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2020.04.08
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第65話「愛よもう一度」

光緒(コウショ)帝は国是を定める詔を下した。
…この数年、国中の臣下が時勢を重んじ、富国と改革に努め、朕は近頃多くの詔を発した
…特科を設け、武科制度を改め、兵数を減らし、大小の学堂を設立
…そして諸大臣は無論、王公から庶民に至るまで、各自、意欲的に向上に努めるよう
こうして戊戌(ボジュツ)の変法が推し進められる中、西院の呉沢(ゴタク)が欽差(キンサ)大臣となって帰郷を果たした。
変法を監督するために戻ってきた呉沢は、成果を見届けるまで帰らないつもりだという。
呉家から四品(ホン)の官位を賜る高官が輩出され喜びに沸く周瑩(シュウエイ)たち、しかし呉蔚武(ゴイブ)は出世してすっかり様子が変わった息子に戸惑っていた。



実は今や機器織布局は活気を失い、顧客や職人に探りを入れたところ、呉家が織物工場を作れば必ずくら替えすると断言したという。
関中(カンチュウ)は昔から綿花の産地、涇陽(ケイヨウ)は洋布の商いの拠点、職人や商人たちの期待まであるなら、成功しないわけがない。
しかし江福祺(コウフクキ)が工場の設立には銀30万両が必要だと話し、余剰金は15万両しかないと言った。
周瑩は西洋人の銀行なら工場を抵当にして融資が受けられると教え、未来の工場を担保にするという。
今や銭荘も西洋の銀行のやり方を真似て取引の幅を広げていた。
すると次々と賛同者が手を挙げ、呉蔚全も賛成する。
こうなっては呉蔚武も賛成せざるを得なくなり、工場建設が決まった。

周瑩はまた英国の織物工場の本を見せてもらおうと、久しぶりに英国人宣教師・ジョゼフを訪ねた。
するとジョセフは2日後に帰国すると教える。
そこで周瑩はジョセフから本と世界地図を譲ってもらうと、若くして亡くなった夫にこの地図を見せたかったと漏らした。
ジョセフは自分の薬の効果がなかったのかと驚いたが、周瑩は薬の効果はてき面だったと教える。

「ヒ素か…私が薬を飲ませてやれたら命を救えたかも…」
「無駄よ、鼻や口から血を流して一瞬で息絶えたから」
「血を流した?いやいや、そんなはずはない、ヒ素は呼吸器系を侵して死に至る
 血を流して亡くなったのなら胃腸が傷つけられたのだろう、ヒ素ではない」

驚いた周瑩は屋敷に戻り、福来(フクライ)に呉聘(ゴヘイ)が死ぬ直前、どこに行ったのか聞いた。

周瑩は呉聘を殺した本当の犯人を知り、巡撫(ジュンブ)の趙白石(チョウハクセキ)を訪ねた。
「呉聘はナツメ餅を食べる前に毒に侵されていたの」
しかし周瑩は母となり、以前のように無謀な行動はしないという。
「英気を養っておくわ、10年後に復習しても遅くはないから」

周瑩が別院に戻ると、ちょうど鄭(テイ)氏が現れた。
懐先(カイセン)が3日も学堂をさぼっていると文が来たという。
驚いた周瑩は懐先の部屋へ駆けつけると、懐先はちょうど宿題していた。

その頃、西院でも学堂をさぼった玉進(ギョクシン)と玉林(ギョクリ)がひざまずいていた。
呉蔚全は激怒し、どちらが言い出したのか追求、すると玉林は咄嗟に懐先だと嘘をついてしまう。

別院に呉蔚全がやって来た。
周瑩は懐先を連れて出て来たが、呉蔚全はいきなり仕置棒で懐先を叩こうとする。
この前の盗みも周瑩が大目に見たことから、厳しくしつけなければ後悔すると訴えた。
驚いた周瑩は必死に懐先をかばい、盗みの件も懐先ではないという。
呉蔚全は仕方なく引き下がることにしたが、甘やかせば将来、子に泣かされると捨て台詞を吐いて帰った。

懐先は自分を信じてくれた母に感謝した。
そこで実は学堂をさぼって別の講義を受けていたと白状する。
実は梁(リョウ)先生のお決まりの講釈に嫌気が差し、玉林たちと別の学堂へ行っていた。
その先生の講義は意外に面白く、1日だけのつもりが結局、3日も続けて通ってしまったという。
「娘、新しい学堂に通ってはダメ?梁先生は良い先生だけど内容が時代遅れなんだ」

