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2020.04.07
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第64話「生きる理由」

狼に追われる懐先(カイセン)と周瑩(シュウエイ)。
2人は必死に逃げていたが、足をかまれた周瑩は次第に意識が遠くなり、やがて倒れて坂を転げ落ちてしまう。
「娘!にゃーん!早く起きて!にゃーん!早く!」
懐先は狼が周瑩に近づいてくることに気づき、必死に呼びかけた。

…周瑩の前に呉聘(ゴヘイ)と周老四(シュウロウシ)が現れた
周瑩は呉聘が迎えに来てくれたと喜び、手を伸ばす
『手を貸して』


狼が周瑩に迫っていた。
懐先は周瑩を救うべく坂道を滑り降りると、松明を拾って無我夢中で振り回す。
「にゃん!早く目を覚まして!」
その時、周瑩はようやく気がついた。
「懐先!1人で逃げて!早く!」
「だめだ!娘と逃げるんだ!にゃんが死んだら僕はどうなるの?!」
周瑩はふと思い出した。
あの時、呉聘は男が生まれたら名前は懐先がいいと言った…。
周瑩は目の前にいる子どもこそ懐先なのだと悟り、思わず息子に抱きついて狼から守る。
そこへ2人を探していた韓三春(カンサンシュン)たちが駆けつけ、狼を矢で射抜いた。

王世均は朝儀のため六椽(ロクテン)庁にやって来た。

王世均は思わず涙ぐみ、そんな顔を見られたくなくて慌てて出て行ってしまう。
一方、鄭(テイ)氏も春杏(シュンキョウ)から周瑩の変化を聞いていた。

恐らく周瑩は出て行くのを思い留まったのだろう。
何より懐先が自分を命がけで守ってくれた周瑩を母と認め、跡取りとしての自覚を持ち始めていた。

その頃、郡王の配下になった趙白石(チョウハクセキ)は陝西(センセイ)巡撫(ジュンブ)に返り咲いていた。

しかし機器織布局は副局長が周瑩から楊世祥(ヨウセイショウ)の代になってから顧客が激減、工員も辞め、業績もじり貧になっていた。
趙白石はそんな織布局を杜明礼に任せると決め、これで郡王も安心すると告げる。
杜明礼はやけに物分かりのいい趙白石に戸惑いながらも、ありがたく拝命した。

呉家にも趙白石が巡撫に返り咲いた知らせが届いた。
周瑩は安堵したが、王世均が以外にも副局長が杜明礼だと教える。
一方、西院でも知らせを聞いた呉蔚武(ゴイブ)と陳(チン)氏が娘婿の復職を喜んでいた。
陳氏はこれで呉漪(ゴイ)のことも許してもらえると思ったが、呉蔚武は頑として娘などいないという。
しかしこっそり娘に会っていた陳氏は、呉漪が身重で、もう産み月だと教えた。

周瑩は趙白石が郡王の配下に入ったと知り、巡撫へ駆けつけた。
まさか尊敬していた趙白石が栄華のために正義を捨てるとは…。
しかし趙白石は本意ではないと言った。
「嫌ならやめればいいじゃない?!」
「そなたのためだ!」
趙白石の変節は周瑩を助けるためだった。
郡王の配下には武人や商人は多いが文官は少なく、渡りに船だったのだろう。
郡王は呉家の銀子以外に趙白石を所望したという。
趙白石は敬愛して来た張長清(チョウチョウセイ)も実は郡王や杜明礼と何ら変わりなかったと話し、これまで筋を通してきたつもりが、利用されたていただけだったと嘆いた。
結局、どの派閥にいようと同じ、生き延びたければこだわりを捨てればいいという。
「郡王のために働くのも悪くない…
 劉秉璋(リュウヘイショウ)の罷免、李瀚章(リカンショウ)の弾劾、我が師の失脚まで、全て私の手柄だ」
「何も知らずに、ごめんなさい」
「こんな自分に嫌気が差すが後悔していない、少なくとも大切な人を守ることはできた」
趙白石はむしろ周瑩に怒鳴られてホッとしたという。
かつてのようにがむしゃらで無鉄砲な周瑩が戻って来たからだ。
すると周瑩は中院の玉成(ギョクセイ)を養子に迎えたと報告し、懐先と名付けたと教える。
「母親になったら考え方も急に変わったの
 ずい分と長い間、生きる意欲を失っていたけど、でも懐先がいるから頑張らなきゃ
 あの子と前に進まなきゃね…」
周瑩は再び生きる理由を見つけたようだった。

