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2020.01.13
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第66話「深い溝」

皇后・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は第13皇子を亡くし、失意の底にいた。
そんな時、御前自衛・凌雲徹(リョウウンテツ)が第12皇子・永璂(エイキ)を送り届けるため翊坤宮に現れる。
如懿はその機に凌雲徹を引き止め、辛い胸の内を明かした。
「田(デン)氏は死んだけど、ずっと不安でたまらないの…もし時間があればこの件を調べて欲しい
 難しいとは思う、証人は死んでしまったし、下手をすればあなたの出世を妨げるかも…」
「娘娘、ご心配なく、娘娘のために全力を尽くします」
凌雲徹の力強い言葉を聞いた如懿はこらえきれず、しゃくり上げて泣いてしまう。

 もしこの件の真相がはっきりすれば…永璟も黄泉の国で安らかに眠れると思うの…」

凌雲徹はこれまで皇后の幸せを陰ながら見守って来たが、愛しい人の悲嘆に暮れる姿は見るに忍びなかった。
「…冷宮で出会った頃はお互いどん底でしたね、支え合うことしかできませんでした」
すると如懿は昔を懐かしみ、かすかに口角を上げる。
「私にできることならどんなことでも、命をかけて力を尽くします、ご心配なく」
「この宮中で頼れる人は少ない…頼み事ができるのはあなたとハイランだけよ…ありがとう」
「遠慮は無用です」
如懿の信頼は凌雲徹にとって何よりも代えがたいものだった。
そこへ皇太后の使いがやって来る。
何でも皇太后が皇后と第12皇子を呼んでいるというのだ。

皇太后は永璂のため菓子を用意して待っていた。

(๑ •·̫•)<多謝皇瑪嬤~ぺこり
すると皇太后は永璂に侍女·福珈(フクカ)と遊んでくるよう促し、沈んでいる如懿に助言した。
本来なら皇帝こそ悲しみを最も慰め合える相手のはずだが、互いを避けていては苦しみを深めるだけだという。
しかも如懿は妃嬪の集まりを月3回に減らしていた。
今や賑わうのは永寿宮で、皇后の翊坤宮は寂しい限りだ。

皇太后は同じ母として如懿の悲しみに寄り添いながら、皇帝が健在ならば次が生まれると励まし、如懿から歩み寄るよう諭した。
「皇帝に会いに行きなさい」

凌雲徹は屋敷に戻っても書斎でひとりで寝ていた。
すると夫のうなされる声に気づき、茂倩(モセイ)が様子を見に来る。
「どうか悲しまないで…お願いです…泣かないで…お願いです…悲しまないで…」

永寿宮の侍女・瀾翠(ランスイ)は凌雲徹の旧友・趙九宵(チョウキュウショウ)からまた新しい情報を手に入れた。
実は凌雲徹が最近、良く城外へ出かけるが、どうやら皇后の使いだという。
その頃、凌雲徹は自害した産婆・田氏の息子・田俊(デンシュン)の居場所を突き止めていた。
田俊は母からもらった500両もの銀票を持って身を隠していたが、とても産婆が稼げる金額ではないと恐ろしくなったという。
「お袋が言ってました、愉妃(ユヒ)の手伝いをしたと、それに身の危険を感じるとも…」
「愉妃だと?!」

炩(レイ)妃・衛嬿婉(エイエンエン)は凌雲徹が田俊を探し当てたと知っても気にしなかった。
実は田氏にはあらかじめ息子の前で″愉妃を手伝った″と言うよう命じてある。
しかも愉妃と仲の悪い甥・扎斉(ジャチ)を利用し、田氏には扎斉の銀票を渡していた。
「皇后の調べが進めば面白くなるわね…」
そこで嬿婉は侍女・春嬋(シュンセン)に″扎斉の出番だ″と母に連絡するよう命じた。

