する。
そこで器用な陸沐萍は皇子と公主に衣を作り、皇后を喜ばせることに成功した。
「美しく装うなら″男は赤、女は緑″と申します
 ちょうど赤と緑の布を嘉貴妃から頂いたので、12阿哥と5公主に衣を作りました」
すると烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は御花園に行く時、早速、着せると言った。
嬿婉は第12皇子には赤が似合うと念を押しておいたが…。

如懿は永璂(エイキ)に赤い衣、璟兕(ケイジ)に緑の衣を着せることにした。


早いもので第12皇子は4歳、第5公主は3歳になった。
2人は1つしか違わないことから身長もほぼ同じで、乳母はどちらでも着られると進言する。
如懿は選り好みをする歳になったのかと目を細め、好きな色を着ても良いと認めた。

金玉妍は御花園で永璇に歩く訓練をさせていた。
すると築山の前でちょうど皇后が子供たちを遊ばせながら、穎嬪(エイヒン)・巴林(バリン)湄若(ビジャク)と談笑している。

その時、突然、犬が現れたかと思うと璟兕に飛びかかり、皇后たちの悲鳴が響き渡る。

身重の巴林湄若も驚いて腹痛に襲われ、御花園は大混乱となった。
金玉妍は遠目から何事かと見ていたが、思いがけず自分の番犬の姿に気づき動揺を隠せない。
「富貴児(フキジ)?なぜ富貴児が…?」

璟兕は犬に襲われた衝撃で気を失い、寝宮に運ばれた時にはすでに虫の息だった。
知らせを受けた弘暦が急いで駆けつけると、ちょうど太監・三宝(サンポウ)が公主を襲ったのは嘉貴妃の犬だったと報告する。
犬はすでに死んでおり、嘉貴妃が皇帝に拝謁を求めているという。

弘暦は嘉貴妃の顔をいきなり引っぱたき、飼い犬に幼子を襲わせたのかと責め立てた。
金玉妍は無実を訴え、第5皇子への恨みから、あろうことか企みを持つのは皇后だと反論、火に油を注いでしまう。
そこで黒幕である衛嬿婉が口火を切った。
「皇上、富貴児は嘉貴妃の命令なら何でも聞くとか…」
「(ヒィッ)皇上、よくお考えを、皇后娘娘のお子を害する気なら阿哥を襲わせるはず
 なぜ12阿哥ではなく公主を襲わせる必要が?!」
「5公主は心臓がお悪い、以前、犬の鳴き声で発作を…嘉貴妃もご存知のはず」
確かに嬿婉にとって公主が襲われたのは予定外だった。
しかしどちらにしても金玉妍を追い込むまたとない好機であることに変わりない。
すると愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)がふと気付いた。
「皇上、富貴児はよく吠える犬ですが、人を襲ったことはない
 でも今日は公主めがけて突進してきたとか…私の推察ですが、公主の赤い衣が原因では?」
「(はっ)公主の衣から確かに独特の香りがしました、嘉貴妃が常用する玉氏の香水に似ています」
恪嬪(カクヒン)・拝爾果斯(バイルガス)氏はそう指摘し、犬はあの香りに刺激されて公主を襲ったのだと進言した。
純(ジュン)貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)も同意し、あの衣は慶嬪からの贈り物だと報告する。
慌てた陸沐萍は嘉貴妃からもらった布だったと弁明、布に染み込んでいた香りは自分と無関係だと訴えた。
「皇上、慶嬪に布を贈りましたが、使い道までは知りません!なぜ香りがついたのかも…」
金玉妍は涙ながらに釈明したが、もはや庇ってくれる姉妹はいない。
「でもあの犬は嘉貴妃が飼っていた…」
嬿婉のだめ押しで弘暦は金玉妍の企みだったと断定し、啓祥(ケイショウ)宮にて禁足、皇子たちとの面会も禁じた。
「連行だ!失せろ!金輪際、会わぬ!」
金玉妍は引きずり出されて行ったが、その時、第5公主の幼い命も尽きてしまう。


乾隆20年、皇五女璟兕逝去、後に固倫和宜(コリンワギ)公主に追封された。
この騒ぎで巴林湄若も流産、公主だったという。
その夜、海蘭は養心殿に皇帝を訪ね、気を失った如懿がまだ目を覚まさないと報告した。
「皇上、これは嘉貴妃の仕業です、公主を2人も害すとは許せません!
 玉氏の者でも厳罰に処すべきです!」
「情けはかけぬ…
 貴妃を剥奪して答応(トウオウ)に格下げする、側仕えの奴婢も1人残らず宮中から追放する
 さらに毎日、鞭打ちの刑を科す」
すると海蘭は慶嬪も関わっているはずだと指摘した。
こうして衛嬿婉に利用された陸沐萍まで貴人(キジン)に降格、安華(アンカ)殿にて禁足となり、沙汰があるまで写経を命じられてしまう。

ようやく意識が戻った如懿だったが、娘を失った衝撃は計り知れなかった。
「どうして璟兕なの?まだ3つよ?殺したいなら私を殺せばいい…なぜこの子なの?」
如懿は娘の小さな衣やおもちゃを広げたまま、いつまでもぼんやりしていた。


連勝続きだった清軍はジュンガルに到達して急にこう着状態になった。
逹瓦斉(ダワチ)は徹底抗戦の構え、敵軍に迫るも恒娖(コウサク)がいるためむやみに攻撃できないという。
そして5月、2人の公主が亡くなって1ヶ月が経った。
宮中では年明けから悲しいことが続き、未だ戦も終わらないことから、皇太后は鬱々とした気分で過ごしている。
一方、禁足の金玉妍は毎日、鞭で打たれていたが、それでも自分は無実だと訴え続けていた。
「公主を殺したのは私じゃないわっ!」
しかし金玉妍が処刑されないのはそれが理由ではなく、玉氏が清軍に兵糧を援助し、共にジュンガルと戦っているからだった。