趙白石は周瑩を見送るため、戸を開けた。
すると中庭にお腹の大きい呉漪の姿がある。
実は趙白石が呉漪に周瑩が来たと知らせていた。
「そなたに話したいことがあるそうだ…」
しかし周瑩は目も合わさず、黙って帰ってしまう。

呉漪を無視して屋敷に戻ったものの、周瑩はどこか後悔していた。
そこで春杏に子供の衣の作り方を教えて欲しいと頼む。
そんなある日、仁寿(ジンジュ)堂に帰って来た呉蔚武はそこで偶然、呉漪と鉢合わせになった。
陳氏は呉漪の心臓が弱っているため、呉(ゴ)先生の診断を受けさせたくて呼んだと説明する。
すると呉先生は血が足りぬまま出産を迎えると難産になると警告した。
驚いた呉蔚武は娘を療養させるため、西院に住むことを認める。
父の許しをもらった呉漪は思わず母に抱きつき、安堵の涙を流した。


こうして呉漪は久しぶりに実家へ戻った。
すると呉漪の寝台に可愛らしい赤子の服が置いてある。
陳氏は周瑩が作ってくれたと教え、春杏の話では幾晩も寝ないで縫ったとか。
また煎じ薬に使う当帰(トウキ)も甘粛(カンシュク)まで人をやり、一番、上等な物を買ってくれたという。
呉漪は思いがけず周瑩の恩情に触れ、安心してお産を迎えることになったが…。

いよいよ呉漪のお産が始まった。
しかし難産で出血が激しく、知らせを聞いた周瑩は慌てて西院へ駆けつける。
庭先で待っていた呉蔚武は残念ながら子供は助からなかったと報告した。
また心臓に負担がかかった呉漪も、もはや手の施しようがないがないという。
周瑩は呉漪の枕元に座って呼びかけると、虫の息となった呉漪がうっすらと目を開けた。
「嫂子…私を許してくれる?本当にごめんなさい」
「いいえ、私が悪いの、意地を張って…」
「昔の私たちに戻れる?」
「もちろん、昔のままよ…」
周瑩は呉漪の手を握りしめた。
すると安心したのか、呉漪は大きく深呼吸して笑みを浮かべる。
「衣をありがとう…お裁縫は下手ね…フッ」
呉漪は再び目を閉じた。
驚いた周瑩が何度か呼びかけると、ふいにまた目を開ける。
「嫂子…趙大人は?婚礼の申し込みにいつ来てくださるかしら?」
「…すぐよ、もう西院の門に着いたわ」
「彼は…本当に私のことが好きだと思う?」
「趙大人も一目であなたを好きになったそうよ…」
「…よかった…うれしい…」
それが呉漪の最期の言葉となった。

趙白石は呉漪の臨終に間に合わなかった。
翌朝、周瑩は葬儀の準備のため趙白石を訪ねたが、趙白石は一番いい支度をしてやる以外に何も思いつかないという。
「生きている間はいい思いをさせてやれなかった…何ひとつ」
「大哥…自分を責めないで、漪妹妹も最期は微笑んで逝ったわ」
すると趙白石は呉漪が自由奔放な周瑩に憧れていたと話し、実は呉聘と周瑩が理想の夫婦だったと教えた。
周瑩も辛い過去など水に流し、もっと早く会いに来るべきだったと悔やむ。
しかし誰が想像しただろうか、呉漪が突然、いなくなると…。
周瑩は過去を取り戻す時間などたくさんあると思い、趙白石もこれからずっと一緒だと信じて疑わなかった。
「人の世は無常ね、過ちは繰り返したくない…過ぎたことは忘れなくては」


その頃、沈家の墓地に1人の男が現れた。
外套を目深にかぶった男は沈星移(シンセイイ)の墓石を見ていたが、すぐに引き返していく…。

つづく


(꒦ິ⌑꒦ີ)漪めいめい〜
管理人は良いことも悪いことも忘れちゃう派
え?ボケてるのかって?違うわ!w ←まさかの1人ノリツッコミ
でも人間って嫌なことほど記憶に残っちゃうのよね〜
これは生物としての機能だから仕方ない…何だそのまとめ( ̄▽ ̄;)





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最終更新日  2020.04.07 08:15:20
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