凌雲徹は翊坤宮を訪ね、人払いしてから田氏の周辺を調べたと報告した。
実は息子の田俊が多額の銀票を所持していたが、出所は珂里葉特(ケリエテ)扎斉という者だという。
「この扎斉は…愉妃の甥御です」
如懿は何かの間違いだと目を丸くした。
しかし田俊の証言によれば、愉妃の命令で田氏は第13皇子を殺めたのだという。
如懿も容珮も到底、信じられず、何より動機がないと否定した。
すると凌雲徹は扎斉が常々、周囲の者に″皇后に嫡子がいては第5皇子が皇太子になれない″と言っていたと伝える。
「これが事実なら、愉妃には動機があると言えます」

その頃、延禧(エンキ)宮が突然、侍衛たちに包囲されていた。
報告を受けた海蘭は何事かと門を開けると、養心殿の太監・進忠(シンチュウ)が立っている。
「愉妃娘娘に皇上の命にてお尋ねしたことが…
 皇后娘娘のお産の時に第13皇子を殺すよう指図しましたね?
 ご存知でしょうが産婆・田氏の一人息子・田俊が死にました、下手人は愉妃の甥御の扎斉です」

延禧宮の騒ぎはすぐ翊坤宮にも届いた。
海蘭が皇帝の命で慎刑司に連行されたというが、凌雲徹はまだ誰にも話していないと釈明し、戸惑う。
「やはり怪しいわ…」
如懿は太監・三宝(サンポウ)にすぐ調べるよう命じた。

進忠は愉妃を慎刑司に連行、そこで貼り付けにされた扎斉と会わせた。
傷だらけの扎斉は叔母の姿に気づき、拷問に耐えきれず叔母の指示だと白状してしまったという。
「俺は無関係だと証言してくれ…でないと殺されちまう…」
すると扎斉は叔母が田氏に赤子を殺させたと改めて訴えた。
「この恥知らずめ!お前とは縁を切る!自分の罪は自分で償うのね!」
呆れた海蘭は甥を見限り、進忠に自分を拷問にかければいいと挑発した。
進忠は不敵な笑みを浮かべ、皇帝の妃である海蘭をあろうことか罪人用の牢へ案内する。
「証人も証拠もあります、あとは自供だけ…いずれは囚人です
 牢に慣れておくのもよろしいかと(ニヤリ」
「…慎刑司に来たのは濡れ衣を晴らすため、何を吐けというのかしら?(フッ」
何らやましいことがない海蘭は堂々と牢に入った。

弘暦が数ヶ月ぶりに翊坤(ヨクコン)宮にやって来た。
はしゃいで知らせに来た侍女とは対照的に、如懿は眉をぴくりとも動かさず、拝跪して出迎える。
弘暦は如懿が痩せたようだと言ったが、如懿は以前と変わらないとそっけなかった。
すると弘暦は机の上に経幡(キョウバン)があることに気づき、話題を変える。
「丁寧な作りだな」
「永璟(エイケイ)の冥福のためです、手は抜けません」
第13皇子の名前が出ると、弘暦は再び悲しみに襲われ黙り込んでしまう。
容珮は侍女たちを連れて下がったが、如懿と弘暦は互いに一言も話さなかった。