固倫和宜公主の三十五日忌、如懿は法要のため身支度を整えた。
すると養心殿の太監・李玉(リギョク)と御前侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)が現れ、第5公主の法要に参列する許しをもらったという。
ただし皇帝はジュンガルから急報が届き、手が離せないと伝えた。

その頃、衛嬿婉は早速、養心殿に駆けつけ、悲しんでいる皇帝に寄り添いたいと申し出た。
しかし不機嫌そうな皇帝に追い返されてしまう。
仕方なく養心殿をあとにした衛嬿婉、すると道すがら侍女・瀾翠(ランスイ)から面白い話を聞いた。
実は先日、坤寧(コンネイ)宮の侍衛・趙九宵(チョウキュウショウ)と会ったところ、凌雲徹から″第8皇子の落馬には不審な点がある″と聞いたという。
ただ趙九宵も針を見つけたという話だけで、それ以外は何も知らなかった。
嬿婉は進忠(シンチュウ)の話では凌雲徹が針の件を皇帝に報告していないはずだと気づき、念のため太監・王蟾(オウセン)に用心させるよう命じておく。
すると侍女・春嬋(シュンセン)は凌雲徹なら主人への情があるため、何か気づいても黙っているはずだと言った。
「やはり今も私を想っているのね…」
「凌侍衛は宮中のお役目に勤しみ、帰宅する暇もないとか…夫婦仲は良くないようです
 主儿を忘れられぬからでは?」
「(うふっ)」
しかしすぐにそれが大きな勘違いだったと気づくことになる…。

衛嬿婉たちは偶然、公主の法要を終えた皇后たちの一行を見かけた。
するとちょうど養心殿へ戻る李玉と凌雲徹が皇后に挨拶している。
如懿は参列してくれたことを感謝し、早く休むよう伝えて別れた。
その時、うつむいた如懿の髪から白い花飾りが落ちる。
凌雲徹は思わすその小さな花を拾い上げたが、海蘭が気づいて警戒した。
「法要は終わった、花は用済みよ、私にちょうだい、片付けておくわ」
「…はい」
凌雲徹は名残惜しそうに返したが、その表情を嬿婉だけは見逃さなかった。
皇后が落とした花を拾い、切ない眼差しで見つめていた凌雲徹…。
嬿婉はついに気付いた。
凌雲徹が想っているのは自分ではなく宿敵である皇后だと…。
第8皇子の件で自分をかばったのではない、ただ自分を疑っていないだけだ。
あの日、馬場には第5皇子がいた。
嬿婉はようやく凌雲徹が第5皇子の義母である皇后のために証拠を隠したと分かった。
「私のためじゃない…」


如懿が翊坤宮に戻ると弘暦が待っていた。
実は法要に出られなかったのは忙しいだけでなく、向き合えないのだという。
「ルーイー、璟兕のことを思うと胸が張り裂けそうだ…」
すると弘暦は金鎖を出し、璟兕の長寿と無病息災の願いを込めて先日、内務府に作らせたところだったと教える。
「だが完成を待たずに璟兕は逝った…一歩、遅かった…」
如懿は弘暦の震える肩を抱くと、ようやく2人で娘を失った悲しみを分かち合った。

ジュンガルから急報が届いた。
バリン部の兵と清軍が玉氏の援助を得て逹瓦斉を兵糧攻め、敵兵は続々と投降しているという。
さらに清軍の奇襲で逹瓦斉の部下は大混乱になり、兵も散り散りになっていた。
逹瓦斉は逃亡したものの夜明け前に生け捕りになり、恒娖も無事だという。
弘暦はこれで皇太后に申し訳が立つと安堵したが、話はそれで終わらなかった。
「…恒娖長公主は身重なのです、それゆえ逹瓦斉も気遣いを」

弘暦は妹のため逹瓦斉に恩賞を与え親王とし、家族を都へ住まわせ北には帰さないことにした。
皇太后にはジュンガル平定の記念に徽号(キゴウ)を贈り、祝意を表す。
しかし恒娖が逆賊の子を身ごもっていると知った皇太后は愕然となった。
「なぜだ…罪の子だ…前世の因果か!」

逹瓦斉たちが都へ到着、皇太后は慈寧宮で恒娖と20年振りの再会を果たした。

しかし逹瓦斉は都の暮らしになじめず、昼夜問わず酒浸りになってしまう。
屋敷に叔母を訪ねた永琪は心配して父に報告した。
実は弘暦も逹瓦斉が酔って屋敷を荒らすと知り、皇太后の提案通り恒娖を慈寧宮に住まわすことを認めたという。
「妹に対して申し訳ない思いもある…」
「叔母上はすでに皇宮に?父上、会いに行かれてはどうですか?」

弘暦は永琪に背中を押され、慈寧宮に向かった。
すると偶然、宮門から恒娖が出てくる。
弘暦は慌てて輿を降りると、恒娖はその場にひざまずいた。
「兄妹の間で拝礼は無用だ」
「いいえ、妹である前に臣下です、不敬は許されません」

つづく


(˘•ε•˘)富貴児は悪くないのにーっ!きっと嬿婉の指示で誰かが始末したのよね?
めちゃくちゃ嫌いだわ(←そこかw





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最終更新日  2020.01.12 15:24:33
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