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2020.02.21
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第32話「迪化への旅」

呉氏布業の綿布は胡咏梅(コエイバイ)の洋布に到底、太刀打ちできず、周瑩(シュウエイ)は追い込まれていた。
苛立ちから使用人たちの喧嘩にまで乱入、二叔・呉蔚武(ゴイブ)と四叔・呉蔚全(ゴイゼン)から体裁に関わると厳しく叱られてしまう。
そんなある日、周瑩は偶然、張(チョウ)媽と周老四(シュウロウシ)の何気ない会話を耳にした。
呉聘(ゴヘイ)の祖父が商売を始めたのは繁華な場所だったが、徽州(キシュウ)や山西(サンセイ)の商人に勝てず、西の地へ向かったという。
「甘粛(カンシュク)から四川(シセン)、さらには西蔵(チベット)まで手を広げた方なので山にも登ったとか…」
周瑩はこの手があったとひらめいた。
そこで早速、王世均(オウセイキン)に涇陽(ケイヨウ)の洋布の販路を調べるよう指示する。

「300両なら」
「…いいわ」

一方、ミイラ取りがミイラになった杜明礼(トメイレイ)。
胡咏梅の説得に失敗したと聞いた沈四海(シンシカイ)は古月(コゲツ)を打ち壊すと息巻き、すでに陶(トウ)番頭が下請けに根回ししてあると教えた。
しかし杜明礼は古月を潰しても綿花が売れないことに変わりはないと説き伏せ、貝勒(ベイレ)に注文を出してもらうことで手を打ってもらう。

周瑩は王世均のおかげで涇陽の綿布の卸先が瓜(カ)州までだと分かった。
つまりそこから先はまだ洋布が普及していない。
周瑩は叔父たちを呼び、西の迪化(ウイグル)へ綿布を売りに行ってくると伝えた。
呉蔚全(ゴイゼン)は無謀すぎると反対したが、周瑩は迪化には西院の薬材店もあると訴える。
すると呉蔚武(ゴイブ)が実は盛隆全(セイリュウゼン)ならパッとしないので閉めるつもりだったと言った。
確かに迪化で布が売れるという保証はない。


周瑩が迪化へ行くと聞いた周老四が慌てて別院へ駆けつけた。
「行ったら帰れないと言われる道だぞ?玉門(ギョクモン)関を越えればゴビ砂漠だ、道すらない、
 松坪溝(ショウヘイコウ)を越えたら三寿幇(サンジュホウ)の縄張りだ」
「分かってる、でも三寿幇が狙うのは商人の荷よ?人を訪ねるふりをすれば私たちは襲われない」
「あぁ?私たち?」

しかし周老四は命が惜しいと断り、出て行ってしまう。
すると頼もしい春杏(シュンキョウ)が代わりに一緒に行くと申し出た。

周老四は憂さ晴らしに沈星移(シンセイイ)の金で飲み食いしながら、周瑩が迪化へ行くと口を滑らせた。
すると星移は思わぬ盲点だったと気づき、金だけ置いて帰ってしまう。
星移は早速、父に迪化に行くと伝えた。
これしか道がないと言われた沈四海は別の者に任せることにしたが、星移から思わぬ決意を聞く。
「後継ぎの私が家の難を救うのは当然です!」
「…お前もやっと大人になってくれたか…」
星移は父の言葉に感激し、調子に乗ってもう一度だけ隆昇和(リュウショウワ)との合資を考え直すよう進言しておいた。

周瑩は念のため王世均たちに″万が一の時は義母の面倒を頼む″と伝えた。
そしていよいよ出発の朝、いざ出立するという時になって周老四がさっさと馬車に乗り込む。
「四叔?行かないって言ってたのに…@春」
「こういう人なのよ(クス」
こうして周瑩は一族の期待を背負い、春杏と福来(フクライ)を連れて旅に出た。
ところが安呉(アンゴ)鎮を出てしばらくすると、なぜか″二少爺″と呼ぶ声が聞こえてくる。
周瑩は窓から顔を出してみると、驚いたことに沈星移が天石(テンセキ)と天玉(テンギョク)を連れ、馬で駆けてきた。
「偶然だな!どこへ行くんだ?私は迪化に行くんだ~!」
どうやら沈星移も迪化へ綿布を売りに行くらしい。
きまりが悪い周老四はしらばっくれていたが、周瑩は養父の仕業だと分かっていた。

