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2020.03.22
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第53話「残酷な真実」

周瑩(シュウエイ)は急きょホテルを引き払って新しいホテルに移った。
そこで早速、王世均(オウセイキン)を連れて沈星移(シンセイイ)が紹介してくれたクラウディに会いに行くことにする。
あいにくクラウディは接客中だったが、何やら言い争う声が…。
周瑩は先客が沈星移だと気づき、出直すことにした。
しかしふと思い直し、やはり待たせてもらうことにする。
別室に通された周瑩と王世均は沈星移がどうやら生糸を調達できなくなり、もめていると分かった。
「沈少爺が…」


沈星移がクラウディに追い出され、帰って行った。
そこで周瑩はクラウディと面会し、生糸を扱う自分なら力になれると申し出る。
「だが1袋につき310両までしか出せない、それを超えると赤字だ」
「クラウディ先生、その値ではうちも損失が出ますがお受けします
 その代わり10年契約を結び、契約期間はうちだけと生糸の取引を…」
周瑩は今回と同質の生糸の卸値が市価を超えた場合、他の業者への乗り換えを許可するとし、この契約の範囲内なら自分たちだけと取引して欲しいと頼んだ。
何やら考えを巡らせていたクラウディ、するとまずは今回限りの契約を交わし、取引が成功したら10年契約を交わすという。
「ごほごほ…」
王世均はわざとらしく咳をして警告を発したが、周瑩は無視した。
「分かりました、まずは今回限りの契約を…」

クラウディと契約を交わし会社を後にした周瑩、実は呉家で生糸の取り扱いなどなかった。

しかし周瑩は今回、大損しても10年契約できれば損失を補えると言った。
慎重な王世均はクラウディの会社が倒産する可能性もあると警告したが、周瑩はこの街で繁盛している店を見れば問題ないという。
「他に心配事がある?」
「沈少爺への弁解は?」
「…商いを横取りする理由が私にはある、他には?」

すると周瑩は沈星移が案内してくれた香港上海匯豊(ワイホウ)銀行であっさり資金を調達した。
↓ァァァ〜西洋人しかいません@慎重派


王世均は無事にクラウディに2千袋を納めてホテルに戻った。
そこですぐ周瑩に報告したが、実は検品でひと綛(カセ)分の色むらが見つかったという。
しかしクラウディからは何も言われなかった。
「許容範囲だったということ?」
「…それは分かりません」
すると周瑩は急に外套を手にし、出かけてしまう。

クラウディはちょうど積荷を船に運び始めたところだった。
周瑩は色むらのある生糸が混じっていると話し、もう一度、検品したいと頼む。
クラウディは了承したが、ひと綛くらいの不良なら問題ないと言った。
その時、王世均が不良品を見つけ出し、周瑩が確認する。
クラウディは気になるほどではないと言ったが、周瑩は不良品を売れないと頑なに拒んだ。
「私は上質な生糸のみを売りたいのです」
周瑩は袋ごと交換すると決め、王世均に2時間以内に新しい物と交換するよう指示した。
さらに交換となった一袋は無料にすると伝えたが、クラウディは代金なら支払うと申し出るだけでなく、10年契約を結ぶという。
「私は5年間ずっと君のような商人を探していた、ようやく見つけたよ」

周瑩は今夜、契約を祝ってクラウディと食事の約束をした。
するとクラウディが商工会の友人も紹介してくれることになり、周瑩はここで呉家を売り込もうと画策する。
本当なら″彼″の前で着るために新調した衣をまとって…。

周瑩は王世均の助力で西洋人に自分たちがどんな商品でも売買できると思い込ませることに成功した。
しかしふとクラウディが心配して周瑩に尋ねる。
「あれから沈星移がまた私の所へ来て生糸を提供できると言って来た
 だが君と契約したことを理由に断ったよ…とても失望していた
 君たちの友情に亀裂が入らないか?」
「いいんです、私と彼の間に友情などいりませんから…」
そんな中、中国人に対して偏見があるボースマという西洋人がいた。
ラーウィルとビリーは呉家との取り引きを熱望したが、ボースマが中国人は融通が利かず、信用できないと吹き込んで止めている。
クラウディから話を聞いた周瑩は沈星移からダンスが西洋の交流法だと教えてもらったことを思い出し、ボースマをダンスに誘った。
ボースマはワルツまで操る周瑩に脱帽、柔軟な対応に中国への印象も変わる。
「踊りはどこで覚えたんだい?」
「この踊りは昔の友人に教わりました…」

周瑩は上海で商機をつかみ、帰郷することになった。
乗船を待ちながら、王世均は生糸の商談があるため、自分だけ武漢(ブカン)で下船すると告げる。
周瑩はそれが終わったら湖南へ行き、ビリーとボースマの品を確保するよう頼んだ。
すると王世均は値が妥当なら3ヶ月分の生糸と茶葉も確保するという。
そこへ突然、沈星移が現れた。
「少奶奶と2人きりで話がしたい」