周瑩はひとまず懐先と一緒に新しい学堂を見学してみることにした。
正宜(セイギ)学堂では日本留学帰りの康卓文(コウタクブン)が演説しているという。
周瑩は人だかりをかき分けて前に進んだが、そこにいたのは沈星移(シンセイイ)だった。



講義が終わり、学生たちが役所へ向かうと、誰もいなくなった学堂で周瑩と沈星移は固く抱き合った。
まさか沈星移が生きていたとは…。
すると星移は1時後に川のほとりでと伝え、学生たちを追った。
「娘?どうしたの?」
懐先は泣いている母を見て心配する。
「大丈夫よ、うれしいだけ」

周瑩は上海に行く時に作った衣を引っ張り出してめかし込み、甘い再会になると期待した。
しかし沈星移は2人の芸妓たちを呼んだ席で、楽しく酒を飲もうという。
周瑩は何が起こっているのか分からなかった。

沈星移の墓に埋葬されたのは重病の囚人だった。
父が大金を払ったおかげで星移は罪を免れたが、身代わりを立てて死んだことにされ、釈放されたという。
その後、日本に留学して戻らないつもりだったが、祖母が危篤となって郡王から帰国を許されていた。
久しぶりに戻ってみると世間で変法が騒がれ、沈星移は興味が湧いて残ると決めたという。
「奶奶を亡くしたのに、またお前と接触すれば両親が何をしでかすか…
 周瑩、今は幸せだろう?細かいことは気にするな
 お前なら察しがつくだろう?耳障りな話を聞きたいのか?
 私はお前のために犠牲を払って来た、死にも直面したが何とか生きている
 本名は名乗れないが家には帰れるし…頼むからもう解放してくれ」
沈星移は昔のことを蒸し返すなと訴え、無理なら会うのはこれきりだとあしらった。 

周瑩は黄泉で沈星移に会えるよう、これまで早く死にたいと天に祈って来た。
ところがやっと再会できた愛する人はまるで別人のようになっている。
沈星移は今や月を見ながら酒さえ飲めれば幸せだと言った。
すると深く失望した周瑩は怒りが収まらず、卓をひっくり返してしまう。
「永遠に会わない方がよっぽど幸せだったわ!」

周瑩は出て行った。
不本意ながらも周瑩を傷つけた沈星移は芸妓たちを追い返し、日が落ちる頃に虚しくひとりで帰ることにする。
しかし道すがら、突然、周瑩が現れた。
「星移、私を娶ってちょうだい、必ず手に入れると宣言したでしょう?」
あの頃は若すぎて星移の真心が理解できずに拒み続けたが、ようやく星移こそが一番、大切な人なのだと気づいたという。
「星移…愛しているわ」
星移は周瑩を突き放そうとするが、周瑩はあきらめきれず抱きついた。
「もっと早く目覚めるべきだった…駆け落ちすればよかったと…
 生きて再会できたのなら2度と離れたくない
 別人のようでもいいわ、遊び人だって構わない、一緒になりましょう?あなたと添い遂げたいの
 もう一度、機会をちょうだい、やり直しましょう?お願いよ…」
「…ごうら!」
星移は周瑩の腕を振りほどいて怒鳴った。

周瑩は星移が何を言っても出まかせに過ぎないと信用しなかった。
仕方なく星移は心を鬼にして周瑩を愚弄する。
「お前は生娘じゃないだろう?名家の令嬢か?娶れるわけない
 しょせんお前は侍女で寡婦だからな、どこの馬の骨だか分からない女だぞ?」
「…何ですって?」
「思い出せ、お前が沈家に来るなり私は父に打たれ、兄は何者かに殺されたよな?
 お前が呉家に行くと、老爺も少爺も亡くなった…変だと思わないか?
 私は名を変えて生き延びられ幸運だと思っている、まだ私に取り憑くのか?」
「何が…言いたいの?」
「お前は疫病神だ」
すると周瑩は思わず星移を引っ叩いた。
「死んでたらよかったのに…」
「墓に眠ってると思っておけ」
周瑩は逆上して何度も星移の胸を叩きつけると、後悔すると捨て台詞を吐いて帰って行った。


沈星移は周瑩の姿が見えなくなると、その場にへたり込んだ。
ついに周瑩の心を手に入れたが、それに応えることは叶わない…。
一方、周瑩はいつの間にか沈星移の墓にたどり着いていた。

つづく


( ತ _ತ)また謎の交信…w
周瑩…分からないでもないけど…いや〜見てられなかったわ~
それより梅ちゃーん( ๑≧ꇴ≦)





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最終更新日  2020.04.08 15:20:56
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