容珮がお茶と菓子を献上し、皇帝と皇后の沈黙を破った。
何とか2人の溝を埋める手助けをしたい容珮は、皇帝には梅の花を使う暗香(アンコウ)汁を出す。
これは如懿が得意とする逸品、弘暦は豊かな香りを楽しみ、ずっと如懿の暗香汁を飲みたかったと言った。
皇帝の言葉を聞いた容珮は安心して下がると、弘暦はようやく本心を明かす。
「永璟の早世後、そなたを案じていた、だが一歩が踏み出せなかった
 永璟は田氏に殺されたと思っていたが、まさか田氏の背後に愉妃の指図があったとは…」
弘暦は如懿が凌雲徹に密かに調べさせていると知っていた。
凌雲徹が田俊を見つけたため、発覚を恐れた愉妃が甥に殺せと命じたのだろう。
しかし如懿はどうしても腑に落ちないと訴えた。
弘暦も確かに分をわきまえている愉妃にどんな動機があるのか理解できなかったという。
愉妃は寵愛はもとより栄華や地位、褒美も求めようとはしなかったからだ。
ただし第5皇子・永琪(エイキ)の立場を守るためだとしたら…。
如懿は弘暦の推察に半ば呆れた。
長い付き合いのある海蘭なら自分の子供を殺す機会など幾度もあったはず、何より嫡子への妬みなら永璂を殺すだろう。
「私は愉妃と支え合って生きて来ました、愉妃が黒幕だなど信じません」
「ルーイーや、朕も若い頃は周囲の者を信じていた
 だが父に冷遇され、母は利己的、兄弟が争い、妹は疎遠に…
 朕の妃嬪や子供たちさえ腹黒い考えを持ち、暗殺さえ企む
 …信用など水に映った月に過ぎぬ」
弘暦の苦労を知っている如懿は理解を示したが、扎斉の証言など意味がないことを強調した。
「孝行者なら叔母をかばうはず、でもすぐに″黒幕は叔母だ″と…
 この手の輩は金で釣れば簡単に偽証します、皇上、冤罪にならぬよう徹底的に真相の解明を…」
如懿が拝跪して嘆願すると、弘暦は如懿を立たせてやった。
「案ずるな、永璟のため真相を突き止める…夕餉の時間だ、今宵は翊坤宮で膳を共にしよう」
「…皇上、6公主を失い穎(エイ)妃がお子を欲しがっています、皇上には穎妃のお相手を」
「…さすがは後宮の主だ、頭が下がる」

弘暦が帰ると如懿はただ黙ったまま座っていた。

容珮は皇帝が折れてくれたのに皇后が追い返しては皇帝の体面にも傷がつくと困惑する。
2人の間の溝は第13皇子の早世が原因だと察するが、皇帝の足が遠のいたのも皇子の死を悲しむゆえだろう。
すると如懿がようやく重い口を開いた。
「永璟の死でやっと悟った…皇上は親子の情や夫婦の絆よりも、漠然とした星のお告げを信じている」
この一件は如懿の心に簡単には消せないわだかまりを残すことになった。

収監された海蘭は食事を拒否していた。
食事係の宦官は第5皇子が何度も面会に来ていたと教え、とても心配しているという。
「自白を拒めば更に苦しい思いをすることになりますよ?」
すると海蘭は宦官に皇后に合わせて欲しいと頼んだ。

その日、翊坤宮では妃嬪の集まりがあった。
誰もが愉妃をかばう中、衛嬿婉だけは人の悪意をどう防げば良いのだろうと非難する。
すかさず巴林(バリン)湄若(ビジャク)は愉妃を有罪と決めつけているみたいだと指摘した。
慌てた嬿婉はふとそう思っただけだと取り繕う。
そこへ容珮が駆けつけ、愉妃が皇后との面会を求めていると報告した。
しかし如懿はあえて愉妃には皇子殺しの疑いがあると公言する。
「全て慎刑司に任せてある、私には何もできない」
すると如懿は初産の炩妃に声をかけた。
「母君が来たので安心でしょう?江寧(コウネイ)の絹織物を贈りましょう
 母君に衣を新調して差し上げて」
「皇后娘娘、感謝いたします、先日も母のために献上品の阿膠(アキョウ)を頂きました」
妃嬪たちは皇后の厚遇に思わず顔をしかめた。
位もない炩妃の母親が宮中でかっ歩しているのは周知の事実、後宮の誰もが快く思っていなかった。

衛氏は娘の出世のおかげでこの世の春を満喫していた。

今や都で嬿婉が準備してくれた広い屋敷に息子と2人で住み、侍女までいる。
永寿宮に来れば娘が持っている装飾品を手に入れ、見たこともない香水を振りまいた。
嬿婉は母親の浮かれた言動に眉をひそめたが、衛氏は母親を馬鹿にしているのかと憤慨する。
「この幸運を手にできたのも私のおかげじゃないか?!
 私に孝行するんだね、弟の出世も頼んだよ?」
裏工作を母に任せた手前、嬿婉はあまり強くも出られなかった。

つづく


§ ̄꒳ ̄)b<信用など水に映った月に過ぎぬ〜って誰が上手いこと言えとw
もう皇帝にわだかまりまくりです(笑
それにしても嬿婉ママ、いかにも何かやってくれそうで期待(^ꇴ^)





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最終更新日  2020.01.13 14:36:24
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