沈星移は周瑩に商いを横取りされ、自分はお払い箱になったと言った。
西洋の商人なら他にもいるのに、なぜ周瑩が自分の取引相手を奪ったのか。
「君はなぜ上海に来た?」
「…商いのためよ」
「違う、私に会うためだ…絵を贈った時、君は嬉しそうに笑った
 偶然、電報局で会った時は涙ぐんでたな?そして私と踊っていた時はうっとりした目をしていた!」
「そうよ!認めるわ、確かに心が動いた、でももう冷めたの、軍需品事案の真相を知ったから…」

周瑩は趙白石から届いた文で衝撃の事実を知る。
実は呉家東院を陥れ、義父を死に追いやったのは、誰であろう星移の父・沈四海(シンシカイ)だった。
一度は無罪となった義父を匿名で密告したのは沈四海だという。
しかも沈四海は呉蔚文(ゴイブン)が共謀を拒んだ沈月生(シンゲッセイ)を殺せと指示したと証言していた。
「義父を陥れたのは胡志存(コシソン)だとばかり…
 でも卑劣な手段で呉家東院を陥れ、義父を死に追いやった張本人はあなたの父親だった
 もしあなたが私だとしたら?
 この真相を知っても敵の息子と愛し合い、将来を語り合えるかしら?」
周瑩は星移への想い以上に呉家へ恩があると言った。
何より自分たちの間には祖廟での誓いと身内を殺された恨みという大きな壁がある。
周瑩は星移と今後一切の関わりを断つと宣言、別々の道を進むと決意した。
「ここからが始まりよ、帰ったら父親に伝えて、私が生きているうちにこの敵は必ず討つと…」
突然の別れ話に沈星移はただ呆然としていた。
やがて船は出港し、次第に上海から遠ざかって行く。
星移は甲板に立つ周瑩の背中をずっと見送っていたが、周瑩が振り返ることはなかった。

仕事に追われていた趙白石(チョウハクセキ)がようやく屋敷に戻ってきた。
呉漪(ゴイ)は泥だらけでクタクタになった夫の姿に驚いて慌てて世話を始めたが、そこに周瑩が訪ねてきたと知らせが届く。
すると趙白石は疲れているにも関わらず、着替えもせずに出て行ってしまう。

周瑩は上海から戻った足でそのまま巡撫(ジュンブ)へやって来た。
「…趙大人?その格好は一体…」
「(はっ!)実は漢江が氾濫して処理に追われていた」
すると趙白石は自分が送った文を見て周瑩が駆けつけたと知る。
やはり軍需品案件には裏があった。
沈四海の告発内容は矛盾しているにも関わらず、呉蔚文を断罪する決定打になっている。
佟(トウ)番頭の証言は強要されたもので、胡志存の供述も他の者と矛盾していた。
しかし趙白石は再調査が不可能だと教える。
こんなでたらめな供述でも刑部の役人が証拠として採用したのは、再調査を主導した貝勒(ベイレ)の強い意志があったからだ。
貝勒と言えば涇陽(ケイヨウ)の隆昇和(リュウショウワ)という店を持っている。
周瑩は沈家が隆昇和と合資関係にあると気づき、息子を殺されたと逆恨みしている沈四海が貝勒と手を組んで呉家東院を陥れたのだと気づいた。
引退した家職・楊之渙(ヨウシカン)も言っていた通り、沈家が呉家東院没落後に取り引き先を全て奪い取っていることから、趙白石も合点がいくという。

周瑩は怒り心頭だった。
すると趙白石は貝勒が以前にも増して強い権力を持っているため、今は刃向かう時機ではないという。
しかし周瑩は正義を貫くため、都へ赴き直訴すると息巻いた。
「正義は勝つと信じています!貝勒の影響力なんて関係ない!何が何でも正義を貫くわ!」
「それでも身を滅ぼしたら元も子もないだろう?!」
趙白石は興奮する周瑩をなだめ、いつか必ず呉家東院の潔白を証明すると約束した。
ただし今はその時ではない。
周瑩は仕方なくあきらめて帰ることにしたが、奪われた商いは全て取り返すと言い放った。

(๑•̀ㅂ•́)و✧<海賊ぉ…沈家をぶっ潰す!

六椽(ロクテン)庁の朝議、周瑩は早速、沈家に宣戦布告した。
呉蔚武(ゴイブ)は沈家の後ろに貝勒がいると知って及び腰だが、周瑩は公正な商いをする呉家には手出しできないと自信を見せる。
すると呉蔚全(ゴイゼン)は占いで周瑩が成功すると出たと教え、心配いらないと笑った。
結局、呉蔚武が折れて同意すると、周瑩は早速、王世均に指示を出す。
「すべての顧客に新しい提案を発表して」
(  ̄꒳ ̄)懲りないな~4叔w

その頃、沈四海は沈氏茶葉店にいた。
すると上海にいるはずの沈星移が急に現れる。
「呉家の軍需品事案に関わりが?」
「…何のことだ?」
「父上の役回りですよ…父上が呉家東院を陥れたのですね?
 呉家東院は偽造などしていない」

つづく


( ̄▽ ̄;)だってあの髪型にスーツじゃねえ…
そりゃ西洋人もなかなか信用できませんよ(笑





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最終更新日  2020.03.22 15:34:10
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