周瑩たちは道すがら酒楼を見つけ、食事にした。
すると店には一足先に到着していた沈星移たちがいる。
沈星移は優雅に酒を飲み、肉を食べ、周瑩を挑発した。
誘われた周老四まで席を移動し、怒った周瑩は黙って外に出て行ってしまう。
その時、急に馬のいななきが聞こえ、星移は慌てて飛び出したが遅かった。
周瑩は星移たちの馬を逃し、高笑いしている。
「歩いて行くのね!」
しかし花吹雪の下に立って勝ち誇る周瑩の笑顔を見た星移は、なぜかそのまま見惚れてしまう。


いよいよ次の谷を越えると三寿幇の縄張りに入る。
周瑩たちは念のため地味な服に着替え、山あいの小さな宿で一夜を過ごすことにした。
店主の話では最近、三寿幇は旅人を襲っていないらしい。
周瑩たちは安堵し、早めに休んで朝一で出発することにしたが…。

一方、周瑩たちが眠りについた頃、ようやく沈星移たちが同じ宿に到着した。
そこで仕返しにまず周瑩たちの馬の干草に下剤を混ぜてから部屋へ入る。
するとその夜、いきなり三寿幇が宿を襲った。

三寿幇は各部屋を回って何か探しているようだった。
周瑩は狙いが商人だと考え、筋書き通り身分を隠せば助かると覚悟を決める。
そこで三寿幇が乗り込んで来ると、周瑩たちは一斉にひざまずいて命乞いした。
周老四は富平(フヘイ)の農民だと嘘をつき、害虫で食い上げてしまい、娘と使用人を連れて親戚を頼る途中だと告げる。
「これで全財産です、どうか命だけはお助けを~」
「気が利くな~(おい!ここにいたぞ!)芝居はもういい、目的はお前たちだ」
仕方なく周瑩は養父に目配せしながらゆっくり立ち上がった。
その瞬間2人で盗賊を蹴り飛ばし、扉を閉めて鍵をかける。
沈星移はその様子を向かいの部屋からこっそり見ていた。

三寿幇が戸を壊している間に周瑩たちは裏の窓から脱出、馬車に乗り込んだ。
沈星移は馬にいたずらしたことを思い出し、急いで助けに向かう。
一方、周瑩たちは馬が急に腹を下して走らなくなり、車を捨てて走り出したが、あっけなく捕まった。
すると待ち伏せしていた沈星移たちが襲撃、救出に駆けつける。
しかしここは三寿幇の縄張り、次々と仲間が現れ、結局、沈星移たちまで捕まる羽目に…。
その様子を運良く逃げられた周老四が物陰から見ていた。

周瑩たちは縛られて馬車に放り込まれた。
周瑩は移動中、春杏のかんざしやボタンを口で取って窓から外へ落とし、目印にしておく。
やがて馬車は三寿幇の根城に到着したようだった。
<水青くして山は遠く~
<流るる水は長し~
暗号が聞こえ門が開くと、呉家東院の寡婦を連れて来たと報告している。
周瑩は本当に自分が目的だと知り、しかもこれで2回目だと驚いた。
「みんな聞いて、東院に銀子がないことは言ってはダメよ
 身代金が払えないと分かれば命の保証はない
 …盗賊との交渉は私がするわ
 侍女と番頭に文を預けると言うから、春杏は沈星移と逃げなさい」
すると沈星移は必ず戻ってくると約束する。
しかし周瑩は春杏を頼んで戻って来るなと命じ、逃げる策ならあると言った。

周瑩たちは威虎堂(イコドウ)にいる頭領・韓三春(カンサンシュン)の前に引っ立てられた。
韓三春はどちらが寡婦か尋ねたが、春杏が周瑩より早く自分だと叫ぶ。
織物工房で間違って呉漪(ゴイ)を連れ去ってしまった韓三春は、確かにあの時、春杏が一緒にいたと思い出した。
春杏は気丈にも何が目的かと迫り、韓三春は少なくとも身代金2万両は出すはずだと皮算用する。
そこへ寡婦を捕らえたと聞いた査坤(サコン)の師兄・牛寿娃(ギュウジュア)が現れた。
牛寿娃は春杏を一目で気に入り、いきなり抱きしめてしまう。
激怒した周瑩は牛寿娃を蹴り飛ばし、無礼を慎めと声を荒げた。
「大当主だろうと貞節を汚された寡婦に東院が銀子を払うと思うの?!」
韓三春は剣を抜いた牛寿娃を抑え込み、怖いもの知らずの女に迫る。
「お前は誰だ?」
「(ハッ!)私の侍女よ!」
「いいえ、私が周瑩よ!」


さてどっち?つづく


(^ꇴ^)でぃえのオウンゴール〜そして頭領の三つ編み〜w
それにしても誰を誘拐するのかくらい把握しとけって話よ(笑





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最終更新日  2020.02.21 14:41:29
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